JPH0452813Y2 - - Google Patents
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- JPH0452813Y2 JPH0452813Y2 JP4380986U JP4380986U JPH0452813Y2 JP H0452813 Y2 JPH0452813 Y2 JP H0452813Y2 JP 4380986 U JP4380986 U JP 4380986U JP 4380986 U JP4380986 U JP 4380986U JP H0452813 Y2 JPH0452813 Y2 JP H0452813Y2
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- Japan
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- coil
- objective lens
- lens
- optical axis
- central axis
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Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案の光学式情報読取装置におけるピツクア
ツプ部のレンズ駆動装置に関する。
ツプ部のレンズ駆動装置に関する。
背景技術
光学式情報読取装置は、記録媒体の情報記録面
に形成された記録トラツクに情報読取用レーザ光
をスポツト光として集束照射し、該情報記録面か
らの反射光の変化を検出して情報の読み取りをな
すものである。そのためには、情報読取用レーザ
光を記録媒体の面反り等に起因する面触れにもか
からわず記録トラツク上に常に集束させる必要が
あることから、レーザ光集束用の対物レンズを情
報記録面に対して直角な方向に微小移動させて焦
点調整(フオーカスサーポ)できるように構成さ
れている。また、記録トラツクの偏心にもかから
わずレーザ光束が記録トラツクを常に正確に追跡
する必要があることから、対物レンズを記録トラ
ツクに対して直交する方向に微小移動せしめる
(トラツキングサーポ)ようにも構成されている。
に形成された記録トラツクに情報読取用レーザ光
をスポツト光として集束照射し、該情報記録面か
らの反射光の変化を検出して情報の読み取りをな
すものである。そのためには、情報読取用レーザ
光を記録媒体の面反り等に起因する面触れにもか
からわず記録トラツク上に常に集束させる必要が
あることから、レーザ光集束用の対物レンズを情
報記録面に対して直角な方向に微小移動させて焦
点調整(フオーカスサーポ)できるように構成さ
れている。また、記録トラツクの偏心にもかから
わずレーザ光束が記録トラツクを常に正確に追跡
する必要があることから、対物レンズを記録トラ
ツクに対して直交する方向に微小移動せしめる
(トラツキングサーポ)ようにも構成されている。
かかる対物レンズの移動のために第4図aに示
されるレンズ駆動装置が既に開発されている。既
開発のレンズ駆動装置においては、第4図aに示
されるように、記録媒体(図示せず)の記録面に
スポツト光を照射せしめるための対物レンズ1は
レンズホルダ2に取り付けられている。レンズホ
ルダ2にはそれ自身を貫通した中空部3が形成さ
れている。中空部3内には1つのフオーカシング
コイル4及び2つのトラツキングコイル5が固定
されている。フオーカシングコイル4はコイル中
心軸が対物レンズ1の光軸と平行となるように固
定され、トラツキングコイル5はコイル中心軸が
対物レンズ1の光軸に対して直角となるようにフ
オーカシングコイル4の外周面に貼着されてい
る。フオーカシングコイル4、トラツキングコイ
ル5及び対物レンズ1が固定されたレンズホルダ
2は、対物レンズ1の光軸方向に対して直角な方
向に伸長した片持梁状の4本の支持部材6の自由
端部に取り付けられている。一方、支持部材6の
固定端部はベース7に固定されている。4本の支
持部材6は可撓性を有している故、レンズホルダ
2は対物レンズ1の光軸方向(矢印F方向)及び
該光軸方向に直角な方向(矢印T方向)に移動自
在となつている。ただし、この移動はベース7に
対してのものである。
されるレンズ駆動装置が既に開発されている。既
開発のレンズ駆動装置においては、第4図aに示
されるように、記録媒体(図示せず)の記録面に
スポツト光を照射せしめるための対物レンズ1は
レンズホルダ2に取り付けられている。レンズホ
ルダ2にはそれ自身を貫通した中空部3が形成さ
れている。中空部3内には1つのフオーカシング
コイル4及び2つのトラツキングコイル5が固定
されている。フオーカシングコイル4はコイル中
心軸が対物レンズ1の光軸と平行となるように固
定され、トラツキングコイル5はコイル中心軸が
対物レンズ1の光軸に対して直角となるようにフ
オーカシングコイル4の外周面に貼着されてい
る。フオーカシングコイル4、トラツキングコイ
ル5及び対物レンズ1が固定されたレンズホルダ
2は、対物レンズ1の光軸方向に対して直角な方
向に伸長した片持梁状の4本の支持部材6の自由
端部に取り付けられている。一方、支持部材6の
固定端部はベース7に固定されている。4本の支
持部材6は可撓性を有している故、レンズホルダ
2は対物レンズ1の光軸方向(矢印F方向)及び
該光軸方向に直角な方向(矢印T方向)に移動自
在となつている。ただし、この移動はベース7に
対してのものである。
このようにベース7に対して二方向に移動自在
に支持されたレンズホルダ2の中空部3内には、
そこに固定されたフオーカシングコイル4及びト
ラツキングコイル5と鎖交する磁束を生ずるマグ
ネツト8及びヨーク9が挿入されている。マグネ
ツト8及び好ましくは強磁性体から形成されたヨ
ーク9により磁気回路が構成されており、該磁気
回路には平行磁束を生ずる単一の磁気ギヤツプ1
0が設けられている。マグネツト8及びヨーク9
は磁気ギヤツプ10内にフオーカシングコイル4
及びトラツキングコイル5の一部が作用辺4a及
び5aとして位置するようにレンズホルダ2の中
空部3内に挿入されているのである。ここで言う
作用辺4a及び5aとは、フオーカシングコイル
4及びトラツキングコイル5に電流を供給した場
合に、平行磁束の存する磁気ギヤツプ10内でそ
れぞれ矢印F及びT方向の電磁力が作用する各コ
イル4,5の一部分を意味している。上述の如く
に中空部3内に挿入されたマグネツト8及びヨー
ク9はベース7に固定された固定部材(図示せ
ず)に取り付けられている。
に支持されたレンズホルダ2の中空部3内には、
そこに固定されたフオーカシングコイル4及びト
ラツキングコイル5と鎖交する磁束を生ずるマグ
ネツト8及びヨーク9が挿入されている。マグネ
ツト8及び好ましくは強磁性体から形成されたヨ
ーク9により磁気回路が構成されており、該磁気
回路には平行磁束を生ずる単一の磁気ギヤツプ1
0が設けられている。マグネツト8及びヨーク9
は磁気ギヤツプ10内にフオーカシングコイル4
及びトラツキングコイル5の一部が作用辺4a及
び5aとして位置するようにレンズホルダ2の中
空部3内に挿入されているのである。ここで言う
作用辺4a及び5aとは、フオーカシングコイル
4及びトラツキングコイル5に電流を供給した場
合に、平行磁束の存する磁気ギヤツプ10内でそ
れぞれ矢印F及びT方向の電磁力が作用する各コ
イル4,5の一部分を意味している。上述の如く
に中空部3内に挿入されたマグネツト8及びヨー
ク9はベース7に固定された固定部材(図示せ
ず)に取り付けられている。
上述した如くに構成されたレンズ駆動装置にお
いては、フオーカシングコイル4に電流を供給す
ることにより対物レンズ1をレンズホルダ2と共
に矢印F方向に駆動でき、トラツキングコイル5
に電流を供給することにより対物レンズ1をレン
ズホルダ2と共に矢印T方向に駆動することが出
来るのである。しかし乍ら、上述のレンズ駆動装
置においては、対物レンズ1、フオーカシングコ
イル4、トラツキングコイル5及びレンズホルダ
2からなる可動部の重心にフオーカシングコイル
4の作用辺4aに作用する電磁力の作用中心点
C4を一致させると、トラツキングコイル5の作
用辺5aに作用する電磁力の作用中心点C5と該
重心との間にずれが生じてしまう。このことは第
4図bに示すフオーカシングコイル4及びトラツ
キングコイル5の断面から容易に理解されよう。
逆に、トラツキングコイル5の作用辺5aに作用
する電磁力の作用中心点C5を該重心に一致させ
ると、フオーカシングコイル4の作用辺4aに作
用する電磁力の作用中心点C4と該重心との間に
ずれが生じてしまう。つまり、各コイルの作用辺
4a及び5aに作用する電磁力の作用中心点C4
及びC5のいずれか一方の該重心との間には必ず
ずれが生じてしまうのである。このずれの為に、
該可動部には該電磁力による回転モーメントが働
くことになり、該可動部は不必要な揺動を強いら
れるのである。この可動部の揺動は対物レンズ1
の光軸を揺動させてしまうなど、正確な情報読み
取りを維持する上で好ましくなかつた。特に、該
電磁力がある特定の周期で作用した場合には、該
揺動が増長され、その結果として、情報読み取り
精度の低下を招来するものであつた。
いては、フオーカシングコイル4に電流を供給す
ることにより対物レンズ1をレンズホルダ2と共
に矢印F方向に駆動でき、トラツキングコイル5
に電流を供給することにより対物レンズ1をレン
ズホルダ2と共に矢印T方向に駆動することが出
来るのである。しかし乍ら、上述のレンズ駆動装
置においては、対物レンズ1、フオーカシングコ
イル4、トラツキングコイル5及びレンズホルダ
2からなる可動部の重心にフオーカシングコイル
4の作用辺4aに作用する電磁力の作用中心点
C4を一致させると、トラツキングコイル5の作
用辺5aに作用する電磁力の作用中心点C5と該
重心との間にずれが生じてしまう。このことは第
4図bに示すフオーカシングコイル4及びトラツ
キングコイル5の断面から容易に理解されよう。
逆に、トラツキングコイル5の作用辺5aに作用
する電磁力の作用中心点C5を該重心に一致させ
ると、フオーカシングコイル4の作用辺4aに作
用する電磁力の作用中心点C4と該重心との間に
ずれが生じてしまう。つまり、各コイルの作用辺
4a及び5aに作用する電磁力の作用中心点C4
及びC5のいずれか一方の該重心との間には必ず
ずれが生じてしまうのである。このずれの為に、
該可動部には該電磁力による回転モーメントが働
くことになり、該可動部は不必要な揺動を強いら
れるのである。この可動部の揺動は対物レンズ1
の光軸を揺動させてしまうなど、正確な情報読み
取りを維持する上で好ましくなかつた。特に、該
電磁力がある特定の周期で作用した場合には、該
揺動が増長され、その結果として、情報読み取り
精度の低下を招来するものであつた。
考案の概要
そこで、本考案は上述の点に鑑み、常に正確な
情報読み取りを行ない得るレンズ駆動装置を提供
することを目的としている。
情報読み取りを行ない得るレンズ駆動装置を提供
することを目的としている。
本考案によるレンズ駆動装置においては、対物
レンズ及びレンズホルダを駆動する駆動手段が単
一の磁気ギヤツプを有する磁気回路と該磁気ギヤ
ツプ内にその作用辺が配設された互いにコイル中
心軸の直交した第1及び第2コイルとからなり、
第1及び第2コイルの作用辺のいずれか一方をそ
のコイル中心軸方向に離間させ、離間した該作用
辺の間に他方の作用辺を配置した構成となつて
る。
レンズ及びレンズホルダを駆動する駆動手段が単
一の磁気ギヤツプを有する磁気回路と該磁気ギヤ
ツプ内にその作用辺が配設された互いにコイル中
心軸の直交した第1及び第2コイルとからなり、
第1及び第2コイルの作用辺のいずれか一方をそ
のコイル中心軸方向に離間させ、離間した該作用
辺の間に他方の作用辺を配置した構成となつて
る。
実施例
以下、本考案の実施例としてのレンズ駆動装置
を添付図面を参照しつつ説明する。
を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図a及びbはそれぞれ本考案によるレンズ
駆動装置の平面図及び側面図を示している。第1
図a及びbに示されるように記録媒体(図示せ
ず)の記録面にスポツト光を照射せしめるための
対物レンズ21は略長円筒形に形成されたレンズ
ホルダ22に取り付けられている。レンズホルダ
22にはそれ自身を貫通する中空部23が形成さ
れている。中空部23は例えば図示された如く対
物レンズ21の光軸方向にレンズホルダ22を貫
通している。中空部23内にはコイル中心軸が対
物レンズ21の光軸方向に平行なフオーカシング
コイル24及びコイル中心軸が該光軸方向に垂直
なトラツキングコイル25が固定されている。フ
オーカシングコイル24はボビン31に巻装され
ており、トラツキングコイル25はボビン31に
貼着され、各コイル24,25はボビン31と共
に中空部23内に例えば接着剤により固定されて
いるのである。フオーカシングコイル24、トラ
ツキングコイル25及び対物レンズ21が固定さ
れたレンズホルダ22は、対物レンズ21の光軸
方向に対し直角な方向に伸長した片持梁状の4個
の支持部材26の自由端部26aに取り付けられ
ている。一方、支持部材26の固定端部26bは
ベース27に固定されている。レンズホルダ22
と自由端部26a及びベース27と固定端部26
bの取り付けは、例えば、レンズホルダ22及び
ベース27に形成された突起に自由端部26a及
び固定端部に穿設された穴を嵌合させ、接着剤に
より接着されることによりなされているのであ
る。支持部材26の両端26a,26bの間に伸
張する伸張部は例えば複数の波形伸張線から形成
されており、その中間部は該伸張部がよじれるこ
とのないように適当に束ねられている。また、支
持部材26の両端26a,26bにはフツク部3
2が形成されている。このような支持部材2は例
えば銅版を打抜加工して成型される。
駆動装置の平面図及び側面図を示している。第1
図a及びbに示されるように記録媒体(図示せ
ず)の記録面にスポツト光を照射せしめるための
対物レンズ21は略長円筒形に形成されたレンズ
ホルダ22に取り付けられている。レンズホルダ
22にはそれ自身を貫通する中空部23が形成さ
れている。中空部23は例えば図示された如く対
物レンズ21の光軸方向にレンズホルダ22を貫
通している。中空部23内にはコイル中心軸が対
物レンズ21の光軸方向に平行なフオーカシング
コイル24及びコイル中心軸が該光軸方向に垂直
なトラツキングコイル25が固定されている。フ
オーカシングコイル24はボビン31に巻装され
ており、トラツキングコイル25はボビン31に
貼着され、各コイル24,25はボビン31と共
に中空部23内に例えば接着剤により固定されて
いるのである。フオーカシングコイル24、トラ
ツキングコイル25及び対物レンズ21が固定さ
れたレンズホルダ22は、対物レンズ21の光軸
方向に対し直角な方向に伸長した片持梁状の4個
の支持部材26の自由端部26aに取り付けられ
ている。一方、支持部材26の固定端部26bは
ベース27に固定されている。レンズホルダ22
と自由端部26a及びベース27と固定端部26
bの取り付けは、例えば、レンズホルダ22及び
ベース27に形成された突起に自由端部26a及
び固定端部に穿設された穴を嵌合させ、接着剤に
より接着されることによりなされているのであ
る。支持部材26の両端26a,26bの間に伸
張する伸張部は例えば複数の波形伸張線から形成
されており、その中間部は該伸張部がよじれるこ
とのないように適当に束ねられている。また、支
持部材26の両端26a,26bにはフツク部3
2が形成されている。このような支持部材2は例
えば銅版を打抜加工して成型される。
対物レンズ21の光軸方向に離間して設けられ
た支持部材26の間にはダンパ33が設けられて
いる。ダンパ33は第2図に示される様に、溝3
3aが刻設された両端部が橋絡部33bにより橋
絡される如くに例えばブチルゴムなどの粘弾性体
から形成されている。ダンパ33の取り付けは好
ましくは支持部材26に設けられたフツク部32
にダンパ33の両端をそれぞれ抱え込ませ、その
際フツク部32を溝33aに挿入させてなされて
おり、着脱自在である。このようにダンパ33を
設けることは対物レンズ21、フオーカスコイル
24、トラツキングコイル25及びレンズホルダ
22からなる可動部の振動をダンパ33に吸収さ
せることが出来て好ましい。ダンパ33は橋絡部
33bの断面積や断面形状を変更することによ
り、その振動吸収特性(減衰特性)を変えること
が可能である。
た支持部材26の間にはダンパ33が設けられて
いる。ダンパ33は第2図に示される様に、溝3
3aが刻設された両端部が橋絡部33bにより橋
絡される如くに例えばブチルゴムなどの粘弾性体
から形成されている。ダンパ33の取り付けは好
ましくは支持部材26に設けられたフツク部32
にダンパ33の両端をそれぞれ抱え込ませ、その
際フツク部32を溝33aに挿入させてなされて
おり、着脱自在である。このようにダンパ33を
設けることは対物レンズ21、フオーカスコイル
24、トラツキングコイル25及びレンズホルダ
22からなる可動部の振動をダンパ33に吸収さ
せることが出来て好ましい。ダンパ33は橋絡部
33bの断面積や断面形状を変更することによ
り、その振動吸収特性(減衰特性)を変えること
が可能である。
支持部材26に支持されてベース27に対して
光軸方向(矢印F方向)及び該光軸方向に直角な
方向(矢印T方向)に移動自在なレンズホルダ2
2の中空部材23内には、そこに固定されたフオ
ーカシングコイル24及びトラツキングコイル2
5と鎖交する磁束を生ずるマグネツト28及びヨ
ーク29が挿入されている。マグネツト28及び
ヨーク29は平行磁束を生じる磁気ギヤツプ30
を有する磁気回路を構成している。マグネツト2
8及びヨーク29は、磁気ギヤツプ30内にフオ
ーカシングコイル24及びトラツキングコイル2
5のそれぞれ矢印F方向及びT方向の電磁力が作
用する各作用辺24a及び25aが位置するよう
に中空部23に挿入され、ベース27に固定され
ている。
光軸方向(矢印F方向)及び該光軸方向に直角な
方向(矢印T方向)に移動自在なレンズホルダ2
2の中空部材23内には、そこに固定されたフオ
ーカシングコイル24及びトラツキングコイル2
5と鎖交する磁束を生ずるマグネツト28及びヨ
ーク29が挿入されている。マグネツト28及び
ヨーク29は平行磁束を生じる磁気ギヤツプ30
を有する磁気回路を構成している。マグネツト2
8及びヨーク29は、磁気ギヤツプ30内にフオ
ーカシングコイル24及びトラツキングコイル2
5のそれぞれ矢印F方向及びT方向の電磁力が作
用する各作用辺24a及び25aが位置するよう
に中空部23に挿入され、ベース27に固定され
ている。
ところで、本考案によるレンズ駆動装置におい
ては、フオーカシングコイル24及びトラツキン
グコイル25が第3図に示される如くに形成され
ているのである。即ち、両コイル24,25のい
ずれか一方(第3図ではフオーカシングコイル2
4)の作用辺24aをフオーカシングコイル24
の中心軸方向に離間させ、離間した作用辺24a
の間に他方(第3図ではトラツキングコイル2
5)の作用辺25aが配置されているのである。
第3図bに示される如く、作用辺24aのコイル
中心軸に対する半径方向の厚みtと作用辺25a
のコイル中心軸方向の高さhとが一致しているこ
とは、各作用辺24a,25aに作用する電磁力
の作用中心点を一致させることが容易となり好ま
しい。
ては、フオーカシングコイル24及びトラツキン
グコイル25が第3図に示される如くに形成され
ているのである。即ち、両コイル24,25のい
ずれか一方(第3図ではフオーカシングコイル2
4)の作用辺24aをフオーカシングコイル24
の中心軸方向に離間させ、離間した作用辺24a
の間に他方(第3図ではトラツキングコイル2
5)の作用辺25aが配置されているのである。
第3図bに示される如く、作用辺24aのコイル
中心軸に対する半径方向の厚みtと作用辺25a
のコイル中心軸方向の高さhとが一致しているこ
とは、各作用辺24a,25aに作用する電磁力
の作用中心点を一致させることが容易となり好ま
しい。
考案の効果
以上説明した様に、本考案によるレンズ駆動装
置においては、対物レンズ及びレンズホルダを駆
動する駆動手段が単一の磁気ギヤツプを有する磁
気回路と該磁気ギヤツプ内にその作用辺が配設さ
れた互いにコイル中心軸の直交した第1及び第2
コイルとからなり、第1及び第2コイルの作用辺
のいずれか一方をそのコイル中心軸方向に離間さ
せ、離間した該作用辺の間に他方の作用辺を配置
した構成となつている故、各作用辺に作用する電
磁力の作用中心点を単一の点に統合させることが
出来るのである。統合された単一の作用中心点に
対物レンズ、各コイル及びレンズホルダからなる
可動部の重心を一致させれば、該可動部が該電磁
力により駆動される際、該可動部を揺動させる回
転モーメントは働かなくなるのである。それ故、
常に正確な情報読み取りを行ない得るようになる
のである。
置においては、対物レンズ及びレンズホルダを駆
動する駆動手段が単一の磁気ギヤツプを有する磁
気回路と該磁気ギヤツプ内にその作用辺が配設さ
れた互いにコイル中心軸の直交した第1及び第2
コイルとからなり、第1及び第2コイルの作用辺
のいずれか一方をそのコイル中心軸方向に離間さ
せ、離間した該作用辺の間に他方の作用辺を配置
した構成となつている故、各作用辺に作用する電
磁力の作用中心点を単一の点に統合させることが
出来るのである。統合された単一の作用中心点に
対物レンズ、各コイル及びレンズホルダからなる
可動部の重心を一致させれば、該可動部が該電磁
力により駆動される際、該可動部を揺動させる回
転モーメントは働かなくなるのである。それ故、
常に正確な情報読み取りを行ない得るようになる
のである。
第1図a及びbは本考案によるレンズ駆動装置
を示した平面図及び側面図、第2図はダンパ33
を示した図、第3図aは本考案にかかるコイルを
示した斜視図、第3図bは第3図aのA−A断面
を示した断面図、第4図aは既に開発されたレン
ズ駆動装置を示す斜視図、第4図bは第4図aに
示されたコイルの断面図。 主要部分の符号の説明、21……対物レンズ、
22……レンズホルダ、24……フオーカシング
コイル、24a,25a……作用辺、25……ト
ラツキングコイル、26……支持部材、28……
マグネツト、29……ヨーク、30……磁気ギヤ
ツプ。
を示した平面図及び側面図、第2図はダンパ33
を示した図、第3図aは本考案にかかるコイルを
示した斜視図、第3図bは第3図aのA−A断面
を示した断面図、第4図aは既に開発されたレン
ズ駆動装置を示す斜視図、第4図bは第4図aに
示されたコイルの断面図。 主要部分の符号の説明、21……対物レンズ、
22……レンズホルダ、24……フオーカシング
コイル、24a,25a……作用辺、25……ト
ラツキングコイル、26……支持部材、28……
マグネツト、29……ヨーク、30……磁気ギヤ
ツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光学式記録媒体の記録面にスポツト光を照射
せしめるための対物レンズ及び該対物レンズを
保持するレンズホルダを前記対物レンズの光軸
方向及びこれに直角な方向において移動自在に
且つ前記対物レンズの光軸が前記記録面に対し
て直角となるように支持する支持機構と、前記
対物レンズ及びレンズホルダに駆動力を付与す
る駆動手段とを含むレンズ駆動装置であつて、
前記駆動手段は、コイル中心軸が前記光軸方向
に平行な第1コイルと、コイル中心軸が前記光
軸方向に垂直な第2コイルと、平行磁束を生ず
る単一の磁気ギヤツプを有す磁気回路とからな
り、前記磁気ギヤツプ内に前記第1及び第2コ
イルの一部を作用辺として存在させ且つ前記作
用辺のいずれか一方の作用辺をそのコイルの中
心軸方向に離間させ、離間した一方の作用辺の
間に他方の作用辺を配置していることを特徴と
するレンズ駆動装置。 (2) コイルの中心軸方向に離間した一方の作用辺
の該コイルの半径方向の厚みと、離間した一方
の作用辺の間に配置される他方の作用辺のコイ
ル中心軸方向の高さとが一致していることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4380986U JPH0452813Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4380986U JPH0452813Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158630U JPS62158630U (ja) | 1987-10-08 |
JPH0452813Y2 true JPH0452813Y2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=30861020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4380986U Expired JPH0452813Y2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452813Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP4380986U patent/JPH0452813Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158630U (ja) | 1987-10-08 |
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