JPH0452715Y2 - - Google Patents

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JPH0452715Y2
JPH0452715Y2 JP1990122537U JP12253790U JPH0452715Y2 JP H0452715 Y2 JPH0452715 Y2 JP H0452715Y2 JP 1990122537 U JP1990122537 U JP 1990122537U JP 12253790 U JP12253790 U JP 12253790U JP H0452715 Y2 JPH0452715 Y2 JP H0452715Y2
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    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の背景 考案の分野 本考案は一般に原子炉に関し、特に、燃料棒の
外表面に擦り傷を招来しないように燃料棒を燃料
集合体の格子内に装荷する装置に関するものであ
る。
先行技術の説明 典型的な加圧水形原子炉は、その炉心内に多数
の燃料集合体を備えている。各燃料集合体は、
個々の燃料集合体の燃料濃縮度を除き、隣接の集
合体と実質的に同じである。燃料の燃焼を最適化
し、そして炉心を横切る半径方向の中性子束分布
を平坦にする目的で、歴史的に、領域化された濃
縮度パターンが採用されている。具体的に述べる
と、炉心の周辺部近傍の領域に配設されている燃
料集合体に含まれる燃料は、炉心の中心近傍領域
に配設されている燃料集合体に含まれる燃料より
も若干濃縮度が高い。例えば1年のような所与の
炉心サイクル後、高濃縮度の炉心領域が燃料集合
体は低濃縮度領域に配置換えされ、他方、新しい
燃料集合体が最大濃縮度領域に与えられ、そして
減損もしくはバーンアウトした燃料集合体は最低
濃縮度領域から取り出される。
このように燃料濃縮度における変動にも拘わら
ず、炉心内の全ての燃料集合体は同じ構造を有し
ている。各燃料集合体は、基本的要素として、下
部ノズルと、上部ノズルと、計装管と、複数の案
内シンブルと、燃料棒と、格子とから構成されて
いる。例えば、1つの燃料集合体の例において
は、燃料棒は、一辺に17本の燃料棒が位置するよ
うにして17×17の正方形に配列されている。燃料
集合体毎にある合計289の燃料棒位置のうち、264
の燃料位置に燃料棒が収められる。単一の下部ノ
ズル、上部ノズル及び計装管に加えて24本の案内
シンブルと8個の格子が設けられている。
燃料集合体の骨格構造は、下部及び上部ノズル
と、該下部及び上部ノズル間に垂直方向に延在し
てこれ等のノズルをしつかりと相互連結している
複数の案内シンブルとから構成される。これ等の
要素は、燃料集合体に剛な骨格を与えるという機
能に加えて、それぞれ、他の機能をも果す。即
ち、下部ノズルは、燃料集合体に対し上向きの冷
却材の流れの分配を行う。案内シンブルは、制御
用の棒を挿入するための燃料集合体を貫通する通
路を提供する。上部ノズルは、各制御棒を取り付
けるスパイダ集合体のための部分的支持台を構成
する。また、上部ノズルは該ノズルを通る冷却材
の上向きの流れを許容する開口を有している。ま
た、下部及び上部ノズルは、それぞれ、燃料集合
体から燃料棒が下向き又は上向きに抜け出るのを
阻止する働きをする。
格子及び燃料棒は、燃料集合体の構造要素では
なく、案内シンブルによりそれぞれ直接及び間接
的に支持されるものである。格子は、案内シンブ
ルに沿い、各格子の交差ストラツプにより画定さ
れる多数のセルが垂直方向に整列して配置される
ように軸方向に離間した位置で取り付けられる。
燃料棒は、セル内に突出するストラツプに形成さ
れたばね及び凹部により、横格子の垂直方向に整
列されたセル内に、組織化され且つ横方向に離間
された配列で支持される。各燃料棒は、核燃料ペ
レツトを収容しており、そして燃料棒の両端は上
部端栓及び下部端栓により密閉されて、上部ノズ
ルの下方及び下部ノズルの上方に離間して位置す
る。核分裂性物質から構成される燃料ペレツトが
原子炉が反応出力を発生し、この反応出力は熱エ
ネルギーの形態で燃料集合体を上向きに流れる冷
却材に伝達される。
案内シンブルの直径は燃料棒の直径よりも大き
く、上述のように、核燃料の反応度を制御するの
に用いられる種々な型の制御棒を収容するように
適応された通路を提供する。この種の典型的な燃
料集合体及びその案内シンブル内に挿入可能な棒
の型式に関するより詳細な記述に関しては、米国
特許第4432934号明細書を参照されたい。案内シ
ンブルは種々の制御棒を収容するが、燃料棒を該
案内シンブル内に配置して本来の目的以外に使用
することはできない。と言うのは、燃料棒を案内
シンブル内に挿入した場合には、十分大きな空間
が残らないために熱を運び去るのに十分な冷却材
を収容し得ないので、過熱が生ずるからである。
上記から明らかなように、慣用の燃料集合体
は、燃料に関係ない用途に用いられる非常に多数
の棒位置もしくは場所(上の例ではほぼ10%にも
なる)を有する。更に、炉心内の全ての燃料集合
体が必ずしも制御棒を必要としない(典型的な炉
心においては燃料集合体の約3分の2のものが必
要しない)ので、炉心の多くの領域において非燃
料棒位置が使用されないままにに留まり、その結
果、出力は減少し、燃料サイクルコストは増加
し、燃料集合体の寿命は短くなり、最適な燃料装
荷形態は実現されない結果となる。また、案内シ
ンブルによつて行われる相互接続は、高い構造上
の健全性を有する剛な骨格構造を提供するが、多
数のシンブルを用いれば、燃料集合体の再構成を
実施する際の上部ノズルの取り外し及び再取り付
けの困難性が大きくなる。
上に述べたような状況に照らし、上述の慣用の
燃料集合体構造に固有の制限もしくは欠陥のうち
の幾つかの回避又は軽減して構造上の健全性を犠
牲にすることなく適応性を向上する燃料集合体構
造に対する新規な試みの必要性が存在する。
考案の概要 ここに開示する燃料集合体の好ましい実施例
は、上述の必要性を満たす幾つかの改良された特
徴を具備する。これ等の改良された特徴は、特
に、相俟つて、炉心の異なつた領域に見られる
種々な運転状態に適合するように適応された普遍
的もしくは汎用性の高い燃料集合体構造を実現す
るのに適しているが、これ等の特徴のうちの幾つ
かのものは、任意の燃料集合体構造において単独
に或は組み合わせて具現し得るものであることは
容易に理解されるであろう。尚、これ等の改良さ
れた特徴のうちの幾つかのものは本出願人による
特開昭61−258191号公報に記載されているが、本
明細書においては、本考案の諸特徴の完全な理解
を容易にするために、その全ての改良された特徴
を図面に示し説明することにする。
本考案は、燃料棒を燃料集合体の格子内に装入
するための擦り傷の生じない通路を提供する燃料
集合体に具現された特徴的構成に関係している。
燃料棒を定位置に保持するためのばね及び凹部を
有する標準の構造形態の格子に燃料棒を装入する
通例の仕方では、燃料棒は、格子のセル内に入る
際にばね及び凹部により引つ掻かれる。このよう
な引つ掻きで傷が生じて、燃料棒の表面の腐蝕が
促進される場所や原子炉の冷却材流れ系に放出さ
れる破片が発生する場所が生ずる。本考案は、こ
の問題を、擦り傷を生起することなく燃料棒の装
入に対し十分な〓間を与えることにより解決する
ものである。
従つて、本考案は、互いに交差して燃料棒を受
け入れるための複数のセルを碁盤目状に画成する
ストラツプから形成された少なくとも1つの格子
を含み、前記ストラツプは、前記燃料棒が前記セ
ル内に装入された時に同燃料棒に弾性的に係合し
て横方向から支持するように、前記ストラツプか
ら関連のセル内に延入する変形可能のばねを有し
ている、燃料集合体内への燃料棒の装荷を容易に
する装置において、(a)基部と、該基部に碁盤目状
に取着された複数の固定の案内バーとからなり、
該案内バーは、前記燃料棒を前記セル内に装入す
る前に前記案内バーの全てを関連の碁盤目状のセ
ル内に同時に軸方向に挿入しうるように、互いに
一定の平行に離間した関係で前記基部から延びる
と共に、前記セル内への前記案内バーの軸方向挿
入の際に同案内バーの直線的な移動のみにより、
前記変形可能なばねを、装入すべき燃料棒に関し
て引つ込んだ非係合位置へと弾性的に押すような
断面形状及び寸法を有している、案内構造と、(b)
複数のばねロツクバーをそれぞれ含む1対の櫛形
装置であつて、該櫛形装置の各々の前記ばねロツ
クバーは、互いに関して一定の平行に離間した関
係で形状に延びていて、前記1対の櫛形装置の前
記ばねロツクバーを互いに交差する方向に直線的
に横方向に移動することのみにより、碁盤目状に
取着された前記案内バーにより前記ばねを押した
まま、同ばねに関してロツク保持関係で前記セル
内に横方向に同時に挿入可能であり、前記案内バ
ーを前記格子から退出させた後も、且つ前記セル
内への前記燃料棒の装入中も、前記ばねを前記引
つ込んだ非係合位置に保持すると共に、前記ばね
を解放して同ばねを弾性的に移動させ、装入され
た燃料棒と支持係合するように、前記格子から同
時に退出可能である、前記1対の櫛形装置と、を
備えることを特徴とした、燃料棒ほ燃料集合体の
格子内に装荷することを容易にするための装置を
提供する。
上述の構成により、碁盤目状に配設された複数
のセル内に延入する各ばねは、燃料棒に擦り傷を
生起することのないように、同時に引つ込ませる
ことができ、非係合位置に効率的に保持される。
本考案の上に述べた利点及び作用効果並びに他
の利点や作用効果は、本考案の一実施例を示す図
面を参照しての以下の詳細な説明を読むことによ
り当該技術分野の専門家には明瞭に理解されよ
う。
好適な実施例の説明 以下の詳細な説明においては添付図面を参照す
る。また以下の説明において、全図面を通し、同
じ参照文字は同じ又は対応の部分を表わすものと
する。以下の説明において「前方」、「後方」、「左
方」、「右方」、「上方又は上向き」、「下方又は下向
き」その他類似の術語は、単に便宜上の表現であ
つて限定的な意味に解してはならないものと理解
されたい。
燃料集合体の全体的構造 図面、特に第1図を参照すると、普遍的もしく
は汎用的な構造を有し参照数字20で総括的に表
わされている改良燃料集合体が垂直方向に短縮さ
れた形態で示されている。加圧水形原子炉
(PWR)で使用されるように設計されているこの
燃料集合体20は、基本的要素として、上部ノズ
ル22の形態にある上端構造と、下部ノズル24
の形態にある下端構造と、上部ノズル22及び下
部ノズル24間に縦方向に延存して該上部及び下
部ノズルをしつかりと相互接続している管状の柱
26の形態にある複数の細長い部材を備えてい
る。
第1図に加えて第2図及び第7図を参照する
と、管状の柱26は好ましくは4本設けられ、そ
れぞれ内ねじが形成されている上端部及び下端部
で、ボルト28の形態にある螺刻固定要素により
上部及び下部ノズル22,24の各隅領域に取り
外し可能に接続されている。このような相互接続
された構成において、上部及び下部ノズル22,
24及び細長い柱26は協働して、改良燃料集合
体20の剛な骨格構造を形成しており、この骨組
により、燃料集合体はPWR(図示せず)の炉心3
0(第16図)へと一体のユニツトとして設置し
たり取り外すことができ且つ炉心30の上部炉心
支持板及び下部炉心支持板間に維持することがで
きる。他方、このような相互接続された構造によ
り、上部及び下部ノズル22,24及び隅の柱2
6を容易に取り外すことができ、それにより、本
考案による燃料集合体20の構造要素ばかりでは
なく、更に重要なことに、後述するようなこの構
造に含まれない要素を含め総体的な修理が容易に
なることは明らかである。
更に、上述の構造要素に加えて、改良燃料集合
体20は、幾つかの非構造要素、即ち複数の横格
子32、複数の燃料棒34及び幾つかのクラスタ
集合体のうちの1つ36(第1図及び第8図)又
は38(第9図)をも備えている。尚、図面には
異なつた2つのクラスタ集合体だけを示し、それ
について説明するが、他のクラスタ集合体の使用
も可能であることを理解されたい。横格子32
は、後述する仕方で、上部及び下部ノズル22,
24間で軸方向に離間した個所で細長い柱26に
支持されている。燃料棒34は、上部及び下部ノ
ズル22,24間で格子32を貫通し該格子32
により支持されており、互いに対し且つ隅部の柱
26に対しほぼ並置された離間関係で延存してい
る。格子32の構造及び燃料棒をその表面に擦り
傷を形成することなく格子に挿入したり或は格子
から取り出すための本考案の特徴を具備する装置
については追つて詳細に説明する。
各燃料棒34は、核燃料ペレツト(図示せず)
を備えており、各燃料棒の両端は上部端栓40及
び下部端栓42により密閉されている。核分裂性
物質から形成されているこれ等の燃料ペレツトが
PWR(加圧水形原子炉)の反応出力を発生する。
既述の特開昭61−258191号公報に開示されている
発明の特徴を具備する方式に従い新しい燃料及び
燃焼燃料を交換し再配列することによる所与の炉
心サイクル中に発生される反応出力の増大に関し
ては追つて詳細に説明する。水又はホウ素含有水
のような液体減速材・冷却材が、燃料集合体20
内で発生された熱を取り出して有用な仕事を行う
ために、炉心30の改良燃料集合体20を介し上
向きにポンプ送りされる。
第3図を参照すると分かるように、本考案によ
る燃料集合体20の燃料棒34の配列内の特定の
個所のおいて、複数の燃料棒34からなる或る燃
料棒の群は、残りの燃料棒34よりも大きい間隔
で互いに横方向に離間されており(実際にはこれ
等の燃料棒群の各々において中心の燃料棒が省略
されている)、それにより上部及び下部ノズル2
2,24間に延存する多数の細長い通路44を画
定している。各クラスタ集合体36,38は、ク
ラスタ板46,48の1つと、上端部がそれぞれ
の板に接続されており、本考案による燃料集合体
20の格子32及び通路44を通し挿入可能な複
数の異なつた種類の細長い棒50,52,54と
を備えている。
更に具体的に説明すると、第1図、第8図及び
第9図を参照するに、各細長い棒50は案内シン
ブルであり、各細長い棒52は燃料棒であり、そ
して各細長い棒54は計装管である。クラスタ集
合体38の各燃料棒52の大きさ(長さ及び直
径)は格子32により支持されている燃料棒34
よりも大きい。クラスタ板46,48はそれぞれ
複数の開口56,58を有しており、これ等の各
複数の開口は複数の通路44のパターンと整合し
たパターンで形成されている。各クラスタ板4
6,48の開口56,58のうちの中心の開口は
溶接等により関連の板に取り付けられるフランジ
60が形成されている計装管54の上端部を受け
る。案内シンブル50の上端部を受けるクラスタ
板46の残りの開口56はそれぞれ、板46に形
成されている内部環状溝62を有しており、この
溝内には、各シンブルの上端が膨出嵌合されてシ
ンブルと板46との間に堅牢な接続を形成してい
る。クラスタ板48の残りの開口58は、大寸法
の燃料棒52の上端部に形成されている取付部6
4を受けて該燃料棒と板48との間に堅牢な接続
を形成している。
上に述べたように、各クラスタ集合体36,3
8は、改良燃料集合体20内に挿入されるように
なつている。更に具体的に述べると、上部ノズル
22は、複数の細長い棒50,52,54が上部
ノズル22から細長い通路44を経て下部ノズル
24に向かい延存するように、クラスタ集合体3
6又は38のクラスタ板46又は48を着脱可能
に支持するように適応されている。下部ノズル2
4は、各クラスタ集合体36,38の細長い棒の
下端部を着脱自在に支持するようになつている。
クラスタ集合体36,38の何れかを支持し保
持するために、上部ノズル22は、細長い通路4
4及びクラスタ集合体の細長い棒のパターンと整
合するパターンで形成された複数の孔68を有す
る下側の横アダプタ板68で、アダプタ板の周辺
を取り囲み該周辺部に取り付けられた直立側壁7
0とを備えている。クラスタ集合体36,38の
何れかのクラスタ板46,48が、第1図及び第
7図に示し第7a図及び第7b図に実線で示す設
置位置でアダプタ板66上に支持されている時に
は、関連の細長い棒50,52,54はアダプタ
板66の孔68を下向きに貫通し、更に通路44
を経て下部ノズル24に向かつて延存する。ま
た、第1図に示してあるように、対応のパターン
で配列された複数の孔72が下部ノズル24の横
板74に形成されており、クラスタ集合体36,
38の各細長い棒50,52,54の下端部を着
脱可能に受けて支持する。
1対の板ばる76の形態にある係止手段が対応
のクラスタ集合体36,38のクラスタ板46,
48のうちの関連のクラスタ板をアダプタ板66
上の設置位置に係止するために、下部ノズル22
の直立側壁70に該上部ノズルの1対の直径方向
に対置する隅部に隣接して内向きの上側フランジ
78に取り付けられている。例えば、第1図、第
7図及び第7a図に示すように、板ばね76は通
常ロツク位置を取る。このロツク位置において
は、板ばね76はクラスタ板46の上面に向かつ
て下向きに延びて該上面と係合する。適当な工具
(図示せず)を用いることにより、板ばね76は、
第7a図に輪郭破線で示すようにアンロツク位置
へと横方向に撓ませることができる。この位置に
おいて、板ばねは最早クラスタ板46の上面と係
合しない。アンロツク位置において、一連のフツ
ク80を有する適当な工具(図示せず)を操作し
て一連の切欠き82と係合させて、工具を持ち上
げることにより、板46を、第7b図に輪郭破線
形態で示すようにアダプタ板66上の設置位置か
ら上方に持ち上げることができる。尚、切欠き8
2は、例えば4個、クラスタ板46の直径方向に
対向する隅部に近接して形成することができる。
第2図には、アダプタ板66と連結するボルト
28で表してあるように、柱26の上端部の隅部
の配置が明瞭に示されており、他方、第7図には
アダプタ板上の設置位置にあるクラスタ板46の
周縁を越えるアダプタ板66の隅領域におけるボ
ルト28により表した柱26の位置が明瞭に示し
てある。第2図及び第7図から、アダプタ板66
及びクラスタ板45双方における各冷却材流口
(棒50,52により占拠されいてなて種々の形
状の残りの開口)及びクラスタ板46をアダプタ
板66上に設置した時のこれ等の流口間における
全体的整列について読み取ることができよう。
次に第3図〜第6図を参照するに、格子32の
各々(図面には1つの格子だけが代表的に示して
ある)は、複数の中空セル86を画定するように
卵詰め枠形状に配列された複数の交差ストラツプ
84から形成されることが容易に理解されよう。
尚、図示の実施例においては各縁に沿い17個のセ
ルが設けられ、合計289個のセルが設けられてい
るが、本考案による燃料集合体において他の大き
さの配列を採用することができ、従つて、第3図
の格子32のセル86における柱26及び棒5
0,52の配置も変えることができる。燃料棒3
4が貫通して配置されているセル86の各々は、
セル1対の隣接する壁90上にそれぞれ形成され
た1対の変形可能なばね88と、他の対の隣接壁
94の各壁にそれぞれ形成された1対の凹部92
を備えている。しかし、隅部の柱26の1つ又は
細長い棒50,52,54の1つが貫通している
セル86の何れも、このようなばね88や凹部9
2を備えていない。合計29個あるこれ等のセル8
6は、燃料集合体20の細長い通路44を整列す
ると共に、燃料棒34よりも直径が大きい管状の
要素を収容する。
種々の棒、即ち案内シンブル50、大寸法の燃
料棒52及び計装管54は、それ等を支持するた
めに格子のセル86内に特別な要素を必要とせ
ず、これ等の棒の格子における支持にはもつぱら
隅の柱26が用いられているが、この機能を果た
すために或る種の手段を設ける必要がある。そこ
で第4図〜第6図に示してあるように、隅の柱2
6の各々は、外向きに突出して、柱26を収容す
る各セル86の壁90,94に設けられた凹部9
2又は孔98の形態にある嵌合手段を貫通するよ
うに整列可能な4対のタブ96の形態にある相補
的形状の嵌合手段を有している。これ等の凹部9
2は、柱を収容する各セル86内には延びておら
ず、第4図に明瞭に示してあるように隣接のセル
内に延びている。
隅の柱26に格子32を設置するために、この
柱は先ず、第4図に輪郭破線で示すようにタブ9
6がセル86の隅部を整合する半径方向の位置に
回転される。この位置においては、タブ96は、
格子を縦軸線に沿い柱上を移動する際に構造物と
干渉することはない。次に柱26を上記第1の位
置から45°変位した半径方向の位置に回転するこ
とにより、タブ96を円周平面内で凹部92及び
孔98と整列することによつて、格子32を柱2
6上の固定位置に保持することができる。この位
置において、第4図に実線で示すように、そして
第5図及び第6図から明らかなように、タブ96
は格子壁の凹部92及び孔98と軸方向平面にお
いて整列し嵌合する。
既に述べたように、隅の柱26の上端及び下端
部を上部及び下部ノズル22,24に取り外し可
能に取り付けることと関連して、上述のように柱
26が取り外し可能に格子32を支持する仕方
や、既に述べたように上部ノズル22のアダプタ
板66上にクラスタ集合体36,38の所与の集
合体を着脱自在に支持することから、改良燃料集
合体20を修理その他の目的で極めて容易に取り
外すことが可能であることが理解されたであろ
う。
燃料棒クラスタの交換 先に述べたように、本考案による燃料集合体の
構造は、異なった燃料集合体における異なつたク
ラスタ集合体の使用を容易にするものである。図
示の実施例においては、2つの異なつたクラスタ
集合体が示してある。そのうちの一方のクラスタ
集合体36は、案内シンブル50を備えており、
従つて、炉心30の制御棒位置に配置される燃料
集合体で用いられる。しかし、制御棒位置に配置
されない燃料集合体の場合に、各燃料集合体内に
占拠されない通路44を残しておく代わりに大寸
法の燃料棒52を備える別のクラスタ集合体38
を利用することができる。
大寸法の燃料棒52を備えるクラスタ集合体3
8を炉心30の非制御棒位置において使用できる
ばかりではなく、既述の特開昭61−258191号公報
に開示されている発明に従い、所与の1つのクラ
スタ集合体38で用いられる燃料の濃縮度を他の
クラスタ集合体と比較して異ならせることができ
る。詳述すると、第16図を参照するに、第1図
の改良燃料集合体20において格子32により支
持されている燃料棒34のような通常の燃料棒に
収容されている燃料である新しい燃料の配列をそ
れぞれ備えている第1の複数の燃料集合体100
が示されている。また、第2の複数の燃料集合体
102においては、各燃料集合体は燃焼燃料の配
列を備えている。また、燃焼燃料は、第1図の燃
料集合体20における燃料棒34のような通常の
燃料棒にも含まれている。ちなみに、複数の燃料
集合体100,102の各々は、改良された構造
を有している。従つて、燃料集合体の上部ノズル
から容易に取り外し可能である燃料棒クラスタ集
合体を使用すれば、炉心30の燃料交換時にクラ
スタ集合体の改造が容易になる。従つて、燃焼し
た燃料を収容しているクラスタ集合体104をや
はり燃焼した燃料を収容している燃料集合体10
2から、新しい燃料を有する燃料集合体100に
配置替えすることができる。同様にして、新しい
燃料を有するクラスタ集合体106を燃焼した燃
料を有する燃料集合体102に設置することも可
能である。
このように、全て新しい燃料棒又は全て燃焼し
た燃料棒を有する燃料集合体を炉心内に装入する
という一般に行なわれている慣行の代わりに、燃
焼燃料集合体に新しい燃料を有するクラスタ集合
体を使用し、そして新しい燃料集合体に燃焼燃料
を有するクラスタ集合体を使用するというような
新規な燃料装荷方式が今や可能となつたのであ
る。この新規な燃料装荷方式によれば、燃料サイ
クルコストが節減され、燃焼燃料集合体の寿命が
延び、そしてより長いサイクルが可能なように容
量が増加するという点で、高い生産性が結果的に
実現される。
格子に燃料棒を装荷するための装置 格子32のセル86内に複数の燃料棒34のう
ちの1つを通常の仕方で装荷する場合には、セル
の壁90,94に設けられているばね88及び凹
部92が燃料棒の表面をこすり、しばしば燃料棒
の表面に擦り傷を生ぜしめる。これにより、燃料
棒34の外観が悪影響を受けるばかりではなく、
更に由々しいことには、擦り傷の領域に腐食が起
こり易く、然もこのようなこすりから生ずる材料
の破片が燃料集合体20を流れる冷却材液中に放
出される。
第10図〜第15図及び第17図に示してある
本考案の他の改良された特徴的構造に従えば、改
良燃料集合体20の格子32の弾性変形可能なば
ね88は、燃料棒34が格子内に挿入される以前
に非係合位置に押し下げられる。ばね88を押し
下げた状態に保持すると、燃料棒34を、セル内
に延びる押されていない凹部92と接触すること
なくセル86内に入れるのに十分な〓間が生ず
る。
弾性変形可能なばね88を、第10図〜第12
図に示してあるような係合位置から、第13図〜
第15図に示してある非係合位置に最初に押し下
げるために、第17図に参照数字108で総括的
に示した案内構造が用いられる。この案内構造1
08は、基部110と、該基部110に対する格
子32の運動に際して案内バー112が同時に格
子のセル86内に入りばね88を係合位置から非
係合位置へと偏向もしくは押し下げるように、該
基部上に碁盤目状に支持された複数の案内バー1
12とを有している。
変形可能なばね88を、第13図〜第15図に
示してあるように非係合位置に係止するために、
第13図に参照数字114で総括的に示してある
1対の櫛形装置が用いられる。各櫛形装置114
は、ハンドル116と、該ハンドル116に取り
付けられて、案内バー112の引出し前に格子3
2に対しハンドル116を運動することにより同
時に格子のセル88内に入つて各ばね88に対し
ロツク位置を取る複数のばねロツクバー118を
有している。上記ロツク位置において、該ばね8
8は、案内バー112を取り出す際に非係合位置
に保持される。次いで、案内バー112を取り出
した後に、燃料棒34を、押されたばね88或い
は押されない凹部92と係合することなく、格子
セル86内に挿入することができる。燃料棒84
を挿入したならば、櫛形装置114を移動させて
ロツクバー118を取り外す。それにより、ばね
88は通常の偏向されていない係合位置に戻る。
このようにして、ばね88は燃料棒34と接触し
該燃料棒34を凹部92に押し当て、それ等の間
に燃料棒34を保持して、格子セル86内の比較
的に静止した位置に係止する。
案内装置108の場合にも櫛形装置114の場
合にも、格子セル86に対する各案内バー112
及びロツクバー118の運動方向は、それ等の各
運動軌跡が概略的に互いに直交しており垂直方向
に離間しているけれども、直線形である。特に、
案内バー112は、各セル86を通る軸線の方向
に対し平行に運動し、他方、ロツクバー118は
この軸線に対して横断方向に運動する。
上記のような仕方でセル86を通つてロツクバ
ー118が運動できるようにするために、ばね8
8を形成する交差ストラツプ84の隣接する対の
セル壁90は、その隅部の近傍に形成された複数
の孔120を有しており、これ等の孔が、隣接す
るセル間を連通している。第2図、第10図及び
第13図に示したセル86は図示のように列及び
行に配列されている。また、ばね88も、セル壁
90に形成された孔120と同様に各列及び行に
整列されている。列及び行のばね88が案内バー
112により非係合位置に押し下げられると、対
応の列及び行の孔120はばね88と整列して、
1対の櫛形装置114のロツクバー118を挿入
するための通路を対応の行及び列で画定する。こ
のような仕方で、各セル86内の各対のばね88
は非係合位置に保持される。
燃料棒34は通常、隅柱26又はクラスタ集合
体36,38の設置前に各格子32内に装入され
る。しかし、第5図及び第6図に示してあるよう
に、柱26には環状の溝122が設けられてお
り、それにより、柱26が既に格子32内に設置
されている場合でも、柱26を収容するセル86
を介してロツクバー118を挿入することが可能
となる。
上の説明から、本考案の思想及びそれに伴う多
くの利点は理解されたであろうと考える。尚、本
考案の精神及び範囲から逸脱することなく、また
その実質的な利点を犠牲にすることなく、実施形
態、構造及び配列に関し種々な変更が可能である
ことは明らかである。従つて、以上に述べた実施
例は、本考案の単なる好ましいもしくは例示的な
実施例に過ぎないものと了解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の改良された特徴を具現する
構造を有する原子炉燃料集合体を一部断面で示す
立面図であつて、該燃料集合体構造と共に使用す
ることができる慣用の制御棒スパイダ集合体を燃
料集合体の上方に破線輪郭で示すと共に、上部ノ
ズルのアダプタ板の上方から幾本かの案内シンブ
ル及び1本の計装管を支持するクラスタ板を有す
るクラスタ集合体の形態にある1つの特徴並びに
燃料集合体骨格構造の垂直構造部材を構成し上部
及びび下部ノズルを堅固に相互接続する本考案の
別の特徴による4つの隅の柱のうちの2つの柱の
形態を示す図、第2図は、クラスタ集合体のクラ
スタ板と上部ノズルのアダプタ板との間における
第1図の線2−2に沿う上部ノズルの拡大断面図
であつて、燃料集合体における隅の柱、案内シン
ブル及び計装管のアダプタ板を貫通する個所での
相対位置を示す図、第3図は、第1図の線3−3
に沿つて見た燃料集合体の燃料棒及び最上部格子
の拡大頂面図であつて、燃料棒、隅の柱、案内シ
ンブル及び計装管が格子を貫通する際の相対位置
を示す図、第4図は、右下の隅の柱を収容する第
3図の格子の1つのセルの拡大断面図であつて、
実線で、上記1つのセルを画定する格子のストラ
ツプに形成された凹部と嵌合して格子を柱に接続
するための柱に設けられたタブのロツク位置を示
し、破線で、格子を柱から解放するための格子ス
トラツプの凹部に対するタブのアンロツク位置を
示す図、第5図は、第4図の線5−5における隅
の柱及び格子の1つのセルの部分断面図であつ
て、柱に形成されている1対の周辺溝を、1つの
溝がセルの格子ストラツプの1つに形成されてい
る小さい孔と整列した状態で示す図、第6図は、
第4図の線6−6における格子の1つのセル及び
隅部の柱の部分断面図であつて、第5図の柱に形
成されている同じ対の周辺溝を、他方の溝が、第
5図の1つの格子ストラツプ及び孔から90°変位
されているセルの格子ストラツプの小さい孔と整
列している状態で示す図、第7図は、第1図の線
7−7に沿つて見た燃料集合体の上部ノズル及び
クラスタ板の拡大頂面図であつて、上部ノズルの
アダプタ板上に配置されたクラスタ板及び該クラ
スタ板の周辺に隣接する隅の柱の位置を示す図、
第7a図は、第7図の線7a−7aにおけるクラ
スタ板及び上部ノズルの拡大部分断面図であつ
て、実線で、クラスタ板の頂部に係合してクラス
タ板を上部ノズルのアダプタ板上に係止する上部
ノズルの2つの板ばねの1つを示し、破線で、や
はり破線で示されているクラスタ板を垂直方向に
アダプタ板に対し接近又は離間する方向に移動す
ることができる横方向の位置に撓まされた状態で
示す図、第7b図は、第7図の線7b−7bにお
けるクラスタ板及び上部ノズルの別の拡大断面図
であつて、クラスタ板の操作フツクが係合するク
ラスタ板に形成された4つの切欠きの1つを、や
はり破線で示すアダプタ板からクラスタ板を上方
に持ち上げる状態で示す図、第8図は、第7図の
線8−8におけるクラスタ集合体の断面図であつ
て、クラスタ板に膨出嵌合されている4つの案内
シンブル及びクラスタ板に取り付けられている中
央計装管を有するクラスタ集合体のクラスタ板を
示す図、第9図は、複数の燃料棒及び1本の計装
管を取り付けているクラスタ板を有する別のクラ
スタ集合体の断面図、第10図は、第1図の線1
0−10に沿つて見た燃料集合体の最も下側の格
子の拡大部分頂面図であつて、格子を構成するス
トラツプに設けられるばね及び凹部を明瞭に示す
ために燃料棒、案内シンブル及び隅の柱を省略す
ると共に、比較の目的で、燃料棒、案内シンブル
及び1つの隅の柱が示してある第3図に縮小尺で
示した最上部格子の右下部分と同じである最小部
格子の部分を示す図、第11図は、第10図の線
11−11における格子の部分拡大図であつて、
第13図に示すように、燃料棒を格子のセル内
に、該セルを画定するストラツプのばね及び凹部
と接触することなく設置するのを可能にする十分
な〓間が生ずるように格子ストラツプのばねを非
係合位置で保持するための1つの櫛形装置のばね
ロツクバーのうちの2つのロツクバーを受けるよ
うに適応されている2つの小さい孔を示す図、第
12図は、第10図の線12−12における格子
の別の部分断面図であつて、第13図の1つの櫛
形装置から90度変位された別の櫛形装置のばねロ
ツクバーのうちの2つを受けることができるよう
に第11図の孔から90度変位された同じセルを形
成する格子ストラツプに設けられた2つの他の小
さい孔を示す図、第13図は、第10図に類似の
格子の部分頂面図であつて、格子ストラツプの各
孔に挿入されて、格子ストラツプにより形成され
るセル内に配置された破線輪郭で示す案内バーに
より非係合位置にばねを配置した後に該ばねを非
係合位置に保持するための櫛形部材のばねロツク
バーを部分的に示す図、第14図は、第13図の
線14−14における第11図に類似の格子の部
分断面図であつて、小さい孔に挿入されてばねを
非係合位置で保持するばねロツクバーを示す図、
第15図は、第13図の線15−15における第
12図に類似の格子の別の部分断面図であつて、
小さい孔に挿入されてばねを非係合位置で保持す
るばねロツクバーを示す図、第16図は炉心の4
分の1の部分を略示する図であつて、燃焼燃料集
合体に配置された新しい燃料を有するクラスタ集
合体及び新しい燃料集合体に設置された燃焼燃料
を有するクラスタ集合体を示す図、第17図は、
格子のセル内でばねを非係合位置に撓ませるため
の案内バーを有する案内装置の部分立面図であ
る。 20,100,102……燃料集合体、32…
…格子、34……燃料棒、84……ストラツプ、
86……セル、88……ばね、108……案内構
造、110……基部、112……案内バー、11
4……櫛形装置、118……ばねロツクバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに交差して燃料棒を受け入れるための複数
    のセルを碁盤目状に画成するストラツプから形成
    された少なくとも1つの格子を含み、前記ストラ
    ツプは、前記燃料棒が前記セル内に装入された時
    に同燃料棒に弾性的に係合して横方向から支持す
    るように、前記ストラツプから関連のセル内に延
    入する変形可能のばねを有している、燃料集合体
    内への燃料棒の装荷を容易にする装置において、 (a) 基部と、該基部に碁盤目状に取着された複数
    の固定の案内バーとからなり、該案内バーは、
    前記燃料棒を前記セル内に装入する前に前記案
    内バーの全てを関連の碁盤目状のセル内に同時
    に軸方向に挿入しうるように、互いに一定の平
    行に離間した関係で前記基部から延びると共
    に、前記セル内への前記案内バーの軸方向挿入
    の際に同案内バーの直線的な移動のみにより、
    前記変形可能なばねを、装入すべき燃料棒に関
    して引つ込んだ非係合位置へと弾性的に押すよ
    うな断面形状及び寸法を有している、案内構造
    と、 (b) 複数のばねロツクバーをそれぞれ含む1対の
    櫛形装置であつて、該櫛形装置の各々の前記ば
    ねロツクバーは、互いに関して一定の平行に離
    間した関係で形状に延びていて、前記1対の櫛
    形装置の前記ばねロツクバーを互いに交差する
    方向に直線的に横方向に移動することのみによ
    り、碁盤目状に取着された前記案内バーにより
    前記ばねを押したまま、同ばねに関してロツク
    保持関係で前記セル内に横方向に同時に挿入可
    能であり、前記案内バーを前記格子から退出さ
    せた後も、且つ前記セル内への前記燃料棒の装
    入中も、前記ばねを前記引つ込んだ非係合位置
    に保持すると共に、前記ばねを解放して同ばね
    を弾性的に移動させ、装入された燃料棒と支持
    係合するように、前記格子から同時に退出可能
    である、前記1対の櫛形装置と、 を備えたことを特徴とする、燃料棒を燃料集合体
    の格子内に装荷することを容易にするための装
    置。
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