JPH0452625Y2 - - Google Patents

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JPH0452625Y2
JPH0452625Y2 JP6900786U JP6900786U JPH0452625Y2 JP H0452625 Y2 JPH0452625 Y2 JP H0452625Y2 JP 6900786 U JP6900786 U JP 6900786U JP 6900786 U JP6900786 U JP 6900786U JP H0452625 Y2 JPH0452625 Y2 JP H0452625Y2
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JP
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phase
coil
relay
preventer
reverse phase
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JP6900786U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍もしくは冷蔵シヨーケースに関
し、とくにその冷凍サイクルにおける三相200V
用ロータリー圧縮機を始動制御するための回路に
関する。
(従来の技術) 従来、冷凍もしくは冷蔵シヨーケースの三相
200V用ロータリー圧縮機の始動制御回路として、
第2図に示すものが知られている。第2図におい
て、1はロータリー圧縮機であり、2は進相コン
デンサー、3は電磁接触器であつて、ロータリー
圧縮機1に供給される電源からの電流を入切する
役割を果す。4は熱動過電流継電器であつて、ロ
ータリー圧縮機1の本体に接触固定されるもので
ある。5は逆相防止器である。
ロータリー圧縮機1はレシプロ式圧縮機とは異
なり、その原理上、圧縮作用を行なうための回転
方向が一方向に限られている。一方、三相モータ
は3本の電源線のうち2本の線を入れ換えると回
転方向が逆転する性質をもつているため、三相
200Vのロータリー圧縮機を使用する場合には、
正転方向に電圧が印加された時のみ圧縮機を始動
するための保護装置として逆相防止器5が用いら
れる。
即ち、三相200V電源が正相で印加された場合、
逆相防止器5のコイルが励磁されてそのa接点が
閉となり、且つ電磁接触器3のコイルが励磁され
てそのa接点が閉となるため、ロータリー圧縮機
1に電流が流れ、始動する。また三相200V電源
が逆相で印加された場合、逆相防止器5のコイル
が励磁されないため、そのa接点が開となつてい
るので、電磁接触器3のコイルが励磁されず、そ
のa接点が開となり、ロータリー圧縮機1は始動
しない。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のロータリー圧縮機の始動制御回路は上記
のように構成されているので、電源コードに三相
用プラグを取付けて電源を印加する。ロータリー
圧縮機が始動しない場合、R相とT相を入替える
必要があり、そのため三相用プラグのビスを外し
て電源コードの線を入替えることが行なわれる
が、そのような作業は非常に煩わしいという問題
点があつた。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消す
ることであつて、それ故、電源コードの線を入替
えすることなく、R相とT相が正相になる回路を
有する冷凍冷蔵シヨーケースを提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案による冷凍冷蔵シヨーケースを特徴づけ
る構成は、三相200V用ロータリー圧縮機の始動
制御を行なうため、電源と逆相防止器5との間に
リレー6および遅延リレー7を含む回路を有する
ことである。(そのリレーはそのコイル6aが励
磁されると電源の2つの相を入れ替えて逆相を正
相にするようになつており、遅延リレー7は一定
時間後に接点を閉じた際に電源が逆相で印加され
ていて逆相防止器のコイルが励磁されない状態に
在ると前記リレーのコイルを励磁するようになつ
ている。) (問題点を解決するための手段の作用) 三相200V電源が正相で印加された場合にはロ
ータリー圧縮機は従来と同様に始動するが、逆相
で印加された場合、遅延レール7のa接点が一定
時間後に閉となり、その際逆相防止器のコイルが
励磁されない状態に在るのでリレー6のコイルが
励磁され、そのa接点が閉となるためR相とT相
が入替わり、正相となるので、ロータリー圧縮機
が始動する。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示すものであつ
て、図示のように、このシヨーケースに含まれる
ロータリー圧縮機1の始動制御回路においても進
相コンデンサー2、電磁接触器3熱動過電流継電
器4および逆相防止器5が含まれる。
本考案による回路には、第1図に示すように、
さらに逆相防止器5の前に、即ち電源と逆相防止
器5との間にリレー6および遅延リレー7が設置
される。この遅延リレー7は電源が印加される
と、一定時間後にa接点が閉となり、リレー6の
コイルを励磁するようになつている。
従つて、作動する際、三相200V電源が正相で
印加された場合、逆相防止器5のコイルが励磁さ
れ、そのa接点が閉じて、電磁接触器3のコイル
が励磁され、そのa接点が閉となり、ロータリー
圧縮機1は始動する。その間、遅延リレー7のa
接点は開となつているため、リレー6のコイルは
無励磁である。遅延リレー7のa接点が一定時間
後に閉となつても、逆相防止器5のb接点が開と
なつているのでリレー6のコイルは無励磁であ
る。
三相200V電源が逆相で印加された場合、逆相
防止器5のa接点が開となつているため、電磁接
触器3のコイルは無励磁であり、ロータリー圧縮
機1は始動しない。一定時間後に遅延リレー7の
a接点が閉となり、その際逆相防止器のコイルが
励磁されない状態にあるためリレー6のコイルが
励磁されると、そのa接点が閉となり、R相とT
相が入替わり、正相となる。そのためロータリー
圧縮機1が始動する。なお、逆相防止器5のb接
点が開となるが、リレー6のa接点が閉となつて
いるため、そのコイルは励磁された状態にあるの
でR相とT相が正相となつている。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば三相200V電源が逆相
で印加されても、R相とT相を自動的に入替える
ことができる。そのためR相とT相の入替えのた
め電源コードの線を入替える煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるシヨーケースに含まれる
ロータリー圧縮機の始動制御回路図、第2図は従
来の回路図である。 図中、1……ロータリー圧縮機、5……逆相防
止器、6……リレー、7……遅延リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3相200V用ロータリー圧縮機を始動制御する
    ため前記圧縮機への供給電源を入切する電磁接触
    器および逆相防止器を含む回路を有し、3相
    200V電源が正相で印加されたときには逆相防止
    器のコイルが励磁されて電磁接触器を付勢し前記
    圧縮機を作動するようになつている冷凍もしくは
    冷蔵シヨーケースにおいて、前記電源と前記逆相
    防止器との間にリレーおよび遅延リレーが設置さ
    れ、前記リレーはコイルを有し且つそのコイルが
    励磁されると前記電源の2つの相を入れ替えて逆
    相を正相にして前記逆相防止器のコイルを励磁し
    前記電磁接触器を付勢するようになつており、前
    記遅延リレーは一定時間後に接点を閉じた際に前
    記電源が逆相で印加されていて前記逆相防止器の
    コイルが励磁されない状態に在ると前記リレーの
    コイルを励磁するようになつていることを特徴と
    する冷凍冷蔵シヨーケース。
JP6900786U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH0452625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6900786U JPH0452625Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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JP6900786U JPH0452625Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS62181864U JPS62181864U (ja) 1987-11-18
JPH0452625Y2 true JPH0452625Y2 (ja) 1992-12-10

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JPS62181864U (ja) 1987-11-18

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