JPH0452624Y2 - - Google Patents

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JPH0452624Y2
JPH0452624Y2 JP1986064584U JP6458486U JPH0452624Y2 JP H0452624 Y2 JPH0452624 Y2 JP H0452624Y2 JP 1986064584 U JP1986064584 U JP 1986064584U JP 6458486 U JP6458486 U JP 6458486U JP H0452624 Y2 JPH0452624 Y2 JP H0452624Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えば電源として200Vの三相交流電
源及び100Vの単相交流電源等二種類の電源を用
いる低温シヨーケースの電気回路に関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術 従来より此種低温シヨーケースは商品の購入者
の選択取出し或いは使用者による商品の収納時等
の便宜を考慮して、貯蔵室は上方若しくは前方に
大きく開放されると共に、冷凍サイクルに含まれ
る蒸発器にて冷却された冷気を送風機によつて加
速し、開口部にエアーカーテンを形成して外部か
らの暖気進入を抑制すると共に貯蔵室内に冷気を
強制循環して冷却する構成となつている。蒸発器
には冷却運転によつて外部から侵入する水分若し
くは貯蔵室内商品の水分が霜として移転し、付着
生長する為、除霜用のヒータが取付けられ、又、
貯蔵室内には必要に応じて螢光灯等の照明器具が
取付けられる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この様な低温シヨーケースの冷凍サイクルを構
成する電動圧縮機は貯蔵室外の機械室に設けられ
ると共に、貯蔵室が開放されているため、比較的
大出力のものが用いられ、そのために電源も通常
三相交流200Vが使用される。しかし乍がら送風
機や螢光灯等、貯蔵室内に取付けられるものは購
入者の感電等による事故を考慮して通常単相交流
100V電源が用いられる。即ち、例えば実公昭52
−37895号公報に示される如く二種類の電源が使
用される。
該広報では防露ヒータが発熱しない事による結
露の発生を防止するために単相交流100V電源の
みが停電状態となつた場合には電動圧縮機と三相
交流電源間の電路を断ち、電動圧縮機を停止する
様に構成している。しかし乍がら前述の如き蒸発
器の除霜ヒータも、容量が比較的大きいので、単
相交流100V電源に接続した場合にはその他の電
気部品に与える電圧降下による悪影響が大なるた
め、電動圧縮機同様三相交流200V電源に接続さ
れる。従つて前述の如く単相交流100V電源のみ
が停電となつた場合には送風機のみが停止して、
除霜ヒータだけが発熱する状況が発生し、これに
よつて除霜ヒータ周囲の温度が異常に高くなり、
その付近の電気配線等の焼損事故が発生すると共
に、送風機が停止することにより、貯蔵室内の冷
却不良が発生する問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために成され
たものであり、以下実施例に沿つて本考案の構成
を説明する。
シヨーケースの冷凍サイクルに含まれる圧縮機
駆動用モータ3と蒸発器の除霜ヒータ11は三相
交流200Vの第1電源1に接続詞、冷気循環用の
送風機駆動用モータ18とリレーコリル9は単相
交流100Vの第2電源15に接続する。リレーコ
イル9は非通電状態で接点9Aを開き、リレーコ
イル4,8の通電を断つて接点2A,2B,8A
を開き、モータ3及び除霜ヒータ11の通電を断
つものである。
(ホ) 作用 本考案によれば第2電源が停止して送風機駆動
用のモータ18が停止した場合は圧縮機駆動用モ
ータ3を停止し、除霜ヒータ11の発熱を停止せ
しめる。これにより冷却に寄与しないモータ3の
無駄な運転を防止し、又、除霜ヒータ11付近の
異常温度上昇を防止できる。
(ヘ) 実施例 次に図面に於いて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の電気回路図を示す。1は第1電
源としての三相交流200V電源であり、そのR相
はリレーコイル2の常開接点2Aを介して電動圧
縮機駆動用モータ3に接続される。又、S相はモ
ータ3に接続され、更にT相はリレーコイル2の
常開接点2Bを介してモータ3に接続される。第
1電源1のR相及びT相間にはリレーコイル4の
常開接点4A、シヨーケースの貯蔵室内の温度を
感知するサーモスタツト5及びリレーコイル2が
直列に接続される。リレーコイル4は除霜タイマ
ー(TM)の切換スイツチ6の端子aと第1電源
1のT相間に接続される。L1は除霜表示ランプ
で、リレーコイル8と並列回路を構成し、切換ス
イツチ6の端子bとT相間に接続される。切換ス
イツチ6のコモンはリレーコイル9の常開接点9
Aを介してR相に接続される。除霜タイマー
(TM)は、冷凍サイクルの凝縮器冷却用の送風
機駆動用モータ10と並列回路を構成し、接点9
Aを介してR相、T相間に接続される。11は図
示しない冷凍サイクルの蒸発器の除霜ヒータであ
り、蒸発器の温度を感知する除霜終了温度感知器
12とリレーコイル8の常開接点8Aを介して第
1電源1のR相及びT相間に接続される。
13は冷凍サイクルの凝縮器の温度を検出する
異常温度検出器であり、異常表示ランプL2と直
列に接続される。(BZ)は警報ブザーであり、リ
レーコイル9の切換スイツチ9Bのコモン及び端
子aを介して異常表示ランプL2に並列接続され
る。又、切換スイツチ9Bの端子bは異常温度検
出器13と第1電源1のR相間に接続される。切
換スイツチ9Bはリレーコイル9が通電されて端
子bに閉じ、非通電状態で端子aに閉じている。
次に15は第2電源としての単相交流100V電
源であり、第2電源15には運転スイツチ16を
介して、リレーコイル9、貯蔵室内照明用の螢光
灯17、冷気循環用の送風機駆動用モータ18及
びシヨーケースのハンドレールの結露を防止する
ための防露ヒータ19が並列に接続されている。
電動圧縮機駆動用モータ3は起動時に大電流を必
要とすると共に貯蔵室外の機械室に通常設けられ
るため、第1電源1に接続されるが、貯蔵室内に
設けられる螢光灯17、防露ヒータ19、送風機
駆動用モータ18は商品購入者の感電事故を考慮
して第2電源15に接続される。又、除霜ヒータ
11は冷凍サイクルの蒸発器に設けられるもので
あるが、除霜時は比較的大なる電流が流れるた
め、第2電源15に接続すると電圧降下により防
露ヒータ19の発熱不良や螢光灯17の点灯不良
が発生するため、第1電源1に接続される。
次に動作を説明する。第1電源1及び第2電源
15が正常であるとして、運転スイツチ16が閉
ざされると螢光灯17が点灯し、送風機駆動用モ
ータ18が運転されて貯蔵室内に空気を循環する
と共に開口部にエアーカーテンを形成して外気の
進入を抑制し、防露ヒータ19に発熱される。
又、リレーコイル9にも通電されるので接点9A
が閉じ、切換スイツチ9Bが端子aに閉じる。
又、現在は除霜中ではないので切換スイツチ6は
端子aに閉じており、リレーコイル4が通電され
て接点4Aが閉じる。又、この時貯蔵室内の温度
は高いからサーモスタツト5は閉じており(サー
モスタツト5は温度が−2℃で接点を開き+2℃
に上昇して接点を閉じる。)、従つてリレーコイル
2が通電されて接点2A,2Bが閉じ、電動圧縮
機駆動用モータ3が起動して貯蔵室の冷却運転が
開始される。蒸発器で冷却された冷気は送風機駆
動用モータ18の運転によつて貯蔵室内に循環せ
られる。この冷却によつて貯蔵室内温度が−2℃
まで低下したらサーモスタツト5が開いてリレー
コイル2を非通電とし接点2A,2Bが開きモー
タ3が停止する。モータ3が停止して冷凍サイク
ル内の冷媒循環が停止してもエアーカーテン形成
の必要上モータ18は連続運転される。以後これ
を繰り返えして貯蔵室内を平均0℃とする。
除霜タイマ(TM)はこの間積算動作を実行
し、8時間の内に一回30分間だけ切換スイツチ6
を端子bに閉じ、接点4Aを開いてモータ3を停
止し、リレーコイル8に通電して接点8Aを閉
じ、除霜ヒータ11に通電して蒸発器の除霜を開
始する。除霜が進行して除霜終了温度感知器12
部分の蒸発器の温度が+10℃まで上昇すると接点
が開かれ、除霜が終了する。この除霜動作の間モ
ータ18はエアーカーテンを形成する必要上から
連続運転されているが、除霜ヒータ11の発熱は
霜を融解する為に用いられるので、貯蔵室へは殆
んど影響を与えない。又、除霜ヒータ11の発熱
量も蒸発器に冷気が循環されている状態で十分除
霜が行える丈の容量とされている。一方、凝縮器
に例えば目詰まりが生じて通風が阻害されたり、
又、モータ10の故障等により、凝縮器の温度が
上昇すると、冷媒を十分凝縮できなくなり、蒸発
器での冷却能力も低下するが、異常温度検出器1
3が凝縮器の温度が例えば+55℃に上昇した時点
で閉じ、異常表示ランプL2を点灯し、又、切換
スイツチ9Bが端子aに閉じているので、警報ブ
ザー(BZ)が鳴動されるため、使用者に対して
早期に異常を知らしめ、収納した商品の劣化を防
止する。
以上は両電源1,15が正常に印加されている
状態での動作を説明したが、スイツチ16が閉じ
られていても第2電源15が停電状態となると、
螢光灯17が消灯し、防露ヒータ19の発熱が停
止すると共に送風機駆動用モータ18が停止し、
貯蔵室内の冷気循環は行われなくなる。この時除
霜タイマー(TM)の動作により切換スイツチ6
が端子bに閉じられ接点8Aが閉じて蒸発器の除
霜が行われていると、もともと冷気が循環されて
いる状態で除霜を実行できる発熱量とされている
ものに対して冷気が循環されなくなるため、発熱
過剰となり除霜ヒータ11付近の温度が異常に上
昇し、その付近に電気配線等が設けられていると
電線を焼損する危険性が出て来る。又、モータ1
8が運転されないので、電動圧縮機駆動用モータ
3が運転中であつたとしても、当然冷気は循環さ
れず、貯蔵室は冷却されなくなり、温度上昇によ
り商品の劣化が進行することになる。
そのために本考案では第2電源15が停電した
時点でリレーコイル9が非通電状態となる様にし
ている。これによつて接点9Aが開いてリレーコ
イル4及び8を非通電とし、結果的に接点2A,
2B及び8Aを開いてモータ3の運転及び除霜ヒ
ータ11の発熱を禁止して、無駄な運転と、前述
の焼損事故等の発生を未然に防止する。同時に切
換スイツチ9Bを端子bに閉じて、異常温度検出
器13に係わらず、警報ブザー(BZ)を鳴動せ
しめて第2電源15の停電を使用者に報知する。
これによつて使用者は早期に第2電源15の異常
を取り除き、シヨーケースを通常の冷却状態に復
帰せしめる事ができる。この時の警報は凝縮器即
ち冷凍サイクルの異常を報知する為の警報ブザー
(BZ)を兼用できるので製造コストを低減し、構
成の簡素化も実現できる。又、この時冷凍サイク
ルの異常か、第2電源15の停電かは異常表示ラ
ンプL2の点灯状態で容易に判別できる。
ここで異常温度検出器13は凝縮器に限らず貯
蔵室内の温度を検出させ、所定の異常高温度で接
点を閉じる様な構成と成しても良く、この場合は
冷凍サイクルと共にシヨーケースの冷却装置を構
成する送風機駆動用モータ18の異常若しくは電
動圧縮機駆動用モータ3の異常を警報する事にな
る。
(ト) 考案の効果 本校案によれば第2電源に接続された電磁リレ
ーのコイルの非通電状態によつて圧縮機駆動用モ
ータ及び除霜ヒータへの通電を断つので、第2電
源が停電状態になり、コイルが非電通になつた場
合には、第1電源に接続された圧縮機駆動用モー
タ及び除霜ヒータへの通電が停止し、無駄な圧縮
機の冷却運転を防止できると共に除霜ヒータの過
剰発熱による電気配線の焼損事故等を未然に防止
できる等実用的効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の電気回路の実施例を示すものであ
る。 1……第1電源、3……圧縮機駆動用モータ、
9……リレーコイル、11……除霜ヒータ、15
……第2電源、18……送風機駆動用モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1電源に接続された冷凍サイクルの圧縮機駆
    動用モータ及び前記冷凍サイクルに含まれる蒸発
    器の除霜ヒータと、第2電源に接続され前記蒸発
    器によつて冷却された冷気を貯蔵室内に循環する
    送風機駆動用モータ及び電磁リレーのコイルから
    なり、該コイルの非通電状態によつて前記圧縮駆
    動用モータ及び除霜ヒータへの通電を断つ事を特
    徴とする低温シヨーケースの電気回路。
JP1986064584U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0452624Y2 (ja)

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JP1986064584U JPH0452624Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JP1986064584U JPH0452624Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JPS62176679U JPS62176679U (ja) 1987-11-10
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2760506B2 (ja) * 1988-04-28 1998-06-04 三洋電機株式会社 冷却装置
JP4971711B2 (ja) * 2006-07-26 2012-07-11 三洋電機株式会社 低温ショーケース

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JPS56162386A (en) * 1980-05-20 1981-12-14 Sanyo Electric Co Electronic controller for refrigerating chamber
JPS5716773A (en) * 1981-05-29 1982-01-28 Hitachi Ltd Defrosting controller for freezer/refrigerator
JPS58158472A (ja) * 1982-03-17 1983-09-20 三洋電機株式会社 冷却装置

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