JPH0579904B2 - - Google Patents
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- JPH0579904B2 JPH0579904B2 JP13475685A JP13475685A JPH0579904B2 JP H0579904 B2 JPH0579904 B2 JP H0579904B2 JP 13475685 A JP13475685 A JP 13475685A JP 13475685 A JP13475685 A JP 13475685A JP H0579904 B2 JPH0579904 B2 JP H0579904B2
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- JP
- Japan
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- input
- power supply
- output
- refrigerator
- voltage
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Links
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は冷蔵庫の電動圧縮機等の電装部品の故
障を検知するための異常検知装置に関するもので
ある。
障を検知するための異常検知装置に関するもので
ある。
(ロ) 従来の技術
従来此種冷蔵庫では冷凍サイクルの圧縮機を駆
動する圧縮機モータや、冷却器の着霜を融解する
ための除霜用電気ヒータ等の種々の電装部品を有
しており、所定の制御装置これらの電装部品への
通電をそれぞれ制御して冷蔵庫としての機能を発
揮せしめている。
動する圧縮機モータや、冷却器の着霜を融解する
ための除霜用電気ヒータ等の種々の電装部品を有
しており、所定の制御装置これらの電装部品への
通電をそれぞれ制御して冷蔵庫としての機能を発
揮せしめている。
(ハ) 発明が解決しようする問題点
ここで例えば電装部品内の電気回路の短絡や、
圧縮機モータがロツクを起こした様な状況では、
素子に多大な電流が流れ危険となるため、例えば
実開昭57−98194号公報では圧縮機モータを流れ
る電流値を検出する変流器(以下カレントトラン
スと称す。)を用いてモータの異常を検知するよ
うにしているが、この方法では圧縮機モータの異
常以外は検知できず、他の電装部品の異常を検知
するには各電装部品に対してそれぞれカレントト
ランスを設けなければならない不都合がある。
圧縮機モータがロツクを起こした様な状況では、
素子に多大な電流が流れ危険となるため、例えば
実開昭57−98194号公報では圧縮機モータを流れ
る電流値を検出する変流器(以下カレントトラン
スと称す。)を用いてモータの異常を検知するよ
うにしているが、この方法では圧縮機モータの異
常以外は検知できず、他の電装部品の異常を検知
するには各電装部品に対してそれぞれカレントト
ランスを設けなければならない不都合がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は斯かる問題点を解決するために冷蔵庫
の異常検知装置において、複数の負荷の正常な電
流状態を設定し、各負荷が接続された電源供給ラ
イン41を流れる電流状態に基づいて、現在動作
している負荷に対応する設定値を選択して動作す
るようにしたものである。
の異常検知装置において、複数の負荷の正常な電
流状態を設定し、各負荷が接続された電源供給ラ
イン41を流れる電流状態に基づいて、現在動作
している負荷に対応する設定値を選択して動作す
るようにしたものである。
(ホ) 作 用
本発明によれば単一の異常検知装置によつて
種々の負荷の異常を検知することが可能となる。
種々の負荷の異常を検知することが可能となる。
(ヘ) 実施例
図面に於いて実施例を説明する。第3図は冷蔵
庫1の側断面図を示している。冷蔵庫1の前方に
開口する断熱箱体2の庫内は断熱性の仕切壁3に
よつて上下に区画され、上方に冷凍室4、下方に
冷蔵室5が形成されている。6,7は各室4,5
の開口を閉じる断熱扉である。仕切壁3内には冷
却室8が形成され、そこに冷凍サイクルに含まれ
る冷凍器9が収納設置される。仕切壁3上方の断
熱箱体2背壁には送風機11が設けられ、この送
風機11により冷却器9からの冷気をダクト12
を介して吸引し、吐出口13,14よりそれぞれ
各室4,5に吐出する。15吐出口14を開閉し
て冷蔵室5の温度を制御する電磁ダンパーであ
る。17は冷蔵庫1下部に設置される冷凍サイク
ルの電動圧縮機であり、又、18は冷蔵室5の扉
7の開放により点灯して冷蔵室5内を照らす庫内
灯である。
庫1の側断面図を示している。冷蔵庫1の前方に
開口する断熱箱体2の庫内は断熱性の仕切壁3に
よつて上下に区画され、上方に冷凍室4、下方に
冷蔵室5が形成されている。6,7は各室4,5
の開口を閉じる断熱扉である。仕切壁3内には冷
却室8が形成され、そこに冷凍サイクルに含まれ
る冷凍器9が収納設置される。仕切壁3上方の断
熱箱体2背壁には送風機11が設けられ、この送
風機11により冷却器9からの冷気をダクト12
を介して吸引し、吐出口13,14よりそれぞれ
各室4,5に吐出する。15吐出口14を開閉し
て冷蔵室5の温度を制御する電磁ダンパーであ
る。17は冷蔵庫1下部に設置される冷凍サイク
ルの電動圧縮機であり、又、18は冷蔵室5の扉
7の開放により点灯して冷蔵室5内を照らす庫内
灯である。
第1図は冷蔵庫1の制御回路20を示してい
る。交流電源ACには直流電源Vccを作るための整
流回路21が接続される。整流回路21より後段
の電源供給ライン41にはトライアツク22が介
設されると共に庫内灯18、電磁ダンパー15の
コイル15A、冷却器9の除霜ヒータ23及び電
動圧縮機17の駆動用モータ17Mと送風機モー
タ11Mの並列回路が並列に接続される。庫内灯
18、除霜ヒータ23、モータ17M,11Mそ
れぞれと電源供給ライン41間には更にトライア
ツク25,26,27が介設される。28,2
9,30はトライアツク22,26,27をそれ
ぞれトリガするためのトライアツクである。コイ
ル15Aと電源供給ライン41間には、トライア
ツク31及びダイオード32の直列回路とトライ
アツク33及びダイオード34の直列回路の並列
回路と抵抗35が直列に接続され、更にコイル1
5Aには平滑用のコンデンサ36が並列接続され
る。ダイオード32,34は相互に逆向きとなつ
ている。ここで電磁ダンパー15は所謂キープソ
レノイドプランジヤーにて構成されており、コイ
ル15Aにダイオード32の順方向瞬時電流が流
れることによつて吐出口14を開き、ダイオード
34の順方向瞬時電流で閉じるものである。
る。交流電源ACには直流電源Vccを作るための整
流回路21が接続される。整流回路21より後段
の電源供給ライン41にはトライアツク22が介
設されると共に庫内灯18、電磁ダンパー15の
コイル15A、冷却器9の除霜ヒータ23及び電
動圧縮機17の駆動用モータ17Mと送風機モー
タ11Mの並列回路が並列に接続される。庫内灯
18、除霜ヒータ23、モータ17M,11Mそ
れぞれと電源供給ライン41間には更にトライア
ツク25,26,27が介設される。28,2
9,30はトライアツク22,26,27をそれ
ぞれトリガするためのトライアツクである。コイ
ル15Aと電源供給ライン41間には、トライア
ツク31及びダイオード32の直列回路とトライ
アツク33及びダイオード34の直列回路の並列
回路と抵抗35が直列に接続され、更にコイル1
5Aには平滑用のコンデンサ36が並列接続され
る。ダイオード32,34は相互に逆向きとなつ
ている。ここで電磁ダンパー15は所謂キープソ
レノイドプランジヤーにて構成されており、コイ
ル15Aにダイオード32の順方向瞬時電流が流
れることによつて吐出口14を開き、ダイオード
34の順方向瞬時電流で閉じるものである。
次に38は冷凍室4の、39は冷蔵室5の温度
検出回路であり、40は冷却器の温度検出回路で
ある。T1は冷凍室4内の温度を検出する負特性
サーミスタであり抵抗R1と電源Vccを分圧した端
子電圧は正帰還抵抗R2を有するコンパレータC1
の(−)入力端子に入力される。コンパレータ
C1の(+)入力端子にはボリユームR3を含む抵
抗R4,R5にて構成する設定電圧が入力される。
コンパレータC1は冷凍室4の温度が例えば−18
℃に上昇して出力を高電位(以下「H」と称す。)
とし、−22℃に低下して低電位(以下「L」と称
す。)とするもので、その出力は周知のマイクロ
コンピユータ42の端子IN1に入力される。同様
にT2は冷蔵室5の温度を検知するサーミスタで
抵抗R6との分圧電圧は、抵抗R7,R8とボリユー
ムR9にて構成する設定電圧と共に、正帰還抵抗
R10を有するコンパレータC2の(−)入力端子と
(+)入力端子にそれぞれ入力される。コンパレ
ータC2は冷蔵室5の温度が例えば+5℃に上昇
して出力を「H」とし、+1℃に低下して出力を
「L」とするもので、その出力はマイクロコンピ
ユータ42の端子IN2に入力される。又、T3は冷
却器9の温度を検出するサーミスタで抵抗R11と
の分圧電圧と抵抗R12,R13による設定電圧はコ
ンパレータC3の(−)入力端子と(+)入力端
子に入力される。コンパレータC3の出力は冷却
器9の温度が+13℃に上昇すると「H」となるも
ので、マイクロコンピユータ42の端子IN3に入
力される。又、44は扉7の開閉を検知する扉検
知装置で、その出力はマイクロコンピユータ42
の端子IN0に接続される。更に、マイクロコンピ
ユータ42の出力端子OUT1,OUT2,OUT3,
OUT4,OUT5及びOUT6はそれぞれトライアツ
ク28,25,31,33,29及び30のゲー
トに接続される。
検出回路であり、40は冷却器の温度検出回路で
ある。T1は冷凍室4内の温度を検出する負特性
サーミスタであり抵抗R1と電源Vccを分圧した端
子電圧は正帰還抵抗R2を有するコンパレータC1
の(−)入力端子に入力される。コンパレータ
C1の(+)入力端子にはボリユームR3を含む抵
抗R4,R5にて構成する設定電圧が入力される。
コンパレータC1は冷凍室4の温度が例えば−18
℃に上昇して出力を高電位(以下「H」と称す。)
とし、−22℃に低下して低電位(以下「L」と称
す。)とするもので、その出力は周知のマイクロ
コンピユータ42の端子IN1に入力される。同様
にT2は冷蔵室5の温度を検知するサーミスタで
抵抗R6との分圧電圧は、抵抗R7,R8とボリユー
ムR9にて構成する設定電圧と共に、正帰還抵抗
R10を有するコンパレータC2の(−)入力端子と
(+)入力端子にそれぞれ入力される。コンパレ
ータC2は冷蔵室5の温度が例えば+5℃に上昇
して出力を「H」とし、+1℃に低下して出力を
「L」とするもので、その出力はマイクロコンピ
ユータ42の端子IN2に入力される。又、T3は冷
却器9の温度を検出するサーミスタで抵抗R11と
の分圧電圧と抵抗R12,R13による設定電圧はコ
ンパレータC3の(−)入力端子と(+)入力端
子に入力される。コンパレータC3の出力は冷却
器9の温度が+13℃に上昇すると「H」となるも
ので、マイクロコンピユータ42の端子IN3に入
力される。又、44は扉7の開閉を検知する扉検
知装置で、その出力はマイクロコンピユータ42
の端子IN0に接続される。更に、マイクロコンピ
ユータ42の出力端子OUT1,OUT2,OUT3,
OUT4,OUT5及びOUT6はそれぞれトライアツ
ク28,25,31,33,29及び30のゲー
トに接続される。
マイクロコンピユータ42は通常端子OUT1よ
り出力を発生してトライアツク28,22をトリ
ガし、導通せしめている。又、扉7が開くと検知
装置44によりそれを検知し、出力端子OUT2よ
り出力を発生してトライアツク25をトリガし、
庫内灯18を点灯させる。更にコンパレータC1
の出力が「H」となると端子OUT6より出力を発
生してトライアツク30,27をトリガし、モー
タ17M,11Mを駆動すると共に、コンパレー
タC1の出力が「L」となるとモータ17M,1
1Mを停止させる。これによつて冷凍室4内は平
均−20℃に保たれる。又、コンパレータC2の出
力が「H」となると端子OUT3より瞬時出力を発
してトライアツク31をトリガし、電磁ダンパー
15を開き、「L」となると端子OUT4によりト
ライアツク33をトリガして電磁ダンパー15を
閉じる。これによつて冷蔵室5内は平均+3℃程
に維持される。更に又、マイクロコンピユータ4
2はモータ17Mの運転時間即ち端子OUT6より
出力を発生している時間を積算し、例えば8時間
で端子OUT5より出力を発生してトライアツク2
9,26をトリガし除霜モータ23に通電させる
と共に端子OUT6の出力発生を禁止して冷却器9
の除霜を開始する。この除霜動作が進行して冷却
器9の温度が除霜終了温度である+13℃以上にな
るとコンパレータC3の出力が「H」となるので、
マイクロコンピユータ42は端子OUT5の出力発
生を停止して除霜を終了し、端子OUT6の出力発
生禁止を解く。
り出力を発生してトライアツク28,22をトリ
ガし、導通せしめている。又、扉7が開くと検知
装置44によりそれを検知し、出力端子OUT2よ
り出力を発生してトライアツク25をトリガし、
庫内灯18を点灯させる。更にコンパレータC1
の出力が「H」となると端子OUT6より出力を発
生してトライアツク30,27をトリガし、モー
タ17M,11Mを駆動すると共に、コンパレー
タC1の出力が「L」となるとモータ17M,1
1Mを停止させる。これによつて冷凍室4内は平
均−20℃に保たれる。又、コンパレータC2の出
力が「H」となると端子OUT3より瞬時出力を発
してトライアツク31をトリガし、電磁ダンパー
15を開き、「L」となると端子OUT4によりト
ライアツク33をトリガして電磁ダンパー15を
閉じる。これによつて冷蔵室5内は平均+3℃程
に維持される。更に又、マイクロコンピユータ4
2はモータ17Mの運転時間即ち端子OUT6より
出力を発生している時間を積算し、例えば8時間
で端子OUT5より出力を発生してトライアツク2
9,26をトリガし除霜モータ23に通電させる
と共に端子OUT6の出力発生を禁止して冷却器9
の除霜を開始する。この除霜動作が進行して冷却
器9の温度が除霜終了温度である+13℃以上にな
るとコンパレータC3の出力が「H」となるので、
マイクロコンピユータ42は端子OUT5の出力発
生を停止して除霜を終了し、端子OUT6の出力発
生禁止を解く。
46は電流状態検出装置を示す。CTはカレン
トトランスでトライアツク22後段の電源供給ラ
イン41を流れる電流の値を検出し、その出力は
抵抗R15、ダイオード47、コンデンサ48及び
抵抗R16にて平滑され直流電圧Vsとされる。この
検出電圧VsはコンパレータC4,C5,C6,C7及び
C8の(+)入力端子に入力される。接地及び電
源Vccには複数の設定抵抗R20,R21,R22,R23,
R24及びR25が直列に接続されて電源Vcc電圧を分
圧し、各抵抗R20,R21,R22,R23及びR24の端子
電圧V1,V2,V3,V4及びV5をそれぞれコンパレ
ータC4,C5,C6,C7及びC8の(−)入力端子に
入力している。又、電圧(V1)は電源供給ライ
ン41を10mAの電流が流れた場合に発生する電
圧Vsの値とし、電圧V2は同様に300mAの電流が
流れた場合の電圧Vsの値とし、電圧V3は同様に
1Aが流れた場合の電圧Vsの値とし、電圧V4は同
様に2Aの電流が流れた場合の電圧Vsの値とし、
電圧V5は同様に5Aの電流が電源供給ライン41
に流れた時の電圧Vsの値となる様に各抵抗値を
設定しておく。
トトランスでトライアツク22後段の電源供給ラ
イン41を流れる電流の値を検出し、その出力は
抵抗R15、ダイオード47、コンデンサ48及び
抵抗R16にて平滑され直流電圧Vsとされる。この
検出電圧VsはコンパレータC4,C5,C6,C7及び
C8の(+)入力端子に入力される。接地及び電
源Vccには複数の設定抵抗R20,R21,R22,R23,
R24及びR25が直列に接続されて電源Vcc電圧を分
圧し、各抵抗R20,R21,R22,R23及びR24の端子
電圧V1,V2,V3,V4及びV5をそれぞれコンパレ
ータC4,C5,C6,C7及びC8の(−)入力端子に
入力している。又、電圧(V1)は電源供給ライ
ン41を10mAの電流が流れた場合に発生する電
圧Vsの値とし、電圧V2は同様に300mAの電流が
流れた場合の電圧Vsの値とし、電圧V3は同様に
1Aが流れた場合の電圧Vsの値とし、電圧V4は同
様に2Aの電流が流れた場合の電圧Vsの値とし、
電圧V5は同様に5Aの電流が電源供給ライン41
に流れた時の電圧Vsの値となる様に各抵抗値を
設定しておく。
ここで庫内灯18の点灯時にそれに流れる正常
電流を100mA、電磁ダンパー15の動作時にコ
イル15Aに流れる正常電流は300mA、除霜ヒ
ータ23の通電時にそれに流れる正常電流は1A、
モータ17M及び11Mの動作中にそれぞれを流
れる電流の正常値はそれぞれ2A及び40mAとす
る。又、マイクロコンピユータ42の出力端子
OUT7,OUT8,OUT9,OUT10,OUT11及び
OUT12には表示部50を構成する発光ダイオー
ド51,52,53,54,55及び56がそれ
ぞれ接続される。
電流を100mA、電磁ダンパー15の動作時にコ
イル15Aに流れる正常電流は300mA、除霜ヒ
ータ23の通電時にそれに流れる正常電流は1A、
モータ17M及び11Mの動作中にそれぞれを流
れる電流の正常値はそれぞれ2A及び40mAとす
る。又、マイクロコンピユータ42の出力端子
OUT7,OUT8,OUT9,OUT10,OUT11及び
OUT12には表示部50を構成する発光ダイオー
ド51,52,53,54,55及び56がそれ
ぞれ接続される。
次に第2図はマイクロコンピユータ42の異常
検出用のフローチヤートを示す。ここで各マイク
ロコンピユータ42の入力端子IN8,IN7,IN6,
IN5,IN4の電圧状態を例えばそれぞれの入力が
「L」「L」「H」「H」「H」である時は(0、0、
1、1、1)と称すものとする。電源投入からス
テツプ(S1)で電動圧縮機17が運転中か否か、
即ちトライアツク30,27が導通しているか否
か判断し、導通していればステツプ(S2)に進ん
で時間Tsが2秒以内か否か判断し以内であれば
ステツプ(S1)に戻る。ここで時間Tsはモータ
17Mが起動してからの経過時間であり、この起
動時の大電流(6A程)を検出しないための遅延
期間を2秒間としている。ステツプ(S2)でTs
が2秒より長くなるとステツプ(S3)では前述の
入力が(0、1、1、1、1)か否か判断する。
ここで電源供給ライン41に流れる電流が2A以
上5A未満の時は前記入力は(0、1、1、1、
1)であり、この状態はモータ17M,11Mの
正常運転状態であるから(庫内灯18、電磁ダン
パー15Aが同時に動作しても同様である。)、否
でなければステツプ(S1)に戻る。ステツプ
(S3)で入力が(0、1、1、1、1)でない時
はステツプ(S4)に進んで入力が(1、1、1、
1、1)か否か判断し、(1、1、1、1、1)
であればステツプ(S5)に進む。入力が(1、
1、1、1、1)であるということはモータ17
Mがシヨートして電源供給ライン41に5A以上
の大電流が流れていることであり、ステツプ
(S5)にて警報0指令を発して出力端子OUT12を
「L」とし発光ダイオード56を点灯せしめ、モ
ータ17Mのシヨートを使用者に知らしめる。ス
テツプ(S4)で入力が(1、1、1、1、1)で
ない時はモータ17Mが断線している状態である
からステツプ(S21)で警報1指令を発して出力
端子OUT7を「L」とし、発光ダイオード51を
点灯せしめてモータ17Mの断線を使用者に知ら
しめる。何れの場合もステツプ(S22)に進んで
電動圧縮機17の停止指令を発してトライアツク
30,27を不導通とする。ステツプ(S1)で電
動圧縮機17が停止している時はステツプ(S6)
に進む。ステツプ(S6)では除霜ヒータ23に通
電しているか即ちトライアツク29,26が導通
しているか否か判断し、通電していればステツプ
(S7)に進み、同様に前述の入力が(0、0、1、
1、1)か否か判断する。ここで電源供給ライン
41を流れる電流値が1A以上2A未満の時、入力
は(0、0、1、1、1)であり、これは除霜ヒ
ータ23の正常通電状態であるから(庫内灯1
8、電磁ダンパー15が同時動作しても同様であ
る。)、否でなければステツプ(S1)に戻る。ステ
ツプ(S7)で入力が(0、0、1、1、1)でな
い時は除霜ヒータ23がシヨート若しくは断線し
ている異常状態であるからステツプ(S8)に進ん
で除霜ヒータ23の通電停止命令を発してトライ
アツク29,26を不導通とし、ステツプ(S9)
に進んで警報2指令を発し、出力端子OUT8を
「L」として発光ダイオード52を点灯し、使用
者に除霜ヒータ23の異常を警告する。
検出用のフローチヤートを示す。ここで各マイク
ロコンピユータ42の入力端子IN8,IN7,IN6,
IN5,IN4の電圧状態を例えばそれぞれの入力が
「L」「L」「H」「H」「H」である時は(0、0、
1、1、1)と称すものとする。電源投入からス
テツプ(S1)で電動圧縮機17が運転中か否か、
即ちトライアツク30,27が導通しているか否
か判断し、導通していればステツプ(S2)に進ん
で時間Tsが2秒以内か否か判断し以内であれば
ステツプ(S1)に戻る。ここで時間Tsはモータ
17Mが起動してからの経過時間であり、この起
動時の大電流(6A程)を検出しないための遅延
期間を2秒間としている。ステツプ(S2)でTs
が2秒より長くなるとステツプ(S3)では前述の
入力が(0、1、1、1、1)か否か判断する。
ここで電源供給ライン41に流れる電流が2A以
上5A未満の時は前記入力は(0、1、1、1、
1)であり、この状態はモータ17M,11Mの
正常運転状態であるから(庫内灯18、電磁ダン
パー15Aが同時に動作しても同様である。)、否
でなければステツプ(S1)に戻る。ステツプ
(S3)で入力が(0、1、1、1、1)でない時
はステツプ(S4)に進んで入力が(1、1、1、
1、1)か否か判断し、(1、1、1、1、1)
であればステツプ(S5)に進む。入力が(1、
1、1、1、1)であるということはモータ17
Mがシヨートして電源供給ライン41に5A以上
の大電流が流れていることであり、ステツプ
(S5)にて警報0指令を発して出力端子OUT12を
「L」とし発光ダイオード56を点灯せしめ、モ
ータ17Mのシヨートを使用者に知らしめる。ス
テツプ(S4)で入力が(1、1、1、1、1)で
ない時はモータ17Mが断線している状態である
からステツプ(S21)で警報1指令を発して出力
端子OUT7を「L」とし、発光ダイオード51を
点灯せしめてモータ17Mの断線を使用者に知ら
しめる。何れの場合もステツプ(S22)に進んで
電動圧縮機17の停止指令を発してトライアツク
30,27を不導通とする。ステツプ(S1)で電
動圧縮機17が停止している時はステツプ(S6)
に進む。ステツプ(S6)では除霜ヒータ23に通
電しているか即ちトライアツク29,26が導通
しているか否か判断し、通電していればステツプ
(S7)に進み、同様に前述の入力が(0、0、1、
1、1)か否か判断する。ここで電源供給ライン
41を流れる電流値が1A以上2A未満の時、入力
は(0、0、1、1、1)であり、これは除霜ヒ
ータ23の正常通電状態であるから(庫内灯1
8、電磁ダンパー15が同時動作しても同様であ
る。)、否でなければステツプ(S1)に戻る。ステ
ツプ(S7)で入力が(0、0、1、1、1)でな
い時は除霜ヒータ23がシヨート若しくは断線し
ている異常状態であるからステツプ(S8)に進ん
で除霜ヒータ23の通電停止命令を発してトライ
アツク29,26を不導通とし、ステツプ(S9)
に進んで警報2指令を発し、出力端子OUT8を
「L」として発光ダイオード52を点灯し、使用
者に除霜ヒータ23の異常を警告する。
次にステツプ(S6)で除霜ヒータ23が発熱し
ていない時はステツプ(S10)に進み、電磁ダン
パー15のコイル15Aが動作しているか(実施
例では開くときのみ)、即ちトライアツク31導
通しているか否か判断し、導通していればステツ
プ(S11)に進んで、前記入力が(0、0、0、
1、1)であるか否か判断する。ここで電源供給
ライン41を流れる電流値が300mA以上1A未満
の時、入力は(0、0、0、1、1)であり、こ
れはコイル15Aの正常通電状態であるから(庫
内灯18が同時に点灯しても同様である。)、否で
なければステツプ(S1)に戻る。ステツプ(S11)
で入力が(0、0、0、1、1)でない時はコイ
ル15Aが断線等している異常時であるからステ
ツプ(S12)に進んでトライアツク31,33の
導通を禁止してコイル15Aの通電を禁止する命
令を発し、ステツプ(S13)で警報3指令を発し、
出力端子OUT9を「L」にして発光ダイオード5
3を点灯させる。次にステツプ(S10)でコイル
15Aに通電していない時はステツプ(S14)に
進み、庫内灯18が点灯しているか否か判断し、
点灯していればステツプ(S15)に進み、入力が
(0、0、0、0、1)か否か判断する。電源供
給ライン41の電流値が10mA以上300mA未満
であれば入力は(0、0、0、0、1)であり、
これは庫内灯18の正常電流値であるから、ステ
ツプ(S15)で否でなければステツプ(S1)に戻
る。ステツプ(S15)で入力が(0、0、0、0、
1)でなければ庫内灯18がシヨート若しくは断
線している異常時であるからステツプ(S16)に
進み、庫内灯18の消灯命令を発してトライアツ
ク25を不導通とし、ステツプ(S17)に進んで
警報4指令を発して出力端子OUT10を「L」と
し発光ダイオード54を点灯させ、使用者に庫内
灯18の異常を警告する。ステツプ(S14)で庫
内灯18が点灯してなければ、即ちいずれの負荷
も通電されていなければステツプ(S18に進み、
入力が(0、0、0、0、0)か否か判断し、否
でなければステツプ(S1)に戻る。ステツプ
(S18)で否であればこれは漏電している状況だか
らステツプ(S19)に進んで電源を断つ指令を発
し、トライアツク28,22を不導通とし、ステ
ツプ(S20)に進んで警報5指令を発し、出力端
子OUT11を「L」として発光ダイオード55を
点灯して漏電を警告する。
ていない時はステツプ(S10)に進み、電磁ダン
パー15のコイル15Aが動作しているか(実施
例では開くときのみ)、即ちトライアツク31導
通しているか否か判断し、導通していればステツ
プ(S11)に進んで、前記入力が(0、0、0、
1、1)であるか否か判断する。ここで電源供給
ライン41を流れる電流値が300mA以上1A未満
の時、入力は(0、0、0、1、1)であり、こ
れはコイル15Aの正常通電状態であるから(庫
内灯18が同時に点灯しても同様である。)、否で
なければステツプ(S1)に戻る。ステツプ(S11)
で入力が(0、0、0、1、1)でない時はコイ
ル15Aが断線等している異常時であるからステ
ツプ(S12)に進んでトライアツク31,33の
導通を禁止してコイル15Aの通電を禁止する命
令を発し、ステツプ(S13)で警報3指令を発し、
出力端子OUT9を「L」にして発光ダイオード5
3を点灯させる。次にステツプ(S10)でコイル
15Aに通電していない時はステツプ(S14)に
進み、庫内灯18が点灯しているか否か判断し、
点灯していればステツプ(S15)に進み、入力が
(0、0、0、0、1)か否か判断する。電源供
給ライン41の電流値が10mA以上300mA未満
であれば入力は(0、0、0、0、1)であり、
これは庫内灯18の正常電流値であるから、ステ
ツプ(S15)で否でなければステツプ(S1)に戻
る。ステツプ(S15)で入力が(0、0、0、0、
1)でなければ庫内灯18がシヨート若しくは断
線している異常時であるからステツプ(S16)に
進み、庫内灯18の消灯命令を発してトライアツ
ク25を不導通とし、ステツプ(S17)に進んで
警報4指令を発して出力端子OUT10を「L」と
し発光ダイオード54を点灯させ、使用者に庫内
灯18の異常を警告する。ステツプ(S14)で庫
内灯18が点灯してなければ、即ちいずれの負荷
も通電されていなければステツプ(S18に進み、
入力が(0、0、0、0、0)か否か判断し、否
でなければステツプ(S1)に戻る。ステツプ
(S18)で否であればこれは漏電している状況だか
らステツプ(S19)に進んで電源を断つ指令を発
し、トライアツク28,22を不導通とし、ステ
ツプ(S20)に進んで警報5指令を発し、出力端
子OUT11を「L」として発光ダイオード55を
点灯して漏電を警告する。
実施例では6種類の異常状態を警告するように
したが、更い多い負荷に適用しても差支えない。
したが、更い多い負荷に適用しても差支えない。
(ト) 発明の効果
本発明によれば複数の負荷を接続した冷蔵庫の
電気回路に於いて単一の電流検知装置によつて各
負荷の異常を検知することが可能となるので、コ
ストの低減が図れると共に収納食品の劣化防止に
絶大なる効果を奏する。
電気回路に於いて単一の電流検知装置によつて各
負荷の異常を検知することが可能となるので、コ
ストの低減が図れると共に収納食品の劣化防止に
絶大なる効果を奏する。
各図は本発明の実施例を示すもので、第1図は
電気回路図、第2図はマイクロコンピユータの異
常検知用のフローチヤートを示す図、第3図は冷
蔵庫の側断面図である。 15A……コイル、17M……モータ、18…
…庫内灯、23……除霜ヒータ、41……電源供
給ライン、42……マイクロコンピユータ、CT
……カレントトランス。
電気回路図、第2図はマイクロコンピユータの異
常検知用のフローチヤートを示す図、第3図は冷
蔵庫の側断面図である。 15A……コイル、17M……モータ、18…
…庫内灯、23……除霜ヒータ、41……電源供
給ライン、42……マイクロコンピユータ、CT
……カレントトランス。
Claims (1)
- 1 電源に並列に接続された圧縮機等の複数の負
荷と、各負荷への通電を制御する制御装置とを備
えた冷蔵庫において、この制御装置は、各負荷と
電源とを接続する電源供給ラインに接続されこの
電源供給ラインに流れる電流を検出するカレント
トランスと、このカレントトランスの二次側出力
に基づき前記各負荷の異常を検出する異常検出手
段と、前記各負荷に対応して設けられた複数の報
知手段と、前記異常検出手段で異常が検出された
負荷への通電を停止すると共にこの負荷に対応し
た報知手段を動作させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする冷蔵庫の異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13475685A JPS61291881A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 冷蔵庫の異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13475685A JPS61291881A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 冷蔵庫の異常検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61291881A JPS61291881A (ja) | 1986-12-22 |
JPH0579904B2 true JPH0579904B2 (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=15135825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13475685A Granted JPS61291881A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 冷蔵庫の異常検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61291881A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63186690A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-02 | 三菱電機株式会社 | 多負荷駆動制御装置の保護装置 |
JPH04359778A (ja) * | 1991-06-06 | 1992-12-14 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
JP4650477B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2011-03-16 | ダイキン工業株式会社 | 漏電検出方法 |
JP5423649B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2014-02-19 | ダイキン工業株式会社 | 電源系統及び漏電検出方法 |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13475685A patent/JPS61291881A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61291881A (ja) | 1986-12-22 |
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