JPH05223436A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
冷蔵庫の制御装置Info
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- JPH05223436A JPH05223436A JP2125692A JP2125692A JPH05223436A JP H05223436 A JPH05223436 A JP H05223436A JP 2125692 A JP2125692 A JP 2125692A JP 2125692 A JP2125692 A JP 2125692A JP H05223436 A JPH05223436 A JP H05223436A
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- door
- cooling
- refrigerator
- temperature
- alarm
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫の庫内温度に影響を与える極狭い扉の
開状態や冷蔵庫の不具合を検知し、極狭い扉の開状態に
よる庫内温度の上昇などを未然に防ぐ冷蔵庫の制御装置
を提供することを目的としている。 【構成】 ドアスイッチ７の動作により扉閉検知手段９
で扉６が閉状態となったことを検知した後、冷却前後の
庫内温度測定手段１０で冷却状態の時間を計算し、この
冷却時間が所定に達した時の冷却前後の庫内温度をサー
ミスタ４から検出する。そして、警報器制御決定手段１
１でこの冷却前後の庫内温度の変化から扉６の開閉状態
を判定し、かつ扉６が開いていればブザー１２により警
報を行う。
開状態や冷蔵庫の不具合を検知し、極狭い扉の開状態に
よる庫内温度の上昇などを未然に防ぐ冷蔵庫の制御装置
を提供することを目的としている。 【構成】 ドアスイッチ７の動作により扉閉検知手段９
で扉６が閉状態となったことを検知した後、冷却前後の
庫内温度測定手段１０で冷却状態の時間を計算し、この
冷却時間が所定に達した時の冷却前後の庫内温度をサー
ミスタ４から検出する。そして、警報器制御決定手段１
１でこの冷却前後の庫内温度の変化から扉６の開閉状態
を判定し、かつ扉６が開いていればブザー１２により警
報を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵庫に係り、特に
扉の開閉を検知する制御に関するものである。
扉の開閉を検知する制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の制御装置では、例えば実
開昭５６−１０８５号公報に示されたように扉の開閉状
態をドアスイッチで検知し、扉の開状態が一定時間経過
したら警報を発していた。図９はこの従来のドアスイッ
チを示す一部を破断した平面図であり、図において、７
はドアスイッチ、４１，４２はそれぞれ扉（図示せず）
が当接するプランジャーで、コイルスプリング４３によ
り扉の開閉に連動して移動する。４４はコンタクトスプ
リング、４５はプッシュスプリング、４６，４７はそれ
ぞれターミナル、４８はターミナルコンタクトである。
開昭５６−１０８５号公報に示されたように扉の開閉状
態をドアスイッチで検知し、扉の開状態が一定時間経過
したら警報を発していた。図９はこの従来のドアスイッ
チを示す一部を破断した平面図であり、図において、７
はドアスイッチ、４１，４２はそれぞれ扉（図示せず）
が当接するプランジャーで、コイルスプリング４３によ
り扉の開閉に連動して移動する。４４はコンタクトスプ
リング、４５はプッシュスプリング、４６，４７はそれ
ぞれターミナル、４８はターミナルコンタクトである。
【０００３】次にドアスイッチ７の動作について説明す
る。扉閉時は、プランジャー４１，４２が扉によって押
されコンタクトスプリング４４はプッシュスプリング４
５と接触していない状態である。扉が開けられる事によ
ってプランジャー４１又はプランジャー４２の押さえ部
がプッシュスプリング４５を押し、ターミナル４６とタ
ーミナル４７間が導通する。これにより、扉の開状態を
検知し、扉開の信号を送る。この従来のドアスイッチ７
では、プランジャー４１，４２の押さえ部とプッシュス
プリング４５には各々幅があるのであそびができ極狭い
扉の開状態を検知することはできない。
る。扉閉時は、プランジャー４１，４２が扉によって押
されコンタクトスプリング４４はプッシュスプリング４
５と接触していない状態である。扉が開けられる事によ
ってプランジャー４１又はプランジャー４２の押さえ部
がプッシュスプリング４５を押し、ターミナル４６とタ
ーミナル４７間が導通する。これにより、扉の開状態を
検知し、扉開の信号を送る。この従来のドアスイッチ７
では、プランジャー４１，４２の押さえ部とプッシュス
プリング４５には各々幅があるのであそびができ極狭い
扉の開状態を検知することはできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫の制御装
置は以上のように構成されているので、極狭い扉の開状
態は、従来のドアスイッチではその構造上検知できず、
冷蔵庫の庫内温度の上昇や、扉開のまま運転を行う事に
よって起こる冷凍能力の浪費や、冷気の流量を制御する
ダンパーが氷つくなどの不具合いが発生するなどの問題
点があった。
置は以上のように構成されているので、極狭い扉の開状
態は、従来のドアスイッチではその構造上検知できず、
冷蔵庫の庫内温度の上昇や、扉開のまま運転を行う事に
よって起こる冷凍能力の浪費や、冷気の流量を制御する
ダンパーが氷つくなどの不具合いが発生するなどの問題
点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷蔵庫の庫内温度に影響を与え
る極狭い扉の開状態を検知して知らせることができ、扉
開のまま運転を行うことによって起こる不具合を防止で
きる冷蔵庫の制御装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、冷蔵庫の庫内温度に影響を与え
る極狭い扉の開状態を検知して知らせることができ、扉
開のまま運転を行うことによって起こる不具合を防止で
きる冷蔵庫の制御装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷蔵庫の
制御装置は、扉の開閉によって入り切りするドアスイッ
チと、庫内の温度を検出する温度検出手段と、警報器
と、ドアスイッチの動作によって扉の閉状態を検知する
扉閉検知手段と、この扉閉検知手段によって扉閉状態を
検知してからの冷却時間を計算し、この冷却時間が所定
に達した時の冷却前後の温度を温度検出手段からそれぞ
れ検出する冷却前後の庫内温度測定手段と、この冷却前
後の庫内温度測定手段により検出された冷却前後の温度
変化に基づいて扉の開閉を判定し、かつこの判定結果に
基づいて警報器に出力し、警報を行う警報器制御決定手
段とを設けたものである。
制御装置は、扉の開閉によって入り切りするドアスイッ
チと、庫内の温度を検出する温度検出手段と、警報器
と、ドアスイッチの動作によって扉の閉状態を検知する
扉閉検知手段と、この扉閉検知手段によって扉閉状態を
検知してからの冷却時間を計算し、この冷却時間が所定
に達した時の冷却前後の温度を温度検出手段からそれぞ
れ検出する冷却前後の庫内温度測定手段と、この冷却前
後の庫内温度測定手段により検出された冷却前後の温度
変化に基づいて扉の開閉を判定し、かつこの判定結果に
基づいて警報器に出力し、警報を行う警報器制御決定手
段とを設けたものである。
【０００７】
【作用】この発明における冷蔵庫の制御装置は、冷却前
後の庫内温度測定手段と警報器制御決定手段により、ド
アスイッチでは検知できない極狭い扉の開状態も検知し
て知らせることができ、扉が開いたままとなった際に起
こる庫内温度上昇などの不具合いを防止できる。
後の庫内温度測定手段と警報器制御決定手段により、ド
アスイッチでは検知できない極狭い扉の開状態も検知し
て知らせることができ、扉が開いたままとなった際に起
こる庫内温度上昇などの不具合いを防止できる。
【０００８】
実施例１ 以下、この発明の一実施例を図１ないし図４について説
明する。１は冷媒を圧縮循環させる圧縮機、２はこの冷
媒を蒸発させる冷却器、３はこの冷却器２により冷却さ
れた冷気を循環させるファン、４は冷凍室５の庫内の温
度を検出する温度検出手段である冷凍室サーミスタ、６
は冷凍室５を開閉自在に塞ぐ扉、７はこの扉６の開閉に
より入り切りする従来と同様のドアスイッチ、８は冷蔵
庫全体の運転を制御する制御基板、９はドアスイッチ７
の入り切りの動作により扉６の閉状態を検知する扉閉検
知手段で、ドアスイッチ７の接点の遊びなどにより扉６
は完全に閉じられていない場合があり、扉６が一定の角
度以下に閉じた事を検知している。
明する。１は冷媒を圧縮循環させる圧縮機、２はこの冷
媒を蒸発させる冷却器、３はこの冷却器２により冷却さ
れた冷気を循環させるファン、４は冷凍室５の庫内の温
度を検出する温度検出手段である冷凍室サーミスタ、６
は冷凍室５を開閉自在に塞ぐ扉、７はこの扉６の開閉に
より入り切りする従来と同様のドアスイッチ、８は冷蔵
庫全体の運転を制御する制御基板、９はドアスイッチ７
の入り切りの動作により扉６の閉状態を検知する扉閉検
知手段で、ドアスイッチ７の接点の遊びなどにより扉６
は完全に閉じられていない場合があり、扉６が一定の角
度以下に閉じた事を検知している。
【０００９】１０はこの扉閉検知手段９によって扉６の
閉状態を検知した時から庫内が冷却状態となっている時
間、すなわち、この実施例では圧縮機１が運転されて冷
凍室５が冷却されている時間を積算し、この冷却積算時
間が予め設定した時間に達した時の冷却前後の温度を温
度検出手段である冷凍室サーミスタ４からそれぞれ検出
する冷却前後の庫内温度測定手段である。１１はこの冷
却前後の庫内温度測定手段１０により検出された冷却前
後の温度変化に基づいて扉６の開閉、すなわち扉６が完
全に閉っているかを判定するとともに、この判定結果に
基づいて、図２に示すように制御基板８に備えた警報器
であるブザー１２に出力し、警報を行わせる警報器制御
決定手段である。
閉状態を検知した時から庫内が冷却状態となっている時
間、すなわち、この実施例では圧縮機１が運転されて冷
凍室５が冷却されている時間を積算し、この冷却積算時
間が予め設定した時間に達した時の冷却前後の温度を温
度検出手段である冷凍室サーミスタ４からそれぞれ検出
する冷却前後の庫内温度測定手段である。１１はこの冷
却前後の庫内温度測定手段１０により検出された冷却前
後の温度変化に基づいて扉６の開閉、すなわち扉６が完
全に閉っているかを判定するとともに、この判定結果に
基づいて、図２に示すように制御基板８に備えた警報器
であるブザー１２に出力し、警報を行わせる警報器制御
決定手段である。
【００１０】図２は電気接続を示す回路図である。電気
部品の電源１３を切る手段としてスイッチ１４がありこ
れは、圧縮機１をＯＮ／ＯＦＦする接点であり、この接
点はコイル１５により駆動され、コイル１５への通電は
駆動回路（１）１６で通電される。また、上記ファン３
は駆動回路（２）１７で駆動されるフォトカプラ１８に
よって通電され、上記ブザー１２は駆動回路（３）１９
で制御される。これら駆動回路（１）１６、駆動回路
（２）１７、駆動回路（３）１９の内どれに通電される
かはマイクロコンピュータ２０によって決定する。この
マイクロコンピュータ２０の入力としては上記サーミス
タ４とドアスイッチ７である。ここで２１はサーミスタ
４と電圧を分圧している分圧抵抗である。２２はファン
３のキャパシタである。なお、上記扉閉検知手段９と冷
却前後の庫内温度測定手段１０及び警報器制御決定手段
１１はマイクロコンピュータ２０で実行されている。
部品の電源１３を切る手段としてスイッチ１４がありこ
れは、圧縮機１をＯＮ／ＯＦＦする接点であり、この接
点はコイル１５により駆動され、コイル１５への通電は
駆動回路（１）１６で通電される。また、上記ファン３
は駆動回路（２）１７で駆動されるフォトカプラ１８に
よって通電され、上記ブザー１２は駆動回路（３）１９
で制御される。これら駆動回路（１）１６、駆動回路
（２）１７、駆動回路（３）１９の内どれに通電される
かはマイクロコンピュータ２０によって決定する。この
マイクロコンピュータ２０の入力としては上記サーミス
タ４とドアスイッチ７である。ここで２１はサーミスタ
４と電圧を分圧している分圧抵抗である。２２はファン
３のキャパシタである。なお、上記扉閉検知手段９と冷
却前後の庫内温度測定手段１０及び警報器制御決定手段
１１はマイクロコンピュータ２０で実行されている。
【００１１】次に動作について説明する。扉閉検知手段
９で扉６が一定角度以下に閉じたことを検知した後、冷
却前後の庫内温度測定手段１０で冷却積算前後の庫内温
度をそれぞれ検出し保持する。そして、この検出温度の
変化から警報器制御決定手段１１でブザー１２を動作し
警報を発するか否かを決定する。次いで、この冷却前後
の庫内温度測定手段１０の動作を図３のフローチャート
で詳解する。まず、ステップ２３でマイクロコンピュー
タ２０が圧縮機１の運転を検出したらステップ２４でサ
ーミスタ４から庫内温度を測定し、これをＴ1 とする。
ついで、ステップ２５では圧縮機１の運転時間を積算す
る。ステップ２６で圧縮機１の停止を検知したら圧縮機
１の運転積算時間が所定の時間に達したかを判断し、達
していたらステップ２７で再度庫内温度を測定し、これ
をＴ2 とする。
９で扉６が一定角度以下に閉じたことを検知した後、冷
却前後の庫内温度測定手段１０で冷却積算前後の庫内温
度をそれぞれ検出し保持する。そして、この検出温度の
変化から警報器制御決定手段１１でブザー１２を動作し
警報を発するか否かを決定する。次いで、この冷却前後
の庫内温度測定手段１０の動作を図３のフローチャート
で詳解する。まず、ステップ２３でマイクロコンピュー
タ２０が圧縮機１の運転を検出したらステップ２４でサ
ーミスタ４から庫内温度を測定し、これをＴ1 とする。
ついで、ステップ２５では圧縮機１の運転時間を積算す
る。ステップ２６で圧縮機１の停止を検知したら圧縮機
１の運転積算時間が所定の時間に達したかを判断し、達
していたらステップ２７で再度庫内温度を測定し、これ
をＴ2 とする。
【００１２】次いで図４のフローチャートを用い警報器
制御決定手段１１を詳解する。ステップ２８では上記ス
テップ２４とステップ２７で測定された庫内温度を比較
し、Ｔ2 がＴ1 より大きいかを確認する。確認された
ら、冷却しているのに温度が下がらないのは扉６が確実
に閉っていないためと判断してステップ２９で扉６が開
状態と判定する。次でステップ３０で庫内温度を測定
し、これをＴとする。ステップ３１ではこのＴと予め設
定された庫内の設定温度Ｔ0 との大小を比較し、Ｔ0 が
大きければ、扉６が若干開いていても食品の温度などに
影響はないので、ステップ３０とステップ３１を繰り返
す。ステップ３１でＴが大きかったらステップ３２でブ
ザー１２を鳴らす。なお、図３及び図４の冷却前後の庫
内温度測定手段１０と警報器制御決定手段１１の動作中
にドアスイッチ７が扉６の開を検知したら、動作は全て
中止されて扉閉検知手段９へと戻り、ステップ３２でブ
ザー１２が鳴っていれば、ブザー１２を停止させる。
制御決定手段１１を詳解する。ステップ２８では上記ス
テップ２４とステップ２７で測定された庫内温度を比較
し、Ｔ2 がＴ1 より大きいかを確認する。確認された
ら、冷却しているのに温度が下がらないのは扉６が確実
に閉っていないためと判断してステップ２９で扉６が開
状態と判定する。次でステップ３０で庫内温度を測定
し、これをＴとする。ステップ３１ではこのＴと予め設
定された庫内の設定温度Ｔ0 との大小を比較し、Ｔ0 が
大きければ、扉６が若干開いていても食品の温度などに
影響はないので、ステップ３０とステップ３１を繰り返
す。ステップ３１でＴが大きかったらステップ３２でブ
ザー１２を鳴らす。なお、図３及び図４の冷却前後の庫
内温度測定手段１０と警報器制御決定手段１１の動作中
にドアスイッチ７が扉６の開を検知したら、動作は全て
中止されて扉閉検知手段９へと戻り、ステップ３２でブ
ザー１２が鳴っていれば、ブザー１２を停止させる。
【００１３】実施例２ なお上記実施例では冷凍室５の場合について示したが、
他の室であってもよく、図５ないし図８に冷蔵室の場合
について説明する。なお、図１ないし図４と同一符号は
同一、又は相等部分を示し、詳細な説明は省略する。図
において、３３は冷蔵室、３４は冷蔵室３３を塞ぐ扉
で、この扉３４の開閉によりドアスイッチ７が入り切り
する。３５は冷蔵室３３に入る冷気をコントロールする
冷蔵室ダンパー、３６は冷蔵室３３の温度を検出する冷
蔵室サーミスタである。
他の室であってもよく、図５ないし図８に冷蔵室の場合
について説明する。なお、図１ないし図４と同一符号は
同一、又は相等部分を示し、詳細な説明は省略する。図
において、３３は冷蔵室、３４は冷蔵室３３を塞ぐ扉
で、この扉３４の開閉によりドアスイッチ７が入り切り
する。３５は冷蔵室３３に入る冷気をコントロールする
冷蔵室ダンパー、３６は冷蔵室３３の温度を検出する冷
蔵室サーミスタである。
【００１４】なお、ダンパー３５はマイクロコンピュー
タ２０に接続された駆動回路（４）３７で駆動されるフ
ォトカプラ３８によって通電される。この駆動回路
（４）３７及び駆動回路（１）１６、駆動回路（２）１
７、駆動回路（３）１９の内どれに通電されるかはマイ
クロコンピュータ２０によって決定される。マイクロコ
ンピュータ２０の入力としてはサーミスタ３６とドアス
イッチ７である。ここで３９はサーミスタ３６と電圧を
分圧している分圧抵抗である。この実施例で示すよう
に、冷凍室５の場合との違いは、ダンパー３５により庫
内である冷蔵室３３内が冷却状態となる場合が、圧縮機
１が運転されるとともにダンパー３５が開となった場合
となる点である。
タ２０に接続された駆動回路（４）３７で駆動されるフ
ォトカプラ３８によって通電される。この駆動回路
（４）３７及び駆動回路（１）１６、駆動回路（２）１
７、駆動回路（３）１９の内どれに通電されるかはマイ
クロコンピュータ２０によって決定される。マイクロコ
ンピュータ２０の入力としてはサーミスタ３６とドアス
イッチ７である。ここで３９はサーミスタ３６と電圧を
分圧している分圧抵抗である。この実施例で示すよう
に、冷凍室５の場合との違いは、ダンパー３５により庫
内である冷蔵室３３内が冷却状態となる場合が、圧縮機
１が運転されるとともにダンパー３５が開となった場合
となる点である。
【００１５】次に動作について説明する。扉閉検知手段
９で扉３４が一定角度以下に閉じたことを検知した後、
冷却前後の庫内温度測定手段１０で冷却積算前後の庫内
温度をそれぞれ検出し保持する。そして、この検出温度
の変化から警報器制御決定手段１１でブザー１２を動作
し警報を発するか否かを決定する。次いで、この冷却前
後の庫内温度測定手段１０の動作を図７のフローチャー
トで詳解する。まず、ステップ２３でマイクロコンピュ
ータ２０が圧縮機１の運転を検出し、次いでステップ４
０でダンパー３５の開を検知したらステップ２４でサー
ミスタ３６から庫内温度を測定し、これをＴ1 とする。
次いで、ステップ２５ではこの圧縮機１が運転され、か
つダンパー３５が開いている時間である冷蔵室３３の冷
却運転時間を積算する。ステップ２６で圧縮機１の停止
を検知したらこの冷蔵室３３の冷却運転の積算時間が所
定の時間に達したかを判断し、達していたらステップ２
７で再度庫内温度を測定し、これをＴ2 とする。
９で扉３４が一定角度以下に閉じたことを検知した後、
冷却前後の庫内温度測定手段１０で冷却積算前後の庫内
温度をそれぞれ検出し保持する。そして、この検出温度
の変化から警報器制御決定手段１１でブザー１２を動作
し警報を発するか否かを決定する。次いで、この冷却前
後の庫内温度測定手段１０の動作を図７のフローチャー
トで詳解する。まず、ステップ２３でマイクロコンピュ
ータ２０が圧縮機１の運転を検出し、次いでステップ４
０でダンパー３５の開を検知したらステップ２４でサー
ミスタ３６から庫内温度を測定し、これをＴ1 とする。
次いで、ステップ２５ではこの圧縮機１が運転され、か
つダンパー３５が開いている時間である冷蔵室３３の冷
却運転時間を積算する。ステップ２６で圧縮機１の停止
を検知したらこの冷蔵室３３の冷却運転の積算時間が所
定の時間に達したかを判断し、達していたらステップ２
７で再度庫内温度を測定し、これをＴ2 とする。
【００１６】次いで図８のフローチャートを用い警報器
制御決定手段１１を詳解する。ステップ２８では上記ス
テップ２４とステップ２７で測定された庫内温度を比較
し、Ｔ2 がＴ1 より大きいかを確認する。確認された
ら、冷却しているのに温度が下がらないのは扉３４が確
実に閉っていないためと判断してステップ２９で扉３４
が開状態と判定する。次でステップ３０で庫内温度を測
定し、これをＴとする。ステップ３１ではこのＴと予め
設定された庫内の設定温度Ｔ0 との大小を比較し、Ｔ0
が大きければ、扉３４が若干開いていても食品の温度な
どに影響はないので、ステップ３０とステップ３１を繰
り返す。ステップ３１でＴが大きかったらステップ３２
でブザー１２を鳴らす。
制御決定手段１１を詳解する。ステップ２８では上記ス
テップ２４とステップ２７で測定された庫内温度を比較
し、Ｔ2 がＴ1 より大きいかを確認する。確認された
ら、冷却しているのに温度が下がらないのは扉３４が確
実に閉っていないためと判断してステップ２９で扉３４
が開状態と判定する。次でステップ３０で庫内温度を測
定し、これをＴとする。ステップ３１ではこのＴと予め
設定された庫内の設定温度Ｔ0 との大小を比較し、Ｔ0
が大きければ、扉３４が若干開いていても食品の温度な
どに影響はないので、ステップ３０とステップ３１を繰
り返す。ステップ３１でＴが大きかったらステップ３２
でブザー１２を鳴らす。
【００１７】上記実施例１、実施例２によれば、それぞ
れ警報器制御決定手段１１において扉６、扉３４が開い
ていると判定したらすぐに警報を行うのではなく、扉
６，３４が開いていても庫内温度が設定温度より低く、
収納食品に影響がない場合は、警報を行わないようにし
ているので、頻繁に警報が行われて煩わしくなるなどの
恐れがないものが得られる効果もある。
れ警報器制御決定手段１１において扉６、扉３４が開い
ていると判定したらすぐに警報を行うのではなく、扉
６，３４が開いていても庫内温度が設定温度より低く、
収納食品に影響がない場合は、警報を行わないようにし
ているので、頻繁に警報が行われて煩わしくなるなどの
恐れがないものが得られる効果もある。
【００１８】また、上記実施例１、実施例２によれば警
報器にブザー１２を用いたものを示したが使用者に知ら
せることができるものであれば、ランプなど、どのよう
なものであってもよく上記実施例と同様の効果を奏す
る。
報器にブザー１２を用いたものを示したが使用者に知ら
せることができるものであれば、ランプなど、どのよう
なものであってもよく上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、扉の
開閉によって入り切りするドアスイッチと、庫内の温度
を検出する温度検出手段と、警報器と、ドアスイッチの
動作によって扉の閉状態を検知する扉閉検知手段と、こ
の扉閉検知手段によって扉閉状態を検知してからの冷却
状態の時間を計算し、この冷却時間が所定に達した時の
冷却前後の温度を温度検出手段からそれぞれ検出する冷
却前後の庫内温度測定手段と、この冷却前後の庫内温度
測定手段により検出された冷却前後の温度変化に基づい
て扉の開閉を判定し、かつこの判定結果に基づいて警報
器に出力し、警報を行う警報器制御決定手段とを設けて
構成したので、特別な構成部品を追加することなくドア
スイッチでは検知できない極狭い扉の開状態も検出して
知らせることができ、庫内の温度上昇など、扉が開いて
いる際に起こる不具合いを防止できるものが得られる効
果がある。
開閉によって入り切りするドアスイッチと、庫内の温度
を検出する温度検出手段と、警報器と、ドアスイッチの
動作によって扉の閉状態を検知する扉閉検知手段と、こ
の扉閉検知手段によって扉閉状態を検知してからの冷却
状態の時間を計算し、この冷却時間が所定に達した時の
冷却前後の温度を温度検出手段からそれぞれ検出する冷
却前後の庫内温度測定手段と、この冷却前後の庫内温度
測定手段により検出された冷却前後の温度変化に基づい
て扉の開閉を判定し、かつこの判定結果に基づいて警報
器に出力し、警報を行う警報器制御決定手段とを設けて
構成したので、特別な構成部品を追加することなくドア
スイッチでは検知できない極狭い扉の開状態も検出して
知らせることができ、庫内の温度上昇など、扉が開いて
いる際に起こる不具合いを防止できるものが得られる効
果がある。
【図１】この発明の実施例１による冷蔵庫の制御装置を
示す全体構成図である。
示す全体構成図である。
【図２】この発明の実施例１による冷蔵庫の制御装置の
回路図である。
回路図である。
【図３】図１の冷却前後の庫内温度を測定する手段の動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図４】図１の警報器制御決定手段の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図５】この発明の実施例２による冷蔵庫の制御装置を
示す全体構成図である。
示す全体構成図である。
【図６】この発明の実施例２による冷蔵庫の制御装置の
回路図である。
回路図である。
【図７】図５の冷却前後の庫内温度を測定する手段の動
作を説明するフローチャートである。
作を説明するフローチャートである。
【図８】図５の警報器制御決定手段の動作を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図９】従来のドアスイッチを示す一部を破断した平面
図である。
図である。
１ 圧縮機 ３ ファン ４ 温度検出手段 ５ 冷凍室 ６ 扉 ７ ドアスイッチ ９ 扉閉検知手段 １０ 冷却前後の庫内温度測定手段 １１ 警報器制御決定手段 １２ 警報器
Claims (1)
- 【請求項１】 庫内に圧縮機を用いた冷凍サイクルによ
り生成された冷気をファンで循環させるとともに、扉を
備えた冷蔵庫において、上記扉の開閉によって入り切り
するドアスイッチと、庫内の温度を検出する温度検出手
段と、警報器と、ドアスイッチの動作によって扉の閉状
態を検知する扉閉検知手段と、この扉閉検知手段によっ
て扉閉状態を検知してからの冷却時間を計算し、この冷
却時間が所定に達した時の冷却前後の温度を温度検出手
段からそれぞれ検出する冷却前後の庫内温度測定手段
と、この冷却前後の庫内温度測定手段により検出された
冷却前後の温度変化に基づいて扉の開閉を判定し、かつ
この判定結果に基づいて警報器に出力し、警報を行う警
報器制御決定手段とを設けたことを特徴とする冷蔵庫の
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2125692A JPH05223436A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2125692A JPH05223436A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 冷蔵庫の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223436A true JPH05223436A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12050009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2125692A Pending JPH05223436A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05223436A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112146345A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 一种冰箱门闪缝的检测方法、控制装置和冰箱 |
| CN112393493A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冰箱的控制方法及冰箱 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP2125692A patent/JPH05223436A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112146345A (zh) * | 2019-06-28 | 2020-12-29 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 一种冰箱门闪缝的检测方法、控制装置和冰箱 |
| CN112146345B (zh) * | 2019-06-28 | 2022-04-29 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 一种冰箱门闪缝的检测方法、控制装置和冰箱 |
| CN112393493A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-23 | 珠海格力电器股份有限公司 | 冰箱的控制方法及冰箱 |
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