JPH045254B2 - - Google Patents

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JPH045254B2
JPH045254B2 JP60097220A JP9722085A JPH045254B2 JP H045254 B2 JPH045254 B2 JP H045254B2 JP 60097220 A JP60097220 A JP 60097220A JP 9722085 A JP9722085 A JP 9722085A JP H045254 B2 JPH045254 B2 JP H045254B2
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spring
rotor
stator
metal
metal rotor
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JP60097220A
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小形で高品質の防塵タイプの可変磁器
コンデンサに関するものである。
従来の技術 一般にこの種の可変磁器コンデンサは第6図
a,bに示すように構成されている。
即ち、端部に絞りハトメ2aを有するロータ端
子2とステータ端子3をインサートモールドして
なるケース1の内部に、上部の開口から順次磁器
誘電体の下部にステータ電極4を有する誘電体ス
テータ5を前記ハトメ2aに貫通させ回転しない
ように嵌合するとともに、上部に後述の押え板6
の切起し片6aとと6bを係合させる凹部7を下
部に半円状ロータ電極を設けた第7図a,bに示
すメタルロータ8を前記ハトメ2aに貫通させ回
転自在に嵌合して積重ね、さらに切起し片6aと
6bを有する押え板6を前記ハトメ2aに貫通さ
せ、押え板6の切起し片6aと6bをメタルロー
タ8の凹部7に係合させた状態で積重ね、ハトメ
2aの先端部を外向きに変形させてめ押え板6
を抜説しないように構成されている。
また、ステータ端子3の端部は磁器誘電体下部
のステータ電極4と導電性ペースト等により接続
されている。
このような構成において押え板6と共回転可能
のメタルロータ8とステータ電極4との対向面積
を変化させ静電容量を可変できるように構成され
ている。
発明が解決しようとする問題点 このような構造の可変磁器コンデンサにおいて
は下記のような問題があつた。
(1) メタルロータ8の凹部7に押え板6の切起し
片6aと6bを係合させ押え板6とメタルロー
タ8を共回転するためにはメタルロータ8の凹
部7内に押え板6の切起し片6aと6bを挿入
して係合させる必要があるが、メタルロータ8
と押え板6の位置決めが必要で寸法精度が出て
いないまたは位置決めが不完全な場合押え板6
の切起し片6aと6bがメタルロータ8の凹部
7内におさまらずメタルロータ8の上面にのり
上げるため、係合部にガタが発生する。この場
合メタルロータ8と押え板6が共回転できな
い。
(2) 押え板6の一部を下方に切り起して切起し片
6aと6bを設けているが、この押え板6の切
起し片6a,6bはそのバネ力でメタルロータ
8の係合凹部7の底部を常時押圧し、スプリン
グとしての機能が必要であるが、この切起し片
6a,6bの長さは押え板6の外径より小さ
い。このため長さや巾が十分取れず、撓み量が
少なく硬い。
ハトメ2a先端部は閉塞されているため先端部
の外向き変形め加工が困難であり変形量が少な
い。前述の切起し片6a,6bのスプリングから
考えるとハトメ2a先端部の変形量を多くして押
え板6の切起し片6a,6bの押し圧力を大きく
する必要があるが、ハトメ2a先端部の変形量を
多くするため無理な力を加えるとハトメ2a根元
部分が座屈する等の問題があり、押え板6の切起
し片6a,6bの押し圧力が小さく回転トルクが
軽いという問題があつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、品質の安定した可変磁器コンデンサを
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の可変磁器
コンデンサは、絶縁体よりなるケースの内部にス
テータ電極を形成したステータ、下面にロータ電
極を上面にセレーシヨンよりなる溝を形成した金
属ロータおよび下方に爪部を上部にドライバ溝を
有するスプリングを組込み、前記スプリングの爪
部を前記金属ロータのセレーシヨン溝に係合させ
てスプリングを回転自在に配設した構成とするも
のである。
作 用 本発明は上記した構成により、金属ロータの上
面に設けたセレーシヨンよりなる溝内にドライバ
溝を有した金属板よりなるスプリングの爪部を係
合してスプリングと金属ロータを共回転する。
セレーシヨンは金属ロータ下面全面に加工がな
されている。また、スプリングの爪部はセレーシ
ヨン溝形状に合わせて先端が細くなつている。こ
のためスプリングの爪部を蓉易に金属ロータのセ
レーシヨン切溝内に係合することが容易である。
スプリングは、スプリング爪部を下方に、ドラ
イバ溝部を上方に折曲げて形成されており、スプ
リングとして長さが確保でき、撓み量が大きく取
れる。
また、軸は貫通孔を有するため軸先端外周部を
下方に広げスプリング上面を押圧するカールめ
が可能である。このためめが容易でめ量が安
定し回転トルクの安定化をはかることができる。
実施例 以下本発明を一実施例の図面第1図〜第5図に
より説明する。
第1図a,bにおいて9は第2図a,bに示す
ような合成樹脂からなる有底筒状に形成されたケ
ースで、上面が開口となつており、その内部の構
成は金属板からなるステータ端子10とロータ端
子11とが底部にインサートモールドされてお
り、ステータ端子10の先端部の筒状のケース9
の底面部には曲げ加工による接触片12が設けら
れている。この接触片12はステータ端子10を
インサートモールド後ケース9の底面部孔13よ
り上方に押して曲げ加工により設けたものであ
る。ケース9の底面部孔13は絶縁材よりなるケ
ースカバー14を挿入した後熱溶着等により密閉
されている。また、前記ロータ端子11の他端部
には絞り加工により、ロータ端子11と一体の軸
15が設けられている。この軸15は貫通孔を有
し上端め部は開口となつている。
次にステータ16は磁器誘電体の中央に透孔1
7を有し、下面に半円状のステータ電極18を有
している。
また、金属ロータ19は第3図a〜cに示すよ
うな黄銅材等の金属板にプレス加工を行い、下面
に半円形状のロータ電極20とダミー電極21を
設けたもので中央に透孔22を有しており上面に
はセレーシヨン加工によるV字状溝23が多数放
射状に設けられている。V字状溝23は後述のス
プリング24の爪部25との係合を確実にするた
めスプリング24の爪部25の整数倍のセレーシ
ヨン加工によりなる。
また、スプリング24は板ばねからなり第4図
a,bに示すように下方に折曲げの爪部25と上
方に折曲げの折曲げ片26および中央に透孔27
を有している。下方に折曲げの爪部25はスプリ
ングとして、上方に折曲げの折曲げ片26はドラ
イバ溝28を形成するために設けたものである。
爪部25の先端は前述のV字状溝23と係合する
ために先端が細くなつている。
次にこれらの組立てについて説明すると、第5
図に示す如くケース9の上部開口からステータ1
6を接点12がステータ電極18と接触できるよ
う、ステータ電極18を下側にして回転しないよ
うにケース9に嵌合し、その上に金属ロータ19
を回転自在に嵌合して積重ね、さらにスプリング
24を下方に折曲げの爪部25を下にし金属ロー
タ19のV字状溝23内に係合した状態で積重ね
る。
そして、ステータ16、金属ロータ19および
スプリング24のそれぞれの中央透孔17,2
2,27は軸15に貫通されている。次に軸15
の上端め部29を広げてスプリング24の上面
を押圧して金属ロータ19およびステータ16を
スプリング24の圧力で挾持する。
次に軸15の上端め部の中空孔内に接着剤等
のシール剤30を塗布した後熱等により硬化して
軸15の中空孔を塞いでいる。
以上の構成において、スプリング24のドライ
バ溝28内に調整用ドライバーをはめこんでスプ
リング24を介して金属ロータ19を回転してロ
ータ電極20とステータ電極18の対向面積を変
え静電容量の調整を行う。
発明の効果 以上のように本発明の可変磁器コンデンサによ
れば、金属ロータの下面にセレーシヨンよりなる
V字状溝を設けてこのV字状溝内に金属板の板ば
ねよりなるスプリングの爪部を係合してスプリン
グと金属ロータを共回転できるようになつてお
り、セレーシヨンよりなるV字状の溝は、スプリ
ングの4本の爪部の整数倍設けられており、スプ
リングの4本の爪は全てV字状の溝内に係合でき
る。
スプリングは、金属板を切り起してスプリング
の爪部を設けているのではなく4本の爪を有する
板ばねからなるためスプリングとしての撓み量の
確保が容易にできる。又軸は中心に貫通孔を有す
るため軸先端外周部を下方に広げスプリング上面
を押圧するカールめが可能であるためめが容
易でめ量が安定し、回転トルク等の機械的性能
が安定する等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の可変磁器コンデンサの
一実施例を示す上面図と断面図、第2図a,bは
同コンデンサのケースの上面図と断面図、第3図
a,b,cは同コンデンサのロータの上面図、側
面図および下面図、第4図a,bは同コンデンサ
のスプリングの上面図と断面図、第5図は同コン
デンサのスプリング、金属ロータ、ステータおよ
びケースの分解斜視図、第6図a,bは従来の可
変磁器コンデンサの上面図と断面図、第7図a,
bは同コンデンサの金属ロータの上面図と断面図
である。 9……ケース、10……ステータ端子、11…
…ロータ端子、12……接触片、14……ケース
カバー、15……軸、16……ステータ、18…
…ステータ電極、19……金属ロータ、20……
ロータ電極、23……ロータV字状溝、24……
スプリング、25……スプリングの爪部、28…
…スプリングドライバ溝、30……シール剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端開口の絶縁体よりなるケースの内部にス
    テータ電極を形成したステータ、金属板よりなり
    下面にロータ電極を上面にセレーシヨンよりなる
    溝を形成した金属ロータおよび爪部を下方に、上
    方にドライバ溝を形成した金属板からなるスプリ
    ングを組込み、上記スプリングの下方曲げ爪部を
    上記金属ロータのセレーシヨン溝内に係合させ上
    記スプリングを回転可能に取付けてなる可変磁器
    コンデンサ。
JP60097220A 1985-05-08 1985-05-08 可変磁器コンデンサ Granted JPS61255013A (ja)

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JP60097220A JPS61255013A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 可変磁器コンデンサ

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JP60097220A JPS61255013A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 可変磁器コンデンサ

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JPS61255013A JPS61255013A (ja) 1986-11-12
JPH045254B2 true JPH045254B2 (ja) 1992-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278122A (ja) * 1985-06-03 1986-12-09 松下電器産業株式会社 可変磁器コンデンサ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3701070A (en) * 1971-10-18 1972-10-24 Bourns Inc Wormgear actuated potentiometer
JPS5946017A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 株式会社村田製作所 電子機構部品
JPH0256024A (ja) * 1988-08-20 1990-02-26 Mitsubishi Electric Corp 大小比較回路

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