JPH0452426Y2 - - Google Patents

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JPH0452426Y2
JPH0452426Y2 JP18462485U JP18462485U JPH0452426Y2 JP H0452426 Y2 JPH0452426 Y2 JP H0452426Y2 JP 18462485 U JP18462485 U JP 18462485U JP 18462485 U JP18462485 U JP 18462485U JP H0452426 Y2 JPH0452426 Y2 JP H0452426Y2
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JP
Japan
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electrical components
outboard motor
storage means
engine
recess
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JP18462485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船外機の電装品冷却構造に係り、と
くにエンジンカバー内に冷却を必要とする電装品
を装備する場合に好適な船外機の電装品冷却構造
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、船外機に装備されるレクチフアイア
(整流器)、レギユレータ(電圧調整器)等の電装
品は、防水等の立場から蓋付且つ箱状のパーツ用
ホルダーケースに収納装備されるという構成のも
のが多く採用され、さらにこのパーツ用ホルダー
ケースはその多くがエンジンカバー内に配設され
るようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例にあつては、とく
に充分な冷却を必要とするレクチフアイア、レギ
ユレータ等の電装品が他の電装品と一緒にほぼ密
封状態で電装品収納手段としてのパーツ用ホルダ
ーケースに収納されていることから、レクチフア
イア等の放熱板の放熱効果が著しく低下し、時に
は50〔℃〕もの温度に上昇になる。このため、温
度特性が悪化して機能が不安定になつたり、短寿
命化を招来するという不都合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに充分な放熱を必要とする電装品に対す
る放熱効果を高め、機能の安定化および長寿命化
を図り得る船外機の電装品冷却構造を提供するこ
とを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、船外機のエンジン本体とエンジン
カバーとの間に設定されたキヤブレタ用通気路
に、当該船外機用の電装品収納手段が装備されて
なる船外機の電装品冷却構造において、電装品収
納手段の外面中央部に凹部を設けると共に、この
凹部をエンジン本体の壁面に対向させた状態で且
つ通気性良好な適度の間隔を隔てて電装品収納手
段をエンジン本体に装着している。そして、この
電装品収納手段の凹部内に、放熱板を備えた発熱
量の多い整流器等の電装品を、放熱板の放熱フイ
ン部分をエンジン本体側に向けて突設させた状態
で装備する、という構成を採つている。これによ
つて前述した目的を達成しようとするものであ
る。
〔作用〕
外部から取り入れられた空気はキヤブレタへ流
入せられるが、この空気流入路の途中に、特に充
分な冷却を必要とする電装品が放熱板と共に電装
品収納手段の外表面に装備されて配設されている
ため、当該電装品が効率よく冷却され、この電装
品の機能安定等を図り得ることとなる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。
この第1図ないし第3図に示す実施例は、船外
機のエンジン本体10と上部エンジンカバー2A
との間に設定されたキヤブレタ用通気路に、当該
船外機用の電装品収納手段であるパーツ用ホルダ
ーケース14が装備されている。このパーツ用ホ
ルダーケースの外面中央部には凹部14Aaが設
けられている。そして、この凹部14Aaをエン
ジン本体10の壁面に対向させた状態で且つ通気
性良好な適度の間隔を隔てて前述したパーツ用ホ
ルダーケース14がエンジン本体10に装着され
ている。このパーツ用ホルダーケース14の凹部
内には、放熱板16を備えた発熱量の多い整流器
等の電装品が、前記放熱板16の放熱フイン16
A部分をエンジン本体10側に向けて突設させた
状態で装備されている。
これを更に詳述すると、符号2は船外機のアツ
パケーシングを示し、符号4は同じくロアケーシ
ングを示す。これらのケーシング2,4の内部に
は、船体を推進せしめるための各種の機能が装備
されている。ここで、符号6はクランプ部を示
し、符号8は推進用のプロペラを各々示す。
この内、アツパケーシング2は上部エンジンカ
バー2Aと下部エンジンカバー2Bとから成つて
いる。そして、これらのエンジンカバー2A,2
Bの内部にエンジン本体10と該エンジン本体1
0に付属するキヤブレタ12,…,12等から成
るパワーユニツトが装備されている。ここで、符
号12A,12Aはキヤブレタの空気吸入口を示
す(第2図参照)。
また、上記エンジン本体10の一方の側面の所
定位置には、第2図、第3図に示す如く、船外機
に使用される電装品を収納するための電装品収納
手段としてのパーツ用ホルダーケース14が装着
されている。このパーツ用ホルダーケース14
は、エンジン本体(クランクケース)10にボル
ト止めされる底箱14Aと、この底箱14Aに着
脱自在にビス止めされる蓋カバー14Bとにより
構成され、その全体が第1図に示すように側面方
向からみて略「L」字状に形成されている。
更に、上記底箱14Aのエンジン本体10側の
外表面には、凹部14Aaが形成されている(第
2図参照)。そして、この凹部14Aaに、ほぼ箱
状の放熱板16が装着されるようになつている。
この放熱板16の内部には、船外機に係る各種の
電装品の内、特に発電機構の一部を担うレクチフ
アイア(整流器)と電圧調整用のレギユレータと
の一体電装品(以下、単に「レクチフアイア&レ
ギユレータ」という)18が、防水用のモールド
処理によつて内蔵されている。
また、この放熱板16の外部には、第3図に示
すように、放熱フイン16A,…,16Aが形成
されている、従つて、レクチフアイア&レギユレ
ータ18から発生される熱は放熱板16を介して
放熱され得る構成になつている。ここで、符号2
0はレクチフアイア&レギユレータ18から底箱
14Aに設けられた開口14Abを介してその内
部に至るリード線を示す(第3図参照)。
また、上記以外の電装品(図示せず)は、底箱
14Aに設けられたプリント板に装備される構成
となつている。
一方、上部エンジンカバー2Aの第1図におけ
る左側(後部側)上部の所定位置には、空気取入
口22が図示の如く形成されている。このため、
この空気取入口22から取り入れられた空気P
は、図示の如くエンジン本体10の一方の側壁お
よびパーツ用ホルダーケース14が形成する空気
(すなわち通気性良好な適当の間隔)およびその
近傍を流入路として、各キヤブレタ12の空気吸
入口12A,12Aに流入する。
そこで、上述のようにして取り入れられた空気
Pは、その経路途中においては放熱板16に接触
して該放熱板16を強制的に冷却するとともに、
各キヤブレタ12内においては空気、燃料割合調
整用としての役割を果たすことになる。
このように、本実施例では、キヤブレタ用の流
入空気に直接接触可能な位置にレクチフアイア&
レギユレータ18の放熱板16を配設しているの
で、流入した空気を有効に利用してレクチフアイ
ア&レギユレータ18の温度を所定の温度まで有
効に下げることができる。とくに、当該レクチフ
アイア&レギユレータ18をパーツ用ホルダーケ
ース14の内部に他の電装品と一緒に配設する場
合(これは、前述の従来例に相当)に比較して、
その放熱効果が飛躍的に促進されることになる。
このため、レクチフアイア&レギユレータ18
の従来例のような温度上昇に伴う機能低下、焼損
等が確実に排除され、これによつて性能の安定
化、長寿命化、更には耐久性向上を図り得るとい
う利点がある。また、従来例の場合には、冷却用
空気の流通が殆ど無いため、より大きな放熱板を
装着しなければならなかつたが、本実施例では放
熱効果が大きいため、より小さな放熱板で充分実
用に供するため、小形化をも図り得るという利点
を備えている。更に、本実施例ではレクチフアイ
ア&レギユレータ18からの大きい放熱によつて
他の電装品が熱による影響を受けるということも
排除されるので、従来例に比較して電装品全体の
機能が安定化するという利点をも有している。
なお、上記実施例では、放熱を必要とする電装
品としてレクチフアイア&レギユレータの場合に
ついて示したが、これは他の電装品であつてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成され機能するので、
これによると、元来キヤブレタ吸入用に取り込ん
だ空気を有効に利用して、特に充分な冷却を必要
とする電装品の放熱効果をより一層高めることが
でき、これによつて当該電装品の温度上昇による
性能劣化の防止および長寿命化を図ることができ
るほか、放熱効果が高められることから放熱板を
小さくすることができ、これによつて小形化をも
合わせて図り得るという従来になり実用的な船外
機の電装品冷却構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面した
側面図、第2図はパーツ用ホルダーケースの位置
関係を示す概略平面図、第3図は第2図中の−
線に沿つた側面図を示す。 12……キヤブレタ、14……電装品収納手段
としてのパーツ用ホルダーケース、18……電装
品の一つとしてのレクチフアイア&レギユレー
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 船外機のエンジン本体とエンジンカバーとの間
    に設定されたキヤブレタ用通気路に、当該船外機
    用の電装品収納手段が装備されてなる船外機の電
    装品冷却構造において、 前記電装品収納手段の外面中央部に凹部を設け
    ると共に、この凹部を前記エンジン本体の壁面に
    対向させた状態で且つ通気性良好な適度の間隔を
    隔てて前記電装品収納手段を前記エンジン本体に
    装着し、 この電装品収納手段の前記凹部内に、放熱板を
    備えた発熱量の多い整流器等の電装品を、前記放
    熱板の放熱フイン部分を前記エンジン本体側に向
    けて突設させた状態で装備したことを特徴とする
    船外機の電装品冷却構造。
JP18462485U 1985-11-30 1985-11-30 Expired JPH0452426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18462485U JPH0452426Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18462485U JPH0452426Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6293116U JPS6293116U (ja) 1987-06-13
JPH0452426Y2 true JPH0452426Y2 (ja) 1992-12-09

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ID=31132478

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JP18462485U Expired JPH0452426Y2 (ja) 1985-11-30 1985-11-30

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CA2273049C (en) * 1996-12-19 2002-06-18 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Outboard engine system

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JPS6293116U (ja) 1987-06-13

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