JPH0452264A - 異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属の製造法と装置 - Google Patents
異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属の製造法と装置Info
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- JPH0452264A JPH0452264A JP16473090A JP16473090A JPH0452264A JP H0452264 A JPH0452264 A JP H0452264A JP 16473090 A JP16473090 A JP 16473090A JP 16473090 A JP16473090 A JP 16473090A JP H0452264 A JPH0452264 A JP H0452264A
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Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融金属をスプレーして帯状金属に吹きつけ
て溶融メッキ帯状金属を製造する技術に関する。
て溶融メッキ帯状金属を製造する技術に関する。
この溶融メッキ帯状金属の製造法自体は、特開昭53−
99047号公報、特開平1−201456号公報等に
開示されているところであり、片面メッキが自在に可能
である、設備が簡略化できる、メッキ目付は量の調節が
容易である等の利点を有する。
99047号公報、特開平1−201456号公報等に
開示されているところであり、片面メッキが自在に可能
である、設備が簡略化できる、メッキ目付は量の調節が
容易である等の利点を有する。
本発明は、かかるスプレーによるメッキ帯状金属の製造
に際して、その利点をさらに利用してその適用範囲の拡
大を図るものである。
に際して、その利点をさらに利用してその適用範囲の拡
大を図るものである。
本発明は、溶融金属をスプレーして帯状金属に吹き付け
て溶融メッキ帯状金属を製造する方法において、スプレ
ー手段を帯状金属の進行方向に複数段設けて、各段にお
いて異種の金属をスプレーすることにより、異種の金属
を積層した溶融メッキ帯状金属を製造することを特徴と
する。
て溶融メッキ帯状金属を製造する方法において、スプレ
ー手段を帯状金属の進行方向に複数段設けて、各段にお
いて異種の金属をスプレーすることにより、異種の金属
を積層した溶融メッキ帯状金属を製造することを特徴と
する。
さらに、かかるメッキの最終段階に樹脂等の最終仕上げ
工程を連続して設けることによって、さらに異種溶融金
属のスプレーによるメッキ帯状金属の製造法の展開を図
ることも可能である。
工程を連続して設けることによって、さらに異種溶融金
属のスプレーによるメッキ帯状金属の製造法の展開を図
ることも可能である。
なお、本発明において、異種金属とは、含有金属元素が
異なる金属のほか、同種金属でも、含有する他の金属の
含有量や種類が異なる金属も含むものとする。
異なる金属のほか、同種金属でも、含有する他の金属の
含有量や種類が異なる金属も含むものとする。
〔作用::
多段に設けた異種金属等のスプレーにより、簡単に異種
金属を積層したメッキ帯状金属の製造が可能となるので
、メッキ工程の改善或いはメッキ板の特性の改善と用途
の展開を図ることが可能となる。
金属を積層したメッキ帯状金属の製造が可能となるので
、メッキ工程の改善或いはメッキ板の特性の改善と用途
の展開を図ることが可能となる。
例えば、金属基板とメッキとの界面に密着性に優れたメ
ッキ金属をスプレーして付着させ、表面には耐食性ある
いは耐チッピング性に優れたメッキ金属を用いることに
より耐食性と加工惟、双方に優れたメッキ鋼板を簡単に
製造できる等の種々の対応が可能である。
ッキ金属をスプレーして付着させ、表面には耐食性ある
いは耐チッピング性に優れたメッキ金属を用いることに
より耐食性と加工惟、双方に優れたメッキ鋼板を簡単に
製造できる等の種々の対応が可能である。
本発明をアルミニウムと亜鉛の2層のメッキ層を施した
帯状鋼板の製造に適用した。
帯状鋼板の製造に適用した。
第1図はその2層メッキ帯状鋼板の製造装置を示す。
同図を参照して、焼鈍炉から搬送されて来た鋼板Sは系
全体を不活住ガス雰囲気にしたメッキ装置10内に入る
。ここでデフロール1によって垂直方向に転換したのち
、パスライン安定化ロール2を経て2段のスプレー装置
3.4を通る。それぞれのスプレー装置3.4の後方に
は冷却装置5が配置されている。第1のスプレー装置3
は溶融アルミニウムのスプレーのためのものであって、
溶融容器6に収納された溶湯をスプレー装置3によって
噴射する。また、第2のスプレー装置4は溶融亜鉛のス
プレーのためのものである。同装置によって1段目でア
ルミニウムをスプレーして、その後で鋼板を冷却し、鋼
板温度を下げて次に亜鉛をスプレーする。
全体を不活住ガス雰囲気にしたメッキ装置10内に入る
。ここでデフロール1によって垂直方向に転換したのち
、パスライン安定化ロール2を経て2段のスプレー装置
3.4を通る。それぞれのスプレー装置3.4の後方に
は冷却装置5が配置されている。第1のスプレー装置3
は溶融アルミニウムのスプレーのためのものであって、
溶融容器6に収納された溶湯をスプレー装置3によって
噴射する。また、第2のスプレー装置4は溶融亜鉛のス
プレーのためのものである。同装置によって1段目でア
ルミニウムをスプレーして、その後で鋼板を冷却し、鋼
板温度を下げて次に亜鉛をスプレーする。
同装置を用いて以下の条件で処理を行った。
溶融アルミをスプレーする時点の鋼板温度640℃
溶融アルミ温度 640℃アルミ付着量
30g/m’溶融亜鉛をスプレーする
時点の鋼板温度450℃ 溶融亜鉛温度 450℃亜鉛付着量
30g/m’通板速度
150 m /分亜鉛をスプレー後、鋼板を30
℃/Sで冷却して積層メッキ鋼板を製造した。
30g/m’溶融亜鉛をスプレーする
時点の鋼板温度450℃ 溶融亜鉛温度 450℃亜鉛付着量
30g/m’通板速度
150 m /分亜鉛をスプレー後、鋼板を30
℃/Sで冷却して積層メッキ鋼板を製造した。
第2図はこの積層メッキ鋼板をJIS22371 に
準じる塩水噴霧試験に供した結果を示す。
準じる塩水噴霧試験に供した結果を示す。
比較のために、従来の浸漬方式によって亜鉛のみを被覆
したメッキ鋼板を同様の試験に供した。
したメッキ鋼板を同様の試験に供した。
同図から、本発明によって得た2層メッキ鋼板は長時間
の試験に効果を示すことが分かる。
の試験に効果を示すことが分かる。
なお、第1層に亜鉛、第2層にアルミをスプレーする場
合は、各スプレー装置の間には加熱装置を設置し、鋼板
温度450℃で亜鉛をスプレー後、鋼板温度を640℃
に昇温しアルミをスプレーする。
合は、各スプレー装置の間には加熱装置を設置し、鋼板
温度450℃で亜鉛をスプレー後、鋼板温度を640℃
に昇温しアルミをスプレーする。
加熱装置は、電気ヒータ輻射加熱、インダクションヒー
タ、ガス加熱等を用いることができる。
タ、ガス加熱等を用いることができる。
また、前記の実施例では、アルミニウムと亜鉛という異
種金属を積層させた例を示しているが、Q、2wt%A
pを含むZnと、5.Qwt%AAと、Q、1wt%M
gを含むZnを積層させる場合のように、同種金属でも
含有する他の金属量が異なる溶融金属を適用することも
できる。
種金属を積層させた例を示しているが、Q、2wt%A
pを含むZnと、5.Qwt%AAと、Q、1wt%M
gを含むZnを積層させる場合のように、同種金属でも
含有する他の金属量が異なる溶融金属を適用することも
できる。
ここでいう帯状金属は、鉄板、銅板、アルミ板等の金属
で製造されたちの全てをいう。
で製造されたちの全てをいう。
本発明によって以下の効果を奏することができる。
(1)格別の装置を用いることな(、比較的簡単に多層
メッキを形成することができる。
メッキを形成することができる。
(2) メッキ層の種類と厚みを簡単に制御できるの
で、種々の機能をメッキ層に持たせることができる。
で、種々の機能をメッキ層に持たせることができる。
第1図は2段のスプレー装置を設けた例を示す概略図、
第2図はアルミニウム・亜鉛層を形成したメッキ鋼板の
特性を示すグラフである。 1:デフロール 2:パスライン安定化ロール 3.4=スプレー装置 ;冷却装置 ;溶融容器 :帯状鋼板
第2図はアルミニウム・亜鉛層を形成したメッキ鋼板の
特性を示すグラフである。 1:デフロール 2:パスライン安定化ロール 3.4=スプレー装置 ;冷却装置 ;溶融容器 :帯状鋼板
Claims (2)
- 1.異種の溶融金属を帯状金属の進行方向に複数段に分
けて吹きつける異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属
の製造法。 - 2.帯状金属の進行方向に複数段のスプレー装置を配置
し、それぞれのスプレー装置との間に冷却装置あるいは
加熱装置を設けた異種金属を積層した溶融メッキ帯状金
属の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473090A JPH0452264A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属の製造法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473090A JPH0452264A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属の製造法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452264A true JPH0452264A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15798814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16473090A Pending JPH0452264A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 異種金属を積層した溶融メッキ帯状金属の製造法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452264A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019189937A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社北陸濾化 | 金属基材層表層への機能層の形成方法及び形成装置 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16473090A patent/JPH0452264A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019189937A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社北陸濾化 | 金属基材層表層への機能層の形成方法及び形成装置 |
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