JPH0452167Y2 - - Google Patents

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JPH0452167Y2
JPH0452167Y2 JP1986195947U JP19594786U JPH0452167Y2 JP H0452167 Y2 JPH0452167 Y2 JP H0452167Y2 JP 1986195947 U JP1986195947 U JP 1986195947U JP 19594786 U JP19594786 U JP 19594786U JP H0452167 Y2 JPH0452167 Y2 JP H0452167Y2
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JP
Japan
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conveyor belt
guide member
conveyor
workpiece
workpieces
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JP1986195947U
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JPS63100414U (ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、工場の製造ラインにおいてワーク
(生産品)の給送、搬送、溜め(一時ストツク)
を行ない得る蓄送コンベアに関する。
《従来の技術》 ワーク、例えば缶、ビン物あるいは類似形状物
の製造ラインにおいてはベルトコンベアが多用さ
れているが、従来のベルトコンベアではワークの
溜めを行なうことができず、これを可能とするた
めに回転円形テーブルを備えるのが一般的であ
る。
この回転円形テーブルは、直径800乃至2000mm
の大きさを有し、円形テーブル上にワークを供給
したり、あるいは自動機械間でワークを一時的に
溜めることにより機械の稼働ムラを吸収したりす
ることができ、また、万一の機械事故の際にワー
クを取出せるなどの利点がある。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、回転円形テーブルによるワーク
溜めでは、ワークの溜め量を多くするには当然な
がら円テーブルの直径を大きくする必要があり、
そうすると、工場の製造ラインのスペース効率が
悪くなるという問題を生ずる。すなわち、製造ラ
インのスペース効率は局部的に幅を拡げることな
く、全工程にわたりほぼ一定とした方が良いから
である。
この考案は上述した問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、多量のワーク溜め
が可能であり、しかも製造ラインのスペース効率
が良い蓄送コンベアを提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案に係る蓄
送コンベアによれば、一方向に走行する第1の搬
送ベルトと、この第1の搬送ベルトに平行隣接し
且つ該第1の搬送ベルトと相反する方向に走行す
る第2の搬送ベルトと、該第1の搬送ベルトの下
流側端部において該第2の搬送ベルトの搬送方向
を横切るように設けられた第3の搬送ベルトと、
該第1の搬送ベルトにより搬送されたワークを該
第3の搬送ベルト上に誘導する第1の案内部材
と、該第2の搬送ベルトにより搬送されたワーク
を該第1の搬送ベルト上に誘導する第2の案内部
材と、該第3の搬送ベルトにより搬送されたワー
クを該第2の搬送ベルトの上流側端部上に誘導す
る第3の案内部材と、該第1の搬送ベルトの上流
側端部にワークを供給する入り口部と、該第1の
案内部材の一部に設けられた開閉自在の出口ゲー
トとを設けたのである。
《作用》 第1の搬送ベルトによつて搬送されたワーク
は、第1の案内部材により第3の搬送ベルト上に
移行され、この第3の搬送コンベアによつて搬送
されてワークは第3の案内部材によつて第2の搬
送コンベア上の外縁部に移行され、次いで、第2
の搬送ベルトトにより第1の搬送ベルトの走行方
向と逆方向に搬送される。そして、この第2の搬
送ベルトにより搬送されたワークは第2の案内部
材により第1の搬送ベルト上に移行され、再び第
1の搬送ベルトにより搬送される。このようにし
て、多量のワーク溜めを行なうようにしている。
そして、第1の案内部材の一部には開閉自在の出
口ゲートを設けているため、後段の自動加工機な
どの稼動状況に応じて出口ゲートを開放してワー
クを第1の搬送ベルトに沿つて後段へと自動給送
することが出来る。
《実施例》 以下、本考案に係る蓄送コンベアの好適な実施
例について説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ている。
同図に示すように、この蓄送コンベアは、第1
の搬送ベルト2a、第2の搬送ベルト2b、第3
の搬送ベルト2c、第1の案内部材3a、第2の
案内部材3bを有する。
第1の搬送ベルト2aは矢印11方向に走行す
るものであり、第2の搬送ベルト2bはこの第1
の搬送ベルト2aに平行隣接し且つ矢印12方向
(第1の搬送ベルト2aの走行方向である矢印1
1方向と逆方向)に走行するように配設されてい
る。さらに、本実施例では第3の搬送ベルト2c
は第1の搬送ベルトの下流側端部において第1、
第2の搬送ベルト2a,2bを縫うように横切つ
て設けられ、第1の搬送ベルト2aの下側および
第2の搬送ベルト2bの上側に接触しつつ第1、
第2の搬送ベルト2a,2bの進行方向と直交す
る方向(矢印13方向)に走行するように配設さ
れている。
第1の搬送ベルト2aの下流側端部には第1の
案内部材3aが設けられ、これは第1の搬送ベル
トにより搬送されたワーク10を第3の搬送ベル
ト2c上に移行させるものであり、第1の搬送ベ
ルト2a上を横切り、第3の搬送ベルト2cの上
流側端部に向けて傾斜して設けられている。この
第1の案内部材3aの一部には開閉自在の出口ゲ
ート8が設けられている。
第3の搬送ベルト2cの下流側端部には第2の
搬送ベルト2bの方向に向けて傾斜した第3の案
内部材3cを配設し、第3の搬送ベルト2cによ
り搬送されたワーク10をスムーズに第2の搬送
ベルト2b上の外縁部に移行できるようにしてあ
る。
第2の搬送ベルト2bの下流側端部には第2の
案内部材3bが配置され、第2の搬送ベルト2b
上のワーク10を再び第1の搬送ベルト2a上に
移行させるものである。
次に、上記構成の作用について説明する。
入口1より取り込まれたワーク10は、第1の
搬送ベルト2aによつて矢印11方向に搬送され
る。ここで、入口1の近傍に第4の案内部材3d
を突出形成しておくと、入口1より取り込まれた
ワーク10を第1の搬送ベルト2aの縁辺部にま
で移動することができ、この載置個所でワーク1
0を第1の案内部材3aにまで搬送することがで
きる。
第1の案内部材3aにおける出口ゲート8が開
いている場合には、第1の搬送ベルト2a上のワ
ーク10は順次この出口ゲート8を介して送出さ
れるが、出口ゲート8が閉じている場合には、第
1の搬送ベルト2a上のワーク10はこの第1の
案内部材3aの案内により第3の搬送ベルト2c
上に移行される。この第3の搬送ベルト2cによ
つて矢印13方向に搬送された後に、第3の案内
部材3cの案内により第2の搬送ベルト2bの外
縁部に移行されることになる。
第2の搬送ベルト2b上のワーク10は、この
第2の搬送ベルト2bによつて矢印12方向に搬
送され、やがて第2の案内部材3bに当接し、こ
の第2の案内部材3bの案内により再び第1の搬
送ベルト2a上に移行される。この移行によりワ
ークは第1の搬送ベルト2a上であつて該ベルト
2aの内縁部に載置され、この状態で再び矢印1
1方向に搬送されることになる。
このようにして、ワーク10が第3のベルト2
cを介して第1の搬送ベルト2aと第2の搬送ベ
ルト2b上を繰返し往復移動することにより多量
のワーク溜めが可能となる。しかも、第1、第2
の搬送ベルト2a,2bを平行隣接して構成して
いるため、回転円形テーブル方式のように局部的
に幅が広がることはなく、製造ラインのスペース
効率を高めることができる。
本実施例は、給送利用、工程間搬送溜め用、集
約溜め用、外観検査用などの適用例が考えられ
る。
例えば、オートローダーまたは人手によつて本
実施例に供給されたワークを所定量だけベルト上
に溜めておき、後段の自動加工機の稼動状況に応
じてワークを自動給送することができる。
また、工程的に前後関係にある自動加工機の間
に上記実施例の蓄送コンベアを配置し、ワークを
適当量溜めた状態でラインを稼動し、溜め量を電
気的に検出し前後機のスピード制御をさせたり、
機械の調整その他の一時停止もその溜め量の範囲
で他の一方の機械を止めることなく全体としての
稼動率を上げることができ、また機械の故障に際
してもワークを速やかに取出せる。
さらに、加工検査ラインに上記実施例の蓄送コ
ンベアを配置すれば、ワークは第2のコンベアの
外縁部に沿つて移送されるので、ワークの溜め量
の範囲で随時手で取り出すことなどが可能とな
る。
《考案の効果》 以上のように、この考案によれば、多量のワー
ク溜めが可能であり、しかも製造ラインのスペー
ス効率がよい蓄送コンベアを提供することができ
る。
また、この蓄送コンベアを加工検査ラインに配
置すると、ワークは第3のコンベアと第3の案内
部材により第2のコンベアの外縁部に移送される
ことになるので、第2のコンベアの外縁に沿つて
位置する検査作業者の直近をワークが通過するこ
とになり、ワークを取り上げたり、外観検査する
場合に極めて好都合である。
また、第1の搬送ベルトの上流側端部にワーク
を供給する入り口部と、第1の案内部材の一部に
開閉自在の出口ゲートとを設けたので、工程的に
前後関係にある自動加工機の間に本考案の蓄送コ
ンベアを配置して出口ゲートを開閉制御すること
によつて、ワークを適当量溜めた状態でラインを
稼動したり、溜め量を電気的に検出し前後機のス
ピード制御をさせたり、機械の調整その他の一時
停止もその溜め量の範囲で他の一方の機械を止め
ることなく全体としての稼動率を上げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る蓄送コンベ
アの一実施例の平面図および正面図である。 2a……第1の搬送ベルト、2b……第2の搬
送ベルト、2c……第3の搬送ベルト、3a……
第1の案内部材、3b……第2の案内部材、3c
……第3の案内部材、10……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向に走行する第1の搬送ベルトと、この第
    1の搬送ベルトに平行隣接し且つ該第1の搬送ベ
    ルトと相反する方向に走行する第2の搬送ベルト
    と、該第1の搬送ベルトの下流側端部において該
    第2の搬送ベルトの搬送方向を横切るように設け
    られた第3の搬送ベルトと、該第1の搬送ベルト
    により搬送されたワークを該第3の搬送ベルト上
    に誘導する第1の案内部材と、該第2の搬送ベル
    トにより搬送されたワークを該第1の搬送ベルト
    上に誘導する第2の案内部材と、該第3の搬送ベ
    ルトにより搬送されたワークを該第2の搬送ベル
    トの上流側端部上に誘導する第3の案内部材と、
    該第1の搬送ベルトの上流側端部にワークを供給
    する入り口部と、該第1の案内部材の一部に設け
    られた開閉自在の出口ゲートとを具備することを
    特徴とする蓄送コンベア。
JP1986195947U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0452167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195947U JPH0452167Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986195947U JPH0452167Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63100414U JPS63100414U (ja) 1988-06-29
JPH0452167Y2 true JPH0452167Y2 (ja) 1992-12-08

Family

ID=31154308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986195947U Expired JPH0452167Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JP (1) JPH0452167Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52167783U (ja) * 1976-06-14 1977-12-19

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JPS63100414U (ja) 1988-06-29

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