JPH0452149Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452149Y2 JPH0452149Y2 JP14024885U JP14024885U JPH0452149Y2 JP H0452149 Y2 JPH0452149 Y2 JP H0452149Y2 JP 14024885 U JP14024885 U JP 14024885U JP 14024885 U JP14024885 U JP 14024885U JP H0452149 Y2 JPH0452149 Y2 JP H0452149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- cowling
- circular arc
- halves
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車体外部に装着される自動二輪車の
カウリング接続構造に関する。
カウリング接続構造に関する。
ロードスポーツタイプの自動二輪車にあつて
は、高速走行での空気抵抗や揚力の低減、或いは
ライダーを風圧や雨等から守つてその疲労を防止
するために、車体外部にカウリングを装備したも
のがある。
は、高速走行での空気抵抗や揚力の低減、或いは
ライダーを風圧や雨等から守つてその疲労を防止
するために、車体外部にカウリングを装備したも
のがある。
また、このカウリングのうち、計器盤やヘツド
ライトの前方に配置されるセミカウルは、物品が
比較的小さいことから一体に形成されるが、車体
前部からエンジン側部を覆うフルカウルタイプの
ものでは、上下を複数部分に分割形成すると共
に、これらを左右別体に形成し、両左右体の前端
を車体幅の略中央付近で、ボルト等の締結具にて
接続している。
ライトの前方に配置されるセミカウルは、物品が
比較的小さいことから一体に形成されるが、車体
前部からエンジン側部を覆うフルカウルタイプの
ものでは、上下を複数部分に分割形成すると共
に、これらを左右別体に形成し、両左右体の前端
を車体幅の略中央付近で、ボルト等の締結具にて
接続している。
しかしながら、上述のカウリングの接続では、
ボルトやナツト等の締結具がカウリングの外部に
露出するため、雨水や泥の付着によつて錆の原因
となつたり、或いは締付け工程を要するため、組
付け時間の短縮化が図れなかつた。
ボルトやナツト等の締結具がカウリングの外部に
露出するため、雨水や泥の付着によつて錆の原因
となつたり、或いは締付け工程を要するため、組
付け時間の短縮化が図れなかつた。
そこで本考案は、カウリングの接続作業を容易
にして組付け時間の短縮化を図つた接続構造を提
供することを目的としている。
にして組付け時間の短縮化を図つた接続構造を提
供することを目的としている。
本考案は、上述の問題点を解決するため、カウ
リング半体を車体幅の略中央で連結する自動二輪
車において、前記カウリング半体の各前端の内面
それぞれに、接続用のセツトプレートを固設し、
該セツトプレートは、車体後方に突出し且つ車体
側方に湾曲する円弧部と、該円弧部に連続する抜
止め部とを有し、両円弧部の突合わせにより形成
される突起部に、該突起部と略同形に折曲した掛
止め部を有するヘアピン状のセツトスプリングを
外装して連結したことを特徴とする。
リング半体を車体幅の略中央で連結する自動二輪
車において、前記カウリング半体の各前端の内面
それぞれに、接続用のセツトプレートを固設し、
該セツトプレートは、車体後方に突出し且つ車体
側方に湾曲する円弧部と、該円弧部に連続する抜
止め部とを有し、両円弧部の突合わせにより形成
される突起部に、該突起部と略同形に折曲した掛
止め部を有するヘアピン状のセツトスプリングを
外装して連結したことを特徴とする。
従つて、セツトプレートの突起部に、セツトス
プリングの掛止め部を挟装して、両カウリング半
体をワンタツチで接続できる。
プリングの掛止め部を挟装して、両カウリング半
体をワンタツチで接続できる。
以下、本考案をフルカウルを装備する自動二輪
車に適用した一実施例を図面に基いて説明する。
車に適用した一実施例を図面に基いて説明する。
自動二輪車1は、車体フレーム2のメインパイ
プ3の前端に固設したヘツドパイプ4に、前輪5
を懸架したフロントフオーク6を操向するバーハ
ンドル7が回動可能に軸支され、メインパイプ2
に連続して後部をシートレールステー8に支持さ
れるシートレール9の下部には、リアフオーク1
0とリアサスペンシヨン11にて、後輪12が懸
架されている。
プ3の前端に固設したヘツドパイプ4に、前輪5
を懸架したフロントフオーク6を操向するバーハ
ンドル7が回動可能に軸支され、メインパイプ2
に連続して後部をシートレールステー8に支持さ
れるシートレール9の下部には、リアフオーク1
0とリアサスペンシヨン11にて、後輪12が懸
架されている。
メインパイプ2とシートレール9の接続部の上
部には、フユーエルタンク13が、該タンク13
後部のシートレール9の上部には、タンデムシー
ト14がそれぞれ配設され、また前記ヘツドパイ
プ4の前方には、計器盤15とヘツドライト16
が設けられている。
部には、フユーエルタンク13が、該タンク13
後部のシートレール9の上部には、タンデムシー
ト14がそれぞれ配設され、また前記ヘツドパイ
プ4の前方には、計器盤15とヘツドライト16
が設けられている。
前記、前輪5及び後輪12間には、メインパイ
プ2と、ヘツドパイプ4に固着したダウンチユー
ブ17とにより、シリンダ18,18を前後方向
に配した縦置きV型エンジン19が搭載され、両
シリンダ18,18間に配置したキヤブレータ2
0,20とフユーエルタンク13との間に、エア
クリーナ21を、また前記ダウンチユーブ17の
前部に、ラジエータ22をそれぞれ配設してい
る。
プ2と、ヘツドパイプ4に固着したダウンチユー
ブ17とにより、シリンダ18,18を前後方向
に配した縦置きV型エンジン19が搭載され、両
シリンダ18,18間に配置したキヤブレータ2
0,20とフユーエルタンク13との間に、エア
クリーナ21を、また前記ダウンチユーブ17の
前部に、ラジエータ22をそれぞれ配設してい
る。
この自動二輪車1には、計器盤15とヘツドラ
イト16の前部からエンジン19の両側部に亘つ
て、フルカウル23が装着されており、該フルカ
ウル23は、上部のウインドスクリーン24を備
えたアツパカウル25と、エンジン19やラジエ
ータ22を冷却するための風胴を備えたセンタカ
ウル26と、該カウル26の下部に連結されるア
ンダカウル27とにより構成され、各カウル2
5,26,27は、左右別体に形成された半体
を、車体幅の略中央で連結している。
イト16の前部からエンジン19の両側部に亘つ
て、フルカウル23が装着されており、該フルカ
ウル23は、上部のウインドスクリーン24を備
えたアツパカウル25と、エンジン19やラジエ
ータ22を冷却するための風胴を備えたセンタカ
ウル26と、該カウル26の下部に連結されるア
ンダカウル27とにより構成され、各カウル2
5,26,27は、左右別体に形成された半体
を、車体幅の略中央で連結している。
第2図及び第3図は、アンダカウル27を構成
する、車体左右のアンダカウル半体27a,27
a前端の接続構造を示すもので、車体幅の略中央
で突合わされるアンダカウル半体27a,27a
の前端27b,27bの上部内側には、それぞれ
セツトプレート28,28がリベツト29,29
にて固設され、両セツトプレート28,28にセ
ツトスプリング30を装着して、アンダカウル半
体27a,27aを接続している。
する、車体左右のアンダカウル半体27a,27
a前端の接続構造を示すもので、車体幅の略中央
で突合わされるアンダカウル半体27a,27a
の前端27b,27bの上部内側には、それぞれ
セツトプレート28,28がリベツト29,29
にて固設され、両セツトプレート28,28にセ
ツトスプリング30を装着して、アンダカウル半
体27a,27aを接続している。
上記セツトプレート28,28は、上下非対称
の同一形部材を対向配置したもので、各プレート
28は、リベツト挿通孔28a,28aを有し、
アンダカウル半体27aに接合される平板部28
bと、この平板部28bに連続して、スリツト2
8cにより形成された一片を、車体後方に突出
し、且つ車体側方に湾曲形成した円弧部28d
と、該円弧部28dに連続して車体外方へ傾斜し
て折返される抜止め片28e、及び他片先端をU
字状に折返したガード部28fとからなり、両セ
ツトプレート28,28の突合わせにより、円弧
部28d,28dとで外形状がリーフ状の突起部
30が形成される。
の同一形部材を対向配置したもので、各プレート
28は、リベツト挿通孔28a,28aを有し、
アンダカウル半体27aに接合される平板部28
bと、この平板部28bに連続して、スリツト2
8cにより形成された一片を、車体後方に突出
し、且つ車体側方に湾曲形成した円弧部28d
と、該円弧部28dに連続して車体外方へ傾斜し
て折返される抜止め片28e、及び他片先端をU
字状に折返したガード部28fとからなり、両セ
ツトプレート28,28の突合わせにより、円弧
部28d,28dとで外形状がリーフ状の突起部
30が形成される。
上記両アンダカウル半体27a,27aを接続
するセツトスプリング30は、ヘアピン状に折返
した先端30a,30aをそれぞれ両側方へ折曲
し、他端側の折返し部を先端30a,30aと直
交する方向に折曲して、つまみ部30bを形成す
ると共に、中間部を両側へ拡開し、その内部にセ
ツトプレート28,28の突起部31と同形のリ
ーフ状空間部32を形成した掛止め部30cを設
けている。
するセツトスプリング30は、ヘアピン状に折返
した先端30a,30aをそれぞれ両側方へ折曲
し、他端側の折返し部を先端30a,30aと直
交する方向に折曲して、つまみ部30bを形成す
ると共に、中間部を両側へ拡開し、その内部にセ
ツトプレート28,28の突起部31と同形のリ
ーフ状空間部32を形成した掛止め部30cを設
けている。
そして、このセツトスプリング30を、各アン
ダカウル27b,27bに固着したセツトプレー
ト28,28の突起部31に上方より差込んで突
起部31を挟持し、両アンダカウル半体27a,
27aを接続する。
ダカウル27b,27bに固着したセツトプレー
ト28,28の突起部31に上方より差込んで突
起部31を挟持し、両アンダカウル半体27a,
27aを接続する。
従つて、本実施例によれば、アンダカウル半体
27a,27aの接続がワンタツチで行なえると
共に、セツトスプリング30は、セツトプレート
28の抜止め片28eにて車体内部側への脱落
が、またガード部28fにより車体幅方向へのず
れが防止される。
27a,27aの接続がワンタツチで行なえると
共に、セツトスプリング30は、セツトプレート
28の抜止め片28eにて車体内部側への脱落
が、またガード部28fにより車体幅方向へのず
れが防止される。
尚、上記実施例ではアンダカウルを例に説明し
たが、本考案はこれに限らず、左右に分割形成さ
れる他のカウリング部材の接続についても同様に
実施することができる。
たが、本考案はこれに限らず、左右に分割形成さ
れる他のカウリング部材の接続についても同様に
実施することができる。
本考案は、以上説明したように、車体両側に配
置されるカウリング半体の各前端の内面それぞれ
に、接続用のセツトプレートを固設し、該セツト
プレートは、車体後方に突出し且つ車体側方に湾
曲する円弧部と、該円弧部に連続する抜止め部と
を有し、両円弧部の突合わせにより形成される突
起部に、該突起部と略同形に折曲した掛止め部を
有するヘアピン状のセツトスプリングを外装して
連結したから、従来のように締結工具を用いるこ
となく、ワンタツチで確実な連結が行なえて、作
業の迅速化が図れると共に、接続部材がカウリン
グ外部に露出しないから、外観を美麗に処理でき
る。
置されるカウリング半体の各前端の内面それぞれ
に、接続用のセツトプレートを固設し、該セツト
プレートは、車体後方に突出し且つ車体側方に湾
曲する円弧部と、該円弧部に連続する抜止め部と
を有し、両円弧部の突合わせにより形成される突
起部に、該突起部と略同形に折曲した掛止め部を
有するヘアピン状のセツトスプリングを外装して
連結したから、従来のように締結工具を用いるこ
となく、ワンタツチで確実な連結が行なえて、作
業の迅速化が図れると共に、接続部材がカウリン
グ外部に露出しないから、外観を美麗に処理でき
る。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図はアンダカウルの前端接続
部を示す正面図、第3図は第2図の−断面
図、第4図はセツトプレートとセツトスプリング
の分解斜視図である。 1……自動二輪車、23……フルカウル、24
……ウインドスクリーン、25……アツパカウ
ル、26……センタカウル、27……アンダカウ
ル、27a……アンダカウル半体、27b……前
端、28……セツトプレート、28d……円弧
部、28e……抜止め部、28f……ガード部、
30……セツトスプリング、30b……つまみ
部、30c……掛止め部、31……突起部、32
……リーフ状空間部。
輪車の側面図、第2図はアンダカウルの前端接続
部を示す正面図、第3図は第2図の−断面
図、第4図はセツトプレートとセツトスプリング
の分解斜視図である。 1……自動二輪車、23……フルカウル、24
……ウインドスクリーン、25……アツパカウ
ル、26……センタカウル、27……アンダカウ
ル、27a……アンダカウル半体、27b……前
端、28……セツトプレート、28d……円弧
部、28e……抜止め部、28f……ガード部、
30……セツトスプリング、30b……つまみ
部、30c……掛止め部、31……突起部、32
……リーフ状空間部。
Claims (1)
- 車両の両側に分割配置されるカウリング半体を
車体幅の略中央で連結する自動二輪車において、
前記カウリング半体の各前端の内面に、それぞれ
接続用のセツトプレートを固設し、該セツトプレ
ートは、車体後方に突出し且つ車体側方に湾曲す
る円弧部と、該円弧部に連続する抜止め部とを有
し、両円弧部の突合わせにより形成される突起部
に、該突起部と略同形に折曲した掛止め部を有す
るヘアピン状のセツトスプリングを外装して連結
したことを特徴とする自動二輪車のカウリング接
続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14024885U JPH0452149Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14024885U JPH0452149Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247486U JPS6247486U (ja) | 1987-03-24 |
JPH0452149Y2 true JPH0452149Y2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31046917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14024885U Expired JPH0452149Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452149Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5730129B2 (ja) | 2011-05-27 | 2015-06-03 | 本田技研工業株式会社 | カウル締結構造 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP14024885U patent/JPH0452149Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6247486U (ja) | 1987-03-24 |
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