JPH0452139Y2 - - Google Patents

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JPH0452139Y2
JPH0452139Y2 JP2165485U JP2165485U JPH0452139Y2 JP H0452139 Y2 JPH0452139 Y2 JP H0452139Y2 JP 2165485 U JP2165485 U JP 2165485U JP 2165485 U JP2165485 U JP 2165485U JP H0452139 Y2 JPH0452139 Y2 JP H0452139Y2
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JP
Japan
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fixing
signal
tilt angle
steering shaft
steering
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は運転者の乗降車時にステアリングホ
イールを自動的に跳ね上げ、乗降車を容易にする
自動ホツプアツプステアリング装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として第3図〜第4図に示
すものがあつた。図において1はパーキングブレ
ーキスイツチ、2は運転者側のドア開閉スイツ
チ、3はイグニツシヨンスイツチ、4は乗降車判
断回路4aとアクチユエータ駆動回路4bから構
成される制御回路で、運転者の乗降車と判断した
ときにアクチユエータ7に固定解除信号5、続い
て復帰信号6を出力する。8はアクチユエータ7
の出力レバー、9は第1のステアリング軸10の
傾斜角度を設定する傾斜角設定スリーブで圧縮バ
ネ11に押圧された固定ピン12がスライド可能
に構成されている。13は第1のステアリング軸
10のかじ取回転方向と直角に回転可能で固定ピ
ン12と嵌合する固定穴14を有する固定用レバ
ー、15は車体側ブラケツト16と固定用レバー
13との間に張られた引張バネ、17は傾斜角可
変の第1のステアリング軸10と傾斜角固定の第
2のステアリング軸18を接続する自在継手であ
る。
以上のように構成された従来装置の動作につい
て説明する。運転者が降車するときは、例えばパ
ーキングブレーキを引き、イグニツシヨンスイツ
チ3をOFFし、ドアを開くが、このときパーキ
ングブレーキスイツチ1がON、ドア開閉スイツ
チ2がON、イグニツシヨンスイツチ3がOFFと
なる。乗降車判断回路4aはドア開閉スイツチ2
がONでパーキングブレーキスイツチ1がONの
ときまたはパーキングブレーキスイツチ1がON
でイグニツシヨンスイツチ3がOFFのとき運転
者に降車意志があると判断し、乗降車信号4cを
出力する。アクチユエータ駆動回路4bは乗降車
信号4cを受けて、固定解除信号5をアクチユエ
ータ7の直流モータ7aに付与し、直流モータ7
aを回転させて出力レバー8を時計方向に回転さ
せる。出力レバー8は圧縮バネ11の付勢力に抗
して固定ピン12をスライドさせ固定穴14から
引抜き、固定用レバー13の固定を解除する。固
定用レバー13は、車体側ブラケツト16との間
に張られた引張バネ15の付勢力により反時計方
向に回転する力がはたらき、第1のステアリング
軸10と第2のステアリング軸18は自在継手1
7で接続されているので容易に傾斜角が大きくな
る方へ回転する。したがつてステアリングホイー
ル19が上方向へ跳ね上がり運転者は降車が容易
となる。
アクチユエータ駆動回路4bは固定解除信号5
に引続き、固定解除信号5とは逆極性の復帰信号
6を出力し、直流モータ7aを逆転させ、出力レ
バー8を反時計方向に回転させて固定解除動作以
前の初期状態まで戻す。しかし固定ピン12は固
定用レバー13の回転に伴なつて固定穴14が移
動しているので圧縮バネ11の付勢力により固定
用レバー13の表面に押圧された状態となる。次
に運転者が乗車して運転を開始する場合等は、運
転者の動作によりステアリングホイール19を押
下げると、固定用レバー13が時計方向に回転
し、固定穴14と固定ピン12の一致した位置で
固定ピン12が固定穴14に嵌合して第1のステ
アリング軸10の傾斜角が固定される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の自動ホツプアツプステアリング装置は以
上のように構成されているので、ステアリングホ
イールが跳ね上がつた状態で乗車した後、ステア
リングホイールを押し下げると、傾斜角固定用の
ピンと穴の位置が合致したときスプリングの付勢
力によりピンと穴が瞬間的に嵌合し、大きな音が
発生するという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、ステアリングホイールを含むス
テアリング軸の傾斜角を固定するときに発生する
音を非常に小さくすることを目的としている。
この考案に係る自動ホツプアツプステアリング
装置は、ステアリング軸の傾斜角固定用ピンと固
定用穴の位置が合致したことを検出するスイツチ
を取付け、このスイツチの作動中のみアクチユエ
ータを駆動してステアリング軸の固定動作を行な
う復帰信号の出力を有効とするようにしたもので
ある。
〔作用〕
この考案における自動ホツプアツプステアリン
グ装置は、ステアリング軸の傾斜角固定ピンと固
定穴の位置が合致しているときのみアクチユエー
タの動作と同期して、緩慢に固定用ピンを固定用
穴に挿入するから、ステアリング軸の傾斜角固定
時に発生する音を非常に小さくする。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図〜第2図において1〜19は第3図〜
第4図に示した従来装置と同一であるため説明は
省略する。
101は固定ピン12と固定穴14が合致した
位置より時計回りの回転を制止するストツパ、1
02は上記合致位置でONするスイツチ、103
は上記スイツチ102がONしたとき送出される
傾斜角合致信号である。
上記のように構成された自動ホツプアツプステ
アリング装置において乗降車判断回路4aはパー
キングブレーキスイツチ1がONでドア開閉スイ
ツチ2がONのときまたはパーキングブレーキス
イツチ1がONでイグニツシヨンスイツチ3が
OFFのとき乗降車信号4cをアクチユエータ駆
動回路4bへ付与する。アクチユエータ駆動回路
4bは乗降車信号4cを受けて、固定解除信号5
をアクチユエータ7の直流モータ7aに付与し、
直流モータ7aを回転させ、アクチユエータ7内
の減速機構(図示せず)を介して出力レバー8を
時計回りに回転させる。出力レバー8は圧縮バネ
11の付勢力に抗して固定ピン12を傾斜角設定
スリーブ9内をスライドさせ、固定用レバー13
に設けられた固定穴14から引抜き、固定用レバ
ー13の傾斜角固定を解除する。このとき固定用
レバー13は、車体側ブラケツト16との間に張
られた引張バネ15の付勢力に反時計回りに回転
する力が働き、第2のステアリング軸18と自在
継手17で接続された第1のステアリング軸10
は傾斜角が大きくなる反時計回りに回転するの
で、ステアリングホイール19が上方向に跳ね上
がり運転者の降車が容易となる。
次に運転者が乗車する場合は、降車時該装置の
動作によりステアリングホイール19は跳ね上が
つているので、乗車が容易である。運転者が着席
してドアを閉めるとドア開閉スイツチ2がOFF
し、さらにイグニツシヨンスイツチ3をONする
と乗降車判断回路4aはアクチユエータ駆動回路
4bへ付与する乗降車信号4cを停止する。次に
運転者の操作によりステアリングホイール19を
ストツパ101に当たるまで押し下げると、固定
用レバー13が時計回りに回転し、固定穴14と
固定ピン12の合致した位置で停止する。このと
きスイツチ102がONし、傾斜角合致信号10
3をアクチユエータ駆動回路4bへ送出する。ア
クチユエータ駆動回路4bは乗降車信号4cの付
与が停止され、かつ傾斜角合致信号103が付与
されると、固定解除信号5とは逆極性の復帰信号
6を出力し、アクチユエータ7の直流モータ7a
を逆転させ、アクチユエータ7内の減速機構(図
示せず)を介して出力レバー8を反時計回りに回
転させて固定解除動作以前の初期状態まで戻す。
固定ピン12は圧縮バネ11の付勢力により出力
レバー8に押当てているので、出力レバー8の動
作に伴なつて固定穴14に約1秒の速度で緩慢に
挿入し、第1のステアリング軸10の傾斜角固定
が完了する。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおりステアリング軸
の傾斜角固定ピンと固定穴の位置が合致している
ときのみアクチユエータが固定動作を行なう復帰
信号を有効とし、アクチユエータの動作速度に同
期して緩慢に固定ピンを固定穴に挿入するから、
ステアリング軸の傾斜角固定時に発生する音を非
常に小さくする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略構成
図、第2図はその機構部を示す側面図、第3図は
従来装置の概略構成図、第4図はその機構部の側
面図である。 図において1はパーキングブレーキスイツチ、
2はドア開閉スイツチ、3はイグニツシヨンスイ
ツチ、4は制御回路、4aは乗降車判断回路、4
bはアクチユエータ駆動回路、4cは乗降車信
号、5は固定解除信号、7はアクチユエータ、1
2は固定ピン、14は固定穴、10は第1のステ
アリング軸、102はスイツチ、103は傾斜角
合致信号である。なお図中同一符号は同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転者の乗降車を検出する乗降車検出手段と、
    ステアリングホイールを含むステアリング軸を、
    固定穴とバネに押圧されて上記固定穴に嵌合する
    固定ピンとで予め設定された傾斜角に固定する固
    定手段と、乗降車検出手段からの乗降車信号に対
    応して上記固定穴と固定ピンの嵌合を外し上記ス
    テアリング軸の固定を解除する固定解除信号、及
    び固定解除信号の次に上記固定穴と固定ピンとを
    嵌合させて固定手段を固定可能状態に戻す復帰信
    号を発生する制御信号発生手段と、制御信号発生
    手段から送出された固定解除信号又は復帰信号を
    受けて固定手段を駆動する駆動手段と、上記ステ
    アリング軸の傾斜角と予め設定された傾斜角が合
    致したことを検出する傾斜角検出手段を備え、固
    定解除信号により上記ステアリング軸の固定が解
    除された後であつて、上記傾斜角検出手段が傾斜
    角合致信号を出力しているときに上記復帰信号を
    有効とすることを特徴とする自動ホツプアツプス
    テアリング装置。
JP2165485U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0452139Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2165485U JPH0452139Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JP2165485U JPH0452139Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61138670U JPS61138670U (ja) 1986-08-28
JPH0452139Y2 true JPH0452139Y2 (ja) 1992-12-08

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