JPH0452047A - 鋳型保温方法 - Google Patents

鋳型保温方法

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JPH0452047A
JPH0452047A JP15723990A JP15723990A JPH0452047A JP H0452047 A JPH0452047 A JP H0452047A JP 15723990 A JP15723990 A JP 15723990A JP 15723990 A JP15723990 A JP 15723990A JP H0452047 A JPH0452047 A JP H0452047A
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temperature
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Takenori Shoji
庄司 武則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、砂型鋳造において鋳物品質向上のために鋳
型を保温する鋳型保温方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、このようなものとして第4図に示すようなものが
ある。
第4図中符号1及び2は砂型鋳造に用いられる下型及び
上型で、これらの下型1及び上型2は砂粒が鋳型結合樹
脂により結合され、各分割面3及び4に凹状のキャビテ
ィ部5及び6が形成されている。
これらの下型l及び上型2は、収縮巣やガス欠陥等を防
止して鋳物の製品品質の向上を図るために、注湯の前工
程でキャビティ部5及び6を昇温するようにしている。
具体的には、昇温炉7内に下型1.上型2.及び湯口8
を入れ、下型1.上型2の分割面3,4を上向きにして
キャビティ部5,6をさらし、昇温炉7を雰囲気温度2
00℃〜280℃に保って前記鋳型結合樹脂を崩壊させ
ないようにしながら、キャビティ部5,6を昇温する。
かかる昇温後、下型1及び上型2が昇温炉7から取り出
され、下型1及び上型2が型合せされ、湯口8が組み付
けられて、湯口8から図示省略の溶湯がキャビティ部5
,6内に注入され、鋳物が形成される。
しかし、かかる鋳を保温方法にあっては、昇温炉7から
取り出した後、下型1と上型2とを型合せするため、取
出時における分割面3,4からの放熱があり、また型合
せと湯口8取付けに長時間を要することから、その間に
更に下を1及び上型2が降温し、キャビティ部5,6の
十分な保温効果を得ることができない、という問題があ
る。
また、他の従来例の第5図に示すような鋳型保温方法に
よれば、そのような問題は解決できる。
この鋳を保温方法は、下型11と上型12とを型合せし
、湯口18を組み付けた状態で、昇温炉17内に入れ、
第4図に示した昇温炉7と同条件下で下型11及び上型
12とを昇温させる方法である。
このように下型11と上型12とを組み付けた状態で昇
温することで、昇温炉17からの取出後、直ちに溶湯を
湯口18から注入できる状態にすることにより、キャビ
ティ部15.16の十分な保温効果を得るようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、第5図に示した従来の鋳型保温方法にあ
っては、下型11と上型12とを型合せし、湯口18を
組み付けた状態で、昇温炉17内に入れて昇温するため
、昇温炉17内の熱気が、下型11及び上型12を伝導
してキャビティ部15.16を雰囲気温度200℃〜2
80℃にさせる迄には長時間を要することから、作業能
率性に劣る、という問題がある。
そこで、この発明は、昇温炉内での鋳型の短時間昇温を
図ると共に、昇温炉内取出後における鋳をの長時間保温
を達成する鋳型保温方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、下型と上型とを型合せした状態で昇温炉内で昇温す
る鋳型保温方法において、前記下型及び上型の少なくと
も一方に、前記昇温炉内の熱気を導入する孔を複数穿設
し、前記昇温炉内での昇温後、前記孔の開口部を閉塞物
にて閉塞することにより、前記型合せ状態のキャビティ
部の保温を行う鋳型保温方法としたことを特徴とする。
〔作 用〕
かかる手段によれば、似合せされた下型と上をとを昇温
炉内に置き、昇温炉内の雰囲気温度の熱気にさらすと、
この熱気により下を及び上をの表面が熱せられると同時
に、孔内の空気が加熱されて、下型又は上型が内部から
も熱せられるため、を合せ部分にあるキャビティ部が短
時間で昇温炉の雰囲気温度迄昇温されることとなる。
かかる昇温状態のキャビティ部は昇温炉停止時又は昇温
炉内取出時に降温するおそれがあるが、昇温後は、孔の
開口部を閉塞物にて閉塞するため、雰囲気温度に昇温さ
れた熱気が孔内に閉じ込められ、かかる熱気によりキャ
ビティ部の昇温状態が維持される。この結果、キャビテ
ィ部が長時間保温されることとなる。
〔実施例〕
以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。
第1図中符号20はこの実施例に係る鋳型保温方法に用
いられる砂型の鋳型で、この鋳型20の下型21及び上
型22には複数の孔31及び32が穿設されている。
詳しくは、第1図及び第2図に示すように、下型21.
上型22は、砂粒が鋳型結合樹脂によって結合され、分
割面23及び24の各々の略中央部分に、鋳造する鋳物
の外形状に凹んだキャビティ部25及び26が形成され
ている。
そして、この下型21.上型22には、このキャビティ
部25.26側に向う直状の孔31.32が、下面29
、上面30から所定間隔でくまなく穿設されている。
即ち、下型21にあっては、キャビティ部25下側に位
置する孔31がキャビティ部25近傍の深さまで穿設さ
れ、キャビティ部25周囲に位置する孔31が分割面2
3近傍の深さ迄穿設されており、一方、上を22にあっ
ては、キャビティ部26上側の孔32がキャビティ部2
6近傍迄、キャビティ部26周囲の孔32が分割面24
近傍まで穿設されて、キャビティ部25゜26が複数の
孔31.32に囲まれた状態になっている。
この孔31. 32の径は例えばφ1〜φ3に形成され
ている。
かかる下型21及び上型22が、第1図に示すように、
型合せされかつ湯口28が組み付けられた状態で昇温炉
27に置かれ、例えば雰囲気温度200℃〜280℃で
熱せられると、下型21及び上型22が昇温炉27内の
熱気によって外側から熱せられると同時に、孔31及び
32内の加熱された空気によって内側からも熱せられ、
しかも、孔31.32がキャビティ部25.26を囲む
ように位置しているため、キャビティ部25.26まで
の熱伝導が速かに行われる。従って、キャビティ部25
及び26は昇温炉27内で短時間で昇温されることとな
る。
かかる昇温後、第3図に示すように、上型22の上面3
0に、油砂等の熱硬化性樹脂で混練した閉塞物として湿
態砂33をふりかけて上面30に沿ってならし、上型2
2の自熱によって湿態砂33を硬化させ、孔32の開口
部34を閉塞させる。
かかる閉塞後、組み付は状態の鋳型20を注湯工程へと
搬送するが、鋳型20の上型22が孔32内に閉じ込め
られた加熱空気により、下型21が孔31内の加熱空気
により各々保温されるため、搬送に長時間を要しても十
分にキャビティ部25.26の昇温状態が維持されるこ
ととなる。この結果、注湯工程にて湯口28から溶湯を
注入することで、収縮巣やガス欠陥のない優れた品質の
鋳物を鋳造することができる。
このようにして、本実施例では、鋳型20の昇温時間を
短縮して昇温炉27の燃費の低減化を図シバ保温時間を
長期化して高品質の鋳物の鋳造を可能にすると共に、鋳
型20を組み付けた状態で搬送することで搬送作業の能
率化を図ることができる。
尚、本実施例にあっては、孔31.32を下型21゜上
型22の下面29.上面30に対して垂直に穿設してい
るが、これに限らず、傾斜状等に穿設してもよい。また
、孔32の閉塞物として湿態砂33を用いているが、こ
れに限らず、合成樹脂製の布等を用いてもよいことは勿
論である。この実施例のように、湿態砂33を用いれば
、鋳造終了後、型砂と混ぜ合わせることにより、型砂と
して再使用が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、下型及び
上型の表面に孔を設け、昇温炉内での昇温後、孔の開口
部を閉塞物で閉塞するようにしたため、昇温炉内での短
時間昇温を達成することができると共に、昇温炉内取出
後の長時間保温を図ることができ、この結果品質の優れ
た鋳型の鋳造が可能となると共に昇温炉の燃費の低減化
を図ることができる、という実用上有益な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の鋳型保温方法の一実施
例を示す図で、第1図は昇温工程を示す概略斜視図、第
2図は型合せされた下型及び上型を一部破断して示す断
面図、第3図は保温作用を示す断面図である。 第4図及び第5図は従来例の鋳型保温方法を示す図で、
第4図は第1従来例を示す第1図に相当する図、第5図
は第2従来例を示す第1図に相当する図である。 21・・・下型 22・・・上型 25、26・・・キャビティ部 27・・・昇温炉 31、32・・・孔 33・・・湿態砂(閉塞物) 34・・・開口部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下型と上型とを型合せした状態で昇温炉内で昇温する鋳
    型保温方法において、 前記下型及び上型の少なくとも一方に、前記昇温炉内の
    熱気を導入する孔を複数穿設し、 前記昇温炉内での昇温後、前記孔の開口部を閉塞物にて
    閉塞することにより、前記型合せ状態のキャビティ部の
    保温を行うことを特徴とする鋳型保温方法。
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