JPH048136B2 - - Google Patents
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- JPH048136B2 JPH048136B2 JP59212789A JP21278984A JPH048136B2 JP H048136 B2 JPH048136 B2 JP H048136B2 JP 59212789 A JP59212789 A JP 59212789A JP 21278984 A JP21278984 A JP 21278984A JP H048136 B2 JPH048136 B2 JP H048136B2
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- JP
- Japan
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- mold
- runner
- chamber
- cavity
- cavities
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本願発明は通気性鋳型に於ける金属鋳造に係わ
る。
る。
本出願は同一出願人による1978年10月2日付米
国特許出願第947621号の一部継続出願である。
国特許出願第947621号の一部継続出願である。
(従来の技術)
米国特許第3863706号及び第3900064号および特
開昭51−6129号公報に開示されている技術は既に
数年来商業的成功裡に実用化されている。
開昭51−6129号公報に開示されている技術は既に
数年来商業的成功裡に実用化されている。
米国特許第3863706号および第39000は、不活性
雰囲気下で減圧を利用して耐火性かつ通気性のロ
ストワツクス法鋳型内に溶融金属を吸い上げて鋳
造を行うことを開示している。また、特開昭51−
6129号公報も同様に、不活性雰囲気下で減圧を利
用して鋳型内に溶融金属を吸い上げて鋳造を行う
ことを開示している。
雰囲気下で減圧を利用して耐火性かつ通気性のロ
ストワツクス法鋳型内に溶融金属を吸い上げて鋳
造を行うことを開示している。また、特開昭51−
6129号公報も同様に、不活性雰囲気下で減圧を利
用して鋳型内に溶融金属を吸い上げて鋳造を行う
ことを開示している。
しかしながら、発明者は当初採用の予定であつ
た耐高温セラミツク鋳型ではなく低温結合砂タイ
プの通気性鋳型に前記技術を適用することにいく
つかの問題があることを発見した。
た耐高温セラミツク鋳型ではなく低温結合砂タイ
プの通気性鋳型に前記技術を適用することにいく
つかの問題があることを発見した。
(発明が解決すべき課題)
これらの問題は砂などの粒子を少量の無機また
は有機の熱硬化樹脂または化学硬化樹脂などと一
緒に結合した例えばクロニング・タイプのような
低温結合砂粒シエルモードではセラミツク鋳型に
比較して製造コストは安いが、鋳造空洞部の内面
が比較的柔軟であることと、および低温結合剤で
ある故に特に鉄系金属の場合湯の温度以下の温度
で急速に破損することの2つの重大な欠点がある
ことから生じる。
は有機の熱硬化樹脂または化学硬化樹脂などと一
緒に結合した例えばクロニング・タイプのような
低温結合砂粒シエルモードではセラミツク鋳型に
比較して製造コストは安いが、鋳造空洞部の内面
が比較的柔軟であることと、および低温結合剤で
ある故に特に鉄系金属の場合湯の温度以下の温度
で急速に破損することの2つの重大な欠点がある
ことから生じる。
第1の欠点については、上記特許の開示技術に
於いては1本の長い垂直な中央押し湯口に湯を引
き上げてから上下方向で離れている複数の湯道を
介して複数鋳型空洞部へ流入させるのに高い真空
度が要求され、このような高い真空条件下では、
溶融金属が低温結合砂粒鋳型の成形面から成形面
のさらに内部へと入り込んでいくことになり、そ
の結果でき上がつた鋳造物の品質は低下し商品価
値に影響することもあり得る。
於いては1本の長い垂直な中央押し湯口に湯を引
き上げてから上下方向で離れている複数の湯道を
介して複数鋳型空洞部へ流入させるのに高い真空
度が要求され、このような高い真空条件下では、
溶融金属が低温結合砂粒鋳型の成形面から成形面
のさらに内部へと入り込んでいくことになり、そ
の結果でき上がつた鋳造物の品質は低下し商品価
値に影響することもあり得る。
第2の欠点については、低温結合砂鋳型が破損
するまでの時間は鉄系金属を使用する際には秒で
測る程度であり、上記特許の耐火性鋳型に於いて
鋳造物を凝固させるのに必要な時間は、低温結合
砂鋳型では鋳型空洞部内の溶融金属が十分に凝固
する前に鋳型破損が起こる時間であることが多
い。
するまでの時間は鉄系金属を使用する際には秒で
測る程度であり、上記特許の耐火性鋳型に於いて
鋳造物を凝固させるのに必要な時間は、低温結合
砂鋳型では鋳型空洞部内の溶融金属が十分に凝固
する前に鋳型破損が起こる時間であることが多
い。
このような問題があるため、多くの場合、特に
鉄系金属部品の鋳造に際しては上記特許の技術に
低温結合砂鋳型を適用することは不可能であり、
従つて良質の鋳造物を得るにははるかに高価なセ
ラミツク・シエルモールドを使用せざるを得な
い。
鉄系金属部品の鋳造に際しては上記特許の技術に
低温結合砂鋳型を適用することは不可能であり、
従つて良質の鋳造物を得るにははるかに高価なセ
ラミツク・シエルモールドを使用せざるを得な
い。
(課題を解決するための手段)
そこで本発明の主要目的は、比較的短かい時間
サイクル内に且つ比較的低い真空度で使用でき、
金属鋳造を容易にする新規の非可撓性、自立性、
通気性の低温結合砂鋳型及びこれを使用するため
の装置を提供することにある。
サイクル内に且つ比較的低い真空度で使用でき、
金属鋳造を容易にする新規の非可撓性、自立性、
通気性の低温結合砂鋳型及びこれを使用するため
の装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、相互に離れた鋳造金属部
品又は鋳造金属部品群を提供することである。
品又は鋳造金属部品群を提供することである。
本発明の他の目的は、金属部品の従来よりも経
済的な鋳造を可能にする新規の、比較的簡単で安
価な、非可撓性、自立性、通気性の、複数空洞部
を有する低温結合砂鋳型、及びこれを使用するた
めの装置を提供することにある。
済的な鋳造を可能にする新規の、比較的簡単で安
価な、非可撓性、自立性、通気性の、複数空洞部
を有する低温結合砂鋳型、及びこれを使用するた
めの装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は金属鋳造に際して使
用し易い新規の通気性鋳型及びこれを支持する装
置を提供することにある。
用し易い新規の通気性鋳型及びこれを支持する装
置を提供することにある。
本発明の重要な特徴の1つとして発明者は湯道
が極めて細いか、または湯道の一部が19.1mm
(0.75インチ)以下、好ましくは12.7mm(0.5イン
チ)以下の断面形状の最大幅または最大直径を有
する1個以上の鋳型空洞部を具備する非可撓性、
自立性の低温結合砂鋳型を使用すれば、鋳型に減
圧を作用させることによつて鋳型空洞部を溶融金
属で満たすと、鋳型は未加熱で周囲室温度である
から、比較的狭い湯道部分内の溶融金属が迅速
に、但し下方に配置された容器内の溶融金属によ
つて与えられる熱によつて再び融解する前の短時
間であるが、凝固することを発見した。
が極めて細いか、または湯道の一部が19.1mm
(0.75インチ)以下、好ましくは12.7mm(0.5イン
チ)以下の断面形状の最大幅または最大直径を有
する1個以上の鋳型空洞部を具備する非可撓性、
自立性の低温結合砂鋳型を使用すれば、鋳型に減
圧を作用させることによつて鋳型空洞部を溶融金
属で満たすと、鋳型は未加熱で周囲室温度である
から、比較的狭い湯道部分内の溶融金属が迅速
に、但し下方に配置された容器内の溶融金属によ
つて与えられる熱によつて再び融解する前の短時
間であるが、凝固することを発見した。
発明者はこのような短時間の湯道凝固を利用す
れば鋳型空洞部内の湯が完全な凝固状態でなくて
も狭い湯道部分内の凝固金属が再び融解して鋳型
空洞部内の湯が再び容器へ流れ落ちる前に鋳型を
下方の容器内湯面から速やかに引上げることがで
きることを発見した。1093℃(2000℃F)または
それ以上の温度で鋳造される例えば鉄系金属のよ
うな高融点金属の場合、狭い湯道内に最初の凝固
が起こつた後速やかに鋳型を下方の湯面から引上
げることによつて、鋳型にさらに高熱が加わるの
を防止しかつ鋳型空洞部内の鋳造物が凝固するの
に充分なほど鋳型の破損時間が延びることを発見
した。このことは鋳造サイクル時間を著しく短縮
することをも可能にし、これによつて製造コスト
が軽減される。
れば鋳型空洞部内の湯が完全な凝固状態でなくて
も狭い湯道部分内の凝固金属が再び融解して鋳型
空洞部内の湯が再び容器へ流れ落ちる前に鋳型を
下方の容器内湯面から速やかに引上げることがで
きることを発見した。1093℃(2000℃F)または
それ以上の温度で鋳造される例えば鉄系金属のよ
うな高融点金属の場合、狭い湯道内に最初の凝固
が起こつた後速やかに鋳型を下方の湯面から引上
げることによつて、鋳型にさらに高熱が加わるの
を防止しかつ鋳型空洞部内の鋳造物が凝固するの
に充分なほど鋳型の破損時間が延びることを発見
した。このことは鋳造サイクル時間を著しく短縮
することをも可能にし、これによつて製造コスト
が軽減される。
例えば内側寸法が12.7mm以下の比較的小さい空
洞を有する鋳型では、鋳型空洞部及びその近傍の
狭い湯道またはこの湯道の一部に於ける溶融金属
の充填及び凝固が鋳型破損前に鋳型を取り去る程
度に迅速に起きる。比較的大きい空洞部の場合
で、凝固時に収縮が伴わない金属ならば、破損前
に鋳型を引上げることができるように複数の狭い
湯道を採用することで鋳型空洞部への充填を迅速
化すればよい。
洞を有する鋳型では、鋳型空洞部及びその近傍の
狭い湯道またはこの湯道の一部に於ける溶融金属
の充填及び凝固が鋳型破損前に鋳型を取り去る程
度に迅速に起きる。比較的大きい空洞部の場合
で、凝固時に収縮が伴わない金属ならば、破損前
に鋳型を引上げることができるように複数の狭い
湯道を採用することで鋳型空洞部への充填を迅速
化すればよい。
凝固に収縮が伴ない、鋳型が破損する前に本発
明の狭い湯道部分を通して充填できないほど鋳型
空洞部の内側寸法が例えば12.7mm以上と大きくか
つ凝固時に収縮が伴なう場合には、1個以上の垂
直湯道と鋳型空洞部との環に盲押湯を採用して、
鋳型を下方の湯面から抜上げた後も盲押湯及び成
形空洞内の金属の少くとも一部が融解状態を持続
して鋳型空洞部へ流入するようにする。
明の狭い湯道部分を通して充填できないほど鋳型
空洞部の内側寸法が例えば12.7mm以上と大きくか
つ凝固時に収縮が伴なう場合には、1個以上の垂
直湯道と鋳型空洞部との環に盲押湯を採用して、
鋳型を下方の湯面から抜上げた後も盲押湯及び成
形空洞内の金属の少くとも一部が融解状態を持続
して鋳型空洞部へ流入するようにする。
本発明の数個取鋳型を利用する場合、湯道下端
が互いに離れていれば、複数の分離された鋳造金
属部品または部品群が自動的に得られる。
が互いに離れていれば、複数の分離された鋳造金
属部品または部品群が自動的に得られる。
本発明にて使用するような通常の非可撓性、自
立性の低温結合砂鋳型の場合、許容最長浸漬時
間、すなわち、湯道の狭い部分で凝固した金属が
再び融解するかまたは鋳型が破損し始めるまで鋳
型を湯面と接触させ得る時間が、主として下方の
容器内溶融金属の必要保持温度によつて規定され
ることを発見した。
立性の低温結合砂鋳型の場合、許容最長浸漬時
間、すなわち、湯道の狭い部分で凝固した金属が
再び融解するかまたは鋳型が破損し始めるまで鋳
型を湯面と接触させ得る時間が、主として下方の
容器内溶融金属の必要保持温度によつて規定され
ることを発見した。
1093℃以上の温度で鋳造される例えば鋳鉄や鋼
のような鉄系金属の場合、前記時間は比較的短か
く、最も長くて約30秒であるから、浸漬時間は約
5乃至15秒程度が望ましいことが判明した。ま
た、鋳造空洞面への侵入を防止するため、鉄系溶
融金属を容器内湯面から約152.4ないし203.2mm
(約6ないし8インチ)を超えない高さまで鋳造
空洞部内へ引き上げるのに約−689ないし−
2067kpag(9444ないし8066kpaa)程度の減圧を
利用するにとどめねばならない。銅、アルミニウ
ム及びこれらの合金のように低融点金属ならば時
間をもつと長くし、鋳型空洞部の高さも鉄系より
高くしてもよい。
のような鉄系金属の場合、前記時間は比較的短か
く、最も長くて約30秒であるから、浸漬時間は約
5乃至15秒程度が望ましいことが判明した。ま
た、鋳造空洞面への侵入を防止するため、鉄系溶
融金属を容器内湯面から約152.4ないし203.2mm
(約6ないし8インチ)を超えない高さまで鋳造
空洞部内へ引き上げるのに約−689ないし−
2067kpag(9444ないし8066kpaa)程度の減圧を
利用するにとどめねばならない。銅、アルミニウ
ム及びこれらの合金のように低融点金属ならば時
間をもつと長くし、鋳型空洞部の高さも鉄系より
高くしてもよい。
本発明の新規な非可撓性、自立性、通気性の低
温結合砂鋳型は上面を有する上型と下面を有する
下型とからなり、周側面を有する。ひとつ以上の
部品を成形するためのひとつ以上の鋳型空洞部は
鋳型分割面までは又はこれを横切つて延びかつ上
面と下面との間にある。このような複数の鋳型空
洞部とを概ね水平な平面内に配列し、好ましくは
水平方向に互いに間隔を保つようにして水平面で
縦にかつ横にも分散させる。各鋳型空洞部は断面
形状の最大幅または最大直径が19.1mm以下(好ま
しくは約12.7mmまたはそれ以下)である少くとも
1本の湯道またはその部分を有し、各湯道の開口
下端は鋳型下面で終る垂直部分を有する。数個取
鋳型の場合、湯道の垂直部分は分割面に対して概
ね垂直であり、開口下端は互いに間隔を保つて水
平面に分散されている。
温結合砂鋳型は上面を有する上型と下面を有する
下型とからなり、周側面を有する。ひとつ以上の
部品を成形するためのひとつ以上の鋳型空洞部は
鋳型分割面までは又はこれを横切つて延びかつ上
面と下面との間にある。このような複数の鋳型空
洞部とを概ね水平な平面内に配列し、好ましくは
水平方向に互いに間隔を保つようにして水平面で
縦にかつ横にも分散させる。各鋳型空洞部は断面
形状の最大幅または最大直径が19.1mm以下(好ま
しくは約12.7mmまたはそれ以下)である少くとも
1本の湯道またはその部分を有し、各湯道の開口
下端は鋳型下面で終る垂直部分を有する。数個取
鋳型の場合、湯道の垂直部分は分割面に対して概
ね垂直であり、開口下端は互いに間隔を保つて水
平面に分散されている。
肉厚が約12.7mm以下の鋳造物ならば、狭湯道い
を複数の鋳型空洞部の近く配置し、太い中央垂直
の湯道を設ければよい。肉厚がもつと大きい大型
鋳造物ならば、収納の問題がない限り複数の狭い
湯道を採用すればよい。さもなければ、狭い垂直
部分を有するひとつ以上の湯道とひとつ以上の鋳
型空洞部との間に盲押湯を介在させればよい。
を複数の鋳型空洞部の近く配置し、太い中央垂直
の湯道を設ければよい。肉厚がもつと大きい大型
鋳造物ならば、収納の問題がない限り複数の狭い
湯道を採用すればよい。さもなければ、狭い垂直
部分を有するひとつ以上の湯道とひとつ以上の鋳
型空洞部との間に盲押湯を介在させればよい。
(作用)
本発明の非可撓性、自立性、通気性の鋳型を利
用する際には本発明の鋳造装置は、溶融金属を収
納する容器のほかに、開口底を有するチエンバで
あつて、その外周壁が鋳型上面との間にだけシー
リング効果を達成し、前記鋳型の側面及び下面が
前記外周壁よりも下方へ延びているチエンバを含
む。チエンバ及び容器を相対移動自在に支持し、
湯道の開口下端を容器内の湯面下に浸漬させる駆
動手段が設けられている。チエンバ内で鋳型の上
面に減圧を作用させるための真空発生手段が設け
られている。この真空発生手段によつて、チエン
バが鋳型を更に保持する効果が与えられると共
に、チエンバを下げて湯道の開口下端を容器内の
湯面下に浸漬させたときに、複数の鋳型空洞部が
湯で同時に満たされる。
用する際には本発明の鋳造装置は、溶融金属を収
納する容器のほかに、開口底を有するチエンバで
あつて、その外周壁が鋳型上面との間にだけシー
リング効果を達成し、前記鋳型の側面及び下面が
前記外周壁よりも下方へ延びているチエンバを含
む。チエンバ及び容器を相対移動自在に支持し、
湯道の開口下端を容器内の湯面下に浸漬させる駆
動手段が設けられている。チエンバ内で鋳型の上
面に減圧を作用させるための真空発生手段が設け
られている。この真空発生手段によつて、チエン
バが鋳型を更に保持する効果が与えられると共
に、チエンバを下げて湯道の開口下端を容器内の
湯面下に浸漬させたときに、複数の鋳型空洞部が
湯で同時に満たされる。
本発明は以上の説明から明らかなように極めて
簡単でしかも経済的な技術を利用して特に鉄系金
属の良質鋳造物を製造することを可能にし、生産
コストの著しい軽減を実現した。
簡単でしかも経済的な技術を利用して特に鉄系金
属の良質鋳造物を製造することを可能にし、生産
コストの著しい軽減を実現した。
(実施例)
以下添付図面に従つて好ましい実施例を詳述し
ながら本発明の構成要件及び目的をさらに明確に
する。
ながら本発明の構成要件及び目的をさらに明確に
する。
第1図から明らかなように、本発明の鋳造装置
は、台座12に支柱14を取付け、駆動ピストン
−シリンダ16によつて上下に摺動させ得るよう
に前記支柱14に水平アーム18を取付けて成
る。溶融金属を収納する容器22の上方に位置す
るアーム18の自由端から垂下する支持部材19
に詳しくは後述するチエンバ20を取付ける。
は、台座12に支柱14を取付け、駆動ピストン
−シリンダ16によつて上下に摺動させ得るよう
に前記支柱14に水平アーム18を取付けて成
る。溶融金属を収納する容器22の上方に位置す
るアーム18の自由端から垂下する支持部材19
に詳しくは後述するチエンバ20を取付ける。
第3図及び第4図に於いて、クロニング
(croning)シエルモールドと呼ばれる本発明の非
可撓性、自立性、通気性の低温結合砂鋳型は、砂
またはこれと等価の粒子及び少量の、通常約5%
の無機または有機の熱硬化樹脂または化学硬化樹
脂またはこれと等価の低温結合剤を材料とし、当
業者に公知の技術及び設備により作られる。即
ち、さらさらした砂と結合剤の混合物を、分割面
を形成する金属のベース・プレートに載置されて
いる加熱された金属型半体上に配分し、この金属
型半体上で硬化させて非可撓性、自立性のシエ
ル・モールド半型を得、これを金属型半体及びベ
ース・プレートから取外すことによつて作成す
る。
(croning)シエルモールドと呼ばれる本発明の非
可撓性、自立性、通気性の低温結合砂鋳型は、砂
またはこれと等価の粒子及び少量の、通常約5%
の無機または有機の熱硬化樹脂または化学硬化樹
脂またはこれと等価の低温結合剤を材料とし、当
業者に公知の技術及び設備により作られる。即
ち、さらさらした砂と結合剤の混合物を、分割面
を形成する金属のベース・プレートに載置されて
いる加熱された金属型半体上に配分し、この金属
型半体上で硬化させて非可撓性、自立性のシエ
ル・モールド半型を得、これを金属型半体及びベ
ース・プレートから取外すことによつて作成す
る。
第4図に示すように、鋳型30は上下2つのシ
エル半型(上型および下型)から成り、水平な鋳
型分割面29に沿つて両半型を接着することによ
り一体的な使い捨ての非可撓性、自立性の鋳型3
0とする。鋳型30は鋳型分割面29とほぼ平行
で、上下に間隔を保つ上面31及び下面33の間
を垂直に広がる周側面32を具備する。面31,
33は加熱された金属型の不規則な外形に従つて
厚さがほぼ一様となるように形成されるので不規
則輪郭を有する。
エル半型(上型および下型)から成り、水平な鋳
型分割面29に沿つて両半型を接着することによ
り一体的な使い捨ての非可撓性、自立性の鋳型3
0とする。鋳型30は鋳型分割面29とほぼ平行
で、上下に間隔を保つ上面31及び下面33の間
を垂直に広がる周側面32を具備する。面31,
33は加熱された金属型の不規則な外形に従つて
厚さがほぼ一様となるように形成されるので不規
則輪郭を有する。
鋳型30を支持すると共に上面31に減圧を作
用させるため、詳しくは後述するが、チエンバ2
0に対するシーリングが好適な切れ目のない水平
平坦なシール面部分38が周縁に形成されるよう
に前記上型上面の外縁を可塑状態に於いて例えば
プレス加工で成形する。
用させるため、詳しくは後述するが、チエンバ2
0に対するシーリングが好適な切れ目のない水平
平坦なシール面部分38が周縁に形成されるよう
に前記上型上面の外縁を可塑状態に於いて例えば
プレス加工で成形する。
第3図及び第4図に示すように上型と下型の間
に鋳型分割面29を横切つて広がる複数の単一部
分鋳型空洞部を設ける。第4図には2つのこのよ
うな鋳型空洞部(mold cavities)を図示した。
詳しくは後述すように複数部分(multiple part)
鋳型空洞部を設けることも可能である。商業的な
規模では上記鋳型空洞部の数が6乃至20であ
り、第3図には17個を図示してある。このような
単一部分または複数部分鋳型空洞部を鋳型30の
周縁に囲まれた水平部分内に配分し、かつ上下面
31,33間で鋳型30の縦横方向(長さおよび
横方向)に存在させる。複数の鋳型空洞部34は
概ね水平面内で互いに間隔を保ち、それぞれが鋳
型分割面29を横切つて広がつている。各鋳型空
洞部34は鋳型分割面29に対して概ね垂直にこ
の分割面の下側から垂下し、その開口下端が縦横
いずれの方向にも互いに間隔を保つ(離れてい
る)垂直な湯道35を有し、これら湯道は鋳型3
0の下面33にて前記分割面29と平行な概ね水
平な一平面で終わる。
に鋳型分割面29を横切つて広がる複数の単一部
分鋳型空洞部を設ける。第4図には2つのこのよ
うな鋳型空洞部(mold cavities)を図示した。
詳しくは後述すように複数部分(multiple part)
鋳型空洞部を設けることも可能である。商業的な
規模では上記鋳型空洞部の数が6乃至20であ
り、第3図には17個を図示してある。このような
単一部分または複数部分鋳型空洞部を鋳型30の
周縁に囲まれた水平部分内に配分し、かつ上下面
31,33間で鋳型30の縦横方向(長さおよび
横方向)に存在させる。複数の鋳型空洞部34は
概ね水平面内で互いに間隔を保ち、それぞれが鋳
型分割面29を横切つて広がつている。各鋳型空
洞部34は鋳型分割面29に対して概ね垂直にこ
の分割面の下側から垂下し、その開口下端が縦横
いずれの方向にも互いに間隔を保つ(離れてい
る)垂直な湯道35を有し、これら湯道は鋳型3
0の下面33にて前記分割面29と平行な概ね水
平な一平面で終わる。
上述のように各湯道35が本発明に独自な所期
の機能を果すためには少くともその湯道の一部の
少くとも1つの方向の寸法が19.1mmまたはそれ以
下、好ましくは12.7mmまたはそれ以下の比較的狭
い寸法でなければならない。この狭い湯道または
そのような細い部分のある湯道が垂直で且つ円形
断面を呈すれば好都合であるが、円形断面でなく
てもよい。
の機能を果すためには少くともその湯道の一部の
少くとも1つの方向の寸法が19.1mmまたはそれ以
下、好ましくは12.7mmまたはそれ以下の比較的狭
い寸法でなければならない。この狭い湯道または
そのような細い部分のある湯道が垂直で且つ円形
断面を呈すれば好都合であるが、円形断面でなく
てもよい。
第1図、第2図及び第5図から明らかなよう
に、チエンバ20に鋳型30を保持させかつ適当
な弁26及びホース28を介して真空ポンプ24
から上面31に減圧を作用させるための独自の保
持機能を与えるのがチエンバ20である。第2図
に示すように、チエンバ上壁44は支柱19の下
端に接続されており、必要に応じてチエンバ20
の内部及び鋳型30の上面31に減圧を作用させ
るための真空ホース28を接続した出入口58を
具備する。このチエンバ20の内部を限定するた
め上壁44の外周から垂下する外周壁40によつ
て限定される開口底がチエンバ20に具備されて
いる。特に第2図、第4図及び第5図から明らか
なように、外周壁40の下端には水平なシール面
42を形成し、鋳型30の周縁において鋳型空洞
部を含む鋳型30の水平部分と概ね同等にある水
平なシール上面38を形成し、このシール上面3
8とシール面42とを共働せしめる。したがつ
て、鋳型30の周側面32の一部及び下面33が
チエンバ20よりも下方にある。
に、チエンバ20に鋳型30を保持させかつ適当
な弁26及びホース28を介して真空ポンプ24
から上面31に減圧を作用させるための独自の保
持機能を与えるのがチエンバ20である。第2図
に示すように、チエンバ上壁44は支柱19の下
端に接続されており、必要に応じてチエンバ20
の内部及び鋳型30の上面31に減圧を作用させ
るための真空ホース28を接続した出入口58を
具備する。このチエンバ20の内部を限定するた
め上壁44の外周から垂下する外周壁40によつ
て限定される開口底がチエンバ20に具備されて
いる。特に第2図、第4図及び第5図から明らか
なように、外周壁40の下端には水平なシール面
42を形成し、鋳型30の周縁において鋳型空洞
部を含む鋳型30の水平部分と概ね同等にある水
平なシール上面38を形成し、このシール上面3
8とシール面42とを共働せしめる。したがつ
て、鋳型30の周側面32の一部及び下面33が
チエンバ20よりも下方にある。
使用に際してはチエンバ20を第1図のように
上昇位置に設定し、手動または自動で鋳型30の
周縁シール上面38をチエンバ20のシール面4
2に当接させる。ここで弁26を操作することに
より鋳型30をチエンバ20に固定する独自の保
持力を作り出すと共に、チエンバ出入口58から
チエンバ20を内部に減圧を作用させ、さらには
鋳型30の鋳型空洞部を含む鋳造領域と同じ広が
りであつてシール面38に囲まれた上面31全体
に好ましくは約−689ないし−2067kpag(9444な
いし8066kpaa)の減圧を作用させる。
上昇位置に設定し、手動または自動で鋳型30の
周縁シール上面38をチエンバ20のシール面4
2に当接させる。ここで弁26を操作することに
より鋳型30をチエンバ20に固定する独自の保
持力を作り出すと共に、チエンバ出入口58から
チエンバ20を内部に減圧を作用させ、さらには
鋳型30の鋳型空洞部を含む鋳造領域と同じ広が
りであつてシール面38に囲まれた上面31全体
に好ましくは約−689ないし−2067kpag(9444な
いし8066kpaa)の減圧を作用させる。
次いで駆動用ピストン−シリンダ16を操作す
ることによつて鋳型30を保持しているチエンバ
20を容器22にむかつて降下させ、すべての垂
直湯道の開口下端が容器22内の溶融金属液面6
0よりも下方へ来るまで鋳型30の下面33を降
下させる。そして、鋳型30の下面33の全面を
溶融金属内に浸漬する。
ることによつて鋳型30を保持しているチエンバ
20を容器22にむかつて降下させ、すべての垂
直湯道の開口下端が容器22内の溶融金属液面6
0よりも下方へ来るまで鋳型30の下面33を降
下させる。そして、鋳型30の下面33の全面を
溶融金属内に浸漬する。
鋳型30の上面31に減圧が作用すると溶融金
属が湯道内へ吸い上げられ、すべての鋳型空洞部
に同時に充満する。
属が湯道内へ吸い上げられ、すべての鋳型空洞部
に同時に充満する。
以上に詳述した本発明の鋳型では容器内へ沈め
た後、鋳型空洞部が満たされ、各湯道の少くとも
一部に存在する金属が凝固したら直ちに駆動用ピ
ストン−シリンダ16を操作してチエンバ20及
び鋳型30を上昇させれば、凝固部分よりも下方
の、即ち、湯道下端付近に残留する溶融金属部分
が容器22へ流れ落ち、第6図に図示するような
分離された金属部品が鋳型30内に残る。鋳型空
洞部内の未凝固金属に対して湯道の一部分にて凝
固した金属は栓のように働き、この凝固金属が下
にある溶融金属との接触によつて再び溶解する前
に鋳型を引上げるわけである。鋳型30を上昇さ
せているときにも、継続して減圧状に保つて結合
剤の燃焼ガスを吸引することになる。
た後、鋳型空洞部が満たされ、各湯道の少くとも
一部に存在する金属が凝固したら直ちに駆動用ピ
ストン−シリンダ16を操作してチエンバ20及
び鋳型30を上昇させれば、凝固部分よりも下方
の、即ち、湯道下端付近に残留する溶融金属部分
が容器22へ流れ落ち、第6図に図示するような
分離された金属部品が鋳型30内に残る。鋳型空
洞部内の未凝固金属に対して湯道の一部分にて凝
固した金属は栓のように働き、この凝固金属が下
にある溶融金属との接触によつて再び溶解する前
に鋳型を引上げるわけである。鋳型30を上昇さ
せているときにも、継続して減圧状に保つて結合
剤の燃焼ガスを吸引することになる。
チエンバ20の第1図のように非作用位置へ上
昇させたら弁26を操作して真空ポンプ24を遮
断し、新しい鋳型と交換できるように鋳型30を
解放する。
昇させたら弁26を操作して真空ポンプ24を遮
断し、新しい鋳型と交換できるように鋳型30を
解放する。
次いで第6図のように湯道金属64の短かい部
分が付随している分離された金属部品62を分解
された鋳型30から公知の態様で取出せばよい。
凝固後に鋳造物を取り出す際には、低温結合砂鋳
型であることによる鋳型の自己崩壊性を利用でき
るので、セラミツク鋳型で必要とするような鋳型
破壊労力は不用で、容易に取出せる。
分が付随している分離された金属部品62を分解
された鋳型30から公知の態様で取出せばよい。
凝固後に鋳造物を取り出す際には、低温結合砂鋳
型であることによる鋳型の自己崩壊性を利用でき
るので、セラミツク鋳型で必要とするような鋳型
破壊労力は不用で、容易に取出せる。
第7図乃至第10図には複数部分鋳型空洞部及
び垂直湯道を有する鋳型を図示してある。
び垂直湯道を有する鋳型を図示してある。
即ち、第7図及び第8図には既に述べたように
構成され、上面67及び下面69の間に広がり且
つ周側面71よりも内側に位置する複数の複数部
分鋳型空洞部を有する数個取鋳型65の一部を図
示してあり、ここでは前記複数の複数部分鋳型空
洞部のうちの1つだけを図解した。
構成され、上面67及び下面69の間に広がり且
つ周側面71よりも内側に位置する複数の複数部
分鋳型空洞部を有する数個取鋳型65の一部を図
示してあり、ここでは前記複数の複数部分鋳型空
洞部のうちの1つだけを図解した。
各複数部分鋳型空洞部は2つの部分鋳型空洞部
73,75を含み、該空洞部73,75は中央盲
押湯78に接続された水平押湯77,79をそれ
ぞれ具備し、そしてこの中央盲押湯78は細い垂
直湯道80に接続している。押湯77,79及び
盲押湯78の形状及び大きさは鋳造物の形状及び
大きさに従つて設定すればよい。垂直湯道80の
横断方向寸法は本発明の方法に照らして口径約
6.4ないし12.7mmとする。場合によつては複数の
垂直湯道を必要とすることもあり得る。第7図及
び第8図に図示するような鋳型は例えば鋳型空洞
部の寸法が12.7mm以上となるような大型部品を形
成する場合特に有用である。なぜなら、特に鉄系
金属の場合に鋳型の破損が発生する前に、鋳型空
洞部内の湯が完全に凝固するための時間がないか
らである。凝固に収縮を伴なう場合、盲押湯は鋳
型空洞部内の湯が凝固する過程で給湯源として作
用する。
73,75を含み、該空洞部73,75は中央盲
押湯78に接続された水平押湯77,79をそれ
ぞれ具備し、そしてこの中央盲押湯78は細い垂
直湯道80に接続している。押湯77,79及び
盲押湯78の形状及び大きさは鋳造物の形状及び
大きさに従つて設定すればよい。垂直湯道80の
横断方向寸法は本発明の方法に照らして口径約
6.4ないし12.7mmとする。場合によつては複数の
垂直湯道を必要とすることもあり得る。第7図及
び第8図に図示するような鋳型は例えば鋳型空洞
部の寸法が12.7mm以上となるような大型部品を形
成する場合特に有用である。なぜなら、特に鉄系
金属の場合に鋳型の破損が発生する前に、鋳型空
洞部内の湯が完全に凝固するための時間がないか
らである。凝固に収縮を伴なう場合、盲押湯は鋳
型空洞部内の湯が凝固する過程で給湯源として作
用する。
使用に際しては上述のように鋳型65に湯を充
填し、湯が鋳型空洞部73,75及び盲押湯78
に充満し、垂直湯道80内で凝固したら直ちに容
器内の湯から鋳型を離脱させる。但し、鋳型65
を容器内の湯から離脱させた後も、鋳型空洞部7
3,75に於ける金属凝固に伴なう収縮を補償す
るため押し湯77,79を介して鋳型空洞部7
3,75への給湯を持続するのに充分な時間、盲
押湯78内の金属は溶融状態のままである。この
ように構成したから、鋳型の尚早な破損が回避で
きるほど鋳込みサイクルが短縮される。凝固が完
了すると、分解された鋳型65内に押湯と、盲押
湯及び垂直湯道の一部とに対応する金属片の付着
した分離された金属部品群が残る。
填し、湯が鋳型空洞部73,75及び盲押湯78
に充満し、垂直湯道80内で凝固したら直ちに容
器内の湯から鋳型を離脱させる。但し、鋳型65
を容器内の湯から離脱させた後も、鋳型空洞部7
3,75に於ける金属凝固に伴なう収縮を補償す
るため押し湯77,79を介して鋳型空洞部7
3,75への給湯を持続するのに充分な時間、盲
押湯78内の金属は溶融状態のままである。この
ように構成したから、鋳型の尚早な破損が回避で
きるほど鋳込みサイクルが短縮される。凝固が完
了すると、分解された鋳型65内に押湯と、盲押
湯及び垂直湯道の一部とに対応する金属片の付着
した分離された金属部品群が残る。
第9図には上面82及び下面83の間に、2つ
だけを図示した複数の鋳型空洞部84を有する数
個取鋳型81を示してあり、前記複数の鋳型空洞
部84は中央垂直湯道85の周りに集められかつ
これら鋳型空洞部84を垂直湯道85に接続する
本発明による狭い水平湯道部分86が設けられて
いる。この構成は約12.7mmまたはそれ以下の厚さ
の部品を鋳造するのに好適である。即ち、鋳型空
洞部84でも狭い水平湯道部分86でも即座に凝
固が起こり、鋳型81を下方の湯面から引上げる
と垂直湯道85から湯が流れ落ちて分離され鋳造
部品が得られる。
だけを図示した複数の鋳型空洞部84を有する数
個取鋳型81を示してあり、前記複数の鋳型空洞
部84は中央垂直湯道85の周りに集められかつ
これら鋳型空洞部84を垂直湯道85に接続する
本発明による狭い水平湯道部分86が設けられて
いる。この構成は約12.7mmまたはそれ以下の厚さ
の部品を鋳造するのに好適である。即ち、鋳型空
洞部84でも狭い水平湯道部分86でも即座に凝
固が起こり、鋳型81を下方の湯面から引上げる
と垂直湯道85から湯が流れ落ちて分離され鋳造
部品が得られる。
第10図に示す数個取鋳型90は上面92及び
下面94間に複数の鋳型空洞部95を有し、比較
的大きい鋳型空洞95を迅速に充満させるかつ垂
直湯道内の金属が凝固したら鋳型が破損する前に
いち早く鋳型を取出せるように各鋳型空洞部には
2本の狭い湯道97,98が設けられている。こ
の鋳型は1本の狭い垂直湯道では鋳型が破損する
前に充満させることができないような大きい空洞
部を有する鋳型で収縮補償を必要としない金属を
鋳造する場合に好適である。
下面94間に複数の鋳型空洞部95を有し、比較
的大きい鋳型空洞95を迅速に充満させるかつ垂
直湯道内の金属が凝固したら鋳型が破損する前に
いち早く鋳型を取出せるように各鋳型空洞部には
2本の狭い湯道97,98が設けられている。こ
の鋳型は1本の狭い垂直湯道では鋳型が破損する
前に充満させることができないような大きい空洞
部を有する鋳型で収縮補償を必要としない金属を
鋳造する場合に好適である。
本発明の趣盲を逸脱することなく、特許請求の
範囲内で上記実施例以外の態様でも本発明の鋳型
及び装置を実施できることは当業者にとつて明白
であろう。
範囲内で上記実施例以外の態様でも本発明の鋳型
及び装置を実施できることは当業者にとつて明白
であろう。
(発明の効果)
水平方向に互いに離れて配置された鋳型空洞部
の各々を連通する狭い湯道を設けてあるので、溶
融金属から鋳物を迅速に取り除くことが可能とな
る。これは鋳型空洞部内で凝固が始まらない場合
でも溶融金属は湯道内で速やかに凝固するからで
ある。鋳型を融解金属から速やかに取り除くこと
ができるので、内部の熱によつて鋳型が崩壊して
しまうような環境下でも低温結合砂粒鋳型を用い
ることができる。低温結合砂粒鋳型は、低コスト
でかつ浸漬時間が短くてすむので、生産性が向上
すると共に生産コストも低く抑えることが可能と
なる。また、鋳型空洞部を水平配置としたので、
垂直配置の場合に較べて鋳型空洞部を溶融金属を
満たすための真空度を低く抑えることができる。
その結果、鋳型空洞部の表面に溶融金属が浸透す
るのを制限し鋳物の表面仕上げの品質が向上す
る。
の各々を連通する狭い湯道を設けてあるので、溶
融金属から鋳物を迅速に取り除くことが可能とな
る。これは鋳型空洞部内で凝固が始まらない場合
でも溶融金属は湯道内で速やかに凝固するからで
ある。鋳型を融解金属から速やかに取り除くこと
ができるので、内部の熱によつて鋳型が崩壊して
しまうような環境下でも低温結合砂粒鋳型を用い
ることができる。低温結合砂粒鋳型は、低コスト
でかつ浸漬時間が短くてすむので、生産性が向上
すると共に生産コストも低く抑えることが可能と
なる。また、鋳型空洞部を水平配置としたので、
垂直配置の場合に較べて鋳型空洞部を溶融金属を
満たすための真空度を低く抑えることができる。
その結果、鋳型空洞部の表面に溶融金属が浸透す
るのを制限し鋳物の表面仕上げの品質が向上す
る。
第1図は本発明の鋳型及び鋳造装置を一部断面
で示す簡単な側面図であり、第2図は第1図図示
装置のチエンバ部分を示す詳細な断面図であり、
第3図は第1図図示鋳型の平面図であり、第4図
は第3図図示鋳型を一部断面で示す詳細な側面図
であり、第5図は本発明装置のチエンバに取付け
た第3図及び第4図図示の鋳型をその下面が下方
に位置する容器内の湯面下に没した状態で示す詳
細な断面図であり、第6図は本発明の鋳型で鋳造
された金属部品の断面図であり、第7図は第1図
図示鋳型の別の態様の一部を示す詳細な側面断面
図であり、第8図は第7図8−8線に沿つて第7
図図示鋳型を示す詳細な平面図であり、第9図は
第1図図示鋳型のさらに別の態様の一部を示す詳
細な側面断面図であり、第10図は第1図図示鋳
型の第9図図示構成ともに異なる態様を一部断面
で示す詳細な側面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、16……駆動用ピ
ストン−シリンダ、20……チエンバ、22……
溶融金属容器、24……真空ポンプ、29……鋳
型分割面、30……鋳型、34……鋳型空洞部、
35……湯道、65,81,90……鋳型、7
3,75,84,95……鋳型空洞部、80,8
5,97,98……湯道。
で示す簡単な側面図であり、第2図は第1図図示
装置のチエンバ部分を示す詳細な断面図であり、
第3図は第1図図示鋳型の平面図であり、第4図
は第3図図示鋳型を一部断面で示す詳細な側面図
であり、第5図は本発明装置のチエンバに取付け
た第3図及び第4図図示の鋳型をその下面が下方
に位置する容器内の湯面下に没した状態で示す詳
細な断面図であり、第6図は本発明の鋳型で鋳造
された金属部品の断面図であり、第7図は第1図
図示鋳型の別の態様の一部を示す詳細な側面断面
図であり、第8図は第7図8−8線に沿つて第7
図図示鋳型を示す詳細な平面図であり、第9図は
第1図図示鋳型のさらに別の態様の一部を示す詳
細な側面断面図であり、第10図は第1図図示鋳
型の第9図図示構成ともに異なる態様を一部断面
で示す詳細な側面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、16……駆動用ピ
ストン−シリンダ、20……チエンバ、22……
溶融金属容器、24……真空ポンプ、29……鋳
型分割面、30……鋳型、34……鋳型空洞部、
35……湯道、65,81,90……鋳型、7
3,75,84,95……鋳型空洞部、80,8
5,97,98……湯道。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非可撓性、自立性、通気性があり、所定の温
度で結合する低温結合砂粒鋳型であつて、 前記鋳型内に前記金属を吸引するため真空が形
成される上面を有する上型と下方に位置する溶融
金属内に浸すための下面を有する下型と、通気性
の空洞表面を備え該上下両面の間に概ね水平域を
占め且つ水平方向に互いに離れている複数の鋳型
空洞部とを有し、前記鋳型空洞部のそれぞれが
各々断面形状の最大幅または最大直径が19.1mmの
部分を含む少なくとも1つの湯道を一体的に有
し、複数の前記湯道が前記空洞部から延在すると
共に、少なくとも該湯道の一部は垂直方向に延在
しており、前記鋳型の下面にて概ね水平な一平面
で終り、該湯道の開口下端が互いに離れているこ
とを特徴とする前記所定の温度より高い温度で金
属を鋳造するための鋳型。 2 前記上下両面の間に分割面を有し、前記湯道
の一部が前記分割面に概ね垂直であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の鋳型。 3 前記鋳型空洞部が前記分割面を横切つて広が
り、鋳型の縦横両方向に配分されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
載の鋳型。 4 各前記鋳型空洞部と前記湯道との間に盲押湯
か介在していることを特徴とする特許請求の範囲
第1項から3項までのいずれか1項に記載の鋳
型。 5 前記鋳型空洞部の夫々が断面形状において
12.7mm以上の内側寸法を有することを特徴とする
特許請求の範囲第1項から4項までのいずれか1
項に記載の鋳型。 6 前記鋳型空洞部が少なくとも2つの部分鋳型
空洞部および前記部分鋳型空洞部と前記湯道とを
接続する盲押湯を含むことを特徴する特許請求の
範囲第1項から5項までのいずれか1項に記載の
鋳型。 7 前記部分鋳型空洞部の夫々が断面形状におい
て12.7mm以上の内側寸法を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第6項に記載の鋳型。 8 前記鋳型がその上面の周りに水平な周縁シー
ル面を有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項から7項までのいずれか1項に記載の鋳型。 9 鋳造装置が下記要素イ〜ホ: (イ) 非可撓性、自立性、通気性があり、所定の温
度で結合する低温結合砂粒鋳型であつて、 前記鋳型内に前記金属を吸引するため真空が
形成される上面を有する上型と下方に位置する
溶融金属内に浸すための下面を有する下型と、
通気性の空洞表面を備え該上下両面の間に概ね
水平域を占め且つ水平方向に互いに離れている
複数の鋳型空洞部とを有し、前記鋳型空洞部の
それぞれが各々断面形状の最大幅または最大直
径が19.1mmの部分を含む少なくとも1つの湯道
を一体的に有し、複数の前記湯道が前記空洞部
から延在すると共に、少なくとも該湯道の一部
は垂直方向に延在しており、前記鋳型の下面に
て概ね水平な一平面で終り、該湯道の開口下端
が互いに離れていることを特徴とする前記所定
の温度より高い温度で金属を鋳造するための鋳
型; (ロ) 溶融金属を収納する容器; (ハ) 開口底を有するチエンバであつて、その外周
壁が前記鋳型に対してシーリング効果を達成
し、前記鋳型の側面および下面が前記外周壁よ
りも下方へ延びているチエンバ; (ニ) 相対移動自在に前記チエンバおよび前記容器
を支持し、前記湯道の開口下端を前記容器内の
湯面下へ沈める駆動手段; (ホ) 前記湯道の開口下端を前記容器内の湯面下へ
入れるように前記チエンバを降下させた後、前
記チエンバ内に負圧を発生させることによつて
前記鋳型に湯を満たすため、前記チエンバに接
続された真空発生装置; を含んでなることを特徴とする鋳造装置。 10 前記鋳型が概ね水平惑に水平方向に互いに
離れている複数の鋳型空洞部を有し、前記鋳型空
洞部の夫々がそこから延びる湯道を有し、該湯道
の開口下端が互いに離れておりかつ前記鋳型の下
面にあることを特徴とする特許請求の範囲第9項
に記載の鋳造装置。 11 前記真空発生装置が発生する負圧により前
記チエンバは前記鋳型に対して更に確実に保持さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第9項また
は10項に記載の鋳造装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US94762178A | 1978-10-02 | 1978-10-02 | |
| US075169 | 1979-09-12 | ||
| US947621 | 2001-09-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6123566A JPS6123566A (ja) | 1986-02-01 |
| JPH048136B2 true JPH048136B2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=25486439
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12647279A Expired JPS6035227B2 (ja) | 1978-10-02 | 1979-10-02 | 鋳造方法 |
| JP21278984A Granted JPS6123566A (ja) | 1978-10-02 | 1984-10-12 | 鋳型および鋳造装置 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12647279A Expired JPS6035227B2 (ja) | 1978-10-02 | 1979-10-02 | 鋳造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPS6035227B2 (ja) |
| SU (1) | SU1101174A3 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59202152A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-15 | Toyota Motor Corp | 吸引鋳造方法 |
| US4532976A (en) * | 1984-06-13 | 1985-08-06 | Hitchiner Manufacturing Co., Inc. | Gas permeable metal casting mold having gas collection voids |
| JP4973483B2 (ja) | 2007-12-20 | 2012-07-11 | 株式会社島津製作所 | バルブ及び当該バルブを備えた送液装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50143726A (ja) * | 1974-05-09 | 1975-11-19 | ||
| JPS516129A (ja) * | 1974-07-01 | 1976-01-19 | Hitchiner Manufacturing Co | Kinzokuchuzo |
-
1979
- 1979-10-01 SU SU792824001A patent/SU1101174A3/ru active
- 1979-10-02 JP JP12647279A patent/JPS6035227B2/ja not_active Expired
-
1984
- 1984-10-12 JP JP21278984A patent/JPS6123566A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6035227B2 (ja) | 1985-08-13 |
| SU1101174A3 (ru) | 1984-06-30 |
| JPS5577968A (en) | 1980-06-12 |
| JPS6123566A (ja) | 1986-02-01 |
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