JPH045175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045175Y2 JPH045175Y2 JP1988071265U JP7126588U JPH045175Y2 JP H045175 Y2 JPH045175 Y2 JP H045175Y2 JP 1988071265 U JP1988071265 U JP 1988071265U JP 7126588 U JP7126588 U JP 7126588U JP H045175 Y2 JPH045175 Y2 JP H045175Y2
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- JP
- Japan
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- board
- surface material
- elastic
- laminated
- rigid
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は柔道用畳に関するものである。
従来の技術
従来から一般に知られている柔道用畳としては
わら床の外側を塩化ビニール製の表面材で包んで
作られたものがあるが、畳重量が重く、取り扱い
に問題があつた。そこで畳の重量を軽減するため
にわら床の厚みを薄くし、その薄くした部分をわ
ら床の上に設けた発泡ポリエチレン製の弾性ボー
ドで置き換え、外側を塩化ビニール製の表面材で
包んだものが知られている。
わら床の外側を塩化ビニール製の表面材で包んで
作られたものがあるが、畳重量が重く、取り扱い
に問題があつた。そこで畳の重量を軽減するため
にわら床の厚みを薄くし、その薄くした部分をわ
ら床の上に設けた発泡ポリエチレン製の弾性ボー
ドで置き換え、外側を塩化ビニール製の表面材で
包んだものが知られている。
考案が解決しようとする課題
上記のようなわら床の上に発泡ポリエチレン製
の弾性ボードを設けた柔道畳にあつては、ボード
とわら床および表面材との当接面が接着されてお
らず、実際の使用時においてすり足などによつて
表面材の上からボードに横方向への力がかかる
と、表面材とわら床との間でボードがずれ動き、
凹凸状に波を打ち、柔道の動きにおいて足首の捻
挫などの怪我の危険性があつた。
の弾性ボードを設けた柔道畳にあつては、ボード
とわら床および表面材との当接面が接着されてお
らず、実際の使用時においてすり足などによつて
表面材の上からボードに横方向への力がかかる
と、表面材とわら床との間でボードがずれ動き、
凹凸状に波を打ち、柔道の動きにおいて足首の捻
挫などの怪我の危険性があつた。
本考案はこのような問題を解決するもので、上
記わら床の上に弾性ボードを設けたものに比べて
さらに重量の軽減を図れ、且つボードのずれ動き
を防止した柔道畳を提供することを目的とするも
のである。
記わら床の上に弾性ボードを設けたものに比べて
さらに重量の軽減を図れ、且つボードのずれ動き
を防止した柔道畳を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段
この問題を解決するために本考案は、木くずや
紙くずなどを混ぜ合わせてボード状に固めてなる
インシユレンボードと、このインシユレンボード
に上に積層された樹脂発泡材からなる緩衝用ボー
ドと、このボードの上に積層された樹脂製の剛性
ボードと、この剛性ボードの上に積層された樹脂
製の柔軟性を有する弾性ボードと、これらの積層
体を上方から包む表面材とからなり、前記弾性ボ
ードをその下側の剛性ボードおよび上側の表面材
に対して接着剤にて固着してなるものである。
紙くずなどを混ぜ合わせてボード状に固めてなる
インシユレンボードと、このインシユレンボード
に上に積層された樹脂発泡材からなる緩衝用ボー
ドと、このボードの上に積層された樹脂製の剛性
ボードと、この剛性ボードの上に積層された樹脂
製の柔軟性を有する弾性ボードと、これらの積層
体を上方から包む表面材とからなり、前記弾性ボ
ードをその下側の剛性ボードおよび上側の表面材
に対して接着剤にて固着してなるものである。
作 用
この構成により、従来のわら床の代りにインシ
ユレンボードを用いて全体の軽量化を図ることが
でき、また弾性ボードはその下側の剛性ボードお
よび上側の表面材に対して接着剤にて固着されて
いるために横方向からの力によつてずれ動くよう
なことがなく、長期に亘つて安定した状態で使用
することができる。
ユレンボードを用いて全体の軽量化を図ることが
でき、また弾性ボードはその下側の剛性ボードお
よび上側の表面材に対して接着剤にて固着されて
いるために横方向からの力によつてずれ動くよう
なことがなく、長期に亘つて安定した状態で使用
することができる。
実施例
以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図において、１は木くずや紙くずなどを混
ぜ合わせてボード状に固めて形成されたインシユ
レンボード、２はこのインシユレンボード１上に
重ね合わせた発泡倍率30倍のポリエチレン製のボ
ード、３はこのボード２上に重ね合わせた発泡倍
率10倍のポリエチレン製のボード、４はこのボー
ド３上に重ね合わせた発泡倍率１倍のポリエチレ
ン製のボード、５はこのボード４上に重ね合わせ
た発泡倍率20倍のポリエチレン製のボード、６は
前記インシユレンボード１およびボード２〜５の
積層体を上方から包み込むための塩化ビニール製
の表面材である。ところで前記インシユレンボー
ド１およびその上のボード２〜４は畳縫製用の糸
により互いに縫着されており、また前記ボード５
はその下側のボード４およびその上側の表面材６
に接着剤により固着されている。なお、７はイン
シユレンボード１の下面に重なるように縫い込ん
で設けられたゴムシートで、畳を体育館などの床
に直接置いても滑らないようになつている。
ぜ合わせてボード状に固めて形成されたインシユ
レンボード、２はこのインシユレンボード１上に
重ね合わせた発泡倍率30倍のポリエチレン製のボ
ード、３はこのボード２上に重ね合わせた発泡倍
率10倍のポリエチレン製のボード、４はこのボー
ド３上に重ね合わせた発泡倍率１倍のポリエチレ
ン製のボード、５はこのボード４上に重ね合わせ
た発泡倍率20倍のポリエチレン製のボード、６は
前記インシユレンボード１およびボード２〜５の
積層体を上方から包み込むための塩化ビニール製
の表面材である。ところで前記インシユレンボー
ド１およびその上のボード２〜４は畳縫製用の糸
により互いに縫着されており、また前記ボード５
はその下側のボード４およびその上側の表面材６
に接着剤により固着されている。なお、７はイン
シユレンボード１の下面に重なるように縫い込ん
で設けられたゴムシートで、畳を体育館などの床
に直接置いても滑らないようになつている。
上記構成において、表面材６のすぐ内側のボー
ド５は柔軟且つ弾性があり、受身時の痛さを和ら
げ、その下側のボード４は発泡倍率が１倍である
がために剛性に富み、且つ適当な可撓性があり、
体全体の衝撃を受け止め、その衝撃はそのボード
４の下側のボード３および２で吸収される。ま
た、前記ボード５はその下側のボード４および表
面材６に対し接着剤により固着されているため
に、すり足などによつて横方向への力がかかつて
もずれ動くことなく、フラツトな状態を長期に亘
つて維持できる。また、前記インシユレンボード
１は畳の全体厚みの約1/3の厚みを有し、畳が振
動などによつて浮き上がるようなことがない程度
の重量を保持している。なお、前記各ボード２，
３，５の発泡倍率は前記発泡倍率の±５程度であ
れば実施可能である。また、前記各ボード２〜５
の材料としてポリエチレンを用いたが、特に限定
されるものではない。また、前記ボード２は２枚
用いられているが、２枚分の厚みのものを成形で
きるならば１枚のものであつても良い。
ド５は柔軟且つ弾性があり、受身時の痛さを和ら
げ、その下側のボード４は発泡倍率が１倍である
がために剛性に富み、且つ適当な可撓性があり、
体全体の衝撃を受け止め、その衝撃はそのボード
４の下側のボード３および２で吸収される。ま
た、前記ボード５はその下側のボード４および表
面材６に対し接着剤により固着されているため
に、すり足などによつて横方向への力がかかつて
もずれ動くことなく、フラツトな状態を長期に亘
つて維持できる。また、前記インシユレンボード
１は畳の全体厚みの約1/3の厚みを有し、畳が振
動などによつて浮き上がるようなことがない程度
の重量を保持している。なお、前記各ボード２，
３，５の発泡倍率は前記発泡倍率の±５程度であ
れば実施可能である。また、前記各ボード２〜５
の材料としてポリエチレンを用いたが、特に限定
されるものではない。また、前記ボード２は２枚
用いられているが、２枚分の厚みのものを成形で
きるならば１枚のものであつても良い。
考案の効果
以上のように本考案によれば、従来のようなわ
ら床の上に弾性ボードを設けているものに比べて
重量の軽減が図れ、また弾性ボードはその下側の
剛性ボードおよび上側の表面材に対して接着剤に
て固着されているために横方向からの力によつて
畳表面がシワにならず安全でありかつずれ動くよ
うなことがなく、長期に亘つて安定した状態で使
用することができる。また、上から順に柔らかい
弾性層／硬い剛性層／柔らかい緩衝層／硬い層よ
りなる積層構造であり、衝撃緩衝性や、柔らかす
ぎても足さばき、体さばきができず硬すぎては危
険である柔道競技の特性の条件を良好に満足する
ことができる。
ら床の上に弾性ボードを設けているものに比べて
重量の軽減が図れ、また弾性ボードはその下側の
剛性ボードおよび上側の表面材に対して接着剤に
て固着されているために横方向からの力によつて
畳表面がシワにならず安全でありかつずれ動くよ
うなことがなく、長期に亘つて安定した状態で使
用することができる。また、上から順に柔らかい
弾性層／硬い剛性層／柔らかい緩衝層／硬い層よ
りなる積層構造であり、衝撃緩衝性や、柔らかす
ぎても足さばき、体さばきができず硬すぎては危
険である柔道競技の特性の条件を良好に満足する
ことができる。
図面は本考案の一実施例を示す要部切欠斜視図
である。 １……インシユレンボード、２〜５……ボー
ド、６……表面材。
である。 １……インシユレンボード、２〜５……ボー
ド、６……表面材。
Claims (1)
- 木くずや紙くずなどを混ぜ合わせてボード状に
固めてなるインシュレンボードと、このインシュ
レンボードの上に積層された樹脂発泡材からなる
緩衝用ボードと、このボードの上に積層された樹
脂製の剛性ボードと、この剛性ボードの上に積層
された樹脂製の柔軟性を有する弾性ボードと、こ
れらの積層体を上方から包む表面材とからなり、
前記弾性ボードをその下側の剛性ボードおよび上
側の表面材に対して接着剤にて固着してなる柔道
用畳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071265U JPH045175Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071265U JPH045175Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01176456U JPH01176456U (ja) | 1989-12-15 |
| JPH045175Y2 true JPH045175Y2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=31296475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988071265U Expired JPH045175Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045175Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617062U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5197321U (ja) * | 1975-02-03 | 1976-08-04 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP1988071265U patent/JPH045175Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617062U (ja) * | 1979-07-19 | 1981-02-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01176456U (ja) | 1989-12-15 |
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