JPS6235793Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235793Y2 JPS6235793Y2 JP3644285U JP3644285U JPS6235793Y2 JP S6235793 Y2 JPS6235793 Y2 JP S6235793Y2 JP 3644285 U JP3644285 U JP 3644285U JP 3644285 U JP3644285 U JP 3644285U JP S6235793 Y2 JPS6235793 Y2 JP S6235793Y2
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- JP
- Japan
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- tatami
- board
- reinforcing plate
- substrate
- floor
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は畳に関するものである。
(従来の技術)
従来の畳は、藁製の畳床に畳表を張設したもの
が最も一般的であるが、畳床を発泡合成樹脂板で
構成したものや、木片チツプ等を固化して構成し
たもの(実公昭57−27868号)が知られている。
が最も一般的であるが、畳床を発泡合成樹脂板で
構成したものや、木片チツプ等を固化して構成し
たもの(実公昭57−27868号)が知られている。
(考案が解決すべき問題点)
上記藁製畳床を用いた畳にあつては、重く、取
扱いが困難であると共に、断熱・防音性能も小さ
いという問題点があつた。また、発泡合成樹脂板
や木片チツプ等を固化したものよりなる畳床を用
いた畳にあつては、畳の表面が凹入した場合の復
元力が小さいという問題点があり、また、特に発
泡合成樹脂板による畳床では、畳としての強度が
不足する問題点があつた。
扱いが困難であると共に、断熱・防音性能も小さ
いという問題点があつた。また、発泡合成樹脂板
や木片チツプ等を固化したものよりなる畳床を用
いた畳にあつては、畳の表面が凹入した場合の復
元力が小さいという問題点があり、また、特に発
泡合成樹脂板による畳床では、畳としての強度が
不足する問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案の畳は、矩形コルク板でなる基板の上
面に補強板を重ね、該補強板の上面に同じく矩形
コルク板からなる上層材を重ねて畳床を構成し、
該畳床に畳表を被着固定したことを特徴としてい
る。
面に補強板を重ね、該補強板の上面に同じく矩形
コルク板からなる上層材を重ねて畳床を構成し、
該畳床に畳表を被着固定したことを特徴としてい
る。
前記補強板は、ベニヤ板が好ましいが、合成樹
脂板、紙板又は金属板とすることもできる。この
場合には基板に藁を縫着することが好ましい。
脂板、紙板又は金属板とすることもできる。この
場合には基板に藁を縫着することが好ましい。
(考案の作用)
上記構成の畳では、畳床の基板および上層材を
コルク板としたので、断熱・防音性能を向上する
ことができると共に、畳を軽量化することができ
る。また、補強板を設けたので、コルク板の撓み
易さを補い、畳としての強度を向上することがで
きる。
コルク板としたので、断熱・防音性能を向上する
ことができると共に、畳を軽量化することができ
る。また、補強板を設けたので、コルク板の撓み
易さを補い、畳としての強度を向上することがで
きる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
(実施例)
第1図および第2図は、矩形コルク板でなる基
板1の上面に、同じく矩形ベニヤ板でなる補強板
2を重ねて、当接面を接着剤で被着させると共
に、補強板2の上面には基板1と同様の矩形コル
ク板でなる上層材3を重ねて、補強板2との当接
面を接着剤で被着させて畳床4を構成し、該畳床
4に畳表5を張設して畳6としたものである。
板1の上面に、同じく矩形ベニヤ板でなる補強板
2を重ねて、当接面を接着剤で被着させると共
に、補強板2の上面には基板1と同様の矩形コル
ク板でなる上層材3を重ねて、補強板2との当接
面を接着剤で被着させて畳床4を構成し、該畳床
4に畳表5を張設して畳6としたものである。
前記畳表5の端縁部(短片縁部)5aは、常法
の如く畳床4の縁部を包むようにして、畳床4の
下側に巻込み、前記基板1の短片縁部下面に沿つ
て形成した段部1aに収めて、第2図に示したよ
うにホチキス様の止金具7で固定する。このよう
にして張設した畳表5の側縁部(長片縁部)は、
常法の如く縁布8で包み畳6が完成するのである
が、縁布8の縁部は基板1の下面にガムテープな
どで固定する。
の如く畳床4の縁部を包むようにして、畳床4の
下側に巻込み、前記基板1の短片縁部下面に沿つ
て形成した段部1aに収めて、第2図に示したよ
うにホチキス様の止金具7で固定する。このよう
にして張設した畳表5の側縁部(長片縁部)は、
常法の如く縁布8で包み畳6が完成するのである
が、縁布8の縁部は基板1の下面にガムテープな
どで固定する。
上記において、基板1、補強板2および上層材
3は、夫々畳一畳分の大きさ、即ち、約90cm×約
180cmの大きさとするのが普通である。基板1の
厚さは12〜15mm、補強板2の厚さは1.8〜3.0mm、
上層材3の厚さを、基板1と同様に12〜15mmとす
れば、従来の畳と同等の厚さ(約30mm)とするこ
とができ、かつ重量を従来の1/3の約10Kg程度と
することができる。
3は、夫々畳一畳分の大きさ、即ち、約90cm×約
180cmの大きさとするのが普通である。基板1の
厚さは12〜15mm、補強板2の厚さは1.8〜3.0mm、
上層材3の厚さを、基板1と同様に12〜15mmとす
れば、従来の畳と同等の厚さ(約30mm)とするこ
とができ、かつ重量を従来の1/3の約10Kg程度と
することができる。
第3図は、この考案の他の実施例で、前記実施
例と同様の基板1の上面に補強板2を重ね、補強
板2の上面に、厚さ約3mmのコルク板でなる上層
材9を重ねて畳床10とし、該畳床10に畳表5
を張設して畳11としたものである。
例と同様の基板1の上面に補強板2を重ね、補強
板2の上面に、厚さ約3mmのコルク板でなる上層
材9を重ねて畳床10とし、該畳床10に畳表5
を張設して畳11としたものである。
この考案の畳では基板1および補強板2で、所
望の性能、即ち断熱性能、防音性能を得ると共
に、軽量化、強度向上も図ることができるので、
上層材の部分は、この実施例の如く薄くして、畳
の厚さを減らすこともできる。
望の性能、即ち断熱性能、防音性能を得ると共
に、軽量化、強度向上も図ることができるので、
上層材の部分は、この実施例の如く薄くして、畳
の厚さを減らすこともできる。
(考案の効果)
以上に説明したようにこの考案によれば次のよ
うな効果がある。
うな効果がある。
(1) 畳床の基板および上層材にコルク板を用いた
ため、軽量で断熱・防音効果に優れた畳を得る
ことができる。
ため、軽量で断熱・防音効果に優れた畳を得る
ことができる。
(2) 補強板を用いたため、畳床の強度が向上し、
撓まない畳を提供できる。
撓まない畳を提供できる。
第1図はこの考案の実施例の一部を破切した断
面図、第2図は同じく一部を破切した裏面図、第
3図はこの考案の他の実施例の一部を破切した断
面図である。 1……基板、2……補強板、3,9……上層
材、4……畳床、6,11……畳。
面図、第2図は同じく一部を破切した裏面図、第
3図はこの考案の他の実施例の一部を破切した断
面図である。 1……基板、2……補強板、3,9……上層
材、4……畳床、6,11……畳。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 矩形コルク板製基板の上面に補強板を重ね、
該補強板の上面に矩形コルク板製上層材を重ね
て畳床を構成し、該畳床の上面および側面に畳
表を被着固定してなる畳。 2 補強板はベニヤ板、合成樹脂板、紙板又は金
属板とした実用新案登録請求の範囲第1項記載
の畳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3644285U JPS6235793Y2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3644285U JPS6235793Y2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61152638U JPS61152638U (ja) | 1986-09-20 |
JPS6235793Y2 true JPS6235793Y2 (ja) | 1987-09-11 |
Family
ID=30541625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3644285U Expired JPS6235793Y2 (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235793Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288419A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-16 | Kibi:Kk | 自動接着テープ返し止装置 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP3644285U patent/JPS6235793Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288419A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-16 | Kibi:Kk | 自動接着テープ返し止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61152638U (ja) | 1986-09-20 |