JPH0451384Y2 - - Google Patents

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JPH0451384Y2
JPH0451384Y2 JP7310688U JP7310688U JPH0451384Y2 JP H0451384 Y2 JPH0451384 Y2 JP H0451384Y2 JP 7310688 U JP7310688 U JP 7310688U JP 7310688 U JP7310688 U JP 7310688U JP H0451384 Y2 JPH0451384 Y2 JP H0451384Y2
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JP
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switch
interlocking rod
key
keyboard
keyboard frame
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はキーボードスイツチの主として大型の
スイツチキー匂いて、これを隅押しした場合にも
全体が平行に押し下げられるスイツチキーの平行
動作機構に関する。
(従来の技術) 従来、レジスターやパソコン等に使用するキー
ボードにおいては、第7図に示すように使用頻度
や操作する指の都合上から、通常の単キー1の他
に単キー1の2倍の大きさの2倍キー2や、3倍
の大きさの3倍キー3等が使用されている。この
ような数倍キーにおいて、キートツプの隅を押し
ても平行に上下してスイツチが開閉する必要があ
る。
一方、キーボードにはスイツチキーやスイツチ
を支持させるキーボードフレームを金属板にて成
型したメタルタイプのものと、合成樹脂によりモ
ールド成型した一体成形タイプのものがあり、メ
タルタイプの場合には第5図、第6図に示す如き
連動棒5を使用した平行動作機構が用いられてい
る。この機構における連動棒5は、直線状の回動
軸部6と、その両端を直角に折曲したアーム部
7,7とアーム部7,7の先端を外向きに直角に
折曲した案内端8,8とによつてクランク状に成
形されたものを使用している。そして、連動棒5
の回動軸部6をキートツプ9下面に回動自在に軸
受させ、アーム部7,7の先端の案内端8,8を
一対の支持部材10,10に設けた摺動溝11,
11内に嵌合させている。また支持部材10,1
0は、それぞれ別々にモールド成型されたものを
使用し、キーボードフレーム12に開口させた支
持部材取付穴13,13に嵌合させて取付けられ
ている。
なお、図中14はスイツチ動作ユニツトであ
る。
このように構成される平行動作機構は、キート
ツプ9のどの位置を押しても連動棒5の回動軸部
6が平行移動され、これによつてキートツプ9が
平行に押し下げされる構造になつている。
また近年、レジスターにおいてはユーザーによ
つて各数倍キーの配置が異なるため、数倍キーを
いずれの配置にも設置できるよう、第7図に示す
ようにキーボードフレーム12にスイツチ取付孔
16を格子状配置に等間隔にあけておき、2倍キ
ー2の場合には2個のスイツチ取付孔16に、3
倍キー3の場合には3個のスイツチ取付孔16に
またがらせて各キートツプ9を配置させ、キーボ
ードフレーム12を共通の形状にして数倍キーを
どこへでも設置し得るようにしている。そして、
この場合には各スイツチ取付孔16毎にいずれの
向きにでも支持部材10が取り付けられるように
その周囲に4個の支持部取付穴13をあらかじめ
成形している。
一方、樹脂による一体成形タイプのキーボード
の場合には、第8図に示すようにキーボードフレ
ーム20に案内筒21を一定間隔毎に多数形成し
ておき、これにキートツプ22の下面に突設した
一対の摺動軸23,23を嵌合させ、これによつ
てキートツプ22が平行に押し下げられるように
している。
なおこの例では、一方の摺動軸23には接点押
圧子24を突設しておき、これによつてフレキシ
ブル基板25を押し、接点26,27間を開閉さ
せるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来のメタルタイプの如き連動棒5を
使用した機構では、キー数を減少させないでキー
ボードを小型化させようとするとキーボードフレ
ーム12の各スイツチ取付孔16間の間隔を狭く
せざるを得ず、しかもその間隔内に連動棒用の支
持部材10を設置しなければならず、更に支持部
材10の小型化にも限界があるため、一定以下に
はスイツチ取付孔16間の間隔を狭くできないと
いう問題があつた。
更にまた、支持部材10自体の製造、組み込み
に多くの工数と材料を要し、経済性の面でも問題
があつた。
また上述した樹脂による一体成形タイプの場合
には比較的小型化は容易であるが、案内筒21と
摺動軸23との摺動がスムーズになされる必要が
あり、このために摩擦係数の小さい樹脂材料を使
用しなければならい。この摩擦係数の小さい樹脂
は、通常の電子部品関係に使用されているものに
比べて著しく高価であり、このためキーボード自
体が高価なものとなるという問題があつた。
本考案はこのような従来の問題にかんがみ、部
品数が少く、小型化が容易で廉価なキーボードが
提供できるキーボードスイツチにおけるスイツチ
キーの平行動作機構の提供を目的としたものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上述の如き従来の問題を解決するための本考案
のキーボードスイツチにおけるスイツチキーの平
行動作機構は、キーボードフレームに対向して往
復動自在に支持され、その押し込みによりスイツ
チング動作されるスイツチキーを有し、該スイツ
チキーの下面に、回動軸部の両端に直角配置のア
ーム部を一体に有する]状をした連動棒の回動軸
部を軸受させるとともに、該連動棒の両端を前記
キーボードフレームに対して摺動自在に結合させ
てなるキーボードフレームにおけるスイツチキー
の平行動作機構において、前記キーボードフレー
ムに前記連動棒のアーム部を軸方向に摺動自在
で、かつ、倒復自在に支持する連動棒支持穴を表
裏に貫通させて開口させ、該連動棒支持穴に前記
平行片部を挿入したことを特徴としている。
(作用) このスイツチキーの平行動作機構は、スイツチ
キーのいずれかの部分を押すことにより連動棒の
回動軸部が押し下げられる。このとき、両アーム
部が連動棒支持穴の縁部を支点として回動されつ
つ、該連動棒支持穴内に押し込まれ、これによつ
て回動軸部が平行を維持しつつ移動する。そして
この回動軸部はスイツチキーの下側に軸受されて
いるため、スイツチキーは隅押しされても回動軸
部とともに全体が平行に押し下げられる。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を第1図〜第4図につ
いて説明する。
図において30はキーボードフレーム、31は
スイツチキーであり、両者はいずれも合成樹脂材
料によりモールド成型されている。キーボードフ
レーム30には格子状配置に多数の案内筒32,
32……が表裏に連続して一体成形されていると
とも、その各案内筒32の周囲には4箇所に爪係
合穴33,33……貫通開口されている。スイツ
チキー31は2個の案内筒32,32にまたがる
大きさのキートツプ34と、その周縁部下面に下
向きに突出させた4本の係合爪35,35……
と、キートツプ34の下面に突出された2本の摺
動軸36,36とが一体成形されており、両摺動
軸36,36が案内筒32,32内に軸方向に摺
動自在に挿入されている。また、係合爪35,3
5……が各爪係合穴33,33……内に挿入さ
れ、その先の各逆止段部35aが爪係合穴33の
下縁部に当接して抜け止めされている。
キートツプ34とキーボードフレーム30との
間にはコイルスプリング37が介在され、これに
よつてキートツプ34が押し上げ方向に附勢され
ている。
一方、キーボードフレーム30下には基板38
が固定され、その基板38上にスペーサ39を介
してフレキシブルプリント基板40が重ねられ、
そのシート40に可動接点41が、また基板38
には固定接点42,42が設けられてスイツチが
形成されている。そしてキートツプ34下の一方
の摺動軸36に固定したコイルスプリングからな
れる押圧子43によつてシート40が押されるこ
とにより、可動接点41が固定接点42,42に
電気絶縁されるようにしている。
このように構成されるキースイツチに連動棒4
4を使用した平行動作機構が設けられている。連
動棒44は直線状をした回動軸部45と、その両
端を直角に折り曲げた一対の直線状のアーム部4
6,46とからなり、全体が一本の鋼線を折り曲
げた]状に形成されている。一方、キートツプ3
4の長手方向向きの下縁部には、一対の軸受部4
7,47が形成され、その両軸受部47,47に
連動棒44の回動軸部45が回動自在に軸受され
ている。また、キーボードフレーム30には、各
案内筒32の周囲4箇所に連動棒支持穴49,4
9……が表裏に貫通して設けられており、その各
連動棒支持穴の内のキートツプ34の両端部下に
位置する2つの連動棒支持穴49,49に連動棒
44のアーム部46,46が斜めに挿入されてい
る。
また各連動棒支持穴49の縁部には、第4図に
示すように、アーム部46の傾斜に対応して表裏
の縁部に互いに対称配置に切欠部50,50が形
成され、キートツプ34の往復とともに回動軸部
45が上下動される際に連動棒支持穴49の表裏
の縁部49a,49bが支点となつてアーム部4
6が回転軸部45を中心にして回動されるように
なつている。
なお、図中51はキートツプ34に被せたキヤ
ツプである。
このように構成される平行動作機構は、キート
ツプ34が押し下げられると、これとともに連動
軸44の回動軸部45が押し下げられる。このと
き、連動軸44のアーム部46が連動棒支持穴4
9内に支持されているため、回動軸部45は強制
的に平行移動されることとなり、これとともにキ
ートツプ34を平行に移動させ、隅押しの場合に
もキートツプ34が傾斜して押し下げられること
がない。
(考案の効果) 上述の如く、本考案のスイツチキーの平行動作
機構は連動棒の両アーム部を直線状になし、これ
をキーボードフレームの連動棒支持穴に挿入させ
て支持させるようにしたことにより、この連動棒
支持穴はキーボードに貫通させて開口させるのみ
でよくなり、従来のように連動棒を支持させるた
めの支持体をキーボードフレームと別個に成形す
る必要がなく、部品数が少くなり、製造、組立工
数が削減されてコスト減が図られるという利点が
ある。更に、本考案は連動棒支持穴が狭いスペー
スにも開口させることができるため、キーボード
の小型化が容易になし得るという利点がある。
更にまた本考案では、樹脂タイプのキーボード
フレームの場合にあつても、摺動軸部及び案内筒
に滑りの良い高価な樹脂材料を必要としなくな
り、コスト減が図られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断正面図、第2図
は同縦断側面図、第3図は同キーボードフレーム
部分平面図、第4図は連動棒の動作状態を示す連
動棒支持穴部分の拡大断面図、第5図は従来例の
縦断正面図、第6図は同縦断側面図、第7図は従
来のキーボードフレームを示す平面図、第8図は
他の従来例の縦断正面図である。 30……キーボードフレーム、31……スイツ
チキー、32……案内筒、33……爪係合穴、3
4……キートツプ、35……係合爪、36……摺
動軸、37……コイルスプリング、38……基
板、39……スペーサー、40……フレキシブル
プリント基板、41……可動接点、42……固定
接点、43……押圧子、44……連動棒、45…
…回動軸部、46……アーム部、47……軸受
部、49……連動棒支持穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キーボードフレームに対向して往復動自在に支
    持され、その押し込みによりスイツチング動作さ
    れるスイツチキーを有し、該スイツチキーの下面
    に、回動軸部の両端に直角配置のアーム部を一体
    に有する]状をした連動棒の回動軸部を軸受けさ
    せるとともに、該連動棒の両端を前記キーボード
    フレームに対して摺動自在に係合させてなるキー
    ボードスイツチにおけるスイツチキーの平行動作
    機構において、前記キーボードフレームに前記連
    動棒のアーム部を軸方向に摺動自在で、かつ、倒
    復自在に支持する連動棒支持穴を表裏に貫通させ
    て開口させ、該連動棒支持穴に前記アーム部を挿
    入したことを特徴としてなるキーボードスイツチ
    におけるスイツチキーの平行動作機構。
JP7310688U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH0451384Y2 (ja)

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JP7310688U JPH0451384Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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JPH01176332U JPH01176332U (ja) 1989-12-15
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