JPH0451351Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451351Y2 JPH0451351Y2 JP16512988U JP16512988U JPH0451351Y2 JP H0451351 Y2 JPH0451351 Y2 JP H0451351Y2 JP 16512988 U JP16512988 U JP 16512988U JP 16512988 U JP16512988 U JP 16512988U JP H0451351 Y2 JPH0451351 Y2 JP H0451351Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- water
- nonwoven fabric
- woven fabric
- adhesive
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- Expired
Links
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Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、生鮮食料品等を低温高湿度の状態に
保存するための保存庫において該保存庫内に発生
する露が直接食料品に落下しないようにするため
の露受プレートに関するものである。
保存するための保存庫において該保存庫内に発生
する露が直接食料品に落下しないようにするため
の露受プレートに関するものである。
従来技術
従来の露受プレートしては、合成樹脂又は金属
製のプレートに複数の通気孔をあけたものや、プ
レートを布製の袋にて被覆したタイプのものが知
られている。
製のプレートに複数の通気孔をあけたものや、プ
レートを布製の袋にて被覆したタイプのものが知
られている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながらかかる従来露受プレートの場合に
は、プレートを布にて被覆しているだけなので、
露を多量に含んだ場合に布が垂れ中央に水分が集
中し、そこから水滴が食品等に落下するという不
都合がある。
は、プレートを布にて被覆しているだけなので、
露を多量に含んだ場合に布が垂れ中央に水分が集
中し、そこから水滴が食品等に落下するという不
都合がある。
また露受プレートを長期にわたり使用した場合
に、保存庫内の食品等の栄養素や水分が付着して
布に徹が発生したりする不都合がある。
に、保存庫内の食品等の栄養素や水分が付着して
布に徹が発生したりする不都合がある。
さらにメインテナンスの為に洗浄する場合に洗
浄しにくいという難があつた。
浄しにくいという難があつた。
そこで本考案はかかる従来技術の欠点に鑑みな
されたもので、長期間使用することが可能で、食
品に水滴が落下しにくい露受プレートを提供する
ことを目的とする。
されたもので、長期間使用することが可能で、食
品に水滴が落下しにくい露受プレートを提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
すなわち本考案は低温高湿型の保存庫内の天井
部付近に装着される露受プレートにおいて、発泡
ポリスチレン又は発泡ポリエチレンからなる直方
体状のプレートと、該プレートの下部に接着剤を
介して厚手の布又は不織布が貼着されたものから
なり、該厚手の布又は不織布の片面にセラミツク
が付着された生鮮食料品保存庫用の露受プレート
により本目的を達成する。
部付近に装着される露受プレートにおいて、発泡
ポリスチレン又は発泡ポリエチレンからなる直方
体状のプレートと、該プレートの下部に接着剤を
介して厚手の布又は不織布が貼着されたものから
なり、該厚手の布又は不織布の片面にセラミツク
が付着された生鮮食料品保存庫用の露受プレート
により本目的を達成する。
作 用
本考案にかかる露受プレートは保存庫内の天井
付近に傾斜させて装着される。
付近に傾斜させて装着される。
すると保存庫内が低温高湿に設定されているた
めに、保存庫の天井部の冷却部に空気中の水分が
結露する。
めに、保存庫の天井部の冷却部に空気中の水分が
結露する。
結露した水分はやがて水滴となつて、露受プレ
ート上に落下する。
ート上に落下する。
落下した水滴は通常プレートの傾斜により壁面
に向かつて流れ、さらに壁面を伝つてドレーンパ
イプに流れ込むが、プレートと壁面との接合部か
らプレートの下方の厚手の布又は不織布に水がし
みこんでいく。
に向かつて流れ、さらに壁面を伝つてドレーンパ
イプに流れ込むが、プレートと壁面との接合部か
らプレートの下方の厚手の布又は不織布に水がし
みこんでいく。
このとき、厚手の布又は不織布が接着剤を介し
て全面に渡りプレートに接着されているために、
部分的に水分が集中して厚手の布又は不織布が垂
れたりすることがない。
て全面に渡りプレートに接着されているために、
部分的に水分が集中して厚手の布又は不織布が垂
れたりすることがない。
また厚手の布又は不織布の片面にセラミツクが
付着されているので、厚手の布又は不織布が水を
含んだ時にセラミツク中の金属イオンが作用して
水分中に含まれる雑菌を死滅させる。
付着されているので、厚手の布又は不織布が水を
含んだ時にセラミツク中の金属イオンが作用して
水分中に含まれる雑菌を死滅させる。
この露受プレートを保存庫内に装着する前に不
織布等を水に含浸させ、その後に装着するように
すれば保存庫内を高湿度にするための加湿手段と
して作用させることができる。
織布等を水に含浸させ、その後に装着するように
すれば保存庫内を高湿度にするための加湿手段と
して作用させることができる。
実施例
以下に本考案を第1図から第4図に示された実
施例に従つて詳細に説明する。
施例に従つて詳細に説明する。
図において1は、発泡ポリスチレン又は発泡ポ
リエチレンからなる直方体状のプレートであり、
該プレート1の下部には水性の接着剤2を介して
綿、ポリエステル又はアクリルからなる厚手の布
又は不織布(以下不織布と呼ぶ)4が貼着されて
いる。
リエチレンからなる直方体状のプレートであり、
該プレート1の下部には水性の接着剤2を介して
綿、ポリエステル又はアクリルからなる厚手の布
又は不織布(以下不織布と呼ぶ)4が貼着されて
いる。
本実施例では第2図に示すように接着剤2中に
消臭用の活性炭3を混練させている。
消臭用の活性炭3を混練させている。
また不織布4の表面には、銅又は銀を含有させ
たSio2,A12O3,Tio2からなるセラミツク6がグ
ラビア印刷により付着されている。
たSio2,A12O3,Tio2からなるセラミツク6がグ
ラビア印刷により付着されている。
第3図に示すものは、第2実施例を示すもので
プレートの下部を摺曲状に形成させている。
プレートの下部を摺曲状に形成させている。
このように下部を摺曲状にすることにより不織
布4及び活性炭3入りの接着剤2と保存庫内の空
気との接触面積を増加させている。
布4及び活性炭3入りの接着剤2と保存庫内の空
気との接触面積を増加させている。
第4図に示すものは、第3実施例を示すもので
プレート1の下部に接着剤2を介して不織布4及
び不織布5からなる袋状の基布を接合し、該袋内
に吸水性高分子物質(例えばポリアクリル酸ナト
リウム等)8を封入させている。
プレート1の下部に接着剤2を介して不織布4及
び不織布5からなる袋状の基布を接合し、該袋内
に吸水性高分子物質(例えばポリアクリル酸ナト
リウム等)8を封入させている。
次に各実施例の作用について説明する。
第1図及び第2図に示す第1実施例の露受プレ
ートでは、プレート1が發水性の発泡ポリスチレ
ン又は発泡ポリエチレンで構成されているため
に、保存庫の冷却部から落下した水滴は斜めに装
着されたプレート1上を保存庫の壁面に向かつて
流れ、壁面と接触して殆どのものは壁面に沿つて
流れドレーパイプから排出される。
ートでは、プレート1が發水性の発泡ポリスチレ
ン又は発泡ポリエチレンで構成されているため
に、保存庫の冷却部から落下した水滴は斜めに装
着されたプレート1上を保存庫の壁面に向かつて
流れ、壁面と接触して殆どのものは壁面に沿つて
流れドレーパイプから排出される。
しかし一部の水分は接触部に留まるために不織
布4に吸水される。
布4に吸水される。
吸水された水は表面張力により不織布全体広が
つていくが、不織布4が接着剤2を介して完全に
プレート1に接着されているので、部分的に垂れ
ることがない。
つていくが、不織布4が接着剤2を介して完全に
プレート1に接着されているので、部分的に垂れ
ることがない。
不織布4の片面には、銀又は銅を含むセラミツ
クが付着されているので、水及び不織布に付着し
た栄養素等の存在により発生しようとする徹をそ
のイオンの殺菌作用により防ぐことになる。
クが付着されているので、水及び不織布に付着し
た栄養素等の存在により発生しようとする徹をそ
のイオンの殺菌作用により防ぐことになる。
さらに接着剤2中に活性炭3が混練されている
ので、これが保存庫内の食品等から発生する異臭
を吸着し、消臭する。
ので、これが保存庫内の食品等から発生する異臭
を吸着し、消臭する。
次に第3図に示される第2実施例のものは、プ
レート1の下部を摺曲状に構成しており、この摺
曲状に沿つて接着剤2を介して不織布4を貼着し
ているので、接着剤2中に混練された活性炭3の
空気との接触面積が広くなり消臭効果が高まる。
レート1の下部を摺曲状に構成しており、この摺
曲状に沿つて接着剤2を介して不織布4を貼着し
ているので、接着剤2中に混練された活性炭3の
空気との接触面積が広くなり消臭効果が高まる。
さらにこの露受プレート1の摺曲状の面を壁面
のプレート受台9に装着するようにすれば、強度
的にも強いものとなる。
のプレート受台9に装着するようにすれば、強度
的にも強いものとなる。
また第4図に示される第3実施例のものは、プ
レート1の下部に装着した不織布4を袋状とし、
該袋内にポリアクリル酸ナトリウム等の吸水性高
分子物質8を封入しているので、この吸水性高分
子物質8が多量に水分を吸収することができるの
で、長時間の使用に適したものとなる。
レート1の下部に装着した不織布4を袋状とし、
該袋内にポリアクリル酸ナトリウム等の吸水性高
分子物質8を封入しているので、この吸水性高分
子物質8が多量に水分を吸収することができるの
で、長時間の使用に適したものとなる。
以上述べたように本考案にかかる実施例の露受
プレートは、腐食しくいと共に消臭効果を有す
る。
プレートは、腐食しくいと共に消臭効果を有す
る。
尚本実施例の露受プレートは予め不織布及び/
又は吸水性高分子物質に水分を含ませておいた後
に保存庫内に装着するようにすれば、保存庫内の
加湿器として機能させることができる。
又は吸水性高分子物質に水分を含ませておいた後
に保存庫内に装着するようにすれば、保存庫内の
加湿器として機能させることができる。
効 果
以上述べたように本考案にかかる露受プレート
は、従来のものでは長時間使用した場合に腐食し
やすかつたり、食品上に水滴が落下したりする不
都合があつたが、吸水材として不織布を採用する
と共に、該不織布を接着剤を介してプレートと貼
着するように構成し、さらに不織布の片面にセラ
ミツクが付着させるように構成したので、徹など
が発生しにくく、且つ水滴が落下しないで済む。
は、従来のものでは長時間使用した場合に腐食し
やすかつたり、食品上に水滴が落下したりする不
都合があつたが、吸水材として不織布を採用する
と共に、該不織布を接着剤を介してプレートと貼
着するように構成し、さらに不織布の片面にセラ
ミツクが付着させるように構成したので、徹など
が発生しにくく、且つ水滴が落下しないで済む。
第1図から第4図は本考案にかかる実施例を示
すもので、第1図は第1実施例を示すプレートの
斜視図、第2図は一部を拡大した断面図、第3図
は第2実施例を示す斜視図、第4図は第3実施例
を示す一部破断した断面図である。 1……プレート、2……接着剤、3……活性
炭、4,5……不織布、6……セラミツク、8…
…吸水性高分子物質。
すもので、第1図は第1実施例を示すプレートの
斜視図、第2図は一部を拡大した断面図、第3図
は第2実施例を示す斜視図、第4図は第3実施例
を示す一部破断した断面図である。 1……プレート、2……接着剤、3……活性
炭、4,5……不織布、6……セラミツク、8…
…吸水性高分子物質。
Claims (1)
- 低温高湿型の保存庫内の天井部付近に装着され
る露受プレートにおいて、発泡ポリスチレン又は
発泡ポリエチレンからなる直方体状のプレート
と、該プレートの下部に接着剤を介して厚手の布
又は不織布が貼着されたものからなり、該厚手の
布又は不織布の片面にセラミツクが付着されてい
ることを特徴とする生鮮食料品保存庫用の露受プ
レート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16512988U JPH0451351Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16512988U JPH0451351Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285984U JPH0285984U (ja) | 1990-07-06 |
JPH0451351Y2 true JPH0451351Y2 (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=31451335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16512988U Expired JPH0451351Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451351Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP16512988U patent/JPH0451351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285984U (ja) | 1990-07-06 |
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