JPH0247026Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0247026Y2
JPH0247026Y2 JP19909787U JP19909787U JPH0247026Y2 JP H0247026 Y2 JPH0247026 Y2 JP H0247026Y2 JP 19909787 U JP19909787 U JP 19909787U JP 19909787 U JP19909787 U JP 19909787U JP H0247026 Y2 JPH0247026 Y2 JP H0247026Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
water tank
calendar
water
lower edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19909787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01101870U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19909787U priority Critical patent/JPH0247026Y2/ja
Publication of JPH01101870U publication Critical patent/JPH01101870U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0247026Y2 publication Critical patent/JPH0247026Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、加湿作用を付与したカレンダーに
関するものである。
〔従来の技術〕
カレンダーは、暦のほか装飾、広告を兼ねてお
り、6〜12枚のシートからなりめくり取るもの
や、1枚のシートもの等があり、上縁に吊下げ具
を備えており、室内には必ず一個は取付けられて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、室内は乾燥しやすく、特に冬期暖房
を行うと非常に乾燥し保健上好ましくなく電気加
湿機を設置することもあり、1年中壁等に取付け
られているカレンダーに加湿作用を付与すること
が要望されていた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記のような課題を解決するため
に、前記シートを毛管現象で水分吸上げ可能な多
孔質材から形成し、シートの下縁に水タンクを取
付けたものである。
〔作用〕
この考案によれば、シートが常時湿潤状態にあ
り、水分が広いシート面から蒸発して室内を適宜
加湿することができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
すものである。このカレンダーは、しつかりとし
た方形状裏板1の上縁に一対の輪形吊下げ具2が
取付けられ、裏板の前面に12枚の重合状シート3
が上縁の断面コ字状形枠4によつて取付けられ、
裏板の下縁に角筒形水タンク5が取付けられこの
水タンク5にシート3の下縁が挿入されて浸水す
るようにしたものである。
裏板1は、満水状態の水タンク5を略水平状態
に安全に支持する強さを備えている。
シート3は、毛管現象が発生する和紙、不織
布、織物等比較的厚手で微細な孔隙間を備えた多
孔質材から形成され、表面に月度別暦6が耐水性
インク等でプリントされている。このシートは上
縁形枠4のところから引裂きめくり取ることがで
きる。
水タンク5は、硬質プラスチツク成形品等から
なり、右端部に筒形注水口7が直立に突設され、
ここに軟質つなぎ片8を介してキヤツプ9が取付
けられ、全体の頂面には裏板固着面に近接してシ
ート挿入用スリツト10が設けられ、また注水口
のある端部を透明体にしてここに水量目盛11が
刻設されている。スリツト10に重合状シートの
下縁を挿入するとシートが膨潤して隙間がなくな
りスリツトから漏水することはない。
なお、シートの下縁を水タンク内に固着させて
おき、シートをめくり取る際に合せてスリツトの
上縁に沿つてこのシートを引裂くようにしてもよ
い。このようにするとスリツト10が最後まで閉
鎖され水タンク内にほこり等が入る懸念はない。
第3図及び第4図は、この考案の他の実施例を
示すものである。このカレンダーは年間用の1枚
ものであつて、比較的しつかりとした多孔質材か
らなるシート3の上縁に一対の吊下げ具2を備え
た形枠4が取付けられ、下縁に当板12を介して
透明性の角筒形状水タンク5が取付けられたもの
であり、水タンクの中央部の頂面にキヤツプ付の
筒形注水口7が直立に突設されている。この実施
例はシートが広幅であるが、上部形枠と下部当
板・水タンクによつて平坦な展開状態が保持で
き、且つ水タンク中にシートの下縁が浸水してい
るため、水分が一年中にわたつて吸上げられ室内
を加湿する。
この実施例は注水口が中央部にあつてバランス
を保ち水タンクが不用意に傾斜するようなことは
ない。
なお、この考案のカレンダーは、上記のほか
に、壁掛用、柱掛用の各種のものやテーブル上に
起立させるものにも適用される。
前記カレンダーを使用する場合、吊下げ具を用
いて壁面に水タンクが水平状態になるように取付
け、注水口からきれいな水を充満させキヤツプで
封緘する。シートは下端部が水タンク中にあつて
浸水している毛管現象によつて水分を吸上げてい
き広い面が湿潤状態になりここから水分の蒸発作
用が行われ室内を加湿する。なお、壁掛け当初に
シートを予めスプレー等で濡らしおくと水の吸上
げ作用が容易となる。水タンクが減水すれば水量
目盛で確認して注水口から補給する。
〔効果〕
以上述べたように、この考案に係るカレンダー
は、暦をプリントしたシートを毛管現象で水分吸
上げ可能な多孔質材から形成し、シートの下縁に
水タンクを設けたものであつて、常時シートが湿
潤状態にあるため室内の乾燥度合に対応して水分
が蒸発して適度に加湿され、特に冬期暖房をした
場合過度の乾燥が防止できると共に過湿になるこ
ともなく自然に快適な空気状態が得られて保健上
にも好ましく、更に維持に何らの動力を要しない
ので非常に経済的であり、且つ構造が簡単で安価
に提供することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の一実施例で示
す正面図及び縦断面図、第3図及び第4図はこの
考案の他の実施例を示す正面図及び縦断面図であ
る。 3……シート、5……水タンク、6……暦、7
……注水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上縁に吊下げ具を備えた単数又は重合した複数
    の方形状シートからなるカレンダーにおいて、前
    記シートを毛管現象で水分吸上げ可能な多孔質材
    から形成し、シートの下縁に水タンクを取付けた
    ことを特徴とするカレンダー。
JP19909787U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0247026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19909787U JPH0247026Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19909787U JPH0247026Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01101870U JPH01101870U (ja) 1989-07-10
JPH0247026Y2 true JPH0247026Y2 (ja) 1990-12-11

Family

ID=31489566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19909787U Expired JPH0247026Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0247026Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009058209A (ja) * 2007-09-04 2009-03-19 Mikuni Corp 自然蒸発式加湿器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01101870U (ja) 1989-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7178793B2 (en) Replacement evaporative element and clip system for a humidifier
US20050236723A1 (en) Natural vaporization humidifier
US5133904A (en) Humidifier
EP1222915A3 (en) Wet wiper impregnated with plant extracts
KR970064706A (ko) 가습기능이 부가된 히드록실 마이너스 이온(hydroxyl minus ion)을 포함한 공기의 생성장치와 생성 방법
JPH0247026Y2 (ja)
CN220633693U (zh) 一种缝隙除湿袋
KR101630255B1 (ko) 선인장 형상의 부직포가습기
JPH0220680Y2 (ja)
JPS6231218U (ja)
KR810001450Y1 (ko) 실내공기 가습기
CN2241295Y (zh) 室内空气增湿器
JPS5835947Y2 (ja) 加湿器
JPH0321392Y2 (ja)
KR200231312Y1 (ko) 스크린가습기_
JPH09189437A (ja) 加湿補助器
CN2731334Y (zh) 一种加湿器的吸水蒸发片
JPH1061047A (ja) 壁体構造及びそれを備えた建物
JPH0451351Y2 (ja)
JPH088800Y2 (ja) 皺延ばし用補助具
JPH0247136Y2 (ja)
KR860003697Y1 (ko) 족자 가습기
US1711237A (en) Humidifier
JPH01222132A (ja) 加湿装置
US1281367A (en) Humidifier.