JPH0451115Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0451115Y2
JPH0451115Y2 JP9664588U JP9664588U JPH0451115Y2 JP H0451115 Y2 JPH0451115 Y2 JP H0451115Y2 JP 9664588 U JP9664588 U JP 9664588U JP 9664588 U JP9664588 U JP 9664588U JP H0451115 Y2 JPH0451115 Y2 JP H0451115Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating lever
spring hook
screw shaft
bearing
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9664588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0217495U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9664588U priority Critical patent/JPH0451115Y2/ja
Publication of JPH0217495U publication Critical patent/JPH0217495U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0451115Y2 publication Critical patent/JPH0451115Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車等に利用されるブレーキ操作装
置に関する。
(従来の技術) 従来のブレーキ操作装置として、実開昭62−
176097号公報記載のものがあり、これには第4図
乃至第6図に示すものが開示されている。
第4図において、ハンドルバー41にハウジン
グ42が固定され、このハウジング42の軸受部
43に操作レバー44が支軸45を介して把握可
能に支持されている。軸受部43近傍で軸受部4
3と操作レバー44内面との空間46内には戻し
バネ47のコイル部48が支軸45の軸方向に沿
つて収められ、コイル部48は軸受部43に設け
られた軸49に套嵌されている。戻しバネ47の
コイル部48の軸方向両端から横方向外方にバネ
掛部50,51が延設され、この一方のバネ掛部
50は折曲されて軸受部43に形成した貫通孔5
2の一側に挿入され、他方のバネ掛部51は操作
レバー44の長手方向に沿つて長く形成されると
共に、端部が操作レバー内面を転動するローラ5
3を介して操作レバー44に戻し方向の付勢力を
付与すべく操作レバー44内面に接触している。
前記貫通孔52の他側からは螺軸54が進退自在
に螺合されてバネ掛部50の端部に当接してお
り、この螺軸54を進退させて、戻しバネ47を
コイル部48の巻込方向にねじるか又はゆるめる
ことにより、戻しバネ47の操作レバー44への
付勢力が調整されるようになつている。
また、第5図に示すものは、前記螺軸54がハ
ウジング42の軸受部43に設けたブラケツト5
5に螺合され、この螺軸54の先端部に一方のバ
ネ掛部50の端部が当接されて、戻しバネ47の
付勢力を調整自在としたものである。
また、第6図に示すものは、一方のバネ掛部5
0がハウジング42の軸受部43に形成した挿通
孔56に軸心方向移動自在に挿通され、螺軸54
は前記挿通孔56と平行に形成したネジ孔57に
螺合されて先端がコイル部48に当接している。
そして、螺軸54を進退させることにより、コイ
ル部48を移動させてバネ掛部50,51を近接
離反させて戻しバネ47の付勢力を調整するもの
である。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあつては、戻しバネ47の付
勢力調整用の螺軸54は戻しバネ47の組付けの
際に組付けられるので、その分装置の組立に手間
がかかるものである。
また、戻しバネ47の付勢力調整は、第4図及
び第5図のものでは、コイル部48は軸受部43
近傍に在り、その軸受部43側に係合されるバネ
掛部50を螺軸54により操作して行われ、第6
図のものではコイル部48を移動させてバネ掛部
50,51を近接離反させることにより行われ、
螺軸54の僅かな進退量で戻しバネ47の付勢力
が変化して、その微調整が困難であつた。
そこで本考案は、戻しバネの操作レバーへの付
勢力の微調整を容易にし、戻しバネ及び付勢力調
整用螺軸の組付を簡単にしたブレーキ操作装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、ハウジング2の軸受部7に操作レバー
3を支軸4により把握可能に支持し、コイル部1
9の軸方向両端から横方向外方にバネ掛部20,
21が延設されて成る戻しバネ18の前記コイル
部19を、軸受部7近傍でその軸受部7と操作レ
バー3内面との空間22内に支軸4の軸方向に沿
つて収め、一方のバネ掛部20を軸受部7側に掛
合し、他方のバネ掛部21を操作レバー3の長手
方向に沿つて長く形成すると共に、その端部が操
作レバー3内面に接触してスムーズな動きをつく
る接触体27を介して操作レバー3に戻し方向の
付勢力を付与すべく操作レバー3内面に接触され
たブレーキ操作装置において、 前記戻しバネ18の一方のバネ掛部20を軸受
部7側に固定し、他方のバネ掛部21の端部にナ
ツト部25を形成し、このナツト部25に螺軸2
6を進退自在に螺合し、この螺軸26の先端部を
前記接触体27を介して操作レバー3内面に接触
させた点にある。
(作用) 操作レバー3を把握操作すると、ボーデンケー
ブル15を介してブレーキ装置が作動する。この
操作レバー13の把握でコイル部19がバネ掛部
21を介して巻込方向にねじられらて、操作レバ
ー3の戻し方向への付勢力が蓄力される。この付
勢力は、ハウジング2の軸受部7近傍に配置され
たコイル部19から操作レバー3の長手方向に沿
つて長く形成されたバネ掛部21端部のナツト部
25に螺合した螺軸26の進退により調整され
る。すなわち、螺軸26をねじ込む方向に回動す
ると、戻しバネ18がコイル部19の巻込方向に
ねじられて付勢力が増し、逆に螺軸26をゆるめ
る方向に回動すると、戻しバネ18がコイル部1
9の巻きもどし方向にゆるめられて付勢力が減少
する。また、螺軸26の先端は接触体27を介し
て操作レバー3内面に接触し、この接触体27の
相対摺動等により摩擦力が軽減されている。な
お、戻しバネ8はその組付の際、螺軸26がナツ
ト部25に装着された状態で組付けられる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に示
す図面に基いて説明する。
第1図において、1は自転車のハンドルバー
で、このハンドルバー1にハウジング2が固定さ
れ、ハウジング2に操作レバー3が支軸4を介し
て取付けられている。
ハウジング2は中空状とされ、内部の上下中間
部に支持部5を有し、後壁6の支持壁5上方が軸
受部7とされ、この軸受部7に前記支持4が幅方
向(第1図で紙面に垂直な方向)に貫通されてい
る。前記支持壁5には取付ボルト8が貫通され、
このボルト8とナツト体9及び締結バンド10と
でハウジング2がハンドルバー1に固定されてい
る。
操作レバー3は断面U字形に形成され、その基
部11の下部がハウジング2の上部に内装され
て、支軸4に軸心廻り回動自在に支持されてい
る。操作レバー3の把持部12はハンドルバー1
と対向状に形成され、把持部12の基部11側に
は側壁12a下端両側から幅方向内方に延設され
た補強壁13が形成されている。この補強壁13
の長手方向中間部には工具挿通用の孔14が貫通
形成されている。
15はボーデンケーブルで、そのアウタワイヤ
16はハウジング2の支持壁5に連結され、イン
ナワイヤ17は操作レバー3の基部11に連結さ
れている。また、ボーデンケーブル15はハウジ
ング2の下部からハンドルバー1内を通り、図外
のブレーキ装置に連係されている。そして、操作
レバー3を支軸4中心に第1図中矢印A方向に把
握操作することにより、ブレーキ装置が作動され
て車輪が制動されるようになつている。なお、ブ
レーキ装置には制動を解除するためのスプリング
が具備されている。
18は操作レバー3を復帰させるための戻しバ
ネで、弾性線材で形成され、コイル部19とコイ
ル部19の軸方向両端から横方向外方に延設され
たバネ掛部20,21とを有する。コイル部19
は軸受部7近傍で軸受部7と操作レバー3内面と
の空間22内に収められ、その軸心が支軸4の軸
方向に沿わされて配置されている。一方のバネ掛
部20は短く、他方のバネ掛部21は長く形成さ
れている。また、一方のバネ掛部20の端部は軸
受部7外形状に沿つて折曲された後に支軸4に向
つて折曲されて、軸受部7に形成した係止孔23
に挿入掛止されている。なお、前記バネ掛部20
は軸受部7にネジ止めされても良く、要するに軸
受部7側に固定されていればよい、他方のバネ掛
部21は操作レバー3の把持部12の長手方向に
沿つて配置されている。また、他方のバネ掛部2
1の端部は、環状に折曲されると共に、内周に雌
ネジ部24が形成されてナツト部25とされてい
る。このナツト部25は操作レバー3の補強壁1
3の孔14に対応して配置され、雌ねじ部24に
は頭部26aを有する螺軸26が進退自在に螺合
されている。この螺軸26の先端には接触体27
が螺着され、これら螺軸26、接触体27を介し
て他方のバネ掛部21の端部が操作レバー3内面
に押し付けられて、操作レバー3に戻し方向の付
勢力が付与されている。なお、前記ナツト部25
は別体で形成したナツト体をバネ掛部21の端部
に固着させたものであつても良い。
前記接触体27は硬質樹脂より成り、球面部2
8と平坦部29とから半球状に形成され、平坦部
29には螺軸26に螺着するためのねじ穴30が
形成されている。そして、球面部28が操作レバ
ー3内面に接触され、その間の摩擦抵抗が軽減さ
れている。前記接触体27はレバー内面を転動す
るローラであつても良い。なお、戻しバネ18の
操作レバー3への付勢力の調整は次のようにして
行う。補強壁13の孔14から工具を挿入して螺
軸26をねじ込む方向に回動すると、戻しバネ1
8がバネ掛部21を介してコイル部19の巻込方
向にねじられて付勢力が増し、逆に螺軸26をゆ
るめる方向に回動すると戻しバネ18がゆるめら
れて付勢力が減少する。
前記螺軸26がナツト部25に対して進退動作
する際、螺軸26の頭部26a又は接触体27に
より螺軸26がナツト部25の雌ネジ部24から
抜けるのが防止されている。また、戻しバネ18
の組付は、バネ掛部21のナツト部25に螺軸2
6を予め螺合した状態で、バネ掛部20の端部を
軸受部7の係止孔23に掛止して行う。
また、前記戻しバネ18のコイル部19は軸受
部7に設けられる軸に套嵌支持されても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、ハウジング2の軸受部7近傍
に戻しバネ18のコイル部19を配置し、一方の
バネ掛部20を軸受部7側に固定し、他方のバネ
掛部21を操作レバー3に沿つて長く形成してそ
の端部のナツト部25に螺軸26を螺合し、その
螺軸26の先端部を接触体27を介して操作レバ
ー3内面に接触させ、螺軸26の進退操作によ
り、戻しバネ18の操作レバー3への付勢力の調
整を行うようにしたので、前記螺軸26の僅かな
回動操作で戻しバネ18の付勢力は大きく変化す
ることなく、したがつて、前記付勢力の微調整が
容易であり、螺軸26は接触体27を介して操作
レバー3内面に接触するので、操作レバー3の把
握操作の際に、螺軸26が抵抗となることがな
い。また、戻しバネ18は螺軸26がナツト部2
5に予め螺合された状態で組付けられるので、そ
れらの組付が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は側断面図、第2図は要部の拡大断面図、第
3図は第2図−線矢視断面図、第4図乃至第
6図は従来例を示す断面図である。 2……ハウジング、3……操作レバー、4……
支軸、7……軸受部、18……戻しバネ、19…
…コイル部、20……一方のバネ掛部、21……
他方のバネ掛部、22……空間、25……ナツト
部、26……螺軸、27……接触体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング2の軸受部7に操作レバー3を支軸
    4により把握可能に支持し、コイル部19の軸方
    向両端から横方向外方にバネ掛部20,21が延
    設されて成る戻しバネ18の前記コイル部19
    を、軸受部7近傍でその軸受部7と操作レバー3
    内面との空間22内に支軸4の軸方向に沿つて収
    め、一方のバネ掛部20を軸受部7側に掛合し、
    他方のバネ掛部21を操作レバー3の長手方向に
    沿つて長く形成すると共に、その端部が操作レバ
    ー3内面に接触してスムーズな動きをつくる接触
    体27を介して操作レバー3に戻し方向の付勢力
    を付与すべく操作レバー3内面に接触されたブレ
    ーキ操作装置において、 前記戻しバネ18の一方のバネ掛部20を軸受
    部7側に固定し、他方のバネ掛部21の端部にナ
    ツト部25を形成し、このナツト部25に螺軸2
    6を進退自在に螺合し、この螺軸26の先端部を
    前記接触体27を介して操作レバー3内面に接触
    させたことを特徴とするブレーキ操作装置。
JP9664588U 1988-07-21 1988-07-21 Expired JPH0451115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9664588U JPH0451115Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9664588U JPH0451115Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0217495U JPH0217495U (ja) 1990-02-05
JPH0451115Y2 true JPH0451115Y2 (ja) 1992-12-02

Family

ID=31321689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9664588U Expired JPH0451115Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0451115Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0217495U (ja) 1990-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3679707B2 (ja) 自転車用ブレーキ操作装置
US5743284A (en) Cantilever brake with pad attitude control
US4838387A (en) Center-pull caliper brake
JPH0451115Y2 (ja)
JP2005132262A (ja) 自転車用ブレーキ操作装置
US4305482A (en) Caliper type brake for bicycles
JPH0378311B2 (ja)
JPS625991Y2 (ja)
JPH0529997Y2 (ja)
JPH0322355B2 (ja)
JPS63312291A (ja) 自転車用ブレ−キレバ−装置
JP5574300B2 (ja) 自転車用ブレーキ、自転車
JP2759599B2 (ja) ブレーキ付キャスター
JP3577102B2 (ja) 自転車用ブレーキ装置
JPH0353989Y2 (ja)
JPH0355517Y2 (ja)
JPH0141678Y2 (ja)
JPS61257381A (ja) 自転車用ブレ−キ装置
JPH07232684A (ja) 自転車用のブレーキ装置
JPH0437835Y2 (ja)
JP3033744U (ja) バーハンドルのための制動操作装置
JPS61165259U (ja)
JPH0439835Y2 (ja)
JPH02120299U (ja)
KR900006180Y1 (ko) 그립 회전식 자전거 브레이크장치