JPH0451047Y2 - - Google Patents

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JPH0451047Y2
JPH0451047Y2 JP1985019978U JP1997885U JPH0451047Y2 JP H0451047 Y2 JPH0451047 Y2 JP H0451047Y2 JP 1985019978 U JP1985019978 U JP 1985019978U JP 1997885 U JP1997885 U JP 1997885U JP H0451047 Y2 JPH0451047 Y2 JP H0451047Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、左右両端側に車輪が取付けられた車
輪支持部材を、該軸支部材の前後両側に分散配置
した状態の軸支部材を介して機体前後方向の軸芯
周りで上下揺動自在に取付けた農用トラクターの
車輪取付け構造に関する。
〔従来の技術〕
上記農用トラクターは、地面の凹凸にかかわら
ず、車輪支持部材の機体フレームに対する上下揺
動によつて機体が水平あるいはこれに近い姿勢に
維持されるように構成されたものである。
この種トラクターにおいて、従来、例えば実開
昭56−79404号公報に示されるように、前後一対
の前記軸支部材が機体フレームに各別に直結され
ており、次の如き不都合を伴うことがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、機体フレームの製作精度や組上り精
度によつては、組付けた軸支部材どうしの間に芯
ずれが生じて車輪支持部材の揺動抵抗が大になつ
たり、枢支部に偏摩耗が生じるとか、一対の軸支
部材を同芯状になるように位置調整しながら組付
ける必要が生じて組立作業能率が低下することが
あつた。
本考案の目的は、機体フレームの精度如何にか
かわらず、一対の軸支部材を同芯状態に容易迅速
に組付けることができるように改造することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案が特徴とするところは、左右両端側に車
輪が取付けられた車輪支持部材を、軸支部材を介
して機体前後方向の軸芯周りで揺動自在に機体フ
レームに取付けた農用トラクターの車輪支持構造
において、軸支部材を前記車輪支持部材の前後両
側に各別分離自在に構成し、これら軸支部材のう
ちの一方の軸支部材に、他方の軸支部材を、これ
ら双方の軸支部材における前記車輪支持部材に対
する軸支部軸芯を前記車輪支持部材の揺動軸芯と
一致させた状態でボルト連結するための取付け座
を連設してあるにあり、その作用及び効果は次の
とおりである。
〔作用〕
従来では、一対の軸支部材を双方とも各別に機
体フレームに取付けてあるので支持部材どうしの
軸芯の一致精度が3部品間に亘つての合わせ精度
となるのに対し、本考案では一方の軸支部材を直
接他方の軸支部材に連結されるので2部品間に亘
つての合わせ精度となるため、軸芯の一致精度が
向上するようになる。このため、機体フレームの
製作や組上がり精度が若干悪くても、組付け状態
での前後の軸芯のずれが少なくなり、従来に比べ
て支持部材の揺動状態を円滑なものにすることが
できる。
〔考案の効果〕
その結果、一対の軸支部材間のに介装する部品
点数を減らす工夫によつて支持部材の軸芯の一致
精度が改善され、組付や部品製作上で有利な分割
式の軸支構造としながら芯出し精度の向上が図れ
る車輪取付構造を提供することができた。
これにより、機体フレームの精度の如何に拘ら
ず車輪支持部材が偏摩耗を伴うことなく円滑に揺
動できて、乗り心地が良くなるとか耐久性が良く
なるといつた利点も期待できる。
〔実施例〕
第1図に示すように、左右一対の前車輪1a,
1b、及び後車輪2,2の夫々を駆動可能に取付
けた走行機体の後部に、ロータリー耕耘装置等の
各種作業装置を昇降操作可能に連結するリフトア
ーム3、及び、連結作業装置に伝動する動力取出
し軸4を付設して、農用トラクターを構成してあ
る。
一対の前記前車輪1a,1bは、第2図に示す
如く一対の車輪1a,1bを左右両端側に振り分
けて取付けた前輪用伝動ケース5を介して左右一
対の機体メインフレーム6a,6bに連結してあ
る。そして、第3図ないし第5図に示すように、
前記伝動ケース5の後側に配置し、かつ、一対の
前記メインフレーム6a,6b夫々の取付け部7
a又は7bにボルト8を介して分離自在に連結し
た第1軸支部材9と、前記伝動ケース5の前側に
配置し、かつ、一対の前記メインフレーム6a,
6bを連結するフレーム10にボルト11、前記
第1軸支部材9と一体鋳造してある取付け座1
2、及び、ボルト13を介して分離自在に連結し
てある第2軸支部材14との夫々に、前記伝動ケ
ース5を前側の取付け筒軸部5aあるいは後側の
取付け筒軸部5bを介して機体前後方向の軸芯P
の周りで上下に揺動するように取付けてある。
つまり、走行地面の凹凸にかかわらず、これに
起因する伝動ケース5の対機体上下揺動のために
左右前輪1a,1bが互に反対方向に対機体昇降
し、機体が水平あるいはこれに近い姿勢に維持さ
れるように構成してある。
第3図に示す15は、前記伝動ケース5に内装
された前輪用差動機構(図示せず)の入力軸であ
り、16は、前記入力軸15をミツシヨンケース
17に内装された走行用トランスミツシヨン(図
示せず)に連動連結する回転軸である。
〔別実施例〕
前記取付け座12を前記第1軸支部材9に溶接
により連設して実施したり、第1軸支部材9に対
する取付け座を第2軸支部材14の側に連設して
実施してもよい。
前記伝動ケース5を左右前輪1a,1bを遊転
自在に支持する部材に替えて実施するものにも本
考案は適用でき、これらを車輪支持部材5と総称
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用トラクターの車輪取付
構造の実施例を示し、第1図は農用トラクター全
体の一部切欠き側面図、第2図は前輪配設部の正
面図、第3図は伝動ケース連結部の一部切欠き側
面図、第4図は第3図の−矢視図、第5図は
第3図の−断面矢視図である。 1a,1b……車輪、5……車輪支持部材、6
a,6b……機体フレーム、9,14……軸支部
材、12……取付け座、P……軸芯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 左右両端側に車輪1a又は1bが取付けられ
    た車輪支持部材5を、軸支部材9,14を介し
    て機体前後方向の軸芯P周りで揺動自在に機体
    フレーム6a,6bに取付けた農用トラクター
    の車輪取付け構造であつて、前記軸支部材9,
    14を前記車輪支持部材5の前後両側に各別分
    離自在に構成し、これら軸支部材9,14のう
    ちの一方の軸支部材9又は14に、他方の軸支
    部材14又は9を、これら双方の軸支部材9,
    14における前記車輪支持部材5に対する軸支
    部軸芯を前記車輪支持部材5の揺動軸芯Pと一
    致させた状態でボルト連結するための取付け座
    12を連設してある農用トラクターの車輪取付
    け構造。 2 前記取付け座12と軸支部材9が一体鋳造さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の農用トラクターの車輪取付け構造。
JP1985019978U 1985-02-13 1985-02-13 Expired JPH0451047Y2 (ja)

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JP1985019978U JPH0451047Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JPS61135704U JPS61135704U (ja) 1986-08-23
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812815B2 (ja) * 1975-01-31 1983-03-10 カブシキガイシヤ アイチデンキコウサクシヨ ギヤクデンリヨクシヤダンハンベツソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812815U (ja) * 1981-07-16 1983-01-27 株式会社金指測器製作所東京営業所 交差標尺

Patent Citations (1)

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JPS5812815B2 (ja) * 1975-01-31 1983-03-10 カブシキガイシヤ アイチデンキコウサクシヨ ギヤクデンリヨクシヤダンハンベツソウチ

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Publication number Publication date
JPS61135704U (ja) 1986-08-23

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