JPH0450930Y2 - - Google Patents

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JPH0450930Y2
JPH0450930Y2 JP11928087U JP11928087U JPH0450930Y2 JP H0450930 Y2 JPH0450930 Y2 JP H0450930Y2 JP 11928087 U JP11928087 U JP 11928087U JP 11928087 U JP11928087 U JP 11928087U JP H0450930 Y2 JPH0450930 Y2 JP H0450930Y2
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JP
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nozzle
inlet
jet head
turret
fixed
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JP11928087U
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JPS6425375U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスプレーヤ、特にブームスプレーヤに
適した噴霧ノズルに関するものであり、さらに詳
言すると、選択使用可能な複数の噴頭を備えた噴
霧ノズルの改良に係るものである。
[従来技術] 農業におけるスプレーヤは、春の除草剤散布、
夏の殺菌及び殺虫剤散布、初冬の冬枯れ防除等、
多岐にわたつて使用されるが、その都度、散布す
る農薬等に適した噴霧板を使用しなければならな
い。その噴霧板は各噴霧ノズルの噴頭に交換可能
に装着されるが、スプレーヤの大型化に伴い、一
台当たりの噴霧ノズルの個数が増加しているか
ら、噴霧板の交換に要する手間と時間は大きな問
題になつてきた。そこで、スプレーヤの各噴霧ノ
ズルに複数の異なる噴霧板が装着された噴頭を設
け、使用する噴頭を簡単に選択できるようにした
ものが、実開昭57−199065号に提案されている。
そのノズルは円筒状のノズル本体と、そのノズル
本体の周面に設けられた複数個の噴頭と、ノズル
本体に同軸に挿入されたスリーブと、そのスリー
ブをノズル本体の外側から回動させるレバーと、
スリーブの周面に設けられた開口からなり、レバ
ーを回してスリーブの開口を噴頭に合せることに
より使用する噴頭を選択する方式である。
[考案が解決しようとする問題点] 提案の噴霧ノズルはレバーを回すだけで簡単に
使用する噴頭を選択することができるが、ノズル
本体を固定した場合、噴頭によつて、噴射方向が
変化する。果樹等に使用されるスピードスプレー
ヤの場合、各噴頭の噴射方向が変化しても全体と
して同一であれば何ら支障はないが、ブームスプ
レーヤの場合は、噴射方向は常に一定していなけ
ればならない。したがつて、提案の噴霧ノズルを
ブームスプレーヤに使用すると、レバーを回すだ
けでなく、ノズル本体のノズルパイプに対する固
定位置も調整しなければならないから、所望の噴
霧板を装着した噴頭を使用するためには、二工程
の作業が必要になり、噴霧板の交換に比べて手間
と時間はそれ程節減されない。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、一工程の作業で簡単に使
用する噴頭の設定が可能であり、しかも噴射方向
も位置も変らない噴霧ノズルを提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、第1図に示すように、ノズル本体をノズ
ルパイプ10に固定する本体12とその固定本体
にばね33を介して固定したターレツト本体20
から形成し、ターレツト本体20に複数個の噴頭
21をその回転中心に関して対称に設け、所定の
回転位置にある一つの噴頭の水路26の入口のみ
が固定本体12の水路16の出口29に連通する
ようにしたことにある。このため、ノズルパイプ
10ら取付ける固定本体12の入口部13の軸心
と各噴頭の噴射中心の延長線はすべてターレツト
本体の回転中心上の一点に集まるように設定す
る。各噴頭21には異つた種類の噴霧板24があ
らかじめ装着しておく。
固定本体12とターレツト本体20を貫通する
座金32付きボルト18にナツト19をかけて固
定本体12とターレツト本体20を締着した場
合、座金32と固定本体12の間にばね33が挿
入される。
[作用] 第1図において、ノズルパイプ10から薬液は
固定本体12の入口部13に入り、その水路16
の出口17から所定の位置にある選択した噴頭2
1の水路26に入り、噴霧板24から噴射され
る。他の噴頭の水路は断絶され、噴霧には関与し
ない。別の噴霧板を装着した他の噴頭を選択する
ときは、ターレツト本体20を回転させて、他の
噴頭を所定の位置に持つていく。このように、使
用される噴頭の位置は常に一定であるから、噴射
方向も不変である。ターレツト本体20はばね3
3を介して固定本体12には締着されているの
で、手で簡単に回して各噴頭の角度位置を変える
ことができるが、たとえ噴霧板を盲にしても、薬
液の圧力でターレツト本体と固定本体の締着が弛
んで、ターレツト本体が回転したり、薬液がもれ
たりすることはない。
[実施例] 本考案のノズルを図面に示す実施例に基づいて
さらに詳しく説明する。
第1図に示すように、ノズルパイプ10のノズ
ル取付部11に固定本体12の入口部13をねじ
ばめ固定する。入口部13に固定本体12のソケ
ツト部14が続き、そのソケツト部に受座15が
設けられる。受座15はノズル取付部11の軸心
に対して45度傾斜する。受座15にターレツト本
体20の回転面25が回転可能にはめ込まれる。
噴頭21がターレツト本体20の軸心に対称に設
けられ、噴頭21の軸心はターレツト本体20の
軸心と45度の角度で交差する。固定本体12とタ
ーレツト本体20の軸心を貫通するボルト18を
通し、ナツト19をかけて固定本体12にターレ
ツト本体20を締付ける。ボルトは固定本体又は
ターレツト本体に植設してもよい。
各噴頭21のねじ部22にキヤツプ23がねじ
ばめされ、そのキヤツプとねじ部の端面の間に噴
霧板24がパツキング27を介して挟持される。
各噴頭には異なる種類の噴霧板が装着される。各
噴頭21の水路26は回転面25に入口29を、
ねじ部22の中央に出口を持ち、出口には渦巻板
28が取付けられる。
固定本体12の水路16の出口17は入口部1
1の軸心上にきた噴頭21の水路の入口29と合
致する。出口17の周囲にはOリング溝30が設
けられ、その溝にOリング31が挿入されるか
ら、水もれは未然に防止される。固定本体12か
ら突出するボルト18の頭に座金32が取付けら
れ、その座金と固定本体12の間に複数個のばね
33が設けられる。したがつて、ターレツト本体
20は手で簡単に回転させることができるが、薬
液の水圧でターレツト本体20の回転面25が受
座15から離れて液もれを生ずるおそれは全くな
い。
ノズルパイプ10に圧送された薬液は、ノズル
取付部11から固定本体12の入口部13に入
り、水路16を経て出口17から入口部13の軸
心の延長上にある噴頭21の水路26の入口29
に入り、その噴霧板24の噴霧穴34から噴射さ
れる。
次に、別の種類の噴霧板を備えた噴頭を使用す
る場合、手でターレツト本体20を回転して、使
用する噴頭を入口部13の真下に回すと、その噴
頭の水路26と固定本体12の水路16が連通
し、薬液は新たに選択した噴頭から噴射される
が、噴射位置も噴射方向に一定であり全く変化し
ない。
[考案の効果] 上記の通り、本考案の噴霧ノズルは、選択使用
可能な複数の噴頭を備えているが、従来のノズル
本体の固定位置を調整しないと使用する噴頭の噴
射位置と方向を一定に保持することができなかつ
たものとは異なり、ターレツト本体を回転するだ
けで使用する噴頭の設定が可能であり、しかも使
用する噴頭の噴射位置と方向は不変であるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の噴霧ノズルの断面
図、第2図及び第3図は第1図の−線及び
−線に直交する方向から見た噴霧ノズルの平面
図及び底面図である。 図において、符号10はノズルパイプ、11は
取付部、12は固定本体、13は入口部、16は
水路、17は出口、20はターレツト、21は噴
頭、26は水路、29は入口、33はばねをそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ノズルパイプの取付部と、前記取付部に入口
    部が嵌着される本体と、前記本体に設けられた
    複数個の噴頭を備え、選択された一つの噴頭の
    水路のみが前記ノズルパイプに内通するように
    設けられた噴霧ノズルであつて、前記本体は前
    記取付部に固定される固定本体と、前記固定本
    体の受座に回転面が水密に回転可能に設けられ
    たターレツト本体からなり、各噴頭の軸心と前
    記固定本体の入口部の軸心の延長線は前記ター
    レツト本体の回転中心上の同一点において交差
    するように設定され、前記ノズルパイプと内通
    する前記固定本体の水路は前記受座に出口を有
    し、前記ターレツト本体に設けられた各噴頭の
    水路の入口は回転面に開口し、前記出口は所定
    の回転位置にきた噴頭の前記入口のみと連通
    し、ばねを介して前記固定本体に前記ターレツ
    ト本体を弾圧締着したことを特徴とするスプレ
    ーヤの噴霧ノズル。 2 固定本体の水路の出口が噴射中心が入口部の
    軸心の延長線に合致した噴頭の水路の入口のみ
    に連通するように設けれたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のスプレーヤ
    の噴霧ノズル。 3 ターレツト本体の回転中心は入口部の軸心に
    対して45度傾斜し、各頭の噴射中心の回転軌跡
    は立体角90度の円錐面を形成することを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第2項記載のスプ
    レーヤの噴霧ノズル。
JP11928087U 1987-08-05 1987-08-05 Expired JPH0450930Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11928087U JPH0450930Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11928087U JPH0450930Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6425375U JPS6425375U (ja) 1989-02-13
JPH0450930Y2 true JPH0450930Y2 (ja) 1992-12-01

Family

ID=31364369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11928087U Expired JPH0450930Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP (1) JPH0450930Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6425375U (ja) 1989-02-13

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