JPH0450858B2 - - Google Patents

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JPH0450858B2
JPH0450858B2 JP59132158A JP13215884A JPH0450858B2 JP H0450858 B2 JPH0450858 B2 JP H0450858B2 JP 59132158 A JP59132158 A JP 59132158A JP 13215884 A JP13215884 A JP 13215884A JP H0450858 B2 JPH0450858 B2 JP H0450858B2
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silicate
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gasoline
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Yohanesu Reonarudosu Haineruman Yakobusu
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01J29/80Mixtures of different zeolites
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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    • C10G11/02Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils characterised by the catalyst used
    • C10G11/04Oxides
    • C10G11/05Crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はガソリン範囲より上で沸騰する炭化水
素混合物からガソリンを製造するに適する触媒組
成物に関する。 ガソリン範囲より上で沸騰する炭化水素混合物
からのガソリンの製造には接触分解が広く使用さ
れる。この接触分解によるガソリン製造は分解さ
れるべき炭化水素混合物を高められた温度でクラ
ツキング触媒と接触させることにより実施され
る。 一般に、工業的規模の接触分解は垂直に配置さ
れたクラツキング反応器および触媒再生器の配列
された装置を用いることにより連続法で行なわれ
る。再生器からくる熱い再生された触媒は分解さ
れるべき油中に懸濁され、そしてこの混合物はク
ラツキング反応器に上向きに通される。コークス
の沈着により失活した触媒は分解生成物から分離
されそしてストリツプされ、しかる後再生器へ移
され、そこで触媒上の沈着コークスは焼き取られ
る。分解生成物は高いC3およびC4オレフイン含
量を有する軽質フラクシヨン、ガソリンフラクシ
ヨン、および軽質循環油、中質循環油、重質循環
油およびスラリー油といつたいくつかのより重質
なフラクシヨンに分けられる。 ガソリンの生産量を上げるために、該より重質
なフラクシヨンの1またはそれ以上をクラツキン
グ反応器に再循環することができ、そして該軽質
フラクシヨン中に存在するC3およびC4オレフイ
ンをイソブタンでアルキル化してアルキル化ガソ
リンを生成させることができる。工業的規模の接
触分解において重要な考慮すべき事柄は、再生器
中で放出される熱の量がクラツキング反応器中で
必要な熱の量に実質的に相当し、期して付加的な
加熱または冷却装置の必要なしにプロセスを操作
することを可能にするということである。 接触分解用触媒としては比較的広い細孔、即ち
0.7nm(7Å)より大きい細孔直径を有する結晶
性珪酸アルミニウムが非常に適することが見出さ
れた。ガソリン製造のための接触分解法の価値を
評価する場合、該法において得られる分解ガソリ
ンの量ばかりでなく、軽質生成物フラクシヨン中
に存在するC3およびC4オレフインのアルキル化
により製造しうるガソリンの量も考慮に入れるべ
きである。ガソリン製造のための接触分解法をお
互いに比較する魅力ある基礎は種々の方法により
得ることができるガソリンの合計量(分解ガソリ
ン+アルキル化ガソリン)である。 接触分解によるガソリン製造のための触媒とし
て0.7nm(7Å)より大きい細孔直径を有する結
晶性珪酸アルミニウムの使用を研究した時、前記
広い細孔の結晶性珪酸アルミニウムのほかに狭い
細孔の結晶性珪酸アルミニウムを含有しそして特
殊な構造を有する触媒組成物を使用することによ
つてかなり良好な結果を得ることができることが
見出された。触媒として広い網孔の結晶性珪酸ア
ルミニウムを使用することにより実施した分解法
で得られた結果と上記触媒組成物を使用すること
により実施した分解法で得られた結果との比較
は、該触媒組成物の使用がより高品質の分解ガソ
リンを生ずることを示す。この品質における利益
は、該触媒組成物を使用した時に相対的に低い分
解ガソリン生産量を犠牲にして達成されることは
事実であるが、しかしこの分解ガソリンの低い収
量は、該触媒組成物の使用がかなり高いC3およ
びC4オレフイン含量を有する軽質生成物フラク
シヨンを生ずるということによつて充分に償なわ
れる。要するに、該触媒組成物を使用した場合に
はガソリンの合計量は、0.7nm(7Å)より大き
い細孔直径を有する結晶性珪酸アルミニウムを含
有するがしかし特殊な構造の、狭い細孔の結晶性
金属珪酸塩が存在しない触媒を使用した場合より
も大きいと云うことができる。該触媒組成物を使
用した時にもたらされる分解ガソリンの改善され
た品質は、特殊な構造の、狭い細孔の結晶性金属
珪酸塩が、(供給原料からクラツキングにより最
初に生成した)ガソリン範囲で沸騰する低オクタ
ン価のn−パラフインを更にクラツキングして
C3およびC4オレフインを生成させるための活性
なクラツキング触媒として役立つということに帰
することができると推定される。該方法において
は分解ガソリンの生産量は当然落ち、一方そのオ
クタン価は上昇する。 この狭い細孔のそして特殊な構造の結晶性金属
珪酸塩は、それらが空気中で500℃で1時間Å焼
後に次の性質: a 最も強い線が表Aに述べた4本の線である粉
末X線回折図 表A d(A) 11.1 ±0.2 10.0 ±0.2 3.84±0.07 3.72±0.06 および b 酸化物のモル数で表わされた珪酸塩の組成を
表わし、そしてSiO2のほかにアルミニウム、
鉄、ガリウム、ロジウム、クロムおよスカンジ
ウムから選ばれた3価金属Xの酸化物を1種ま
たはそれより多く含有する式において、
SiO2/X2O3のモル比が10より高い、 を有することにより特徴ずけられる。 特殊な構造の該結晶性金属珪酸塩は、次の化合
物を含む水性混合物から出発して製造しうる:1
またはそれより多い珪素化合物、1価有機カチオ
ン(R)を含有するかまたは珪酸塩の製造中にそ
のようなカチオンがそこから形成される1または
それより多い化合物、3価金属Xがその中に存在
する1またはそれより多い化合物、および所望な
らアルカリ金属(M)の1またはそれより多い化
合物。製造は、珪酸塩が生成するまで該混合物を
高められた温度に維持し、次に珪酸塩結晶を洗
滌、乾燥およびÅ焼することにより実施される。
珪酸塩製造用の該種々の化合物は水性混合物中
に、酸化物中に、酸化物のモルで表わして次の比
で存在すべきである: M2O:SiO2<0.35 R2O:SiO2=0.01−0.5, SiO2:X2O3>10および H2O:SiO2=5−100。 特殊な構造の該結晶性金属珪酸塩の製造におい
て出発物質が1またはそれより多いアルカリ金属
化合物がその中に存在する水性混合物であるな
ら、得られる結晶性珪酸塩はアルカリ金属を含有
するであろう。水性混合物中のアルカリ金属化合
物の濃度に依存して、得られる結晶性珪酸塩は1
%wより多いアルカリ金属を含有しうる。特殊な
構造の結晶性珪酸塩中にアルカリ金属が存在する
ことはそれらのクラツキング活性に非常に不都合
な影響を有するので、そのM2O/X2O3のモル比
が0.1より低い特殊な構造の結晶性金属珪酸塩だ
けが前記触媒組成物に使用するに適当である。ア
ルカリ金属化合物の存在下に製造された特殊な構
造の結晶性珪酸塩のアルカリ金属含量の低減は該
珪酸塩をアンモニウム化合物の溶液で1回または
数回処理することにより非常に適当に行ないう
る。そうするとアルカリ金属イオンはNH+ 4イオ
ンと交換され、そして珪酸塩はNH+ 4形に転化さ
れる。このようにして得られる珪酸塩のNH+ 4
はÅ焼によりH+形に転化される。 実質的にH+形の特殊な構造の結晶性金属珪酸
塩を含有する触媒組成物を使用してクラツキング
工程を行なう前述の方法の使用は高いガソリン生
産量を可能にするけれども、それが付加的なプロ
セス工程を必要とするということは依然該方法の
欠点である:というのは、クラツキングプロセス
に続き、生成したC3およびC4オレフインのアル
キル化によつて付加的部分のガソリンが製造され
た場合にのみ高いガソリン収量が得られるのだか
ら。しかし実際的適用は、第2のプロセス工程を
必要とすることなくそれ自身で高いガソリン生産
量を生ずるようなクラツキングプロセスを至急必
要としている。 この課題の引き続く研究はここに、前記触媒組
成物において特殊な構造の結晶性金属珪酸塩が実
質的にH+形である代りに実質的にH+形である
と、ガソリン範囲より上で沸騰する炭化水素混合
物の接触分解によるガソリン製造において非常に
魅力的な結果を達成しうることが明らかとなつ
た。本記載において、実質的にM+形の、特殊な
構造の結晶性金属珪酸塩は、酸化物のモルで表わ
した組成物を表わす式においてM2O/X2O3のモ
ル比0.9より高い珪酸塩であると解されるべきで
ある。 0.7nm(7Å)より大きい細孔直径を有する結
晶性珪酸アルミニウム(簡略化のため以後“成分
”と云う)のほかに、特殊な構造の結晶性金属
珪酸塩(簡略化のため以後“成分”と云う)を
含有し、該成分が実質的にM+形にある触媒組
成物を使用すると、成分を含有するが成分を
含有しない触媒組成物を使用した場合よりも、分
解ガソリンの高い生産量および触媒組成物上への
コークスの少ない沈着が得られることが見出され
た。本発明による触媒組成物の使用の利点、即ち
1つのプロセス工程での分解ガソリンの高い収量
および触媒組成物上への少ないコークス沈着は互
に交換できる。接触分解プロセスの実施条件の適
当な選択により、実質的に変らないガソリン生産
量で触媒組成物上への相当に少ないコークス沈着
を実現することが可能であり、または実質的に変
らないコークス沈着度で相当に高いガソリン生産
を実現することが可能である。触媒組成物上への
少ないコークス沈着という面は、接触分解装置で
重質の供給原料を処理すべき場合に特に興味があ
る。一般に、より重質の供給原料の使用は触媒上
により多くのコークス沈着を生ずるのが常識であ
る。触媒上のより多くのコークスは再生器中のよ
り多くの熱を意味し、これはクラツキング装置内
の熱平衡を破壊し、従つて付加的な冷却手段を設
けなければならない。コークス沈着生成の傾向が
少ない触媒組成物の使用はこの問題の優れた解決
を提供する。本発明による触媒組成物を使用した
場合の分解ガソリンの高い収量はC3およびC4
レフインの高い収量をも伴なうことが見出され
た。勿論後者の面は、クラツキングプロセスにお
いて副生物として得られるC3およびC4オレフイ
ンを更にアルキル化工程によりガソリンに転化す
べき場合に重要である。 本発明による触媒組成物中の成分との間の
割合に関しては、前記の効果を達成するために、
成分と重量による量は成分のそれと少なくと
も同じであるべきである。これらの触媒組成物は
新規である。 従つて本発明は、成分および重量で少なくと
も同じ量の成分を含み、成分は0.7mn(7Å)
より大きい細孔直径を有する結晶性珪酸アルミニ
ウムでありそして成分は空気中で500℃で1時
間Å焼後に次の性質: a 最も強い線が表Aに述べた4本の線である粉
末X線回折図、および b 酸化物のモル数で表わされた珪酸塩の組成を
表わし、そしてSiO2のほかに、アルカリ金属
(M)の1つまたはそれより多い酸化物、およ
びアルミニウム、鉄、ガリウム、ロジウム、ク
ロムおよスカンジウムから選ばれた3価金属X
の1つまたはそれより多い酸化物が存在する式
において、M2O/X2O3のモル比が0.9より高く
そしてSiO2/X2O3のモル比が10より高い、 を有する結晶性金属珪酸塩である触媒組成物に関
する。 本発明は更に、ガソリン範囲より上で沸騰する
炭化水素混合物のクラツキングによるガソリン製
造における本発明による触媒組成物の使用に関す
る。 本発明の触媒組成物は成分およびを含む。
これら成分は触媒組成物中にシリカ、アルミナ、
マグネシア、ジルコニアまたはそれらの混合物と
いつた多孔質マトリツクスと結合して存在するの
が好ましい。特に好ましいのは、その10−50%w
が成分およびから、そして残りが多孔質マト
リツクスからなる触媒組成物である。成分およ
びのどちらも個々に多孔質マトリツクスと結合
しうる。成分およびを一緒に多孔質マトリツ
クスと結合してもよい。本発明による触媒組成物
中に成分およびが存在する比は、成分の重
量による量が成分のそれと少なくとも同じであ
る限り、広い範囲内で変えうる。成分の重量部
あたり多くとも25、特に多くても15重量部
(pbw)の成分を含有する触媒組成物が好まし
い。 成分としては、クラツキング触媒として知ら
れている7Åより大きい細孔直径を有する通常の
結晶性珪酸アルミニウムが適当である。そのよう
な珪酸塩の例はXおよびY型は両方の天然および
合成ホージヤサイトおよびゼオライトLである。
成分として合成ゼオライトY、特に希土類金属
のイオンがその中に存在する合成ゼオライトYを
含有する触媒組成物が好ましい。 触媒成分は、1またはそれより多い3価金属
XをSiO2/X2O3のモル比が10より高いような量
で含有する特殊な構造の結晶性金属珪酸塩であ
る。SiO2/X2O3のモル比が2000より低い、特に
1500より低い成分が更に好ましい。成分中に
存在する金属Xに関しては、アルミニウムおよ
び/または鉄が金属Xとして存在する成分が好
ましい。 成分として触媒組成物中に存在する結晶性金
属珪酸塩は就中、それらが空気中で500℃で1時
間Å焼後に示す粉末X線折図により定義される。
この像において最も強い線は表Aに述べた4本の
線であるべきである。このような珪酸塩の典型的
例の、空気中で500℃で1時間Å焼後の完全な粉
末X線回折図を表Bに示す。
【表】 本発明による触媒組成物中に成分として存在
する結晶性金属珪酸塩は0.9より高いM2O/X2O3
のモル比を有する。そのような結晶性珪酸塩を得
るためのアルカリ金属イオンの導入は種々の方法
で行ないうる。該珪酸の合成において出発物質は
1またはそれより多いアルカリ金属化合物を含有
する水性混合物であることができる。その場合は
水性混合物中に存在するアルカリ金属イオンは少
なくとも一部は珪酸塩中に入つていくであろう。
珪酸塩を〓焼後にアルカリ金属化合物の溶液での
1またはそれより多い処理にかけて珪酸塩中に存
在する交換可能なカチオンをアルカリ金属イオン
で置きかえることもできる。本発明による触媒組
成物中の成分としての使用には、1またはそれ
より多いアルカリ金属化合物を含有する水性混合
物から出発して製造され、そして〓焼後にアルカ
リ金属化合物の溶液で1回または数回処理された
結晶性金属珪酸塩が好ましい。本発明による触媒
組成物中の成分としての使用には、実質的に完
全にアルカリ金属形の、即ち珪酸塩中に存在する
交換可能なカチオンが実質的にアルカリ金属イオ
ンで置きかえられた結晶性金属珪酸塩が好まし
い。そのような珪酸塩の製造には、アルカリ金属
化合物溶液での珪酸塩の後処理が必要である。何
故ならば、珪酸塩を合成する時に導入された有機
カチオンが〓焼中に水素イオンに転化されるから
である。アルカリ金属化合物溶液での後処理中
に、特にこれら水素イオンはアルカリ金属イオン
で置きかえられる。アルカリ金属イオンがナトリ
ウムイオンである触媒成分が好ましい。 本発明はまた本発明による触媒組成物の、ガソ
リン範囲より上で沸騰する炭化水素混合物のクラ
ツキングによるガソリン製造への使用にも関す
る。接触分解によるガソリン製造に使用しうる適
当な供給原料の例は常圧軽油、減圧軽油、脱歴蒸
留残油およびそれらの混合物である。好ましく使
用される供給原料は軽油である。適当な接触分解
条件は250−650℃好ましくは450−600℃の度、1
−10バール好ましくは1−7.5バールの圧力、毎
時1−250好ましくは5−150Kg供給原料/Kg触媒
組成物の空間速度および1−25好ましくは1.5−
20の触媒組成物/供給原料の重量比である。 次の実施例により本発明を更に説明する。 例 水中の水酸化ナトリウム、テトラプロピルアン
モニウムヒドロキシド、アルミン酸ナトリウムお
よび無定形シリカの混合物をオートクレーブ中で
自己発生圧で150℃で24時間加熱することにより
2つの結晶性珪酸アルミニウム(珪酸塩1および
2)を製造した。反応混合物を冷却後、生成した
珪酸塩を過し、洗滌水のPHが約8になるまで水
で洗滌し、そして120℃で乾燥した。空気中で500
℃で1時間〓焼後、珪酸塩1および2は次の性質
を有した: a 表Bに述べたものに実質的に相当する粉末X
線回折図、 b SiO2/Al2O3のモル比は珪酸塩1で130、珪
酸塩2で1000。 珪酸塩1および2から出発して、それらを各々
500℃で〓焼し、1.0モル硝酸ナトリウム溶液で煮
沸し、水で洗滌し、再び1.0モル硝酸ナトリウム
溶液で煮沸しそして洗滌し、120℃で乾燥しそし
て500℃で〓焼することにより珪酸塩1*および2*
を製造した。〓酸塩1*および2*のNa2O/Al2O3
のモル比は1であつた。 触媒組成物Aから出発して、これをそれぞれ珪
酸塩1*および珪酸塩2*と混合することにより2つ
の触媒組成物(BおよびC)を製造した。触媒組
成物A−Cは次の組成を有した: 触媒組成物A:ホージヤサイトとシリカ−アルミ
ナマトリツクスの重量比1:13の混合物。 触媒組成物B:触媒組成物Aと珪酸塩1*の重量比
1:1の混合物。 触媒組成物C:触媒組成物Aと珪酸塩2*の重量比
1:1の混合物。 触媒組成物A−Cを、原油からの常圧蒸留残油
の減圧蒸留で得られた減圧留出油のクラツキング
によるガソリン製造の5つの実験(実験1−5)
に使用した。該実験において供給原料を524℃の
温度および大気圧で触媒組成物A−Cの各自と
別々に接触させた。他の実験条件および実験結果
を表C−Eに示す。示した収率は供給原料に対し
て計算した収率である。
【表】
【表】
【表】 表C−Eに挙げた実験のうち、実験2および4
だけが本発明による実験である。他の実験は比較
用であり本発明の範囲外である。表Cの実験1お
よび2の結果の、並びに表Dの実験3および4の
結果の比較は、触媒上への同じコークス生成量に
おいて、本発明による触媒組成物の使用は分解ガ
ソリンのおよびC3およびC4オレフインの両方の
かなり高い収率を生ずることを示す。表Eの実験
4および5の結果の比較は、分解ガソリンの同じ
収率において、本発明による触媒組成物の使用は
触媒上へのかなり低いコークス生成量を生ずるこ
とを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成分および重量で少なくとも同じ量の成分
    を含むこと、成分は0.7nm(7Å)より大き
    い細孔直径を有する結晶性珪酸アルミニウムであ
    ること、および成分は空気中で500℃で1時間
    Å焼後に次の性質: a 最も強い線が表Aに述べた4本の線である粉
    末X線回折図 表A d(Å) 11.1 ±0.2 10.0 ±0.2 3.84±0.07 3.72±0.06 および b 酸化物のモル数で表わされた珪酸塩の組成を
    表わし、そしてSiO2のほかに、アルカリ金属
    (M)の1つまたはそれより多い酸化物、およ
    びアルミニウム、鉄、ガリウム、ロジウム、ク
    ロムおよびスカンジウムから選ばれた3価金属
    Xの1つまたはそれより多い酸化物が存在する
    式において、M2O/X2O3のモル比が0.9より高
    くそしてSiO2/X2O3のモル比が10より高い、 を有する結晶性金属珪酸塩であることを特徴とす
    る触媒組成物。 2 その10−50%wが成分および、そして残
    りが多孔質マトリツクスからなる特許請求の範囲
    第1項記載の触媒組成物。 3 成分の重量部あたり多くとも25pbwの成分
    を含有する特許請求の範囲第1または2項記載
    の触媒組成物。 4 成分の重量部あたり多くとも15pbwの成分
    を含有する特許請求の範囲第3項記載の触媒組
    成物。 5 成分として合成ゼオライトYを含む特許請
    求の範囲第1ないし4項のいずれか一項記載の触
    媒組成物。 6 希土類金属のイオンが存在する合成ゼオライ
    トYを成分として含む特許請求の範囲第5項記
    載の触媒組成物。 7 SiO2/X2O3のモル比が2000より低い珪酸塩
    を成分として含む特許請求の範囲第1ないし6
    項のいずれか一項に記載の触媒組成物。 8 SiO2/X2O3のモル比が50ないし1500である
    珪酸塩を成分として含む特許請求の範囲第7項
    記載の触媒組成物。 9 アルミニウムおよび/または鉄が金属Xとし
    て存在する珪酸塩を成分として含む特許請求の
    範囲第1ないし8項のいずれか一項記載の触媒組
    成物。 10 1またはそれより多いアルカリ金属化合物
    を含有する水性混合物から出発して製造され、そ
    して〓焼後にアルカリ金属化合物溶液で1回また
    は数回処理された珪酸塩を成分として含む特許
    請求の範囲第1ないし9項のいずれか一項に記載
    の触媒組成物。 11 実質的に完全にアルカリ金属形の珪酸塩を
    成分として含む特許請求の範囲第1ないし10
    項のいずれか一項に記載の触媒組成物。 12 アルカリ金属イオンがナトリウムイオンで
    ある珪酸塩を成分として含む特許請求の範囲第
    1ないし11項のいずれか一項に記載の触媒組成
    物。 13 成分および重量で少なくとも同じ量の成
    分を含むこと、成分は0.7nm(7Å)より大
    きい細孔直径を有する結晶性珪酸アルミニウムで
    あること、および成分は空気中で500℃で1時
    間〓焼後に次の性質: a 最も強い線が表Aに述べた4本の線である粉
    末X線回折図 表A d(Å) 11.1 ±0.2 10.0 ±0.2 3.84±0.07 3.72±0.06 および b 酸化物のモル数で表わされた珪酸塩の組成を
    表わし、そしてSiO2のほかに、アルカリ金属
    (M)の1つまたはそれより多い酸化物、およ
    びアルミニウム、鉄、ガリウム、ロジウム、ク
    ロムおよびスカンジウムから選ばれた3価金属
    Xの1つまたはそれより多い酸化物が存在する
    式において、M2O/X2O3のモル比が0.9より高
    くそしてSiO2/X2O3のモル比が10より高い、 を有する結晶性金属珪酸塩である触媒組成物を使
    用して、ガソリン範囲より上で沸騰する炭化水素
    混合物をクラツキングすること、およびガソリン
    範囲で沸騰するフラクシヨンを分解生成物から分
    離することを特徴とするガソリンの製造方法。 14 ガソリン範囲より上で沸騰する炭化水素混
    合物として軽油を使用する特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 15 250−650℃の温度、1−10バールの圧力、
    毎時触媒組成物Kgあたり供給原料1−250Kgの空
    間速度および1−25の触媒組成物/供給原料の重
    量比で実施される特許請求の範囲第13または1
    4項記載の方法。 16 450−600℃の温度、1−7.5バールの圧力、
    5−150Kg・Kg-1・h-1の空間速度および1.5−20
    の触媒組成物/供給原料の重量比で実施される特
    許請求の範囲第15項記載の方法。
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