JPH04507238A - プロテアーゼインヒビター - Google Patents

プロテアーゼインヒビター

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プロテアーゼインヒビタ一 本発明は、本発明者らがゲリン(Gelin)と呼称する新規なプロテアーゼイ ンヒビター及びこの新規な化合物を含有する医薬組成物及び化粧品組成物に関す る。
ゲリンは人間ならびに豚の白血球エラスターゼ及びキモトリプシンのインヒビタ ーであり、固有の抗生物質特性を有している。本発明はまた、別のキモトリプシ ンインヒビターであるニグリン(Eglin)の化粧品組成物への新規な用途に 関するものである。
肺気腫、関節炎、歯肉炎、歯周疾患や他の炎症性疾患のようないくつかの疾患は 酵素エラスターゼによる組織破壊に起因して生じる。エラスターゼ類は、エラス チンやコラーゲンのような繊維状蛋白質を可溶化する二遍ができる唯一のセリン プロテアーゼであり、主として膵臓や好中球のアズール顆粒中に存在する。正常 な生理条件下では、エラスターゼ類の蛋白質分解活性は血漿ならびに他の分泌液 中に存在する過剰のインヒビターにより活性が抑制されている。しかしながら疾 病状態では、インヒビターの局部的な不足により、平衡に異常を来し、結果とし て多様な炎症性疾患の原因である組織破壊が生じる。
この状況を歯肉炎を例として詳述する。好中球の作用の変調はその生体の異常や 疾病、例えば糖尿病、ダウン症候群、盾形魚鱗癖、リューマチ性関節炎、環状好 中球減少症、無顆粒球症、チェディアック東症候群等にしばしば関連している( 文献l、2)。多形核白血球(PMN)由来中性プロテアーゼ及び/又は細菌性 毒素は炎症状態を生じることにより歯肉領域の支持組織を直接的又は間接的に破 壊する(文献3−7)。炎症を生じた歯肉組織から得られる歯肉間隙液は加水分 解酵素を高レベルで含んでいる(文献8)。酸素遊離基は組織破壊活性とともに 静菌作用を示しく文献9)、この組織破壊活性については詳述されている(文献 4.5.10)。塩素化オキシダントは強力な殺菌活性を示しく文献11)、単 純な試験管内緩衝系においてのみ人体組織に毒性を示す(文献12.13)。1 917年にはすでに合成りロラミン類の使用が傷口の洗浄剤として推奨されてい た。最終的な酸化媒体がHOCIか、あるいはクロラミン誘導体であるかは今で もなお未解決である(文献14)。PMN脱顆粒由来の加水分解酵素であるリソ シーム酵素類は多様な組織構成物質にとっては脅威と考えられ(文献4.6)、 一方天然血清プロテイナーゼーインヒビター(アルファ1プロテイナーゼインヒ ビター及びアルファ2マグログロブリン)はミエロペルオキシダーゼの酸化シス テムによって大半は不活化される(文献4.15)。細菌由来の毒素類(低分子 量代謝産物類、糖蛋白質類、リポ多糖類及びプロテアーゼ類〕は免疫細胞活性化 と同時に生体組織及び細胞の破壊を開始すると報告されている(文献8.16か ら18)。いくつかの微生物は人間の血清ブロテイチーゼインヒビター類を不活 化できる(文献19.20)。従ってエラスターゼに対する有効なインヒビター はこのような疾患と戦うための有用な治療手段六なることがわかる。
ヒルの唾液腺は酵素エラスターゼに対する有効なインヒビターを含有していると いうことが研究から判明している。又、ヒル類の“ヒルトメディシナリス(Hi rudo medicinalis)”lこおいて、トロンビンインヒビターで あるヒルジン(hitudin)とは別に、酵素キモトリプシン及びエラスター ゼに対するインヒビターも観察されている。これはニグリン(Egl’in)と 名付けられ、精製され、詳細に特徴づけられている(文献21)。
ゴールドスティンら(Goldslein et al)(文献22)は北アメ リカの3種のヒルにニグリンが存在することを報告している。
しかしながら、我々の知る限りでは、今までに研究された他種のヒル由来のエラ スターゼインヒビターは類似の生化学的性質を有する。
本研究において、本発明者らはヒル種ヒルジナリアマニレンシス(Hirudi natia manillensis)由来の抗トロンビンを精製しているうち に、思いがけなく強力な抗キモトリプシン及び抗エステラーゼ活性を有する新規 なインヒビターを1#離した。これまで得られた結果によると、このインヒビタ ーはニグリンとは非常に異なっており、′ゲリン”と命名された。
ゲリンはヒル種ヒルジナリアマニレンシス由来の蛋白質を精製する実験を行って いるうちに発見された。これらの蛋白質を精製しているうちに、キモトリプシン 及びエラスターゼに対する阻害活性がいくつかの両分で観察され、これらの両分 についてニグリン及びヒルジンとの比較研究を行った。
このヒル由来のエラスターゼ/キモトリプシンインヒビターは、本発明の一つの 態様(及び、それから誘導される対応DNA配列あるいはその対応DNA配列か ら推定されうるアナログペプチド)を構成しており、既知のエラスターゼ/キモ トリプシンインヒビターであるニグリンとは非同族である。
ニグリンについては薬効のあるヒルのヒルトメディシナリス(Hirudo m eclici’oalis)に存在することが知られており、それについてはシ ーミュラーら(Seemiiller el al)により詳述されている(E glin:”elastxse−cslhepsin G−inhibitar  ftoml@eches”、、 1981:Meth、Enlymol、:8 0:804−1116)更に、ヒルジン(Dodt at al;FEBS 1 65,180−184)及び他の既知の構造のものとの比較により、ゲリンの構 造はユニークかつニグリンの構造とは非常に異なるという結論に至った。
本発明の一つの態様によるエラスターゼ/キモトリプシンインヒビターは典型的 には溶媒抽出技術によりヒル組織から単離され、あるいはヒルの分泌液(例えば 唾液)からも単離できる。
本発明の他の態様は、特に、口腔洗浄、言磨ペースト剤及びスキンクリームのよ うな化粧品組成物へのニグリンの新規な用途に関するものである。
璽l− 7kgのヒルジナリアマニレンシスを室温で96%エタノール4゜000mΩを 4回換えて脱水した。脱水された体部を除去し、出発物質であるエタノール抽出 物を濃HCIでPH3,5に調整した。
得られた溶液を1.OOOrpmで10分間遠心分離し、上清のpHを0゜IM  NaOHでpH7,0に再調整した。該上清を蒸留水で50%に稀釈し、次に 公称分画分子量10.000のフィルターを用いるミリポアペリコンウルトラフ ィルターシステム(Millipote pelficon Uljttafi lter System)より800m Qに濃縮した。
CM−に77三二’X(郊ヨv■と土阻υ二鉦ゑり正コ!L乙之1Δ−濃縮され た産物を50mMの酢酸ナトリウム1186.oで平衡化したCMセファロース カラムに通した。カラムを通過した液(カラムに結合しなかった物質)は一つの 大きな両分として集められキモトリプシン及び抗エラスターゼ活性を分析した。
活性成分を含むカラム通過液は、分画分子量10.000のフィルターを用いる 限外濾過により400m Hに濃縮した。
DEAE−セファロース(DEAE−3e harose)によるクロマトグラ フィー 生成物を濾過し、濾液をpH5,5の20mMピペラジン−HC1緩衝液で前も って平衡化したDEAE−セファロース高流速カラムに通した。カラムを10m Ω/分の流速で展開し、溶出液の吸光度、pH及び導電率を記録した。
水洗後、カラム結合物質は、平衡化に用いた緩衝液中に食塩を0.1Mから0. 4Mの範囲で段階的に濃度を変えた溶解液で溶出し、各溶出液ピークを抗キモト リプシン及び抗エラスターゼ活性を測定する目的で別々の画分として採集した。
活性ピークは蒸留水に対し一晩透析して脱塩した。
Q−セファロース(、−3e harose)によるクロマトグラフィ一部分的 に精製された生成物を、前もって20mM )リス−HCl緩衝液PH7,5の 平衡化したQ−セファロースを用いる陰イオン交換クロマトグラフィーによって 更に精製した。カラムを200112/分の流速で展開し、結合物質を平衡化に 用いた緩衝液中でOMからIMの食塩を直線濃度勾配になるように加えた溶液で 溶出した。溶出液の吸光度、エラスターゼ阻害活性を記録した。活性画分をプー ルし分画分子量10,000のフィルターを用いる限外濾過により濃縮した。
スーパーデックス200 (Su erdex 200)によるクロマトグラフ ィー 濃縮された物質を、50mM )リス−MCIと0.1M NaClを含む緩衝 液pH7,5に平衡化したスーパータックス200カラムでゲル濾過を行なった 。活性ピークをプールし、凍結乾燥した。
高速液体クロマトグラフィ一 部分的に精製された試料に水を加えて、0.1%TFAで平衡化した逆相ミクロ ポアアクアポアC8カラム(revered phase m1crobore  Aquapore C8column)に均等に分けた試料を別々に通した。
結合物質は0.09%TFAに60%CH3CNを0から40%の範囲で直線濃 度勾配がつくようにした溶液で10分以上溶出し、更に60%C)13cNを4 0〜100%の範囲で濃度勾配をつけた溶液で20分以上溶出した。各ピークを 別々画分として採集し抗エラスターゼ活性を調べた(図2)。活性ピークは凍結 乾燥し後の研究の為に使用した。
試料の純度を同様の条件下で)IPLCを繰り返すこと、及びN末端配列分析に より評価した(プリン精製のスキームAを参照)膵臓エラスターゼによって触媒 される合成基質N−スクシニル(アラニン)3−p−ニトロアニリド(SAAA P)からp−ニトロアニリン基の遊離の阻害を測定することによってプリンのエ ラスターゼ阻害活性を分光光度法的に測定した。活性の阻害単位(TU)はpH 8,3,25℃で毎分1μモル5AAAPの加水分解を阻害するのに必要なプリ ン量として定義した。
検定法は種々の異なる量のプリンを既知量の膵臓エラスターゼとIMNaClを 含−むpH8,3の0.1Mトリス−HCl緩衝液中で5分間25℃でインキュ ベートすることからなる。色素性基質を添加して反応を開始させ、405nmの 吸光度を時間とともに測定する。プリンを除外したコントロール反応を同一条件 下で行った。分当りの吸光度変化およびモル吸光係数E=10.5000M ’ cm”−’を用いてプリンの活性を計算できる。
I迫」口4蚤 精製されたプリンの蛋白質濃度をローリ−(Lowry)法及びブラッドフォー ド(Btadfotd)法によって評価したところ、この2つの方法によって得 られる値には大きな差があることがわかった。ある特別なバッチについて、ロー リ−法では0.38mg/mQの値が得られたが、ブラットフォード法によると 検出限界((2μg/+++α)以下であった。しかしながら、ローリ−法で得 られた値は1%溶液に対するE=10の値を用いて280nmにおける吸光度か ら得られた値とよく一致している。ローリ−法によって評価された蛋白質の値を 用いて、精製されたプリンの特異的な活性が約40〜80m1U/■であること がわかった。
プリンの等電点(pりを、ファルマシアファスト システム(Pharmaci a Phast system)を使用して、pHが3から9の範囲の等電点電 気泳動ゲルを用いて製造者の使用説明書に従って測定した。プリンをゲルの中央 に供した。同一条件下で使用される等電点電気泳動マーカーはアミログルコシダ ーゼ(pT=3゜5)、トリプシンインヒビター(pl=4.6)、B−ラクト グロブリン(p+=5.1)、炭酸脱水酵素!及びII(pl=5.9及び6. 6)、ミオグロブプリン(pI=6.7)、乳酸デヒドロゲナーゼ(PI=8. 5)及びトリプシノーゲン(pl=9.0)であった。フォーカシング(foc us ing)後、ゲルを展開し、生じたバンドは銀染色(図3)により可視化 した。
プリンの等電点は、ニグリンCが6.45またニグリンBが6.6という公開レ ポートと比較して、約4.6であることがわかった。(この2つのニグリンは1 つのアミノ酸が異なり、ニグリンBのヒスチジンがニグリンCではチロシンにな っている。)分立l プリンの分子量はレムリ(Laemlli)(文献23)による記載の通り5D S−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により測定された。
16%と20%の同種ゲルにおいて、精製されたプリンは還元条件下で14.4 キロダルトンの丁度下部のバンドとして移動した(図4)。同一条件下で使用さ れる、分子量マーカーはフォスフォリラーゼB(94キロダルトン)、ウシの血 清アルブミン(67キロダルトン)、卵白アルブミン(43キロダルトン)、炭 酸脱水酵素(30キロダルトン)、トリプシンインヒビター(20キロダルトン )及びラクトアルブミン(14,4キロダルトン)である。
しかしながら、プリンが8M尿素の存在下で5DS−PAGEによりスウォンク とムンクレス(Stank & Munkres) (文献24)の方法に従っ て分析された時、この試料をクーマシーブルー染色により可視化するのは難しい ことがわかったが、銀染色すると、プリンは分子量が約21から25キロダルト ンに相当する移動性を有することのある示唆が得られた。スウォンクとムンクレ スの方法による低分子量蛋白質類およびペプチド類の分子量決定に適した低分子 量試料“エレクトラン(EIec+ran)”を図4に示すように引用した。こ れら2つの方法による分子量の差異は現在説明できない。(ニグリンの分子量は 8.1キロダルト色素性基質を用いる分析方法により、プリンの阻害活性と、エ ラスターゼ、カテプシンG、キモトリプシン、トリプシン及びトロンビンのよう なセリンプロテアーゼとの比較を行った。各酵素について用いられた詳細な分析 条件を表1に示す。
要約すると酵素の一定量を5分間、37℃で適切な緩衝液中で異なる濃度のプリ ンとインキュベートした。まず、色素性基質を加えて反応を開始し、405nm での吸光度増加を追跡した。
インヒビターを除いたコントロール分析の初期速度を各酵素について100%と した。得られたデータから、各酵素の活性を50%阻害するのに必要なプリンの モル濃度(IC”)を計算した。
この結果、プリンはキモトリプシン、カテプシンG及びエラスターゼに対して有 効なインヒビターとなるが、トリプシンやトロンビンに対してはほとんど活性が ないということがわかる。各酵素について計算されたIC60値は、キモトリプ シン、カテプシンG、エラスターゼ及びトリプシンの1モル当り、それぞれプリ ン0.13.0.25.0.32及び20.4モルであった。
LlA!凰広 精製されたプリンをガス状のアリスター(ARISTAR)HCIで、減圧下1 10℃、24時間と48時間で加水分解した。加水分解された混合物はアミノ  クロムシステム(Amino Chrome System)でアミノ酸組成を 分析した。ニグリンCと比較して、遊離アミノ酸の定量分析を行うために810 0ダルトンの分子量をプリンに対して使用した。表2に示す結果から、2つのイ ンヒビターのアミノ酸組成は全く違っていることがわかる。特に、プリンはニグ リンCと比較して、アスパラギン酸(+アスパラギン)及びアラニンの量が非常 に多く、ヒスチジンを含まず、イソロイシンを含む。
円偏向二色性 抗エラスターゼの円偏光二色性スペクトルを、0.1%TFA中の0.02on セル長のセルを使用して得た。このスペクトルをレフ−ニグリン(rec−eg ltn) (図8)を使用して得たスペクトルと比較した(図8)。レフ−ニグ リンはベーゼルのチバガイギー社(Ciba Ge1g7.Ba5al)からの 提供品である。このデータをコンテイン(CONTIN)分析法によって評価す るとプリンの三次構造はへリックス構造を持たず、58%はベータシートで42 %が無秩序な構造であり、これに比較してニグリンCでは19%がヘリックス構 造であり、′56%がベータシートであり25%が無秩序な構造である。このよ うに異なる二種のヒル由来のエラスターゼインヒビターは著しく異なり、N末端 アミノ酸配列においても差異が見られる(以下参照)。
!圭丘旦笈 精製された抗エラスターゼのN末端アミノ酸配列を決定し、この結果としてアミ ノ酸残基2911 目までの一本鎖配列を得た。
配列中にシスティン残基の存在を確認するため、精製された試料をジチオスレイ トールにて還元し、そしてシスティンを4−ビニルピリジンと反応させてピリジ ルエチルシスティンへと誘導した。この誘導した試料のアミノ末端配列分析を繰 り返し得られた結果を表3に示す。この部分配列とニグリンにがその一次構造に おいて著しく異なることが認められる。
プリンの完全なN末端の配列をめるため、精製された物質を前と同様に還元し、 誘導体化した後、次の条件下TPCK−トリプシン、TLCK−キモトリプシン あるいはv8プロテアーゼにて消化する。
プリンをTPCK処理トリプシンにて、プリン:トリブシンが50:1(wt/ wt)の割合で消化した。反応は0.1m12の0.05M重炭酸アンモニウム 緩衝液(pH8,0)中にて37℃で4時間行った。反応は反応液を凍結乾燥す ることで停止し、トリプシンによるペプチドをHPLCにて分離したく図5)。
TLCK処理キモトリプシンによる消化を上記と同様の条件下実施した。生じた ペプチド断片をHPLCにて分画した(図6)。
プロテアーゼv8での消化については、精製されたプリンを0゜05M重炭酸ア ンモニウム緩衝液(pH7,9)中にて5μgの酵素と混合した。混合物を室温 にて24時間インキュベートした後生じた断片をHPLCにより分離した(図7 )。
望邂1録j慢1惟 等量のプリンをシリカゲル共存減圧化にて脱水した。各試料を次いで酢酸、エタ ノール、ブタノール、アセトン[以上全てアナラー(Analar)級試薬]の いずれか、あるいは蒸留水に溶解させ、10分間室温にて撹拌する。次いで各試 料から溶媒を傾斜法にて新しい別の容器に入れ、凍結乾燥する。色素を用いる分 析によりプリンの全量を阻害単位(]U)にて決定した。
得られた結果からプリンは上記条件下検討した全ての溶媒中で安定であり、溶解 性の順序は水〉酢酸〉エタノール〉アセトン〉ブタノールであることが示される 。
1工叉ヱ惺 別の実験において、プリンは100℃の高温で30分までは安定であり、阻害活 性の損失は無視できる程度であることが判明した。
著者名 文献名 1. L、J、シ7ンシオラ Defective po17mo+pboII oeleir l*aeoc71s(L、J、C1anciola) !aII ction in ba+aan pe+1odolal disex+s。
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B+ Mad J、+9+5;2°318−.320゜+i、 p、^、クラー ク Oxy+1sltvs inaejiwsLion ol Ac11nob scillas(P、A、C1s+klらiclinom7celsmeomi lu+5leakO1oxinb7the++e++l+ophN m7elロ peroxide寞@ 寥γ5ls11゜Inj@ct I+amon、+98 6;53−2:252−2SL12、 H,D、ダッキン(Fl、D、Dski n) The b*hsviou+ of bypoChlorile茸oni +Havsno++s 1niec+ion and their ic+ia n onklood。
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Fish Pithalogy、1985:20:37−44゜標準操作法 コ ード ページ ゲリン検定 プリンはヒルに由来する新規なプロテアーゼインヒビターである。検定の原理は 合成色素性基質S−2586に対するα−キモトリプシン活性の阻害を測定する ことである。α−キモトリプシン活性は基質の消化により遊離する着色性P−ニ トロアニリン基を405umにおいて分光光度的に追跡することで測定できる。
プリンの存在に基づくα−キモトリプシン活性の低下が阻害活性に関連している 。
l血立皇簾 α−キモトリプシン活性(U)の1ユニツトはpH8,3,25℃にて基質S− 2586を毎分1u moleの割合で加水分解する。
阻害活性(IU)のlユニットはp)+8.3.25℃にて基質S−2586を 毎分1u molsの割合で、酵素触媒による加水分解反応を低下させる。
標準操作法 =−ド ベージ ゲリン検定 韮 !玉 史簾ヱニ左二 α−キモトリプシン シグマ c2419S−2586カビヴイトラム 820 g94氷酢酸 BDH10001 食塩 シグマ 39625 トリス シグマ T1503 塩酸 B D H10307 ゲリン 自家調製 96“U°ウェルマイクロ ミツドランドラボラトリーズタイタープレート タイターチック フローラボラトリーズユニスカン!■ マイクロタイタープレート リーダー (405umのフィルターを装着) 標準操作法 コード ベージ ゲリン検定 溶液の調製 1、遺産1致i地 0、1M )リス/塩酸pH8,3、IM食塩2、キモトリプシン溶液 4ug/m Q α−奔モモトリプシン水溶液3負車速玉! 1.0mM S−2586水溶液 4、廷y粘直1 氷酢酸を水と1:lに混合稀釈する 標準操作法 コード ページ ゲリン検定 墓亙豊 1、検定はマイクロタイタープレートのウェル中にて実施する。
各ウェルには次のものが含まれる。
100u Q 検定用緩衝液 50uΩ 被検プロテアーゼインヒビター5Qu Q キモトリプシン溶液 2、混合物を25℃にて5分間インキュベートする。
3、反応はZ5u怠の色素性基質溶液(S−28561mM)を加えることで開 始する。反応開始時間(2)を記録し、反応混合物を25℃にて5分間インキュ ベートする。この条件下で基質濃度に制限はない。
4、反応は50%酢酸を25uΩ加えて停止される。
5、遊離したp−ニトロアニリンの吸光度をマイクロプレートリーダー上で40 5no+にて測定する。
ノート 401umに固有の後攻を示す試料に対しては対照ブランクを置き試料のみによ る吸光度変化量を除外する必要がある。ブランクはS−2586の添加を除いて 同一の検定条件下に反応を行ったものを用いる必要がある。
検定法を標準化する目的で、阻害活性既知の自家調製したプリン標準品を被検試 料と同一条件下で用いることが必要である。
標準操作法 コード ページ ゲリン検定 1、被検試料の阻害活性は阻害活性度既知の自家調製プリン標準品との直接比較 により測定される。活性の定量化は被検試料と標準品から得られる稀釈曲線のコ ンピューターによる投与量割合分析(dose taaa analysts) により行う。
2、別に、被検試料の阻害活性は次式を用いて計算によりめられる A=E c Q A=吸光度 E=モル吸光係数(r’cm″″l) C;産生物濃度(M) Ω=セル長(cm) 着色産生物のモル吸光係数は含量既知の基質とα−キモトリプシンとの反応が完 了するまで(即ち色の変化が見られなくなるまで)インキュベートすることで実 験的にめられる。
このE値は405nmの吸光度として10.500M−”、aa−”と決定され た。
阻害条件及び非阻害条件下での毎分当り作られる産生物の濃度の差を測定するこ とで被検試料の阻害活性がめられる。
標準操作法 コード ページ ゲリン検定 迭ヱ旦玉里 プリンはヒルに由来する新規なプロテアーゼインヒビターである。検定の原理は 合成色素性基質5AAAPに対するエラスターゼ活性の阻害を測定することであ る。
エラスターゼ活性は基質の消化により遊離する着色性p−ニドロアニシン基を4 05nmにおいて分光光度的に追跡することで測定できる。プリンの存在に基づ くエラスターゼ活性の低下が阻害活性に関連している。
至血二嵐暮 エラスターゼ活性(U)の1ユニツトはPI(8,3,25℃にて基質5AAA Pを毎分1u moleの割合で加水分解する。
阻害活性(IU)のIユニットはPH8,3,25℃にて基質5AAA?を毎分 1u moleの割合で、酵素触媒による加水分解反応を低下させる。
標準操作法 コード ベージ ゲリン検定 兜! !!!!ヱニ立二 エラスターゼ シグマ E1250 SAAAP : N−サクシニル カルバイオケム 573459−り一(アラ ニン)3 −P−ニトロアニリド 氷酢酸 BDH10001 食塩 シグマ 39625 トリス シグマ T1503 塩酸BDH10307 ゲリン 自家調製 ■ 96’U’ウエル マイクロ−ミツドランド ラボラトリーズタイタープレート タイターチック フローラボラトリーズユニスカン11 マイクロタイタープレート リーダー (405nmのフィルターを装着) 標準操作法 コード ページ ゲリン検定 溶液の調製 1、五主五星1区 0.1Mトリス/塩酸PH8,3、IM食塩3、色素性基質 1、OmM 5AAAP水溶液 4.50%氷酢酸 氷酢酸を水とl:lに混合稀釈する 標準操作法 コード ベージ ゲリン検定 遺足茎 1、検定はマイクロタイタープレートのウェル中にて実施する。
各ウェルには次のものが含まれる。
100u Q 検定用緩衝液 50u Q 被検プロテアーゼインヒビター50u Q エラスターゼ溶液 2、混合物を25℃にて5分間インキュベートする。
3、反応は25u Qの色素性基質溶液(SAAAP 1mM)を加えることで 開始する。反応開始時間(【)を記録し、反応混合物を25℃にて30分間イン キュベートする。この条件下で基質濃度に制限はない。
4、反応は50%酢酸を25u Q加えて停止される。
5、遊離したp−ニトロアニリンの吸光度をマイクロプレートリーダー上で40 5amにて測定する。
ノート 405nmに固有の吸吹を示す試料に対しては対照ブランクを置き試料のみによ る吸光度変化量を除外する必要がある。プランクは5AAAPの添加を除いて同 一の検定条件下に反応を行ったものを用いる必要がある。
検定法を標準化する目的で、阻害活性既知の自家調製したプリン標準品を被検試 料と同一条件下で用いることが必要である。
標準操作法 コード ベージ ゲリン検定 1、被検試料の阻害活性は阻害活性度既知の自家調製プリン標準品との直接比較 により測定される。活性の定量化は被検試料と標準品から得られる稀釈曲線のコ ンピューターによる投与量割合分析(d’ose tatio ana17si s)により行う。
2、別に、被検試料の阻害活性は次式を用いて計算によりめられる A=EcQ A=吸光度 E=モル吸光係数(M″”an−”) C=産生物濃度(M) Q=セル長(a+i) 着色産生物のモル吸光係数は含量既知の基質とエラスターゼとの反応が完了する まで(即ち色の変化が見られなくなるまで)インキュベートすることで実験的に められる。
このE値は405nmの吸光度として10,500M″″”coi−”と決定さ れた。
阻害条件及び非阻害条件下での毎分当り作られる産生物の濃度の差を測定するこ とで被検試料の阻害活性がめられる。
標準操作法 コード ページ ゲリン検定 豫2立工里 プリンはヒルに由来する新規なプロテアーゼインヒビターである。検定の原理は 合成色素性S−2238に対するトリプシン活性の阻害を測定することである。
トリプシン活性は基質の消化により遊離する着色性p−ニトロアニリン基を45 0nmにおいて分光光度的に追跡することで測定できる。プリンの存在に基づく トリプシン活性の低下が阻害活性に関連している。
星像二星暮 トリプシン活性(U)の1ユニツトはpH8,3,25℃にて基質S−2283 を毎分1u moleの割合で加水分解する。
阻害活性(10)の1ユニツトはpH8,3,25℃にて基質S−2283を毎 分1u moleの割合で、酸素触媒による加水分解反応を低下させる。
標準操作法 コード ベージ ゲリン検定 トリプシン シグマ T8253 S−2238カビヴイトラム 820324氷酢酸 BDH10001 食塩 シグマ 39625 トリス シグマ T1503 塩酸 BDH10307 ゲリン 自家調製 ■ 96 ’U’ウェル ミツドランドラボラトリーズマイクロタイタープレート タイターチック フローラボラトリーズユニスカン■1 マイクロタイタープレート リーダー (405nmのフィルターを装着) 標準操作法 コード ページ ゲリン検定 1、適産工致髪匡 0、1M トリス/塩酸p[(8,3、IM食塩2、エラスターゼ溶液 40ug/m Q トリプシン水溶液 3、色素性基質 1.0toM S−2238水溶液 氷酢酸を水と1=1に混合稀釈する 標準操作法 コード ページ ゲリン検定 1足族 1、検定はマイクロタイタープレートのウェル中にて実施する。
各ウェルには次のものが含まれる。
100u Q 検定用緩衝液 50u Q 被検プロテアーゼインヒビター50uj2 トリプシン溶液 2、混合物を25℃にて5分間インキュベートする。
3、反応は25u Qの色素性基質溶液(S−22381mM)を加えることで 開始する。反応開始時間(1)を記録し、反応混合物を25℃にて5分間インキ ュベートする。この条件下で基質濃度に制限はない。
4、反応は50%酢酸を25u 41加えて停止される。
5゜遊離したp−ニトロアニリンの吸光度をマイクロプレートリーダー上で40 5umにて測定する。
ノート 405umに固有の後攻を示す試料に対しては対照ブランクを置き試料のみによ る吸光度変化量を除外する必要がある。ブランクはS−2238の添加を除いて 同一の検定条件下に反応を行ったものを用いる必要がある。
検定法を標準化する目的で、阻害活性既知の自家調製したプリン標準品を被検試 料と同一条件下で用いることが必要である。
標準操作法 コード ページ ゲリン検定 1、被検試料の阻害活性は阻害活性度既知の自家調製プリン標準品との直接比較 により測定される。活性の定量化は被検試料と標準品から得られる稀釈曲線のコ ンピューターによる投与量割合分析(dose ratio analysis )により行う。
2、別に、被検試料の阻害活性は次式を用いて計算によりめられる A=Ecfi A=吸光度 E=モル吸光係数(M−”cm−”) C=産生物濃度(M) Q=セル長(am) 着色産生物のモル吸光係数は含量既知の基質とトリプシンとの反応が完了するま で・(即ち色の変化が見られなくなるまで)インキュベートする二七で実験的に められる。
このE値は405umの吸光度として10,500M−”011−”と決定され た。
阻害条件及び非阻害条件下での毎分当り作られる産生物の濃度の差を測定するこ とで被検試料の阻害活性がめられる。
肉′に する予備試験的な研究 本研究のために8名のボランティア患者を選別した。1別の基準は:文献()に 記載の標準法に基づき測定した場合、少くとも4本の歯に3〜5mmの深さの小 溝ポケットを有し、探針時出血し、開口した虫歯や著しい歯周疾患はなく、他の 健康状態は良好で、最近治療歴のない目視で確認できる歯垢を蓄積している慢性 歯肉炎患者である。被検患者は年齢23〜46歳の男性と女性であった。
実験は通常の治療法として行われる歯肉下の潅注を4本の被治療歯に6日間毎日 行うことで実施した。各種測定を基準日及び6日日に行った。被検患者には彼ら の通常の口腔清浄方法を変更しないよう注意を与えた。実施した測定項目として :PI [シルネスと0−(SilnessとLoe)(Acta−0dont 、5cand、1964;22: 121)に基づく歯垢指数(Plaque  Index)コとPBI[H,R,ムールマン(H,R,Muh lemann 、:J。
Prev、Dent、1977;4:6)に基づく乳頭出血指数(Papill a、ry Bleeding Index)コを採用した。全ての被検患者は同 様な治療を受け、負のコントロール患者は置かず、6名には試験物質を、2名に は偽薬を投与した。凍結乾燥した粉末状ボラン20 m gを8mlの標準溶液 に溶解した。この標準溶液は2重量%のカルボキシメチルセルロースナトリウム を加え、ゲル化するまで撹拌した等張水/グリ七ロール(60%:40%)の滅 菌混合物である。
次いでこのゲルを中空針を有する滅菌済マイクロ注射器に入れ、各被検患者に投 与した。
各歯肉下潅注はボランを含有する標準ゲル化溶液のo、05m1を被検歯の肩囲 の各歯周ポケット内へ注入することで基準日におけるボラン投与群のマPI : 2.2+0.7基準日におけるボラン投与群のマPBI : 2.3+0.8実 験の終了時xPIは1.0±0,6へ、一方XPBIは0.6±0.3へ減少し た。
偽薬投与群のマPBIは2.0±0.6、マPBIは2゜4±1.0であった。
実験の終了時の偽薬投与群のマPIは1.7±0.7へ減少し、XPBIは1. 9±0.6であった。
ボラン投与群のPI低下率は基準日の値と比べて55%、偽薬投与群と比べて4 2%であった。
ボラン投与群のFBI低下率は基準日の値と比べて74%、偽薬投与群と比べて 65%であった。
考」レ テスト結果に見られるように臨床上有意な著しいPBIの低下はPMN由来中性 プロテアーゼ(エラスターゼ、カテプシンG)を阻害することで歯肉基質を蛋白 質分解することを抑制するプロテアーゼ阻害機構を示唆する。重要性は小さいが 、有意な歯垢蓄積の低下は歓迎されるし、おどろくべきことである。この効果は 支持組織の蛋白質分解の阻害により歯垢における歯周疾患微生物の生育に必要な 栄養素量が減少するという事実に従うと考えられる。
プラスミンに対する 果 ボランのプラスミン阻害活性の測定実験を実施した。プラスミン活性は色素性基 質S−2288(H−D I I 1 e−Pr o−Ar g−p’NA)の 消化によるp−ニトロアニリドの放出を測定することで行った。プラスミン(5 0μm、40μg/ml)を種々の濃度のボラン(50μm、10μg/m 1  、5 p g / m 1 、2 、5 p g / m 1と1.25pg /m1)とインキュベートした。結果としては、最高濃度のボラン(10μg/ ml)でもプラスミンの阻害は起こらないことが示されている。
ペプシンに対する効果 酸性プロテアーゼ ペプシンに対するボランの阻害活性の測定実験を実施した。
ペプシン活性はpH2,0でのヘモグロビンの蛋白質分Mを測定することで行っ た。ペプシン(25/J 1,8mg/ml脱ミネラル水)を60分、37℃に てボランインヒビターの存在または非存在下ヘモグロビン基質(100μl、1 0mg/m1 20%酢酸、pH2,0)とインキュベートした。未消化のヘモ グロビンをトリクロロ酢酸(100μml 10%w/v)にて沈殿化し、上清 の加水分解された蛋白質を280nmにて測定した。結果からボランの最高濃度 (75μs/rpl)においてさえペプシンの阻害は起こっていない。加えて、 予備的な実験からボランはペプシンにより分解されないことが示唆されている。
グユZ立分盪夏(1) ヒル種ヒルシナリア マニレンシスを注意して3つ:頭部、体部と消化管内層部 、に切断する。各部を蒸留水にて良く洗浄し、不純物(例“えば血液)を除去す る。各部をエタノールで脱水し、抽出液をエラスターゼ阻害活性測定に供する。
大半の活性(75%以上)は体部からの抽出液に存在した。
ヱlとΩ立蔓匡(2) 個々のヒルを8%エタノールに浸漬することで粘液を分泌せしめた。粘液を集め 、5回蒸留水で抽出した。抽出物を合わせ標準検定法を用いて阻害活性を測定し た。予備的な検討の結果、阻害活性は粘液抽出物に存在することが示されている 。粘液分泌物に存在する全ボラン活性はボランの部分的精製のためにスキームで 集めたエタノール抽出物について測定した値よりも小さい。
長期インキュベーション ボランを等量ずつ、室温での長期間の安定性(即ちシェルフライフ)をめるため 種々の口腔洗浄液や歯磨ペーストゲル剤に加えインキュベートした。100日間 にわたる温度の変動は17℃〜36℃の間であった。
キモトリプシンに対するプリンの阻害活性は全てのテストした口腔洗浄液やゲル 剤中で保持された。スキームBに0゜5gのプリン(10μg / m 1の5 0μl)の存在及び非存在下におけるゲル剤と口腔洗浄液についての典型的な経 時プロフィルを示す。
酸化に対する安定性 プリンの酸化安定性をめるための2種の実験を実施した。
プリン(50μI、10μg / m 1脱イオン水)を過酸化水素(30%、 50μl脱イオン水)とラクトペルオキシダーゼ(50μl、lμg/ml 5 0pM酢酸ナトリウム溶液、pH6,0)とともに1時間、37℃でインキュベ ートした。等量の検液(50pl)を採取し、キモトリプシンに対する阻害活性 を測定した。
結果を次表に示す。 − 結果: 50 1 プリン + 十−十−−+−501ラクトペル +−−−−+十十 オキシターゼ 50 1 30%H2O2+ 斗 −−+−−十吸光度(405nm) 、06 3 .061 .658 .056 .596 .614 ;067 .622 (n=3) (+IIIり 、005 .002 .002 、QO5,013,012,0 04,005韮 上記条件下ではプリンは酸化に対して安定であり阻害活性を保持する。
!艶主 プリンまたはニグリン(50μm、10μg/mI脱イオン水)を過酸化水素( 30%、50μm脱イオン水)とともに5分間37℃にてインキュベートする。
等量の検液(50μm)を採取し、キモトリプシンに対する阻害活性を測定した 。
結果を次表に示す。
結果: 50 ! プリン + + −−−−−−=−−−一−==、−50+ ニグリ ン −−=−−−十+ −−−501H,02+ −+ −+ −十 −+吸光 度 、085 .060 、.1i40 .656 .060 .059 .5 63 .611 .055(405nm) (n=3) (士標準幅差) 、006 .001 .019 .0G7 .003 .00 2 .031 .010 .057記載した条件下、ニグリンの阻害活性は影響 されない。プリンに対しては阻害活性は最小限度(8%に相当)にて影響されて いると考えられる(チューブ1と2を比較せよ)。
抗菌活性に対する予備的実験 アエロモナス ハイドロフィラ(Aeromonas hydrophila) の分離物をエサを充分食べたヒルから回収した。プロテアーゼプロフィルを次に 同定することで、回収物がショックらにより記載されている検定法[5hott s et al、 1985年、 (25)]にてエラスターゼ陽性であること が判明した。容器内のプリン1mgを1mlにもどし、次いで10−1〜10″ ″6の範囲で希釈した。
A、ハイドロフィラの選別した培養物を前記した検定培地に接種して「場所(l awn)Jを作る。「ペニシリン」用検定シリンダーをプレートの中央に置く。
希釈したプリンの10分の1 m l (0、1m l )をそれぞれのシリン ダー中に入れ、プレートを25℃にて10日間インキュベートする。実験結果か らプリンの拡散ゾーン内ではエラスターゼ活性は阻害されており、エラスターゼ 活性の見られるゾーンはわずかであることがわかる。:・のことは未希釈、1o −1,10″″2.10−3希釈のもので起こることが判明した。
10−1.10″″2.10−3の上記希釈の結果がら抗エラスターゼ阻害単位 (IU)、はそれぞれ2IU、 0.2IU、及び0.02IUと計算される。
プリン活性図を参照。
組成物の例 プリンを添加した次ノ酋磨ペーストを調製した。
例1ニリン酸二カルシ9ムをベースとする活性歯磨ペーストの組成 グリセロール 86% 20g ソルビトール 70% Log Na−CMC2g 脱イオン水 27.5g リン酸二カルシウム 35g ドデシル硫酸ナトリウム 2g サッカリンナトリウム 、2g モノフルオロリン酸す、トリウム 、2g安息香酸メチルエステル 、1g 安息香酸プロピルエステル 、2g 00g 歯磨ペーストの調製中、プリン溶液はフレーバーを除く他の全ての添加剤を混合 した後に加えるのが好ましく、フレーバーはその後に加える。
例2ニジリカをベースとする活性歯磨ペーストの組成シリカ、研磨用 8g シリカ、増粘用 10g ソルビトール 70% 68g 8gフットリウム 、2g ラウリル硫酸ナトリウム 1g CMC,4g ポリエチレングリコール 4g ゲリン溶液 1・ 7g 保存剤、フレーバー 微量 水 100%にする量 口腔洗浄液の例 エチルアルコール 4g 7 L/−t< −−2g プリン溶液 2.5g 脱イオン水 100%にする量 潅注溶液の例 エチルアルコール 5g ゲリン溶液 3g 陰イオン界面活性剤 1g 新たに煮沸した水 100%にする量 ここに述べた用途例の溶液は凍結靴燥した乾燥プリンをpH5〜8.5の緩衝水 溶液中に溶解することで得られる。0゜1重量%の量のp−安息香酸メチルエス テル又はプロピルエステルは保存用として添加することができる。
溶液中のプリン濃度は10m1の溶液当り0.2〜5 m gの間であり、好ま しくは10m1の溶液当り0.2〜2 m gの間である。
プリンを する水溶液の形の医・組 物の例1、プリンをpH5〜8.5の緩衝 水溶液に溶解し、o、5 m g / 10 m lの濃度にする。
2.0.1重量%のpパラ−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルを加える。
この組成物は限外濾過法による滅菌を行った後に、a、静脈注射; b、吸入噴霧 に用いることができる。
プリンを る油脂性軟 としての 組成物の例1、プリンを適切な油脂性剤に懸 濁し、2、グリセロールモノステアレートのような界面活性剤な加3.0.1重 量%バラ−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルを加える。
医薬組成物の両方の例は基本組成物の安定化用として更に他の添加剤を加えるこ とができる。
ヒ粧品組成物及び他の歯磨ペーストへのニグリンの利用口腔用組成物と同じく両 方の歯磨ペースト組成物に対して述べた例はプリンをニグリンで代替しても同様 である。
化粧品クリームへのニグリンの化粧品的な応用は、プリンをニグリンへ置き換え れば医薬組成物の調製の記述と同様である。更にニグリンは現行法規のもと化粧 品用途に特別に利用される。
表1 種々のセリンプロテアーゼに対するプリンの阻害能を測定する為に用いた検定条 件!! 緩衝液 NX 豊!皇皮玉!1文カテプシンG O,IMHepes  5uec−Ala−Ala 16nM 2.0!IIMpH7,4−Pro−P be−pNA トリプシン 0.IM Ttis/HCI Bx−Atg−pNA 50nM  O,8mMpH8,0 キモトリプシン 0.IMTris/HCI MeO−5uc−Arg 16n M 2.4mM+ 0.96M NaC1−Pto−Tyr−pNapH8゜3 エラスターゼ 0.1!II Ttis/HCI 5ucc−Ala−Atg  330nM O,55mM+O,OS%Ttiton −Ala−pNAX−1 00,pH8,3 トロンビン 0.IM Tris/HCI Phe−rip−Atg 5aM  O,08mM+0.3M NaCl −pNA pH8,4 表2 プリンとニグリンのアミノ酸組成の比較プリン ニグリンC本 アミノ酸 24時間 48時間 mole’s/mole moles/moleAsp(+Asn) 14−1 5 19 7Glu(+Gln) 6 9 7 Ser 4 3−4 3 Th r 2−3 3 5 GI7 8−9 7 5 AIa7−871 Atg 2 2 4 Pro 6 4−5 6 Vat 11−12 8 11 Met 1 2 11e 2−3 2 0 Leu 4−5 3−4 5 Phe 2− 2 5 ys Lys 5−6 5 2 His 0 0 3 T7r 1 0 5−6 Trp N、D、 N、0. 0−1 N−末端 Val Vat Thr Total 75−83 76−79 69−71*引例(1)からの数値 N、D、 =検知せず 特表平4−507238 (15) 表 3 プリンとニグリンのN末端配列の比較 ニグリン Tht Glu Pbe GIY Set Asn [、eu Ly s Ser Pheゲリン Val Asp Glu Lys Ala Glu  Val Tbt Asp Gayll 15 20 ニグリン Pro Asn Val Val Gly Lys Tbr Vat  Asp Asnゲリン Leu Cys Gly Asp Trp Thr  Cys Ser Gly Alaニグリン Ala Arg Glu Tyr  Pbe Thr Leu His Tyr Pr。
プリン Glo Val X Gln Asn Asp Ala Ala Va l表 4=ペプチド断片の配列 プリンのV8プロテアーゼあるいはトリプシンによる分解で産生するペプチド断 片の配列 v8断片二図7の分離図からのピーク ピーク 2: Asn−Asp/Gly/Val−Asn/5er−Gly−T yt−Asp−X −X−Ala ピーク 5: Glu−Vil−Gln−Asp−Gluビーク 11: Al a−Val−Val−Met−3et−Pro−Val−Arg−Met ピーク 13: Asn/5er−Val−Thr−Asp−Tyr−X−Va l −3er−Asp−Met−Tbt トリプシン断片、図5の分離図から ピーク 2: Ala−Glu−Val−Tbt−Asp−Gly−Leu−C ys−Tht−Asp ゲリン活性図表 プリンの部分精製のためのスキームA 傘スーパーデックス200にて分画精製される前の物質を集めることを示す。
スキームB 時間(日) 吸光度(234nm) 吸光度(215nm、) プリンの等電点電気泳動 レーン 1 =等電点電気泳動マーカー吸光度(215nm) ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動レムリ法 スウオン クとムンクレス法 図4 吸光度(215nm) 吸光度(215nm) 特表平4−507238 (19) ニグリン1 = 1.95 +ng/mlエク’)ン2w 0.65 mg/m lニグリン31IO,321II911I+1図8 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成3年10月14日 1 特許出願の表示 PCT/NL 9010 OO462発明 の名 称 プ ロテアーゼインヒビタ−3特許出願人 代表者 ゲラルドヴ工−マン 4代 理 人 電話(03) (3586) 86706 添付書類の目録 補正書の写しく翻訳文) 1通 請求の範囲 Mal Asp Glu Lys Ala Glu Val Tht Asp  Glyll 15 20 Leu Cys Gly Asp Trp Tb+ Cys Ser Gly  AlaGln Vat Xaa Gln Asn Asp Ala Ala M alで表わされるアミノ酸配列をN末端主構造として有するヒル種ヒルジナリア マニレンシス(Hirudinaria manillensis)由来のプリ ン(GELIN)と呼称するポリペプチド。
2、分子量が8.1キロダルトンであるとして計算したアミノ酸組成が次の組成 : Set : 3−4 Leu :3−4Thr : 3 Phe : 2 N端 : Mal を有する請求項1に記載のポリペプチド。
3、主構造に次のペプチド断片: (a)Asn Asp/G17/Val Asn/Tbr G17 Tyr A sp Xaa Xaa Ala(b)Asn Phe Ala/Asp Glu (c)Glu Val Gin Asp Glu(d)Ala Val Val  Met S@r Pro Ysl Arg Met(e)Asn/Ser V at Thr Asp T7r Kam Vat Set Asp Met T h+(f)Ala Glu Vat Thr Asp Gly Leu Cys  Thr Aspを有する請求項1又は2に記載のポリペプチド。
4、抗エラスターゼ活性および抗キモトリプシン活性を有する請求項1.2.3 のいずれかに記載のポリペプチド。
5、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量と、 医薬的に許容される担体とを、包含してなる医薬組成物。
6、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量と、 化粧品的に許容される担体とを包含してなる化粧品組成物。
7、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を包 含してなり、歯周疾患の治療及び防止に活性な組成物。
8、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を包 含してなる歯磨ペースト組成物。
9、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を包 含してなる口腔洗浄組成物。
10、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 包含してなる歯科用洗浄液体。
11、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 包含してなり、穀物およびその他の種子類の発芽阻害に活性な組成物。
12、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 投与することを包含する、哺乳類、特にヒトの疾病をプリン(GELIN)に応 答して治療する方法。
13、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 包含してなり、肺気腫の治療に活性な組成物。
14、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 投与することを包含する、哺乳類、特にヒトの肺気腫をプリン(GELIN)に 応答して治療する方法。
15、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 包含してなり、皮膚紅斑の治療に活性な組成物。
16、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 投与することを包含する、哺乳類、特にヒトの皮膚紅斑をプリン(GELIN) に応答して治療する方法17、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物 のプロテアーゼ阻害量をプロテアーゼを含有する対象に適用または投与して該プ ロテアーゼの酵素活性を減少又は阻害することよりなるプロテアーゼの作用を阻 害する方法。
18、亜科ヒルジナリネ[Hirudinarinae (バッフアロ ヒル類 ”the Buffalo 1eeches”)コ又はそれに近接して関連する 亜科に属するヒル類に由来する請求項4に記載のポリペプチド。
19、請求項1及び3のいずれかに記載の化合物のアミノ酸配列から誘導され得 るDNA配列。
20、請求項1に記載の化合物のアミノ酸配列または請求項3に記載の1つ以上 の断片から推定されるアナログペプチド。
21.請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 包含してなり、微生物類に対する抗生物質として活性な組成物。
22、請求項1.2.3.4のいずれかに記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を 投与することを包含する、哺乳類、特にヒトを、細菌に由来する疾病に対して、 プリン(GEL rN)に応答して治療する方法。
国際調査報告 闇肯Il噛闘−マ^紳1tII−1−PCT/Nu 9010004g国際調査 報告 NL 9000046 S^ 36327

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.N末端より始まる次式: 【配列があります】等 で表わされる主構造を有するヒル種ヒルジナリアマニレンシス(Hirudin aria manillensis)由来のゲリン(GELIN)と呼称するポ リペプチド。
  2. 2.分子量8100ダルトンであるとして、次のアミノ酸組成:▲数式、化学式 、表等があります▼ 検知せず を有する請求項1に記載のポリペプチド。
  3. 3.主構造に次のペプチド断片: (a)【配列があります】 (b)【配列があります】 (c)【配列があります】 (d)【配列があります】 (e)【配列があります】 (f)【配列があります】 を有する請求項1及び/又は2に記載のポリペプチド。
  4. 4.強い抗エラスターゼ活性および抗キモトリプシン活性を有する請求項1、2 及び/又は3に記載のポリペプチド。
  5. 5.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量と、医 薬的に許容される担体とを含有してなる医薬組成物。
  6. 6.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量と、化 粧品的に許容される担体とを含有してなる化粧品組成物。
  7. 7.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含有 し、歯周疾患の治療及び防止に活性な組成物。
  8. 8.ヒル由来のエラスターゼインヒビターのプロテアーゼ阻害量を含有し、歯周 疾患の治療及び防止に活性な化粧品組成物。
  9. 9.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含有 する歯磨ペースト組成物。
  10. 10.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有する口腔洗浄組成物。
  11. 11.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有する歯科用洗浄組成物。
  12. 12.ヒル由来のエラスターゼインヒビターのプロテアーゼ阻害量を含有し、歯 周疾患の治療及び防止に活性な歯磨剤、口腔洗浄及び/又は歯科用洗浄組成物。
  13. 13.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有し、殻物およびその他の種子類の発芽阻害に活性な組成物。
  14. 14.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を投 与することを包含する、哺乳類、特にヒトの疾病をゲリン(GELIN)に応答 して治療する方法。
  15. 15.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有し、肺気腫の治療に活性な組成物。
  16. 16.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を投 与することを包含する、哺乳類、特にヒトの肺気腫をゲリン(GELIN)に応 答して治療する方法。
  17. 17.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有し、皮膚紅斑の治療に活性な組成物。
  18. 18.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を投 与することを包含する、哺乳類、特にヒトの皮層紅斑をゲリン(GELIN)に 応答して治療する方法。
  19. 19.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量をプ ロテアーゼを含有する対象に適用または投与して該プロテアーゼの酵素活性を減 少又は阻害することよりなるプロテアーゼの作用を阻害する方法。
  20. 20.亜科ヒルジナリネ[Hirudinarinae(バッファロヒル類”t he Buffalo Ieeches”)]又はそれに近接して関連する亜科 に属するヒル類に由来する請求項4に記載のポリペプチド。
  21. 21.請求項1及び/又は3の化合物のアミノ酸配列から誘導され得るDNA配 列。
  22. 22.請求項1の化合物のアミノ酸配列または請求項3の1つ以上の断片から推 定されるアナログペプチド。
  23. 23.請求項1、2、3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を含 有し、微生物類に対する抗生物質として活性な組成物。
  24. 24.請求項1、2.3及び/又は4に記載の化合物のプロテアーゼ阻害量を投 与することを包含する、哺乳類、特にヒトを、細菌に由来する疾病に対して、ゲ リン(GELIN)に応答して治療する方法。
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