JPH04507201A - 変形可能なプラスチック外科用クリップの適用システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 変形可能なプラスチック外科用クリップの適用システム■盟Ｏ背員分野 本発明は、外科技術分野に関し、特に、マイクロサージエリ−において、特に、 プラスチック・クリップに関し、該クリップを組織に適用する方法に関する。

”吻合（ａｎａｓｔｏｍｏｓｉｓ）”は、血管或いは他の環状器、例えば１、結 腸の一部が結合或いは再結合される種々の処置をカバーするものである。導管（ 血管）は、端一側、及び端一端を含む種々の比較方向で結合できる。端末神経の ような固体の導管構造は、互いに結合でき、また、皮下組織及び皮膚のような固 体構造でも互いに結合することができる。

吻合術は、導管を互いに、その間の連結点で、縫合することにより伝統的に成さ れる。縫合の代わりのものは、縫合の貫通点で生じる傾向のある結栓症を防止す るために、開発されてきた。特に、大きな導管のためのそのような代替物は、カ ラー（つげ）のような機械的結合器を含むものである。第２の代替物は、導管壁 を透過しなく、縫合と同様な保持機能を行なう導管貫通部に沿って、適用される 外科クリップを使用するものである。本発明者により開発されたそのようなりリ ップが２つあり、米国特許第４，５８６、５０３号及び第４．７３３．６６０号 がある。前者の特許に記載されるように、クリップは、導管の並べられた末端部 の上に適用され、その末端部は、先ず、裏返され（外側に返される）、クリップ のあご部の間に把持されるフランジ部を形成するものである。

上記の特許に開示されるクリップは、好適には、金属で作られ、裏返された組織 の端部の上に置かれ、（可塑的に）クリンプされる。本発明は、上記の特許と下 記のように区別される。即ち、ここに提案されたクリップは、プラスチックで作 られ、下記のような一定の利点を有し、そして、むしろ、クリンプされており、 クリップは、そのあごを一時的に広げることにより、開き、特表平４−５０７２ ０１　（２） 並べられた組織の周りに元の形状に回復するようになっている。

プラスチック材料は、”メモリー”を有し、それは、変形の後に、時間で元の形 状に戻るようにするものである。更に、プラスチックの使用は、生体吸収が、好 適であるか、或いは、適当な治療のために必要である場合に、内部位置で用いる ことができる生体吸収性プラスチックがあるので、有利である。

預曹凶楓整 上記の点を鑑みて、本発明の目的は、単純な道具により適用が容易にできる構造 を有する、プラスチックで作られた外科用クリップを提供することができる。

他の目的は、生体吸収性の外科用クリップを提供することである。

その他の目的は、プラスチックで作られた一体化体である外科用クリップにより 分かる。その一体化体は、逆に返っているチップを有する一対の腕部を有し、そ の腕部は、該椀を結合しているブリッジ部、そして、該ブリッジ部から逆方向に 伸びている一対の耳部を有し１、そのブリッジ部は、基本的平らな外側縁部を有 し、それにより、耳部は、ブリッジ部の中央部が支持されて、道具により引っ張 られることができ、並べられた組織縁部の上に置かれたその腕部を広げるための 力カップルを生じるものである。

本発明は、把持耳部をその上に有する外科用クリップを適用する方法にも関し、 その方法は、その耳部により、道具にクリップを保持し、そのクリップを、その 耳部の間の中間点に支持し、その耳部の上で逆に引き、クリップを開き、その耳 部を、組織縁部上に置き、そして、その道具から耳部を開放せしめ、それにより 、クリップを、組織上の位置に、ばね固定せしめる工程を有する図面の簡単な説 明 第１図は、本発明で用いる外科用クリップの斜視図である。

第２図は、使用のために用意した適用具に固定されたままでの、その断面図であ る。

第３図は、一時的に開いた位置で、導管の並べられ、裏返された端部の上に置か れたクリップを示す、第２図に相当する断面図である。

第４図は、組織を互いに確保した、その適用具から開放されたクリップを示す。

好適な具体的実施例の説明 第１図に示されるように、本発明を具体化する外科用クリップは、生物学的に吸 収され得るプラスチックから形成された一体化ビースを有する。外科分野でのも のは、多種の適用例のために適するプラスチックと同定できるものである。

このクリップは、グリップ縁部１８を持つ裏返ったチップ１４．１６を有する一 対の腕部１０．１２を有し、そのグリップ縁部は、適用される組織の突き刺し或 いは穴開けを防止できるように、少し丸くなっている。曲線の曲率半径は、高さ ０．０２５ｃｍ（０，０１インチ）のクリップで、少なくとも０．０００２５ｃ ｍ（０，０００１インチ）にすべきである。

腕部は、丸い外部縁部２０と内部縁部２２を有し、その長さの殆どにわたり、線 形である。得られる厚みは、その中間点で曲げに対して、腕部を強くし、そして 、屈曲部に対して、好適な領域Ｚを作る。

腕部は、ブリッジ部２６により内結合され、そのブリッジ部は、その緩んだ状態 で、本質的に線形であり、反対の”耳部”２８．３０に対して、腕部との結合部 材を通して伸びている。クリップの幅は、その腕部の中間点で、ブリッジ部付近 よりも基本的に大きくなることが分かる。従って、クリップのブリッジ部は、腕 部に比べて、曲げ力がかかったときに、比較的に容易に変形成いは曲げられるこ とが分かる。この特徴は、第３図に明らかに示され、その中心３２でブリッジ部 を支持しながら、耳部に下に引くことにより、ブリッジ部に、曲げモーメントを がけるときに、明らかに示される。

クリップを開き、操作するための道具の一部は、第２〜４図に例示される。その 道具は、互いに固定された一対のあご部４０．４２と、丸くされ、ティパーされ たチップ４６を持つ中央支持部或いはアンビル（かねてこ）４４を有する。各々 のあご部は、第２図に示されるように、その耳部によりクリップを保持するため に、そのチップ５０付近に溝部４８を持つ。その道具は、あご部の間に比較移動 を起こさせる手段（図示せず）及び外科により、例えば１、一対のハンドルを強 く握ることにより、道具の一定の操作に対するアンビルを有する。

操作使用において、第２図の引っ込める位置のアンビルにより、クリップは、道 具のあご部間に、横方向に挿入され、それにより、耳部がその中に収まり、溝部 ４８により保持される。その道具は、操作具としても使用でき、クリップを、並 べられた組織に対して適用する位置に、移動し、例えば、第３図に示されるよう な裏返された導管縁部に適用する位置に移動できる。

クリップが適当な位置になると、道具のアンビルは進み、力をクリップのブリッ ジ部の中央に掛けて、クリップ耳部と溝部の間の引っ張り力により、抵抗せしめ る。得られた力カップルは、ブリッジ部に曲げモーメントを作り、それは、その 中心部付近で最も大きくなり、そして、曲げ変形は、第３図に示すように、特に 、ブリッジ部中心付近で大きい。クリップは、基本的ストレイン（歪み）に耐え る能力に選択されており、ブリッジ部が、アンビルのチップの回りにまで曲がる に、十分なように曲がるようにして、耳部が溝部から逃げるようにする。この点 で、クリップは、組織に向かってバネとなるようになり、クリップの嵌合が堅く なる助けとなる。バネ力のスピードは、選択したプラスチック材料のヒステリシ ス特性に依存しているが、とにかく、クリップは暫くすると元の形状に戻ろうと し、組織の中に入らずに、組織を互いに結合する。治癒が生じると、クリップは 、除去でき、或いは吸収でき、それは、その位置と材料に依存する。

上記に記載した具体例及び添付の図面に示される限りにおいて、変更及び変形例 も主題である。上記の記載は、請求の範囲で規定された本発明の例示としてのみ 解釈されるべきである。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）請求の範囲 平成３年９月２日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．プラスチック製の一体化体よりなり、その一体化体は、反対に裏返されたチ ップを持つ１対の腕部；前記腕部を内結合するブリッジ部、その腕部は、そのブ リッジ部の逆の縁部から前方向に伸びてい； 前記ブリッジ部の端部から逆方向に伸びる１対の耳部、前記ブリッジ部は平らな 後の縁部を持つ； それにより、前記ブリッジ部の平らな後の縁部が支持されながら、前記耳部が、 道具により後に引っ張られると、並べられた組織縁部の上に置かれた前記腕部は 、一時的に開かれるようなカカップルが生じることを特徴とする外科用クリップ 。
2. ２．外科用クリップを、その耳部で、道具により保持し、前記クリップを、その 耳部間の中間点で、後方向移動するように支持し、一方、 前記耳部を後に引っ張り、前記クリップを開き、前記腕部を、前記組織縁部上に 置き、そして、前記耳部を、前記道具から開放せしめ、それにより、前記クリッ プが、前記組織上の位置にバネ留めされるようになることを特徴とする、保持耳 部を有する外科用クリップで、組織縁部を結合する方法。
3. ３．プラスチック製の一体化体による外科用クリップを有し、その一体化体は、 反対に裹返されたチップを持つ１対の腕部；前記腕部を内結合するブリッジ部（ その腕部は、そのブリッジ部の逆の縁部から前方向に伸びてい）；前記部リッジ 部の端部から逆方向に伸びる１対の耳部（前記ブリッジ部は平らな後の縁部を持 つ）を有する一体化体と：逆の溝を持つ間隔を持った一対のあご部を有し、それ は、前記クリップ耳部を嵌合し、そして、前記あご部の間にはアンビルを有し、 前記耳部の間の前記ブリッジ部に曲げ力を掛けて、そのあご部について比較移動 が生じ、前記クリップを開け、前記溝及び耳部は、補足的で、前記ブリッジ部が 予定の量の曲げが得られた後、前記クリップが、前記溝より逃げるような形状に することのできるような道具：とを組み合わせることによることを特徴とする外 科用クリッピング・システム。