JPS6041923Y2 - 縫合器 - Google Patents
縫合器Info
- Publication number
- JPS6041923Y2 JPS6041923Y2 JP19632281U JP19632281U JPS6041923Y2 JP S6041923 Y2 JPS6041923 Y2 JP S6041923Y2 JP 19632281 U JP19632281 U JP 19632281U JP 19632281 U JP19632281 U JP 19632281U JP S6041923 Y2 JPS6041923 Y2 JP S6041923Y2
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- JP
- Japan
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- pull
- clamping
- stella
- rod
- grasping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は縫合器に係り、従来の嘴状に二つの挟持体の腹
側を向き合せて配設し、一方の挟持体にステラプルを圧
迫する機構を設け、他方の挟持体にステラプルの先端を
受けてステラプルを縫合状態に案内するステラプル受部
を有する縫合器を改良することで、嘴状の二つの挟持体
の間にステラプル収容部を設けて一工程で患部全体の縫
合を行なえるようにした縫合器に関するものである。
側を向き合せて配設し、一方の挟持体にステラプルを圧
迫する機構を設け、他方の挟持体にステラプルの先端を
受けてステラプルを縫合状態に案内するステラプル受部
を有する縫合器を改良することで、嘴状の二つの挟持体
の間にステラプル収容部を設けて一工程で患部全体の縫
合を行なえるようにした縫合器に関するものである。
従来の縫合器としては、ステラプルを1個ずつ使用して
患部を縫合するものや、多数のステラプルを使用して一
度に縫合する縫合器においても、二つの挟持体で患部を
保持して、その後に別の押圧器等にステラプルを押圧し
て縫合を行なうもの等が公知であったが、縫合に時間が
かかったり、両方の手を使用して縫合するか、あるいは
、他人の手を借りて縫合するか等、元来、縫合の簡易化
を図るために案出されたステラプルの効果をあまり発揮
させることができなかった。
患部を縫合するものや、多数のステラプルを使用して一
度に縫合する縫合器においても、二つの挟持体で患部を
保持して、その後に別の押圧器等にステラプルを押圧し
て縫合を行なうもの等が公知であったが、縫合に時間が
かかったり、両方の手を使用して縫合するか、あるいは
、他人の手を借りて縫合するか等、元来、縫合の簡易化
を図るために案出されたステラプルの効果をあまり発揮
させることができなかった。
従って、患者にとってはステラプルを使用することに対
してあまり良いイメージがなかったのである。
してあまり良いイメージがなかったのである。
その一例として、昭和8年実用新案出願公告第3338
号公報にて胃腸縫合鉗子が提案されている。
号公報にて胃腸縫合鉗子が提案されている。
この鉗子は、全部で三つの挟子にてなり、そのうちの第
1の挟子の内側面にはU字形1クランメルヨの針端を受
けて屈折させる多数の斜溝溝が備えてあり、第2の挟子
の内側面には1クランメルヨを前記斜溝溝側へ強圧する
押圧歯が設けてあって第1の挟子と第2の挟子との内側
面同士が対峙するように配してあり、第1の挟子と第2
の挟子との間には、第3の挟子である中央挟子が配され
ていて、この中央挟子には1クランメルヨを嵌合せしめ
る数個の矩形透孔が備えである。
1の挟子の内側面にはU字形1クランメルヨの針端を受
けて屈折させる多数の斜溝溝が備えてあり、第2の挟子
の内側面には1クランメルヨを前記斜溝溝側へ強圧する
押圧歯が設けてあって第1の挟子と第2の挟子との内側
面同士が対峙するように配してあり、第1の挟子と第2
の挟子との間には、第3の挟子である中央挟子が配され
ていて、この中央挟子には1クランメルヨを嵌合せしめ
る数個の矩形透孔が備えである。
そして、この三つの挟子にはそれぞれ把柄が設けである
と共に、それぞれが離隔接近可能に形威され、しかも、
押圧歯、矩形透孔、斜溝溝がそれぞれ対応するように配
されているものである。
と共に、それぞれが離隔接近可能に形威され、しかも、
押圧歯、矩形透孔、斜溝溝がそれぞれ対応するように配
されているものである。
この鉗子を使用して患部を縫合する際には、先ず、最初
に、患部を第1の挟子と中央挟子とにより挟持して把柄
同士を鉤止し、次に第2の挟子により1クランメル、を
強圧して矩形透孔から押し出し斜溝溝により針端を屈折
して行なうものである。
に、患部を第1の挟子と中央挟子とにより挟持して把柄
同士を鉤止し、次に第2の挟子により1クランメル、を
強圧して矩形透孔から押し出し斜溝溝により針端を屈折
して行なうものである。
そのため、最初に第1の挟子と中央挟子とにより患部を
挟持して把柄同士を鉤止した後、この把柄同士を持ち変
えて第3の挟子の把柄を握り1クランメルヨの針端を屈
折させるのでどうしても両手を使うか、或いは他人の手
を借りて縫合しなくてはならず、患者に不安感や不快感
を与える結果となってしまう欠点があった。
挟持して把柄同士を鉤止した後、この把柄同士を持ち変
えて第3の挟子の把柄を握り1クランメルヨの針端を屈
折させるのでどうしても両手を使うか、或いは他人の手
を借りて縫合しなくてはならず、患者に不安感や不快感
を与える結果となってしまう欠点があった。
そこで、本考案は、成上の欠点に鑑み案出されたもので
、その要旨とする処は、支軸を介して十分に長い二つの
把握病を開閉させることで嘴状に腹側か向き合った二つ
の挟持体を離隔接近させる鋏状の本体を形威し、一方の
挟持体の腹側には適数の針押体を植設し、他方の挟持体
の腹側には上記針押体に向き合う位置に患部縫合用のス
テラプルを縫合状態に案内するステラプル受部を設け、
これら二つの挟持体の間には、この二つの挟持体の腹側
方向から見た形状と略同形状の外形を有し、且つ、前記
針押体が挿通する貫通孔を該針押体と同配置にて設けた
ステラプル収容体を配し、一方、前記鋏状の本体にはそ
の支軸を気侭とする支点板を配すると共に、この気侭板
を境にして前記本体の挟持体側と把握柄側とに弾撥性を
有する金属の杆をそれぞれ延設して押動杆を形威し、押
動杆の挟持体側杆の先端にはステラプル収容体を連結し
、押動杆の把握病側杆は、二つの把握柄間に配して前記
他方の挟持体に連続している把握柄側に弓形に湾出させ
ると共に、その先端を前記一方の挟持体に連続している
把握病の腹側に若干移動可能に固定し、二つの把握病を
把握して他方の挟持体に連続している把握病の腹によっ
て押動杆の湾出させた部分を押圧した際に、前記支点板
を介してステラプル収容体が針押体に外嵌するように回
動すべく、前記把握病側杆における支点板側の軸線の延
長線を前記本体の支軸から外れるように形威し、他方の
挟持体に連続している把握病の腹が押動杆の湾出させた
部分に接触した時点で他方の挟持体の腹側とステラプル
収容体とにより患部を挟持するようにステラプル収容体
を前記挟持体側杆に連結したことに存する。
、その要旨とする処は、支軸を介して十分に長い二つの
把握病を開閉させることで嘴状に腹側か向き合った二つ
の挟持体を離隔接近させる鋏状の本体を形威し、一方の
挟持体の腹側には適数の針押体を植設し、他方の挟持体
の腹側には上記針押体に向き合う位置に患部縫合用のス
テラプルを縫合状態に案内するステラプル受部を設け、
これら二つの挟持体の間には、この二つの挟持体の腹側
方向から見た形状と略同形状の外形を有し、且つ、前記
針押体が挿通する貫通孔を該針押体と同配置にて設けた
ステラプル収容体を配し、一方、前記鋏状の本体にはそ
の支軸を気侭とする支点板を配すると共に、この気侭板
を境にして前記本体の挟持体側と把握柄側とに弾撥性を
有する金属の杆をそれぞれ延設して押動杆を形威し、押
動杆の挟持体側杆の先端にはステラプル収容体を連結し
、押動杆の把握病側杆は、二つの把握柄間に配して前記
他方の挟持体に連続している把握柄側に弓形に湾出させ
ると共に、その先端を前記一方の挟持体に連続している
把握病の腹側に若干移動可能に固定し、二つの把握病を
把握して他方の挟持体に連続している把握病の腹によっ
て押動杆の湾出させた部分を押圧した際に、前記支点板
を介してステラプル収容体が針押体に外嵌するように回
動すべく、前記把握病側杆における支点板側の軸線の延
長線を前記本体の支軸から外れるように形威し、他方の
挟持体に連続している把握病の腹が押動杆の湾出させた
部分に接触した時点で他方の挟持体の腹側とステラプル
収容体とにより患部を挟持するようにステラプル収容体
を前記挟持体側杆に連結したことに存する。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明すると、次
の通りである。
の通りである。
図中1は鋏状の本体であり、嘴状に腹側か向き合った二
つの挟持体2,3が離隔、接近するようにし、鋏状の本
体1に支軸6を支点として二つの把握病4,5の長さは
、縫合の際に強力な力を必要とするので前記二つの挟持
体2,3の長さに比べて十分に長いものとする。
つの挟持体2,3が離隔、接近するようにし、鋏状の本
体1に支軸6を支点として二つの把握病4,5の長さは
、縫合の際に強力な力を必要とするので前記二つの挟持
体2,3の長さに比べて十分に長いものとする。
そして、二つの挟持体2,3の腹側方向から見た形状は
、第2図に示すように直線であるが、この形状は縫合す
る患部の形状に合せて縫合しやすい形状にしても、又、
二つの挟持体2,3を直角に折曲した形状にて把握病4
,5に対して横方向に縫合する形状等にしても良いこと
は言うまでもない。
、第2図に示すように直線であるが、この形状は縫合す
る患部の形状に合せて縫合しやすい形状にしても、又、
二つの挟持体2,3を直角に折曲した形状にて把握病4
,5に対して横方向に縫合する形状等にしても良いこと
は言うまでもない。
次に、前記二つの挟持体2,3のうち、一方の挟持体2
の腹側には適数の針押体8を2列千鳥状に植設配置し、
他方の挟持体3の腹側には針押体8に向き合う位置に患
部縫合用ステラプル11を縫合状態に案内するステラプ
ル受部9を設け、これら二つの挟持体2,3の間には、
該二つの挟持体2,3の腹側方向から見た形状と略同形
状の外形を有し、且つ、前記針押体8が挿通する長物状
の貫通孔10を該針押体8と同配置にて設けたステラプ
ル収容体7を配しである。
の腹側には適数の針押体8を2列千鳥状に植設配置し、
他方の挟持体3の腹側には針押体8に向き合う位置に患
部縫合用ステラプル11を縫合状態に案内するステラプ
ル受部9を設け、これら二つの挟持体2,3の間には、
該二つの挟持体2,3の腹側方向から見た形状と略同形
状の外形を有し、且つ、前記針押体8が挿通する長物状
の貫通孔10を該針押体8と同配置にて設けたステラプ
ル収容体7を配しである。
ニ一方、前記鋏状の本体1にはその支軸6
を気侭とする支点板13を配すると共に、この気侭板1
3を境にして前記本体1の挟持体2,3側と把握病4,
5側とに弾撥性を有する金属の杆14,19をそれぞれ
延設して押動杆12を形威し、押動杆12の挟持体側杆
19の先端にはステップル収容体7を連結し、押動杆1
2の把握病側杆14は、二つの把握病4,5間に配して
前記他方の挟持体3に連続している把握病4側に弓形に
湾出させると共に、その先端15を前記一方の挟持体2
に連続している把握病5の腹側にネジ16にて固定し、
該ネジ16が先端15に固定する際に挿通している貫通
孔を若干長孔にして把握病5の長手方向に若干移動可能
とするものである。
を気侭とする支点板13を配すると共に、この気侭板1
3を境にして前記本体1の挟持体2,3側と把握病4,
5側とに弾撥性を有する金属の杆14,19をそれぞれ
延設して押動杆12を形威し、押動杆12の挟持体側杆
19の先端にはステップル収容体7を連結し、押動杆1
2の把握病側杆14は、二つの把握病4,5間に配して
前記他方の挟持体3に連続している把握病4側に弓形に
湾出させると共に、その先端15を前記一方の挟持体2
に連続している把握病5の腹側にネジ16にて固定し、
該ネジ16が先端15に固定する際に挿通している貫通
孔を若干長孔にして把握病5の長手方向に若干移動可能
とするものである。
しかして、前記二つの把握病4,5を把握して他方の挟
持体3に連続している把握病4の腹によって押動杆12
の湾出させた部分が押圧された際に、前記支点板13を
介してステラプル収容体7が針押体8に外嵌するように
回動すべく、前記把握病側杆14における支点板13側
の軸線の延長線を前記本体1の支軸6から外れるように
形威してあり、更に、他方の挟持体3に連続している把
握病4の腹が押動杆12の湾出させた部分に接触した時
点で他方の挟持体3の腹側とステラプル収容体7とによ
り患部を挟持するようにステラプル収容体7を前記挟持
体側杆19に連結しである。
持体3に連続している把握病4の腹によって押動杆12
の湾出させた部分が押圧された際に、前記支点板13を
介してステラプル収容体7が針押体8に外嵌するように
回動すべく、前記把握病側杆14における支点板13側
の軸線の延長線を前記本体1の支軸6から外れるように
形威してあり、更に、他方の挟持体3に連続している把
握病4の腹が押動杆12の湾出させた部分に接触した時
点で他方の挟持体3の腹側とステラプル収容体7とによ
り患部を挟持するようにステラプル収容体7を前記挟持
体側杆19に連結しである。
又、前記他方の把握病4の腹側には、一方の把握病5に
向って他方の把握病4に直立、又は、平行に倒れた状態
に揺動可能な揺動杆18を軸支し、ステラプル収容体7
にステラプル11を装着する際、ステラプル11を装着
しやすいように他方の挟持体3とステラプル収容体7と
を離隔させておくストッパー17として作動をさせるも
のである。
向って他方の把握病4に直立、又は、平行に倒れた状態
に揺動可能な揺動杆18を軸支し、ステラプル収容体7
にステラプル11を装着する際、ステラプル11を装着
しやすいように他方の挟持体3とステラプル収容体7と
を離隔させておくストッパー17として作動をさせるも
のである。
次に、これが使用を説明すると、先ず、ステラプル収容
体7に針押体8の反対側からステラプル11を、針先を
ステラプル受部9方向に向けて装着し、患部をステラプ
ル受部9とステラプル収容体7との間に挟んで二本の把
握病4,5を把握する。
体7に針押体8の反対側からステラプル11を、針先を
ステラプル受部9方向に向けて装着し、患部をステラプ
ル受部9とステラプル収容体7との間に挟んで二本の把
握病4,5を把握する。
その結果、最初に患者はステラプル受部9を有する挟持
体3とステラプル収容体7とに挟まれ、次に該ステラプ
ル収容体7に連結している押動杆12の弓形に湾出した
把握病側杆14が他方の把握病4によって押圧され、先
端15が若干摺動すると同時に上記把握病側杆14の支
点板13側も支軸6側に移動する。
体3とステラプル収容体7とに挟まれ、次に該ステラプ
ル収容体7に連結している押動杆12の弓形に湾出した
把握病側杆14が他方の把握病4によって押圧され、先
端15が若干摺動すると同時に上記把握病側杆14の支
点板13側も支軸6側に移動する。
そこで、把握病側杆14における支点板13側の軸線の
延長線を前記支軸6から外れるように形威されているか
ら支点板13に回転する力が加えられることとなり、把
握病側杆14の支点板13側への移動により、ステラプ
ル収容体7は針押体8に外嵌する方向へ回動するもので
ある。
延長線を前記支軸6から外れるように形威されているか
ら支点板13に回転する力が加えられることとなり、把
握病側杆14の支点板13側への移動により、ステラプ
ル収容体7は針押体8に外嵌する方向へ回動するもので
ある。
しかして、ステラプル収容体7が針押体8に外嵌する方
向に揺動すると、針押体8によってステラプル11が押
し出され、患部を貫通してステラプル受部9によって縫
合される。
向に揺動すると、針押体8によってステラプル11が押
し出され、患部を貫通してステラプル受部9によって縫
合される。
次に、把握病4,5を把握から開放して把握病4.5を
広げると、押動杆12の弾撥力によりステラプル収容体
7は針押体8から脱抜して元の状態に復帰し、以上の過
程を手で容易に一工程にて行ない得るものである。
広げると、押動杆12の弾撥力によりステラプル収容体
7は針押体8から脱抜して元の状態に復帰し、以上の過
程を手で容易に一工程にて行ない得るものである。
すなわち、支軸6を介して十分に長い二つの把握病4,
5を開閉させることで嘴状に腹側か向き合った二つの挟
持体2,3を離隔接近させる鋏状の本体1を形威し、一
方の挟持体2の腹側には適数の針押体8を植設し、他方
の挟持体3の腹側には上記針押体8に向き合う位置に患
部縫合用のステラプル11を縫合状態に案内するステラ
プル受部9を設けたことにより、二つの挟持体2,3が
挿入可能であればステラプル11によって容易に患部を
縫合することができると共に、把握病4゜5が十分に長
いので小さな把握力でも容易に縫合することができる。
5を開閉させることで嘴状に腹側か向き合った二つの挟
持体2,3を離隔接近させる鋏状の本体1を形威し、一
方の挟持体2の腹側には適数の針押体8を植設し、他方
の挟持体3の腹側には上記針押体8に向き合う位置に患
部縫合用のステラプル11を縫合状態に案内するステラ
プル受部9を設けたことにより、二つの挟持体2,3が
挿入可能であればステラプル11によって容易に患部を
縫合することができると共に、把握病4゜5が十分に長
いので小さな把握力でも容易に縫合することができる。
そして、これら二つの挟持体2,3の間には、この二つ
の挟持体2,3の腹側方向から見た形状と略同形状の外
形を有し、且つ、前記針押体8が挿通する貫通孔10を
該針押体8と同配置にて設けたステラプル収容体7を配
することにより、ステラプル収容体7が二つの把握病4
,5と同形状であるから患部の縫合時に突出部等がなく
患部を安全に保護することができると共に、縫合を容易
に行なうことができる。
の挟持体2,3の腹側方向から見た形状と略同形状の外
形を有し、且つ、前記針押体8が挿通する貫通孔10を
該針押体8と同配置にて設けたステラプル収容体7を配
することにより、ステラプル収容体7が二つの把握病4
,5と同形状であるから患部の縫合時に突出部等がなく
患部を安全に保護することができると共に、縫合を容易
に行なうことができる。
しかも、前記鋏状の本体1にはその支軸6を支点とする
支点板13を配すると共に、この支点板13を境にして
前記本体1の挟持体2,3側と把握病3,4側とに弾撥
性を有する金属の杆14゜19をそれぞれ延設して押動
杆12を形威し、押動杆12の挟持体側杆19の先端に
はステラプル収容体7を連結し、押動杆12の把握病側
杆14は、二つの把握病4,5間に配して前記他方の挟
持体3に連続している把握病4側に弓形に湾出させると
共に、その先端15を前記一方の挟持体2に連続してい
る把握病5の腹側に若干移動可能に固定し、二つの把握
病4,5を把握して他方の挟持体3に連続している把握
病4の腹によって押動杆12の湾出させた部分を押圧し
た際に、前記支点板13を介してステラプル収容体7が
針押体8に外嵌するように回動すべく、前記把握病側杆
14における支点板13側の軸線の延長線を前記本体1
の支軸6から外れるように形威し、他方の挟持体3に連
続している把握病4の腹が押動杆12の湾出させた部分
に接触した時点で他方の挟持体3の腹側とステラプル収
容体7とにより患部を挟持するようにステラプル収容体
7を前記挟持体側杆19に連結したことにより、二つの
把握病4゜5を把握すると、先ず最初に他方の挟持体3
とステラプル収容体7とにより患部を挟持し、そのまま
更に把握すると、押動杆12の把握病側杆14の移動に
よりステラプル収容体7が針押体8に外嵌するように回
動する。
支点板13を配すると共に、この支点板13を境にして
前記本体1の挟持体2,3側と把握病3,4側とに弾撥
性を有する金属の杆14゜19をそれぞれ延設して押動
杆12を形威し、押動杆12の挟持体側杆19の先端に
はステラプル収容体7を連結し、押動杆12の把握病側
杆14は、二つの把握病4,5間に配して前記他方の挟
持体3に連続している把握病4側に弓形に湾出させると
共に、その先端15を前記一方の挟持体2に連続してい
る把握病5の腹側に若干移動可能に固定し、二つの把握
病4,5を把握して他方の挟持体3に連続している把握
病4の腹によって押動杆12の湾出させた部分を押圧し
た際に、前記支点板13を介してステラプル収容体7が
針押体8に外嵌するように回動すべく、前記把握病側杆
14における支点板13側の軸線の延長線を前記本体1
の支軸6から外れるように形威し、他方の挟持体3に連
続している把握病4の腹が押動杆12の湾出させた部分
に接触した時点で他方の挟持体3の腹側とステラプル収
容体7とにより患部を挟持するようにステラプル収容体
7を前記挟持体側杆19に連結したことにより、二つの
把握病4゜5を把握すると、先ず最初に他方の挟持体3
とステラプル収容体7とにより患部を挟持し、そのまま
更に把握すると、押動杆12の把握病側杆14の移動に
よりステラプル収容体7が針押体8に外嵌するように回
動する。
・、又、二つの把握病4,5は把握され続けているので
他方の挟持体3とステラプル収容体7とによる患部の挟
持はそのまま保たれていて、相対的に見ると一方の挟持
体2の針押体8によってステラプル収容体7内のステラ
プル11を押し出すことになり、このステラプル11に
よって患部を縫合するものである。
他方の挟持体3とステラプル収容体7とによる患部の挟
持はそのまま保たれていて、相対的に見ると一方の挟持
体2の針押体8によってステラプル収容体7内のステラ
プル11を押し出すことになり、このステラプル11に
よって患部を縫合するものである。
従って、片方の手で二つの把握病4,5を把握するだけ
で患部の挟持縫合を連続的に一工程で行ない得るもので
ある。
で患部の挟持縫合を連続的に一工程で行ない得るもので
ある。
尚、ストッパー17は、ステラプル収容体7にステラプ
ル11を装着する際に、一方の把握病4から直立させる
ことにより、二つの把握病4,5を閉じないようにして
ステラプル11装着を容易にしたもので、通常は一方の
把握病4に平行に倒れた状態で使用するものである。
ル11を装着する際に、一方の把握病4から直立させる
ことにより、二つの把握病4,5を閉じないようにして
ステラプル11装着を容易にしたもので、通常は一方の
把握病4に平行に倒れた状態で使用するものである。
以上説明した通り、本考案は内臓等の手術後の縫合を一
工程で一気に行なうことができるようになったことによ
り、患者の手術に対する不安を減少させると共に、手術
も短時間で行なえるようになり医師の疲労をも軽減する
ことができ、手術の安全性を高め患者のステラプル使用
に対するイメージをアップする等の実用上有益な効果を
奏するものである。
工程で一気に行なうことができるようになったことによ
り、患者の手術に対する不安を減少させると共に、手術
も短時間で行なえるようになり医師の疲労をも軽減する
ことができ、手術の安全性を高め患者のステラプル使用
に対するイメージをアップする等の実用上有益な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図は要部正
断面図、第2図はA−A矢視拡大図、第3図はステラプ
ル装着時のB−B矢視拡大断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・挟持体、3・・・
・・・挟持体、4・・・・・・把握病、5・・・・・・
把握病、6・・・・・・支軸、7・・・・・・ステラプ
ル収容体、8・・・・・・針押体、9・・・・・・ステ
ラプル受部、10・・・・・・貫通孔、11・・・・・
・ステラプル、12・・・・・・押動杆、13・・・・
・・支点板、14・・・・・・把握病側杆、15・・・
・・・先端、16・・・・・・ネジ、17・・・・・・
ストッパー 18・・・・・・揺動杆、19・・・・・
・挟持体側杆。
断面図、第2図はA−A矢視拡大図、第3図はステラプ
ル装着時のB−B矢視拡大断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・挟持体、3・・・
・・・挟持体、4・・・・・・把握病、5・・・・・・
把握病、6・・・・・・支軸、7・・・・・・ステラプ
ル収容体、8・・・・・・針押体、9・・・・・・ステ
ラプル受部、10・・・・・・貫通孔、11・・・・・
・ステラプル、12・・・・・・押動杆、13・・・・
・・支点板、14・・・・・・把握病側杆、15・・・
・・・先端、16・・・・・・ネジ、17・・・・・・
ストッパー 18・・・・・・揺動杆、19・・・・・
・挟持体側杆。
Claims (1)
- 支軸を介して十分に長い二つの把握病を開閉させること
で嘴状に腹側か向き合った二つの挟持体を離隔接近させ
る鋏状の本体を形威し、一方の挟持体の腹側には適数の
針押体を植設し、他方の挟持体の腹側には上記針押体に
向き合う位置に患部縫合用のステラプルを縫合状態に案
内するステラプル受部を設け、これらの二つの挟持体の
間には、この二つの挟持体の腹側方向から見た形状と略
同形状の外形を有し、且つ、前記針押体が挿通する貫通
孔を該針押体と同配置にて設けたステラプル収容体を配
し、一方、前記鋏状の本体にはその支軸を支点とする支
点板を配すると共に、この支点板を境にして前記本体の
挟持体側と把握柄側とに弾撥性を有する金属の杆をそれ
ぞれ延設して押動杆を形威し、押動杆の挟持体側杆の先
端にはステラプル収容体を連結し、押動杆の把握病側杆
は、二つの把握柄間に配して前記他方の挟持体に連続し
ている把握柄側に弓形に湾出させると共に、その先端を
前記一方の挟持体に連続している把握病の腹側に若干移
動可能に固定し、二つの把握病を把握して他方の挟持体
に連続している把握病の腹によって押動杆の湾出させた
部分を押圧した際に前記支点板を介してステラプル収容
体が針押体に外嵌するように回動すべく、前記把握病側
杆における支点板側の軸線の延長線を前記本体の支軸か
ら外れるように形威し、他方の挟持体に連続している把
握病の腹が押動杆の湾出させた部分に接触した時点で他
方の挟持体の腹側とステラプル収容体とにより患部を挟
持するようにステラプル収容体を前記挟持体側杆に連結
したことを特徴とする縫合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19632281U JPS6041923Y2 (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 縫合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19632281U JPS6041923Y2 (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 縫合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898905U JPS5898905U (ja) | 1983-07-05 |
JPS6041923Y2 true JPS6041923Y2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=30109567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19632281U Expired JPS6041923Y2 (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 縫合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041923Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP19632281U patent/JPS6041923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898905U (ja) | 1983-07-05 |
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