JPH04506866A - 二抗体eia検定法におけるヒト抗ネズミ抗体および異好性抗体の干渉の除去 - Google Patents

二抗体eia検定法におけるヒト抗ネズミ抗体および異好性抗体の干渉の除去

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JPH04506866A
JPH04506866A JP2510079A JP51007990A JPH04506866A JP H04506866 A JPH04506866 A JP H04506866A JP 2510079 A JP2510079 A JP 2510079A JP 51007990 A JP51007990 A JP 51007990A JP H04506866 A JPH04506866 A JP H04506866A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二抗体EIA検定法におけるヒト抗ネズミ抗体および興好性抗体の干渉の除去ユ 悲Ω立立 本発明は、二抗体検定法で観察され、ヒト血漿中に存在するヒト抗ネズミ抗体お よび興好性抗体の存在の結果として起こる干渉の除去に関する。この干渉の結果 として、癌胎児抗原(CEA)などの分析物について人為的濃度の測定値が生じ る。
光9しと星丞 CEAについての臨床的二抗体検定法は、結腸直腸癌患者での疾患の再発を監視 するのに日常的に用いられている。この検定の結果によって治療計画が影響され ることがあるので、この腫瘍関連抗原についての正確な信頼できる測定値は極め て重要である。単クローン性抗体(MABS)を用いる面相エンザイムイムノア ッセイ(EIAs)における興好性抗体干渉は、他の血液分析物について観察さ れたが、CEAそのものについてのエンザイムイムノアッセイまたはラジオイム ノアッセイでは報告されていなかった。これらの興好性抗体干渉の問題について の免疫応答の原因は今のところはまだ明らかに説明されていない。
ネズミ単りローン性抗体産生が可能となり並びに腫瘍組織に対して薬剤および放 射能を集中させるためにこれらの抗体を用いることによって、新たな問題が生じ ることになった。これは、自然免疫応答の結果として引起こされるヒト抗マウス 抗体(HAMA)の産生である。抗体の投与量が増加しく>20mg)または多 数の注射が行われた場合に、HAMAの発生率が増大する。CEAの血漿濃度の 正確な測定でのHAMAの干渉は実証されており、ディルマン・アール・オー( Di l 1man、R,O,)ら、J、Biol、Res orIse Mo d、。
う:394〜410 (1986):ジェファース・ジー・ジエイ(Jaffe rs、G、J、)ら、工rans 1ant、41:572〜9(1986); :7−トニー・ラック−Xヌ−Xス(Courtenay−Luck、N、S、 )ら−Cancer Res、、±6:6489〜93(1986)を参照され ない、この検定はCEA&生腫瘍全腫瘍る患者の処1に対して決定的であるので 、この干渉の除去が極めて重要になっている。この分類に属する結腸直腸癌患者 の存在頻度は、シティ・オブ・ホープ・ナショナル・メディカル・センター(T he C1ty of Hope NationalMedical Cent er>、カリフォルニア州、デュアルテにおいて、1週間当り1人〜2人の患者 または1年間では50人〜loo人の患者である0診断および治療用にネズミ単 りローン性抗体を用いることが更に定着するにしたがって、この患者数は増加す るし、そしてこの問題は更に一般的になるであろう。
HAMAの影響を未然に防ぐように考案されたCEA用免疫検定の改良として、 血漿と多クローン性ネズミIgGとのブレインキュベーション[モートン・ビー ・エイ (Morton、B、A、)ら、Arch、Sur 、、ユ≦23+1 242〜6 (1988)を参照されたいコおよび血漿の熱抽出Cハンセン・エ イチ・ジェイ(Hansen’、H,J、)ら、CI in、Chem、、35  (1)=146〜51 (1989)を参照されたいコが挙げられる。fk近 、商業的に入手可能なCEA−0シユ(Roche)’EIAが、単一のMAB を加えることによって改良されて、潜在する興好性抗体の干渉を減少させた。研 究を遺影術のなめにインジウム−111を標識しな抗CEAネズミ単りローン性 抗体を予め与えられた30人の患者でのこの改良およびHAMA干渉に対するそ の効果についての評価が、シティ・オブ・ホープ・ナショナル・メディカル・セ ンターで行われた。改良されたキットにおけるCEA値の偽上昇の全体の発生率 は、非改良キットによって示された75%から47%に低下した。偽陽性のCE A力価の発生率は36%から21%に低下したが、完全には除去されなかった。
立型Ω翼致 CEA−ロシュ■EIAそれ自体に関して現在性われていることには、単一の単 クローン性抗体をそのキットに加えることがある。これによってもなお、診断お よび治療用にネズミ単りローン性抗体を与えられた患者の22%で偽陽性のCE Aを生じ、プライス・ティー (Pr ice、T、)ら、CI t n、Ch em、。
1990年提出を参照されたい、血清の熱抽出はCEA検定のための干渉の除l sに有効であると考えられるが、熱感受性である他の分析物には適当でないこと がある0種々の種からの非特異性免疫グロブリンを患者の検体と一緒に加えるこ とが報告された。
本発明によつ、二抗体EIA検定における分析物の偽高濃度を、ヒト血漿検体に 対してIgG1、IgG2aおよびTgG2bの混合物を加え乙ことによって補 正する。
CEAなどの血液分析物のための二車クローン性抗体検定で見出された干渉を除 去するなめに単クローン性抗体の混合物を加えることの利点は、下記の通りであ る。すなわち、(1)それによって熱抽出が避けろtL : (2) −”−i Lに、1−)てHAMAおよび異好性抗体の干渉が多クローン性抗体と同程度ま で完全に除去され:そして(3)単クローン性抗体は商業的に利用するのに原価 効率よく多量に製造することができることであり、多クローン性抗体(特に、ネ ズミ)はそれができない。
区厘O訳悲 図4(a)および(b):CEA値の相関関係は、改良および非改良CEA−ロ シュ■E I Aを用いて得られた。(a)ネズミ単りローン性抗体を全く与え ろれなかった遺影術未経験対照患者(n=15); (b) In凛識抗CEA ネズミ単クり−ン性抗体20〜40mgを与えられた遺影術経験患者(n=58 >、(CEA検出可能性の限界未満の観測値はこのグラフから省略、されたか。
本文中に記載したように相関関係を算定するのに用いた4)図2:非改良E T A−i−mI gG (IIEI)および改良E I A (ロ)を用いて得ら れた血漿CEA値(ng/ml)を、四つの患者群それぞれについて非改良ET A(0)だけで測定されたCEAii!ifの比として表示した。患者群は、遺 影術未経験対照である群1:真正陽性のCEA力価を有する遺影術経験患者であ る群2;偽陽性のCEA力価を有する遺影術経験患者である群3:ン5よび部分 的に抑制可能なCEA力価を育する遺影術経験患者である群4;であった、図3 (a)および(b):真正陽性(区;J Y、 (hIli性(己コ)および部 分的に抑制可能(K3.の種類のCEAlli性<> 5 n g/’m +  )の検体の百分率を、非改良CEA−ロシュ■ETA(n=う8)(a)および 改良CEA−oシFETA (n=47)(b)について示す。
鰹ル包n瞠漬列 二抗体免疫検定法における異好性抗体の干渉は、診断上の目的でホルモン、酵素 および細胞表面抗原を定量化する場合に認められた問題であった。この干渉によ って、偽陽性の結果かまたは偽陰性の結果を生じることがある。ボスカド(Bo scato)およびスチュアート(St、++art)により、正常血漿の40 %が、広範に特異性抗体に結合することができ且っ二抗体免疫検定法において干 渉する可能性がある検出可能な非分析物質を含んでいることが報告されており、 ボスカド・エル・エム(Boscato、L、M、)ら、Cl1n。
Chem、、32 (8): 1491〜5 (1986)を参照されたい。
様々な癌の診断および治療のなめにネズミ単りローン性抗体を患者に投与するこ とはこの問題を増大させた。ヒト抗ネズミ抗体の発生は、血液腫瘍および充実性 腫瘍の評価または治療のためにネズミMABsを与えられている患者で実証され た。最初のMABsによる干渉の可能性および可能なアナフィラキシ−合併症と 同時に、HAMAは、現在臨床的に用いられているCEAのための二抗体免疫検 定法での偽陽性の結果の原因であると考えられる。
本発明により、二抗1ETA検定におけるH A M Aおよび興好性抗木の干 渉は、検定を行う前のヒト血aまなは血清検体を、IgGインタイブ、すなわち IgG1、IgG2aおよびfgG2bの混合物と一緒にインキュベートするこ とによって低減または除去される。
検定は、既知の方法、例えば、商業的に入手可能なCEA−ロシュEiAキ・・ lトを、その添付使用説明書に記載された方法で用いることによって行2つzこ る。こめようなキットからの一般に入手可能な添付説明書は本出願と一緒に堤出 さtしており、本明細書中に参考文献として記述される。CEA−ロシュErA :す1;・には、ATCCに畜託番号HB8747として寄託されているバイブ 1月;−マまたは細胞系が含まれ、1989年10月10日に発行された米国特 許第4.873゜313号明細書でT84.66として記載され且つ請求の範囲 に記載された。
本発明の実施において、単りローン性1gGイソタイ乙例えば1g2a、[gE aおよび1g2bの混合物(約15〜約25μl)を、稀釈した血漿または血清 検体約75〜約150μmと一緒に、約30’C〜50°Cで、好ましくは37 ℃で、適当な時間、例えば15〜90分開、好ましくは約30〜60分間インキ ュベートする。単クローン性抗体混合物は各MABを等重量比で含むのが好まし いが、このことは必須ではない。
惠五見 111 I n*va抗CEAネズミ単クローり性抗体ZCEO25[ハイブリ チク・インコーホレーテッド(Hybritech、Inc、)、カルフォルニ ア州、サン・ディエイ]を用いて診断用イムノシンチグラフィーを予め施された 30人の結腸癌患者で、血漿CEAの理由不明の上昇が示された。CEA濃度は 、二抗(Roche Diagnostic System)、ニュー・シャー シー州、ナyトリーコを用いて通常通りに測定された。HAMA測定用に貯蔵さ れたこれらの30人の患者からの61個の血漿試料は、この既往の研究用に利用 可能であった。これらの血漿試料の内の58個が、陽性CEA値(>5ng/m 1 )を有することが分かった。CEA陽性の58個の試料について再検定を、 検定を行う前の血漿に多クローン性mIgGを200μg加えて行った結果、血 漿試料は、加えられたmIgG存在下のCEA濃度によって決定される三種類に 分離された。
その三種類は、 1、真正陽性CEA:mIgGの添加によって影響されなかった高CEA値(> 5ng/ml)を有する血漿; 2、偽陽性CEA:mIgGの添加によって正常の濃度(≧5ng/ml>まで 低減され、それによって、CEA陰性であると臨床的に分類された高CEA値を 有する血漿; 3、部分的に抑制可能なCEA:mrgGの添加によって低減されたが、それで もなお前記の正常のCEA値(>5mg/mI )を維持し、したがってCEA 陽性であると臨床的に分類された高CEA値を有する血漿:であった。
ネズミ抗体を全く与えられたことがなく且つCEA値が正常値(≧5ng/ml )〜53.9ng/mlであった13人の患者の血漿試料を対照として用いた。
(−緒に提出された添付説明書を参照されたい)および単一のMABを含むこと によって改良されたこのキットの変型の双方を用いて測定した。非改良EIAを 用いるCEAの測定では、血漿試料全部を、PBS20μlかまたは多クローン 性mIgG20μl (200μg)と−緒に37℃で1時間インキュベートし た後に検定を行った。計算においては適当な稀釈環補正を行った。改良EIAキ ットを用いて得られたCEA測定値を血漿試料全部について、本明細書中に参考 文献として記述される一緒に提出された添付説明書にしたがって行った。各試料 を2種類の興なる稀釈環で二重に試験した。ロシュ改良EIAによって偽高CE A結果を与え続ける7個の血漿試料を更に試験して、多クローン性mIgGと一 緒にかまたは3種類のサブクラス(IgG1.IgG2a、IgG2b)の別々 の若しくは混合物としての無関係なネズミ単りローン性抗体と一緒にインキニー ベーシヨンを行った。これらの検定において、血漿試料は、EIAの前に、マウ ス多クローン性1gG100μg、各IgGサブクラス100μgまたはIgG 1十IgG2a+rgG2bのL : 1 : 1!金物100μgと一緒にイ ンキニーベートされた。試料を自動EIA読取り機(ロシュ・ダイアグノスティ yり・システムズ、二ニー・シャーシー州、ナラトリー)を用いて読取り、キッ ト使用説明書にしたがってCEA値を計算した。この研究の目的用に、低い方の 検出限界をCEA2.5ng/mlと見なした。
旦ΔMΔ棟主 各試料中のヒト抗ネズミ抗体(HAMA)の濃度を、非競合的EIAを用いて測 定した。プレートに免疫原である単クローン性抗体ZCEO2うを塗布し、各血 漿試料を連続稀釈したものを用いて室温で2時間インキュベートした0次に、こ れを、アフィニティー精製アルカリ性ホスファターゼ複合ヤギ抗ヒトIgGと一 緒に37℃で1時間インキュベーションした。#零基質を添加した後、0D4o 5での光学濃度を、アップル■プラス(Apple It Plus)コンピュ ーター[アップル・コンピューター・カンパニー(AppleComputer  Co、)、カリフォルニア州、カペルティノ]に接続しなMR80ミクロエラ イザ(MicroEILISA)!!取りII[ダイナチク(Dynatech ) 、カリフォルニア州、アレクサンドリア]で読み取っな。
次に、HAMAの比濃度を、従来開発されたロジットログ(1ogit=log )曲線分析コンピュータープログラムを用いて決定したが、ビーティ・ジェイ・ ディー(Beatty、J、D、)ら、J、Immunol、Meth、、ユゴ しα=161〜72 (1987)を参照されたい、このプログラムを改良して 、分析用に完全な曲線を与えなかった試料の値について一点測定法を行うための 選択肢を含めた。陽性の対照は、既知の濃度のヒトIgG標準に対して標準化さ れた(アミノ酸分析)HAMA陽性患者の血漿であった。ビーティらの上記を参 照されたい。
統計学 対になっている群の間でのデータの比較統計学的分析を、バーゾンの(Pear son” s)相関係数(r)およびそれと対になったスチューデントの(St udent’ s)を試験を用いて行った。対にして行うt試験を行う前に、実 験群の全体の間での相違を、分散測定分析を繰り返し用いて調べ、対にして行う 試験は多数の比較のなめに修正された。相関関係の推定に必要な仮定を満足させ るために、CEA検出能力の限界(2,5ng/ml>未満の観測値は、それら の期待値がその中点値であるように、0およびこの限界の間の範囲の値に無作為 にふり分けた0分析はいずれもデータの自然対数で行って、CEA測定値に固有 のひずみを減少させた。
結果 体を全く与えられなかった13人の患者の限定された母集団から得られた血漿試 料を、非改良EIAtmIgGおよび改良EIAで試験してCEA値を比較し且 つmlgGを200μg加えることによってCEAの測定値が影響を受けるかど うか調べた。結果を表1に報告する。
3種類の検定全部の間での高度な相関関係を表1のデータによって実証する。
非改良EIA+m1gGを用いて得られたCEA値の間の相関関係は、r=0. 99であり、非改良EIA+mIgGおよび改良EIAの間では、r=0.99 、そして非改良および改良EIA/)間では、r=0.97であった(図1a) 、非改良EIA、非改良EIA+mIgGおよび改良EIAで得られた平均CE A値±II準偏差は、それぞれ18.0±17.9.18.3+19.2および 18.1±20.8であった。これらの結果により、CEA検定を行う前にこれ らの患者の血漿にmlgGを200μg加えても、測定されたCEA濃度は有意 に変更されなかったことが示される。
t CEA(’告 /′−経 5、) 腫瘍イムノシンチグラフィーのなめにtxtIn標識抗CEA MAB20〜4 0mgを与えられ、しかもCEAの上昇性力価を生じた30人の患者からの血漿 試料をこの分析で用いた。これらの患者から得られた血漿試料61個の内、58 個で、非改良EIAを用いて測定した場合のCEA値が上昇したことが分がっな (〉5、Ong/ml)、3個の試料のCEA値は≦5.0ng/mlであり、 それらについてはそれ以上試験を行わなかった。これらの58個の試料を改良E IAを用いて検定した場合、高CEA試料の数が47個に減少した(81%)、 非改良EIAを行う前に、血漿にmlgGを200μg加えた結果、CEA陽性 (>5.0ng/ml)の試料が37個だけ生じた(64%)、シたがって、非 改良EIAにおいてCEAに陽性であった21個の試料は、mIgG存在下の非 改良EIA試験においてはCEAについて正常であることが証明された。
これらの21個の試料の内の10個(48%)は、改良CEA−ロシュ■EIA において陽性のCEA値を与え続けたが、それらは、非改良検定と比較した場合 、全体平均91.0%の抑制を示した。この群の58人の患者についての非改良 キットおよび改良キットの間の相関係数は、対照群に対するよりも有意に低いも のであった(r=0.48;p<0.001>。
非改良EIAを用いてCEAに陽性と決定された58個の血漿試料は、下記に記 載したように、結果として生じた血漿CEA値に対するmIgGインキュベーシ ョンの効果に基づいて3種類に分類された。第一の種類には15個の試料が含ま れ(26%)、そのCEA値は、表2のデータによって示されたように、mIg Gの添加によってほとんど影響されなかった(p>0.05)。
これらの検体にmlgGを200μg加えることにより、全部の場合に10%未 満のCEA値の抑制が生じ、非改良EIAと比較したところ全体平均増加6.5 %が得られた。これにより、mrgGを添加しておよび添加なしで非改良キット を用いて得られたCEA値の間にr=0.996の相関間係か得られた。
これらの試料を「真正陽性のJ CEA試料と称した。同様に、改良検定と。
mlgGを添加した(r=o、994Iかまたは添加なしくr=0.997)の 非改良検定との間には、十分な相関間係が見られた。しかしながら、対にして行 ったt試験分析では、改良検定によって得られたCEA値が、mIgGを添加し たまたは添加なしの非改良検定によって得られた値よりも有意に低い(p<0. 001>ことが示された。
58個の高CEA試料の内の21個は(36%)は、非改良検定で試験した場合 にmIgGの添加によって正常濃度(≦5.0ng/ml)に抑制され、したが って、偽陽性のCEA上昇と見なされた0表3を参照されたい。
これらの同じ試料は、改良ETAを用いて検定した場合、21個の試料全部の抑 制が更に示された。最初の非改良EIAと比較した場合の全体平均抑制%は、マ ウスIgGを加えた非改良EIAでの抑制98.9%に対して、改良ロシュEI Aでは95.3%であった。この21人の患者の群において、11個の試料が改 良ロシュETAキットにおいて5%g/m1末溝のCEA値を示し、残りの10 個の試料(47,6%)は偽陽性D5ng/ml)のままであった、したがって 、非改良検定を単独でかまたは改良検定を用いて得られたCEA値は、mIgG 存在下の非改良検定とほとんど相関しなかった(それぞれ、r=0.20および r=0.36)。
残りの高CEA血漿試料においては、非改良検定にmIgGを加えることによっ て、CEA値は有意に低下したが<p<0.00001)、それらは正常値まで 回復されなかった0表4を参照されたい。
これらの試料は、それらかCEA陽性血漿であったか、実際のCEAJ度は、非 改良検定を用いて得られた見掛の濃度よりも実質的に低かったので、部分的に抑 制可能であると称した。非改良検定に対してmIgGを添加することによって、 この群の試料は、CEAIの抑制≧18%を示し、全体平均は65.7%であっ た。この群の試料について改良キットによって得られた平均抑制%は56.8% であり、これは、非数A−ffット+m1gGによって得られた抑制よりも有意 に小さいものであった(p=0.023)、改良EIAと、非改良EIA+m1 gGを用いて得られたCEA値の間の相関係数は0,73であった。この相関間 係は偽陽性の群(r=0.36)で見出された関係よりも優れていた。対にした t試験を用いて、この群の患者の22個の試料の内の12個(54,5)で、改 良検定によるCEA値が非改良検定法+mIgGによるものよりも有意に高かっ た(1)<0.05)、したかって、部分的に抑制可能な試料の約半分は、改良 EIAによる偽高CEA力価を与え続けた。
16個の血漿試料に対して加えて、多クローン性mIgGを、改良EIAを用い て検定した場合のCEA値は、非改良EIA+mIgGを用いて得られた値と比 較したところ有意に高い値を示した<p<0.001>、表5を参照されたい。
改良EIAによってHAMA干渉が示されたままであるこれらの試料は、偽陽性 のCEAおよび部分的に抑制可能なCEAの双方の試料を含んでいた。これらの 試料を、mIgGと一緒にインキュベーションを行う改良EIAによって再検定 した場合、CEA力価は、非改良−?mIgG検定で見られた値に四散するかま たはそれよりも低い値まで低下した6改良EIAによって陽性のままであった偽 陽性CEA血漿全部で、多クローン性rnIgGを更に加えることによって陰性 であることか示された。同様に、部分的に抑制可能なCEA検体では、mIgG を添加し、たことによって、添加しないよりも有意に低い(p<0.025)C EA力価が得られた。これらの礫正された値(改良EIAfmIgG)は、非改 良EIA+mIgGで得られた値(p=0.12)とほとんど差がなかった。
単一の無関係な単りローン性ネズミmIgGの添加が、改良検定でなお生じてい る干渉を減少させるのに多クローン性mIgGの添加と同程度に有効であること ができるかどうかという問題について、7個の試料で実験しな、再度、表5を参 照されたい、これらの検体の内の5個が偽陽性血漿試料であり、2個が部分的に 抑制可能な血漿試料であった0次に、等量(100μg)の多クローン性m I  g Gかまたは種々のサブクラス(IgG1、IgG2a、IgG2b)の単 独若しくは一緒に混合した無関係な単クローン性抗体を、血漿と一緒にインキュ ベートした後、検定を行った0表6に示した結果により、改良EIAで残ってい る人為的CEA値を最も一貫して除去することは、多クローン性mIgGの添加 かまたは単クローン性抗体IgGL IgG2aおよびIgG2bの組合わせに よって行われた0個々の単クローン性抗体の添加によっても、それぞれの場合に 測定されたCEAJ度が低減されたが、しかしながら、有効性のばらつきが大き かった。
旦へMΔ厘 この研究で用いられた間接EIAのなめのHAMAの正常の範囲は、ネズミ抗体 を全く与えられたことかなく且つ血漿CEAJ度が正常であった44人の患者の 試料を採取することがら決定された。平均HAMA値にmum差の2倍を加えて 得られた正常範囲は0.36μg/mlであった6表1で示されたように、造影 術未経験対照患者全員のHAMA値が正常範囲であった。真正陽性CEA群(表 2)の試料も全部正常のHAMA値を示した。
偽陽性CEA群(表3)の血漿のHAMA値は、正常濃度(=0.36ttg/ ml)から84.5μg/mlまでの広範な範囲を示した。5個の試料は0.3 6μg/m1未満であった。非改良ELAにおけるCEAの偽上昇の程度は、線 状回帰分析を用いて測定された血漿AHMAの濃度に対して有意の関係を示さな かった<p=o、065)、改良EIAによって陽性のCEA値(>5.0ng /ml>を与え続けた試料でのHAMA力価は、概して、陰性(≦5.Ong/ ml >のCEA値を与えた試料の力価(6,99±8.17>よりも高いもの であっな(18,9±24.9>、Lかしながら、この相違は、広範囲に及ぶ値 および付随的に高い標準偏差ゆえに統計学的に有意ではなかった。
したがって、HAMAJ度と、偽陽性のCEA値を補正する改良EIAの能力と の間の統計学的相関関係は得られなかった。
部分的に抑制可能なCEA群(表4)でも、HAMA値は、正常濃度(2個の試 料)から高い値<65.6μs/ml)までであった、この患者母集団では、H AMAJ度と、非改良EIAでのCEAの偽上昇の程度との間に、非改良EIA =m1gG(P=0.013)にも改良EIA(p=0.007)にも相対的な 有意の関係か存在した。非改良キットでのHAMA干渉の程度も、表3および表 4からの試料を組合わせ且つ線状回帰分析によって同様に分析した場合(非改良 EIA−’、mrgGによりp=0.0019および改良EIAによりp=0. 0013、n=43) 、HAMA濃度と有意の関係を有することが示された。
おもしろいことに、HAMA濃度と、改良検定および非改良検定−t−mIgG (p>0.03>によって得られたCEA濃度の抑制の相違との間には、統計学 的に有意の関係は見られなかった4改良EIAでのCEA(iaか、非改良EI A=mIgGでの値よつし有意に高いこのような部分的に抑制可能な試料では、 そのHAMA値は低かったが、その程度はCEA[がこれらの検定の間で十分に 補正された試料の場合はど有意ではなかった(pro、15)、したがって、改 良EIAかこれらの検体中のCEA値を正しく低下させることができなかったこ とは、HAMAの濃度とは無関係であった。
改良EIAおよび非改良EIA+m1gGによって得られた試料のCEA値を、 標準非改良EIA単独で得られた対応する値の比として示した(図2)、これを 4人の患者群のそれぞれについて行った。血漿CEA値は、ネズミ抗体を与えら れなかった患者(対照群1)または測定可能なHAMAがほとんど若しくは全く なかった患者(真正陽性群2)についての3種類の検定全部で同様であった。し かしながら、測定可能なHAMAを有する患者〈群3およびt14)については 、非改良検定を用いて得られたCEA値と、他の2s類の検定によって得られた 値との間に実質的な相違が存在したlも顕著な相違は、改良ロシュEIAおよび 非改良ロシュEIA十mIgGによってそれぞれ95.3%および98.9%の 全体平均抑制%が得られた偽陽性の群である群3で見られた(表3)。
(検定用に稀釈後の)患者の血漿試料に対する多クローン性マウスIgG(mI gG)200μgの外因的添加により、いかなるHAMAの作用も除去され、結 果として真正CEA測定値を生じることが示された。このmIgGの量は、血漿 試料を、それらのCEAe5および20ng/mlの間(標準曲線の線状部分) にした後にmIgGを加えるように、それらの見掛けのCEA力価にしたがって 稀釈するので、存在する任意のHAMA濃度を十分に越えるように選択された。
見掛けのCEAが完全にHAMAによるものであるとしても、このmIgGの量 は、稀釈された血漿試料中に存在するHAMAを遥かに趣えている。したがって 、試料に加えられるmIgGfi度は見掛けのCEA値を減少させる能力の制限 因子であるとは考えられない。
mlgGを添加しても、HAMA不在ではそれ自体の検定に影響を及ぼさないこ と(表1および表2)が示された。CEA値は、対照群(n、=13>でも真正 陽性群(n−15)でも、非改良検定にmIgGを加えることによって実質的に 変化しなかった(r=0.99、pro、05)、しがしながら、HAMA存在 下では、非改良検定にmTgGを加えてJ(AMAの干渉を阻害することにより 、CEA値が減少し、結果として、21158 (36,2%)の偽陽性の検体 および22158 (37゜9%)の部分的に抑制可能な検体を生じた(図3a )。
従来公表された結果に、診断を下す目的でインジウム−1txa織抗CEA単ク ロ一ン性抗体を与えられた結腸癌患者での偽高CEA値の発生率が報告されてお り、モートン・ビー・エイ(Morton、B、A、)ら、Arch。
旦且二盈工、1ヱユ:L242〜6 (1988)を参照されたい、CEAの偽 上昇が示された20mgを上回るMABを与えられた(他の疾患症状がないL’ A者8人のうち6人(75%)が測定可能なHAMAを有していた。用いられた CEA検定法は、ロシュニ抗体EIAであった。この研究において、非改良EI AでのCEA力価の偽上昇が示された36/43(84%)の患者が測定可能な HAMAを有していた。従来、モートンらの上記文献に記載されたように、これ は、測定可能なHAMAの存在とCEA濃度の偽上昇との闇の強い相関間係を示 している。更に、HAMAの濃度とCEAの偽上昇の程度との間の有意の関係は 、偽陽性および部分的に抑制可能なCEA試料を組み合わせた群で示された(p <0.005)、この関係は、部分的に抑制可能な試料でなお一層強く且つ実際 に、偽陽性の試料(p=0.065)で有意であるには若干不十分であった。こ の関係を更に注意深く研究するには、一層大きな試料の大きさが必要である。し かしながら、これらの観測値は、HAMA力価と、3種類の商業的に入手可能な CEA免疫検定でのCEA測定値の干渉の程度との間の直接の相関関係を示した ハンセン・エイチ・ジェイ(Hansen、H,J、)ら、CI i rt、  Chem、 。
ユ旦工工l:146〜51 (1989>のらのに一致している。この群で、非 改良ロシュEIAがHAMA干渉に対して最も感受性であることが分かった0本 願書で記載したデータは、HAMA力価1度と、偽陽性CEA群かまたは部分的 に抑制可能な群での偽高CEA値を補正する改良EIAの能力との間のいずれの 関係も立証していない。
この研究から集められたデータにより、新規に修正されたCEA、−EIA検定 キットは、偽陽性の結果の発生率力吠いに改良されているが、それは、migG を添加した非改良検定か可能である程度までHAMA干渉を十分に抑制すること はできないことが明らかに示される。全体として、改良検定によって、10/4 7 (21,5%)の偽陽性のCEA測定値および12/47 (25,5%) の部分的に抑制可能なCEA力価が得られた(図3b)、非改良検定を用いてC EAに偽陽性であることが分かった21個の試料の群において、10個(48% )で、改良検定によって偽陽性のCEAfiiが示されたままであった。改良ロ シュErAによって陽性のCEA力価〈〉うng/ml)を与え続けたが、mI gGの添加に対して陰性であった造影術経験患者のこのサブグループが問題の患 者群である。臨床的には、CEAの血漿濃度は、潜在的に治療効果のある方法を 施された患者の追跡処置で用いられる。CEA力価の上昇は、残留性または再発 性の結腸直腸癌の早期指標であり、そのままで更に、疾患の部位の局在性につい ての診断用試験または外科的診査(すなわち、二次的な一見のための開腹術)の 必要性を意味することがあり、シヴアリー・ジエイ・イー(Shivery、J 。
E、)ら、Cr1t、Rev、Onc、Hem、、2:355N399(198 5>を参照されたい、 pAえば、血alcEAの偽上昇は、広範な不必要な試 験または不必要な外科的方法さえも導くことがある。したがって、偽陽性CEA 値の除去は臨床的に最も望ましい。
部分的に抑制可能な22個の検体の群において、12個(55%)で、改良検定 を用いるCEA値が、非改良検定工mIgGによって示された値と比較した場合 に、有意に一層高い値を示し続けたが(p<0.05)、おもしろいことに、こ の相違はHAMAの濃度には直接関係していなかっな、したがって、偽陽性群で ら、部分的に抑制可能な群でも、改良EIAによって、試験された試料の約半分 のHAMA干渉が訂正された。非改良検定+m1gGおよび改良検定の間の値に 不一致が存在した16個のこれらの患者の血漿試料について、多クローン性mI gGをその血漿に加えた後に改良キットで試験して再検定した。それぞれの場合 において、mIgGを改良検定に加えることは、非改良検定にmIgGを加えて 得られたCEAに匹敵する1度まてCEAを回復させた。このa測の結果として 、手術の前に@瘍シンチグラフィー用に放射標識抗CEA単りローン性抗体を与 えられ且つ手術後に見掛けの高CEA値を示す患者全員に対してmIgGを加え て改良EIAで再試験を行うことが望ましい、この方法で、偽高血漿CEA値を 避けることができる。
患者に投与された遺影剤はネズミIgGL単りローン性抗体であったので、改良 EIAにおいて残留する湯高CEA試料を補正するためにネズミ単りローン性抗 体を加えることの有効性を試験した。各単クローン性抗体を単独で加えることは CEA濃度を減少させるのに若干の効果があることが分がっな、しがしながら、 3種類のモノクローナルの例示された組合わせ(1: 1 : 1、総量100 μg)では、多クローン性mIgGを加えることによって生じたCEA値を最も 一貫して反映しなCEA値か得られた。おもしろいことに、IgGI MABを 100μg加えることは、患者に与えられた免疫原がrgGI単クローり性抗体 であったとしても、HAMA干渉を除去することにおいては混合物はど有効では なかった。HAMA干渉の除去が、多クローン性mIgGまたは単りローン性I gGサブクラスの混合物を用いるとどうして一層有効であるのがということはま だ明らかにされていない。
これらのデータの臨床的な意義は、予めネズミ抗体にさらされたこの特有な患者 母集団について、従来のCEAロシュ■EIAで測定した場合には、CEA測定 値の誤差47%と一緒に偽陽性発生率が21%存在していることである。血漿ま たは血清中のCEA濃度は結腸直腸癌患者の再発性疾患を評価するための診断上 の道具として用いられるので、抗原に関係したこの腫瘍についての検定が可能な かぎり正確であるということが重要である。ネズミ単りローン性抗体を与えられ 、そしてそのCEA力価が二抗体法によって測定される患者においてHAMAの 存在によって生じた偽陽性の結果は、mIgGを加えて阻害することによって除 去することができる。ここで示した結果により、HAMAを効果的に阻害するこ とは、単一の単クローン性抗体rgGによっては行われないが、IgGサブクラ スの混合物または多クローン性IgGが必要であることが示される。HAMA干 渉をmIgGによって阻害することの、熱抽出法にまさる利点は、分析物がCE A程熱耐熱耐性いことがある池の二抗体検定法で用いることができることである 6 高濃度の多クローン性mIgGをキット構成成分に加えることは、商業的に適当 ではない。したがって、本発明によって、関係のない単クローン性mIgGの混 合物を用いることにより、一層適当な方法を提供する。
FIG、2 国際調査報告 (’trlu+ eelottsE/ 1m&M1m+tal Aeaka+1on N。Pey/us ’?e /x z3j

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒト血漿試料またはヒト血清試料の二抗体検定法においてヒト抗ネズミ抗体 または異好性抗体の存在の結果として起こる干渉を低減または除去するための方 法であって、前記の試料を多数の単クローン性抗体インタイプと一緒にインキュ ベートした後に前記の検定法を行うことを特徴とする前記の方法。
  2. 2.前記の検定法がエンザイムイムノアッセイである請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記の検定法が癌胎児抗原(CEA)のためのものである請求項1または2 に記載の方法。
  4. 4.ヒト血漿試料またはヒト血清試料の二抗体エンザイムイムノアッセイにおい てヒト抗ネズミ抗体または異好性抗体の存在の結果として起こる干渉を低減また は除去するための方法であって、前記の試料を少なくとも3種類の抗体イソタイ プの混合物と一緒にインキュベートした後に前記の検定法を行うことを特徴とす る前記の方法。
  5. 5.前記のイソタイアがIgG1、IgG2aおよびIgG2bである請求項4 に記載の方法。
  6. 6.前記の血漿試料または血清試料約100μ1〜150μ1を、前記の抗体イ ソタイプの混合物約75μ1〜約150μ1と一緒に約30℃〜約50℃の温度 で約15分間〜約90分間インキュベートする請求項5に記載の方法。
  7. 7.それぞれの抗体イソタイプが、およそ等重量比で前記の混合物中に存在して いる請求項6に記載の方法。
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