JPH04506831A - ポリエステル熱成形品 - Google Patents
ポリエステル熱成形品Info
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- JPH04506831A JPH04506831A JP2512473A JP51247390A JPH04506831A JP H04506831 A JPH04506831 A JP H04506831A JP 2512473 A JP2512473 A JP 2512473A JP 51247390 A JP51247390 A JP 51247390A JP H04506831 A JPH04506831 A JP H04506831A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テレフタル酸及び1,4−シクロヘキサンジメタツールからの反復単
位を含む高分子量ボリエ、ステルから製造された熱成形し一トセット成形品に間
する。この成形品は、また、本明細書中に記載されるような酸化防止剤の組合せ
を現在、高温に耐えられるオーブンに使用可能なフードトレイに対するニーズが
ある。はとんどの普通の家庭用オーブンはわずか±50°F(10″C)に較正
されているにすぎず、使用の間に450°F (232℃)の温度に達すること
がある。オーブン用容器は再使用できるように、衝撃強さ及び寸法安定性を失オ
)ず、または変色しないことが望ましい。
通常、オーブンに使用可能な容器は高分子材料から熱成形される。熱成形におい
ては、シート材料を変形させるのに充分な温度に予熱する。次いで、シートは真
空補助手段(vacuum assist) 、空気圧補助手段及びマツチドモ
ー・ルド補助手段のような手段によって金型の輪郭に従うようにされる。
熱成形は薄肉成形品の望ましい製造方法である。
フードトレイのような熱成形品を製造するのに使用される一般的な材料としては
、ポリエチレンテレフタレートのようなポリマーが挙げられる。米国特許第3.
960.807号は、結晶性ポリエステル、クラック停止剤及び成核剤を含む組
成物から成形品を熱成形する方法を教示している。クラック停止剤は衝撃強さを
改良し、成核剤はより速い結晶化を与える。結晶化は高温安定度を達成するのに
必要である。
米国特許第4.463.121号もまた関心を呼んでおり、それはポリエチレン
テレフタレート、ポリオレフィン及び場合によってはヒンダードフェノールのよ
うな熱安定剤を含む組成物から薄肉成形品を熱成形することを教示している。こ
の特許は「増大した極限粘度数によって測られる、より高い分子量はより低い分
子量のポリエステルよりも大きい強度を示す傾向がある。中等度の及び高い分子
量のポリエステルを用いて製造する場合には、引張強さを増大させるためにより
高い結晶化度が使用されるが;それに従って、曲げ特性が減少し、ポリエステル
は硬く且つ脆くなる。従って、ポリエステルのあらゆる特定の用途のためには、
材料の特定の組成及びパラメータ・・−を注意深く選択しなければならない。」
ことを教示している。ある種の燐酸塩はビニルポリマー用の公知の安定剤であり
、ビニルポリマー中において酸受容体として作用する3、しかしながら、それら
がポリエステルの有効な酸化防止剤であることが公知であるとは信じられない。
本発明者らは、選択した燐酸塩、すなわぢCaHPO,、Na、JPO4及びに
、HPO4がここに記載するポリエステルから熱成形品に改良された熱−酸化安
定度を与えることを見出した12本発明者らは、高い引張強さを有し、しかも、
高いオーブン温度に供された時にその柔軟性及び耐衝撃性を保持できる能力を有
する高分子量ポリエステルからの熱成形品を見出した。これらの成形品において
、ポリエステルは特定のジカルボン酸及び特定のグリコールからの反復単位を含
み、且つ高分子量を示す高いインヘレント粘度を有することが必要である。本発
明によれば、成形品は、高いオーブン温度に曝された時に脆くなるのを防ぐ熱安
定剤系を含む。さらに、本発明に従ったポリエステルからの熱成形品は、450
’F (232°C)の高いオーブン温度に曝された後に非常に低い温度(−2
0’F )に曝された後でさえ、その靭性を保持する。ポリエチレンテレフタレ
ートに関する技術の教示と異なり、本発明の場合にはクラック停止剤または耐衝
撃性改良剤は必要ない。
発明の開示
ある種の燐酸塩が1.ヒンダードフェノール及びチオニー−5”ルまたはエステ
ルと組み合わせて使用された場合に、ホスフィツトのような市販の亜憐酸化合物
を用いて得られる安定性に匹敵する安定性を呈することを見出した。
本発明によれば、組成が
a)少なくとも85モル%のプレフタル酸からの反復+1位及び少なくとも90
モル%の1.4−シクロヘキサンジメタツールからの反復単位を有する結晶性ポ
リエステル(全ジノフルボ二)酸モル%及び全グリコールモル%がそれぞれ10
0モル%であり、該ポリエステルは0.7−4.1のインヘレント粘度(r、V
、)を有する)、ならびに
b)ヒンダードフェノール、fオコニーテルまたはエステ・7し及び燐酸塩から
なる、熱安定量の酸化防止剤を含んでなる造形された薄肉熱成形ヒートセット品
が提供される。
好ましくは、前記ポリエステルはイソフタル酸からの反復単位を15モル%以下
含むこともできる。ポリエステルは、少量の(10%未満)の他の汎用のジカル
ボン酸及び脂肪族または脂環式グリコールで改質することもできる。使用できる
他のジカルボン酸としては炭素数2〜20の脂肪族、脂環式または芳香族酸、な
らびに炭素数2〜12の脂肪族または脂環式グリコールが挙げられる。これらの
ポリエステルは、たとえば、米国特許第3.305.604号及び第2.901
,460号に記載された一般的なポリエステル化法を用いて製造でき、それらの
特許の開示を参照することによってここに取り入れる。もちろん、酸エステル(
たとえば、テレフタル酸ジメチル)をポリエステルの製造において使用できる。
また、本発明においてはポリエステルの1. V、は高い、すなわち、0.87
〜1.1の範囲であることが極めて望ましい。好ましくは、高いr、 v、は溶
融液相重合及びそれに続く一般的な固相重合によって達成される。
本明細書に記載の、熱成形品を製造するのに使用されるポリエステルは高い融解
温度を有するが、フードトレイが遭遇する可能性のある高温においては酸化され
る傾向がある。従って、熱成形用組成物中に熱安定量の酸化防止剤を含ませるこ
とが必要である。本発明の別の観点によれば、ヒンダードフェノール、千オニー
チルまたは千オニステルと燐酸塩との特定のブレンドは、酸化防止剤としてここ
に記載した特定のポリエステルと共に使用した場合に予期しない結果を生じる。
これらの物質は、もちろん、安定剤として知られているが、本発明者らが使用し
た特定の組合せが当業界において示唆されているとは思われない。たとえば、米
国特許第4.463.121号はポリエチレンテレフタレート中において有用な
多数のこのような酸化防止剤を開示している。
ヒンダードフェノール酸化防止剤も市販されている。1つの適当なヒンダードフ
ェノールはチバガイギーによって市販されているイルガノックス(Irgano
x) 1010酸化防止剤である。その化学名はテトラキス〔メチレン−3−(
3’、5’−ジーt−tert−ブチルー4′−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネートコメタンである。これらのヒンダードフェノールは一般式
〔式中、R1は炭素数3〜20の分岐アルキル基であり、R2は炭素数1〜20
の直鎖または分岐アルキル基であり、Xはアルキル基または電子供与基である〕
を存する。
本発明において有用な他のヒンダードフェノールとしては、!、3. 5−)リ
ス(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジル’)−5−トリア
ジン−2,,4,6−(IH。
3H,5H))リオン;1.3.5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−3−ト
リアジン−2,4,6−(LH,3H。
5H)トリオンどの3,5・−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシヒドロ桂
皮酸トリエステル;オクタデシル3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート;チオジエチレンビス−(3,5ニジ−t er t−ブ
チル−4−ヒドロキシ)ヒドロシンナメー);N、N’−へキサメチ1/ンビス
(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシ−ヒドロ桂皮酸アミド);1
,6−へキサメチレンビス(3,5−ジー・tert−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナメート):1゜3.5−トリメデル−2,4,6−)−リス(3,
5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン:2,4−イス
(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3゜5−ジーtert−ブチル
アニリノ)−1,3,5−)リアジン;n−才クタデシル3,5−ジーjert
−ブチルー4−ヒドロキシフェニルアセテート、1.3.5−4リス(4−te
rt・−ブチル−3−ヒドロキシ・2,6−シメチルベンジル)−1,3,5−
1−リアジン−2,4,6−・−(IH,3H,51()トリオニ/、2.2’
−ン(チレ:ノビス(4−エチル−6tert−ブチルフェノー・ル);212
’・・−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール) ;4
. 4’・−メチL・ンビス(2,6−シーtert−ブチルフェノ・−ル):
チオビス(6・tert−)゛升ル− 0 クレゾールン 、3−メヂル−・6
−を上古−プチルフェノールとクロトンアルデヒドとの3=1縮合体;4,4’
−ブチルジエニ・ビス(6−tert−ブチル−m−クレゾール)3.5−ジー
tert−ブチルー4−ビトロキシベンジルエーテル:2.2’−才キサミドビ
スエチル−3(3゜5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート;ステアリルβ−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシ
フエ5ニル)プロピオネート;ジステアリル3−メチル−4−ヒドロキシ−5−
tert−ブチルベンジルマロネート、4.4’−プロピルメチレンビス(2−
tert−ブチル−5−メチルフェノール’);2,2’ −プロピルメチレン
ビス(4,6−シメチルフエノール’) ;2. 2’−メチレンビス(4,6
’−ジーtert−ブチルフェノール);1,4−ビス(3’、5’−ジーte
rt−ブチルー4′−ヒドロキシベンジル’)−2,3,5,6−テトラメチル
ベンゼン:1,1−ビス(3′−シクロヘキシル−4′−ヒドロキシフェニル)
シクロヘキサン;2,6−ビス(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−
5′−メチルフェニル)−4−メチルフェノール;2. 4. 6・−トリス(
(β−(3’、5’−ジ−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)エチル)−1,
,3,5−トリアジン、2. 4. 6−1リス(3’、5’−ジーtert−
ブチルー4′−ヒドロキシベンジル)フェノールが挙げられる。
有用なチオエーテル及び千オニステルどしてはチオジブロロビオン酸のエステル
、好ましくはチオジプロピオン酸ジラウリル及び千オ°ジプロピオン酸ジステア
リルが挙げられる。
有用な燐酸塩とし、ては、燐酸カルシウム(CaHPO=> 、燐酸ナトリウム
(Na2HPO4)及び燐酸カリウム(K、HPO,)が挙げられ、それらは全
て市販されている。
好ましくは、ヒンダードフェノールは成形品重量あたり0.05〜2%の量で使
用する。燐酸塩は成形品重量あたり00O1〜0.20%の量で存在する。チオ
ジプロピオネートは成形品重量当たり0.05〜1.0%の量で存在できる。こ
れらの酸化防止剤は別々にまたは混合物としてポリエステルに添加できる。
成核剤の添加は熱成形の間に比較的速い結晶化を生じ、従って、より速い成型を
生じる。粒度の細かい無機または有機材料のような汎用の成核剤を使用できる。
適当な成核剤としては、タルク、二酸化チタン、炭酸カリウム、各種ポリマーな
どが挙げられる。通常、成核剤は成形品重量あたり0.01%〜20%の量で使
用する。
顔料、染料、可塑剤、種々の安定剤などのような他の一般的な添加剤も必要に応
じて使用できる。
る:
1、当該組成物から実質的に非晶質のシートを成形する。
2 シートを軟化するまで予熱し、且つ金型の上にシートを位置決めする。
3、 加熱された金型表面に、予熱したシートを引き寄せる。
4、 成形されたシートを部分結晶化させるのに充分な時間、加熱された金型に
押しつけてシートの接触を保持することによって、該シートをヒートセットする
。
5、 金型キャビティから成形品を取り除く。
熱成形法において使用されるシーI・材料及びフィルムは任意の常法によって製
造できる。最も普通の方法はフラットダイからの押出によるものである。シート
またはフィルムは、成形後に発現する結晶化の量を最小にするために押出後直ち
に急冷することが重要である。
本明細書中で使用する用語[実質的に非晶質(アモルファス)の」とは、良好な
金型鮮鋭度及びパーツの成形をもってシートの熱成形が達成できるように充分に
低い結晶化度を有するシートを意味するものとする。
実施可能な商業的方法に必要な極めて短い成形時間を達成するためには、実質的
に非晶質のシートを予熱してから熱成形用金型の上に位置決めすることが必要で
ある。シートはそのTgより高温で且つそれが金型キャビティの上に位置決めす
る間に過剰にたわむ点より低温に加熱しなければならない。
本発明は、真空補助手段(assisi) 、空気補助手段、機械的プラグ補助
手段またはマツチドモールドを含む公知の熱成形法のいずれかを用いることによ
って実施できる。金型は所望の結晶化度を達成するのに充分な温度に予熱するべ
きである。最適金型温度の選択は、熱成形装置の型、成形品の形状及び肉厚なら
びに他の要因に依存する。
ヒーI・セットとは、認め得る程の延伸が存在することなく、ポリエステル製品
の部分結晶化を熱によって誘導する方法を記述する用語である。本発明の実施に
おいて、最終製品に適当な物理的性質を与える結晶化度を達成するのに充分な時
間、フィルムまたはシートと加熱された金型表面との均質接触を保持することに
よってヒートセットか達成される。所望の結晶化度は10〜30%であるべきで
あることが判明した。
ヒー・トセッ[・パーツは、公知の除去手段によって金型キャビティから取り出
すことができる。1つの方法、ブローパックは圧縮空気の導入によって金型と成
形シートとの間に作られた真空を壊すことから成る。商業的熟成形操作において
、製品は続いてトリムし、スクラップをつぶして再循環する。
i、 v、のより低い(0,761,V、 )ポリエチレンテレフタレートでの
経験によれば、r、■、1.00への固体状態化(solid−stating
)により 1.V。0.84のポリエチレンテレフタレートに匹敵する分子量を
有するコポリエステルを生じ、そして4509の高い調理温度に暴露された場合
に著しく強靭となることが示唆されでいる。意外にも、本発明においては450
°′Fで使用するコポリエステルの靭性の増大に加えて、トレイを調理に使用し
且つ引き続いて凍結させた後でさえ、この靭性は0叩において保持されることが
判明した。これは高分子量のポリエチレンテレフタレートの場合には起こらない
。さらに、本発明において使用するコポリエステルの靭性は〜20°Fという低
温まで保持される。
本発明をより良く理解するため(ご以下の例を提出する9゜安定剤/成核剤濃縮
物は、ブラベンダー・ブラスチコ・−・ダーミギサ”−を用いて、キャリヤーと
してのポリプロピレン58.5%、イルガノックス1010酸化防止剤(ビンダ
ードフェノール)8.0%、CaHPO4(燐酸塩)1.5%、ジステアリルチ
オジプロピオネート12%及び成核剤どしての二酸化チタン2096を使用し′
C調製する。次いで、ポリエステル及び濃縮物を用いてベレット対ベレット(p
ellet−to−pellei)ブレンドを調製する。
使用するポリエステルは、1. V、が0.95で且つテレフタル酸95モル%
、イソフタル酸5モル%及びI、4−シクロヘキサンジメタツール100モル%
からの反復単位を有するポリエステルAである。次に、混合スクリューを有する
ブラベンダー押出機を用いてブレンドから押出されたフィルム(25〜30m1
l)を調製する。このフィルムを3×12インチの試験片に切断し2、それらの
試験片を175℃において10分間、予備結晶化させる(オーブン老化の間のフ
ィルムの歪みを回避するため)。フィルムを90分までの間、400〜450°
Fの強制通風炉中の回転カル−セル上に置く。老化サンプルの色の変化をガード
ナーカロリメーター(Gardner Co1orin+eter)を用いて測
定する。サンプルの相対脆性を、1.50度のアールを通して手動でサンプルを
屈曲させることによって測定する。例1以外の全ての例は、二酸化チタン0.5
%を含む。例1〜5は対照である。例6は本発明による。
450叩(232°C)におけるオーブン老化1. ポリエステルA IP8F
10F2、ポリエステルA 2P 8F 9F+0.1%ヒンダードフェノール
3、ポリエステルA IP 2P 3F+0.1%ヒンダードフェノール
+0.3%DSTDP
4、ポリエステルA IP 4F 4F+0.1%ヒンダードフェノール
十0.1%ナウガードP
十〇、3%DSTDP
5、ポリエステルA 2P 5P eF+0.3%ヒンダードフェノール
+0.3%ナウガードP
+0.3%DSTDP
6、ポリエステルA IP 2P 2P+0.2%ヒンダードフェノール
+0.04%CaHPO4
+0.3%DSTDP
P=合格;フィルムは依然として延性のままであったF=不合格:フィルムは脆
くなった
色尺度;1=最も良い
10=最も悪い
例6は、450”F (232°C)におけるオーブン老化後の熱的絶縁破壊及
び変色に対してポリエステルAを安定化させるのにCaHPO,が有効であるこ
とを示す。
本出願において用語「インヘレント粘度J (1,V、)を使用する時はいつも
、フェノール60重量%及びテトラクロロエタン40重量%からなる溶媒100
m1当り0.5 gのポリマーを用いて25°Cにおいて行われる粘度測定値に
基づくことを理解されたい。
ガードナーCDM値はASTM D−2244を用いてガードナー色差計上で測
定する。
商標によって表される材料を記載すると以下の通りであるニ
イルガノックス1010酸化防止剤(ヒンダードフェノール)−テトラキス(メ
チレン−3−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロ
ビオネートメタンナラガード(Naugard) P酸化防止剤−〔トリス(ノ
ニルフェニル)ホスフィツト〕
DSTDP−ジステアリルチオジプロピオネート本出願に記載するポリマーの「
融点J (Tm)は示差走査熱量計によって容易に得られる。
特に断わりのない限り、全ての部、百分率、比などは重量に基づく。
本発明を、特にその好ましい実施態様に関して詳述したが、本発明の精神及び範
囲内で変更及び修正が可能なことはいうまでもない。
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成4年1月13日
Claims (9)
- 1.組成が a)少なくとも85モル%のテレフタル酸からの反復単位及び少なくとも90モ ル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールからの反復単位を有する結晶性ポリ エステル(全ジカルボン酸モル%及び全グリコールモル%がそれぞれ100モル %であり、該ポリエステルは0.7〜1.1のインヘレント粘度(I.V.)を 有する)、ならびに b)ヒンダードフェノール、チオエーテルまたはエステル及び燐酸塩からなる、 熱安定量の酸化防止剤を含むとして特徴づけられる造形された薄肉熱成形ヒート セット品。
- 2.前記ポリエステルがテレフタル酸85〜100モル%からの反復単位、イソ フタル酸15〜0モル%からの反復単位及び1,4−シクロヘキサンジメタノー ルが実質的に100モル%からの反復単位を含む請求の範囲第1項に係る成形品 。
- 3.前記ポリエステルが0.87〜1.1のインヘレント粘度を有する請求の範 囲第1項に係る成形品。
- 4.製品の全重量に基づき0.01%〜20%の成核剤をさらに含んでなる請求 の範囲第1項に係る成形品。
- 5.前記酸化防止剤が1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5− ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンまたはテトラキス(メチレ ン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ ネートメタンを含んでなる請求の範囲第1項に係る成形品。
- 6.前記酸か防止剤が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1は炭素数3〜20の分枝アルキル基であり、R2は炭素数1〜20 の直鎖または分枝アルキル基であり、Xはアルキル基または電子供与基である〕 のヒンダードフェノールを含んでなる請求の範囲第1項に係る成形品。
- 7.前記酸化防止剤が a)1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル −4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、b)燐酸カルシウム、燐酸ナトリウムま たは燐酸カリウム、及び c)ジ−ラウリルチオジプロピオネートまたはジ−ステアリルチオジプロピオネ ート からなる請求の範囲第1項に係る成形品。
- 8.前記酸化防止剤が a)テトラキス(メチレン3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ シフェニル)プロビオネートメタン、b)燐酸カルシウム、燐酸ナトリウムまた は燐酸カリウム、及び c)ジ−ラウリルチオジプロピオネートまたはジ−ステアリルチオジプロビオネ ート を食んでなる請求の範囲第1項に係る成形品。
- 9.組成が a)テレフタル酸90〜99モル%からの反復単位、イソフタル酸10〜1モル %からの反復単位及び1,4−シクロヘキサンジメタノールを実質的に100モ ル%有する結晶性ポリエステル(全ジカルボン酸モル対及び全グリコールモル% がそれぞれ100モル%であり、該ポリエステルば0.87〜1.1のインヘレ ント粘度(I.V.)を有する)、ならびにb)成形品の全重量に基づき0.0 5〜2.0%の、本質的に1)1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス( 3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンまたはテトラキス (メチレン−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシツユエル) プロピオネートメタンからなあ群から選ばれたヒンダードフェノール、2)燐酸 カルシウム、燐酸ナトリウムまたは燐酸カリウム、 3)ジラウリルチオジプロピオネートまたはジステアリルチオジプロピオネート からな石酸化防止剤系、ならびに c)熱成形品の重量に基づき0.01%〜20%の成核剤を含むとして特徴づけ られる造形された薄肉熱成形ヒートセット品。
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