JPH04506816A - グラミン誘導体の製造法 - Google Patents

グラミン誘導体の製造法

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JPH04506816A JP3508120A JP50812091A JPH04506816A JP H04506816 A JPH04506816 A JP H04506816A JP 3508120 A JP3508120 A JP 3508120A JP 50812091 A JP50812091 A JP 50812091A JP H04506816 A JPH04506816 A JP H04506816A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 グラミン誘導体の製造法 本発明は、グラミン誘導体の製造方法に関する。
グラミンは、薬理学的に使用可能な化合物、例えば、トリプタミン[Chmic al Abstracts(C,A、)56.11701 (1962)、トリ ブトファネン(R,V、He i nze 1mann他 Organfsch e Chemie 25.1548(1960))およびカルボリネン(欧州特 許出願公開第239667号明細書)の合成のための中間生成物である。
β−カルボリンは、そのベンゾジアゼピンとの良好な結合親和力に基づいて、中 枢神経系に対する作用を示し、このことにより、最近医薬品研究において多大な 重要性を見出した。ホルムアルデヒドと第二アミンとのグラミン形成は、問題な く進行するが、インドールとアルデヒドおよび第一アミンとの反応は、劣悪な収 量でしか成功しない(H,R,5nyde r他、J。
Am、Soc、79,2217 (1957)参照〕。
相応するイミンを使用した場合、収量は確かによくなるが、しかし、インドール の置換基に左右されて依然として不満足である。
従って、β−カルポリンの収量が良好で、同時に取特表千4−506816 ( 2) 扱が簡便で、かつ分離操作に費用がかからずに、このβ−カルボリン中間段階を 大工業的に製造することを可能にするような方法を開発するという課題が課され た。
驚異的なことに、反応混合物に、イミンに相応する第一アミンを添加した場合に 、インドール誘導体とイミンとの反応が、はぼ定量的な収量を伴って進行するこ とが見出された。
アミンの添加によって付加的な反応工程は必要でもないし、分離困難な副生成物 は発生もしないので、前記の方法は、有用な医薬品を製造するための、この重要 な中間化合物の大工業的合成に著しく好適である。
本発明は、式■: R1は、C1〜C4アルキルを表し、 R4は、01〜C,アルキルまたはC3〜C4アルコキシ−C3〜C,アルキル を表し、 R″は、OR1たはCHR’R”を表しく但し、R@ハ、01〜C,アルキル、 C1〜C,シクロアルキルまたは場合によっては置換されたアルアルキル基であ る)、R7は、水素原子または01〜C4アルキルを表し、R1ハ、水素原子、 Cl−04アルキル、OR1たi*NR”R”を表す(但し、R9はC,−C, アルキルを表し、R”とR”は同一であるかまたは異なっていて、かつ水素原子 、01〜C,アルキルまたは窒素原子と一緒に、場合によってはもう1つの複素 環原子を有する飽和複素環の5員環または6員環を表し、この環は、場合によっ てはC3〜C4アルキル基1〜2個と置換しで示される化合物の製造方法におい て、式!工:(式中、R1は上記の意味を有する)で示されるインドール誘導体 を式III: R’−CHmN−R’ (式中、R4およびR1は上記の意味を有する)で示されるイミンと酸触媒反応 させながら第一アミンの存在下で反応させることを特徴とする製造方法に関する 。
置換基R8は、4位、5位、6位および/または7位で、1〜2個であってよく 、この場合、4位または5位での置換が有利である。
01〜C4アルキルとは、それぞれ炭素原子1〜4個を有する直鎖または分枝鎖 状のアルキル基、例えば。
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第ニブチル、第ニブチルお よびイソブチルのことである。
適当なシクロアルキル基は1例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ ンチルおよびシクロヘキシルである。
R”およびR”が、窒素原子と一緒に、場合によっては1つの別の複素環原子、 例えば、酸素、窒素または硫黄を有する5員または6員の複素環式化合物を意味 する場合、この複索環式化合物は、例えば、モルホリン、ピペリジン、チオモル ホリン、ピペラジンまたはピロリジンを表し、かつ場合によっては、C1〜C4 アルキル基1〜2個、例えば、2,6−ジメチルモルホリンおよびN−メチル− ピペラジンと置換していてよい。
アルアルキル基R6は、炭素原子7〜8個を有していてよく、かつ有利にフェニ ル−CI−Crアルキル基、例えばベンジル、フェネチルおよびα−メチルベン ジルを表す。
アルアルキル基の置換基としては、ハロゲン、例えば、弗素、塩素、臭素または 沃素、01〜C,アルコキシまたはC,−C4アルキルが適当であり、この場合 、置換基は、1〜2個アリール基の各位置に存在していてよい、有利なアルアル キル基にはベンジル基が該当し、このベンジル基は、例えば、3−ブロムベンジ ルおよび4−クロルベンジルのようにハロゲンと1〜2回置換されていてよい。
本発明による方法に有利な置換基の組合せ物としては、R4がC,−C,アルコ キシ−C1〜C,アルキルを表し、かつR6がOR’を表す(但し、R6は上記 の意味を有する)ものが該当する。
本発明による反応は、例えば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸のような有機酸または 有機酸の混合物を用いて酸触媒反応させられて実施される0反応混合物に添加さ れた第一アミンは、有利には5イミン製出のために使用されたアミンR’ −N H,に相応し、反応の後処理を簡略化する。他の脂肪族アミンが適当であること も自明である。
溶剤として、不活性溶剤、例えば、炭化水素、塩素化された炭化水素もしくは環 式エーテルまたは非環式エーテル、例えば、ドルオール、ペンゾール、キジロー ル、ジエチルエーテル、ジメトキシメタンまたはメチル=t〜ブチルエーテルが 添加できるかまたは反応は!!!濁液中で実施される。
該方法は、一般に温度−20℃乃至室温で実施される。該イミンは当量または過 剰量で添加される。
約0.5〜24時間後に反応は終Tした。常法では後処理され、かつ最終生成物 は、濾過または結晶化によって単離される。このようにして得られた式1で示さ れる化合物は、例えば、欧州特許第54507号明細書および欧州特許出願公開 第239667号明細書に記載された方法により、極めて良好に作用する医薬品 に変えることができる。
出発化合物の製造は、公知であるかまたは公知の方法によって行なわれる。
以下の実施例は、本発明による方法を詳説するものである。
実施例 出 化合物の製出 イソプロピルアミン72.5mlを、ドルオール115m1中に窒素雰囲気下で 溶解し、この溶液に0℃でメトキシアセトアルデヒド56.5mlを添加した。
30分後、この溶液に炭酸カリウム38gを添加し、引続きこの溶液を濾過した 。この残分をドルオールを用いて洗浄した。溶液の容量は、約400m1である 。
ドルオールを用いずに製造したイミンは、次の1 )(−NMRスペクトルを示 した: 90MHz (CDCI、)7.74tr J=4Hz (1);4. 04d J=4Hz (2);3.70s (3);3.69m(1); L、 18d J=6Hz (6) 例 1 5−ベンジルオキシグラミン誘導体の製出5ベンジルオキシインドール95g、 ドルオール300m1.酢酸300m1、蟻酸200 m lおよびイソプロピ ルアミン100m1からなる懸濁液に、−10℃でイミン溶液340m1 (1 ,6当量)を漬加した。この溶液を1時間撹拌させ、かつ反応混合物を水800  m lに添加した。水相を2回ドルオールを用いて抽出し、かつこの後50% の苛性ソーダ液およびpH3の炭酸カルシウムを用いてpH11,5〜12゜0 に調節した。発生した沈殿物を瀘別し、水を用いて洗浄し、かつ乾燥させた。
収量=5−ベンジルオキシプソイドグラミン137g=理論値に対して95.2 %、 融点:109〜111℃。
例 2 4−ベンジルオキシグラミン誘導体の製出4−ベンジルオキシインドール9.4 g、ドルオール10m1、酢酸30m1.蟻酸20m1およびイソプロピルアミ ン10m1からなる溶液に、−10℃でイミン′a液53.2ml (2,5当 量)を滴加した。
この溶液を3時間撹拌させ、かつ反応混合物を水300m1に添加した。水相を 2回ドルオールを用いて抽出し、かつこの後50%の苛性ソーダ液およびpH3 の炭酸カリウムを用いてpH11,5〜12.0に調節した。発生した沈殿物を 瀘別し、水を用いて洗浄し、かつ乾燥させた。
収量、4−ベンジルオキシプソイドグラミン12゜87g=理論値に対して90 .4%、 融点:127〜133℃。
要約書 式(■)〔式中、R1は、C3〜C4Aを表し、R4は、ClNC4アルキルま たは01〜C4アルコキシ−C1〜C2アルキルを表し、R6は、OR’*たは CHR7R’を表しく但し、R6は、C2〜C4アルキル、C1〜C。
シクロアルキルまたは場合によっては置換されたアルアルキル基である)、R7 は、水素原子またはC3〜C4アルキルを表し、およびR@は、水素原子、01 〜C4アルキル、OR”またはNR”R1を表す(但し、R9は01〜C4アル キルを表し、 R10とR”は同一であるかまたは異なっていて、かつ水素原子 、01〜C,アルキルまたは窒素原子と一緒に、場合によってはもう1つの複素 環原子を有する飽和複素環の5員環または6員環を表し、この環は、場合によっ ては01〜C4アルキル基1〜2個と置換している)〕で示される化合物の製造 法において、インドールを第一アミンの存在下でイミンと酸触媒反応させながら 反応させることを特徴とする、式(1)のグラミン誘導体の製造法。
国際調査軸先 国際調査報告

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、 R1は、C1〜C4アルキルを表し、 R4は、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシ−C1〜C2アルキル を表し、 R5は、OR6またはCHR7R8を表し(但し、R6は、C1〜C4アルキル 、C3〜C6シクロアルキルまたは場合によっては置換されたアルアルキル基で ある)、R7は、水素原子またはC1〜C4アルキルを表し、R8は、水素原子 、C1〜C4アルキル、OR9またはNR10R11を表す(但し、R9はC1 〜C4アルキルを表し、R10とR11は同一であるかまたは異なっていて、か つ水素原子、C1〜C4アルキルまたは窒素原子と一緒に、場合によってはもう 1つの複素環原子を有する飽和複素環の5員環または6員環を表し、この環は、 場合によってはC1〜C4アルキル基1〜2個と置換している)〕 で示される化合物の製造法において、式II:▲数式、化学式、表等があります ▼II(式中、R5は上記の意味を有する)で示されるインドール誘導体を式I II: R4−CH=N−R1 (式中、R4およびR1は上記の意味を有する)で示されるイミンと酸触媒反応 させながら第一アミンの存在下で反応させることを特徴とする、式Iの化合物の 製造法。
  2. 2.)R1がイソプロピルである、請求の範囲1に記載の方法。
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