JPH04505892A - ねじ切りおよびみぞ切り用割出し自在差込み工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば自動制御工作機械によって工作品のねじ切りを行うのに使用す る、ねじ切りおよびみぞ切りのための割出し自在の差込み工具（インサート）に 関する。

ｉ米且１ 例えばねじまたはナツト型式の半製品を切削することによる加工、あるいは塑性 加工のいずれかを含む、ねじおよびみぞを製作する方法は様々である。ねじ、ボ ルトおよびナツトのねじ部を製作するための最もよく行われる方法は、ねじ輪郭 を材料の表面に加圧成形するねじ転造による塑性加工である。切削による加工は 次の方法、すなわち、ねじ切りタップおよびねじ切りダイスの使用、ねじフライ ス削り、研削およびねじ切り、を含む。ねじ切りにおいて、ホルダに取付けられ た、割出し自在型式が適当である、切削用差込み工具のような刃具を用いて、回 転する工作品にねじを切る。ｌｆｒ型のＮＣおよびＣＮＣ旋盤／工作機械を用い れば、切削用差込み工具とそのホルダを使って、ねじを迅速かつ能率的に製作す ることができる。工作品のねじ切削の一方は、１回転当たりの送り量がねじビッ チに相当する、普通の回転操作である。割出し自在差込み工具の先端は通常、例 えば２個のねじ側面の間の空間に相当する輪郭に切削されている。切りくず切削 厚さは切り込み深さによって決まる。工具の送り運動は工作品スピンドルの回転 運動に関連させなければならない。しばしばそのような送り機能が旋盤に設けら れる。作業者またはコンピュータが実際のねじ切りを監視し、制御する。

１９６０年代初期から、ねじ切りおよびみぞ切りのための割出し自在差込み工具 が市販されている。通常、おす形またはめす形切削型の三角形切削用差込み工具 が切削用差込み工具ホルダの中に垂直のみならず水平にも取付けるように用いら れてきた。差込み工具を正確にホルダ内に位置決めすることが困難なこともあす 、マた差込み工具破損の惧れがあるので、この型式の切削用差込み工具には幾つ かの欠点を伴う。機器に関する開発の結果、位置決め公差に対する要求を高める 必要があり、特に連続操作で無人工作機械を使用することを考えると、差込み工 具破損に関する本来具わった安全性を高めることを要求しなければならない。

今日要求される機器への大きな投資によって、切削の経済性は会社にとって、い よいよ重要性を増す問題となった。

ｉ豆立且１ 切削の経済性を高めるために、ねじ切りおよびみぞ切りのための本発明による割 出し自在差込み工具には、２個や３個でなく４個の切れ刃が設けられ、それがほ ぼ同じ原価でなされる。切れ刃の間にあって、相互に直角な平面接触表面を各辺 にもつほぼ正方形の切れ刃を差込み工具が有し、この差込み工具をホルダに取付 ける時、位置および向きに関する、より高い精度が得られる。この設計によれば 、他の型式の切削用差込み工具の場合よりも遥かに精密な公差が可能である。差 込み工具の４隅がほとんど直角であることと、水平位置でなくたてに差込み工具 が置かれることから、遥かに強力な切れ刃が得られる。切削力は従来の公知の解 法に比べてより大きな角度区域に、差込み工具の隅に作用し、この力は差込み工 具全体の大きな部分によってほとんど吸収されるので、差込み工具折損の惧れは かなり減少する。同じ切削用差込み工具を右ねじと左ねじに使うことができ、場 合により、めねじにも使うことができる。差込み工具の四角形の形状のおかげで 、差込み工具の２個の切れ刃を同時に研削することができ、製作技術の向上を暗 示する。

の　な・　日 図１は、本発明による切削用差込み工具の断面の上面図である。

図２は、本発明による切削用差込み工具の側面図である。

図３は、ホルダに取付けられた差込み工具を示す図である。

炙五五二１ｊ 図１および図２は、ねじ切りおよびみぞ切りのための硬質金属製割出し自在切削 用差込み工具１の、ありうる形態の断面図および側面図である。切削用差込み工 具１は割出し自在型で、はぼ正方形であり、その中心に差込み工具１を工具ホル ダ９（図３参照）に締めつけるための締めつけ穴６を有する。差込み工具１の各 隅には、かさ形に研削された、縦方向切れ刃２が設けられている。差込み工具の 対向する対の辺の上に、切れ刃２が中間平面接触表面５をもって、対をなして配 置される。対に配置される切れ刃２は、中心線Ｉ−■から見て、相互に外方に離 れるように向いている。

他の１対の辺上の切れ刃２の平面は部分的にその辺の平面に一致し、その辺の平 面も補足の接触表面として働く。対に配置される対向する接触表面４および５は 、差込み工具をホルダ内に締めつける時に接触表面として使用され、相互に垂直 であって、差込み工具１をホルダ９に締めつける時に非常に正確な位置決めを得 る助けとなる。切削用差込み工具の両側にある締めつけ穴６は斜面７を備えられ ることができ、これは適当な締めつけ装置８と組合せて、差込み工具１がより確 かにホルダ９に固定、締めつ１すされるとともに、必要あれば、差込み工具を完 全に反転自在にして再びホルダに固定することに、寄与する。各切れ刃の前に、 差込み工具にチップブレーカ、つまりデフレクタ３が設けられる。差込み工具１ は適当な締めつけ装置８によって垂直位置に、ホルダ９に締めつけられる。ホル ダ９への、差込み工具１の締めつけおよび固定のこのを式を用いれば、差込み工 具の平面内に切削力がうまく分布して、切削力はほぼ差込み工具の平面内に作用 することにより、差込み工具折損の慣れが減する。切れ刃とともに、差込み工具 の隅が大きな角度区域を占め、このことも切れ刃の中に力をうまく分布すること になる。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成３年１１月２８日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．切れ刃をもつ硬質金属の切削用差込み工具と締めつけ装置を有し、例えば自 動制御工作機械に使用される、ねじ切りおよびみぞ切りのための割出し自在差込 み工具において、該差込み工具（１）は反転自在で、ほぼ正方形であって、ホル ダ（９）に垂直位置に取付けられるようにされ、適当なかさ形切込みをもつ切れ 刃（２）が各隅に形成されること、を特徴とする、割出し自在差込み工具。
2. ２．前記切れ刃（２）の間には、相互に対し垂直で対をなして配置されることの できる平面接触表面（４５）が設けられていること、を特徴とする、請求項１に 記載の割出し自在差込み工具。
3. ３．前記切削用差込み工具（１）は、該差込み工具（１）をホルダ（９）に締め つけるための斜面つき中心穴（６）が設けられていること、を特徴とする、請求 項１に記載の割出し自在差込み工具。