JPH04505546A - 写真平版マイクロ製造法を用いて製造した放射場静電マイクロモーター及び前記マイクロモーターの製造方法 - Google Patents

写真平版マイクロ製造法を用いて製造した放射場静電マイクロモーター及び前記マイクロモーターの製造方法

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JPH04505546A
JPH04505546A JP3503027A JP50302791A JPH04505546A JP H04505546 A JPH04505546 A JP H04505546A JP 3503027 A JP3503027 A JP 3503027A JP 50302791 A JP50302791 A JP 50302791A JP H04505546 A JPH04505546 A JP H04505546A
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ボルナン,エティアンヌ
ラシーヌ,ジョルジュ―アンドレ
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アスラブ ソシエテ アノニム
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N1/002Electrostatic motors
    • H02N1/004Electrostatic motors in which a body is moved along a path due to interaction with an electric field travelling along the path

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真平版マイクロ製造法を用いて製造した放射場静電マイクロモーター及び前記 マイクロモーターの製造方法茨−歪−分一団 本発明は、写真平版微小製造技術を用いて製造した放射場マイクロモーターに関 する。
この種のモーターは、その部品のいくつかがミクロン(1・1O−6)単位で測 定される非常に小さい寸法であることから、マイクロモーターと称される。
このマイクロモーターを製造するために用いられる技術は、集積電子回路を製造 するために用いられる技術と類似している。この技術は、化学蒸着を用いて各種 層を形成させ、次いで前記層を化学的エツチングまたはプラズマエツチングと共 に適当な形状のマスクを用いて成形することを含んで成る。
これらのマイクロモーターは、これらの寸法のため、電気信号により制御された 電力変換器が非常に小型化されるべき様々な用途において使用することが可能で ある。これら多くの用途には、時計学、ロボット工学、電子音及び画像再生装置 、航空学及び航空宇宙学、並びにバイオメディカル工学が含まれる。
1−」1」L−丘 この種のモーターは、1989年2月20〜22日に米国ツルトレークシティー で行われた「マイクロ電気機械システム」団体のI EEE会l!議事録出版物 に記述されている。このモーターは、一方に、マイクロモーターの回転軸の回り に角度をなして分かれ出たいくつかの電極を備えた固定子を、そして他方に、4 本の腕を含んで成り、その対向電極を形成する腕の一端が対向する固定子の各を 掻を通過するために適合させられた導電回転子を含んで成る。
ポリシリコンで作製した固定子電極は、誘電層でコーティングされた基板のウェ ファ−上に形成され、そしてこれらは制御回路に電気接続されている。
ポリシリコンでまた作製した回転子は案内部分を有し、そこから4本の腕が伸長 している。対向電極の一つは3腕の先端で形成されている。案内部分、腕、及び 対向電極は、回転子の回転軸に垂直でありそして固定子電極の正中面と一致した 同じ正中面中に固定される。このようにこの平面は回転子が回転する静電場平面 を形成し、そしてこの目的のために、回転子は、中央リング上の案内部分により 半径方向の若干の遊びをかみ合わされて、このリングと基板の絶縁層の一つとの 間に配置させた平面部材からの電気供給を受けるように適合させたポリシリコン 製軸受が形成されている。
この種のマイクロモーターが出くわす主な問題は、モーター偶力の性能または供 給された有用な偶力が不十分であるということである。
さらに、このマイクロモーターは、これが機構を駆動すること、すなわちこの偶 力を伝達することを可能にする手段を有さない。
溌gと1−蓮 それゆえ本発明の目的は、モーター偶力を外部機構へ伝達すること及びこの偶力 を十分なレベルに増大させることの両方を可能にする手段を有する、写真平版マ イクロ製造方法によって製造された静電マイクロモーターを提供することにより 、これらの欠点を克服することである。
光」LΩ」L粒 それゆえ、本発明は、 マイクロモーターの回転軸の回りに角度をなして分かれ出た複数の電極の少なく とも一部を有する固定子であって、前記電極が基板上に支持された制御回路に電 気的に接続されている固定子、 好ましくは少なくとも一部分は導電性材料から成る回転子であって、実質的に静 電場面を選定した一平面において、各固定子電極を横切って通過するように適合 させた少なくとも一つの対向電極を有し、これによって前記対向電極及びその対 応する電極間の遊びが空隙を形成する回転子、電力供給を受けるように適合され 且つ前記基板に統合されている軸受を形成するリングであって、前記回転子が、 回転できるようにそして任意的に前記対向電極が統合されている案内部分によっ てこのリングの回りを並進するように案内され、前記回転子が静電場面より上に 配置された少なくとも一つの橋架は要素を含有し、前記要素が、静電場面の内側 または外側に及び前記固定子電極群の内側または外側に配置された一つ以上の補 足部材と協同するように適合した一つ以上の機械的または電気的機能部材を支持 する回転子の高架腕を構成するリング、 を含んで成る型の放射場静電マイクロモーターに関する。
このように、固定子電極に対して高い位置に配置されたこの橋架は要素の配置が 、固定子上に付与された他の電極群とかみ合うように協同し且つ櫛状に配置され たいくつかの対向電極を、回転子の同じ腕上に配置することを可能にすることが 理解される。このように空隙の数が増加し、同様に実質的に対応するように有用 な偶力が増大する。さらに、この橋架は要素は、小歯車または大歯車から成る偶 力伝達要素を回転子に提供することを可能にする。この橋架は要素の配置が、上 述の特性を組み合わせることを可能にし、このことが、起こっている二つの問題 (偶力の増大及び伝達)を同時に解決すること、そしてこの解決を、写真平版製 造法における限られた段階数によるために、マイクロモーター厚を増加させるこ となく且つより低コストで可能にすることに着目される。
本発明の目的はまた、 a)好ましくは、マイクロモーターの回転子の案内部分を案内し且つ接触するよ うに適合させた中央リングに給電するように適合させた第11電層を、基板全面 にわたり実質的に提供すること、 b)前記導電層上に少なくとも一つの第1電気絶縁層を提供すること、 C)前記絶縁層上に、マイクロモーターの制御回路によって固定子電極に給電す るように適合させたストリップ導体を形成すること、 d)好ましくは、前記層上の少なくとも一部に、保護機能並びに摩擦低減及び電 気絶縁機能を有する層を堆積すること、e)第1犠牲層の挿入物と共に、マイク ロモーターの回転軸のまわりに角度をなして分かれ出ている少なくとも一つの電 極群、並びに同時に前記回転子の前記案内部分及び前記回転子の少な(とも一つ の対向電極を形成すること、f)これらの電極及びこれらの対向電極上、並びに 第2犠牲層の挿入物を有する前記案内部分上に、前記中央リング、並びに小歯車 または大歯車のような少なくとも一つの機械的または電気的機能部材と連合する ように適合させた回転子の高架腕を構成している少なくとも一つの橋架は要素を 形成すること、 g)そして次いで化学的エツチングによって前記犠牲層を除去すること、 を含んで成る、静電モーター用の写真平版製造法を提供することでもある。
回nηl盟 本発明の他の特徴及び利点は、単なる例として付与した添付の図面を参照する以 下の詳細な記述から明らかになる。
図1は、給電端子を備えた本発明のマイクロモーターの第1実施態様の平面図; 図2は、図1の線II−IIに沿った部分断面図;図3は、本発明のマイクロモ ーターの第2実施態様の部分平面図; 図4は、第3実施態様に従う本発明のマイクロモーターの平面図; 図5は、図4の線V−Vに沿った部分断面図;図6及び7は、それぞれ本発明の 第4及び第5実施態様の部分断面図; 図8は、本発明のマイクロモーターの第6実施態様の平面図; 図9は、図8の線IX−IXに沿った部分断面図;図10.11、及び12は、 それぞれ本発明の第7、第8、及び第9実施態様の部分断面図; 図13は、図14の線XIII−XIIIに沿った本発明の第10実施態様の部 分断面図; 図14は、図13の実施態様の部分分解平面図;図14aは、橋架は要素及び図 14の小歯車の拡大図;図15は、本発明のマイクロモーターの第11実施態様 の平面図; 図15aは、図15のXVA−XVAに沿った部分断面図;及び 図16〜46は、本発明のマイクロモーターの製造工程における段階の部分断面 図である。
1泗!」リド【ピ呪 最初に図1及び図2を参照して、本発明の静電マイクロモーターの第1の実施態 様を記述する。この放射場静電マイクロモーターは、実質的に方形の平面基板2 によって支持された各種電極を備えた固定子1を有する。
以降与える電極Gnの「群」という語句は、実質的に同じ円周上に配置されたい くつかの電極4を意味し、そして電極Enの「集成体」という定義は、異なる円 周上に配置された近隣のいくつかの電極を意味する。
電極Gl、G2、及びG3の各群は、環状扇型の電極4をいくつか有し、これら は、回転子の回転軸Aがら実質的に同じ距離のところに同軸様式で互いに隣合わ せて具備される。
このように電極G1.G2、及びG3の各群は、各電極4が同じ群内の近隣物と 電気的に独立した単一の要素を構成するように適当に分割された、不連続リング 状である。
より詳細に図1を参照すると、三つの電極群Gl、G2、及びG3が同軸様式で 配置されており、これらの共通の軸がマイクロモーターの回転軸Aと一致してい ることに着目される。またこの電極が、異なる群に属するが、互いに対して段階 的にそして固定子の同じ幾何学的扇型内に一致して配置された近隣電極により形 成されるいくつかの電極集成体E1〜E6を有することにも着目される。
より詳細には、図1に示したマイクロモーターは、三つの電極群Gl、G2、及 びG3を含んで成る一方、六つの電極集成体E1〜E6をそれぞれ含んで成る。
同じ集成体En内のすべての電極4は共通の給電ストリップ6によって電気的に 内部接続されている。ストリップ6は給電端子8に接続され、端子8は電子制御 回路(図示なし)に接続されるように適合されている。
給電ストリップ6は二つの区別できる部分6a及び6bを含んで成る。対応する 給電端子8が搭載されている部分6aは実質的に方形であり、一方電極4及び部 分6aの接続を構成する部分6bはセグメント状を示し、そして部分6aよりも はるかに小さい幅を有する。
電極集成体E1〜E6の下に直接配置される部分6bの幅が、各電極4の弧の長 さよりもはるかに小さいことに着目される。
基板2に対して垂直上方に伸長した環状扇型の支持体10によって、電極4がそ の給電ストリップ6のセグメント6bに接続されている。この支持体10の幅及 び弧長は、これが支持する電極4においてより小さく、対応する給電ストリップ 6のセグメント6と同様に集成体支持体1〇−電極4は、実質的に回転子の同じ 半径上に中心を持つ。このように、ある電極集成体Enの支持体10は同じ幾何 学的扇型上に配置されている。
図1及び図2に示したモーターはまた、実質的に環状ウェファ−を有するハブ( hub)を形成する案内部分22から成る回転子20をも含んで成る。環状ウェ ファ−からは、同平面的に、そして回転軸Aの外部に向かって、4本の腕24が 互いに90″の角度をなして分かれ出ている。3腕24は、その自由先端24a 近傍に特定の数の対向電極26を有しており、この対向電極26は電極4と同一 の形状、すなわち環状扇型を有する。
これらの対向電極26はまた、先に定義したような「群」及び「集成体」内にも 配列される。各群g1からg4は、同じ円周上に配置されているが互いに角度を なして分かれ出ているいくつかの対向電極26を含んで成る。一方、集成体e1 〜e4は、同じ幾何学的扇型の内側に与えられた対向電極26、すなわち実質的 に同じ半径上に中心を持ち、そしてこのように互いに向き合って配置され、実質 的に一致する各種部の対向電極26をそれぞれ含んで成る。
このようにこの実施態様においては、この回転子が対向電極26の四つの集成体 e1〜e4及び四つの群g1〜g4を含んで成ることに着目される。
固定子1に対して回転できるように形成された回転子20は、軸受を形成するリ ングまたはボタン30によって回転するように案内される。リングまたはボタン 30の自由端はつば32を有する。つば32は、案内部分22の軸変位を限定す ることによって回転子20を含有する。案内部分22は、このリングの円筒外周 上に若干の遊び土工を有して取り付けられる。リング30は基板2に統合されて おり、そしてその上に統合的に固定されている。リング30は導電材で作られて いるので、電子制御回路(図示なし)に接続されるために外部から接近しやすい 給電端子38に接続している接地面36によって、電流を供給することができる 。
回転子20の案内部分22は、固定子1に向かい合わせて配置された面22bに 、固定子1の面F1の一つに接触するように適合させた突起型要素23を有する 。
より詳細に図2を参照すると、固定子1が、導体または絶縁体のどちらかである 1層と称される各種層の積み重ねから成っていることに着目される。これらの層 は、マイクロモーターの他の構成要素と同様に、表面微小機械加工と称される写 真平版微小製造法により作られ、そして以降においてこの方法のさらなる詳細に ついて説明する。このように、この固定子1は(その寸法が非常に小さいので) ウェファ−として定義することができ、その厚さは一連の層により積み上げられ る。その寸法は約lXl0−3メートル(1mm)幅及び0. 4XIO−”メ ートル(0,4mm)厚である。固定子1の電極4は、マイクロモーターの回転 軸Aに平行にウェファ−Pから突出した支持体10によってすべて支持されてい るので、これらの電極4はすべて、静電場面PCBと称される同じ平面内におい て、面F1から距離りのところに位置する。
さらにこの実施態様においては、回転子20の対向電極26は腕24に接続され ている。腕24は、対応する腕24からウェファ−Pの面F1に向けて伸長する 接続ブラケット28によって、対向電極26をそれぞれ支持する。
このように、対向電極26は、これらがとりわけマイクロモーターの電子制御回 路による電極4の励磁中に静電場面PCE内に位置することができるように、回 転子20に付与される。図1及び2を特に参照すると、同じ集成体Enの二つの 近接する電極間にとどまる半径方向の空間37が、その中に回転子20の対向電 極26を収容できるようなものであることに着目される。さらに、電極4及び対 向電極26の環状セグメント形状、並びに各種電極群01〜G3及び対向電極群 g1〜g4の同軸配置のため、回転子20の対向電極26が回転子の電極4の両 側でかみ合い、そして一つ以上の群G1〜G3の各電極4に向かい合って回転運 動することができて、回転子20の回転駆動を可能にする。このように、この構 造が微細なかみ合った櫛状を有する構造になっていることに着目される。
各対向電極26及び電極4の間に合致して残る遊びJが、空隙EFを形成する。
このように、マイクロモーターの寸法を増大させることなく空隙数を増加させた 構造が創り出された。
六つの空隙EFI〜EF6が3腕24に付与され、このことはマイクロモーター に4(腕)×6、すなわち24の空隙を与える(最初の六つのみに参照番号を付 ける)。
従来のモーターと比較したこの空隙数の増加が、伝達可能なモーター偶力を実質 的に同じ比率で増大させることを可能にすることが決定された。
本発明のこの非常に有利な特徴は、なかんずく回転子20及びとりわけ腕24の 特殊構造の結果として達成される。
この腕24は、静電場面PCB上部に配置したいくつかの橋架は要素から成る。
この実施態様においては、3腕24は、その長さ全体にわたり四つの橋架は要素 40a、40b。
40c、及び40dから本質的に成り、各要素は、実質的に回転子200半径の 一つに対応する同じ幾何学的軸上の他要素の延長線上に配置されている。第1要 素40aは、第1電極群G1により形成された円環の内側に位置した第1対向電 極群g1の対向電極26に、案内部分22を接続する。これらの第1要素40a は、固定子を形成するウェファ−Pの反対側で案内部分22の面22aに固定さ れた接続ブラケット28によって、案内部分22の外周部に接続される。これら の第1橋架は要素40aの他端は、その下に第1対向電極群g1の対向電極26 を支持し、次いで第2橋架は要素40bまで回転子の半径方向に伸長する。要素 40bの先端において、別の接続ブラケット28が垂直方向に伸長し、これが第 2群g2の対向電極26の一つに統合的に固定される。次いで、他の二つの橋架 は要素40c及び40dが各腕24上において互いに連なり、第3及び第4対向 電極群g3及びg4の対向電極26をそれぞれ支持する。この実施態様において は、4本の腕24は、静電場面PCBの完全に外側に、そしてこれに実質的に平 行な高位置の平面PS内の一部分に配置される。高位置平面PSは、リング30 のつば32が配置されている平面と実質的に一致する。
このように、3腕24は二つの型の橋架は要素40から成る。第1型40aは、 高位置平面PS内に位置する横棒42から成り、そしてその二つの先端に、それ ぞれ二つの接続ブラケット28が伸長する。要素40.b〜40dにより表され る第2型橋架は要素は、第1型と同じ材料の棒から成り、そして接続ブラケット 28を一つだけ有する。このように、これら二つの型の橋架は要素の接続ブラケ ット28は、すべてその対応する棒42と同じ材料である。一方、接続ブラケッ ト28は、以降説明する写真平版製造法を通して下部要素(案内部分22または 対向電極26)に固定される。
橋架は要素40a〜40d、案内部分22、対向電極26、支持体10を有する 電極4、電気供給ス) IJツブ6、給電端子8,38、及び軸受を形成するリ ング30は、ポリシリコンのような多結晶様材料で作られていることが好ましい 。これらの要素は、別の導体材料またはタングステン、クロム、アルミニウム、 若しくは異なる合金のような金属材料で作られることが可能であろう。基板2は 半導体シリコンであることが好ましいが、石英、ダイヤモンド、またはヒ化ガリ ウムのような別の結晶性半導体材料で作られることも可能である。
実質的に基板2の全表面上に配置されている接地面36は、電気的にドープした 基板の一片のシリコンから成る。この接地面36の上部には、実質的に全基板2 上に二酸化珪素(SiO□)の層が配置されており、一方では回転子20及び基 板2の間に、他方では電極4及び基板2の間に、電気絶縁層を形成している。こ の層50の上には、窒化珪素(Si3N4)の第1層52が配置され、その上に 電気供給ストリップ6が形成される。これらのストリップ及び第1層52の上に 窒化珪素の第2層54が堆積され、なかんずく化学的エツチング中に二酸化珪素 の層50を保護すること、しかしまた回転子20及び基板2の間の絶縁破壊を防 止することをも可能にする。給電端子8及び38は、アルミニウムの1層56に よって被覆されている。
ここで本発明のマイクロモーターの第2実施態様を示す図3を参照すると、回転 子60が単一の腕24を一本だけ有し、腕24の自由端付近に四つの対向電極2 6が「集成体」において配置されていることに着目される。このように、この回 転子60は、唯一の対向電極26集成体ellを有する。このマイクロモーター はまた、電極4のいくつかの群及びいくつかの集成体、すなわち第1実施態様に おけるのと同様に部分的に示された三つの群Gl、G2,03及び六つの集成体 E1〜E6を含んで成る。一方、図1及び2の第1実施態様においては、接地面 36及び給電端子38を介するリング30への電気供給は任意であるが、これは この第2実施態様においてマイクロモーターを駆動する場合には必要である。
ここで図4及び5を参照すると、これらは本発明の静電マイクロモーターの第3 実施態様を示す。
このマイクロモーターの回転子70は4本の腕74を有するが、図3に示したよ うに一本の腕から成ることも可能である。
この第3実施態様に従うマイクロモーターは、単一の対向電極群g31並びに二 つだけの電極群G31及び032をそれぞれ含んで成る。それはまた、六つの電 極集成体E31〜E36をも含んで成る。回転子70は、3腕74が単一の対向 電極26のみしか有さないので、特徴的な対向電極集成体を有さない。この実施 態様において、各電極集成体E31〜E36はそれぞれ二つの電極4を有する。
腕74は単一の橋架は要素40aのみでそれぞれ形成されており、その一端は接 続ブラケット28により案内部分22に接続され、一方第1電極群G31の外側 に位置した反対側の他端は、第1電極群G31及び第2電極群G32の間に、さ らなる接続ブラケット28によって対向電極26を支持している。各橋架は要素 40aの棒42は、第1電極群G31と部分的に重なる。
このように、この実施態様においては、第1及び第2電極群G31及びG32の 配置が同軸方法でなされており、そしてその間で、3腕74の先端に配置された 対向電極26が回転するので、3腕74が(空隙EF31に加えて)第2空隙E F32を獲得し、マイクロモーターの伝達可能な機械的偶力を増大させることを 可能にする。
このように、この実施態様においては、3腕に関し、n+1個の電極群と協同す るn個の対向電極と連結したn個の橋架は要素(この場合n=1)に対して、2 Xn個の空隙が得られる。K本の腕を有すると、2XnXK個の空隙が得られる 。
図6に示された第4実施態様においては、腕84は二つの橋架は要素、それぞれ 40a及び40bを含んで成り、そして第2橋架は要素40bは、それがあたか も先述の実施態様の橋架は要素40aに結合されているように、第1橋架は要素 40aの延長線上に配置されている。この第4実施態様では、3腕84は二つの 対向電極26を含んで成り、その結果、このマイクロモーターは二つの対向電極 群g41及びg42と連合した二つの電極群G41及びG42を含んで成り、3 腕84に対して三つの空隙EF41〜EF43を構成する。
このように、この実施B様では、3腕は、各々他の延長線上に配置され、n個の 対向電極群と協同するn個の対向電極に連結された、n個(この場合n=2)の 橋架は要素を含んで成り、腕1本につき2n−1個の空隙を形成する。K本の腕 を有する完成品モーターでは、Kx (2n−1)個の空隙が得られる。
図7の実施態様は、二つだけの対向電極群g51及びg52と協同する三つの電 極群051〜G53を提供する。3腕94に対して4個、すなわち図6の実施態 様と比較して1個多い空隙が形成される。このように、1本の腕94につきn個 の橋架は要素に対して、この第5実施態様のマイクロモーターはn+1個の電極 群G51〜G53を含んで成り、これが組になって環状の静電場領域を形成し、 そしてこの領域内において二つの群g51及びg52の一つの対向電極26が移 動する。このように、この実施態様は3腕94に対して、n+1個の電極群と協 同するn個の対向電極に連結されたn個の橋架は要素を有して、2Xn個の空隙 を形成する。K木の腕94では、KX2Xn個の空隙が得られる。
これらすべての実施態様において、3腕に対して1個以上の橋架は要素40a、 40bが付与され、各橋架は要素は1個の対向電極26と連結されている。1個 の対向電極は、ある場合には二つの電極群と静電的に協同して電極群の間を移動 し、そして別の場合には回転子の回転軸Aに関して電極群の外側に配置されて、 単一の電極群(G43)と協同する。
この回転子が、静電場面PCBの周囲に配置された少なくとも一つの橋架は要素 を含んで成り、少なくとも一つの電極群を越えて伸長することにより、少なくと も一つの電極群と重複するように適合した回転子の高架腕を形成することが理解 できる。
図4〜7の実施態様において、電極群を支える各橋架は要素は、それが支える対 向電極を横切って、この群によって形成された円環の外側に通過する。このよう に、各橋架は要素は、一つ以上の補足部材、すなわち静電場面PCE内に位置し た一つ以上の電極、と協同するように適合させた電気機能部材、すなわち対向電 極を支持する高架腕を構成することができる。
ここで図8及び9を参照すると、これらは本発明のマイクロモーターの第6実施 態様を示す。この実施態様において、3腕104は、案内部分22と同じ材料で できている案内部分22の延長部105から成り、そして延長部105は案内部 分22と同じ平面内に配置されている。この延長部105の先端には、この延長 部105と同じ材料でまたできており、そしてまた同じ平面内に形成されている 対向電極26が配置されている。
この腕104は単一の橋架は要素40aを含んで成り、要素の第1端は接続ブラ ケット28によって第1群g61の対向電極26に固定され、そして要素の第2 端は、第2対向電極と称される補足対向電極に固定されている。この第2対向電 極は第2対向電極群g62に属しており、そして橋架は要素40aの棒42とこ の第2対向電極との間の接続は接続ブラケット28によって行われる。これら二 つの対向電極群g61及びg62は単一の電極群G61の両側に配置され、1本 の腕104につき二つの空隙EF61及びEF62を形成する。この実施態様に おいては、n個の電極群061と協同するn+1個の対向電極26をそれぞれ含 んで成る3腕104に対してn個の橋架は要素が付与されて、2Xn個の空隙を 形成する。より詳細には、K本の腕104を有する完成品モーターに関しては、 n個の橋架は要素につき、KX2Xn個の空隙が存在する。
図10に示した本発明のマイクロモーターの第7実施態様では、先の実施態様と 同様に、回転子110の1本の腕114につき一つだけの橋架は要素40aが付 与される。この要素40aは、その各先端に配置された二つの対向電極26を含 んで成る。このように、このマイクロモーターは二つの対向電極群g71及びg 72を含んで成るが、これらはここでは二つの電極群G71及びG72と連合す る。この実施態様は1本の腕につき三つの空隙EF71〜EF73を有する。
回転子の3腕に対して、n+1個の電極群と協同するn+1個の対向電極をそれ ぞれ含んで成るn個の橋架は要素が配置されて、2Xn+1個の空隙を形成する 。マイクロモーターに対しては、KX (2Xn+1)個の空隙が得られる。
図11の実施態様では、3腕124に対して一つの第2ta架は要素40bが付 与され、この要素40bはその先端に第3対向電極26を含んで成る。このよう に、先の実施態様と比較すると、第3対向電極群g83が配置されている。この 実施態様では、3腕124に対して、三つの対向電極26と連結した二つの橋架 は要素40a及び40bが付与され、マイクロモーター全体に三つの対向電極群 g81〜g83を形成する。3腕124に対して、これらの三つの対向電極26 は二つの電極群G81及びG82と協同し、このように四つの空隙を形成する。
より詳細には、3腕124に対して、n個の電極群と協同するn+1個の対向電 極に連結したn個の橋架は要素が付与されて、1本の腕につき2Xn個の空隙、 マイクロモーターに関してKX2Xn個の空隙を構成する。
この実施態様においては、第2橋架は要素40bの自由端に配置された末端の対 向電極群g83が、第2電極群G82の外側に配置されていることに着目される 。
この概念は、第2群g62の補足対向電極が単一の電極群G61の外側に配置さ れている、図8及び9の実施態様の概念に類似する。
ここで本発明のマイクロモーターの第9実施態様を示す図12を参照する。この 実施態様では、3腕134は、ここでは三つの電極群G91.G92、及びG9 3とそれぞれ協同する三つの対向電極26に結合した二つの橋架は要素40a及 び40bを含んで成る。このように、3腕134に対して、n+1個の電極群と 協同するn+1個の対向電極をそれぞれ含んで成るn個の橋架は要素が付与され て、2Xn+1個の空隙を形成する。K本の腕を有するマイクロモーターに関し ては、KX (2Xn+1)個の空隙が得られる。
ここで本発明のマイクロモーターの第10実施態様を示す図13.14、及び1 4aを参照する。回転子140は、駆動すべき機構(図示なし)の大歯車152 とかみ合うように適合させた小歯車151を含んで成る。小歯車151は、約9 0°で互いに角度をなして分かれ出た四つの橋架は要素40eにより、回転子1 50の案内部分22に統合されている。
この実施態様では、図13及び14aに詳細に示されるように、橋架は要素40 eは、軸Aを横切って延長する非常に短い長さの棒42aの一部分から成り、そ して案内部分22の上面に固定された一つの接続ブラケット28に統合されてい る。接続ブラケット28と同様に、小歯車151及びそれが統合している棒42 aの一部分は同じ材料でできており、そして以降に説明するように、同じ製造段 階中に形成することができる。
このように、静電場面PCE上に上昇させた橋架は要素40eは、駆動機構の大 歯車152から成る補足部材と協同するように適合された機械的機能要素を形成 する小歯車151を支持する。この補足部材は、三つの電極群G101〜G10 3及び四つの対向電極群g101〜g104の内側の、静電場面PCBの外側に 位置する。
別の例においては、図示しないが、接続ブラケ・ノド28が小歯車151の下の その右側に直接配置されて、棒部分42aが省略される。
図15及び15aは本発明のマイクロモーターの第11実施態様を示す。3腕1 54は、その自由端において、対向電極26の上部に補足橋架は要素40fを含 んで成る。この要素40fは、その先端において、駆動すべき機構の小歯車16 2とかみ合うように適合させた大歯車161を含んで成る。
橋架は要素40fは、第1及び第2対向電極群g111およびg112の二つの 対向電極26を支持する橋架は要素40aよりも約3倍の長さを有する(このモ ーターの配置は、図8及び9の実施態様のモーターと似ている)。このように、 電極群G111並びに対向電極群g111及びg、112の外側に配置させた大 歯車161は、電極4から横方向に隔離され、そして電極4を静電的に妨害しな い。図15aによってより明確にわかるように、この大歯車161は、これが橋 架は要素40fの棒42bによって支持され、要素40fが橋架は要素40aの 棒42の延長部に配置されているので、静電場面の外側に配置される。大歯車1 61と同様に橋架は要素40a及び40fが同じ材料でできており、そして同じ 製造工程の間で製造されることを強調する。
記述したすべての実施態様において、一方では回転子の対向電極26が、そして 他方では固定子要素4が、中心に対して実質的に等しい角度を示す幾何学的扇型 内に付与されることに着目される。さらに、対向電極26の各群は四つの対向電 極を含んで成り、そしてそのそれぞれの中心軸Xceは、互いに約90°の角度 X1をなして分かれ出ている。一方各電極群は六つの電極を含んで成り、そして その軸Xeは約60@の角度X2をなしてそれぞれ分かれ出ている。このように 、正反対に向いた二本の腕の対向電極26が電極4の集成体Enと実質的に一致 するときには、他の二本の腕の対向電極26は固定子1の他の二つの電極集成体 4と部分的に同時に重複するということができる。このように、正反対に向いた 二本の腕の対向1ii26が、正反対に向いた二つの電極集成体4によって静電 的に引き付けられたときには、他の腕の対向電極が、これらを引き付けることが できる電極集成体4にすでに引き込まれている。このように、このモーターを駆 動するには、正反対に向いた二つの電極集成体(または二つの電極)に結合した 二つの給電端子に同時に給電し、次いで先の集成体に近接した二つの電極集成体 (または二つの電極)に結合した給電端子に給電することが理解される。マイク ロモーターが連続回転または段階回転で、一方向的または二方向的に駆動するこ とを可能にする回転領域がこのように作り出される。回転子は、適用された場に 対して反対方向に回転するので、可変容量及び反同位相型の放射場静電モーター がこのように構成される。
図1を参照し、そして電極集成体E2及びE5が給電されたと仮定すると、対向 電極の集成体e2及びO4が上述の集成体E2及びE5と一致するので、回転子 は時計の針の方向(矢印R)に移動することに着目される。同時に、対向電極集 成体e1及びO3が電極集成体E1及びE4と重複する。
このように、モーターを一段階進めるためには、電極集成体E1及びE4に同時 に給電する必要がある(矢印S)。このように、集成体E2(及びE5)の給電 を集成体El(及びE4)に送ること、そしてこのことが時計の針の方向(矢印 Rの方向)に対して反対の方向であることに着目される。
ここで図16〜46を参照して、図1及び2を参照して記述した第1実施態様の ような静電マイクロモーターを製造する写真平版微小製造方法を以降記述する。
これらの図が非常に略図的であり、そしてこれらが先述の図の寸法と正確には対 応しないことに注意すべきである。これらの図において、マイクロモーターの各 種部品は同じ寸法比率を有さない。
これらの図16〜46は、製造工程における30段階にそれぞれ対応する。第1 段階では、二酸化珪素(SiO□)の層200を、好ましくはシリコン(Si) の基板2上に熱酸化によって堆積させる。
第2段階では、適当なマスクM1、及びBHFとして知られているフン化水素緩 酸のような酸による化学的エツチングを用いて二酸化珪素層200を成形して、 基板2に下降する大きな開口部を露出させ、そしてその基板上面への接近を許容 する。
第3段階では、化学蒸着法を用いてSingの二つの層202及び204をウェ ファ−Pの全面に堆積させる。層202は、以降「ドーピング」として示される (n)型ドーピング不純物を含んで成る。
次いで第4段階では、層200の下に位置した周辺の縁を除く基板2の大部分を ドープするように、ウェファ−Pをアニールしてドーピング酸化物層202を拡 散させる。
次いで第5段階では、基板2のドープした領域及び周辺の二酸化珪素N200だ けを残すように、SiO□のN2O2及び204をエツチングする。基板2のド ープした領域が平面部材36を形成し、一方周辺層200が固定子1の絶縁層5 0の一部を形成する。この同じ段階において、化学蒸着法によってS i O2 の新たな層206をドープした領域36及び周辺層50の上に堆積させる。この 層206がウェファ−Pの外側に対する拡散障壁を形成する。
このように、これら五つの製造段階の間に、図2に見ることができるように、中 央リング30に給電するように適合させた第1導電1’i36が、実質的に基板 の全面上にとりわけ配置される。
この層36が、回転子及びその対向電極に給電することを可能にする。
ここで図21及び22を参照すると、これらは本発明に従う方法のさらなる段階 を示す。
第6段階の間では、接地面36及び続いて堆積して成形される電極4の間の電気 的絶縁を許容するように適合させた5IO2の層208が、熱酸化によってウェ ファ−Pの全面上に付与される。
第7段階では、窒化珪素(S is N4)の層210を低圧化学蒸着法によっ て堆積させる。本方法における第2の重要段階を成すこれら二段階6及び7にお いて、図2に示された層50に対応する第1を気wA縁1208が配置される。
層210は層52(図2)を形成する。
第8段階では、低圧化学蒸着法によって、ウェファ−Pの全面上、すなわち先に 堆積させたSi、Na層210の上に、ポリシリコンの第1層212を堆積させ る。この工程をより容易に理解できるようにするため、このポリシリコン層21 2をrPolysi IJと称する。
第9段階では、このポリシリコン層上に化学蒸着法によってドーピング酸化物層 214を堆積させ、次いでウェファ−Pをアニールしてドーピング剤をPo1y Si 1層に拡散させることにより、ポリシリコン層を電気的にドープする。
第10段階では、−ffflのマスクM2及びBHF酸を使用して、第9段階で 堆積させたドーピング酸化物層214を成形する。
第11段階では、前記組のマスクM2を使用してプラズマ写真平版によってポリ 293フ1層212を成形し、第7段階で堆積させた窒化珪素層210を表面化 させる。
次いで、第12段階では、BHF酸を使用して層214の残存するドーピング酸 化物をエツチングし、成形されたポリ293フ1層212を完全に露出させる。
この段階(第8〜12段階)において、固定子の電極4に給電するように適合さ せたストリップ導体6(図1参照)が、前記組のマスクM2によってポリシリコ ン中に形成される。
第13段階では、低圧化学蒸着法によって、ウェファ−P全面上に窒化珪素Si 、Niの第2層を堆積させる。この第2窒化珪素層は続く化学的エツチングの間 下層を保護し、そしてモーターが駆動している間の摩擦係数(回転子22は回転 子1上の突出要素23に支えられる、図2参照)を低減するのに役立つ。このよ うに、この層216はまた、摩擦に対する保護を提供することによってマイクロ モーターの機械特性を向上させることもできる。このN216は図2の層54に 対応する。
ダイヤモンドのような他の材料がこの機能を満たし、そしてS l 3 N4の 代わりに堆積させることができることに着目すべきである。
第14段階では、英略字rpsc、とじて一般に知られているホスホシリケート ガラス層218を、ウェファ−P上に堆積させる。
第15段階では、ウェファ−Pをアニールして、層218の外側表面を平滑にす る。この層218をrPSG TJ層と称する。
第16段階では、マスクM3を用いてPSG I層中に開口部を作製し、そして 以下に説明するように、回転子22の突出要素23を形成する。このPSG I Jiの改変は、緩衝化したフン化水素酸を使用する化学的エツチングによって行 われる。
第17段階では、化学蒸着法によってドープした酸化物層219を堆積させて、 化学的エツチングの間に露出した第2窒化珪素層216をコーティングすること を可能にする。
第18段階では、以降の段階かられかるように、固定子電極4用の支持体10を 提供するために、追加の開口部をPSGI層21層中18中する。この場合は、 写真平版プラズマ法が用いられる。このようにこの第18段階では、ストリップ 導体6のある部分の右側の層218のある領域が除去され、しかしストリップ導 体6のこれらの部分上の窒化珪素層216の部分もまたエツチングされることに 着目される。
第19段階では、ポリシリコンIIと称されるポリシリコンの第2層220を、 低圧化学蒸着法を用いてウェファ−上に堆積させる。
第20段階では、−組のマスクM5を用いるプラズマ写真平版法によってポリシ リコンIIの第2層を成形して、案内部分22、固定子の電極4、回転子の電極 26、及びおそらく固定子の電極4に給電するように適合させた給電端子8をも 規定する。この段階では図9〜15の延長部105をも同時に作製することがで きる。
第21段階では、構造要素(22,4,26、及び8)の下部に位置していない 部分のPSG 1層218が、−組のマスクM5によって及びプラズマをも使用 して成形される。
ここでは、これらの構造要素の下部に存在する部分のPSGI層218が、次い で化学的エンチングによって除去されることになる犠牲層を構成することに着目 すべきである。このように第14〜21段階では、少なくとも一層の固定子電極 4、並びに同時に回転子の案内部分22、少なくとも一つの回転子電極26、及 び好ましくは給電端子8、並びに任意的に延長部105が、マイクロモーターの 回転軸の回りに角度をなして分かれ出るように(図1)組み立てられた第1犠牲 層の挿入物とともに形成されたことに着目される。このようにこれらの段階14 〜21は、本発明の工程において本質的な補助段階を構成する。
第22段階(図37)では、前段階にて形成された機能素子上に、ホスホシリケ ートガラス(PSGII)の第2層222を化学蒸着法によって堆積する。
第23段階では、PSC,IIの第2層の一部、並びに窒化珪素の二層216, 210及び二酸化珪素層50のある領域を、プラズマ写真平版成形によってエツ チングする。このようにこの段階は、中央リング30の認識、並びに接地面36 の給電端子3日の認識を作製する。この成形は一組のマスクM6を用いて行われ る。
第24段階では、マスク7と共にプラズマ写真平版法を再度用いてPSG II の第2層222のある部分を作製し、それを案内部分22に且つ接続ブラケット 28の対向電極26に固定すること、並びにあるいはストリップ6の給電を許容 する給電端子39(図31)の形成を許容する。
第25段階では、ポリシリコンIIIと称されるポリシリコンの第3層224を 、低圧化学蒸着法を用いてウェファ−全面に堆積する。
次いで第26段階では、マスクM8と共にプラズマ写真平版法を用いて、必要な 機能部分だけを残すようにポリシリコンIIIの第3層224を成形する。この ように、ホスホシリケートガラス(PSGII)の第2層222の一部が露出す る。
第27段階では、ウェファ−PをアニールしてポリシリコンII及びIIIのそ れぞれ第2及び第3層のドーピングを許容してこれらを導電性にする前に、ドー ピング酸化物5in2の層226を、蒸着法を用いてウェファ−Pの全面に堆積 させる。
第28段階では、犠牲層の最も接近しやすい部分(すなわち、表面に露出した部 分)を酸でエツチングして、給電端子上へのアルミニウムの堆積に備える。
このように、これらの段階22〜28において、回転子電極4、給電端子8、中 央案内リング30、しかしまた上述のように機械的または電気的機能部材と連結 して回転子の高架腕を構成する各種橋架は要素40が、第2犠牲層の挿入物と共 に且つ案内部分22の上に形成される。
この工程において、一つの対向電極26が機能素子として唯−示されているが、 図14及び15のそれぞれ小歯車151または大歯車161をも示すことはもち ろん可能であった。
第29段階では、アルミニウムN228をウェファ−P上に蒸発によって堆積さ せる。
第30段階では、給電端子8及び38上に一層のフィルムを残し、そして電子制 御回路(図示なし)への接続を許容するために、マスクM9を使用してアルミニ ウム層228を改良する。
第31段階では、ホスホシリケートガラスPSG I及びPSG IIの二層に よってそれぞれ形成された残る犠牲層を、フン化水素緩酸(BHF)を用いて比 較的長い時間エツチングする。
下部の犠牲層の化学的エンチングを促進するため、回転子の案内部分22は、妨 害のない軸方向の開口部25を適当に分布して含んで成り、エツチング酸のより よいイリゲーションを許容する。
さらに、単一の回転子電極4のみが示されているが、図1の群G1〜G3のよう にいくつかの同軸電極群を同時に製造することが可能であることは明白である。
給電端子8の代わりに、その上のアルミニウム層を除去することによって電極群 4を形成させることは可能である。
同様に、同時に且つ同じ層を用いて、電極群Gnの両側に配置させた図1の群g 1〜g4のようないくつかの対向電極群を製造することが可能である。橋架は要 素40a〜40dもまた同時に製造される。それらは、電極及び対向電極とは別 のポリシリコン層(特に、ポリシリコン層III )で製造される。各橋架は要 素は互いの延長部に配置されており、その接続ブラケット26は、下部層によっ て形成された対応する対向電極上または案内部分22に固定される。
このように、中央リング30と同時に都合よく製造されうる橋架は要素の配置に より、回転子及び小歯車または大歯車間の賢明な機械連結によって偶力を伝達さ せる問題、並びにかみ合い構造の構成による空隙数の増加によって伝達可能なモ ーター偶力を増大させる問題の両方を解決することが可能となった。
F:EF、G3263ブ70 e9 ブ04 !−一」L−一1 本発明は、写真平版微小製造法によって製造された放射場静電マイクロモーター に関する。
本モーターは、前記マイクロモーターの回転軸の回りに互いに角度をなして分か れ出ているいくつかの電極群を備えた固定子、前記固定子電極と協同するように 適合させた対向電極を有してそれらの間に空隙を形成する少なくとも一つの腕を 有する導電回転子、並びに前記回転子を回転運動あるいは並進運動で駆動するよ うに適合させた案内リングを有し、本マイクロモーターは、マイクロモーターの 静電場面(PCE)より上の少なくとも一部分に配置されている少なくとも一つ の橋架は要素を含んで成る回転子を有し、前記要素は、前記静電場面の内側また は外側及び前記固定子電極群の内側または外側に配置されている一つ以上の補足 部材と協同するように適合させた一つ以上の機械的または電気的機能部材を有す る回転子の高架腕を構成する。
本マイクロモーターは、連続回転または二方向性回転において、非常に小型化さ れた機構の段階的駆動を行うのに適している。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.写真平版微小製造法によって製造された放射場静電マイクロモーターであっ て、 前記マイクロモーターの回転軸の回りに角度をなして分かれ出た複数の電極の少 なくとも一群を有する固定子であって、前記電極が基板上に支持された制御回路 に電気的に接続されている固定子、 好ましくは少なくとも一部分は導電性材料から成る回転子であって、実質的に静 電場面を選定した一平面において、各固定子電極を横切って通過するように適合 させた少なくとも一つの対向電極を有し、これによって前記対向電極及びその対 応する電極間の遊びが空隙を形成する回転子、電力供給を受けるように適合され そして前記基板に統合されている軸受を形成するリングであって、前記回転子が 、前記対向電極が統合されている案内部分によってこのリングの回りを回転でき るようにそして任意的に並進するように案内され、前記回転子が静電場面より上 の少なくとも一部に配置された少なくとも一つの橋架け要素を含有し、前記要素 が、停電場面の内側または外側に及び前記固定子電極群の内側または外側に配置 された一つ以上の補足部材と協同するように適合した一つ以上の機械的または電 気的機能部材を支持する回転子の高架腕を構成するリング、 を含んで成る型のマイクロモーター。
  2. 2.前記部材が、第1群を形成する前記電極と、前記第1群に同軸的に配置され た第2電極群との間に配置された前記回転子の対向電極から成り、前記対向電極 と前記第2電極群との間の遊びが第2空隙を形成している、請求の範囲1記載の マイクロモーター。
  3. 3.前記回転子の各腕がn個の橋架け要素を有し、そのあるものが他の延長部に 配置され、前記n個の橋架け要素が、同軸様式で配置された少なくともn個の電 極群とかみ合うように協同するn個の対向電極をそれぞれ有して、少なくとも2 ×n−1個の空隙を形成する、請求の範囲1記載のマイクロモーター。
  4. 4.n+1個の電極群を有し、それらが組をなして静電場領域を形成し、前記領 域内において前記対向電極の一つが移動して、2×n個の空隙を形成する、請求 の範囲3記載のマイクロモーター。
  5. 5.前記部材が、第2対向電極を選定した補助対向電極から成り、前記第2対向 電極が固定子電極群の外側に配置され、前記第2対向電極と前記電極群との間の 遊びが補助空隙を形成する、請求の範囲1記載のマイクロモーター。
  6. 6.前記回転子の各腕がn個の橋架け要素を有し、そのあるものが他の延長部に 配置され、前記n個の橘架け要素が、少なくともn個の電極群と協同するn+1 個の対向電極をそれぞれ有して、少なくとも2×n個の空隙を形成する、請求の 範囲5記載のマイクロモーター。
  7. 7.n+1個の電極群を有して、n+1個の対向電極と共に2×n+1個の空隙 を形成する、請求の範囲6記載のマイクロモーター。
  8. 8.前記橋架け要素が、駆動機構の大歯車または小歯車とかみ合うように適合さ せたそれぞれ小歯車または大歯車から成る、請求の範囲1記載のマイクロモータ ー。
  9. 9.前記橋架け要素が、前記回転子の対向電極から成る電気的機能部材以外に小 歯車または大歯車を有する、請求の範囲8記載のマイクロモーター。
  10. 10.前記n番目の橋架け要素または末端橋架け要素が前記大歯車を含んで成る 、請求の範囲8記載のマイクロモーター。
  11. 11.前記小歯車または前記大歯車が、好ましくは前記回転子上に正反対に配置 された少なくとも二つの橋架け要素によって前記回転子に統合されている、請求 の範囲1記載のマイクロモーター。
  12. 12.前記小歯車または前記大歯車が、互いに約90°をなして分かれ出ている 4本の腕によって前記回転子に統合されている、請求の範囲11記載のマイクロ モーター。
  13. 13.請求の範囲1記載のもののような静電モーター用の写真平版製造法であっ て、 a)好ましくは、マイクロモーターの回転子の案内部分を案内且つ接触すること ができる中央リングに給電するように適合させた第1導電層を、基板全面にわた り実質的に提供すること、 b)前記導電層上に少なくとも一つの第1電気絶縁層を提供すること、 c)前記第1絶縁層上に、マイクロモーターの制御回路によって固定子電極に給 電するように適合させたストリップ導体を形成すること、 d)前記層上の少なくとも一部に、保護機能並びに摩擦低減及び電気絶縁機能を 有する一層を好ましくは堆積すること、e)第1犠牲層の挿入物と共に、マイク ロモーターの回転軸のまわりに角度をなして分かれ出ている少なくとも一つの電 極群、並びに同時に前記回転子の前記案内部分及び前記回転子の少なくとも一つ の対向電極を形成すること、f)前記電極及び前記対向電極上、並びに第2犠牲 層の挿入物を有する前記案内部分上に、前記中央リング、並びに小歯車または大 歯車のような少なくとも一つの機械的または電気的機能部材と連合するように適 合させた回転子の高架腕を構成している少なくとも一つの橋架け要素を形成する こと、g)そして次いで化学的エッチングによって前記犠牲層を除去すること、 を含んで成る、静電モーターの写真平版製造法。
  14. 14.前記f)段階が、給電端子及び電極を同時に形成する、請求の範囲13記 載の方法。
  15. 15.前記e)段階において、前記回転子の前記案内部分と前記対向電極との間 に機械的連結を提供するように適合させた少なくとも一つの腕様延長部が形成さ れる、請求の範囲13記載の方法。
  16. 16.前記e)段階において、いくつかの同軸的に配置された電極群(Gn)が 同時に形成される、請求の範囲13記載の方法。
  17. 17.前記e)段階において、前記対向電極群のどちらかの側に配置されたいく つかの対向電極が製造される、請求の範囲15記載の方法。
  18. 18.前記f)段階において、あるものが他の延長部に実質的に並べられそして 対応する下部の対向電極と連合する、いくつかの橋架け要素が同時に製造される 、請求の範囲16記載の方法。
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