JPH04505334A - 抗炎症薬の高分子量プロドラッグ誘導体 - Google Patents

抗炎症薬の高分子量プロドラッグ誘導体

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JPH04505334A
JPH04505334A JP1503409A JP50340989A JPH04505334A JP H04505334 A JPH04505334 A JP H04505334A JP 1503409 A JP1503409 A JP 1503409A JP 50340989 A JP50340989 A JP 50340989A JP H04505334 A JPH04505334 A JP H04505334A
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ヨハンセン,マリアンヌ
ハルボー,エリン
クルツハールス,ペーター
オールセン,ヘニング ペーター
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の名称 抗炎症薬の高分子量プロドラッグ誘導体発明の背景 発明の分野 この発明は、リウマチ、関節炎、痛風、潰瘍性大腸炎のような炎症で特徴付けら れろ症状の治療や痛みの軽減に有用な薬物の新規高分子量プロドラッグ型、その プロドラッグ型の製法、そのプロドラッグ型を含有する医薬組成物およびプロド ラッグ型の使用法に関する。 この明細書の趣旨で、用語”プロドラッグとは、ヒトを含む温血動物に投与した 際に、認定済(proven )薬剤に変換される、公知の認定済抗炎症剤(例 えば、ナプロキセン、イブプロフェン、ケトプロフェノ、ヒドロコルチゾン、5 −アミノサリチル酸、メチルプレドーゾロンなど)の誘導体を意味する。この発 明の化合物の酵素的および/または化学的加水分解は、認定済薬物型(親の薬物 化合物)が遊離されるように起こり、かつ分裂した1つもしくは複数の部分は非 毒性か、または非毒性代謝物が産生されるように代謝される。 これらの新規なプロドラッグ型において、抗炎症薬剤化合物は、ある種の生体分 解性多糖誘導体と、エステル結合を通して直接的に、またはその処刑と多糖の担 体との間に適当なスペーサ手を介して、共有結1′ヤしている。これらの新規な プロドラッグ型は、非経口投与後に、投与部位で活性な抗炎症薬を徐々に放出し て活性の期間を延長するとともに、あわせて生体外のpH3〜5の範囲の水性溶 液中で望ましい高い安定性を有する。 この新規なプロドラッグ型は、さらに多糖担体分子の分子の大きさにより、生体 内で1動が制限されるという特徴を示し、そのため活性薬剤化合物が病気組織の 近傍での投与部位で局在して再生されることになる。このようなプロドラッグ接 合体を温血動物に経口投与すると、親の活性薬剤の延長されかつ局在した放出は 、末端回腸と結腸中で起こるが、G1−管のこれらの部位に存在するグルコシダ ーゼと加水分解酵素によって行われる。経口投与後の末端回腸と結腸への選択的 放出の外に、プロドラッグ接合体は、放出された活性薬剤の治療上効果的で一定 の血中濃度を延長された期間にわたって与える。その上新規プロドラッグ型は、 親の抗炎症薬物化合物と比較してpH3〜5において望ましい高い水溶性が付与 される。さらにプロドラッグ誘導体は組織適合性を奏する性質をも有オろ。 (従来技術の記述) 多種類の医薬側化合物が炎症を特徴とする病気の処理に用いられていることはよ く知られている。これらの薬剤化合物には本明細書では、ナプロキセン、ケトプ ロフェン、イブプロフェノ、ジクロフェナックなとのような、アントラニル酸、 フェニルアルカン酸およびイ/ドメタンンの誘導体として定義される非ステロイ ド系抗炎症(IS(NS^ID):ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、フェニ ルプレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、トリアパンノロ7など(・)ような コルチコステロイド:ヒドロキシクロロキンなどのような抗マラリャ剤:メトト レキサート、メルフアランなどのような免疫抑制剤、5−アミノサリチル酸なら びに多様な生理性質と構造を有する池の薬物化合物が含まれる。 上記の薬物化合物でよく治療される炎症を特徴とした病気には次のものが含まれ る。 滑膜炎 λ、成人及び若年性リウマチ性関節炎 す、他のコラーゲン箭環病(例、全身性エリテマトーデス、混合集合組織病症候 群) C1結晶誘発性関節炎(通風、疑似通風)d、陰性漿液を髄関節症(関節周辺の 強直性を髄炎、乾癖性関節炎、ライター症候群、炎症性腸疾患を含む)e、股関 節部形成に伴う膝滑膜炎 f、急性傷害 へ−バーデン結節による滑液シフト 粘着性包炎(五十肩) 肩手症候群 膝窩及び肘前シスト 社交 g、liN上筋、二頭筋、手伸筋、ド・ケルパン症候群、機側及び尺側の屈筋腕 骨、指王痕伸筋(ばね指)、アキレス鍵、半膜様筋 骨液包炎 a、N時下、烏口状、肘頭、転子、ガチョウ様、膝蓋骨前、膝蓋下、レチオカル カニール、手相、ギョン及び足板のトンネルの症候群 外上顆炎 足底筋膜炎 側頭下顎関節症候群 骨関節炎 a、膝及び炎症性指節間関節滑膜炎 す、第一中手指節(関節)、手板中手骨、及び中足指節関節c、ll椎小関節症 神経節 ローバック症候群 ティーツェ症候群 肋軟骨症 剣状突起炎 デュプユイトラン拘縮 (慢性関節)リウマチ小結節 Epi仙腸骨脂肪I!(ストックマン小結節)混合結合組織疾虫(複合膠原病) による手腫脹軟組織屈曲痙縮(最近;ハ) 坐骨真毛胃痛 急性腰椎盤脱出症 11瘍性大陽炎 限局性回腸炎(クロー)病) 上記の抗炎症剤用の他の適応症は当業者に明白なことであるに投与した(例えば 関節内投与)後に、投与部位で(局在性薬剤作用)延長された期間(延長された 作用期間)よく規定された速度で活性消炎剤の放出(tIil整放出)をする消 炎剤の新しい医薬用非経口製剤が医学上要望されている。この要望があるのは炎 症疾患の治療に現rEまで使用されている抗炎症剤の通常の製剤にはいくつかの 欠点があるためである。N5AIDの経口投与後、点滴用量のごく少屯が炎症組 織(例えば炎症関節)に入るだけである(Galloら(,1986): MM kelaら(+981))。N5AIDの活性期間は限定されているのでNS^ IDを疾患部位に局所的に治療上有効な濃度を維持するためには大儀のNS^I Dをしばしば投与する必要がある。この投与パターンでは、G!管から微小血管 血液の損失や胃1!瘍のような望ましくない副作用を生ずることになる( Ba ker& RabinOwitz(1986)及びそこでの引例)。 その上、ll5AIDs療法に伴う副作用の大部分は投与量に関連しているため 、作用を局在化しかつ作用期間を延長した低濃度のN5AID療法が強く要求さ れている。このことは、胃腸粘膜の上記の損傷のケースに加えて本質的に全身性 のケースについてである( Baker& Rabinowitz(1986)  ; Bjarnasonら(+984) ) 、他の投与量に依存する重篤な 副作用は、年長者が多種のNS^IDを服用する間に起こる大きな精神状部の変 化である( Bjarnasoi& Rabinowitz(1986)とそこ での引例)。 コルチコステロイドの微結晶水性懸濁液が関節内投与用に利用可能である。微結 晶が関節内に保持され、ゆっくり溶解して持続性の抗炎症効果が得られる。しか し、点滴投与量の主要量は、制限なしで全身循環され、内因性のコルチゾール産 生の抑制のような重篤な副作用を起こす(l1unneybal I(1986 ) : Gray&GoLLlieb(+983))。その」−結晶製剤自体は 薬物製剤の物理特性のため局所的な7L/ア反応を起こす(Gray&Gott lieb(198K) :Hunneyball(+986))。 抗炎症薬療法がいくつかの重篤な副作用を伴うことから、局在化し、低レベルで 持続した効果の療法を達成する製剤の開発は大きな利点となろう(llunne yball(1986)とそこでの引例)。 これらの望ましい貢献を有オろ製剤の必要性は一般的に認識さFLCl、’ル( Ratclirfeら(1987))。コルチコステロイド懸濁液の適用とは別 に、関節内注射後の局在的で持続性作用を達成する試みとして抗炎症性薬剤を、 リポソーム(Dingleら(1978))及び小球に(RaLelifTpら (1984)及び(+91’17))導入する方法がある。これらのコロイドを 用いる方法はいくつかの欠点があり、この発明の方法及び化合物とはかなり異な る。 潰瘍性大腸炎やクローン病のようなヒトの炎症性腸疾史には、プレドニゾロンや スルーノアサラジンの軽口投与による治療が現在行われている。スルファサラジ ノは、下腸で嫌気性細菌によって分解され、治療上活性な5−アミノサリチル酸 を生成すると推定されている。これらの薬物の製剤を用いての経口療法では、主 に胃腸管の薬物の非特異吸収によるいくつかの欠点がある(Thoa+asら( 1985) : Brownら(1983))。結果として所望部位で薬剤の有 効製炭を得るため、高投与量を投与しなければならなずこれが重篤な局所及び全 身性の副作用となる。スルファサラジノの使用が制限されるのは、例えば、有害 な胃腸の血液学的及び一般的な副作用、又はより重篤な反応(顆粒球減少、中毒 性表皮融解、感覚異常、肝毒性、膵炎、肺疾患及び男性不妊症)が発生するから である(Brownら(+983))。合成の巨大担体を用いての5−アミノサ リチル酸の高分子プロドラッグが合成されたが、これは活性剤を選択的に結腸に 運搬することを目的とする(米国特許第4,190.716号及び同第4,29 8.595号)。しかし、生体内でのこの高分子プロドラッグからの5−アミノ サリチル酸の再生は悪いものであった。 上記の観点から、上記の欠点を解消する抗炎症剤の改良した非経口及び経口制剤 への強い要求があることは全く明らかである。また上記のことから、成功する抗 炎症剤の高分子プロドラッグ型は、投与部位に保持され、親薬物を炎症組織(例 えば関節内)に選択的に分配され、組織親和性で病変部での抗炎症剤の放出が調 節され作用期間が延長されなければならないことは明らかである。 (発明の要旨) この発明の目的は、ムとの現医薬型が活性の目的部位で放出できるようなしかた て分解し、残りの分解した部分が非毒性及び/又は非毒性の方向で代謝されるよ う設計されたプロドラッグである抗炎症薬の誘導体を提供オることにある。 この発明の他の目的は、生体内で活性の抗炎症薬を徐々にかつ調節され、予期の 方法で放出することによって活性の期間を延長することを特徴とする抗炎症薬の 新規の高分子量プロドラッグ型を提供することにある。さらにこのプロドラッグ 型はこれらに生体内のp)13〜5で水性媒体中で望ましい高安定性を示す特徴 を有する。 この発明のもう一つの目的は抗炎症薬の新規な生体可逆性誘導体で、それを温血 動物に関節内投与した際に関節腔内に残存し、又はエンドサイト−シスにより滑 膜の炎症細鉋内に取りこまれ、従って局在した薬剤作用と活性薬化合物の徐放性 とを兼ねるものを提供することにある。 この発明のもう1つの目的は、抗炎症薬の新規なプロドラッグ型で、その誘導体 を温血動物に、炎症疾患の他の組織の近傍で局所的に非経口投与した際に、投与 部位に局在し延長した薬作用を与えるものを提0?オろことにある。 この発明のさらに他の目的は抗炎症薬の新規なプロドラッグ型で、その誘導体を 温1]1
【動物に経口投与した際に、親の薬物化合物を末端回腸と結腸で選択的 に延長された時間再生するもの(局在性で徐放性の製1’1llI)を提供する ことにある。 この発明の他の目的;よ抗炎症薬の新規なプロドラッグ型でその誘導体を温血動 物に経口投与した際に、放出した活性薬の十分に高くかつ一定の曲中製炭を長時 間与えるもの(徐放性製剤)を提供することである、 この発明のさらに別の目的は抗炎症薬の高分子プロドラッグタイプで、その誘導 体を温血動物に投与した際に、その薬剤からの生体関与性(bio 、dTec ting) /薬理学的レスポンス特性を引き起こし、さらに、投与部位の周り の組織への刺激が少ないことで特徴付けらλするらのを提供することにある。 この発明の他の目的、特徴、利点は当業者に明らかであろう。 前記の目的、特徴、同点は、式(1):%式%() [式中ps−oは、以下に定義した多糖誘導体(PS−OH)の遊離ヒドロキシ ル基の何れかのアルコキシド残基を示す、Aはカルボニル基またはrj在しない 、nはO又は1〜14の正の整数、Bは酸素、カルボニル基、NR(Rは水素又 は低級アルキル)又はBは存在しない。 Dは、 (i)式(+ +) R+ Co (+ +)(式中、R,−Co−は、炎症疾 患の治療に用いられるカルボン酸医薬(R、−C00I+)のアシル残基)、ま たは(11)式(I t) Ry−0−(I t)(式中、R2−〇−は、公知 の抗炎症ステロイド(R’! OH)のC−21アルコキシド残基又は炎症疾患 の治療に用いられるヒドロキシル官能基を自存する他の医薬のアルコキシド残基 ]で表される新規化合物々びその非毒性の医薬的に受容な酸付加塩とその非毒性 の医薬的に受容なカチオン塩によってもたらされる。 この明細書で用語“多糖゛とは、主要なインターユニット結合が0−グリコシド タヂブである周期的な繰り返し構造を含有する炭水化物ポリマーに関する。この 発明において抗炎症薬に用いられる巨大分子担体としては、デキストラン、澱粉 などのような多糖、カルボキンメチルデキストラン、ジエチルアミノエチルデキ ストラン、ヒドロキシエチル澱粉などのような多糖誘導体、アルギネート、グリ コーゲン、プールラン、アガロース、セルロース、チトサン、キチン、カラゲー ナンなどがある。 この出願では、P S −OHはこのような多糖担体化合物を意味する。 この発明で述べる多糖とその誘導体のポリマー骨格は、化学構造が僅かに異なる 。しかし、同じリガンドを含有し、しかし上記の各種多糖から誘導されるプロド ラッグ接合体は、式(1)で定義した抗炎症薬のデキストラン接合体と、合成の 条件、物理化学的性質と生物学的活性に関して類似している。かくしてこの発明 は抗炎症薬の可能な巨大分子担体として上記の多糖誘導体ならびにデキストラン 、澱粉、ヒドロキシエチル澱粉の使用を含む。 デキストランはα−アンヒドログルコピラノシド単位で作られた高分子量多糖で モノマー単位間の結合がα−1,6タイプと非α−1,6タイプの両方で、この 結合の少なくとも50%がα−1,6タイプであることを特徴としてる。 デキストランの著しい特徴は分子量、分子量分布、分子構造の繰り返しのα−1 ,6結合と非1.6結合の割合、水感受性を含む物理的、構造的性質に関して示 される幅広い変動があることである。水感受性に関して所謂“天然デキストラン °はヒドロキシル担持物質で親水性であり、デキストランのあるものは易水溶性 で、一方他は水に難溶性で当初水によって膨潤され、ごく最後には完全に溶解さ れる。 上述のようにこの発明は、デキストランの抗炎症薬の担体としての使用に関し、 この発明を実施するのに、多種類のデキストランが使用できる。使用されるデキ ストランは、光散乱測定法で5.000〜150XIO”の分子量、分子構造繰 り返しのα−1,6と非a−1.6結合の割合か1.9: I 〜30: 1.  My/Mn比(M wとMnはそれぞれ重量平均分子量と数平均分子量)で定 義される1、1−10の多分散性(polydispersity)をそれぞれ 有していてもよく、特異の薬剤担体が意図される用途により水に溶けても又は実 質的に不溶であしよい。 デキストランは各種の方法で得ることができる。スクロースに細菌の存在下又は 実質的に不存在下に酵素を作用させて合成できる。例えばスクロース、特に窒素 化合物及びある種の無機塩を含有する水性栄養培地に、ロイコノストック・メセ ンテロイデス(LeuconosLoc 5esenteroides)やエル φデキストラニクム(L−dextranicum)のような適切な微生物の培 養物を接種し、微生物の生育に最も好ましい温度で、デキストランの最大生産量 が得られるまで培養する。これは所謂゛全培養°法によるスクロースからデキス トランの合成であり、すなわちその合成は細菌と細胞破片の存在下酵素作用で行 われる。あるいは、ロイコノストック細菌を培養して得た培養物を濾過し、濾液 にある酵素(デキストランスクラーゼ)を単離してもよい。濾液は通常所定の酵 素力価に希釈し、スクロースの水性液と混合してもよい。混合物は、デキストラ ンが合成されるまでpHと温度の調整した条件下て放置される。酵素を濾液から 単離し、粉末状態または水溶液の彩で用いることができ通常後者が用いられる。 これは、細菌と細胞破片の実質的不存在下でのこ酵素作用によるデキストラン合 成である。 この方法で当初に得られるデキストランは所謂“天然°デキストランで通常、百 方単位の非常に高い平均分子量を有する。 デキストランの非溶媒である有機液体を、デキストランが合成されている培地に 添加d°ることによりデキストランを沈澱さすことができる。非溶媒又は沈澱剤 としては、水混和性の脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタノールもしく はイソプロパツール、アセトンのようなケトン、又はジオキサンがある。 沈澱したデキストランは、精製、乾燥され実質的に白色の塊とされ、これは合成 に使用するため粉末に粉砕する。 天然又は高分子量のデキストランは酸性又は中性条件下で又は酵素の作用で加水 分解して、天然物より低分子量にすることができる。°臨床用”デキストランは 20.Goo〜200.000の平均分子量をもつ。°臨床11じデキストラン を作る際に、天然物の加水分解もしくは開裂から得られる場合、分別沈澱法によ って臨床用デキストランを加水分解物から単離するのが普通である。 この分別沈澱法は、最初に水混和性アルコール又はケトンを継続的に量を増やし て添j月1して高分子量多糖を沈澱分離し、次(1で所望の中間分子区分を沈澱 、回収する。この方法では“臨床用′軽口以下の平均分Fffiのデキストラン を含有する上澄液を残し、この上澄液は通常廃液として放棄されろ。また異なる デキストラン区分を、加水分解物から、デキストラン溶媒通常水とともに沈澱剤 を用いろ分画溶液法によって分離することができる。現在デキストラン合成が細 菌の非存在下でスクロースに酵素を作用させて行われたとき、比較的低分子量の デキストランを少なくとも優勢な割合で生産するのに望ましい条件下で合成を行 うことが可能なことは知られている。従って、現在知られているように、スクロ ースから直接に酵素的合成法によって比較的低分子量デキストランを得ることが 可能である。その上、単離したデキストラン区分を例えばセファデックス0シリ ーズを用いる繰り返しゲル濾過に付して、1.1のような低い多分散性を有する デキストラノ製品を得ることができる。デキストランがスクロースに細菌と細胞 破片の存在下又は実質的に不存在下で酵素作用で合成されたとき、得られた天然 デキストランの水感受性は、培養物を得るための培養される微生物、又はデキス トランが合成されるスクロース担持培養に導入され、前記培養物から分離できる 酵素によって影響される。かくして、次のN n RL (NoLhern R egional Re5earch Laboratories)分類をもつ微 生物、即ちロイコノストック・メセンテロイデスB−512、8−1146,3 −119j&びB −1196、又はそれらの酵素を用いて合成されたデキスト ランは全く水易溶性である。これらのデキストランは、通常スノ、−ズて光沢の ある弾性ゴム状物で全く水に易溶で透明又は実質的に透明な溶液となる。 微生物(又はそれらの酵素)(NRRL)1.、メセンテロイデスB−742, B−1191,8−1196,B−1208及びB −1216及びストレプト バクテリウム・デキストラニカム(5treptobaeterius dex Lranicum) B −1254からの天然デキストランは一般的にいえば 、むしろ、ざらざらし几、つやのない非弾性ゴム状物で、水に比較的不溶ではあ るが、水膨潤性で加熱撹拌で溶液となり、いくらかにごった粘性液となる。 第3のグループの天然デキストランは、NTtRL分類、ロイコノストック・メ センテロイデスB−1120,8−1144,B−523及びベータバクテリウ ム・ベルミホーム(Betabacteriumversiforse) B  −1139と称せられる微生物(またはそれらの酵素)から得られるものが含ま れる。これらのデキストランは一般に多少柔らかなゴム状物で水に膨潤性である が、全ての実用目的上、実質的に水に不溶である。 デキストランを含む多糖は、有機物[以後リガンドと称す]と共有結合しうる多 くヒドロキシ基を存する。デキストラン中には、モノマーのα−I)−グルコー ス単位のヒドロキシ基がC−2,C−3とC−4位置に優勢に存在してリガンド 固定に利用できるが、デキストランの側鎖ならびに主鎖中の末端α−D−グルコ ース単位のC−6位の遊離ヒドロキシ基もデキストラン−リガンド結合を作るの に用いられる。 共有結合のりガントの確定について、多糖のC−2,C−3゜C−4とC−6位 のヒドロキシ基は、反応性においてごく僅かに異なる(de Be1der&N orr+aan (196g) : Larsen&Joh■1(1985)) 。その上、多糖エステル形成によるリガンド結合の場合は、エステル結合がC− 2,C−3,C−4とC−6位に形成される割合はアシル移動により熱力学的に 決定される(Casinoviら(1974))。結果と1−モノマー炭水化物 単位の単一のヒドロキシ基は、除外的にリガンド固定されない。同一のリガンド 又は異なるリガンドタイプは、理論的には、多糖の単一モノマー炭水化物単位の 全てのヒドロキシ基を占有し得るが、合成条件とは独立して、共有結合したりガ ントが均一に多糖鎖に分布されることがより多くみられる( Larsen&  Johansen(1985))。 この明細書で用語“低級アルキル”とは直鎖または分岐のC1,□8アルキル、 例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチ ル、ヘキシル、ヘプチル又はオクチルを示す。 ここに用いた用悟゛非毒性の医薬的に受容な酸付加塩°は一般に式(1)の化合 物と非毒性の無機又は有機の酸とで形成した非毒性の酸付加塩を含む。例えばこ れらの塩には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、スルフトミン酸、硝酸、リン酸などの 無機酸からの誘導されたもの、酢酸、プ【Jピオン酸、コハク酸、フマル酸、マ レイン酸、酒石酸、クエン酸、グリコール酸、乳酸、ステアリン酸、リンゴ酸、 パモイ酸、アスコルビン酸、フェニル酢酸、安息香酸、グルタミン酸、サリチル 酸、硫酸、スルファニル酸などのような有機酸との塩が含まれろ。 こびで用いた用語“非毒性の医薬的に受容なカチオン塩”とは、一般に式(1) の化合物と非毒性の無機又は有機の塩基とで形成された非毒性カチオン塩が含ま れる。例えばこれらの塩にはカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム 、亜鉛、クロルプロカイン、ジェタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミ ン、プロカイン、ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタアミンなどのカチオン から誘導されたものが含まれる。 上記したように、式1のDは1以上のカルボン酸官能を有する、炎症疾患の治療 に(T用な何れの医薬、薬剤(R、−C00H)の(式1.中の)アシル残基R ,−Co−を示す。本順の高分子量プロドラッグが誘導される医薬又は薬剤の例 に次のものh(含まれるがこれに限定されない。 &、非ステロイド系消炎剤: サリンダック・(2>−[5−フロロ−2−メチル−1−(4−メチルスルフイ ニリベンジリデン)インデン−3−イル〕酢酸 インドメタシン: I−(4−クロロベン′ゾイル)−5−メトキシ−2−メチ ル−II+−インドール−3−酢酸ナプロキセン: (+) −2−(6−メド キシー2−ナフチル)プロピオン酸 フェノプロフェン カルシウム:(±)−2−(3−フェノキシフェニル)プロ ピオン酸カルシウJ2・2水和物イブプロフエン・2 (4−イソブチルフ;、 ニル)プロピオン酸 ケトプロフェン・2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸 インドプロフェン・2−C/I−(+−オキソイソインドリン−2−イル)フェ ニル〕プロピオン酸 ジフニサール:5−(2,4−ジフルオロフェニル)サリチル酸 トルメチン ナトリウム:(l−メチル−5−p−トルオイルピロル−2−イル )酢酸ナトリウム・2水和物フルルビプロフェン: 2− (2−フルオロビフ ェニル−4−イル)プロピオン酸 ジクロフェナック ナトリウム: (2−(2,6−ジクロロアニリノ)フェニ ル〕酢酸ナトリウム メフェナム酸:N−(2,3−キシリル)アントラニル酸フルフェナム酸二N− (α、α、α−トリフルオローm−トリル)アントラニル酸 メクロフェナム酸:N−(2,6−ジクロロ−m−トリル)アントラニル酸 フェンクロシン酸: 2− (4−クロロフェニル)−4−チアゾール酢酸 アルクロフェナック:(4−アリルオキシ−3−クロロフェニル)酢酸 バクロキシ酸: 3−1−り四ロー4−ンクロへキシルベンゾイル)−プロピオ ン酸 スプロフェン・α−メチル−4−(2−チェニルカルボニル)フェニル酢酸 フルプロフェン、3′−フロロ−α−メチル−(1,ビービフェニルツー4−酢 酸 シンコフェン=2−フェニルキノリン−4−カルボン酸ピルプロフェン:2〜〔 3−クロロ−4−(3−ピロリン−1−イル)フェニル〕プロピオン酸 ジンメタシン:5−メトキシ−2−メチル−1−(1−オキソ−3−フェニル− 2−プロペニル)−1)(−インドール−3−酢酸 アセメタノン:1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキン−2−メチル−I I!−インドール−3−酢酸/カルボキシメチルエステル ケトロラック:(±)−5−ベンゾイル−2,3−ジヒドロ−IH−ピロリノン −1−カルボン酸 クロメタシン:(3−(4−クロロベンゾイル)6−メドキンー2−メチル−イ ンドール−1−イル〕酢酸イブフェナック−4(2−メチルプロピル)−フェニ ル酢酸 トルフエナム酸・N (3−クロロ−〇−トリル)アントラニル酸 フェンクロブエナッ5フ・[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェニル〕酢 酸 プロトリン酸:1.3.4.9−テトラヒドロ−1−プロピル−ピラノ(3,4 −b〕イインール−1−酢酸クロニキシン:2−(3−り四ロー〇−トルイジノ )ニコチン酸 フルチアジン=8−(トリフルオロメチル)−108−フェノチアジン−1−カ ルボン酸 フルフェニザール:4−(アセチルオキシ)−4°−フルオロ−(1,l’−ビ フェニルシー3−カルボン酸0−(カルバモイルフェノキシ)酢酸 ゾメピラック ナトリウム:(5−(4−クロロベンゾイル)−1,4−ジメチ ルピロール−2−イル〕酢酸ナトリウム・2水和物 ニフルミン酸:2−(α、α、α−トリフルオローm−1ルイジノ)ニコチン酸 ロナゾラック:3−(4−クロロフェニル)−!−フェニルーIH−ピラゾール ー4=酢酸 フェンブフェン=4−(ビフェニル−4−イル)−4−オキソ酪酸 ブJルプロフェン:(、!:)−6−り【10−α−メチル−98−カルバゾー ル−2=酢酸 デアプロフェン酸: 2− (5−ベンゾイル−2−チェニル)プロピオン酸 ロクソプロフエン:α−メチル−4−〔2−オキソシクロペンチル)メチルツー フェニル酢酸 エトドラックニ1.8−ジエチル−1,3,4,’9−テトラヒドローピラノ[ 3,4−b)インドール−1−酢酸アルミノブロフェン、α−メチル−4−(( 2−メチル−2−プロペニル)−アミノ〕フェニル酢酸2−(8−メチル−10 ,11−ジヒドロ−I+−オキソジベンズ(b、f〕オキセピン−2−イル)プ ロピオン酸4−ビフェニル酢酸 す、4−キノロン抗生物質様: サイブロフロキサノン=1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ −4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸 ノルフロキサシン:1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ −7−(l−ピペラジニル)−3−キノリンカルボン酸 アクロソキサンン:−r、チル−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピ リジル)キノリン−3−カルボン酸ピペミド酸:8−エチル−5,8−ジヒドロ −5−オキソ−2−(ピロリジン−1−イル)ピリドC2,3−d)ピリミジン −6−カルボン酸 ナリデキンン酸:I−エチル−1,4−ジヒドロ−7−メチル−4−オキソ−1 ,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エノキサノン:l−エチル−6−フルオロ −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−1,8−ナフチ リジン−3−カルボン酸 オフロキサシン:(’)−9−フルオロ−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1( 1(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−714−ピリド(1,2, 3−de)−1,4−ベンゾキサジン−6−カルボン酸 オキソリン酸:5−エチル−5,8−ジヒドロ−8−オキ゛ノー1.3−ジオキ ソロ(4,5−g)キノリン−7−カル→fン酸 フルメキン=9−フルオロ−6,7−シヒドロー5−メチル−1−オキソ−IH ,5H−ベンゾ(ij)キノ1ノジン−2−カルボン酸 レノキサシン:l−エチル−1,4−ジヒドロ−4−オキ゛ノー(1,3)ジオ キソ口(4,5−g)ジノ電ノンー3−カルボン酸 ピロミド酸:8−二手ルー5,8−ジヒドロー5−オキ゛ノー2−(ピロリジン −1−イル)ピリド[2,3−d)ピ1ノミジンー6−カルボン酸 ペフロキサシン:l−エチルー6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(4−メ チル−1−ピペラジニル)−4−オキ゛ノー3−キノリンカルボン酸 c、I々の他の生体関Iテカルボン酸薬作J:ペリシラミへ(−)−β、β−ジ メチルシスティン5−アミノサリチル酸 6−アミノカプロン酸 メトトレキサート・4−アミノ−10−メグ・ル葉酸クロモグリク酸ナトリウム ・4.4°−ジオキ゛ノー5.5゜−(2−ヒドロオキシトリメチレンノオキシ )ジ(4H−クロメン−2−カルボッ酸)二ナトリウムクロルアンブシル:4− 〔4−ビス(2−クロロエチル)アミノフェニル〕酪酸 メルフアラン:4−ビス(2−クロロエチル)アミノ−し−フェニルアラニン 全トランス−レチノイン酸 13−ンスーレチノイン酸 サラゾサルファピリジノ=4−ヒドロキシ−4’−(2−ピリジルサルファモイ ル)アゾベンゼン−3−カルボン酸アゾノサールナトリウム・3.3′−アゾビ ス〔6−ヒドロキシツー安息香酸ジナトリウム 金チオリンゴ酸ナトリウム フロセミド=4−り[1O−N−フフリルー5−サルファモイルアントラニル酸 上記のように式1の1)はまた、公知の消炎ステロイド(R2−01−1) 、 又は炎症吹寄の処置に用いられるヒドロキシ官能基を含有する他の医薬又はν≦ 剤のアルコキッド残基を表わすことができる。この高分子量プロドラッグが誘導 される医薬の例には次のものが含まれるが、これに限定されない。 d、抗炎症ステロイド様・ ヒドロコルチゾン=11β、17α、214リヒドロキシプレグー4−二ノー3 .20−ノオノ ベーターメタゾノ=9α−フルオロ−16β−メチルプレドニゾロン デキサメタシン・9α−フルオロ−■6α−メチルプレドニゾロン プレドニゾロン、11β、17α、21−トリヒドロキシブレキナ−1,4〜ジ エン−3,20−ジオントリアムシフロン:9α−フルオロ−16α−メチルプ レドニゾロン フルオニルトロン:6α−フルオロ−11β、21−ジヒドロキシ−16α〜メ チルーブレギナー1.4−ジエン−3゜20−ジオン コルチゾン・17α、21−ジヒドロン−プレギン−4−二ンー3.Il、20 −トリオン フルドロコルチゾン 9α−フルオロヒドロコルチゾンクロロプレドニゾン二6 α−6−クロロ−1フ、21−ジヒドロキシプレギナ−1,4−ノエノー3.I  1.20−)ジオン フルメタジン二6α、9α−ジフルオロ−11β、+7α。 21−トリヒドロキン−16α−メチルプレキナ−1,4−ジエンー3.20− ジオン フルプレドニロン゛6α−フル才ロプレドニゾロンメブレドニゾン:16β−メ チルプレドニゾンメチルプレドニゾロノ 6α−メチルプレドニゾロンパラメタ ジン二6α フルオロ−!6α−メチルプレドニゾロン プレドニゾン:1.2−ジヒドロコルチゾンアムンナフイド:〔11β、+6α (R))−9−フルオロ−11,21−ジヒドロキシー16.17−((+−フ ェニルエチリデン)ビス(オキシ)〕〕〜ブレギナー1.4−ジエンー320− ジオン クロコルトロン:(6α、11β、16α)−9−クロロ−〇−フルオロー11 .21−ジヒドロキシ−16−メチル−ブレキナ−1,4−ジエン−3,20− ジオンデシナイド、16−ヒトロキシプレドニゾロンー16.17−アセドナイ ド デゾキシメタゾン:9α−フルオロ−11β、21−ジヒドロキシ−16α−メ チルブレギナー1.4−ジエン−3゜20−ジオン フルニジライド=((iα、IIβ、+6α)−6−フルオロ−Il、21−ジ ヒドロキシ−16,17−((1−メチルエチリデン)ビス(オキソ)〕−〕プ レナナ−1,4−ジエンー3.20ジオン フルオンノロン アセトナイド=6α、9α−ジフルオロ−16α−ヒドロキシ −!レドニゾロンアセトナイドトリアムノノロン アセトナイド・9α−フルオ ロ−11β。 21−ジヒドロキシー16α、17α−イソプロピリデンジオキシプレギナー1 .4−ジェノ−3,20−ジオンベーターメタゾン 17−ヘンゾエート塩べ一 ターメタゾノ 17−バレラート塩e0種々の他の生体間1テヒドロキシ基含有 薬剤:1−アウロチオーD−グルコビラノースヒドロキシクロロキノン: 2−  jN−(4−(7−クロロ−4−キノリニルアミノ)ペンチル’]−N−エチ ルアミノ)エタノール硫酸塩 アモジアクイン: 4−(7−クロロ−4−キノリニルアミノ)−2−(ジエチ ルアミノエチリフェノール ジ塩酸二水化物キニーネ:(8α、9rt)−6° −メトキンーシンコナンー9−オール 上記の化合物は、酸又は塩の杉で公知である。 式lの含まれる全ての化合物は本質的にこの発明の目的を満足するが、好ましい 化合物はつぎの化合物から誘導されるものが含まれる。 フルルビプロフェノ メクロフェナム酸 フルプロフェン フェンクロフェナック カルプロフェン ロクソプロフエン 5−アミノサリチル酸 サラゾサルファピリノン アゾジサール ナトリウム ペリシラミン クロルアンブンル メルフアラン 金チオ林檎酸ナトリウム フロセミド ヒドロコルチゾン ベーターメタジン デキサメタジン メチルプレドニゾロン ドリアムシノロン アセトナイド アウロチオグルコース ヒドロキシクロワキ2ノン アモジアクイン キニーネ この発明の特に好ましい化合物は、アシル残基R,−Go−が、上記の好ましい 酸の1つから誘導され、n h’ OでAとBが存在しないものが含まれる。そ の上、特に好ましい化合物は、アルコキシ残基R2−0が、上記の好ましい生体 関与アルコール性医薬化合物の1つから誘導され、AとBがカルボキシ基、nが 2.3又は4、PS−0が一般式lに関して定義さるものが含まれる。 その上に好ましい化合物は、多糖担体(PS−OH)が分子量40.000〜5 00,000の範囲のデキストラン又はヒドロキシエチル澱粉である特に好まし い化合物である。高分子量プロドラッグの置換度(DS)は、0.1〜35%の 範囲である。DSは高分子量プロドラッグのり当り放出されたりガントIgのパ ーセントとして定義される。 ポリマーに結合できろ医薬分子の分子量はかなりの変動範囲があるため、置換度 を、式l中の部分−A (CHt)n B−Dに結合したポリマー中の遊離ヒド ロキシ基のフラクションのパーセントとして表わA゛のが有利である。式lの化 合物は水溶性であるのが望ましいことから、最大の有用な置換度は、ヒドロキシ 基に結合した医薬含有分子の親水性/親油性にある程度従属するであろう。従− 1て、置換度は、各ヒドロキシ基の内から1つまでのような各5つのヒドロキシ 基について1つまで、例えば各20の内から1つまで、例えば各30の内から1 つまで、又は各40の内から1つまで、ある場合には各50のヒドロキシ基の内 から1つまでであってもよい。 (発明の詳細な記述) 服用型と服用量 この発明の式Iの高分子量プロドラッグ化合物は、炎症で特徴付けられる何れの 症状の痛みの治療又は軽減に用いることができる。 式1のプロドラッグ化合物は、通常の非毒性の医薬的に受容な担体及びアジュバ ント(微小球及びリポソームを含む)を含有する服用型又は製剤で非経口的に投 与されるように設計されれる。主題のプロドラッグが配合できる範囲の製剤の何 れの処方や製法は医薬製剤の当業者によく知られている。しかしながら特殊の処 方は”Re+aingLon’s Pharmaceutical 5cien ces’(16版、マック印刷会社、1980年)のテキストに見出しうる。 活性成分含有医薬組成物は、滅菌注射の形である。この発明の好ましい組成物を 作るのには、プロドラッグを非経口的に受容な液体賦形剤に溶解又は懸濁する。 使用可能である受容な賦形剤及び溶剤の中には水があり、水は適当量の0.IN 塩酸、1.3−ブタンジオール、リンゲル液及び等張食塩水を加えてpHを35 〜5.0に調整される。水性処方にはp−ヒドロキシ安息香酸のメチル、エチル 又はn−プロピルエステルのような保存剤の1以上を含んでもよい。好ましい投 与ルートは、関節内、皮下、筋肉及び硬膜外である、 式lのプロドラッグ化合物は、さらに錠剤、トローチ、口中錠、水性又は油性懸 濁剤、分散性粉剤又は顆粒、乳射、硬又は軟カプセル剤、70ブプ又はエリキシ ルなどの投与型又は製剤に経口投与されるように作られる。経口用の組成物は、 医薬組成物の製造で当咳分51rで公知の方法により作ることができ、このよう な組成物は、医薬的にニレガントで好みに合う製剤にするめたに甘味剤、香味剤 、着色剤、保存剤からなる群から選んだ1以上の薬剤を含スでもよい。 経口製剤には、活性成分と非毒性の医薬的に受容な添加物を含む錠剤がある。添 加剤としては、例えば不活性な賦形剤(例えば炭酸カルシウム、塩化ナトリウム 、乳糖、リン酸カルシウム又はリン酸ナトリウム)、顆粒化・崩壊剤(例えばバ レーショ澱粉、又はアルギン酸)、結合剤(例えば澱粉、ゼラチン又はアラビア ゴム)、滑剤(例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルク)が ある。錠剤は、コートされてなくてもよく、又は胃llI器官での崩壊と吸収を 遅延させ、それによって長期間作用を持続させる公知の技術によってコートされ てもよい。例えばグリセリンモノステアレートやグリセリンジステアレートのよ うな遅延材料を用いることができる。 経口用製剤は、活性成分を炭酸カルシウム、リン酸カルシウムもしくはカオリン のような不活性の固型賦形剤と混合して含まれる硬ゼラチンカプセル剤、又は活 性成分を水、又は落花生油、液体パラフィン又はオリーブ油のような油性媒体と 混合させて含む軟ゼラチンカプセル剤としても提供できる。 水性懸濁剤は通常、活性物質を適当な添加剤と混合して含有している。このよう な添加剤には、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒ ドロキシプ口ピルメチルセルロース、アルギノ酸ナトリウム、ポリビニルピロリ ドン、トラガントゴムやアラビアゴムのような懸濁剤、天然に存在するリン脂質 (例えばレノチン)、アルキレンオキシドと脂肪酸の縮合生成物(例えはポリオ キノエチレンステアレート(、エチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールとの縮 合生成物(例えばヘブタデカエチレンオキシセタノール)、エチレンオキシドと 、脂肪酸とへキシトールから誘導された部分エステルとの綜合物(例えばポリオ キノエチレンソルビトール モノオレエート)、エチレンオキシドと、脂肪酸と へキシトール無水物から誘導された部分エステルとの縮合物(例えばポリオキシ エチレンソルビタンモノオレエート)がある。水性懸濁剤は、1以上の保存剤( 例えばp−ヒドロキシ安息香酸のメチル、エチル又はn−プロピルエステル)、 1以上の着色剤および1以上の香味剤および1以上の甘味剤(例えば蔗糖又はサ ッカリン)を含んでもよい。 油性懸濁剤は、活性成分を、落花生油、オリーブ油、ゴマ油やヤシ油のような植 物fil+、又は液体パラフィンのような鉱油にμ濁して製剤化できる2油性懸 濁剤は、蜜ロウ、硬?くラフイン又はセヂルアルコールのような粘稠化剤を含ん でもよい。上記のような甘味剤及び香味剤も味のよい経口製剤を提供するため加 えてもよい。これらの組成物はアスコルビン酸のような抗酸化剤を添加して保存 してしよい。 水の添加で水性懸濁剤を作るのに適当な分散性粉末及び顆粒は、分散剤又は湿潤 剤、懸濁剤及び1以上の保存剤との混合される活性成分を提供する。適当な分散 剤又は湿潤剤、及び懸濁剤としては上記したしのが例示される。付加的添加剤例 えば、甘味剤、香味剤、着色剤ら存在してもよい。 この発明の医薬組成物は、水中油型エマルノ式ンの形であってもよい。油層とし ては、オリーブ油、落花生油のような植物油、液体パラフィンのような鉱油、又 はこれらの混合物がある。 適切な懸濁剤としては、アラビアゴムやトラガントゴムのような天然に存在する ゴム、大豆レノチンのような天然のリン脂質、ソルビタンモノオレエートのよう な、脂肪酸とへキシトール無水物からの部分エステルを含むエステル、ポリオキ シエチレンソルビタン モノオレエートのような、前記部分エステルとエチレン オキシドの縮合物がある。懸濁剤には甘味剤、香味剤を含んでもよい。 ノロツブ剤及びエリキンル剤は、グリセリン、ソルビトール、スクロースのよう な甘味剤で製剤化できる。このような製剤には、粘滑剤、保存剤、香味剤及び着 色剤を含んでもよい。 この発明の化合物は治療的服用範囲は、治療されるホストの大きさとニーズ、治 療される特別の痛み又は病気の症状によって当然症わるであろう。しかし一般的 には、次の服用指針で十分であろう。カルボン酸官能基を含む薬物から誘導され たこの発明の化合物の非経口局所投与又は経口投与では、親の薬物の1〜501 Rgの飛に相当する高分子量プロドラッグの量の適用で十分である。抗炎症ステ ロイド又はヒドロキシ官能基を含む他の薬物から誘導されt;プロドラッグの非 経口又は経口投与では、遊離ステロイドベースで計算し、0.1〜20019の 服用量で十分であろう。 上記の記載から、当業者はこの発明の本質的特徴を容5に確かめることができる であろう。かつこの発明の思想と範囲を越えずに、各種の使用法と症状に適用す るためこの発明の各種変更及び/又は修正をしうるであろう。これらの変更及び /修正は、当然で公平であり、後述の特許請求の範囲に均等の全範囲内に含まれ る。 式lの高分子量プロドラッグの製造 式1で、部分A−(CHy)n−B−D (A、 n、 BとDは上記の定義通 り)は、多糖/多糖誘導体に共有結合されたリガンドを示す。Aがカルボニル基 の場合に、式lのリガンドは次の化学構造からなる各種カルボン酸のアシル残基 を表す。 R、−C0OH(V ) (R,−Coは上記の定義通り) R,−Go−0(CHt)n C00II (’X)(rt、−Coとnは上記 の定義通り)R7Co NR−(CIit)n C00tl (Y)(n、Rと rt、−coは−1−記の定義通り)Rt−OCo (0■t)n C0OH( Z)(nとR9−〇は上記の定義通り) 式V、X、Y、Zで示したカルボン酸化合物は、各種の合成ルートでエステル結 合を介して多糖にカブプリングでき、式1のプロドラッグを与える。 用語りガント−COOI+は、式V、X、YとZによるカルボン酸構造の何れか を表し、一般的に適用しうる方法(方法λ)は、式Eのカルボン酸剤又はその塩 リガンド−COOH(E ) (式中リガンド−COOI+は上記の定義通り)と、式F PS−OH(F) (式中ps−oは式1に関して上記に定義した通り)の多糖/多糖誘導体を反応 させることからなる反応である。この反応は適当な脱水剤、例えばN、N’−ジ シクロへキシルカルボジイミドの存在下で行われる。酸性出発原料を利用する反 応は、1〜5%W/V LiC1を含何するピリノン、ホルムアミド、ジメチル スルホキシド、N、N’−ジメチルホルムアミドのような不活性溶媒又はこれら の可能な混合物中でO℃〜60℃で1−10日間で行うのが便利である。4−ジ メチルアミノピリジン又はp−トルエンスルホン酸のような触媒を加えてらよい 。 この発明の化合物を作る他の方法(方法b)は、弐Fの化合物と、式(E)の酸 から誘導された弐Gリガンド−COCI (、G ) の酸塩化物とを反応させることからなる。酸塩化物原料を使用する反応で、弐F の化合物と所望の酸塩化物とをホルムアミド、ピリジン、クロロホルノ・、ノク ロロメタン、ツメチルホルムアミド、水などのような不活性溶媒中、室温ないし 還流下、1〜24時間、炭酸アルカリ金属のような酸スカンベンジャー又はトリ エチルアミンやピリジンのような何機塩基の存在下で反応させて行うのが便利で ある。 上記の方法で使用てきる式Gの酸塩化物は、対応する酸から公知の手段、例えば 酸をチオニルクロリド又はオキサリルクロリドで処理することによって鯛遺され る。酸塩化物の代わりに酸無水物又は混合酸無水物が使用できる。 式Xの出発原料は、公知の手段、例えば適当なω−ヒドロキノカルボン酸を親の カルボン酸(R、−C00H)の酸塩化物又は酸無水物で処理することによって 作られ、酸塩化物の場合、次の化学式で行われる。 R、−COCl + ItO−(C1l、)n −C00II−IN、 −Co o−(Cllt)n−Coon加えて式Xの酸は、酸又は酸の塩(例えば金属又 はトリエチルアンモニウム塩)と、式lI W (C)It)n C00CIltCslls (H)(式中nは上の定義通 り、Wは適当な脱離基(例えばC1,Br又は■のようなハロゲン、メタンスル ホニルオキシ又はトルエンスルホニルオン基) の化合物、又は式J W (CHt)n C0NII−(J)(Wとnは上の定義通り) の化合物と反応さすことにより親酸くすなわちr(、−C00H)から製造され ろ。そこでi′+られろ中間体、即ち111Coo (C1lt)n−C00C 1l*C@tlsとRIC0O(C1l−)n−CONIIyは、次いで例えば /\ロゲン化反応又は酸加水分解反応で式Xの化合物に変損される。式Xのいく つかの化合物とそれらの東法は文献、例えばBoltzeら(1980) 、  Coneilio&Rongini(1966)で知られている。 式Yの出発原料は、公知の手段、例えば適当なω−アミノカルボン酸を、親カル ボン酸(n 、 −Coon)の酸塩化物、酸無水物又は混合酸無水物て処理し て作ることができ、酸塩化物のとき、次の化学式で表される。 R8COCl+N)Is(CBt)n C00H=R+ C0NH(CIlt) n C0OHその上、式Yの酸は、親酸(R、C00I+ )の活性化エステル (例えばフェニルエステル又はN−ヒドロキシスクシンイミドエステル)に適当 なω−アミノカルボン酸を作用させるアミノ分解反応で作られる。式Yの化合物 をいくつかの方法がペプチド合成に関する文献で報告されている。 式Zの出発原料はアルコール性薬物(R,−011)に式に(式中nは2又は3 ) の化合物を反応させるか、親のアルコール性薬剤と適当なジカルボン酸とから上 記の各種アシル化法で得られた中間体のジエステル化合物即ちR*0OC(Ci ty)ncOORtの半加水分解法による公知法で得られる。式Zのいくつかの 化合物とそれらの製法は文献、例えばVer+neersehら(1985)と YamamoLoら(+971)で知られて、いる。 この発明の化合物(1作る第3の方法(方法C)は、式りの化合物又はその塩と R3−0−A −(CH,)n −C0OH(L )(式中ps−o、八とnは 式lでの定義と同じ)式M R宜W (M) (式中、R2は式Itに関して定義した基R2−〇における対応する部分、Wは 適当な脱離基(CI、Br、1のような)zロゲン、メタンスルホニルオキシ基 又はトルエンスルホニルオキシ基) を有する化合物とを反応させることからなる反応である。この反応は不活性溶媒 (例えば、N、N−ツメチルホルムアミド、ホルムアミド、ジメチルスルホキシ ド、水など)中で行うの力(好ましい。トリエチルアミン、テトラメチルグアニ ジンなどの有機塩基の当量を加えるのが代表的で、またはクラウン/エーテルが 相間移動触媒としζ用いられる。式WのW力(塩素のとき、反応混合物に触媒量 のヨウ素塩を加えてもよ0゜反応(よ室温h1ら溶媒の沸点の温度て0゜5〜4 8時間行われる。 式りの出発原料(八が存在せず、nとp s −o +を上ε己の定義のとおり )は、公知手段、例えば多糖(P S−OH)を式NW −(C1ly)n − C00II (N )(式中Wはnは上記と同一意味) られている。 式りの出発原料(八がカルボニル基、nが2又は3、PS−0が上記の定義通り )は、多糖を式にの化合物でアシル化して作られる(Groffら(+982) )。 式lには、式O PS OCo−0Rt (0) (PS−0、R1−〇は上記と同一意味)のカルボネートエステルタイプのプロ ドラッグ化合物を包含する。かくしてこの発明の化合物の製造する第4の方法( 方法d)は式P R,−0−COCI (P) (Rt−0は式1!に関する定義と同じ)の化合物に、弐Fの多Ql/多糖誘導 体を反応させることからなる。この反応は、水の不存在下、ピリジン、ジメチル ホルムアミドなどの溶媒中、0〜60℃で1〜48時間行うのが好ましい。式0 の化合物は理論上、アルコール性薬物化合物(rtt−OH)をホスゲンで活性 化された多糖と反応させることによって得られる。しかし後かの方法は望ましく ない低収率であり、多糖担体分子自体の間に予測できない架橋反応が起こるよう になる。 式Pの出発原料は、公知の方法、例えばアルコール性薬物化合物(Rt−OH) をホスゲンで処理することによって製造される[例えばHavronら(197 4)参照]。 上記の基本的方法はこの発明の何れか化合物を作るのにも用いうるが、特定例に は、ある種の条件及び/又は修正がなされる。かくして、例えば式1の所望生成 物が遊離の脂肪族アミノ基又はヒドロキシ基を含む場合に基本的方法は修正され る。これは酸原料中にかかる基が含まれると、好ましくない副反応を生じたり、 上記のエステル形成の所望のコースを妨害するからである。この場合に、弐Fの 化合物を、式QRp −C0OH(Q ) (Rp−COO−は、アミノ又はヒドロキシ基含有のカルボン酸剤(R、−C0 0I+)の保護されたアミノ又はヒドロキシ基のアシルオキシ残基) の酸と反応させる。式11 、− C00I+の親酸におけるアミノ又はヒドロ キシ官能基は、公知方法、例えばペプチド合成法の公知の方法により、式Q中の 1”4護されたものに変換される。例えばアミノ基は、カルボベンゾキンカルボ ニル又はt−ブチルオキシカルボニル基で保護するのが便宜である。次いで式Q の化合物又はその対応する酸塩化物は次に上記の式Fの化合物と反応させて、式 lの対応する化合物(但し、式1.のr(、−Coo−の代わりに上記の保護し たアシルオキシ残基、Rp −COO−を含む)が得られる。この保護した化合 物は公知法、例えば水素添加又は加水分解で脱保護されろ。保護基の付加及び最 後の除去を含む上記法の変形は、il離のアミノ又はヒドロキシ官能基の保護が 必要なときにのみ用いる。 (図面の簡単な記述) 合体の、セファデックスG−10(Vt約+50MQ)によるゲル透過クロマト グラムを示す。各両分を、アンスロン法(0)と、266um波長光の吸光度( △)で分析した。 第2図は、デキストラン標準品をウルトラパック(Ultrapac)TSKG 3000 PWカラムを用いるカラムクロマトグラフィに付して得た1ogMw 対保持容量の校正曲線を示す。 第3図はD S 6.9 (0)のデキストランT−70ナプロキセンエステル 接合体と、LAl、1.Sによる親デキストラン(△)の平均重量分子量Mwの プロットを示す。 第4図はデキストラン’r−70ナプロキセンエステル接合体の、流体力学体積 [η]と置換度との関係を示す。 第5図は、デキストランT −7O−NS^IDエステル接合体の37℃でイオ ン強度=05での加水分解のpHレート(rate)のグラフを示す。用いた接 合体は、イブプロフェン(O)、ケトプロフェン(△)、フェノプロフェン(ロ ) 、ジクロフェナック(■)およびナプロキセン(ム)由来の接合体である。 第6図はデキストラフT−40ナプロキセンエステル接合体(0)とデキストラ ンi”−70ナプロキセンエステル接合体(Δ)を1頭の雄ウサギ(約:’1. 5に9)に静脈注射し、IIP(SEC)クロマトグラフィで測定した未変成接 合体の面漿中濃反対時間のグラフを示す。 第7図は、ナプロキセン(○)と、等モル1のデキストラン−ナプロキセン接合 体(M w 71.000) (△)をブタに経口投与した後のナプロキセンの 血中製炭対時間のグラフを示す。データは3頭のブタ(体重は約40in)につ いて得た平均値である。 第8図はナプロキセン(Δ)と、等モル量のデキストラン−ナプロキセン接合体 (My 71.200) (○)をウサギニ経口投与した後のナプロキセンの血 漿中濃度対時間のグラフを示す。 第9図は分子の大きさを変化させたデキストランプロドラッグの溶液を経口投与 した後、3頭のブタから得た、ナプロキセンの血漿中平均製炭刻時間のグラフを 示す(全投与量が3.6mgナプロキセン/に9体重ニ相当すル))。(ロ)  : 1llv500.oo。 (I)56.8) ; (○) My7(1,0(10(D S 8.2) ;  (・) : Ma2O,0DD(DS6.9) : (Δ) 11w10.0 00 (D S 7.1)。 接合体の特性決定 上記のように製造された誘導体は、すべてその構造と一致する分光特性(IRお よび’ HN M R)および元素分析値(C。 HおよびN)を6っていた。しかし、この発明の高分子量プロドラッグの性質の ために、接合体の全特性決定には、プロドラッグからの親の活性薬物の遊離動力 学の決定以外に、(a)置換度、(b)リガンドのポリマー連鎖にそった分布、 (e)分子量分布(例えば重量平均分子量と数平均分子量)、および(d)流体 力学体積の決定が含まれる。 3、置換度 置換度は個々の多糖のプロドラッグを加水分解することによって決定される。放 出された活性親薬剤(例えばイブプロフェン)を逆相11P1.cで定量した。 一般に、約5Rgに相当する個々の接合体の正確に重量をはか−た負を0.IN 水酸化ナトリウム25.0Ot9に溶解し、その溶液を水浴中、I 0m1n、  60℃に加熱した。 冷却後500μgの試料を取出し、500μ(のO,IN塩酸に添加した。 得られた溶液を、親薬物化合物について11 P L Cで検定した( HP  L C分析法は化学的動力学の試験に関連して後述する)。 非共宵結合をした親薬剤が接合体中に存在しないことはポリマープロドラッグ( 約5a9)の重量測定量を25.0OyQの0.05Mリン酸緩衝液(pH6, 0)に溶解し、その溶液を遊離親薬剤について直ちに分析することによって確認 した。置換度(DS)は、この発明を通じて、接合体のxg当り放出される親薬 剤(N9)の百分率として表わした。 b、リガンドの分析 多糖の連鎖に沿ったリガンドの分布はゲル濾過法で測定した。 200uの多糖に対応オろプロドラッグ接合体のl0xQを、セファデックスG −10(Vc=150xff)を充填したファーマシアカラムK 26/70に 注入し、次いで蒸留水で溶離した。定速ぜん動ポンプを用いて1.9πf)/  m i nの流速を維持し、溶出液を51Qづつの両分に集めた。置換された多 糖を含有する両分を、個々の配位された薬剤について、λ−aKにおけるUv吸 光度を測定し、およびアントロン反応(北欧王国薬局方による)もしくは溶液の 旋光性の測定で分析した。後者の2つの方法は、各両分の純品の多糖の含量を提 供tろために用いた。ゲル濾過法の代表的な例を第1図に示す。この第1図では DS5.1のケトプロフェン−デキストランT−70接合体がクロマトグラフィ に付されている。266n+m波長光のB V 1llll定とアントロン反応 でそれぞれで測定した溶離プロフィルの形態はほとんど同一であり、リガンドが デキストラン連鎖にそって均一に分布していることを強く示している。 (以下余白) C1平均分子鳳 この発明の高分子量プロドラッグの多分散性(Mw/Ilr+)を測定するため に、数平均分子!(Mn)をSo+*ogy iのリン酸法(Isbellら、 1953年)にしたかって末端基分析を行うことによって測定した。プロドラッ グのwe平均分子!(Mw)は、TS)! 03000Plカラムを使用する高 性能サイズ排除クロマトグラフィ[IIP(SEC) ]で測定した。この方法 はエステル結合でリガンドの固定がなされたすべての多糖プロドラッグに適用で きる。クロマトグラフィを行うまえに接合体を加水分解して(0,IN水酸化ナ トリウム、10m1n、60℃)、親の多糖担体を得た。中和後、得られた溶液 をカラムに注入し、0.05Mリン酸緩衝液(pH7,0)−アセトニトリル( 85:15v/v)からなる移動相で溶離した。カラム溶出液を、屈折率検出器 を用いて監視した。例えば、デキストランプロドラッグの場合には、加水分解さ れた接合体の分子量は、下記式: %式% (式中、VRは加水分解後に得られた親デキストランポリマーの保持体積を意味 する)を用いる、境界の明確なデキストラン画分(北欧王国薬局標準品)に基づ いた標準曲線(第2図に示すlog My対Vア曲線)から計算した。したがっ て接合体の置換度の情報によって、実際のデキストランプロドラッグの分子量を 計算した。上記の方法の有効性をチェックするために、接合体のMwをいくつか の例についてざらに小角光散乱法CLALLS )で得た。第3図は、DSか6 .9のデキストラン−ナプロキセン誘導体についての結果を示4゛が、比較のた めに、デキストランT−70試料の曲線も示しである。LALLS試験では、重 量平均分子!MWは、下記式: [式中、Cは溶解化合物の濃度:R1は過剰レイリー散乱二「、は排除された体 積に対応する第2ビリアル係数を意味する:には下記式: (式中πは試料溶液の浸透圧:noとnはそれぞれ溶媒と溶液の屈折率二N4と λはそれぞれアボガドロ数と入射光の波長を示す)で定義される定数]から計算 すること力(できる。k×C/R−のCに対する直線プロットの切片はMw−’ lこ等しく、その勾配は21” y / Mwて示されろ。1.^1.1.s測 定法によって、デキストランナプロキセン接合体のMwは71.500と測定さ At、 IIP(SEC)分析法によって、接合体のhは70.100と測定さ れた。この上う1こ2つの方法によって得らシtた!4v値は2%以内で一致し てLする。このことは、IIP(SEC)法が常用分析法に適していることを強 く示唆している。 d 流体力学体積 親の多糖担体および対応するプロドラッグの水溶液の粘度は、20±0.01℃ で、ウベローデ粘度計で測定した。代表的な例を第4図に示す。第4図は、固有 粘度数[ηコで表わされる69.700のhを有する親デキストラン由来のデキ ストラン−ナプロキセン接合体の流体力学体積に対する置換度(DS)の影響を 示す。 上記の2つのパラメータ間の相関関係は下記のように表すことができる。 [η3 =−2,45DS +、 30.6第1表には、下記式: %式%] (式中η、1.Cは比粘変、およびCは溶質の濃度)から8千算されるハギンス 定数に°を含む接合体の代表的データカ(記載されている。第4図から分かるよ うに、固有粘度数IよりSh4増大するにつれて減少する。類似の結果はこの発 明の他の非荷電接合体についても得られたが、一般に、より親油ヤLの薬邦1を デキストランのバックボーンに導入すると流体力学体積力(より著しく減少する のが観察された。 第1表 各種の置換度(DS)のデキストランT−Toナプロキセンエステル接合体の水 溶液(20℃)の流体力学体積(η)とハギンス定数に′ この発明は、さらに下記実施例によって説明するが、この発明を限定するもので はない。各実施例に挙げた置換度(DS)についての値はすべて、接合体110 0z当り放出される親薬剤のH数に相当する。 実施例1 O−[(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレンアセチル]−デキス トランT−70 ナプロキセン(1,Of、 4.3smol)を、ホルムアミド−ピリジン(1 : l)の混合物20xQに撹拌しながら溶解した。得られた溶液を、水上で冷 却し、N、N’−ジシクロへキシルヵルボキシド(990n、 4.8m+oo l )と4−ジメチルアミノピリジン(54u、0.44gaol)ヲ添加シタ 。30分’tllt、 テキ7. ト57 丁−70(M豐=65.0OO,M w=34.600) (1,09,o、o14m+*ol)の201のホルムア ミド−ピリジン(1:1)による溶液を添加した。室温で4日間撹拌後、得られ た混合物を、SOxgの塩化ナトリウムを含有する蒸留水20wQで希釈し、1 0分後、反応混合物を濾過した。得られた濾液に過剰のエタノールを添加して接 合体を沈殿させた。−夜5℃で静置した後、反応混合物をデカントし、残渣をL ON(!の蒸留水に溶解し、次いでセファデックスGIOを充填したファーマン アカラムに一26/70を用いてゲル濾過することによって脱塩した。カラムを 蒸留水で溶離しデキストランプロドラッグを含有する画分を集めて凍結乾燥し、 標題の化合物07g(デキストラン基準で68%)を得た。上記方法を用いるこ とによって、得られた接合体は次のパラメータで特性を決定した。すなわち、D S=6.9 : My・70.800 ; Mw/Mn=1.83 :水溶性〉 25%v/v (25℃)であった。 実施例2 またDSが1.2の実施例1の化合物を下記の手順で製造した。 ナプロキセン(1,O5l ; 4.3+u+ol )を、5 (w/v)%の 塩化リチウム含有のN、N−ジメチルホルムアミドによる溶液50x(!に、撹 拌しながら溶解した。得られた溶液を水上で冷却し、N、!1’−ジンクロヘキ シルカルボノイミド(990耀y ; 4.8mmol )とp−トルエンスル ホン酸(40肩g ; 0.23m+*ol)とを添加した。30分後に、5  (v/w)%の塩化リチウム含有のN、N−ジメチルホルムアミドによる溶液5 0肩Qに、デキストランT−70(1,09; O,0O14+s霞o1)を溶 解した溶液を添加した。室温で4日間撹拌後、得られた混合物を、50++9の 塩化ナトリウムを含有する蒸留水20m(!で希釈し、10分後に反応混合物を 濾過した。濾液に過剰のエタノールを添加することによって、濾液から接合体を 沈殿させた。5℃で一夜静置した後、反応混合物をデンカトし、残渣を、実施例 1に記載したのと同様にして、l0zQの蒸留水に溶解し、脱塩し凍結乾燥シテ 、WARtD化合物0.53tt(50%’)ヲ得り。DS= 1.2 ; M w= 70.300; Mw/Mn= 1.86 ;水溶性> 25v/v%( 25℃)実施例3 DSが0.42の実施例1の化合物を下記の手順で製造した。 ナプロキセン(1,0f : 4.3m+*ol)、デキストラ:/ T−70 (1,h。 0.014+nol)およびN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(99 019: 4.8+u+ol )を40*Qのジメチルスルホキシドに溶解し、 2日l!#!室温で放置した。過剰のアセトンを添加し、得られた混合物を5℃ で一夜放置した。デカントした後、沈殿を15m(の蒸留水で処理し濾過した。 濾液を実施例1に記載したのと同様にして、ゲル濾過法で脱塩し凍結乾燥して、 0.369(35%)の標題化合物を得た。DS= 0.42 ; Mw=70 .100 ; Me/kln=1.91 :水溶性>30(W/V)%(25℃ )。 実施例4−15 上記実施例の手順と、各種組合せにしたがって、同じデキストランT−70(M w=65,000 ; Mn=34.600)由来で、置換度が異なるデキスト ランーナブロキシセン接合体をさらにいくつが製造した。反応条件と特性決定パ ラメータを第2表に要約する。 (以下余白) 反応試薬の比率、触媒および溶媒組成の影響。 メチルスルホキシド。 た。 実施例16 0.5〜15の範囲内に特に望ましいDSを有する実施例1の化合物を、下記実 施例に記載した同じ親のデキストランT−7(l試料由来の高置換度のデキスト ラン−ナプロキセン接合体を部分加水分解することによ−1て製造した。 実施例13の化合物(I y : DS= 15.7で0.68**olのナプ ロキセンエステル結合を含有している)を10x(!の蒸留水に溶解した。 0、INの水酸化ナトリウム(2,5m(! : 0.25**ol )を添加 し、混合後、得られた溶液を、室温で2時間放置した。得られた溶液に適当量の 0.IN塩酸を添加してpH6,5に調節した。得られた反応混合物を、実施例 1に記載したのと同様にして脱塩して凍結乾燥し、0.85g(85%)0m題 の化合物を得た。1DS=10.O: l!w/Mn= 1.86 ;水溶性〉 20%(25℃)。 実施例17 実施例1の化合物をF記の手順で製造した。 無水ナプロキセン(2,Of : 4.5**ol)と4−ジメチルアミノピリ ジン(54u ; 0.44+emol)を、デキストランT−7G(1,0f  ; 0.014mmol)を含有するホルムアミド−ピリジン(6:4)の水 冷混合物30zQに、撹拌しながら添加した。反応混合物を2日間放置した。5 0uの塩化ナトリウム含有の蒸留水51を添加した後、過剰のエタノールを添加 して、デキストラン接合体を沈殿させた。−夜放置後、反応混合物をデカントし 、残渣を、実施例1に記載したのと同様にして15xQの蒸留水で処理し、濾過 し、脱塩し、凍結乾燥して、0.469 (43%) ノm!1ノ化合物を得た 。DS=2.1 ; l1w=70.400 : i1w/Mn= lJ6 : 水溶性> 251/V%(25℃)。 N、N−ジシクロへキシルカルボジイミド(1,0Iy ; 4.9**ol) を、ナプロキセン(2,3f : IO*mol )含有の2tJzQのテトラ ヒドロフランに添加することによって、無水ナプロキセンを合成し、褥られた混 合物を一夜常温で放置した。次いで250μgの氷酢酸を激しく撹拌しながら添 加し、得られた混合物を直ちに濾過した。濾液を減圧蒸発させた。残渣をエタノ ール−水から再結晶化させて、700xf (32%)の襟題化合物(M、P、  116〜118℃)を得た。 実施例18 実施例1の化合物をド記の方法で製造した。 デキストランT−70(t、ot ; 0.0141−01 )を、Sv/v% の塩化リチウムを含有するN、N−ジメチルホルムアミドによる溶液100s+ 1に溶解した。IaQのピリジンを添加した後、ナプロキセン酸塩化物(約5− −ol)のアセトン溶液5WQを撹拌しながら滴下し、混合物を2日間放置した 。過剰のエタノールを添加することによって接合体を沈殿させ、5℃で一夜放置 した。デカントした後、実施例1と同様にして、15RQの蒸留水に溶解し、濾 過し、脱塩し、凍結結合して、漂題の化合物0.5h(53%)を得た。DS= 4.6 ; MwII70.500 ; Mw/Mn1.88 ;水溶性〉25 %(25℃)。 ナプロキセン酸塩化物は、ナプロキセン(4,69,20xmol)を25xQ の塩化メチレンに溶解して得た。5.8maの塩化チオニルを添加した後、得ら れた混合物を2h還流した。冷却後、有機溶媒を減圧蒸発させた。残渣を20x (lのトルエンに溶解し、減圧で蒸発させた。後者の操作は3回行った。最後に 、残渣を20*(lのアセトンに溶解し1、さらに精製することなしに使用した 。 実施例19 実施例1の化合物を下記の方法で製造した。 デキスト5 :/ T−70(1,OL O,OI4msol)をlolの蒸留 水に溶解し、2M水酸化力’J ’) ム(2,3mQ、 5mmol )を添 加した。o’cに冷却した後、ナプロキセン酸塩化物(約5 m5ol )のク ロロホルム溶液5mf2を、冷却しつつ撹拌しながら2hかけて添加した。 次に得られた反応混合物を撹拌しながら一夜放置した。相分離させて、その水性 層に過剰のエタノールを添加した。沈殿を沈降させ、デカントした後、実施例1 と同様にし、残渣を15RQの蒸留水に溶解し、濾過し、脱塩し、凍結乾燥して 、tlIIIの化合物0.759(71%)を得た。DS=8.9 ; Mv= 70.600 : My/誠nt1.86 :水溶性>20%(25℃)。 ナプロキセン酸塩化物を実施例18に記載したのと同様にして製造した。 実施例20−30 上記実施例の手順にしたがって、さらにいくつかのデキストラン−ナプロキセン エステルプロドラッグを製造した。親のデキストランの画分のデータと、合成さ れたデキストラン−ナプロキセン接合体の特性決定パラメータを第3表に示す。 第3表 ナプロキセンが、エステル結合を通じて、各種の分子量と多分散性(第 2表参照)を有するデキストラン画分に連結されてなる式lの化合物 分 b : HP(SEC)もしくは1.^比Sで測定した重量平均分子量C:多分 散性 d:[換度 e:接合体は、高濃度の溶液がゲルを形成する傾向があるため、飽和濃度墨書測 定しなかった。 実施例31 N−[(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレンアセチルオキシロー スクシンイミド ナプロキセン(2,h、 8.)鋤5ol)を、601のテトラヒドロフランに 、撹拌しながら溶解した。水上で冷却後N、N’−ジシクロへキシルカルボジイ ミド(2,OL 9.6s*ol)を添加し、撹拌を20分続けた。N−ヒドロ キシスクノンイミド(1,0g、 8.7+Imol)を添加し、混合物を一夜 撹拌した。得られた反応混合物を濾過し、濾液を減圧蒸発させた。残渣を熱酢酸 エチルに溶解し、冷却した時結晶が沈殿し、1s9(53%)の標題の化合物( MP=122−123℃)を得た。 実施例32 N−[(+)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレンアセチル]−2−ア ミノ酢酸 35xQのテトラヒドロフランに溶解した、ナプロキセントヒドロキシスクシン イミドエステル(実施例31 )(3,09,9,0m5ol)を、撹拌しなが ら、グリツツ(0,669,9,0+amol)と炭酸水素ナトリウム(1,5 9,111mmn1 )とを含有する蒸留水25!Q中に添加した。得られた反 応混合物を室温で2日間撹拌し、濾過した。濾液を減圧下で約25xl)に減ら し、轟塩酸を滴下して濾液のI)Hを1.3にした。5℃で一夜静躍して生成し た沈殿を、濾過して集め、熱メタノールから再結晶させて標題の化合物の1.8 9(70%)(MP?127〜+29’c)をflた。 実施例33 N−[(+)−6−メトキン−α−メチル−2−ナフタレンアセチルツー3−ア ミノプロピオン酸 上記アミドを、β−アラニンとナブロキセントヒドロキシスクシンイミドエステ ル(実施例31に記載したように製造)とから、実施例32に記載した方法によ って製造した。粗生成物をメタノール−水から再結晶化させた(MP=122〜 123℃)。 実施例34 N−[(+)−6−メトキノ−α−メチル−2−ナフタレンアセチル]−5−ア ミノ吉草酸 上記アミドを、5−アミノ吉草酸とナブロキセントヒドロキスクシンイミドエス テルとから、実施例32に記載した方法1こよって製造した。粗の生成物をメタ ノール−水から再結晶させた。針=136〜138℃。 実施例35 N−[(+)−6−メトキシ−α−2−ナフタレンアセチル]−6−アミノカプ ロン酸 上記アミドを、6−アミノカプロン酸と、ナプロキセンN−ヒドロキシスクシン イミドエステルとから、実施例32書こ記載した方法で製造した。粗生成物をメ タノール−水力・ら再結晶イヒさせた。計=97〜99℃。 実施例36 ト[(÷)−6−メトキシ−α−メチル−2−ナフタレンアセチル]−8−アミ ノオクタン酸 上記アミドを、8−アミノオクタン酸と、ナプロキセンN−ヒトセロキンスクシ ンイミドエステルとから、実施例32に記載した方法で製造した。粗生成物をメ タノール−水から再結晶させた。MP= 96〜98℃。 実施例37 2−[(+)−6−メトキン−α−メチル−2−ナフタレンアセチルオキシロー 酢酸 実施例18に記載したようにして製造したナプロキセン酸塩化物(約20+*a ol )を201のアセトンに溶解し、得られた溶液を、グリコール酸C2,4 9,32mmol )を含有するピリジンの冷却溶液(0℃) 20xQに撹拌 しながら滴下し、−夜装置した。有機溶媒を減圧除去し、残渣を40xQの蒸留 水に溶解し、4N塩酸を添加してI)IIを2.7に四節しノ為生成した沈殿を 濾過し、水で洗浄し、エタノール−水から再結晶させて、標題の化合物3.8y (66%)を得た。針=123〜125’C 実施例3B−45 実施例1に記載の方法によって、次のような式1で表わされるいくつかの化合物 を製造した。すなわちω−アミノカルボン酸のナプロキセンアミド(例えば実施 例32−36によって製造された化合物)と、CO−ヒドロキシカルボン酸のナ プロキセンエステル(例えば実施例37で得られた化合物)が、エステル結合を 通じて、各種分子量と多分散性のデキストラン画分1こ連結して製造された。浅 デキストラン画分のデータと、合成されたスペーサーアームで連結されたデキス トラン−ナプロキセンプロドラッグの特性決定パラメータを第4表に示す。 第4表 ω−アミノカルボン酸のナプロキセンアミド(実施例32−36で与え られる化合物)と、ω−ヒドロキシカルボン酸のナプロキセンエステル(実施例 37の化合物)とを、エステル結合を通じて、各種の分子量と多分散性のデキス トラン画分に連結されてなる式lの化合物b・多分散性 C:デキストランに連結された実施例番号Xの化合物d:置換度 e:接合体は、高濃度溶液がゲルを生成する傾向h4あるので、飽和濃度の測定 はしなかった。 実施例46 0−[3−(11β、17−シヒドロキシー6α−メチルプレグナ−1,4−ジ エン−3,20−ジオン−21−オキシカルボニル)プロピオニルコープキスト ランT−70 3−(11β、17−シヒドロキシー6α−メチルプレグナ−1,4−ジエン− 3,20−ジオン−21−オキシカルボニル)プロピオン酸[以後メチルプレド ニゾロン−21−モノスクシナート(metbylprednisolone  −21−5onosuccinate)と呼ぶ] C2,049゜4Jssol )を、ホルムアミド−ピリジン(1:l)混合物20wQに撹拌しながら溶解し た。得られた溶液を氷上で冷却し、N、Fl’−ジシクロヘキシルカルボジイミ ド(990119,4,8m簡o1)および4−ジメチルアミノビリノン(54 1f、 0.4Jssol )を添加した。30分後に、デキストランT−70 (Mw−65,Goo、 Mn上34,600) (1,Of。 0.014s*ol)含有のホルムアミド−ピリジン(1: 1) 20s+Q による溶液を添加した。室温で4日間撹拌後、混合物を、5019の塩化ナトリ ウムを含有する蒸留水20z(lで希釈し、10分後に反応混合物を濾過した。 濾液に過剰のエタノールを添加することによって接合体を沈殿させて、5℃で一 夜放置した。得られた反応混合物をデカントし、残渣を、実施例1に記載したよ うにして、+0112の蒸留水に溶解し、脱塩し、凍結乾燥して、標題の化合物 0.759 (73%)を得た。 DS:2.1 : Mw=68.OOO;  My/Mn:1.87 ;水溶液> 20v/v%(25℃)。 メチルプレドニゾロン−21−モノスクシナートをSolu−Medrol(t lPJOIIN)から単離した。 実施例47 0−[3−(ltβ、17−シヒドロキシー6α−メチルプレグナ−1,4−ジ エン−3,20−ジオン−21−オキシカルボニル)プロピオニルコープキスト ランT−40 上記のデキストランプロドラッグを、メチルプレドニゾロン−21−%/スクシ ナートとデキy、 ) 5 :/ T−4001w=41.ooo :Me/M n=2.91)とから、実施例32に記載の方法で製造した。DS=2.7 ;  Mv=42.300 ; My/11n=2.73:水溶性> 20v/v% (25℃)。 実施例48 0−[:(−(+1β、17−ジヒドロキシ−6α−メチルプレグナ−1,4− ジエン−3,20−ジオノー21−オキシカルボニル)プロピオニルコープキス トランT−500 上記のデキストランエステルプロドラッグを、メチルプレドニゾロン−21−モ ノスクシナートとデキストランT−500(M曹=499.000 ; My/ 11In=2.64)とから、実施例32に記載の方法によって東遺した。DS =1.8 ; Mv□508.OOO: My/Mn:2.78 ;水溶性>  20w/v%(25℃)。 実施例49 0−[3−(+1β、 17−ジヒドロキシ−プレグナー4−エン−3,2〇− ジオン−21−オキシカルボニル)プロピオニルコープキストランT−70 3−(11β、17−シヒドロキシープレグンー4−エン−3,20−ジオン− 21−キシカルボニル)プロピオン酸(以後ヒドロコルチゾン−21−モノスク シ→゛−トと呼ぶ) (1,99f、 4;3窮−01)を、ホルムアミド−ピ リジン(1:I)混合物20zQに撹拌しながら溶解した。得られた溶液を氷上 で冷却し、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(990胃9.4.Bt a*oI)と4−ジメチルアミノピリジン(54M9.0.44wmol )を 添加した。30sin後に、デキストランT−70(Mw=65.000、Mn 上34.600) (1,09,0,014s*ol)を含有するホルムアミド −ピリジン(1:I)20i1!による溶液を添加した。室温で4時間撹拌した 後、得れた混合物を、50wgの塩化ナトリウム含有の蒸留水20ffI2で希 釈し、10sin後に反応混合物を濾過した。濾液に過剰のエタノールを添加す ることによって、接合体を沈殿させ、5℃で一夜放置した。反応混合物をデカン トし、残渣を実施例1に記載したのと同様に、10w(lの蒸留水に溶解し、脱 塩し、凍結乾燥して、標題の化合物0.79(68%)を得た。DS=1.8  ; Mv=66.200 : Mw/Mn=1.88 :水溶性> 20v/v %(25℃)。 ヒドロコルチゾン−21−モノスクシナートを5olu Cortef(IIP JOIIN)から単離した。 実施例50 0−[2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニルコープキストランT−70 ケトプロフェン(1,0911,4Jm+mol )を、ホルムアミド−ピリジ ン(++1)混合物2Mに、撹拌しながら溶解した。得られた溶液を氷上で冷却 し、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミY(990u、 4.8snol  )と4−ツメチルアミノピリジンを添加した。 30m1n後、デキストランT−70(Mw”65.000 ; Mn:34. 600)(1,Of。 0.014+s*ol)を含有する、20xQのホルムアミド−ピリジン(1: 1)による溶液を添加した。室温で4日間撹拌した後、混合物を5011gの塩 化ナトリウムを含有する20zQの蒸留水で希釈し、10m1n後に反応混合物 を濾過した。濾液に過剰のエタノールを添加することによって接合体を沈殿させ 、5℃で一夜放置した。得られた反応混合物をデカントし、残渣を、実施例1に 記載したのと同様に、lO*I2の蒸留水に溶解し、脱塩し、凍結乾燥して、0 .739(71%)のtallの化合物を得た。DS=5.l ; Mv=68 .OOO; Mw/Mn:lJ6:水溶性> 20v/v%(25℃)。 実施例51 O−[2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニルコープキストランT−10 上記デキストランエステルプロドラッグを、ケトプロフェンとデキストランT− 10(M「lG、300 ; Mw/Mn=2.1)とから、実施例50に記載 の方法で観遺した。DS=5.2 : To−10,800; My/Mn=2 .1;水溶性> 20w/v%(25℃)。 実施例52 0−[2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニルコープキストランT−50 0 上記のデキストランエステルプロドラッグをケトプロフェンとデキストランT− 500(llwlBg、OOO; Ilv/11nl+2.64)とから、実施 例50に記載の方法で製造した。DS=4.7 ; ilm”501,400  ; M豐/滅nl+2.6:水溶性> 20w/y%(25℃)e実施例53 0−[2−(4−イソブチルフェニル)プロピオニルクーデキストランT−70 イソプロフェン(0,89f、 4.3gmol)を、ホルムアミド−ピリジン (1:1)混合物20i(iに撹拌しながら溶解した。得られた溶液を水上で冷 却し、W、W−ジシクロへキシルカルボジイミド(99゜j+9.4.8sno l)と4−ジメチルアミノビリジ:/ (54m?、 0.44m5ol)を添 加シタ。30sin後、fキス) 5 :/ T−70(Mn上65.0001 Mv=34.600) (1,h、 0.014+usol)を含有スル2ol Qノホ/L、ム7ミドーピリジン(1:I)による溶液を添加した。室温で4日 間撹拌後、混合物を、塩化ナトリウム50M9を含有する蒸留水201I2で希 釈し、lO鵬in後に反応混合物を濾過した。濾液に過剰のエタノールを添加す ることによって接合体を沈殿させて5℃で一夜放置した。 反応混合物をデカントし残渣を、実施例1に記載したのと同様にして、10mQ の蒸留水に溶解し、脱塩し凍結乾燥して、標題の化合物0.709 (53%) を得た。DS□3.9 ; Mn上 67.400 ; l!w/11r+=1 .8:水溶性> 20v/v%(25℃) 実施例54 0−[2−(4−イソブチルフェニル)プロピオニルクーデキストランT−10 上記の化合物を、イソプロフェンとデキストランT−1o(Mw・1(1,30 0,My/Mn=2.1)とから、実施例53に記載の方法によって製造した。 DS:5.5 ; Mwlo、800 : Mv/1An=2.2 :水溶性>  20w/v%(25℃)。 実施例55 0−[2−(4−イソブチルフェニル)プロピオニルクーデキストランT−50 0 上記化合物を、イブプロフェンとデキストランT−500(Mn上488.00 0. Mw/Mn=2.64)とから、実施例53に記載の方法によって製造し 。DSR4,2; Mn上500.000 : My/Mn:2.7 ;水溶性 >20%w/v(25℃)。 実施例56 0−[(±)−2−(3−フェノキシフェニル)プロピオニルクーデキストラン T−70 フェノプロフェンカルシウムニ水和物<2.49.4.3+nol)を、ホルム アミド−ピリジン(1:I)混合物201Qに、撹拌しながら溶解した。得られ た溶液を水上で冷却し、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(990m 9.0.44mmol )を添加した。30sin後、デキストランT−70( Mn上65.OOO,Mn上34,600) (1,0L D、D14smol )を含有する20II2のホルムアミド−ピリジン(1:1)による溶液を添加 した。室温で411間撹拌後、混合物を、50Mgの塩化ナトリウムを含有する 201++の蒸留水で希釈し、10m1n後に反応混合物を濾過した。濾液に過 剰のエタノールを添加して接合体を沈殿させ、5℃で一夜放置した。得られた反 応混合物をデカントし、残渣を、実施例1に記載したのと同様にして、10s+ 12の蒸留水に溶解し、脱塩し、凍結乾燥して、標題の化合物0.679 (6 5%)を得た。DS□8.2 ; Mn上70.100 ; My/Mn1.9  :水溶性> 20w/v%(25℃)。 実施例57 0−[(±)−2−(3−フェノキシフェニル)プロピオニルクーデキストラン T−10 上記のプロドラッグ化合物を、フェノプロフェンとデキストランT−10(Mn 上10,300 : Me/Mn□2.l)とから、実施例56に記載の方法に よって、製造した。DSニア、4 : Mw:11.100 ; l!v/Mn ;2.2:水溶性〉20豐/V%(25℃)。 実施例58 0−[(±)−2−(3−フェノキシフェニル)プロピオニルクーデキストラン T−500 上記のプロドラッグ化合物を、フェノプロフェンとデキストランT−500(M n上488.OOO,My/Mn=2.64)とらか、実施例56に記載の方法 によって製造した。DS・4.1 : Mw=500,000 : My/Mn =2.7;水溶性> 20w/v%(25℃)a実施例59 0−[[2−(2,6−ジクロ【1アニリノ)フェニル]アセチル]−デキスト ランT−70 ジクロフェナックナトリウム(1,4iF、 4.3**ol)を、ホルムアミ ド−ピリジン(1:、1)混合物20w1!に撹拌しながら溶解した。 得られた溶液を、氷上で冷却し、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド( 99019,4,8**ol )と4−ツメチルアミノピリジン<54x9.0 .44++nol)を添加した。30分後に、デキストランT−70(Mn上6 5.OOO,Mn上34,600) (1,0g、 0,014vaol)を含 有する20s+Qのホルムアミド−ビリノン(1:l)による溶液を添加した。 室温で4日間撹拌した後、混合物を、5019の塩化ナトリウムを含有する2D zQの蒸留水で希釈し、10sin後、反応混合物を濾過した。濾液に過剰のエ タノールを添加にすることによって接合体を沈殿させて、5℃で一夜放置した。 得られた反応混合物をデカントし、残渣を、実施例1に記載したのと同様にして 、1OWQの蒸留水に溶解し、脱塩し、凍結乾燥して標題の化合物0.75g( 73%)を得た。DS=1.I ; Mn上65.400 ; My/Mn=1 .8 ;水溶性〉20v/v%(25℃)。 実施例60 0− [[2−(2,6−ジクロロアニリノ)フェニルアセチル]−デキストラ ンT−10 上記の化合物を、ジクロフェナックナトリウムとデキストランT−10(Mw= IO,300,l1w/Mn=2.1)とから、実施例59に記載の方法によっ て製造しl二。DS=1.O: Mn上10,400 ; My/MrF2.l  ;水溶性> 20w/v%(25℃)。 実施例61 O−[[2−(2,6−ジクロ【1アニリノ)フェニル]アセチル]−デキスト ランT−500 上記の化合物を、ジクロフェナックナトリウムとデキストランT−500(Mn 上411t8.000. My/Mn;2.64)とから、実施例59に記載の 方法によって製造した。DS:1.O; Mn上492.800 ; Mw/M n=2.7:水溶性> 20w/v%(25℃)。 デキストランエステルプロドラッグ類の生体外での開裂反応条件:この発明の対 応するデキストランプロドラッグ力)ら親薬物化合物を放出セろ反応は、37℃ で4.5〜10.0のP)l範囲の緩衝水溶液中で行われる(またこの反応でp H4,5における活性化エネルギーを50.60.65および70℃におけるア レニウスプロットから測定する)。接合体の安定性の試験を、ヒトとウサギの血 漿、ブタとウサギの肝臓ホモジネートおよびヒトの炎症を起こした関節由来の滑 液中で行った。−次速度定数を、log(Boo −Bt )対時間の直線プロ ットの勾配から誘導し、遅反応について、初速変法[例えば(dBI/dt)i 4ob、^o]を用いて誘導した。ここで[3o6と肌はそれぞれ、無限大と時 間tにおける再生される親薬物の濃度を意味し、(dBL/dt)iは親薬物生 成の初期速度を示し、Kobsと^0はそれぞれ擬−次速度定数と最初のデキス トラン プロドラッグの濃度である。高速反応については、接合体の初期濃度は 5〜25xll/10m(!の範囲で、遅反応については50〜2501g/1 ORI2の範囲であった。各種の時間において、溶液の一部を取出して、放出さ れた遊離のドラッグについて、ある場合には未変性のデキストランプロドラッグ について、HPLCによって分析した。生物学的反応媒体の場合、取出した一部 は、メタノール、アセトニトリルらしくは10%トリクロロ酢酸でタンパク質を 除いた。 分析法:再生したil!雌のNS^IDを測定するのにHPLC法を用いた(I IPLc法はさらに多糖のプロドラッグの置換置測定に用いた)。 この方法では、スフエリソルブ(5pherisorb) 0DSI (5zx 粒子)を充填したカラム(125x 4.6zx)を、メタノール−0,05M  リン酸緩衝液pl+7.0(1−1ν/ν)からなる移動相で溶離した。流速 は1.011!/winであり、カラムの溶出液は、266nmの波長光で監視 した。このシステムでは、イブフロフェン、ケトプロフェン、フェノプロフェン 、ジクロフェナブクおよびナプロキセンの容量因子はそれぞれ、2.8.1.2 .1.8.2.6および0.7であった。化合物の定lは、クロマトグラムのピ ーク高さを測定し、同一条件下でクロマトグラフィに付した標準品のピーク高さ と比較して行った。 (以下余白) 肝(SEC)法(高性能サイズ排除クロマトグラフィー)を用し)て、未変性の デキストランプロドラッグと、ラビットに静脈投与した後のデキストラン−+ブ ロキセンエステルプロドラッグ(実施例7と28の化合物)の血中濃度とを測定 した。この方法では、ヌクレオシル・ダイオール(Nueleosil Dio l)ツー0)1(7μ霧粒子)を充填したカラム(250x 8xx)を、0. 05Mリン酸−アセトニトリル(90−10v/v)からなる移動相を用t11 .OMQ/ll1inの流速で溶離した。デキストラン−ナプロキセン接合体の 場合、カラムからの溶出液を蛍光検出法(λex 330+v、λeI+136 0nm)で監視した。その外のデキストラン接合体は、適切な波長の範囲の紫外 線を用い分光測定法で監視した。このシステムで1よ、IJ用される親のデキス トラン画分由来の接合体(DS<6.5%)の保持時間は、デキストランT−1 0: 7.84 、デキストラン720・6.60;デキストランT−40:  5.74 :デキストラン画分由来 : 5.09 ;デキストラン150 :  5.05 、デキストランT−250: 5.05であった。(ヒ合物の定量 は、その面積を、同じ条件下でクロマトグラフィーに付した標準品の面積と比較 して行った。 第5表は、各種のデキストランT−70−NS^IDエステルプロドラッグの、 pit範′g!A4.41i−IQ、Q (37℃でu=0.5)での水溶液8 こおける分解の一次速度定数を示し、第5図に個々のpHレートのプロフィルを 示す。第5図のグラフから種々のデキストラン接合体がp)14−5の範囲で最 高の安定性を示すこと(よ明らめ\である。 第6表は、各種のデキストランT−70−NSAIDエステルプロドラヴグのp H4,48における加水分解に関する活性イヒゴ、ネルギー7の値を示し、これ は、第6表に示すいくつかの式のアレニウス形のプロットの勾配から計算した。 これらの式(よ、pH4,48および関連貯蔵温度における、水溶液中の接合体 の安定性(t(10%)によって表すコを計算するのに使用した(第7表)。 第5表 水溶液中、1.14〜10.00のpH範囲、37℃および0.5のイ オン強度でのデキストラン10.00 8.99xlO” 2JO1,6? − −3,01− !1.64 − − 9.0! 1.40xlo″ L42xlfl−’ 2.02xlO−’ フ、 46×口1−’ 1.64xlO−’フ 40 4.83xlo−” フ、43 xlO−’ S、34XIO” 1.78XlO−’ )lj6xlo°36. 54 も、5Ixlfi” 1.42xlo−’ IJ(lxlo” la、7 2xlG−” 4J4xlQ−’5.54 − 1.58xlO” 8.81x lO−’ 317XIO−’ 4.44XIIl”(a):実施例53の化合物 (b):実施例50の化合物 (C):実施例56の化合物 (d)−実施例59の化合物 (@):実施例7の化合物 第6表 ptl4.48で対応するアレニウスの式による各種のデキストラン丁 −70−NSAIDエステルプロドラッグの加水分解に関する活性化エネルギー 値(Ea) (a):デキストランーNS^ID化合物は、第5表に定義した化合物である。 (b)ニー次速度に、、b*の次元はhour−’であり、Tは0Kを示す(以 下余白) 第7表 ptl4.48で、25℃と5℃における各種デキストランt−7o− Ns^IDユ、ステルの加水分解に関するt (10%)(a)デキストラン− NSAID化合物は第5表に定義した化合物である。 (b) t (lo%)は接合体がlO%分解する時間である。 第8表から分かるように、分子量も置換度も、同じ配位をした薬剤を含む接合体 の、水溶液における安定性に影響しない。 いくつもの生物学的培地で培養後の対応するデキストラン−NS^IDエステル プロドラッグ由来のN5AID化合物の放出速度を第9表に示す。 第8表 各種の分子量と置換If(DS)を有するデキストラン−NSIDエス テルプロドラッグの0.05Mリン酸緩衝液pl+7.40中37℃における加 水分解に対する半減期t (50%) 第9表 各種の生物学的培地(ptl7.40および37℃)における、対応す るデキストランエステルプロドラッグ由来のN5AID化合物の再生半減期(h r) す104七ンT−705,6n、d、133211178172176175ナ プロ古センT−109,9128126194161134126179ナプ0 キセンT−5on6.611131912+フn、6.169n、d、183科 ブn7tン T−105,2銘 102 120 203 74 89 937 X/ブ[17x7 T−107,466n、d、 n、d、 94 116 9 8 130イププ■7□ンT−701977n、d、n、d、+5’1123n 、d、+433:デキストランT−画分はファーマンア社の試料を意味する。 b=%IR携度 n、d、 =未測定 デキストラン−イブプロフェン接合体を除いて、各種の生物学的培地中でのデキ ス)・ランーNSAID接合体の安定性は水性緩衝液pH7,40中で測定した のと同じオーダーであるが、このことは、N5AID化合物が接合体から再生す る速度が、酵素によって促進される加水分解なしで、進行することを強く示唆し ている。関節内の投与については、試験をした接合体は、20%ヒト滑液(pt l 7.40)中の方が水性緩衝液ρ117.40中よりも明らかに安定である ことを示していることは重要である。滑液中において、ナプロキセンとケトプロ フェン由来のデキストラン接合体の半減期はそれぞれ210hrと120hrで あった。炎症を起こした関節中では代謝活性が増大しているため、滑液のpnは 7.40より低いと仮定すれば、接合体は著しい徐放性を示している。 生体利用性の試験 実施例1と28に記載のデキストラン−ナプロキセンエステルプロドラッグをそ れぞれ、雄のウサギ(約3.5kg)に非経口投与した。化合物の投与(各種接 合体のlO%v/v水溶液1s+l))を一方の耳の静脈に注射して行い血液試 料は他方の耳の静脈を穿剌して採取した。薬剤を投与した後、血液試料を適当な 間隔をおいて採取し、その血漿画分を、未変性のデキストランエステルプロドラ ッグについて、前記の蛍光1’IP(SEC)法を利用して検定した。 血漿中濃度対時間のグラフから、T2Oと770のデキストラン−ナプロキセン エステル接合体についての血漿半減期がそれぞれ58m i nと90m1nと 計算された(第6図)。直線のlog血漿中濃度対時間のグラフをゼロ時間に外 挿入することによって、接合体の初期血漿中濃度は、ウサギの全血液の体積量が 全体重の6〜7%であると仮定して誘導される対応する理論的な値と同程度であ った。尿中に分泌される接合体の員は測定しなかったが、初期の血漿中濃度の実 験値と理論値がよく一致していることが観察されたことは、接合体が、静脈注射 後、肝臓と他の食作用的に活性の組織に存意に蓄積4°ることなく、腎臓を通じ て自由に排泄されることを示している。したがってデキストラン−NSAID接 合体の低分子量画分が、局所投与部位から(例えば関節腔から)漿中濃度が一過 性の低い値になること考えられる。 デキストランT−40、T−70およびT−500それぞれ由来のナプロキセン エステル接合体を、1頭のウサギに対して体重IKg当り30Hに相当する投与 量で、1週間間隔で静脈投与を続けた。3週間休んだ後、さらにT500接合体 を静脈投与した。ウサギは、この繰り返し投与に対して明らかな不快感を全く示 さなかった。 ナプロキセン−デキストラン接合体をブタに経口投与した。 胃腸器官からの親薬物の吸収量を、前記の)IPLC法を用いて、ナプロキセン の血漿中濃度を時間の関数として測定することによって決定した。曲線の下の面 積を下記式:%式% (式中、βは見掛けの排泄速度定数)から計算した。デキストラン−ナプロキセ ン接合体の相対的生体利用性(F%)を、プロドラッグのAUCo−■値の、同 し条件下で投与された遊離のナプロキセンのそれに対する百分率とし測定しに0 第7図に、親のナプロキセンとデキストラン−ナプロキセン接合体(Mw=71 .000)を経口投与しノニ後のナプロキセンの血中濃度一時間のグラフを示す 。示したデータは各々3頭のブタ(体重は約40に?)から得られた平均値であ る。90%以上の相対的生体利用性が算出された。分子量がそれぞれ11.00 0.40,000および505.000の接合体を投与することによって、同様 の結果が見出された(第10表参照)。 (以下余白) 第10表 デキストラン−ナプロキセンニステロプロドラッグをブタ6に経口投 与した後のナプロキセンの生体利プロドラッグの溶液を投与後測定された平均の 薬物動力学的パラメータの、親ナプロキセンの溶液をp。 0、投与及びi、v、投与した後に得たそれとの比較。 ナブa殉セン i、v、e 35 −0.0411 479 − −tプロ社ン p、o、” 19 7 2 0.049 439 91.6 −1 各接合体は 体重が33〜45Kgの3頭のブタに投与した。 blK9体重当り16m19のナプロキセンに相当する等しい投与量を与えた。 C前述の試験(8)からのもの。 d 3Bの新グループを使用した。 ブタは、薬剤投与前の18h「絶食させ、その後、IK9体重当り3.8Hのナ プロキセンに相当する投与m!(または体重IKg当り3.6uの遊離ナプロキ センに相当する接合体の量)を飼料に入れて与えた。実験全体を通じて、ブタは 、血液試料採取中水は自由Jこ採取できるようにして飼料を与えられた。第7図 から分かるように、デキストラン−ナプロキセンプロドラッグを投与すると、血 漿中のナプロキセンの濃度は、遊離ドラッグの投与に比べて遅延して長期間一定 の濃度になっている。接合体の経口投与後のナプロキセン吸収の特徴的なラグタ イムはウサギにも認められた(第8図)。 ブタに各種の分子量の接合体を投与した後、同様の吸収グラフが観察された(第 9図)。 ナプロキセンが接合体から放出されたG1管中の領域を決定するために、Gr管 の各種セグメントとその内容物のホモジネート中で接合体を培養する実験を行っ た。セグメントはウサギとブタのそれぞれから採取した。 Gll管上モジネート製造 体重がそれぞれ約3に9と45kyの雄のアルピノウサギと雌のブタ(デンマー ク・ランドレース/ヨークシャー)をこの試験に用いた。これらの実験動物には 、殺されるまで標準飼料を与えた。各動物から胃腸管の各種の部分を切取るのに 約30ain必要であった。その内容物とともにGI管のセグメントは小片に切 断され、重量を測定し、ガラス製バイアルに入れ、−20℃で保管した。解凍後 、各61管を、冷0.9%塩化ナトリウムの2倍体積中に分散させることによっ て組織ホモジネートを作製した。 混合物を均一化して、冷却(4℃)遠心分離器中、5,0OOX9で遠心分離し た。得られた上澄み液の2貢Qづつを直ちに凍結させた。ブタの結腸の長さが長 いので(21こ近い)、近位部(結III)と遠位部(結腸■)のホモジネート を別個に作製した。 内容物なしの結腸の試料を、0.9%塩化ナトリウムで組織を注意深くすすいだ 後に得た。 動力学的測定 反応溶液を恒温水浴中で37±0.2℃に保持した。ナプロキセン生成の初期速 度は、殆んどの場合、40±4nの個々のデキストラン接合体を含有する0、2 Mリン酸緩衝液pH7,40の1000μQを、試験温度に予め加熱された10 00μQのホモジネート溶液に添加した後、監視した。200μρづつを採取し て600μQのメタノールで脱タンパク処理を行った。得られた混合物を撹拌し 、10,0OOxyで4 sin遠心分離した。6〜60sinの範囲の試料採 取時間中、6〜8個の試料を適当な間隔をとって採取した。メタノールの上澄み 液を、以下に述べろ1(PLCを用いて、放出された薬剤について分析した。 スフェリソルブ(Spherisorb)ODS−1(5u−粒子)を充填した カラム125X4.6+uを、メタノール−0,02Mリン酸緩衝液p)12. 5(65: 35v/v)からなる移動相で溶離した。流速は1.017!/s inに維持し、カラムの溶出液を271nmの波長光で監視した。I(PLC装 置は、日立L−6200インテリジェントランプ、日立L−4000可変波長検 出器、レオダイン(Reodyne)7125型注入弁、日立655^−40型 自動試料採取器、および日立D2000型クロマト積算器で構成されている。薬 剤化合物の定量は、そのピーク面積の測定値から同じ条件でクロマトグラフィに かける内部標準のピーク面積の測定値と比較して行った。 結果を第11表と12表に示す。これらの結果は、ナプロキセンの放出は、盲腸 と結腸のホモジネートの方が、GL管の上部由来のホモジネートと比べて非常に 速く進行することと、分子量は、盲腸と結腸のホモジネート中での放出速度に対 しては小さな効果しか与えないということを証明している。 デキストランナプロキセンエステル接合体の、結腸ホモジネート中での分解は、 高性能サイズ排除クロマトグラフィ法UP(SEC) ]を用いて追跡した。そ のクロマトグラフのシステムは、日立655^−11型溶媒分配ポンプ(可変波 長日立F100O蛍光検出器付き)、レオダイン7125型注入弁(20uQル ープ付き)および日立D2000型クロマト積算器で構成されている。カラムは 、250 X Bxxの大きさで、球形のヌクレオシル ダイオ−ルアーOH粒 子(7μll) (Mackerey−Nagel、F、R,G)を充填した。 このカラムは、ヌクレオシルダイオールを充填した小さなプレカラムと、ポンプ と注入弁との間に位置するシリカ飽和カラムによって保護した。後者のカラム( は、リクロブレップ(Lichroprep) S 160.15〜25μs  (Merck F、R,G、 )を充填した。移動相は、アセトニトリル−00 5M リン酸(30: 70v/v)混合物であった。流速はl肩12/sin に設定し、カラム溶出液は、波長がそれぞれ330n−と360n+*の励起光 と発光で監視した。遊離のナプロキセンと接合したナプロキセンの検出に加えて 、IIP(SEC)法を、デキストラン接合体の重量平均分子量を、Gll管上 モジネート中時間の関数として評価するのに用いた。 1(P(SEC)の試験用に、デキストランT−70ナプロキセンエステルプロ ドラッグの0.2Mリン酸緩衝液pl+7.40による貯蔵溶液を作製した(3 .3H/l)、反応は、l00h12の上記貯蔵溶液を、2000μQの純品の 結IJ%1ホモジネート、または5019のグルコースと、5ug、10j1g もしくは50屑?の親デキストランT−70とを含有する上記ホモジネート20 00μgに添加して開始させた。適当な間隔をおいて、20hQづつの試料を採 取し、400μQの20%v/v)’Jクロロ酢酸溶液に添加した。撹拌後、得 られた混合物を、10,000×2で4 mjn遣心分離した。デキストランエ ステル接合体の沈殿溶液中での安定性には限界があるので、1(P(SEC)分 析は試料調製後直ちに実施した。 これらの実験から、デキストランの連鎖が分解したが、ナプロキセン部分が依然 としてデキストランに結合しているので、デキストランポリマーが少なくとも部 分的に分解するまでナプロキセンの遊離が起こうないことが判明した。 要約すると、G】管のセクションで実施した実験によって、ナプロキセンが盲腸 と結腸にほとんど排他的に放出されることと、これらセクションへの放出は、デ キストランポリマーの初期分解と、次いで、この分解に由来するより小さいデキ ストランポリマーの断片からナプロキセンが放出されることが証明された。した がって、デキストランポリマーは、デボリメラーゼ(aepoly*erase )の基質であり、一方より小さいポリマー断片は各種の加水分解酵素(・)基質 である。 第11!IDSが8.3のデキストランT−70ナプロキセンエステルプロドラ ッグを、ウサギおよびブタのGl管の各種セグメントとその内容物から調製した ホモジネート中で培養後(37℃)のナプロキセン生成の初期速度(V、)胃  11.2 7.3 7.5 十二指11 1.+ 7.4 7.4 7.4空腸 6.0 ?、1 7.4  7.4回All 6.:il 8.1 74 7.5盲腸 65.1 86.5  7.4 7.5結IJI+ 32.6 107.0 7.4 7.4結腸11  1+1.2 7.4 7.40、1Mリン酸緩衝液 6.6 6.6 − − pH7,40 λ1反応溶液:33%ホモジナート 0.2Mリン酸緩衝液PI17.4 (1 : l v/v)(以下余白) 第12表 各種の分子サイズを有するデキストランナプロキセンエステルプロド ラッグを、ブタの盲腸と結腸とその内容物のホモジネート中で培養後(:(7℃ )のナプロキセン生成の初期速度(■、)。 ナプロキセン接合体゛ ブタ盲腸本モー7ネート5 ブタ結SIT 本モジネー ト5VICu9 z(!−’/h) V+Cu9 z(!−’/h)イ4X)ラ ン T−1(D3 2.2)c 272.4 248.1デAストラン T−1 0(DS6.5) 2+0.2 224.0デAストラン T−20(DS6. 4) 138.0 −デキストラン T−40(DS5.6) 108.1 − デキストラン T−70(DS5.6) 101.2 100.6f〜ストラン  T−250(D66.9) 94.3 78.9ヂ今ストラン T−500( DS8.0) 84.8 65.1a 接合体の濃度は20±2u/xQであっ た。 b 反応溶液:33J%ホモジネートー0.2Mリン酸緩衝液p)17.4(1 : lv/v) cDs:置換度 引田史鮎二 calio、J、L、E、P、Ga1l、V、R,G111壷gpla、に、5 . 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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(1): PS−O−A−(CH2)n−B−D(I)[式中、PS−0は、デキストラン 、カルボキシメチルデキストラン、ジエチルアミノエチルデキストラン、デンプ ン、ヒドロキシエチルデンプン、アルギーネート、グリコーゲン、ブルラル、ア ガロース、セルロース、キトサン、キチンおよびカラゲーナンから選択される、 分子量(Mw)が40,000〜5,000,000の多糖(PS−OH)化合 物の遊離ヒドロキシル基のいずれかのアルコキシド残基を示す, Aはカルボニル基もしくは存在しない、nはゼロもしくは1〜14の正の整数、 Bは酸素原子、カルボニル基、HR(式中Rは水素原子もしくは低級アルキル基 )またはBは存在しない、およびDは、(i)式(l1): R1CO− (I1) (式中R1−CO−は、炎症疾患の治療に用いるカルボン酸医薬(R1−COO H)のアシル残基)で表わされる基、(i)式(l2): R2−O− (l2) (式中R2−O−は公知の抗炎症ステロイド(R2−OH)のC−21アルコキ シド残基または炎症疾患の治療に用いられるヒドロキシル官能基を含有する他の 医薬のアルコキシド残基、但しPS−0がデキストランのアルコキシド残基の場 合、Aは存在せず、nはゼロおよびBは存在せず、したがってR1CO−はアセ チルサリチル酸のアシル残基とは異なる]で表わされる化合物;および その非毒性の医薬的に受容な酸付加塩;およびその非毒性の医薬的に受容なカチ オン塩。 2.R1−CO−が、 サリンダック,ナブロキセン,フェノプロフェン,イブプロフェン,ケトプロフ ェン,インドプロフェン,フルルビプロフェン,メフェナム酸,フルフェナム酸 ,メクロフェナム酸,フルプロフェン,フェンクロフェナック,ロナゾラック, フェンプフェン,カルプロフェン,ロクソプロフェン,5−アミノサリチル酸, サルアゾスルファピリジン、アゾジサルナトリウム,ペニシラミン,クロラムプ シル,メルファラン,金チオリンゴ酸ナトリウム,フロセミドから選択される化 合物の基から誘導される請求の範囲1項記載の化合物。 3.R2−O−が、 ヒドロコルチゾン,べ−タメタゾン,デキサメタゾン,プレドニゾロン,トリア ムシノロン,メチルプレドニゾロン,トリアムシノロンアセトニド,金チオグル コース,ヒドロキシクロロキン,アモジアキン,キニンから選択される化合物の 基から誘導される請求の範囲1項記載の化合物。 4.経口投与した際に、盲腸もしくは結腸に、医薬の部分Dを分離放出するとこ ができる請求の範囲1〜3項のいずれか1つに記載の化合物。 5.リボソームと徴小球体(ミクロスフィア)とを含む医薬的に受容な賦形剤と 、医薬的に有効な量の請求の範囲1〜4のいずれか1つに記載の化合物からなる 非経口投与用医薬組成物。 6.関節内、皮下、筋肉内もしくは硬膜外の投与の後、炎症を起こした組織もし くは炎症を起こした組織の近傍への局所的な親の活性抗炎症剤の放出を制御し、 その作用期間を長くする請求の範囲5項記載の医薬組成物。 7.医薬的に受容な賦形剤と、医薬的に有効な量の請求の範囲1〜4項のいずれ か1つに記載の化合物からなる経口投与用医薬組成物。 8.経口投与後、親の活性抗炎症剤を、末端回腸および結腸に選択的に送り、そ こで親薬物を延長した期間に放出する請求の範囲7項記載の医薬組成物。 9.経口投与後、延長した期間、治療的に有効でかつ一定の血中濃度の親薬物を 提供する請求の範囲7項記載の医薬組成物。 10.a.下記式(E): リガンド−COOH(E) [式中、リガンド−COOHは下記式(F)、(G)、(H)、(J):R1− COOH(F) R1−CO−O−(CH2)nCOOH(G)Rt−CO−NR−(CH2)n COOH(H)R2−O−CO−(CH2)nCOOH(J)[式中只2−CO −、n.RおよびR2−O−は式(1)に関する前記定義と同一)で表わされる カルボン酸構造のいずれか1つを意味する]で表わされるカルボンx酸化合物も しくはその塩を、下記式(K): PS−OH(K) (式中PS−0は式(1)に関する定義と同一)で表わされる化合物と反応させ るか、または b.式(K)の化合物を、下記式(L):リガンド−COCl(L) (式中、リガンド−COOHは式(E)の定義と同一)で表わされる酸塩化物と 反応させるか、または c.下記式(M): PS−O−A−(CH2)n−COOH(M)(式中PS−O、Aおよびnは式 (1)に関する定義と同−)で表わされる化合物またはその塩を、下記式(P) :R2W(P) (式中R2(R2O)は式(1)に関する定義と同一およびWは適切な脱離基) で表わされる化合物と反応させるか、またはd.式Kの化合物を、下記式(S) : R2−O−COCl (S) (式中R2−0は式(1)に関する定義と同一)であらわされる化合物と反応さ せる、 ことからなる、請求項1記載の式(1)の化合物の製造方法。 11.潰瘍性大腸炎もしくはクローン病のような炎症性腸疾患を治療するのに用 いる医薬組成物を製造するための請求の範囲1〜4項のいずれか1つに記載の化 合物の用途。 12.投与を要する患者に、請求の範囲1〜4のいずれか1つの化合物の治療的 に有効量、または請求の範囲5〜9のいずれか1つの医薬物組成物を投与するこ とからなる、濃瘍性大腸炎もしくはクローン病のような炎症性腸疾患の治療方法 。
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