JPH04505042A - 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料分配器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料分配器背景技術 本発明は、請求の範囲ｊＩ１項の上位概念に記載の内燃機関の燃料噴射装置のた めの燃料分配器から出発する、 このような燃料分配器は、ドイツ連邦共和国特許公開第３７３０５７１号明細書 又はドイツ連邦共和国特許公開第３２２８５０８号明細書から公知である０両方 の燃料分配器においては、内燃機関への固定が、分配器ケーシングに配置され貫 通孔を有するウェブ又はフランジを介して行われ、前記貫通孔内にはそれぞれ１ つのねじが貫通案内され、かつ内燃機関側でねじ固定される。

業雑音、並びに燃料噴射弁の周期によって惹起される圧力脈動が、内燃機関の吸 気管のような隣接する構成部分に伝達されて、自動車の機関室内に不都合な健音 が発生する。

直接吸気管における接続管片内に取り付けられていて吸気管に固定締付けされた ホルダによフて掴まれる公知の所謂トップ−フィード−燃料噴射弁（ドイツ連邦 共和国特許公開第２８２７８５０号明細書）において、雑音減少のために弾性的 なリングが設けられており、該リングは燃料噴射弁の周りに力結金的に位置して おり、かつこのリングにホルダが係合する。

発明の効果 請求の範囲ｊ［１項の特徴を有する本発明の燃料分配器は、内燃機関の気筒の数 に相応する数の燃料噴射弁を燃料が流れる受容孔内に受容する分配器ケーシング を有する構成においても、隣接する構成部材から著しく騒音が切り離されている という利点を有している。

このことによって、前述の形式の燃料分配器を使用する際にも、車両の機関室内 の雑音減少が得られる。

別の請求項に記載された構成によって、請求項１に記載された燃料分配器の有利 な改善及び改良が可能である。

本発明の有利な構成において、それぞれの振動金属部材は、例えばエラストマか ら成る弾性的なスリーブ及び吸気管に固定可能なりランプによって形成される。

弾性的なスリーブは、分配器ケーシング及び押さえ部材における互いに整合する 貫通孔内に取り付けられており、さらにクランプ部材は、スリーブを孔壁に半径 方向で圧着しつつスリーブを貫通し、かつスリーブの外径より大きくならないク ランプショルダによってスリーブを上方から掴む。

本発明の別の構成によれば、クランプ部材は締付けねじ及び該締付けねじのねじ シャフトを取り囲む金属性のスペーススリーブから成っている。スペーススリー ブは端面側でねじヘッド及び吸気管の固定フランジに当て付けられており、従っ て燃料分配弁は規定された引っ張りモーメントによって吸気管の固定フランジに 固定されることができる。ねじヘッドの直径は、スペーススリーブを取り囲む弾 性的なスリーブの直径より小さく、従って振動金属特性はそのままである。

押さえ部材が同時に、電磁操作される燃料噴射弁の電気的接触のための接触条片 を形成すると、本発明の別の構成により、接触条片における差し込み接点に通じ る接続ケーブルは、例えば機械的な固定部材又は鋳込み又は発泡成形によって、 押さえ部材に設けられたケーブル通路内に固定されている。このことによって、 自由な、振動する導体横断面が排除され、及びここでも雑音発生が阻止される。

分配器ケーシング及び押さえ部材は、有利にはプラスチックから成っており、し かし金属から製造することもできる。

図面 本発明を図示の実施例に基づいて以下の記載で詳しく説明する。この場合、図面 は内燃機関の燃料噴射装！のための燃料分配器を破断した断面図で示す。

実施例の説明 断面図で示す燃料分配器は、プラスチックから成る分配器ケーシング１０を有し ており、該分配器ケーシング内に複数の受容孔１１が形成されている。受容孔１ １の数は、内燃機関の気筒の数に相応しており、従って４気筒内燃機関のための 燃料分配器においては分配器ケーシング１０内に４つの受容孔１１が設けられて いる。縦に連続しかつ段部を付けて形成されたそれぞれの受容孔１１は、縦長の 孔区分１１１と該孔区分１１１の前方に配置された孔区分１１２及び後方に配置 された孔区分１１３を有しており、しかも孔区分１１２は中央の孔区分１１１よ り大きな孔直径を、かつ孔区分１１３は中央の孔区分より小さい孔直径を有して いる。孔区分１１３は開口１２を有して終わっており、かつ組立て後に、内燃機 関の吸気管１３内に形成された噴射開口１４内に突入する。噴射開口１４の範囲 では、吸気管１３に固定フランジ４９が設けられており、この固定フランジにエ ラストマから成る弾性的なシールリング１５を介して当接面１６が当接しており 、この当接面は分配器ケーシング１０において受容孔１１に対して同軸的にかつ 受容孔１１の関口１２かも後退されて配置されている。

各受容孔１１には、周知の形式の電磁操作される燃料噴射弁１７が取り付けられ ている。この燃料噴射弁はドイツ連邦共和国特許公開第３７０５８４８号明細書 に記載されている。燃料噴射弁１７はケーシングフランジ１８によって孔区分１ １２内に位置しており、かつ開口接続）ｋｒ１９によって孔区分１１３内に位置 している。ここでは見えない燃料供給導管に接続されている孔区分１１１は、− 面では燃料噴射弁１７にかつ他面では孔区分１１１もしくは１１３における孔壁 に半径方向で支持される２つの０−リング２０．２１によって液密に閉鎖されて いる。取り付けられた燃料噴射弁１７を有する完全な、かつそれ内には燃料供給 導管の延長部も見える分配ケーシング１０は、ドイツ連邦共和国特許公開第３７ ３０５７１号明細書に記載されている。

燃料噴射弁１７を分配器ケーシング１０の受容孔１１内に係止するために、プラ スチックから成る押さえ部材２２が使用され、該押さえ部材は、締付はフランジ ２３によって分配器ケーシング１０における支持フランジ２４に当接しており、 かつ燃料噴射弁１７のケーシングフランジ１８を上方から掴んでいる。締付はフ ランジ２３のこのような上方係合Ｎ囲によって、押さえ部材２２が燃料噴射弁１ ７を分配器ケーシングｌＯ内に把持する。雑音が伝わることを排除するために、 押さえ部材２２の締付はフランジ２３と分配器ケーシング１０の支持フランジ２ ４との間に、エラストマから成る連続する扁平シール部材２５が嵌め込まれてい る。

押さえ部材２２は同時に、所謂接触条片として形成されており、該接触条片は差 し込みブツシュ２６と、この差し込みブツシュまで案内される接続ケーブル２７ とを有している。差し込みブツシュ２６は、押さえ部材２２を分配器ケーシング １０に載着する際に差し込みビン２８を介して燃料噴射弁１７に沿って移動され るように配置されている。接続ケーブル２７、差し込みブツシュ２６及び差し込 みビン２８を介して、燃料噴射弁１７の電磁石の給電が行なわれる。接続ケーブ ル２７は押さえ部材２２内部のケーブル通路２９内に敷設されている。雑音発生 を排除するために、接続ケーブル２７はケーブル通路２９内に固定されており、 実施例では、機械的なケーブルホルダ３０によって固定されている。しかし接続 ケーブル２７を固定するために、ケーブル通路２９を鋳込む又は発泡成形するこ ともできる。

押さえ部材２２と分配器ケーシング１０との接続も、吸気管１３の固定フランジ ４９への完全な燃料分配器の固定も、所ｒＩＩ！ｌ！動金属部材３１もしくは３ ２を介して行なわれる。それぞれの振動金属部材３１もしくは３２は、クランプ 部材３３もしくは３４及びこれの回りのエラストマから成る弾性的なスリーブ３ ５もしくは３６から成っている０弾性的なスリーブ３５は、分配器ケーシング１ ０における貫通孔３７内に取り付けられており、これに対して弾性的なスリーブ ３６は分配器ケーシング１０及び押さえ部材２２における互いに整合された２つ の貫通孔３８及び３９内に導入されている。クランプ部材３３は貫通孔３７の孔 壁に半径方向で圧着しつつ弾性的なスリーブ３５を貫通し、押さえ部材２２内に 固定されている。クランプ部材３４は同じ形式で貫通孔３８及び３６の孔壁に半 径方向で圧着しつつ弾性的なスリーブ３６を貫通し、かつ吸気管１３における固 定フランジ４９に固定されている。

両方の場合、クランプ部材３３もしくは３４は所属の弾性的なスリーブ３５もし くは３６を、それの固定部とは反対側の端面において、弾性的なスリーブ３５も しくは３６の外径より大きくはないクランプショルダ４０もしくは４１によって 上方から掴む。

それぞれのクランプ部材３３．３４は、締付けねじ４２．４３及びねじシャフト を取り囲む金属製のスペーススリーブ４４もしくは４５によって形成される。

ねじヘッドの下側はそれぞれクランプショルダ４０もしくは４１を形成する。押 さえ部材２２内には相応するねじ付きブツシュ４６が嵌め込まれており、該ねじ つきブツシュ内にそれぞれ１つの締付けねじ４２が規定の引っ張りモーメントに よって捩じ込まれている。

スペーススリーブ４５は、分配器ケーシング１０の、吸気管１３の固定フランジ ４９に向かう下何で、前記分配器ケーシングをわずかたけ越えて突出しており、 従って燃料分配器が吸気管１３に締め付けられた際に、分配器ケーシング１０と 吸気管１３の固定フランジ４９との間にわずかなギャップ４８が残される０弾性 的なスリーブ３６も同様に、同じ寸法だけ分配器ケーシング１ｏから突出してお り、しかし必ずしもそうでな（でよい、締付けねじ４３のねじシャフトは、同様 に、固定フランジ４９におけるねじ孔４７内に規定の引っ張りモーメントによっ て捩じ込まれている０両方のスペーススリーブ４４．４５は、分配器ケーシング １０及び押さえ部材２２をプラスチックで構成する際に、締付けねじ４２．４３ の正確に規定された引っ張りモーメントをもたらすことができる。さもなければ 燃料分配器を同様に構成する際に、分配器ケーシング１０及び押さえ部材２２を 金属から製造することもできる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関の燃料噴射装置のための燃料分配器であって、分配器ケーシングを 有しており、該分配器ケーシングが、電磁操作される燃料噴射弁を受容するため の、燃料供給導管によって互いに接続される複数の受容孔を有しており、さらに 該受容孔内に燃料噴射弁を係止するための、分配器ケーシングに緊定された押さ え部材を有しており、該押さえ部材が少なくとも、それぞれの受容孔の近くで締 付けフランジによって分配器ケーシングにおける支持フランジに当接しており、 さらに内燃機関の吸気管に固定するための固定手段を有している形式のものにお いて、前記締付けフランジ（２３）と支持フランジ（２４）との間に、雑音を切 り離す扁平シール部材（２５）が位置しており、さらに前記固定手段が振動金属 部材（３２）によって形成されていることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射装 置のための燃料分配器。 ２．それぞれの振動金属部材（３２）が、弾性的なスリーブ（３６）と、吸気管 （１３）における固定フランジ（４９）内に固定可能なクランプ部材（３４）と から成っており、前記スリーブは、分配器ケーシング（１０）及び押さえ部材（ ２２）における互いに整合された貫通孔（３８，３９）内に嵌め込まれており、 さらに前記クランプ部材は、孔壁に半径方向に圧着しつつスリーブ（３６）を貫 通して、かつこのスリーブを吸気管（１３）から離れる端面側で、スリーブ（３ ６）の直径より大きくないクランプショルダ（４１）によって上方から掴んでい る請求項１記載の燃料分配器。 ３．クランプ部材（３４）が、締付けねじ（４３）と、ねじシャフトを取り囲む 固い金属性のスペーススリーブ（４５）とから形成されており、前記締付けねじ のねじヘッド直径はスリーブ（３６）の外径より小さく、かつ締付けねじのねじ シャフトが吸気管（１３）における固定フランジ（４９）のねじ孔（４７）内に 捩じ込まれており、さらに前記スペーススリーブ（４５）にねじヘッドが支持さ れるようになっている請求項２記載の燃料分配器。 ４．スペーススリーブ（４５）が、吸気管（１３）の固定フランジ（４９）に向 かう孔端部において、貫通孔（３９）から小さな端部区分で突出している請求項 ３記載の燃料分配器。 ５．押さえ部材（２２）及び分配器ケーシング（１０）が別の振動金属部材（３ １）を介して互いに結合している請求項１から４までのいずれか１記載の燃料分 配器。 ６．それぞれ別の振動金属部材（３１）が、分配器ケーシング（１０）における 貫通孔（３７）内に取り付けられている弾性的なスリーブ（３５）と、押さえ部 材（２２）内に固定可能なクランプ部材（３３）とから成っており、該クランプ 部材が、スリーブ（３５）を孔壁に半径方向で圧着しつつ貫通しており、かつこ のスリーブを押さえ部材（２２）とは反対側の端面で、スリーブ（３５）の外形 より大きくないクランプショルダ（４０）によって上方から掴んでいる請求項５ 記載の燃料分配器。 ７．クランプ部材（３３）が、締付けれじ（４２）と、ねじシャフトを取り囲む 固い金属性のスペーススリーブ（４４）とから形成されており、前記締付けねじ のねじヘッド直径はスリーブ（３５）の外径より小さく、かつ締付けねじのねじ シャフトが押さえ部材（２２）内に取り付けられたねじ付きブッシュ（４６）内 に捩じ込まれており、さらに前記スペーススリーブ（４４）にねじヘッドが支持 されるようになっている請求項６記載の燃料分配器。 ８．分配器ケーシング（１０）が少なくとも、受容孔（１１）の範囲で、当接面 （１６）によって吸気管（１３）の固定フランジ（４９）に当て付けられており 、さらに当接面（１６）と固定フランジ（４９）との間に弾性的なシールリング （１５）が嵌め込まれている請求項１から７までのいずれか１記載の燃料分配器 。 ９．押さえ部材（２２）が同時に、燃料噴射弁（１７）の電気的接触のための接 触条片として形成されており、さらに差し込み接点（２６）と該差し込み接点に 通じる接続ケーブル（２７）とを有しており、この接続ケーブルがケーブル通路 （２９）内に案内されており、さらに接続ケーブル（２７）が、機械的な固定部 材（３０）又は鋳込み又は発泡成形似よってケーブル通路（２９）内に固定され ている請求項１から８までのいずれか１記載の燃料分配器。