JP2004519601A - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
燃料を内燃機関内に噴射するための燃料噴射装置は少なくとも1つの燃料噴射弁(1)と燃料分配管路(3)とを有している。該燃料分配管路(3)は、各燃料噴射弁(1)のために、該燃料噴射弁(1)の流入側の端部(7)に接続可能な接続管片(5)を有している。この場合、燃料噴射弁(1)と、燃料分配管路(3)の、対応配置された接続管片(5)とを密に接続するためには、それぞれ1つの環状のシール部材(4)が設けられている。接続管片(5)は、該接続管片(5)の、燃料噴射弁(1)に面した側の端部へのシール部材(4)の組付け後に燃料噴射弁(1)の流入側の端部(7)に押込み可能であるように成形されている。この場合、接続管片(5)と燃料噴射弁(1)の内側の支持面(9)との間にはばねエレメント(8)が配置されている。
Description
【0001】
背景技術
本発明は、独立請求項の上位概念部に記載した形式の、燃料を内燃機関内に噴射するための燃料噴射装置、特に燃料を内燃機関の燃焼室内に直接噴射するための燃料噴射装置から出発する。
【0002】
このような燃料噴射装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19725076号明細書に基づき公知である。この公知の燃料噴射装置は、燃料噴射弁と、燃料分配管路の、対応配置された接続管片との間の密な接続のために、それぞれ1つの環状のシール支持体を有している。このシール支持体は、燃料噴射弁の流入区分の端面に対してシール支持体をシールするための第1のシールエレメントおよび燃料分配管路の接続管片に対してシール支持体をシールするための第2のシールエレメントと協働する。流入区分の燃料入口開口内に挿入可能なブシュは環状のシール支持体を貫通しているので、シール支持体はブシュの上流側のつばと燃料噴射弁の流入区分との間に半径方向で運動可能に拘束されている。
【0003】
上述した刊行物に記載された装置には、特に燃料噴射弁のための収容孔の製造誤差だけでなく、燃料分配管路に設けられた接続管片の製造誤差にも基づき、燃料噴射弁の流入区分と燃料分配管路の接続管片との間に位置ずれおよび角度偏差が生ぜしめられ得るという欠点がある。燃料噴射弁の流入区分と燃料分配管路の接続管片との間に配置されたシール部材は位置ずれおよび角度偏差を不十分な僅かな程度でしか補償しない。実際に生ぜしめられる位置ずれおよび角度偏差において、公知の燃料噴射装置では、位置ずれおよび角度偏差を十分に補償しないシール部材における燃料流出の危険がある。
【0004】
発明の利点
独立請求項の特徴部に記載の特徴を備えた本発明による燃料噴射装置は従来のものに比べて、燃料噴射弁の切欠き内への接続管片の押込みによって、極めてスペースを節約した接続が提供されるという利点を有している。燃料分配管路の接続管片と燃料噴射弁の流入管片との間に配置されたばねエレメントは、製造誤差、シリンダヘッドへの燃料噴射弁の組付け時の傾き位置ならびに内燃機関の運転時の不均一な加熱を効果的にかつスペースを節約して補償することができる。
【0005】
従属請求項に記載した手段によって、独立請求項に記載した燃料噴射装置の有利な構成および改良形が可能となる。
【0006】
有利には、ばねエレメントを、種々異なる形で変化させて、形成される押さえ力に応じて皿ばねまたはコイルばねとして形成することが可能である。
【0007】
さらに、有利には、燃料噴射弁が、ぞれぞれ保持クランプによって燃料分配管路に前組付け可能である。これによって、シリンダヘッドへの燃料噴射弁の最終組付け時に著しい時間節約が可能となる。
【0008】
有利には、燃料分配管路がシリンダヘッドに螺合されているかまたは押さえまたはこれに類する装置によってシリンダヘッドに結合されている。
【0009】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0010】
図1には、本発明により形成された燃料噴射装置の第1実施例の全体が概略的な断面図で示してある。この燃料噴射装置は、図示の実施例では、4つの燃料噴射弁1を有している。これらの燃料噴射弁1は有利には高圧燃料噴射弁1の形で形成されていて、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射するために適している。以下では、本発明による手段に直接関連する構成部材しか説明しないことにする。
【0011】
燃料噴射弁1は直列配置形式で内燃機関のシリンダヘッド2に組み付けられていて、燃料分配管路3によって互いに接続されている。本発明による手段は燃料噴射弁1と燃料分配管路3との接続に関連している。
【0012】
この場合、燃料分配管路3に対する燃料噴射弁1の接続はシール部材4によって行われている。このシール部材4は、燃料分配管路3の接続管片5の外側の周面に設けられた溝状の凹設部内に挿入されている。この場合、接続管片5は、それぞれ燃料噴射弁1の流入側の端部7に設けられた切欠き6内に押込み可能であるように成形されている。シール部材4の押付けによって、燃料分配管路3と燃料噴射弁1との間に確実なシール作用を得ることができる。
【0013】
さらに、たとえば図示していない保持手段または爪によってシリンダヘッド2に結合することができる燃料分配管路3のプレス力を燃料噴射弁1に伝達するためには、それぞれ1つのばねエレメント8が設けられている。このばねエレメント8は、図示の第1実施例では、皿ばね8aとして形成されている。この皿ばね8aは、燃料分配管路3の接続管片5と、燃料噴射弁1の切欠き6内の内側の支持面9との間に挿入されていて、皿ばね8aの予荷重もしくはプレロードによって、保持装置によりシリンダヘッド2に引っ張られる燃料分配管路3の押さえ力を燃料噴射弁1に伝達するために働く。これによって、この燃料噴射弁1がシリンダヘッド2内に圧入される。シリンダヘッド2を燃焼室に対してシールするためには、シールリング10を設けることができる。このシールリング10は燃料噴射弁1とシリンダヘッド2との間に圧入されている。切欠き6内の支持面9は、たとえば支持板14に形成されている。この支持板14は、たとえば燃料噴射弁1の内側磁極15に配置されている。
【0014】
接続管片5を燃料噴射弁1に位置固定するためには、保持クランプ11が設けられている。この保持クランプ11は、特に燃料噴射弁1を燃料分配管路3に前組付けするために適している。なぜならば、この場合、燃料噴射装置全体を1回でシリンダヘッド2に組み付けることができるからである。この場合、保持クランプ11は燃料分配管路3の接続管片5を取り囲むように把持していて、燃料噴射弁1の流入側の端部7にまで延びている。そこでは、保持クランプ11が有利にはねじ12によって燃料噴射弁1のプラスチック被覆体13に固定されている。これに対する択一的な構成として、このプラスチック被覆体13に、保持クランプ11の開口内に係合する突出した突起が設けられていてよい。
【0015】
図2Aには、本発明による手段を明瞭にするために、燃料分配管路3の、差し込まれた接続管片5を備えたただ1つの燃料噴射弁1と保持クランプ11とが示してある。この場合、合致する構成部材には、合致する符号が付してある。
【0016】
すでに図1につき説明したように、燃料噴射弁1は燃料分配管路3の接続管片5と支持板14との間に1つのばねエレメント8を有している。このばねエレメント8は、図示の実施例では、皿ばね8aの形で形成されている。この皿ばね8aは、一方では燃料分配管路3の押さえ力を伝達するために働き、他方では、たとえば個々の構成部材の製造誤差、シリンダヘッド2への燃料噴射弁1の傾いた組付けまたは内燃機関の運転時のシリンダヘッド2と燃料噴射弁1との加熱によって発生するずれおよび傾倒を補償することができ、これによって、一方では内燃機関の燃焼室に対するシリンダヘッド2の確実なシールおよび他方では燃料分配管路3に対する燃料噴射弁1の確実なシールを得ることができる。
【0017】
図2Bには、本発明により形成された燃料噴射装置に組み付けるための燃料噴射弁1の第2実施例が図2Aと同じ図で示してある。
【0018】
図示の第2実施例では、ばねエレメント8がコイルばね8bの形で形成されている。このコイルばね8bは、特に簡単な製作可能性と皿ばね8aに比べて大きなフレキシビリティとの利点を有している。なぜならば、たいてい、皿ばね8aは、特に小さな半径でコイルばね8bよりも高いばね定数を有しているからである。コイルばね8bによって、ずれおよび傾倒のより一様な補償が可能となる。コイルばね8bは、たとえば燃料噴射弁1の内側磁極15に直接支持されている。
【0019】
本発明は、図示の実施例に限定されておらず、たとえば混合気圧縮型の自己着火式の内燃機関の燃料噴射装置のためにも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射装置の第1実施例の全体の断面図である。
【図2A】
図1に示した燃料噴射装置のただ1つの燃料噴射弁の断面図である。
【図2B】
本発明による燃料噴射装置への組付けのために適した燃料噴射弁の第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁、 2 シリンダヘッド、 3 燃料分配管路、 4 シール部材、 5 接続管片、 6 切欠き、 7 端部、 8 ばねエレメント、 8a 皿ばね、 8b コイルばね、 9 支持面、 10 シールリング、 11 保持クランプ、 12 ねじ、 13 プラスチック被覆体、 14 支持板、 15 内側磁極
背景技術
本発明は、独立請求項の上位概念部に記載した形式の、燃料を内燃機関内に噴射するための燃料噴射装置、特に燃料を内燃機関の燃焼室内に直接噴射するための燃料噴射装置から出発する。
【0002】
このような燃料噴射装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19725076号明細書に基づき公知である。この公知の燃料噴射装置は、燃料噴射弁と、燃料分配管路の、対応配置された接続管片との間の密な接続のために、それぞれ1つの環状のシール支持体を有している。このシール支持体は、燃料噴射弁の流入区分の端面に対してシール支持体をシールするための第1のシールエレメントおよび燃料分配管路の接続管片に対してシール支持体をシールするための第2のシールエレメントと協働する。流入区分の燃料入口開口内に挿入可能なブシュは環状のシール支持体を貫通しているので、シール支持体はブシュの上流側のつばと燃料噴射弁の流入区分との間に半径方向で運動可能に拘束されている。
【0003】
上述した刊行物に記載された装置には、特に燃料噴射弁のための収容孔の製造誤差だけでなく、燃料分配管路に設けられた接続管片の製造誤差にも基づき、燃料噴射弁の流入区分と燃料分配管路の接続管片との間に位置ずれおよび角度偏差が生ぜしめられ得るという欠点がある。燃料噴射弁の流入区分と燃料分配管路の接続管片との間に配置されたシール部材は位置ずれおよび角度偏差を不十分な僅かな程度でしか補償しない。実際に生ぜしめられる位置ずれおよび角度偏差において、公知の燃料噴射装置では、位置ずれおよび角度偏差を十分に補償しないシール部材における燃料流出の危険がある。
【0004】
発明の利点
独立請求項の特徴部に記載の特徴を備えた本発明による燃料噴射装置は従来のものに比べて、燃料噴射弁の切欠き内への接続管片の押込みによって、極めてスペースを節約した接続が提供されるという利点を有している。燃料分配管路の接続管片と燃料噴射弁の流入管片との間に配置されたばねエレメントは、製造誤差、シリンダヘッドへの燃料噴射弁の組付け時の傾き位置ならびに内燃機関の運転時の不均一な加熱を効果的にかつスペースを節約して補償することができる。
【0005】
従属請求項に記載した手段によって、独立請求項に記載した燃料噴射装置の有利な構成および改良形が可能となる。
【0006】
有利には、ばねエレメントを、種々異なる形で変化させて、形成される押さえ力に応じて皿ばねまたはコイルばねとして形成することが可能である。
【0007】
さらに、有利には、燃料噴射弁が、ぞれぞれ保持クランプによって燃料分配管路に前組付け可能である。これによって、シリンダヘッドへの燃料噴射弁の最終組付け時に著しい時間節約が可能となる。
【0008】
有利には、燃料分配管路がシリンダヘッドに螺合されているかまたは押さえまたはこれに類する装置によってシリンダヘッドに結合されている。
【0009】
実施例の説明
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0010】
図1には、本発明により形成された燃料噴射装置の第1実施例の全体が概略的な断面図で示してある。この燃料噴射装置は、図示の実施例では、4つの燃料噴射弁1を有している。これらの燃料噴射弁1は有利には高圧燃料噴射弁1の形で形成されていて、混合気圧縮型の火花点火式の内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射するために適している。以下では、本発明による手段に直接関連する構成部材しか説明しないことにする。
【0011】
燃料噴射弁1は直列配置形式で内燃機関のシリンダヘッド2に組み付けられていて、燃料分配管路3によって互いに接続されている。本発明による手段は燃料噴射弁1と燃料分配管路3との接続に関連している。
【0012】
この場合、燃料分配管路3に対する燃料噴射弁1の接続はシール部材4によって行われている。このシール部材4は、燃料分配管路3の接続管片5の外側の周面に設けられた溝状の凹設部内に挿入されている。この場合、接続管片5は、それぞれ燃料噴射弁1の流入側の端部7に設けられた切欠き6内に押込み可能であるように成形されている。シール部材4の押付けによって、燃料分配管路3と燃料噴射弁1との間に確実なシール作用を得ることができる。
【0013】
さらに、たとえば図示していない保持手段または爪によってシリンダヘッド2に結合することができる燃料分配管路3のプレス力を燃料噴射弁1に伝達するためには、それぞれ1つのばねエレメント8が設けられている。このばねエレメント8は、図示の第1実施例では、皿ばね8aとして形成されている。この皿ばね8aは、燃料分配管路3の接続管片5と、燃料噴射弁1の切欠き6内の内側の支持面9との間に挿入されていて、皿ばね8aの予荷重もしくはプレロードによって、保持装置によりシリンダヘッド2に引っ張られる燃料分配管路3の押さえ力を燃料噴射弁1に伝達するために働く。これによって、この燃料噴射弁1がシリンダヘッド2内に圧入される。シリンダヘッド2を燃焼室に対してシールするためには、シールリング10を設けることができる。このシールリング10は燃料噴射弁1とシリンダヘッド2との間に圧入されている。切欠き6内の支持面9は、たとえば支持板14に形成されている。この支持板14は、たとえば燃料噴射弁1の内側磁極15に配置されている。
【0014】
接続管片5を燃料噴射弁1に位置固定するためには、保持クランプ11が設けられている。この保持クランプ11は、特に燃料噴射弁1を燃料分配管路3に前組付けするために適している。なぜならば、この場合、燃料噴射装置全体を1回でシリンダヘッド2に組み付けることができるからである。この場合、保持クランプ11は燃料分配管路3の接続管片5を取り囲むように把持していて、燃料噴射弁1の流入側の端部7にまで延びている。そこでは、保持クランプ11が有利にはねじ12によって燃料噴射弁1のプラスチック被覆体13に固定されている。これに対する択一的な構成として、このプラスチック被覆体13に、保持クランプ11の開口内に係合する突出した突起が設けられていてよい。
【0015】
図2Aには、本発明による手段を明瞭にするために、燃料分配管路3の、差し込まれた接続管片5を備えたただ1つの燃料噴射弁1と保持クランプ11とが示してある。この場合、合致する構成部材には、合致する符号が付してある。
【0016】
すでに図1につき説明したように、燃料噴射弁1は燃料分配管路3の接続管片5と支持板14との間に1つのばねエレメント8を有している。このばねエレメント8は、図示の実施例では、皿ばね8aの形で形成されている。この皿ばね8aは、一方では燃料分配管路3の押さえ力を伝達するために働き、他方では、たとえば個々の構成部材の製造誤差、シリンダヘッド2への燃料噴射弁1の傾いた組付けまたは内燃機関の運転時のシリンダヘッド2と燃料噴射弁1との加熱によって発生するずれおよび傾倒を補償することができ、これによって、一方では内燃機関の燃焼室に対するシリンダヘッド2の確実なシールおよび他方では燃料分配管路3に対する燃料噴射弁1の確実なシールを得ることができる。
【0017】
図2Bには、本発明により形成された燃料噴射装置に組み付けるための燃料噴射弁1の第2実施例が図2Aと同じ図で示してある。
【0018】
図示の第2実施例では、ばねエレメント8がコイルばね8bの形で形成されている。このコイルばね8bは、特に簡単な製作可能性と皿ばね8aに比べて大きなフレキシビリティとの利点を有している。なぜならば、たいてい、皿ばね8aは、特に小さな半径でコイルばね8bよりも高いばね定数を有しているからである。コイルばね8bによって、ずれおよび傾倒のより一様な補償が可能となる。コイルばね8bは、たとえば燃料噴射弁1の内側磁極15に直接支持されている。
【0019】
本発明は、図示の実施例に限定されておらず、たとえば混合気圧縮型の自己着火式の内燃機関の燃料噴射装置のためにも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射装置の第1実施例の全体の断面図である。
【図2A】
図1に示した燃料噴射装置のただ1つの燃料噴射弁の断面図である。
【図2B】
本発明による燃料噴射装置への組付けのために適した燃料噴射弁の第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁、 2 シリンダヘッド、 3 燃料分配管路、 4 シール部材、 5 接続管片、 6 切欠き、 7 端部、 8 ばねエレメント、 8a 皿ばね、 8b コイルばね、 9 支持面、 10 シールリング、 11 保持クランプ、 12 ねじ、 13 プラスチック被覆体、 14 支持板、 15 内側磁極
Claims (9)
- 燃料を内燃機関内に噴射するための燃料噴射装置であって、少なくとも1つの燃料噴射弁(1)と燃料分配管路(3)とが設けられており、該燃料分配管路(3)が、各燃料噴射弁(1)のために、該燃料噴射弁(1)の流入側の端部(7)に接続可能な接続管片(5)を有しており、燃料噴射弁(1)と、燃料分配管路(3)の、対応配置された接続管片(5)とを密に接続するために、それぞれ1つの環状のシール部材(4)が設けられている形式のものにおいて、
接続管片(5)が、該接続管片(5)の、燃料噴射弁(1)に面した側の端部へのシール部材(4)の組付け後に燃料噴射弁(1)の流入側の端部(7)に押込み可能であるように成形されており、接続管片(5)と燃料噴射弁(1)の内側の支持面(9)との間にばねエレメント(8)が配置されていることを特徴とする、燃料噴射装置。 - 燃料分配管路(3)が、内燃機関のシリンダヘッド(2)に結合されている、請求項1記載の燃料噴射装置。
- ばねエレメント(8)が、皿ばね(8a)の形で形成されている、請求項1または2記載の燃料噴射装置。
- ばねエレメント(8)が、コイルばね(8b)の形で形成されている、請求項1または2記載の燃料噴射装置。
- 各燃料噴射弁(1)が、燃料分配管路(3)のそれぞれ1つの接続管片(5)に保持クランプ(11)によって前組付け可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
- 保持クランプ(11)が、ねじ(12)またはクランプによって燃料噴射弁(1)のプラスチック被覆体(13)に固定されている、請求項5記載の燃料噴射装置。
- 燃料噴射弁(1)のプラスチック被覆体(13)に、突出した少なくとも1つの突起が設けられており、該突起が、保持クランプ(11)の開口内に係合するようになっている、請求項5記載の燃料噴射装置。
- 燃料分配管路(3)に取り付けられた燃料噴射弁(1)が、同時に内燃機関のシリンダヘッド(2)内に挿入可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
- 燃料噴射弁(1)の、ばねエレメント(8)のための内側の支持面(9)が、支持板(14)にまたは内側磁極(15)に設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10121884A DE10121884A1 (de) | 2001-05-05 | 2001-05-05 | Brennstoffeinspritzanlage |
PCT/DE2002/001433 WO2002090758A1 (de) | 2001-05-05 | 2002-04-18 | Brennstoffeinspritzanlage |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004519601A true JP2004519601A (ja) | 2004-07-02 |
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ID=7683733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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