JPH04504682A - 金属製品の加圧鋳造のための溶湯を供給する装置および方法 - Google Patents
金属製品の加圧鋳造のための溶湯を供給する装置および方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
金属製品の加圧鋳造のための溶湯を供給する装置および方法(技術分野)
本発明は、金属製品特に鋼スラブの加圧鋳造のための装置に関する。特に、本発
明は鋳型に溶湯を供給するための装置に関する。
(背景技術)
加圧鋳造の周知の原理は、一般に大気圧である鋳型内に存在する圧力より高い圧
力に曝される溶湯を含むとりべに浸漬された耐火性材料のチューブにより、鋳型
の下部に溶湯を供給することからなる。この目的のため、とりべは圧縮気体で充
填された漏洩のない容器内に密閉される。前記チューブは、とりべに対する取外
し自在なカバーを貫通し、その上端部は、鋳型に対してその下部にそれ自体が固
定された弁により、鋳型に対して結合されている。気体の圧力の作用により、と
りべ内の溶湯は前記チューブへ押入れられ、次いで鋳型内へ押入れられて鋳型は
徐々に満たされる。鋳型が一杯になると、弁が閉じられることにより、鋳造後容
器内の圧力が大気圧まで低下する時、鋳型内に含まれる金属が流れ出すことを阻
止する。次に容器は、キャリッジ上に載せられ別の鋳型あるいは待機領域に向け
て送られ、ここで溶湯の以降の充填のためとりべの取外しを可能にするため前記
カバーが容器から取外される。
このような形式の装置、特に可動キャリッジが容器を保持するフレームを形成す
る装置は周知である。とりべは、容器の底部に載る枠組み上の容器内に保持され
、とりべの、従ってとりべが保有する溶湯の重量を連続的に測定するためフレー
ムと容器間にバランスが置かれる。この測定は、特に鋳造中および鋳造の終りに
とりべに残る溶湯の量を調べるため行われる1、実際に、次の鋳型を完全に充填
するに充分であることを保証するため、この量を鋳型の充填終了時に知ることが
必要である。就中、とりべ内の金属レベルが注出口の下端部より下方に流れ、こ
れが圧縮気体が注出口に入って鋳物の品質を損ない、特に安全を損なうことを阻
止するため、鋳造中にこの量を調べることが必要であり、この気体は鋳型の外側
で溶湯の危険な飛散を生じ易い。
従って、また溶湯の通過を許すため注出11のF端部が必然的にとりべの底部か
らある距離にあるという事実の故に、かなりの量の溶湯が鋳造の終りにとりべ内
に残る結果となり、これが装置の歩留まりを著しく低下させる。このため、とり
べの底部におけるこのような残りをできるだけ減少させることが望ましい。周知
の解決法は、とりべの底部に注出口の断面より僅かに大きいがとりべのそれより
は著しく小さな断面を持つ皿部を設け、更に注出口の下端部が皿部に進入するよ
うに注出口を伸ばすことからなる。このため、とりべの底部に残る筈の金属量は
著しく減少する。
しかし、このような解決法は、注出口と皿部との間の通過部分を制限する短所を
持ち、これが皿部および注出口の下端部の腐食を増加させる。更に、金属浴中の
不純物および皿部の耐火性材料および注出口の腐食により生じる不純物は、結果
として鋳型内に同伴される傾向があり、これは鋳造製品の品質にとって有害であ
る。
別の短所は、注出口の下端部をとりべの底部に近づけるため、注出口の長さを増
やさなければならないことである。注出口の脆性もまた増加し、この注出口がそ
の上部でのみ容器カバーに保持される故に、就中容器保持キャリッジの移動中、
あるいは容器に配置される時注出口を保持するカバーの色々な取扱い作業中注出
口を破壊する危険が非常に高くなる。
公知の加圧鋳造装置においては、とりべは容器底部に偏倚するとりべ保持枠組み
上に静置しており、容器はキャリッジのフレーム上のそのシェルにより固定され
ている。このような構成は、特にとりべが溶湯で一杯である時とりべの全重量が
容器により支持され、従って容器のシェルは高い応力を受け、従ってこのような
荷重を支持するため充分に強(しなければならないという短所を持つ。従って、
容器の構成要素は大きな寸法としなければならず、これが容器の重量を増してそ
の製造を更に複雑なものにする。
更に別の短所は、上記の形式の装置においては、とりべの重量を測定するための
装置が容器の前記とりべの下方に配置かれ、万一溶湯がとりべから流出すると損
害が容易に生じる危険があることである。
(発明の要約)
本発明は、上記の諸問題を解決することを目的とし、特に鋳造後にとりべ内に残
る溶湯の量をできるだけ制限することを目的とする。
別の目的は、とりべの底部および注出口の疲労を低減することにある。
これらの目的を念頭において、本発明の主題は、加圧鋳造装置に対して溶湯を供
給するための装置であり、注出口を保持するカバーを備えた容器を含み、この容
器はフレーム上に静置し、溶湯のとりべを支持する枠組みと、このとりべを秤量
する手段とを含んでいる3、
本発明によれば、本装置は、前記枠組みを前記容器に対して揚上するための手段
を含むことを特徴とする。これらの揚上手段は、注出口の下端部がとりべの底部
に対して比較的接近するようにとりべが保有する金属量が減少する時とりべを揚
上するために設けられる。
本発明の特定の装置によれば、とりべを支持する枠組みは、半径方向に延長して
容器の周部に分散された秤量および揚上手段上に静置するアームを含む。
このような特定の構成の故に、とりべの重量は直接フレームによって支持され、
このため容器に与えられる応力は著しく減少され、容器は単にそれ自体の重量お
よび鋳造のため内部に吹込まれる気体の圧力による応力のみを受ける。
本発明による装置の別の利点は、とりべが充分な量の溶湯を保有する時、注出口
の端部はとりべの底部から比較的離れた距離に保持することができ、これによル
がとりべの底部付近に達する時、とりべは揚上手段により揚上されて、これがた
めとりべの底部に残る金属を最大限に使用することを可能にし、またこのため、
注出口ととりべの底部間の通過部分が短縮されるのはとりべの排出の終了時のみ
となる。
更に別の利点は、秤量および揚上手段をとりべから充分な距離に配置することに
より、溶湯の溢流によるこの秤量および揚上手段の損傷の危険を除去することで
ある。
本発明の特定の構成によれば、前記揚上兼秤量手段は個数が3個であり、このた
めとりべを支持するための枠組みの均衡の取れた取扱いを保証し、これら手段は
容器の周部を越えて延長し取外し自在なキャップにより閉鎖される容器の壁部に
作られた腔部内に置かれる。従って、前記揚上兼秤量手段は、金属のあり得る溢
流から保護され、更に、その保守のため容器の外側から容易に接近可能である。
容器の漏洩のないことを保証するため漏洩のない手段が、容器とフレーム間で前
記揚上兼秤量手段のレベルに設けられる。
本発明はまた、特に本発明による装置を使用する加圧鋳造鋳型へ溶湯を供給する
ための方法に関し、本方法は、とりべに保有される金属量が予め定めた量より多
い時、とりべか注出口の下端部がとりべの底部から距離をおいた低い位置に保持
され、またとりべに保有される金属量がこの予め定めた五より少ない時は、前記
とりべかチューブの位置を修正することなく揚上され、この揚上高さはとりべに
おける溶湯のレベルの関数として決定され、このレベルは、前記金属レベルより
下方に注出口の下端部を保持すりように秤量手段により測定されるとりべの重量
に基いて決定されることを特徴とする。
更に、この揚上速度は、注出口の端部および皿部の耐火材料のあまり急激な腐食
を避けるために、皿部の底部における注出口の滞留IDIIJが短縮されるよう
に決定される。
他の特徴および利点は、本発明による加圧鋳造のための装置および方法の事例と
して提示される記述において明らかになるであろう。
添付図面を参照する。
(図面の簡単な説明)
図1は、容器、とりべおよびとりべを揚上する手段の全体的な構成を示す加圧鋳
造装置の部分断面図、
図2は、とりべを揚上するための手段の位置を示すとりべを支持する枠組みの平
面図、
図3は、揚」二数秤量手段の1つの断面図、図38は、作用原理を示す同じ揚1
・兼秤量手段の1つの概略図、図4は、・固定手段の別の2つの実施例を示す容
器のカバーに対して注出口を固定する手段の軸方向断面図、
図5は、前記固定手段の平面図、
図6は、カバーを固定するための機構の構成を示す容器の部分平面図、図68は
、これら機構の内の2つの組立体の拡大図、図7は、カバーを固定するための機
構の1つの概略断面図、図8は、容器のカバーの定直および取外しのための減衰
装置の別の実施例の詳細図である。
(実施例)
図1において、容器および鋳型が鋳造位lで示される。溶湯の供給オリフィス1
1を含む前方の下部のみが示される鋳型1は、相互に対向して配lされた2つの
大きな壁部12を含む。これら壁部12は、鋳造製品の厚さと対応する幅を持つ
小さな壁部を形成するスペーサにより分割されている。略々水平な下部スペーサ
13が、供給オリフィス11を容器2に対して近づけあるいはこれを容器2から
更に離れるように鋳型の全長に沿って略々中間に置かれた図示しない水平軸の周
囲に僅かに傾斜し得るフレーム16によって支持される。この略々垂直な前部ス
ペーサ15は、鋳型をその前方部で閉鎖し、上部スペーサ14はその上方でこれ
を閉鎖する。図示しない第4のスペーサは、その後部で閉鎖する。このように、
壁部12およびスペーサの組立体は、鋳物、本例の場合は鋼スラブの寸法と対応
する寸法を持つ略々平行四辺形の腔部を形成する。
供給オリフィス11は、周知の方法で17で示される弁が設けられ、その下面は
鋳造中漏洩のないように注出口3の上端部に偏倚している。
溶湯を供給するための装置は、キャリッジ5のフレーム4により支持された容器
2を含み、装置組立体を鋳造位置へ移動させあるいはこれをこの位置から引込め
るため、本装置の組立体を変位させることを可能にする。容器2は、容器のシェ
ル21上に溶接された支持要素6により、フレーム4上に静置している。
容器は、カバー7と、このカバーを容器に対して固定する手段8とを含む。
とりべ支持枠組み9は容器の内側に配置され、その枠組みヒには、溶湯を保有す
るとりべ10が静置している。このとりべ支持枠組み9は、取外し自在にあるい
は取外し自在に結合されたアー1191により支持されている。このアーム91
は、容器からシェル21を越えて外側へ張出して、容器の垂直壁部を形成しかつ
その周部を決定し、秤量装置20′および揚上装置“ξ20により、フレーム4
上に偏倚している、。
容器の底部は、耐火性ライニング22で覆われ、金属が偶発的にとりべから流れ
出すならばとりべ10が保有し得る実質的に全ての溶湯を集めるに充分な容積を
提供するため、この底部により区切られてとりべ支持枠組み9の下方に位置する
空間23が設けられている。
キャリッジ25もまた、圧縮空気で容器を充填するため必要な装置5゛ および
5”、およびとりべを秤量し揚−ヒするためのシステムに対する装置を支持する
。
耐火性材料の注出口3HA、とりべ10内でとりべの底部に近いレベルまで浸漬
されるが、とりべ10が(図1の実線で示される)低い位置にある時は、とりべ
内に保有される溶湯が鋳造中に注出口11に対して通路のレベルでゆっくりと進
入できるように、注tlj I]の下端部31と前記底部32との間に大きな寸
法の通過部分を残している。
とりべ10の底部は、(点線32′で示される)とりべの高い位置で、Llミ出
口の下端部31が皿部33の底部から短い距離でこの皿部に進入するように、注
出口3の断面より僅かに大きな断面を持つ皿部33を含む。このような構成の目
的については、とりべを揚上するための装置の記述と関連していかに更に詳細に
説明する。
図2は、とりべ支持枠組み9を平面図で示している。これは、半径方向外方に延
長する3個のラグ92を含み、そのヒには垂直の平行板93が溶接されている。
1個のラグ92の板93間にはくびれだアーム91の垂直部分が挿入され、この
アームの水平部分91°が容器2のシェル21を越えてこのシェルにその目的の
ため作られた開r124に向かって゛12径ノJ゛向外方に延長している4、ア
ーノ、91は、一方が他方のLに配置された水丁軸の2本のピン94.95によ
り、板93..Ir、に保持されている1゜
従って、これらのアームは、単にピンを取外すだけで枠組み9から取外すことが
でき、このためアーム91の突出した水平部分91′により妨げられることなく
必要に応じて枠組み9を容器2から上方へ取外すことを可能にする。もしこの作
業が必要であるならば、丈夫ピン94のみを取外して、次に図3に点線91”で
示されるように下方のピン95の周囲に回転することによりアーム91を内側へ
枢動させることができるので更に有利である37次いで、アーl−4Jiは、と
りべ支持枠組み9の取外し中シェル21の壁部と干渉することなくこの枠組み9
に取付けられたまま容器の周部の内側の位置へ引込めることができる。
次に、とりべを秤量し揚上するための装置について、図3および図3aに関して
詳細に述べる。
先に述べたように、アーム91の水平部分91゛は、シェル21に作られた開口
24を介して容器からシェルの周部を越えて外側へ延長している。この水平部分
の端部は、秤量装置20′および揚上装置20上に静置し、これら装置はキャリ
ッジのフレーム4上の容器の支持要素6の1つに静置している。
揚上装f120の各々は、支持要素6上に偏倚するように置かれたねじジヤツキ
25と、応力伝達装置50とを含む。この応力伝達装置は、支持要素6上に固定
された支持部51′上に溶接されたスリーブ51で摺動できる案内柱体52を含
む。シール53が、柱体52とスリーブ51間に介挿されている。
柱体52は、その上部に、スリーブ51の上端部に偏倚することができる肩部5
4を有する。
前記柱体52は、遊びを以て下部のスラスト結合ロッド56が配置された下部の
垂直盲孔55を含む。結合ロッド56と盲孔55の底部の間には丈夫枢着部56
′が介挿され、結合ロッド56とジヤツキ25の可動コンド25°間には同様に
下部枢着部56”が介挿されている。
上部スラスト結合ロッド57は、柱体52の上部盲孔55に同様に取付けられる
。この結合ロッド57は、これら2つの部分の各々の自由な伸長ならびに一方の
他方に対するある水平方向の変位を許す弾性ブツシュ59により孔58に保持さ
れる。枢着部57′が、結合ロッド57と孔58の底部間に介挿されている。
別の枢着部57”が、結合ロット57の上端部と、アーム91の水平部分91′
の端部の凹部96におかれた重錘61の支持ロッド60との間に介挿されている
。
この重錘はまた、支持ロッド60と反対側のその北端部を介して、アーム91の
凹部96の底部に当たるように保持されている。
前記重錘の支持ロッド60は、このた持ロッド60を荷重の作用により自由に僅
かに縦方向に変位させる2市膜の安定システム62により、水平方向に保持して
縦方向に案内しながら、アーt・91に対して水平方向に固定された状態に保持
される。
容器のアーム91の通路のレベルにおける漏洩のないことを保証するため、金属
板のケーシング26が開口24の周囲で容器のシェル21に溶接されている。
このケーシングには検査カバー27が設けられ、アーム91の枢動後に秤量装置
20′に対する容易な接近を可能にする。
このケーシング26は、その下部において、案内スリーブ51が自由に通過する
開口28を有し、これら2つの部片間には遊びが与えられている。容器の漏洩の
ないことは、ケーシング26の開口28の周部とスリーブ51の支持部51′と
の間に介挿されたベローズ・ジヨイント63により保証される。
先に述べた詐りの構成の結果得られる種々の利点は、以下に列記される。
即ち、
一容器の外側の揚上装置20の位置は、容器を熱、鋼の飛沫およびとりべの動作
から保護するための問題がない。
−とりべを3点で支持することは完全に均衡がとれ、このことはとりべの安定か
つ信頼性のある支持に反映されている。
−とりべを支持する枠組み9は、複雑な機構なしに簡単な円形の筐体からなって
いる。やや機械的な唯一の要素は、枠組みを容器内部に償くと共にこれを取外す
ことを可能にする取外し自在なくびれのあるアーム91である。
−3つの支持点は、枠組みの荷重下の機械的な撓みあるいは容器内部に存在する
温度による不可避な熱膨張による水平方向の変位を補償するための、安定化隔膜
62を持つ重錘61置き浮遊する結合ロッド57が設けられている。。
−揚上ねじジヤツキ25は、共に容器の外側にあるが、容器自体のシェルにとり
べ重量をかけることなくこれに取付けられている1、このような構成は、熱膨張
の後でも揚上点とシェルの相対的位置を維持しながら、とりべおよびこのとりべ
か保有する鋼鉄により荷重によってシェルに応力が掛かることを避けることを可
能にする。
一秤量機構が収容される容器のケーシング26には、検査および保守を容易にす
る取外し自在なカバーが備えられている。
−とりべ支持枠組みのスラスト結合ロッドおよび支持結合ロッドの枢動運動が、
揚上柱体において、制御できない故に有害な水平方向の応力の発生を避けること
を可能にし、従って、その構成要素の寿命が著しく改善される。
−上部スラスト結合ロッド57は、とりべ支持組立体を中心に維持しながら、熱
膨張または機械的撓みを自由にする弾性ブツシュ59により中心に置かれる。
−容器のケーシングおよび案内スリーブの支持部間のベローズ・ジヨイント63
は、容器の不体裁な加工を避け、かつ達成が困難である製造公差の負担なしにと
りべの支持部に対する柱体の正確な位置決めを可能にする。更に、これらのベロ
ーズは、容器のシェル21と揚」ニジャッキの支持要素6との間の膨張差を吸収
する。
とりべ支持枠組みの下方位置において、その重量およびとりべの重量が直接スリ
ーブ51に掛かる柱体52の肩部54により枠組みへ伝達されることが判るであ
ろう。この位置においては、図3においてよく分かる遊びが下部のスラスト結合
ロッド56の上部枢着部56′と対応する柱体の盲孔55の底部との間に与えら
れている。このため、この位置においては、揚上ジヤツキは応力を受けない。
このような構成は、以下において説明するように、とりべが保有する溶湯の量が
大きくかつ排出の終りまで揚上されない間とりべが低い位置に保持される故に、
特に有利である。従って、揚l−ジヤツキは、とりべ支持枠組みおよびとりべ組
立体のfrffiが最も低い時にのみ応力が掛かり、このため比較的小さい容量
の揚上ジヤツキの使用を可能にする。。
次に、容器のカバーに対する注出1丁1の固定装置について図4および図5に関
して説明する1゜
この目的のため、カバーが、注出口3を包囲するカラー73の通過のための中心
孔72を含む補強部71がその上方の中心部に設けられ、耐火性のシール74が
カラー73と注出口3の間に注入されてその漏洩のない接合を保証している。
カバー補強部71に円錐台形の加工が行われて、カラー73を支持する環状の部
片即ちリング77.77′の球状の支持面76.76′に対する円錐台形の座7
5.75′を形成する。このような構成は、接合部の漏洩のないことを維持しな
がら、そのシールにおけるリングの位置にある空隙を許容する枢動システムを形
成する。
図4および図5の右側には第1の実施例が示され、その右側部分はリング77の
固定状態を示し、左側部分は上部フランジ83の固定状態を示している。本例に
おいては、リング77′がクリップと呼ばれる固定部材78により円錐台形の座
75′上に当接するように保持される。これらクリップは、補強部71に溶接さ
れた支持楔部79に対してボルト止めされ、ボルト81の当部を収受する溝80
を含む。厚さを持つ楔部82が、クリップ78と支持楔部79の間に介挿される
。これら楔部の厚さを変えることにより、座におけるリング77′の定置を僅か
に修正し、かつこれにより注出口3の垂直性を調整することを可能にする。カラ
ー73は、ボルト85により補強部71上に固定されたフランジ83によるリン
グ77°に対して押圧された状態に保持され、前記ボルトの当部は補強部71に
溶接された結合片84の下方で係合する。
図4の左側に示された第2の実施例においては、環状の部片即ちリング77は、
周方向に分散された少なくとも3個のラグ86を含み、その下方には注出口3を
上端部に垂直方向に及ぼされる応力のないとき撓むように懸架された状態に注出
口3を保持するばね87が配置される。この場合、縦方向の遊びがリングの球状
支持面76とカバーの補強部71の座75との間に維持される。鋳造装置の鋳型
1が(図1に示される如く)鋳造位置へ傾斜される時、カ゛装置17の上部は注
出口3の上端部に当接する1、ばね87は圧縮され、リング77が基準楔部88
上に当接して、これがリングの安定位置を決定し、その結果注出1」の位置を決
定する。
4Bf=楔部88の厚さは、ラグ86カ<、2H5ハ楔部88に当接する時接触
点の漏洩のないことを保証するため、リング77の球状支持面76が座75に対
して充分な応力で押圧されるように調整される。この代替例においては、注出口
およびカラー73は、前記リング77上のフランジ83の緊締によりリングに対
して堅固に保持されることが望ましい。
ちょうど述べたばかりの2つの実施例は、主として、注出口の下端部31がとり
べの皿部33と完全に一致するように注出口3の位lの調整を容易にすることを
目的とする。このような位置決めの難しさは、容器2におけるとりべ10の、容
器2に対するカバー7の、またカラー73に対する注出口3の位置決めにおける
変化、ならびにカバーおよび注出口におけるあり得る変形において存在する種々
の要素の同心円状で平行な整合における欠点から生じるずれの幾つかの原因があ
るという事実に端を発する。これらの原因の全ては、80乃至100mm程度の
とりべ底部の皿部33に対する注出口3の下端部のずれに反映され得る。
このように、とりべが高い位置に置かれる時注出口の下端部がとりべの底部と衝
突することを避けるため、このような位置を規則的に調べて調整することが必要
となる。注出口が直接カバーに対して緊締される従来技術による装置においては
、このような調整は、カバー上のフランジの支持面を加工し直すことにより、あ
るいはカバーとフランジ間に先細の環状楔部を挿入することによってのみ行うこ
とができた。
本発明による固定装置のゆえに、接合部のレベルで容器の漏洩のないことを維持
しながら、円錐座75.75′上で枢動できる中間の環状片77.77′の球状
支持面の故に、このような調整が非常に容易になる。
先に述べた第1の代替例においては、このような調整を実施するため、座75に
おけるリング77′の定置、従って注出1丁13の位置を調整するために調整楔
部82の厚さを修正すれば充分である。。
第2の代替例においては、鋳型が鋳造位置へ傾いて注出口の上端部に当接する時
リング77の定置を決定するのは基部楔部88である1、更に、注出口のこの端
部に応力が存在しない場合、カラー73およびリング77は、ばね87によって
カバーに対して僅かに揚上され、これがカバーに対するこの組立体の運動のある
自由度を保証する1、これは、例えばギヤIJ 、yジ5の変位と同時に、変位
の間両出口の慣性およびあり得る衝撃の効果を受けるこの固定組立体におけるか
なりの応力、即ち堅固な定置により注出l」がカバーと結合されていたならが注
出[1の破壊を生じる危険がある応力の発生を回避する。
図6乃至図8に関して、容器2に対してカバー7を固定する装置について次に説
明する。
一般に知られる方法では、カバー7による容器2の漏洩のない密閉を保証するた
めに、これら装置は相互に漏洩なく接触するようにするためそれぞれ設けられた
フランジ101,102を備えている。本発明によるカバーを容器に対して固定
する装置の特定の構成においては、これら装置は、容器の周部に分散された以下
「C字部」103と呼ぶ複数のC字形の固定片と、固定位置のフランジ101.
102を包囲する上部分岐部104および下部分岐部105を含む。このC字部
103は、容器の外周部を越えてそのフランジ102に固定される垂直軸を持つ
枢着部106により容器上で枢動するように取付けられる。C字部103の下部
分岐部105は、固定位置において容器のフランジ102の下面の下方に固定さ
れた支持板108上に当接するように枢着されたC字部の内側を向くストッパ1
07を支持する。
このC字部の1一部分枝部104は、液圧作動ジヤツキ110が配置される垂直
軸を持つ内孔109を含み、その可動ロツI”111の当部は固定位置において
ジヤツキが加圧される時、カバーのフランジ101の上面に固定された第2の支
持板112上に当接する。
このため、固定位置においては、容器のフランジ102およびカバーのフランジ
101は、相互にストッパ107とジヤツキの頭部111との間に押圧され、ジ
ヤツキ頭部が緊締圧力を生じる。ジヤツキが同じ供給源から付勢されると、緊締
圧力は容器の全周部にわたっ゛C均一となる。
枢着部1.06の軸心の位置は、C字部103をこの軸心の周囲に枢動させるこ
とにより、」二部分岐部104が解放位置104°(図68に点線で示される)
へ移動される如きものであり、この位置ではカバー7はそのフランジ101がn
II記上部分岐部104と干渉することな(揚」二される。このためには、C字
部104は、カバーのフランジ101の高さに遣かれてC字部の側方の突起を形
成するラグ113を含む。枢着部106は、ラグ113に作られた内孔に入り、
これによりこのラグは前記枢着部上で回転し得る。この枢着部の上端部にねじ込
まれたワッシャ114は、C字部の上方への偶発的な解放を阻止する。一方では
ラグ113とワッシャ114間に、他方ではフランジ102の枢着部の固定片1
]5の上面間に縦方向の遊びが与えられ、ジヤツキ110により与えられる緊締
応力がC字部を上方に変位させようとする時、容器のフランジの支持板108に
対してストッパ107を押圧するためC字部103がある範囲の縦方向の変位を
有するようにする。
このC字部の枢動運動を保証するため、これらは機能的に1対に分類される。
同じ対のこの2つのC字部103.103°は、隣接して、複動液圧作動ジヤツ
キ116により分岐部104.105とは反対側でその後部117で結合されて
イル。この2つのC字部103.103’(7)枢着部106.106’ノ各々
は、同じ対の他のC字部103.103′の方向にC字部の垂直の中心面に対し
て側方にずれている。換言すれば、C字部103.103′は、同じ対の2つの
C字部から等距離にある垂直中心面に対して対称的である。
カバーの固定位置においては、ジヤツキ116は、ロッドが引込められた位置に
ある。カバーを解放するため、緊締ジヤツキ110の圧力は最初打消され、次い
で枢動運動を制御するジヤツキ116がそのロッドを引込めるため付勢され、こ
れがその分岐部がその解放位置104.104゛へ送られるまで、同じ対の2つ
のC字部の反対方向の枢動運動を生じる。
ちょうど述べたカバーを固定する装置の利点は、緊締ジヤツキ110の支持点が
必然的にカバーのフランジにおける正確な周囲の位置を持たない限り、容器に対
するカバーの11定のfI7置にχrする”AJcが(fイ1しないll1i、
もに容8::の全周部にわたるr締作用の均一・性に存在する1、史に、これら
の緊締ジヤツキあるいはその供給回路における作動流体の漏洩の場合てさえ、カ
バーはC字部の14部分岐部により保持され、従って容2:)の内部圧力の作用
により僅かに揚1され得、これにより容器ないに保持される圧縮気体の漏洩を制
限すると共にカバーの外れを回避する。。
容器/カバーの接合部のレヘルにお(Jる漏洩のないことを保;;IFするため
、また一方の他方に対する心出しを採石[するため、周囲の溝117をフランジ
の1つに加工することができ、他方のフランジは溝117に進入するり1118
を含む、。
シール125が、溝1]7の底部に介挿され、カバーが容器に緊締される時リブ
118により押圧される。
カバーを容器上に定置する間の衝2を避けるため、ばねの如き弾性要素119の
形態のダンパーが、カバーのフランジ101に作られた盲孔に置かれる。カバー
が容器−Eに当接する時、これらの弾性要素は図7に示されるように押圧され、
2つのフランジ101.102の接合面と平坦になる。カバーが揚上されると、
これら弾性要素は解放されて、カバーのフランジ101の下面の下に突出する。
カバーが定置されると、最初に容器のフランジ102と接触状態になることによ
り容器に対するカバーの接触を弱めるのはこれらの弾性要素である。
図8は、この場合フランジの外側に置かれたこれらダンパーの別の代替例を示す
。この代替例においては、ダンパー・ハウジング120がカバー7上に固定され
ている。このハウシングは、カバーが容器上に置かれる時容器のフランジ102
に固定された支持板124」二に当接するブロック123を支持するダンパー・
ロッド122の肩部により圧縮されたばね121を含む。この代替例においては
、ブロック123が支持板124の反対側になるようにその位置決めの間、カバ
ーを容器に対して定置することが必要である。
次に、上記の種々の機構を実現するスラブを加圧鋳造するための方法の種々の段
階について記述する。
鋳造に先立ち、キャリッジ5が鋳型1から離れた待機位置にあり、カバーは取外
されとりべが取出された状態にある1、注出口3を備えたカバー7は、そのフラ
ンジ101を介して近(に置かれた炉J−に静置し、この炉内に注出口3が加熱
されて温度を維持するために進入する。
製鋼所から来た鋼の溶湯を保有するとりべが、低い位置に保持されたとりべ支持
枠組み9上の容器2に入れられる。
次に、注出口を備えたカバーは揚上され、容器上に定置するため配置される。
このような取扱いの間、注出口3に対する破損の危険は、カバーに対する注出口
のある自由度を可能にする第2の代署例において先に述べた注出口をカバーに固
定するための装置の故にかなり低減される。カバーは、ダンパー119により衝
撃なく容器上に定置される。カバーの降下中、溶湯上に浮いているスラグが注出
口に入ることを避けるため注出口が進入する領域から除去される。これは、スラ
グを除去するために、アルゴンまたは窒素を注出口の上端部から吹込むか、ある
いは金属の表面の中心部をすくい取るか、あるいは更に発泡措置即ち中性の気体
をとりべの底部から導入することによって行われる。また、カバーが遣かれる期
間中注出口の下端部を一時的に覆う融解し得るキャップを提供することも可能で
ある。
一旦カバ・−7が降ろされて容器2の中心に置かれると、このカバーは先に述べ
たカバーの固定手段8によって固定される。
このように形成された組立体を保持するキャリッジは、これを鋳型1の下方の鋳
造位置に置(ために移動される。
次いで、鋳型は傾斜され、前に開かれていた弁装置17が注出口の上端部に当接
し、これによりカバー上の注出口1をその座75に対して固定するための装置の
リング77を押圧する。弁装置と注出口間に介挿されたプラスチック・シールと
の組合わせにおいて鋳型により及ぼされる圧力は、接合部の無漏洩を提供する。
次に、実際の鋳造作業が開始できる。このためには、l乃至8バ一ル以上の圧力
の圧縮空気が容器内に注入され、これが注出口における溶湯を上昇させて鋳型内
に送らせる1、このII力は、鋳型に注入される金属の品質および鋳型内に1−
シrする間金属が遭遇する鋳型の水平方向の断面の変化を連続的に勘案するプロ
ゲラj、に従って調整される3、鋳型が−・杯になると、弁装置が閉じられ、容
器の内部圧力が周囲圧力へ戻される1゜
次いで、キャリッジを別の鋳型へ移動することができ、ここで1・、記の作業が
繰返される、。
とりべは、とりべ内の金属のレベルが予め定めたレベルより高い間、従ってとり
べ内の金属瓦が対応する予め定めた量より多い間は、低い位置に保持される。
とりべ内の金属がこの予め定めたレベル、注出1」の下端部31の付近がそれ以
上に達すると、とりべの揚上操作が開始される。とりべ内の金属のレベルは、と
りべの寸法特性および注出口の(sic)を含むとりべ/金属の重量の同時の測
定に基いて計算される。
金属の予め定めた所要のレベルと対応する重量に達すると、揚上操作が開始され
る。この揚上の全経路は、とりべの底部にできるだけ少量の金属が残るように、
経路の終りに皿部33の底部と注出口の下端部31間の最小距離となるように決
定される。。
先に述べたように、容器内の圧力は鋳造中調整される。鋳型内の鋼材の上昇は、
容器内の圧力の上昇によって得られる。このため、一方ではこの圧力の値を連続
的に制御し、他方では時間の関数として圧力における変化の瞬時値を連続的に制
御することが必要である。時間[の関数としての圧力Pの変化を表わす基準値d
P/cjtを制御することは、鋳型への金属の上昇速度を制御することを可能に
する。
とりべの揚」二の際、この揚上は鋳型内の溶湯における対応する上昇を生じよう
とする傾向がある。
他に調整が行われない場合は、この上昇速度は、容器内で何時も存在する筈の圧
力を決定する補強値dP、/dLの結果外られる速度に加算されることになる。
。
目的は鋳型に対する金属の上昇速度の制御であるため、基準の補i[が必要であ
る。
更に、とりべの揚上が鋳型内の金属レベルに対するとりべ内の金属レベルの対応
する変化を生じる時、これら2つのレベル間に溶鉄の高さの変化が存在すること
になるため、とりべの上昇する高さと対応する補正が行われさえすれば、圧力の
測定は鋳型内の鋼材の高さを表わす3゜このため、下記の相関関係付けを行うこ
とにより、別の調整を行うことが適当である。即ち、
a)基準値dP/dLのh旧1“ とりべの揚1−の継続中、基準値dr”/d
Lはdpi−vとなり、ここでdPlは補+It+iifの基準値であり、■は
とりべの揚1・速度である。
b)基準値の変化の圧力P(1)の補正 基準値dP/diの変化は、新しい基
準圧力P’ (1)=P (1)−DPCに対して行われねばならない。但し、
P(1)は、補正前の基準値の変化の圧力であり、DPCは時間tにおけるとり
べの縦方向の変位の値であり、圧力の値はこれらの数式においては、対応する鋼
材の高さに補正される。
容器の排出の終了時に、鋳型の外側の鋼材の飛散を生じる危険をもたらすことに
なるスラッジあるいは空気が注出口に流れないことを保証することも必要である
。目的は、容器の皿部のみが溶湯を保有し、チューブの下端部は依然として金属
中に浸漬される時に鋳造を停止することである。
この目的のため、2つの変数の時間の変化が分析される:即ち、Δm/ΔPおよ
びΔm/Δ1o但し、時間Δtの関数として、ΔPは容器内の圧力の変化を表わ
し、Δmはとりべ内に含まれる金属の重量の変化を表わす。実際に、とりべ内の
鋼材のレベルが皿部の上部に達する時、前記変数Δm/ΔPおよびΔm/Δtは
急激に減少する。典型的には、鋳造は、Δm/ΔPおよびΔm/Δtの予め定め
た変化が基準値に従って得られる時に停止されることになる。
鋳造が完了し、とりべか空になると、とりべは再び低位置へ降下され、キャリッ
ジ2はカバーが解放され、取外されて炉内に置かれる待機位lへ漬かれ、ここで
チューブは以降の鋳造サイクルのための温度に保持される。
鋳造法について述べた本文の記述は、全ての段階において尽(されたものではな
い1.この記述は、本発明による方法に特定される実′d的な位相に限定され、
川に各圧力鋳造装厘の個々の特性に適用することができるものである。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (16)
- 1.加圧鋳造装置の鋳型へ溶湯を供給する装置であって、注出口(3)を支持す るカバー(7)を備えた容器(2)を有し、該容器はフレーム(4)上に静置し 、溶湯のとりべ(10)を支侍する枠組み(9)と、該とりべを秤量する手段( 20′)とを有する装置とを有する装置において、前記枠組みを前記容器に対し て揚上する手段を設けてなることを特徴とする装置。
- 2.前記とりべを支持する前記枠組みが、半径方向に延長して、前記容器の周部 に分散され前記枠組みにより支持されたアーム(91)を含むことを特徴とする 請求項1記載の装置。
- 3.前記揚上装置(20)および秤量装置(20′)が、前記容器の周部の外側 に配置され、漏れ止め手段(53、63)が、前記容器と枠組みの間で前記揚上 および秤量手段のレベルに配置されることを特徴とする請求項2記載の装置。
- 4.前記容器の周部を越えて半径方向に延長する前記アーム(91)が、引込め られるように前記とりべ支持枠組み(9)に対して固定されて、容器の周部の内 側における位置へ移動することができるようにすることを特徴とする請求項3記 載の装置。
- 5.前記揚上および秤量手段の各々が、前記アーム(91)が当接する重錘(6 1)と、案内柱体(52)と、ジャッキ(25)と、一方で該案内柱体と重錘の 間に、また他方では該案内柱体と前記ジャッキの可動ロッド(25′)との間に 配置された枢着部(56′、57′、56′′、57′′)が設けられた結合ロ ッド(56、57)を、実質的に垂直方向に整合状態において含み、前記柱体が 前記枠組みに固定されたスリーブ(51)において案内されることを特徴とする 請求項3記載の装置。
- 6.前記案内柱体が、前記案内スリーブ上に当接することができる肩部(54) を含むことを特徴とする請求項5記載の装置。
- 7.前記注出口(3)が、枢着装置(75、76)によりカバー(7)上に固定 されることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 8.前記枢着装置が、漏洩のない状態で前記注出口を包囲しかつ前記カバーの円 錐台形の座(75、75′)上に当接する球状支持面(76、76′)を含むこ とを特徴とする請求項7記載の装置。
- 9.前記リング(77′)が、クリップ(78)により前記カバー上に保持され 、調整可能な厚さの楔部(79〜82)が、前記リングのカバーに対する位置の 調整のため前記クリップとカバーとの間に配置されることを特徴とする請求項8 記載の装置。
- 10.前記リング(77)が、周方向に分散された少なくとも3個のラグ(86 )を含み、基準楔部(88)と圧縮ばね(87)が、前記ラグとカバーとの間に 介挿され、前記楔部の厚さは、ラグ(86)が該楔郡上に当接する時、前記リン グの球状支持面(76)が前記カバーの円錐台形座(75)と漏洩のない接触状 態にあり、前記ばねは、前記注出口に及ぼされた下方向のスラストが存在しない 時、前記リングとカバーとの間に遊びが残る如き状態であることを特徴とする請 求項8記載の装置。
- 11.前記容器上に前記カバーを固定する手段(8)を有し、該カバーおよび容 器は、相互に漏洩のない接触状態になるため設けられたフランジ(101、10 2)が備えられる装置において、前記固定手段が、前記容器の周部に分散されて 、容器上で枢動するように取付けられた複数のC字部(103)を含み、その分 岐部(104、105)が前記フランジを固定位置に包囲することを特徴とする 請求項1記載の装置。
- 12.2つの隣接する前記C字部が、枢動運動を制御するように同じジャッキ( 116)により結合されることを特徴とする請求項11記載の装置。
- 13.各C宇部が、分岐部(105)において、フランジ(102)上に当接す るストッパ(107)と、他の分岐部(104)において、他のフランジ(10 1)上で押圧する緊縮ジャッキ(110)とを含むことを特徴とする請求項11 記載の装置。
- 14.前記カバーを定置するダンパー(119)が、前記カバーのフランジ(1 01)と前記容器のフランジ(102)との間に配置されることを特徴とする請 求項11記載の装置。
- 15.請求項1記載の容器を用いる加圧鋳造法であって、前記容器のカバーに固 定され金属を保有するとりべ(10)内に浸漬された注出口(3)により、溶湯 を鋳型(1)へ注入することにより溶湯が該鋳型に対して供給され、該金属が容 器内に生じた内部圧力の作用により前記注出口へ押出される方法において、前記 とりべ内の金属量が特定量より多い時は、前記とりべが低い位置に保持され、と りべ内の金属量が前記特定量よりすくない時は、前記注出口の下端部(31)を 前記とりべ内に保有される金属のレベルより低く保持するように前記とりべが揚 上されることを特徴とする方法。
- 16.前記とりべが揚上される時、前記容器の内部圧力が鋳型への金属の予め定 めた上昇速度を維持するように調整されることを特徴とする請求項15記載の方 法。
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