JPH04504129A - 炎症組織部位の画像化 - Google Patents

炎症組織部位の画像化

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JPH04504129A JP2506097A JP50609790A JPH04504129A JP H04504129 A JPH04504129 A JP H04504129A JP 2506097 A JP2506097 A JP 2506097A JP 50609790 A JP50609790 A JP 50609790A JP H04504129 A JPH04504129 A JP H04504129A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎症組織部位の画像化 主皿夏肢止立肚 本発明は、診断用画像化の分野に関する。より具体的には、本発明は、炎症組織 部位の改善された画像化に関する。改善された診断用画像は、炎症領域における 標識された白血球の数の増加により、又は、循環中の非活性化白血球に比して炎 症部位における活性化された白血球に対する抗体またはペプチドの改善された選 択性により、得られるものである。
1五且歪 炎症は、微生物の感染、組織の損傷又は、最近認識されるに至ったように、一過 性の虚血に関連する不顕性組織損傷の結果として起こる。炎症を標的とする画像 化剤の主要な用途は、微生物の局部的増殖による膿瘍の画像化であった。
細菌や真菌のような感染性生物の増殖によって起こされる膿瘍の画像化のために は、2つの一般的方法論が開発されている。第1は、細菌や真菌によって表現さ れた抗原の検出に基づくものである。
この場合、微生物によって表現された抗原そのものが抗体による画像化のための 標的である。第2の方法は、感染性生物の増殖は炎症を引き起こすものであると いう事実を利用している。炎症のプロセスを、この場合には、画像化のための標 的として使用することができる。
炎症の画像化に最も利用されている方法は、多形核白血球(PMN)又は未分画 白血球を患者から分離して放射性核種(例えば、′l1ln)で標識することを 含んでなるものである。標識された自己の白血球は、次いでドナーに再注入され る。標識されたPMNの一定パーセントが、膿瘍形成部位又は炎症部位に集積す る。しかしながら、この方法論を用いる多くの欠点が経験されている。そのよう な難点の1つは、m識化の方法論及びその白血球の流通への影響に関係するもの である。標識手順において使用される酸化操作は、体内の衰えた細胞の認識、除 去及び破壊をその正常の機能として有する細網内皮系(RES)によってPMN が一層効果的に除去されるようにする場合がある。こうして、このような標識化 方法論により得られるスキャンおいては、肝臓、膵臓及び他のRES部位におけ る標識細胞の実賞的集積が通常観察される。このRESへの集積は、RES器官 内部の炎症性病変を検出するための診断家の能力を減殺する。このような集積は また、膿瘍部位に集積しうる標識細胞の数(バイオアベイラビリティ−)を減少 させもし、それによって、細網内皮系以外の器官における炎症検出怒度を滅弱さ せる。
改良法として示唆されている膿瘍画像化の方法論の1つは、PMNの表面抗原に 結合する放射性標識された抗体を利用した、非酸化的な細胞標識方法を含むもの である。抗体は、画像化に適した放射性同位体によって標識され、そして、該抗 体は分離されたPMN又は白血球とともに、ドナーへのこれら自己の細胞の再注 入に先立ち、インキュベートされる。この方法は、単純さの故に一つの改良法で あるが、また、RES系への標識された細胞の集積を減少させることによって、 膿瘍に局在できる白血球の数を改善し得る。この改良によってさえも、実際に炎 症組織部位に局在することとなる標識された白血球は僅かなパーセンテージに過 ぎない。このように、醪瘍及び炎症組織部位への標識された白血球、特にPMN の集積を高めるための改良方法がめられている。
膿瘍又は炎症部位の画像化のための他の可能性ある方法は、炎症部位に局在させ るべく受動的に投与される抗体を使用するものである。かかる使用は、マクロフ ァージへと成熟した単球上に表現された活性化抗原に対するモノクローナル抗体 には当然のこととされてきた。
主皿立塁! 本発明は、炎症病変や膿瘍等の炎症組織部位に集積する白血球に結合したIis !量を高めることにより、従来技術において描かれる診断用画像の改善に供する ものである。炎症組織部位でのこの標識の増加は、炎症部位において相互作用す ることの可能な標識された認識試薬を、炎症プロセス中にて活性化された白血球 とともに注入することにより達成される。標識された認識試薬は、血管系を横切 って画像化すべき組織部位へと入る能力を示す。
標的細胞部位における標識集積の向上は、本発明によれば、血流及び末梢組織を 通って標識のために道を舗装することによって達成される。すなわち、後に投与 される標識された認識試薬の炎症部位における一層速やか且つ完全な集積を可能 にする目的で、非標識の認識試薬が、これらの末梢部位に結合させるために最初 に注入される。
本発明は、活性化された白血球上の高められた表現を有するリセプターと相互作 用することのできるモノクローナル抗体及びペプチドを認識試薬として使用する 画像化方法を含むものである。本発明においで有用なモノクローナル抗体は、白 血球の活性化に際して上方制御された細胞表面抗原のエピトープに対するもので ある。こうして、該モノクローナル抗体は、炎症組織部位に局在した活性化され た白血球と相互作用することができる。活性化された白血球に対するものであり 、そして非活性化白血球に対しては実質的な結合を示さないか又は活性化された 白血球に対して10倍より大なる優先性を有するモノクローナル抗体は、本発明 の特に有用な認識試薬である。光親和性標識を利用する画像化方法もまた企図さ れる。
更に、自己白血球のex vivoでの活性化及びこれらの活性化された白血球 の標識された認識試薬とのインキュベーシヨンを特徴とする画像化方法もまた、 本発明により企図される。白血球と標識された認識試薬の双方をインキュベーシ ツン後に注入することは、炎症組織部位における標識の集積を高めるのに役立つ 。
皇里支罷鳳星記述 多形核白血球(PMN)の主たる機能は、細菌や真菌等の病原性生物の侵入に対 するホストの防衛である。他の白血球、例えば単球等は、この防衛機構に付加的 に関与する。組織部位において単核食細胞へと形質転換した単球もまた、防衛プ ロセスに参加する。
病原性生物がホストに定着し増殖を開始すると、感染したホストは典型的には炎 症性応答を起こす。この炎症性応答は、微生物の増殖部位付近の血管の拡張、そ の領域の血管透過性充進及び単球やPMN等の白血球の血流から感染組織部位へ の移動によって特徴付けられる。感染領域を通過又は貫通する血流量の増大、感 染組織へと向かう細胞の血管透過性の増大及び血流から感染領域への食細胞の遊 走は、病原性生物の侵入に対するホストの反応を代表するものである。
そのような病原性生物に怒染した組織部位に集積するPMN及び単球/単核食細 胞は、食作用を介して免疫反応を提供する。すなわち、単核食細胞及びPMNは 病原性細胞を摂食し、該摂食された病原体を内部で殺す、従って、怒染領域に遊 走するPMN及び単核食細胞数が多ければ多いほど、食作用の速さが高まる。
炎症組織部位へのPMN及び単核食細胞のこの遊走はまた、診断用画像化のため の選択枝を有している0画像化しうる標識をこれらの単核食細胞及びPMNと結 合させることにより、怒染領域の画像化を行うことができる0食作用の場合と同 様に、悪染領域へと遊走するPMN及び単核食細胞の数が多いほど、画像はより よいものとなる。
本発明の第1の対象は、炎症組織部位を画像化する方法であって(1) 前記組 織部位に集積した活性化された白血球と選択的に相互作用をすることができる試 薬である認識試薬を標識し、(2) 標識された認識試薬を患者に注入し、そし て、(3) 前記組織部位を画像化することよりなるものであり、それによって 、炎症に媒介された組織の傷害を伴う医学的状態を検出し、評価し及びモニター することができる方法に関するものである。
画像化することにより、通常の診断用in vivo画像が考えられる。要する に、患者内部において検出が可能な物質、すなわち放射性核種標識抗体等の標識 された物質を、画像をつくることができるよう、充分なtaされた物質を標的組 織に供給するに足りる量患者に投与する。放射性核種は画像化入力を提供し、一 方、結合された(標識された)物質は、放射性標識単位の同棲的能力を提供する 。
炎症組織部位は、炎症に媒介された組織傷害を呈する部位である、従って炎症組 織部位は、組織に加えられた傷害が炎症性応答を高めている部位であろう、それ とは別に、組織部位に加えられる傷害は、炎症性応答自身によって悪化又は発生 し得る。第1の例では、愚者は最初に組織傷害を被り、次いで患者の免疫系がそ の傷害に対して炎症性応答を開始する。第2のケースでは、一過性の虚血によっ て誘導された炎症性応答が、例えば、組織傷害を引き起し又は悪化させる。
炎症に媒介された組織傷害の典型は、感染性因子の増殖と組織の腸瘍である。感 染性因子が関与するときは、組織傷害は、増殖する侵入細胞の活動により(上記 の第1の状況)又は炎症性応答により(上記の第2の状況)生じ得る。感染性因 子としては、あらゆる病原性生物が考えられる。そのような生物の典型は、細菌 、ウィルス及び真菌である。炎症に媒介される組織傷害の別の例は、心筋梗塞に よってもたれされる虚血性心筋による傷害である。というのは、組織部位への一 過性の血流減少は最小限の組織傷害を生ずるが、しかしそれは、白血球の活性化 とそれに続く炎症を誘導するには充分だからである。
本発明の標識化は、画像化技術のための入力を生ずる部分と認識試薬とを共有結 合的又は非共有結合的に結合することによって達成することができる。標識−認 識試薬結合体は、患者に投与されるであろう。本発明において有用な標識の典型 は、放射性核種である。
二の標識化は慣用の技術によって行うことができる。例えば、Alvarez等 は、米国特許第4741900号にそのような標識化のための方法論を示唆して いる。
本発明において有用な放射性核種には、T線放射体、ポジトロン放射体及び蛍光 放射体が含まれる。典型的な放射性核種は周知のものであり、 +1+1n、+ 9@Au、lllAg、lllAg、IZJ、1iJ、 13(li、 +31  工 、 +3J、 +35 I 、 4?S C9)”As、フzSe、”Y 、”Y、”Ru、”’Pd、IO”Pd、IO’Rh、””Ba、 ”’Hg、  ”3Pb、 ””Pb、h?Ga、”Ga、”Cu、”Cu、”フRu、”B r、フロB r+ ’IffB r、 !中−T c + ” C+ ” N+ ISQ及びlFがこれに含まれる。
本発明はまた、キレート形成化合物を介して行う認識試薬の放射性核種標識化を も企図するものである。キレート形成化合物は、放射性核種と複合体を形成し得 る部分である。キレート形成化合物の典型は、欧州特許出願公開第018825 6号、第0289187号及び第0203764号に記載されているものである 。
キレート形成化合物の典型には、金属や金属酸化物と結合するためのドナー原子 として働く窒素及びイオウ原子の種々の組合せを含む化合物が包含される。欧州 特許出願第0188256号は、代表的なキレート形成化合物及びそれらの合成 を開示している。本発明のキレート形成化合物は、4ないし6個の窒素及びイオ ウドナー原子を有する化合物である。2個の窒素と2個のイオウを含むキレート 形成化合物の一例は、ここではrN2SzJという。本発明に含まれる他のキレ ート形成化合物は、異なる数の窒素及びイオウ原子を有する。これらのキレート 形成化合物の例は、ここでは同様に「N、S、、r N2 Ss J、r Nz  S a J及び「N3 Ss Jという。
これらの代表的キレート形成化合物の各々については、以下に更に詳細に記述す る。加えて、ここに、次の米国特許出願をそのまま参考文献に加える。 米国特 許出願番号第065017号(出願日:1987年6月19日)rMetal  RadionuclideLabeled Proteins For Dia gnosis And Therapy」; 米国特許出願番号第172004号(出順日:1988年3月23日)’Met al Radionuclide−LabeledProteins And  Glycoproteins F。
r Diagnosis And Therapy」;米国特許出願番号第20 1134号(出願日:19B8年5月31日)’Metal Radionuc lide Chelating Compounds For Improve d Chelation Kinetics」及び 米国特許出願番号第157284号(出願日:19B8年2月17日)rAnc himeric Radiometal Chelating Compoun ds、l Nz5t金属キレ一ト形成化合物は、ジチオ、ジアミノ、ジアミドカルボン酸、 アミノ/チオ/アミドの組合せ又はその誘導体、例えばN、N”−EXメルカプ トアセチル−ジアミノカルボン酸、水性溶媒中でアミド結合を形成し得るエステ ル、及びこれらのエステルの中間体であってよい。NtSz金属キレート形成化 合物の一例は次の式を有する。
式中、z’ 、z” 、z”又はz4のうち1つはRCW−(HNV)nYであ り、他は−0又はH2であり、Rは、すくなくとも1個の炭素原子、典型的には 10個以下通常は6個以下の炭素原子、通常は1乃至3個の炭素原子よりなる2 価の有機基であり、カルコゲン(酸素又はイオウ)又は窒素である0乃至2個の へテロ原子を有し、脂肪族、指環族、芳香族又はヘテロ環(好ましくは、0乃至 2個通常は0乃至1個の脂肪族不飽和部位、例えばエチレン型を有する、1乃至 2個の炭素原子を含む脂肪族である)であり、 Wは、酸素又はイミノ基(−0又は−NH)であり、ただし、Yが−NH又は− NHNH2であるときは、Yに結合した炭素原子に結合したWはH2であり、 ■は、RCWであり、ここに2個のRCW基は同−又は異なっており、通常1乃 至8個、より通常は1乃至6個の炭素原子、好ましくは2乃至3個の炭素原子よ りなるものであり、nは0又は1であり、 Tは、2乃至lO個通常は2乃至8個の炭素原子よりなるアシル基又はアシルチ オ基であって、ヒドロカルビルアシル基又は通常はアリール基(例えばフェニル 基)若しくはアルキル基(例えばメチル基)で置換されたアシル基、置換された 又は置換されていないヒドロカルビル基である1乃至10個の炭素原子よりなる を機スルフヒドリル基、ヘテロ環特にカルコゲン(酸素、イオウ)のへテロ環、 アシル基が上記に定義されたちのでるアシルアミドメチレン、水素、スルホン酸 基、アルカリ金属イオンであるか、又は、2個のTが一緒になって、金属イオン 又は金属イオン酸化物のような多価金属放射性核種を構成するものであり、 置換基は、ニトロ、シアノ、ハロ、非オキソカルボニル、カルボン酸、アミド及 びエステルその他であり、Yは、認識試薬と反応してキレートをこれに結合させ ることができる下記に定義する化学的に反応性のある部分であり、Aは、同−又 は異なって、水素、カルボキシレート又は1乃至6個の炭素原子、通常1乃至3 個の炭素原子よりなる低級アルキル基特にメチル基又は水素であり、そして、X は、メチレン結合又はCH2’結合である。
NオS2化合物の好ましい基は、次の式のいずれかを有するものである。
又は、 式中、符合はいずれもM及びT”以外は前記定義に同じであり、ここに、 Mは、金属イオン又は金属イオン酸化物のようなキレート化され得る放射性核種 であり、そして、 T゛はイオウ保護基であって、アシル、アシルチオ、ヒドロカルビルチオ又は置 換されたヒドロカルビルチオ又はヘテロサイクリックチオを含み、ここにアシル 及びヒドロカルビル基は、脂肪族、脂環族、芳香族又はこれらの組合せであって よ(、アシル基は更にヘテロ環を含みここにアシル基は通常カルボキシアシルで あり、T′は、アシルであるときは、−aに2乃至10個の炭素原子、通常2乃 至8個の炭素原子よりなり、ここにおいて置換基は非オキソカルボニル、ハロ、 特にフルオロ及びクロロ、シアノ及びニトロを含むNz5tタイプのキレート形 成化合物は大半の場合法の式を有する。
式中、z+ 、zz、z3又はZ4のうち1つはR’ CW’ (HNV’ ) n’Y’ 、他は−O又はH!であり、(A′)は、同−又は異なって、水素、 カルボキシレート又は1乃至6個の炭素原子、通常1乃至3個の炭素原子よりな る低級アルキル基特にメチル基、通常は水素であり、n゛は0又は1であり、 Voは、R’ CW“であり、ここに(R” CW)は同−又は異なって、通常 l乃至8個、より通常は1乃至6個の炭素原子、好ましくは2乃至3個の炭素原 子よりなるものであり、W′は、酸素又はイミノ基(−N又は−〇)であり、た だし、Y゛が−NH1又は−NHNH!であるときは、Y゛に結合した炭素原子 に結合したW”はH2であり、 Mは、金属イオン又は金属イオン酸化物のようなキレート化され得る放射性核種 であり、 X′は、結合であって、メチレン又はCH2’であり、R゛は、1乃至6個、通 常1乃至3個の炭素原子よりなる脂肪族の2価の基であり、0乃至1個の脂肪族 不飽和部位及び0乃至2個のへテロ原子を有し、通常は直鎖であり好ましくはメ チレン又は2乃至3個の炭素原子よりなるポリメチレンであり、そして、Y”は 、認識試薬と反応してキレートをこれに結合させることができる下記に定義する 化学的に反応性のある部分である。
本発明のキレート化合物を表した式中の破線は、金属放射性核種Mと式中に示し た2個のイオウ及び2個の窒素原子の各々との間の配位共有結合を示す、こうし て、金属放射性核種は、比較的安定な結合によって本発明のキレート化合物中に 結合される。
N、S金属キレート形成化合物は、大半の場合次の式を有する。
式中、Tは、H又はイオウ保11iであり、各Xは、各々独立してN2又は○を 示し、各Rは、各々独立して、水素、アルキル、カルボキシレート、1対のジア ルキル、システィン以外のアミノ酸の非アルキル側鎖(Rがアルキル基のときは アルキル側鎖が覆われている)、−(CH,)n−COOH及び=(CHz)n  Zよりなる群より選ばれる置換基を示し、 Zは、認識試薬と反応してキレートをこれに結合させることのできる化学的に活 性な部分を示し、 nは、1乃至約4の整数であり、そして、Ro は、Hz 、(CHz)n C 00H1(CHz)n−Z、又は1個若しくはより多くの極性基で置換されてい るアルキル基であり、 該化合物は、少なくとも1個の−(CHz)n−Z置換基を含んでなり、 Zが−NH,であるときは、nは少なくとも2である。ZがエステルでありRo の位置にあるときは、nは好ましくは3である。
イオウ保護基は、アルキル、了り−ル、アシル(好ましくはアルカノイル又はベ ンゾイル)、1乃至約7個の炭素原子を有するチオアシル基、及び1乃至10個 の炭素原子を有するオルガノチオ基よりなる群より選ぶことができる。
R5については、アルキル基は一般に1乃至7個の炭素原子、好ましくは1乃至 4個の炭素原子を有し、最も好ましくはメチル基をNzS’を及びNz5−キレ ート形成化合物は次の式を有する。
要素の個々の具体例としては、以下のものが含まれる。
X、及びX2はH又はオキシ基(−0)であるが、ただし、双方ともに=0であ ることはない。同様に、X3及びX4はH又は=0であるが、ただし、双方とも に=0であることはない。χ1又はXよとして一層を選択することにより、X、 及びX2が結合している炭素の間に位置するNはアミドとなろう。同様に、X3 又はX4として=0を選択することにより、X、及びX4が結合している炭素の 間に位置するNはアミドとなろう。こうして、0個、1個又は2個のアミドを有 する化合物が、X+ 、Xz 、X3及びX4を適当に選択することにより形成 される。アミド窒素は、アミノ窒素に比して金属と共に形成される複合体に一層 大きな安定性を与えるが、複合体形成の速度の減少という代償を払ってのことで ある。こうして、X、 、X、 、X3及びX4の選択によって、変化に冨むキ レート特性を有する化合物が得られる。
Aは、水素(H)、C&若しくはこれ以下のアルキル基、−CHz CHz S  R8又は−CO−CH2−5−R、である。ただし、Xl又はX2が−0であ るときはAはHである。同様に、Aoは、水素(H) 、C,若しくはこれ以下 のアルキル基、−CH2−CH,−5−R,又は−CO−CH2−3−R,であ る。ただし、X、又はX4が=OであるときはAoはHである。
AがH又はC4若しくはそれ以下のアルキル基であり且つAoがH又はC5若し くはそれ以下のアルキル基であるときは、Yは−CH,−3−R,又はHである 。一方、A又はAoのいずれか又は双方がHでもC6若しくはそれ以下のアルキ ル基でもないときは、YはHである。同様に、AがH又はC8若しくはそれ以下 のアルキル基であり且つA”がH又はC6若しくはそれ以下のアルキル基である ときは、Yoは−CH2−5−R,又はHである。一方、A又はAoのいずれか 又は双方がHでもC8若しくはそれ以下のアルキル基でもないときは、YoはH である。しかしながら、AがH又はC6若しくはそれ以下のアルキル基であり且 つAoがE又はC6若しくはそれ以下のアルキル基であるときは、Y及びYoは いずれもHではない、こうして、上記の式の化合物は2個の窒素及び3又は4個 のイオウを含んで構成されるものであろう(それぞれ、rN、S、」及びrN、 Sa J )。r N2 Sa J化合物については、イオウのうちの2個はR 2及びR8を担持しているイオウであり残りの2個のイオウはA及びAo又はY 及びYoからのものである0次の式は、2個のイオウがY及びYoからのもので ある(A)又は2個のイオウがA及びAoからのものである(B)Nt S=化 合物の例を示す。
A B R,、R,、R,、R,、R6及びR1は独立してイオウ保護基より選択される 。使用できる基としては、当業者に知られているいかなるアルキル基、アシル基 、アリール基、ジスルフィド類及びブンテ(bunte)塩類も含まれる。
好ましい基は、チオアセタール、ヘミチオアセタール、チオエステル又はアセタ ミドメチル置換基を形成することとなる基である。
特に好ましい基には、p−アニシリジン、アセトニル、テトラヒドリルフラニル 、エトキシエチル、テトラヒドリルピラニル、アセタミドメチル及びそれらの誘 導体が含まれる。認識試薬と結合させたときは、貯蔵の間か又は放射性標識化の 直前に、これらの保護基のあるものは除去されてスルフヒドリルとして残るであ ろう。ヘミチオアセクール保護基の場合には、放射性標識化の直前の除去は不要 である。
QはH又は極性基である。極性基の機能の1つは、化合物の親水性を増大するこ と、例えばその水溶性を増大することである。使用し得る基には、カルボキシレ ート、スルフォネート及び第2アルコールが含まれる。好ましい基は、−CH, −COOHである。Qは、α、β及びTと呼ぶ位置の一つに結合することができ る。T位のメチレン炭素の数はn(1より大でよい)で定義されるから、T位は Qが結合するための追加の点を含む。
窒素原子が分離されている距離は、該窒素に結合している炭素の間にメチレン( −CH2−)基を挿入することにより増加し得る。
nで示される一層H,−基の数が0より大であるときは、化合物■において窒素 原子を分離している炭素原子の数はそれに応じて増加する。nに好ましい整数は O乃至2である。
Zは−(W)m−R’ である、Wは、「スペーサーアーム」として機能する基 であり、R′を化合物のキレート化部分から遠ざけるのに有用であろう。使用し 得る基には、メチレン(−CH,−)、メチレンオキシ(CH2O)、メチレン カルボニル(−〇H!−CO−)、又はこれらの組合せが含まれる。このような 基の数、mは、典型的には、0乃至約30、好ましくは0乃至約5であろうmが Oのときは、Z又はR″は、α、β及びTと呼ぶ位置のうちの一つに結合するこ とができる。γ位のメチレン炭素の数はn(1より大でよい)により定義される から、γ位はZ又はR″の結合のための追加の点を含む。
R゛は、認識試薬と反応してキレートをこれに結合させることのできる化学的に 反応性の部分である。
3個の窒素及び3個のイオウを含むN5S3化合物は、次の式を有する。
要素の個々の具体例には次のものが含まれる。
R,、R,及びR1は、独立してイオウ保護基より選択される。
使用し得る基としては、当業者に知られているいかなるアルキル基、アシル基、 アリール基、ジスルフィド類及びブンテ塩類も含まれる。好ましい基は、アシル 、チオアセタール又はヘミチオアセタールとなる基である。特に好ましい基には 、チオエステル類、P−アニシリジン、アセトニル、テトラヒドリルフラニル、 エトキシエチル、テトラヒドリルピラニル、アセタミドメチル及びそれらの誘導 体が含まれる。
Xl及びXtは、独立して水素及びCh若、R7<はそれ以下のアルキル基より 選択される。X、は、H,C,若しくはそれ以下のアルキル基又はZである。X 、 、XS及びX、は、独立してH及び=0より選択される。−0を選択すれば アミドが存在することとなる。
こうして、0.1.2又は3個のアミドを有する化合物を、X4、Xs及びX、 の適当な選択により形成することができる。アミド窒素は、アミノ窒素に比して 、金属と形成される複合体に一層大きな安定性を与えるが、複合体形成の速度の 減少という代償を払ってのことである。こうして、X、 、X、及びX6の選択 によって、変化に冨むキレート特性を有する化合物が得られる。
QはH又は極性基である。極性基の機能の1つは、化合物の親水性を増大するこ と、例えばその水溶性を増大することである。使用し得る基には、カルボキシレ ート、スルフォネート及び第2アルコールが含まれる。好ましい基は、−CHz −coOHである。Qは、α、β、T及びδと呼ぶ位置の一つに結合することが できる。δ位のメチレン炭素の数はn(1より大でよい)で定義されるから、δ 位はQが結合するための追加の点を含む。
窒素原子が分離されている距離は、該窒素に結合している炭素の間ニ/ f レ ン(CHz )基を挿入することにより増加し得る。
nで示されるーCH、−5の数が0より大であるときは、化合物Hにおいて窒素 原子を分離している炭素原子の数はそれに応じて増加する。nとして好ましい整 数は0乃至4である。
Zは−(W ) ta−R″である。Wは、「スペーサーアーム」として機能す る基であり、R′を化合物のキレート化部分から遠ざけるのに有用であろう。使 用しうる蟇には、メチレン(CHz )、メチレンオキシ(−CR2−0−)  、メチレンカルボニル(−CH2−Co−)、又はこれらの組合せが含まれる。
このような基の数mは、典型的には、0乃至約30、好ましくはO乃至約5であ ろうmが0のときは、Z又はR”は、X、に又はα、β、T及びδと呼ぶ位置の うちの一つに結合することができる。δ位のメチレン炭素の数はn(lより大で よい)により定義されるから、δ位はZ又はR゛の結合のための追加の点を含む 。
R′は、認識試薬と反応してキレートをこれに結合させることのできる化学的に 反応性の部分である。
N5Sx化合物においては、β炭素はα、γ及びβ炭素のいずれの1つとも結合 することができる。次の式は、β炭素がT炭素と(A)及びβ炭素がβ炭素(B )と結合している化合物を示す。
4乃至6個のドナーイオウ及び窒素原子を含む本発明のキレート形成化合物は、 欧州特許出願公開第0188256号に記載の方法により得ることができる。
本発明の文脈において、「化学的に反応性の基jとは、認識試薬と反応しそれに より該認識試薬にキレートを結合させることのできる官能性部分をいう、この化 学的に反応性の基は、強力にa!子的又は核的であってよく、それによって認識 試薬と直接に反応することができるものであってよい。一方、該部分はより弱い 親電子体又は核体であってもよ(、それ故認tJi試薬と結合するに先立って活 性化を必要としてもよい。この後者の選択は、化合物が形成されるまで該化学的 に反応性の部分の活性化を遅らせる必要がある場合には、望ましいものであろう 。
いずれの場合においても、式中において種々の符合で示された該化学的に反応性 の部分は、実際に化学的に反応性である。これらの各場合の相違は、化合物の形 成の後に、該化学的に反応性の基が認識試薬と直接に反応させるに充分に反応性 であるが、又は、vX基を認識試薬と反応しうるようにするため1種又はそれ以 上の化学物質で先ず活性化するか、という点にある。化学的に反応性の基及び反 応の例を以下に示す。
本発明の方法に有用なキレート−認識試薬結合体の製造のためには、3つの方法 が提供される。第1の方法は、放射性標識化合物に、例えばキレート形成化合物 に放射性金属又は放射性金属酸化物が加えられた後に、認識試薬を結合させるこ とを特徴とする。第2の方法は、完全に形成された但し未標識のキレート形成化 合物に、例えば該キレート形成化合物に放射性金属又は放射性金属酸化物を加え るに先立って、認識試薬を結合させることによるものである。いずれの例におい ても、認識試薬は化学的に反応性の基を介してキレート形成化合物に結合させる 。
認識試薬を標識された又は未標識の化合物と結合する段階は、認識試薬と化学的 に反応性の部分とを直接に反応させることによって達成することができる。この 結合はまた、上記のような前活性化された化学的に反応性の部分と認識試薬とを 「直接に」反応させることによっても達成することができる。一方、結合段階に 先立ち、認識試薬の結合能力を高めるために準備段階を含めることが望ましい場 合もある。認識試薬のこのような修飾は、文献に報告されている非常に多くの2 官能性試薬のいずれとの反応をも含み得るものである。
キレート形成化合物及び修飾された又は無修飾の認識試薬とを含む直接反応は、 修飾された又は無修飾の認識試薬との反応が可能な化学的に反応性の部分を必要 とする。本発明に有用な化学的に反応性の部分の典型としては、ハライドのよう なよい脱離基を含んだアルキル基又は酸無水物、酸ハライド又は「活性エステル 」のようなカルボニルを含んだ基が含まれる。
「活性エステル」なる語によって請求核置換反応において高度に反応性のエステ ルが企図されている。本発明においては、修飾された又は無修飾の認識試薬が核 体として働くであろう。典型的には、該エステルは、ヒドロキシルアミンに基づ く活性化されたフェノール類又は環状化合物であろう。通常使用される「活性な 」エステル基は、テトラフルオロフェニル、N−スクシニミジル、ニトロフェニ ル、イソチオシアネート及び置換されたイソチオシアネート類である。一方、修 飾された認識試薬、例えばマレイミド基を有する認識試薬、と反応することので きるアミノ又はスルフヒドリル基のような化学的に反応性の基は請求核体として 働き得る。
本発明の実施において所望により使用されるもう1つの準備的段階は、前述のよ うに、キレート形成化合物と認識試薬との反応性を高めるために、化学的に反応 性の基を活性化することである。そのような活性化の典型は、カルボキシル基を 活性エステルに変換することである。もう1つの例は、保護基により保護されて いる化学的に反応性の基を活性化することである。保護基の除去により活性化が なされる。例えば、スクシンイミド誘導体からのフェニルスルホニル保r!1基 の除去の結果、スクシンイミド基はマレイミド基へと変換されるが、マレイミド 基は核付加反応において高度に反応性である。化学的に反応性の基の活性化はま た、キレート形成化合物上の核部分を2官能性試薬と反応させることをも含む。
そのような活性化を達成するためには、本発明の範囲内で種々のホモ2官能性及 びヘテロ2官能性試薬が使用し得ることは当業者に明らかであろう。
キレート形成化合物架橋を用いて放射性標m認識試薬を提供するための第3の方 法は、そのような化合物の合成中に放射性標識に通した化合物を認識試薬の中に 導入する。すなわち、認識試薬は、放射性標識に適した化合物の前駆体に共有結 合により取り付けられる。この共有結合による取り付けに続いて、結果として得 られるキレート形成化合物−区議試薬複合体が放射性標識に通したものであるよ うに、前駆体化合物の合成が完結される。一本発明に有用な認識試薬としては、 白血球活性化マーカーに対するモノクローナルまたはそのフラグメントが企図さ れる。白血球活性化マーカーは、白血球が活性化され又は分化させられるまでは 白血球上に僅かしか又は全く表現されない細胞表面抗原である。
PMN及び単球等の白血球の活性化及び炎症部位へのそれらの遊走は、炎症性応 答の結果として土エーヱ土VQで起こるようである。顆粒球の活性化もまた、顆 粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−C3F)、顆粒球コロニー刺激 因子(G−C3F)、r−インターフェロン、カルシウムイオノフオア又は他の 酸化的バーストを誘導することのできる試薬のような活性化剤による処理によっ て6)(vivoで誘導することができる。同様に、単球もまた、T−インター フェロン、単球コロニー’!+1’/Jk因子(M−C5F)、コロニー刺激因 子−1(CSF−1)又は腫瘍壊死因子(TNF)で活性化することができる。
ナチュラルキラー(NK)細胞は、α又はT−インターフェロン及びインターロ イキン−2で活性化することができ、T細胞はインターロイキン−2、インター ロイキン−4及び他のインターロイキンにより活性化されよう。
好ましくは、認識試薬は、活性化後にのみ表現される又は活性化後に細胞表面上 で高められる、白血球関連抗原のエピトープに対するモノクローナル抗体または そのフラグメントである。本発明の範囲内の有用な活性化マーカーは、活性化さ れた白血球において通常高められている機能である走化性、貧食又は殺細胞性に 関与する白血球表面抗原に関連したものである。
活性化マーカーとして有用なエピトープの典型としては、リンパ球機能関連抗原 (LFA−1,LFA−2及びLFA−3)、LEU−CAM、CD2、LFA リガンド、補体リセブターCRI及びCR2、Fcリセブター(I、■、II[ )、ロイコトリエンリセプター又は走化性因子リセプターに関連したエピトープ が含まれる。好ましい走化性因子リセブターは、C5a、C3a及びフォルミル メチオニン−ロイシン−フェニルアラニン(fMLF)を認識し結合する。補体 リセブターには、C1q及びC3フラグメントに対するものが含まれる。
本発明において有用な認識試薬は、活性化された白血球と選択的に相互作用する 。すなわち、本発明の認識試薬は、非活性化白血球への結合よりも活性化された 白血球への結合に少なくとも10倍の優先性を示す。例えば、白血球リヤブタ− インヒビター類は本発明の範囲において認識試薬として有用である。
これらの抗原/エピトープと有用な認識試薬との関係は、例示により更に明らか にされよう。上記のように、C3リセプターは、白血球活性化の際には上方制御 されている。その結果、CR3に特異的なモノクローナル抗体又はそのフラグメ ントが認識試薬として使用し得る。正常では、そのようなりセプターの表現は細 胞あたり103部位以下であり、それゆえに、画像化には不十分である。活性化 に伴う上方制411は、リセブターの数を増加する(リセプターを画像化に適す るようにする)とともに、リセブターの親和性を高める([kされたりガントに よる画像化に通したものとする)。こうして、補体フラグメントのようなりガン トが、本発明の実施において標識されそして認識試薬として使用される。上方制 御されたりセブターのための他のりガントの典型としては、fMLFのような走 化性ペプチド類、C3a及びC5aに由来しそれらの各リセプターに結合するこ とのできるペプチド、Fcリセブターに結合することのできるイムノグロブリン Fcペプチド類、それぞれのりセブターに結合することのできC1q又はC3フ ラグメントのような補体成分が含まれる。
本発明の具体例の一つは、炎症組織部位に結合し又は活性化された白血球リセプ ターに吸着される補体フラグメントに対する認識試薬として、モノクローナル抗 体又はそのフラグメントを用いたものである。本発明の好ましい具体例の1つは 、C3agに対するモノクローナル抗体を使用するものである。C3agは、い くつかの理由から特に有用な標的である。第1に、C3agは、補体カスケード の細胞又は組織結合性活性化産物であり、古典的又経路又は側副経路を通る補体 活性化の結果として生ずるものである。第2に、C3agはC3の最終分解産物 であるから、分解が進めば失われてしまう抗原決定基と反応するものであるC3 、C3b又は1C3bに対する抗体とは異なり、活性化された組織部位と確実に 反応する。
第3に、C3agに対する抗体は、c3の活性化が補体カスケードにおける増幅 点を示すものであることがら、他の補体成分に対する抗体に比して炎症の検出に おいて一層鋭敏であろう。例えば、細胞又は組織に結合するClq分子が1個と すると、100個のC3b分子が結合する。第4に、いずれの組織部位における C3agの存在も、それぞれ種々の機構により制御された3つの異なる蛋白分解 ステップを要するから、C3agに対する抗体は、C3フラグメントに対する他 の抗体と同様に、炎症の部位に高い選択性を有するであろう。
本発明の更なる具体例は、非活性化白血球とは実質的に相互作用を示さない、活 性化された白血球に対するモノクローナル抗体又はそのフラグメントの使用を含 むものである。このタイプのモノクローナル抗体の使用は、標識−認識試薬複合 体による活性化された及び非活性化白血球の間の定性的(単に定量的ではなく) な区別を可能にする。
本発明の好ましい具体例は、細胞表面リンパ活性化マーカー上のコンフォメーシ ョン依存型抗原決定基を使用するものである。このようなコンフォメーション依 存型抗原決定基の特異性は、細胞溶解過程におけると同様に、活性化された白血 球が血管内皮に接触し、微生物を實食し又は標的細胞に結合するときに起こる白 血球の接着又は凝集と関連する。例えば、血管内皮はi−CAMと呼ばれる接着 性タンパク質を表現する。I−CAMはPMN表面LFA抗原と相互作用して、 血管内皮へのPMNの接着を生ずる。活性化されたPMNが血管内皮に接着する と、血管内皮に接触している白血球膜タンパク質にコンフォメーションの変化が おこる。これらの独特なコンフォメーション依存型エピトープは、血管内皮にP MNが接着したときにのみ露出されるから、該エピトープに対する抗体は、炎症 部位にあるPMNのみを認識するであろう、このLFA/I−CAM接着は、L FA表現を上方制御するPMNO前活性化により顕著に増大する。
同様な抗原決定基は、活性化された白血球細胞のホモタイプの凝集の際にも露出 される。更に、PMNは、I−CAMと実質的に同等なマーカーを表現する。こ の抗原決定基は、LEU−CAMと呼することができる。その様なホモタイプの 凝集は、このようにLFA及びLEU−CAMに媒介されているようにみえる。
結果として、白血球のホモタイプの凝集により表現されるが非凝集の白血球によ っては表現されない、コンフォメーション依存型エピトープに対するモノクロー ナル抗体は、活性化白血球に対する特異性を示すであろう。
本発明のモノクローナル抗体又はそのフラグメントは、慣用の技術により製造す ることができる。例えば、Kohler andMilstein (1975 ,Nature 256:495−97;1976、Eur、J、Immuno l、6;511−519)を参照のこと。コンフォメーション依存型抗原決定基 又は活性化マーカーに対する抗体は、例えば、活性化されたPMN、単球、培養 骨髄単球細胞株(例えばU−937又はTHP−1)のホモタイプの凝集物で、 又はLFAのような白血球マーカーを担持するその他の適当な細胞源で、マウス を免役することによってつくることができる。好ましい具体例においては、正常 のドナーから集められ、ヒト血清の存在下で凝集が起こるまでGM−C3Fで活 性化したPMNでマウスを免疫する。PMNの活性化は、LFA、補体及び走化 性ペプチドリセブターの上方制御並びに活性化された細胞への補体成分の吸着を 可能にする。免疫原により製造されたハイブリドーマを、次いで、ポリーL−リ ジン被覆ミクロタイタープレートに吸着させた元の免疫に用いた細胞に対して、 又は活性化されていない集めたPMNに対してヒト血清の存在下にてスクリーニ ングされる。得ようとする抗体は活性化マーカー及びコンフォメーション依存型 抗原決定基を認識するであろう、モノクローナル抗体は、イムノパーオキシダー ゼ法を用いて炎症性傷害に対して更にスクリーニングすることができる。
走好酸球性ペプチドもまた、本発明の範囲内において認識試薬として使用するこ とができる。ペプチドの典型としては、VGDE (va I−g 1y−a  sp−g lu)、VGSE (va 1−g ly −ser−glu)、V GAE (va 1−gly−a la−glu)及びAGSE (a 1 a −g l y−s e r−g l u)がある。これらのペプチドの典型は、 PNAS d:4123 (1975)、土mmunolo ii:57 (1 977)及びC11nical Ex erimental Immunolo  、土l:399 (1981)に記載されている。走好酸球性ペプチドは、慣 用の技術により、好ましくは末端チロシン残基を有するスペーサ一部分の取り付 けによって標識することができる(チロシン残基は、勿論、スペーサ一部分がペ プチドに結合された後に取り付けることができる)。チロシン残基は次いで放射 性標識されるであろう。
本発明の別の認識試薬としては、走化性因子が企図される。走化性因子は走化性 とよばれる過程を通じて多形核白血球を引きつける因子である0本発明において 有用な走化性因子の典型としては、fMLF及び補体タンパク質のペプチド、そ れらのフラグメント又はそれらの誘導体若しくは類縁体が含まれる。より長い走 化性ペプチド、例えばフィブリノペプチドB (p y r o g l u− G−V−N −D−N−E−E−G−F−F−S−A−R)もまた、本発明に従 って使用し得る。認識試薬として有用な好ましい補体タンパク質は、C3a及び C5a、これらのフラグメント又はそれらの誘導体若しくはll緑体である。類 縁体の例としては:f−norLeu−L−F−norLeu−Y−に、ここに チロシン(Y)残基は直接に放射性標識し得る。そして、f−norLeu−L −F−norLeu−;b o c−L−F−L−F −; b o c −M−L−F −; b o c−F−L−F−L−F −;boc−F−Lb−F−Lb−F−;及 び、f−M−L−Y−1ここにbocはt−ブトキシカルボニル、LbはD−L euであり、ここに類縁体は慣用の技術により、好ましくは末端チロシン残基を 有するスペーサ一部分の取り付けによって標識され得る(チロシン残基は、勿論 、ペプチドにスペーサ一部分が結合された後で取り付けることができる)、チロ シン残基を、次いで放射性標識することができる。これらのペプチド類縁体の典 型は、S c i e n c e lll: 1412 (1979) +− B t o c him Bユo h s A c t a f)jlJ−:  285 (1980) 。
Nature 、5Q工i:462 (1978)、PNAS d:2439  (1976)及び−迂ユoc上em Bio h s−二【旦」−一旦!エエ、  ii: 464 (197B)に記載されている。
本発明の実施において認識試薬として有用であるのはまた、走化性ベブチドリセ ブターインヒビター類である。そのようなインヒビター類は、高い親和性をもっ て走化性ベブチドリセブターに結合するであろう。補体タンパク質C3a脱アル ギニン(C3a desAr g)のペプチドもまた、有用な認識試薬である。
走化性ペプチドは、慣用の技術により合成的に製造することができる。本発明に おける標識−認識試薬結合体の具体例の1つは、D−アミノ酸を合成ペプチド鎖 中に導入して、それにより、合成ペプチドの゛ vivoでの分解を低下させた ものである。ホストの分解機構は、天然に存在するものであるし一アミノ酸を認 識する。
こうして、合成ペプチド中への1個又はそれ以上のD−アミノ酸の導入は、ペプ チドのil vivoでの安定性を高める。
認識試薬として使用される小さな合成ペプチドに関し、本発明の画像化方法の別 の具体例は、次の追加の段階を含むものである。すなわち、 (4) 炎症部位への走化性ペプチドの局在と細網内皮系への該プチドの局在と を比較し、ここにおいて、循環細胞または細網内皮細胞に対するペプチドの実質 的親和性がみられたときは、段階(5)が必要とされるものであり、そして、必 要とされるときは、(5) ペプチド構造を活性化された白血球の高親和性リセ ブターによって結合される構造に一層緊密に相関させ且つ非活性化細胞のりセブ ターによって結合される構造とは一層少ない緊密さで相関させるように、アミノ 酸の追加又は除去によってペプチドのアミノ酸配列を変えて、 それによって、炎症部位における活性化された白血球に優先的に結合することの できる修飾されたペプチドを製造すること。
標識されたペプチドは、活性化された及び非活性化細胞への結合について比較す ることができる。修飾された又は無修飾のペプチドは、活性化された又は非活性 化PMN又は単球に対し結合を調べることによりスクリーニングされる。種々の 濃度において、活性化された及び非活性化細胞に対して結合するペプチドの選択 性の差を比較することにより、活性化された及び非活性化細胞に対するペプチド の相対的特異性が示されよう。
段階(4)の比較はまた、段階(1)乃至(3)に記載したのと同様にして得ら れる画像を解析することにより達成されよう。その様な解析は、このタイプの診 断画像解析に通じた診断室の通常の技能の範囲内のものである。
段階(5)の変換は、活性化された及び非活性化細胞への結合の解析後、慣用の タンパク質合成技術により達成することができる。
活性化された白血球は、非活性化白血球より親和性の高いリセブターを表現する 。こうして、認識試薬は、これらの親和性の高いリセプターと一層特異的に結合 するように修飾することができる。このような認識試薬の変更は、立体的である か化学的であろう。すなわち、該変化は、立体的「適合」、すなわちペプチドと 標的白血球との実際の3次元構造の適合、を改善し又は、化学的「適合」、すな わちペプチドと標的白血球リセプターとの間での正の又は負の電荷を帯びたアミ ノ酸の対応を改善するのに役立ち得る。
標的細胞の標識保持の向上は、より長(より疎水性の又は電荷を帯びたアミノ酸 を走化性タンパク質に置換することにより得られよう、これらの修飾されたペプ チドは、標的細胞へのペプチドの結合能力を高めることにより、例えば、同種的 ペプチドの長さを増加しそれにより標的細胞上の適当なりセプターベびペプチド の結合部位の到達を高めるよう「スペーサー」アミノ酸部分を導入することによ り、標的組織部位への標識の集積を高め得る。
追加の疎水性又は類似電荷を帯びた極性「スペーサー」アミノ酸配列もまた、リ セブターへのペプチドの到達を高めるのに使用することができる0例えば、鎖の 長さを増加するためにfMLFのカルボキシ側末端にグリシン(poly−G) を加えることができる。
より長くより疎水性の部分をつくるためには、複数のアラニン(poly−A) を加えることができる。アスパラギン酸(D)残基が、より長く、負の電荷を帯 びた認識試薬を得るために使用できる一方、アルギニン(R)残基は、正電荷を 与え並びに長さを増加する、各々の場合において、キレート形成化合物への修飾 された走化性ペプチドの結合を可能にするために、他のアミン酸、例えばシステ ィン等を含めることも必要であろう。
ペプチドの血清中の半減期を変え(例えば、炎症部位へ一層大きい比率の投与量 /gを到達させる)標的に対するペプチドの親和性を増大させる別の手順は、ペ プチド又はペプチドスペーサーと大型分子担体、例えばアルブミンとの結合であ る。
抗体とタンパク質との放射性標識化は、例えば欧州特許出願公開第018825 6号、0289187号及び0203746号に記載されているような公知の技 術によって達成することができる。一方、より小さい、合成的につ(られたペプ チド、例えばfMLF等は、他の技術によって標識することができる。例えば、 合成ペプチドは、慣用のペプチド合成において該ペプチドに加えられるチロシン 、リジン若しくはシスティン若しくはフェニルアラニン残基又はこれらの類縁体 を介して、放射性標識することができる。このような合成ペプチドの標識は、例 えば、2つの段階で行うことができる。第1に、追加の残基を育するペプチドを 合成する。第2に、該残基を、ヘテロ2官能性キレートを介した結合等の公知の 技術により標識する。
本発明において、標識された認識試薬は組織部位を画像化すべき患者に注入され る。この注入は、標識された認識試薬を患者の血流に放出するに適したいかなる 方法によっても行うことができる。許容しうる投与経路の典型は、腹腔内、皮下 、皮肉、動脈内又は静脈内注射である。投与方法は、典型的には、標識された認 識試薬の目指す最終的目的部位に応じて選択される。そのような注入は、単回又 は複数回の注射によりなされ得る。便利な場合には、標識された認識試薬は、傷 害組織部位に直接に注射することにより投与してもよい。
標識された認識試薬のjn vivoでの投与は、標識された認識試薬が薬剤学 的に許容し得る担体中に分散された薬剤学的組成物を使用を含むものであろう、 そのような薬剤学的に許容し得る担体の典型は、生理的食塩水又は生理学的に許 容しうる緩衝溶液である一般に、患者に投与される標識された認識試薬の量は、 患者の大きさ及び投与の目的に第一に依存するであろう。しかしながら、患者の 生理状態及び、もし知られているなら、画像化又は治療すべき組織部位は、有用 な画像を得るに必要な標識された認識試薬の量に影響を及ぼすであろう。標識さ れた認識試薬の投与量は、診断用画像における通常の熟練者により容易に決定さ れよう。放射性標識された認識試薬の典型的な投与量は、約1乃至約3000m Cjである。ヒトにおいては、標準画像化投与量は、約1乃至約50 m Ci 、典型的には約10乃至約30mCiであろう。
本発明の画像化は、多くの市販されている画像カメラ、例えばPicker D igital Dynascanカメラ、Raytheon LFOV Ang erガンマカメラ及び General Electric社製のガンマカメラ STARCAM等によって達成することができる。炎症部位の視覚化は、平面的 又は単一フォトン発光CT (SPECT)スキャンにより得ることができる。
標識された認識試薬の注入とスキャン又は画像化との間の時間差は、色者の特徴 、すなわち体重および状態並びに使用した投与経路、認識試薬及び標識により幾 分変化するであろう。典型的には、i識された認識試薬を標的組織に移行させそ して無関係な組織からなくならせるためには、3乃至144時間を要する。適当 な時間差は、診断用画像化における通常の熟練者により容易に決定される。
本発明により得られる画像は、炎症に媒介された組織傷害の検出において助けと なろう。診断家は、そのような病変を特徴づける画像パターンを認識するであろ う。更に、本発明により得られる画像は、診断家に、心筋梗塞のような場合の組 織傷害の程度又は組織傷害を起こし易い領域に関する情報を提供するであろう。
更に、病変組織部位の連続画像は、炎症を緩和するために設定した治療プロトコ ールのモニタリングを可能にするであろう。
本発明の別の対象は、炎症組織部位を画像化する方法に関するものであって、 (1) 該組織部位に集積した活性化された白血球と相互作用することのできる ものである無標識認識試薬を患者に注入すること、(2) 認識試薬を標識する こと、 (3) 標識された認識試薬を患者に注入すること、及び、(4) 該組織部位 を画像化すること、を含み、それによって組織の炎症を伴う医学的状態を検出、 評価及びモニターすることのできる方法である。容易にわかるように、段階(1 )と段階(2)の正確な順序は、手順を実質的に変更することなく変更すること ができる。
本発明のこの具体例は、標識された認識試薬の細網内皮系又は循環細胞への集積 という問題に向けられたものである。RESへの集積は、「視覚的前景」をつく り出すことによって画像の鮮明度を減するであろう。
すなわち、もし標識された抗体により認識される正常組織の抗原又は抗原決定基 の表現が、炎症a織部位の抗原又は抗原決定基よりも認識試薬に到達され易いな らば、正常組織部位は炎症組織部位が満たされる前に飽和されるであろう。例え ば、係属中の米国特許出願第917176号を参照のこと。
例えば、血流中にあって抗原を担持する正常細胞は非循環の炎症組繊細胞に比し て「冷たい」抗体に一層到達され易いであろう。こうして、「冷たい」試薬は、 優先的により到達し易い末梢の抗原担持正常細胞に結合するであろう。その結果 、続いて注入された標識された即ち「熱い」抗体は、より到達し難い抗体担持炎 症性組織綱胞に到達し結合し易くなるであろう。もし有意量の、到達し得る正常 組織抗原プールが存在しないならば、「冷たい」試薬の前注入は不要である。
「冷たい」注入には、標識された認識試薬によると同じ又は異なる方法にて組織 部位が処理されようとする患者に無標識認識試薬が注入される。無標識認識試薬 の土且−ヱ土ヱユ投与は、薬剤学的に許容し得る担体への分散が必要が又は望ま しいものである薬剤学的組成物の使用を含むであろう。そのような薬剤学的に許 容しうる担体の典型は、生理的食塩水又は生理学的に許容し得る緩衝溶液である 。
一般に、患者に投与される無111m認識試薬の量は、患者の大きさに第1に依 存するであろう。しかしながら、患者の生理学的状態及び、知られているなら、 画像化すべき組織部位は、実質的に背景を含まない診断用画像を得るに必要な無 標識認識試薬の量に影響を及ぼすであろう。無標識認識試薬の投与量は、診断用 画像化における通常の熟練者により容易に決定されるであろう。末梢細胞部位の 飽和は、循環細胞のサンプルを採り、フローサイトメトリーにより飽和パーセン トを測定することによってモニターすることができる。
無標識認識試薬の注入と標識された認識試薬の注入との時間差は、患者の特徴( すなわち、体重及び状態)並びに使用する投与経路、認識試薬及び標識により幾 分変わるであろう。無標識認識試薬に正常細胞と結合する充分な機会を与えるの に必要な時間差は、診断用画像化における通常の熟練者により容易に決定される 。
本発明のこの対象においては、より到達しやすい末梢白血球上にある部位に「冷 たい」認識試薬が結合するであろうから、「熱いj認識試薬が活性化された白血 球に対して非活性白血球よりも顕著な特異性を有するものである必要はない。し かしながら、もし「熱い」認識試薬が活性化された白血球に優先的に結合するす るならば、標的組織部位の標識の更なる向上を達成することができる。
、認識試薬として合成ペプチドを使用する場合には、本発明により得られる画像 に関して視覚的背景における第2の水準の減少が可能である。その方法は、次の 段階を加えて上記と同様に行うことができる。すなわち。
(5) 炎症部位への走化性ペプチドの局在とwi綱内皮系への該ペプチドの局 在とを比較し、ここにおいて、循環細胞または細網内皮細胞へのペプチドの実質 的親和性がみられたときは、段階(6)が必要とされるものであり、そして、必 要とされるときは、(6) ペプチド構造を活性化された白血球の高親和性リセ ブターによって結合される構造に一層緊密に相関させ且つ非活性化細胞のりセブ ターによって結合される構造とは一層少ない緊密さで相関させるよう、アミノ酸 の追加又は除去によりペプチドのアミノ酸配列を変えることであり、それによっ て、炎症部位における活性化された白血球に優先的に結合することのできる修飾 されたペプチドを製造するものである。
上記の本発明の第1及び第2の対象は、標識された認識試薬と標的白血球細胞と のtn vivoでの結合を伴う。本発明の第3の対象は、認識試薬と白血球細 胞とのヱ1−vivOでの結合を伴うものである。in vivoでの結合技術 はまた、本1発明の第2の対象の範囲においてex vivoでの結合と組み合 わせて使用することもできる。
特に、本発明の第3の対象は、炎症組織部位を画像化する方法であって、 (1) 白血球の結合形成部分と相互作用することのできる試薬である認識試薬 を標識しすること、 (2) 患者から白血球を抜き取ること、(3) 段階(2)の白血球を段階( 1)の標識された認識試薬とともにインキュベーションすること、 (4) 段階(3)にてインキュベートされた標識された認識試薬と白血球とを 患者に注入すること、及び、2(5) m織部位を画像化すること、 を含み、それによって、組織の炎症を伴う医学的状態を検出し、評価し及びモニ ターすることのできる方法を企図したものである。容易にわかるように、各段階 の正確な順序、とくに段階(1)及び(2)は手順を実質的に変更することなく 変更することができる。
本発明のこの対象の方法は、抜き取り段階(2)に続いて活性化段階を更に含む ことができる。すなわち、抜き取られた白血球を、所望により、前記の活性化剤 とインキュベーションすることにより又はそのような活性化を達成するのに適し た他の手段により、活性化することができる。
本発明の白血球結合性部分の典型は、走化性ペプチドリセブターである。これら のりセブター及びそのようなりセブターを標的とするに有用な認識試薬について は前述した。
補体リセプターもまた、本発明の第3の対象の範囲において有用な白血球結合性 部分である。C3a及びC5aリセプターは・本発明の実施に特に有用である。
対応する補体成分又はそれらの類縁体若しくは誘導体は、本発明のこれらの具体 例において認識試薬として使用することができる。
更なる白血球結合性部分は、白血球の活性化時に上方制御される白血球表面抗原 である。この具体例においては、上方制御された白血球表面抗原を認識すること のできるモノクローナル抗体のFab又はF (ab’ )、フラグメントを、 認識試薬として試用することができる。
本発明の別の白血球結合性部分の典型は、接着性タンパク質である。接着性タン パク質は、白血球相互の又は他の細胞への接着に関与するタンパク質である。接 着性タンパク質の典型は、LFA−1、LFA−2及びLFA−3である。
加えて、接着性タンパク質すセプターは、本発明のこの対象の実施において白血 球結合性部分として有用である。接着性タンパク質すセブターの典型は、例えば 、血管内皮上に(T−CAM)又は白血球自身の上に(LEU−CAM)局在す るものである。
本発明のこの対象は次の通りに記述されよう。接着性タンパク質のりセブターに 対する標識された認識試薬は、活性化された又は非活性化自己PMN又は単球と ともにインキュベートされ、次いでホストに再注入される。
標識された白血球は炎症部位に集積する。これは、酸化的細胞表面標識を含む又 は非活性化マーカーに特異的な全抗体と白血球とのインキュベージランを含む従 来技術に対しての改善を示す。
インキュベージタン段階(3)において非活性化白血球を使用した場合には、認 識試薬−標識結合体と結合した再注入された自己白血球の標的組織部位への移行 のために、及び、標的部位の活性化された白血球に対する認識試薬の特異性のた めに、標的組織部位への標識の集積は高められよう。
インキュベーション段階(3)における活性化された白血球の使用においては、 活性化マーカーの増加によって標識の局在が改善される。しかしながら、この上 方制御と同時に、LFA表現も高められている。高められたLFA表現は、血管 内皮上のI−CAM配列との相互作用の増大及び組織内への活性化されたPMH の浸潤の減少をもたらす。高められたLFAの表現はまた、他の活性化された白 血球上のLEU−CAM配列との凝集及びそれらの活性化された白血球のホモタ イプの凝集の増加をもたらす。
LFAに対する抗体に加えて、RGDS (アルギニン−グリシン−アスパラギ ン酸−セリン)配列又は他のrl−CAM捧」配列を含有するペプチドを、標識 された認識試薬として使用することができる。rI−CAM欅」配列なる用語に より、I−CAMと実質上機能的に等価な配列を企図している。本発明の目的の ためには、LEU−CAMは、実質上機能的にはI−CAMと等価なるものであ る。
こうして、本発明のこの対象の例においては、PMNは、GM−CFS又は他の 1若しくはそれ以上の活性化剤によって活性化され、次いで、I−CAMとの相 互作用を■害することのできるLFAに対する抗体、例えば抗体4F−2及びO KM−1等の標識されたFab又はF (ab’ )zフラグメント等、と共に インキュベートする。走化性刺激に対するリセプターがプロツタされていないか ら、細胞はなおも効果的に走化性を発揮し浸潤することができる。抗LFA抗体 フラグメントがPMNの細胞表面から失われているから、炎症部位に浸潤した細 胞は、循環中へと再度出ていくことを阻止されるであろう。
この対象の修飾において、LFAに対するFab又はF(ab’)2は、LFA とI−CAMとの相互作用の阻止を維持するためそして細胞がRESに集積しな いことを保証するために、標識された活性化自己PMNの再注入に際して注入す ることができる。
本発明の更なる具体例は、炎症組織部位を画像化する方法であって、 (1) 患者から白血球を抜き取り、 (2) 親和性標識及び放射性核種標識を含有する走化性ペプチド若しくはその フラグメント、誘導体又は類縁体を構成し、(3) 段階(1)の白血球と段階 (2)のペプチドとを、それらが結合するに充分な時間インキュベートし、(4 ) 前記光親和性標識を光活性化し、(5) 段階(4)で得た標識ペプチドと 白血球とを患者に注入し、そして、 (6) 組織部位を画像化すること、 よりなり、それによって組織の炎症を伴う医学的状態を検出し、評価し及びモニ ターすることのできる方法である。
光親和性標識化等の親和性標識化は、細胞の特異的な共有結合的標識化を可能に する。すなわち、ペプチドを光活性化しない条件すなわちインキュベーション混 合物を所定の波長の光に暴露しない条件下においては、ペプチドは白血球に非共 有結合的な結合をしている。初め遮断していた光に暴露して活性化すると、親和 性ペプチドは、例えば白血球表面上に位置している炭素−水素結合に挿入するこ とのできる活性部分を形成するであろう。その結果、標識は非可逆的に結合する であろう。結合の可逆性の減少は、標的組織における標識の保持の向上をもたら し、これは次いで、画像化のための一層長い時間を可能にする。標識保持の向上 はまた、解着されたペプチドに由来する背景画像の減少をもたらす。本発明によ る親和性標識化は、標準的技術により達成することができる。
親和性方法によって標識化し得る走化性ペプチドの典型は、式、f −M−L− F−スヘ−9−Y、f −M−L−F−スヘ−9−C又はf−M−L−F−スペ ーサーにである。スペーサ一部分は、親和性標識化ペプチドの生物学的活性を妨 害しない便利で小さい分子ならいかなるものでもよく、好ましくはペプチドであ る。1乃至5個のグリシンよりなる鎖、好ましくは1又は2個のグリシンスペー サーを、スペーサーとして使用することができる。
親和性標識の典型は、p−ベンゾイル−L−pheである。かかる標識は、J  Biol Chem、l玉」−10695(1986)に記載されている。親和 性標識の別の例は、次の式、で示されるものであり、−迂ユ―L旦hem−−比 ユm盈=Acta iii: 271−80 (1986)に記載されている。
親和性標識の別の例は、PNAS ■: 5634−38 (1986)に記載 されているように、N−(4−(4”−アジド−3′ (+zsI)イオドフェ ニルアゾ)ベンゾイル)−N”−ヒロドキシースクシンイミドである。
本発明のこの対象の光親和性の安定化された構造の走化性部分は、上記の走化性 ペプチドの第1の例に示したように、スペーサ一部分によって走化性ペプチドか ら分離された追加のチロシン部分を介して放射性核種によって更に標識すること ができる。この放射性核種は、本発明の実施において追加の画像化入力として役 立つ。一方、本発明のこの対象の構造の光親和性標識部分は、上記の後者二側の 光親和性部分のように、放射性核種標識を施すことができる。その様な放射性核 種標識化は、上記のような標準的技術により達成することができる。
本発明の用途の一つは、炎症組織部位の土ユーヱ土ヱ立での画像化に有用な診断 用キットであって、 (1) 認識試薬、 (2) 患者の組織から診断用画像を得るに充分な方法と量にて標識化し投与す るための指示、 よりなるキットを含むものである。
診断用キットとしては、末端ユーザーに殆ど追加の操作を課さない、本発明にお いて使用することのできる箱その他の容器に収容した材料の組合せが企図される 。その様な末端ユーザーは、実施する末端ユーザーには典型的に入手可能な項目 、例えば画像化装置、放射性標識及び、場合により、患者に試薬を投与するため に必要な装置のいくらかを用意すれば済む。例えば、標準の注射筒と共に使用す ることができる滅菌バイアルを、凍結乾燥した認識試薬又は生理学的に許容し得 る液体に分散した認識試薬を含有する溶液の容器として使用することができよう 。凍結乾燥した認識試薬を使用するときは、診断用キットには、生理学的に許容 し得る緩衝溶液を含有する滅菌バイアルが含められよう。診断用キットの使用の ための指示は、容器に貼付されるか若しくは別個の挿入物として容器に入れられ るか又は双方であろう。
本発明のこの対象の具体例は、上記の通り診断用キットを含み、これはまた非標 識認識試薬として最終的に使用するための認識試薬の追加量を含む。すなわち、 凍結乾燥した認識試薬又は生理学的に許容しうる液体中の認識試薬溶液を含む、 第2の滅菌バイアルが提供される。凍結乾燥した認識試薬を使用するときは、追 加量の生理学的に許容しうる緩衝液がキットに含まれよう。
さらに、本発明は、組織部位における一過性の血流減少によって特徴づけられる 状態に侵Cれている患者の虚血性組織部位の1nvivoでの画像化に有用な診 断用キットであって、(1) 認識試薬、 (2) 患者の虚血性組織から診断用画像を得るに充分な方法と量にて標識化し 投与するための指示、 よりなるキットを企図している。
本発明のこの対象の具体例は、前記の通り、診断用キットであって、非標識認識 試薬を最終的に使用するための認識試薬の追加量をも更に含むものである。
組織部位における血流の減少は、組織の酸素量の一過性欠乏を生ずる。不十分な 酸素供給は、非供給組織部位に組織傷害をもたらす。細胞の死とC1q (補体 カスケードの最初の成分)と結合することのできるミトコンドリアタンパク質の 放出が、不十分な酸素供給によって起こる。続いて起こる補体カスケードの活性 化と細胞浸潤の開始(主としてPMHによる)は、更なる細胞傷害をもたらす。
例えば、心筋梗塞の最も初期の証拠の1つは、血栓形成による心筋への血流減少 に関連する虚血である。虚血は、単に一過性であっても、いくつかの細胞の死と C1qに結合し得るミトコンドリアタンパク質の放出とをもたらす。これらの事 態が、補体カスケードの活性化と細胞浸潤をもたらし、次いで、更なる細胞傷害 と梗塞形成をもたらす。こうして、本発明によれば、虚血性心筋は、加わる炎症 によって心筋梗塞の発生以前に画像化することができる。虚血性心筋、低酸素腸 組織、血管コラーゲン疾患組織及び癌に侵された及び血流減少によって特徴づけ られる組織は、虚血性組織部位の典型である。
本発明の別の用途は、患者の炎症組織部位を検出する方法であって、 (1) 組織部位に集積した活性化された白血球と相互作用することのできる試 薬である認識試薬を標識し、(2) 標識された認識試薬を患者に注入し、(3 ) 該組織部位を画像化し、そして、(4) &l織炎症に特徴的な標識された 認識試薬の集積をめて段階(3)で得た画像を解析すること、 よりなる方法である。該検出方法はまた、本発明の自己白血球活性化具体例と組 み合わせて達成することができる。
この用途は、解析段階(4)を特徴とする。そのような解析は、経験を積んだ診 断家により視覚的に達成される。すなわち、炎症組織の画像に通じた診断家は、 与えられた患者から得られた画像中において炎症に特徴的なパターンを認識する ことによって、画像化された組織部位の炎症の存否を確認することができょう。
解析段階(4)はまた、メモリーに蓄えた以前の解析画像のライブラリーを有す るコンピューターによって、「機械的に」達成することもできょう。蓄えられた 画像と被検画像との一致又は近似的相関は、炎症の存否を示すものであろう。
本発明の更なる用途は、患者の組織炎症の治療の効果をモニタリングするための 方法であって、 (A) 治療の間、侵された組織部位の一連の診断用画像を調製し、ここに各画 像は、 (1) 組織部位に集積した活性化された白血球と相互作用することのきる試薬 である認識試薬を標識し、(2) 標識された認識試薬を患者に注入し、そして 、(3) 該組織部位を画像すること、 によって調製されるものであり、そして、(B) 段階(A)で得た一連の画像 を解析して治療に対する患者の反応を測定すること、 よりなる方法である。このモニタリング方法もまた、本発明の自己白血球活性化 具体例と組み合わせて達成することができる。
本発明のこの対象は、治療プロトコールの効果をモニターするための連続的画像 化、すなわち時間を追って調製され一定の貯蔵領域に蓄えられた組織部位の一連 の診断用画像を特徴とする。各画像の時間差は、治療対象の状態によって及び画 像化プロセス自身に必要な時間による制限によって主として決められるであろう 。
解析段階(B)は、経験を積んだいかなる診断家によっても視覚的に達成される であろう。すなわち、炎症組織の画像に通じた診断家は、種々の時間間隔で取ら れた炎症組織の影像を比較することにより、時間とともに炎症が増大し、減少し 又はほぼ一定であることを確認することができるであろう。言い換えれば、各連 続画像は、患者に施された治療プロトコールが成功しているか否かを決定するた めに比較される。単一組織部位の連続画像から確認される炎症の減少は、治療戦 略の成功を示すものであろう。実際、炎症組織及び/又はその画像にそれ程通じ ていない者でも、連続画像の比較を通じて治療の有効性の大まかな決定をするこ とができよう。
有効性解析はまた、メモリーに一連の画像を蓄えたコンピューターによって「機 械的に」達成することもできる。次いで、炎症組織が首尾よく治療されているか 否かを決定するために、データの各点間の比較がコンピューターによってなされ よう。
以下の実施例を要約すれば、実施例I、■、■及び■は、標識された走化性ペプ チド及びそれらの誘導体の製造を記述し、実施例■はペプチド−標識結合体を記 述し、実施例■及び■は標識された走化性ペプチドを認識試薬として使用して組 織部位を画像化する方法を記述し、実施例■及び■はモノクローナル抗体の製造 を記述し、実施例X及びXIは標識されたモノクローナル抗体の製造を記載し、 実施例x■及びχm、X IV及びX■は認識試薬としての標識されたモノクロ ーナル抗体を使用した組織部位の画像化方法を記述し、実施例XVI及びX■は 診断用キットを記述し、実施例X■及びXIXは組織傷害の治療のモニタリング を記述し、実施例XXはPMNの活性化を記述し、実施例XXIは単球の活性化 を記述し、実施例XX■は自己白血球の注入を含む画像化の方法を記述し、実施 例XX■は光親和性標識化ペプチドの製造を記述し、実施例XXIVは活性化さ れたペプチド−光親和性標識結合体の製造を記述し、そして実施例XXvはその ような光親和性標識含有結合体を使用した画像化の方法を記述する。これらの実 施例は本発明の詳細な説明のために提供するものであって、それらを限定するも のではない。
実施例1 れた ペブ千′のlI′告 Merrifield等CBiochemistr g土:5020−31.1 982)及びHoughten (Proc Natl Acad Sci U SA)82:5131−35.1985)に記載のティーバッグ法及び固相ペプ チド合成法を用いて、又は、Applied Biosystems 430  A等の市販の自動合成装置を用いて、又は他の標準的な生化学技術を用いて、追 加のシスティン残基を有する走化性ペプチドmet−Ieu−pheを合成する 。該ペプチドは、HF及び確立された手順を用いて樹脂より切り離し、希酢酸で 抽出する。ペプチドを凍結乾燥し、VydacC−4分析用カラム(分離基、H e5peria、CA)上で、及び100%水+0.1%v / v トリフル オロ酢酸がら100%アセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸への0.5− 1.0%/分の線型勾配を用い、逆相PHLCを用いて精製する。
次0゛でゝブチドを、JAm、[≧hem Soc、80:1154(195B )の記載に従って、98%ギ酸中で無水酢酸と25°Cにて1時間反応させるこ とによりN−ホルミル化する。
9%のエタノールを含有する1、1mlの脱気した蒸留水を1゜Oug (約0 .43μmoles)の5nCIt 、75mg (約0.32mmol)の酒 石酸2ナトリウム、及び3.2mC1の過テクネチウム(Tc−99m)酸ナト リウムに加えることにより、Tc−99m−酒石酸塩溶液を製造する。この混合 物を、水浴で15分間50℃に加熱する。冷却した後側の容器にて、該Tc−9 9m−酒石酸塩溶液100u1..0.2MのpH8,0のリン酸ナトリウム緩 衝液200μ!及び調製した走化性ペプチド1100uを混合する。0.15M 塩化ナトリウム水溶液を用いて溶液の全量を0.5mlに調整し、50°Cにて 60分間インキュベートする。
実施例■ た れた ベ ドの  Merrifield等(Biochemistr 、l−土:5020−31 .1982)及びHoughten (Proc Natl A工ad−1匹」 ユーユUSA)82:5]31−35. 1985)に記載のティーバッグ法及 び固相ペプチド合成法を用いて、又は、Applied Biosystems  430 A等の市販の自動合成装置を用いて、又は他の標準的な生化学技術を 用いて、追加のGly−Gay−Lysを有する走化性ペプチドmet−1eu −pheを製造する。該ペプチドは、HF及び確立された手順を用いて樹脂より 切り離し、希酢酸で抽出する。ペプチドを凍結乾燥し、VydacC−4分析用 カラム(分離基、He5peria、CA)上で、及び100%水+0.1%v /v)リフルオロ酢酸から100%アセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸 への0.5−1.0%/分の線型勾配を用い、逆相PHLCを用いて精製する。
次いでペプチドを、−占−J(ニー」二上ヨ、□−ぷLユ、工、aO:1154  (1958)の記載に従って、98%ギ酸中で無水酢酸と25゛Cにて1時間 反応させることによりN−ホルミル化する。Panuska and Park er(Ana上m±ca上−呈上ochemistr iii:192−201 .1987)に記載の方法に従って、ヨウ素によるリジン残基の標識を行う。
実施例■ ぺ・ ′悸 の夏゛告 Biochim Bio h s Acta iii:285(1980)の記 載に従って、又は、ApplIed Biosystems 430 A等の市 販の自動合成装置を用いて、又は他の標準的な生化学技術を用いて、−c−c− c−c−c−y等のアミノ酸鎖をアミン末端に有する、走化性ペプチドboc− L−F−L−Fの類縁体を合成する。ペプチドを凍結乾燥し、Vydac C− 4分析用カラム(分離基、He5peria、CA)上で、及び100%水+0 .1%v / v )リフルオロ酢酸から100%アセトニトリル+0.1%ト リフルオロ酢酸への0.5−1.0%/分の線型勾配を用い、逆相PHLCを用 いて精製する。ヨウ素によるペプチドの標識を、欧州特許出願公開第02891 87号の記載に従って行う。この、より長いペプチド誘導体は、標的細胞の標識 保持を高める。
実施例■ ペプチド請 のム S c je n c e LLL: 1412 (1979)の記載に従って −又は、Applieci Biosystems 430 A等の市販の自動 合成装置を用いて、又は他の標準的な生化学技術を用いて、走化性ペプチド類縁 体f−norLeu−L−F−norLeu−Y−Kを合成する。ペプチドを凍 結乾燥し、VydacC−4分析用カラム(分離基、He5peria、CA) 上で、及び100%水+0.1%V / V )リフルオロ酢酸から100%ア セトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸への0.5−1.0%/分の線型勾配 を用い、逆相PHLCを用いて精製する。ペプチドの放射性標識を、欧州特許出 願公開第0203764号の記載に従って行う。この電荷を帯びた走化性ペプチ ド誘導体は、標的細胞の標識保持を高める。
実施例■ ペプチド−・ −4 Tc−99mキレートを9、以下に示すように実施例I、■、■又は■の非標識 走化性ペプチドと結合する。N、N”−ビスメルカプトアセチル−4,5−ジア ミノ吉草酸によってキレートしたTc−99mの75mCiを、塩基性pHにて 25ugのNz5zリガンドによるTc−99m過テクネチウム酸のジチオナイ ト還元によって製造する。PH7の0.5mj2の水中の上記複合体を、3.0 mgの2.3,5.6−チトラフルオロフエノールを含有する水ニア七ト二トリ ル(1:9)100ufに、及び、7.5mgの1〜シクロへキシル−3−(2 −モルフォリノエチル)カルボジイミド(morpho CDI)を含有する水 ニアセトニトリル(1:9)100ui!に加えることにより、酸を活性化する 。室温にて18時間貯蔵の後、Baker−10SPE逆相c1.カラムを使用 して混合物を精製する。カラムは、2mfのエタノールで再生し、次いでHPL C級の水で洗浄する。反応混合物を次いでカラムに加え、カラムを次いで10% のメタノールを含有するpH7,0のo、0.1リン酸ナトリウム2mfにて4 回洗浄し、エステル複合体を最終的に各2.5mf!のアセトニトリルで溶出す る。
2mlのバイアルに、アセトニトリル中の活性化エステル複合体の4.5mC1 を加え、溶媒を窒素気流下にて留去し、そして0゜4mlのホウ酸ナトリウム( 0,5M、pH9,0)を加える。撹拌しながら、走化性ペプチドを加え、室温 にてインキュベーションを30分間行う。
実施例■ の′−−゛ の べ°ド 実施例Hの標識された走化性ペプチドの50mC1を、薬剤学的に許容しうる食 塩水と混合する。この混合物を患者に皮下注射する、24時間後、Raythe on LFOV Anger ガンマカメラを用いて診断用画像を調製する。
実施例■ の ゛ −i−゛・・ しての ペプチド実施例■の標識された走化性ペプチド の30mC1を、薬剤学的に許容しうる食塩水と混合する。この混合物を患者に 静脈内注射する。18時間後、General Electric社製S’TA RCAM ガンマカメラを用いて診断用画像を調製する。
実施例■ モ ロー ル の ゛1 マウスを、正常ドナーより集めた活性化PMNのホモタイプの凝集物で免役する 。このPMNの収集は、ヘパリン処理管中において静脈穿刺して血液を抜き取り (量は約150mj2) 、等量の3%デキストラン含有リン酸緩衝食塩水(P BS)を混合することにより行う。室温にてlXgで約10分間沈降させた後、 白血球に冨む血漿を、単球分離溶媒(LSM、Organon Technic a、ダーハム、ノースカロライナ州)の上に積層する。PMNは、PMN及び赤 血球(RBC)ベレットをRBC溶解溶液(0,8%W/Vの塩化アンモニウム 、0.1%W / Vの炭酸水素カリウム、37.0mgのEDTA四ナトジナ トリウム塩0mj!水溶液、pH1,3)で処理することにより精製する。室温 にて約5分間インキュベートした後、PBSで3倍量とし、細胞を遠心により2 回洗浄する。PMNを、ヒト血清存在下にて、100U/mff1のGM−C3 Fと15乃至30分間インキュベートして、ホモタイプの凝集物を形成すること のできる活性PMNをつくる。
これらのPMN凝集物を次いで免疫原としてマウスに注射する。
免疫原により生産されるハイブリドーマを、次いで、活性化された又は非活性化 収集PMNに対してヒト血清の存在下にスクリーニングする。望ましい抗体は、 活性化マーカー及びコンフォメーション依存型抗原決定基(この場合は、PMN −PMN凝集物)を認識する抗体である。所望の方法で同定した抗体を、イムノ パーオキシダーゼ技術を用いて炎症病変に対して更にスクリーニングする。
実施例■ モノクロ−ル の in vitroにて調製されそして正常ドナーがら集めた活性化されたPMN をそのl成分として有するヘテロタイプの凝集物でマウスを免役する。このPM Nの収集は、ヘパリン処理管中において静脈穿刺して血液を抜き取り(量は約1 50mf)、等量の3%デキストラン含有リン酸緩衝食塩水(PBS)を混合す ることにより行う。室温にてIXgで約10分間沈降させた後、白血球に冨む血 漿を、リンパ球分離溶媒(LSM、Organon Technica、ダーハ ム、ノースカロライナ州)の上に積層する。PMNは、PMN及び赤血球(RB C)ベレットをRBC溶解溶液(0゜8%w / vの塩化アンモニウム、0. 1%W / Vの炭酸水素カリウム、37.0mgのEDTA四ナトジナトリウ ム塩00ml水溶液、pH7,3)で処理することにより精製する。室温にて約 5分間インキュベートした後、PBSで3倍量とし、細胞を遠心により2回洗浄 する。
活性化されたPMNを、血管内皮細胞又は若しくはそれらの部分、細菌又は他の 病原性生物又は標的組織(炎症に侵された組織)とともにインキュベートする。
このインキュベーションは、活性化PMNの血管内皮細胞との結合、病原性生物 に関しては貧食の開始、又は、標的細胞への活性化されたPMNの付着がなされ るに充分な時間(約30分間)行う。ヘテロたいぶの凝集物の一つを、次いで、 マウスに免疫原として注射する。免疫原により生産されるハイブリドーマを、次 いで、活性化された又は非活性化収集PMHに対してヒト血清の存在下にスクリ ーニングする。望ましい抗体は、活性化マーカー及びコンフォメーション依存型 抗原決定基(この場合は、PMN−血管内皮凝集物、貧食中のPMN又はPMN −標的細胞凝集物上に存在するエピトープ)を認識する抗体である。所望の方法 で同定した抗体を、イムノパーオキシダーゼ技術を用いて炎症病変に対して更に スクリーニングする。
実施例X −−ム 空のバイアル中で、100μ!の水、100μlのアセトニトリル、100uf のクエン酸塩溶液(2B、8mg ; 1.5XI O−’mol)、50μ2 のリガンド(4,5−ジー(テトラヒドロピラニルメルカプトアセタミド)吉相 酸テトラフルオロフェニル;0゜40mg;6.5X10−’mol)、50t tlの塩化第1錫(0゜5mg;2.6X10−6mol)、及びアセトにトリ ル中のTc−99m(4,25mg;2.3X10−”mol)の50μ2を混 合する。混合物を50℃にて1時間加熱し、次いで0.30m1!のlN水酸化 ナトリウムを加える。
Tc−99mNz st *合体のテトラフルオロフェニルエステル産物を、C ,、Baker−10SPE カラム上で精製する。
カラムに適用した後、不純物を3mff1の水で2回、及び3mff1の10% メタノール10.01Mリン酸塩、pH7、で4回洗浄して除く。産物を2ml のアセトニトリルで溶出し、次いで、溶液を窒素気流下で乾固する。
Te−99mNz Sz複合体の結合は、実施例■又は実施例■の抗体をホウ酸 塩緩衝液(0,5M、pH9)中の複合体に加えることによって行う。インキュ ベーションは室温にて30分間行う。
実施例Xl −4−ム Tc−99mキレートを、実施例■又は実施例■のモノクローナル抗体と、次の 通りにして結合させる。N、N”−ビスメルカプトアセチル−4,5−ジアミノ 吉草酸によってキレートしたTc−99mの75mCiを、塩基性pHにて25 ugのNz5z リガンドによるTc−99m過テクネチウム酸のジチオナイト 還元によって製造する。pH7の0.5mj2の水中の上記複合体を、3.0m gの2.3,5.6−チトラフルオロフエノールを含有する水ニア七ト二トリル (1:9)100μrに、及び、7.5mgの1−シクロヘキシル−3−(2− モルフォリノエチル)カルボジイミド(morpho CDI)を含有する水ニ ア七ト二トリル(1:9)100μlに加えることにより、酸を活性化する“。
室温にて18時間貯蔵の後、Baker−10SPE逆相CI8カラムを使用し て混合物を精製する。カラムは、2mj!のエタノールで再生し、次いでHPL C級の水で洗浄する。反応混合物を次いでカラムに加え、カラムを次いで10% のメタノール含有pH7,0の0.01リン酸ナトリウム2mff1にて4回洗 浄し、エステル複合体を最終的に各2.5m、j2のアセトニトリルで溶出する 。
2mj2のバイアルに、アセトニトリル中の活性化されたエステル複合体の4. 5mC1を加え、溶媒を窒素気流下にて、留去し、そして0.4mj2のホウ酸 ナトリウム(0,5M、pH9,0)を加える。攪拌しながら、抗体を加え、室 温にてインキュベーションを30分間行う。
実施例X■ 百 ゞ −1−−゛のモ ロー ル 実施例XIの標識されたモノクローナル抗体の30mCiを、薬剤学的に許容し ろる食塩水と混合する。この混合物を、患者に腹腔的に注射する。18時間後、 General Electric社のSTARCAMガンマカメラにより診断 用画像を調製する。
実施例X■ の ゝ −コール′ びホ・・ト モノクロ−ル股亙 実施例■の非標識モノクローナル抗体の10mgを、薬剤学的に許容し得る食塩 溶液と混合する。この混合物を、放射性標識抗体の30分前に患者に静脈注射す る。実施例Xの標識されたモノクローナル抗体の30 m Ciを、薬剤学的に 許容し得る食塩溶液と混合しそして患者に静脈注射する。更に3乃至8時間経過 の後、General Electric社製のSTARCAMガンマカメラに より、診断用画像を調製する。
実施例X■ の 7 1−−p のモノ ロー ル 実施例XIの標識されたモノクローナル抗体の20mC1を、薬剤学的に許容し 得る食塩溶液と混合する。この混合物を患者に静脈注射する。24時間後、Ra ytheon LFOV Angerガンマカメラにより診断用画像を調製する 。診断家は調製された画像を検討し、画像が炎症に媒介された傷害を有する組織 に特徴的であるか否かを決定する。
実施例XV 百 の ゞ −コール′ びホ・・ト モノクロ−ルーユニ 実施例■の非標識モノクローナル抗体の7.5mgを、薬剤学的に許容し得る食 塩溶液と混合する。この混合物を患者に静脈注射する。5分後、実施例XIの標 識されたモノクローナル抗体0.5mgを、薬剤学的に許容し得る食塩溶液と混 合しそして患者に皮下注射する。更に12時間経過の後、Raytheon L FOV Angerガンマカメラにより診断用画像を調製する。診断家は調製さ れた画像を検討し、画像が組織への血流の一過性減少の結果生した傷害を有する 組織に特徴的であるか否かを決定する。
実施例XVI 鼓凱里土二上 実施例■の凍結乾燥した認識試薬は滅菌バイアルに収容されている。薬剤学的に 許容し得る緩衝溶液は別の滅菌バイアルの収容されている。両バイアルは1つの 箱に収容されている。認識試薬の標識化と使用に関する指示は、接着剤で箱に貼 ったラベルに印刷されている。
実施例X■ 如〉 キ ・・ )−2”’r 実施例■の凍結乾燥した認識試薬は2つの滅菌バイアルに収容されている。薬剤 学的に許容し得る溶液は第3の滅菌バイアルに収容されている。3つのバイアル は全て1つの箱に収容され、箱にはキットの使用のための指示が別個のパンフレ ットとして収容されている。
実施例X■ 主三叉二号五 炎症のステロイドによる治療の間、診断用画像を実施例XIVの記載に従って7 2時間間隔で調製する。一連の画像を検討し、時間に伴う傷害組織の推移を決定 する。組織傷害領域において標識された認識試薬の量の時間に伴う減少が認めら れたときは、治療の成功を示す。
実施例XIX 1三り二立工 心虚血の治療の間、実施例XVの記載に従って72時間間隔で診断用画像を調製 する。一連の画像を検討し、時間に伴う傷害の推移を決定する。組織傷害領域に おいて標識された認識試薬の量の増大が認められたときは、治療の失敗と心筋梗 塞の危険を示す。
実施例XX 乏 “のゞ 成熟PMHに冨んだ分画を末梢血から得るために、患者にサイトフォレーシスを 施す。要するに、該PMN濃縮技術は、沈降剤たるヒドロキシエチルデンプンと 組み合わせて行う標準的血液フオレーシスを伴うものである。患者はまた、フオ レーシス操作の直前12乃至18時間の間、プレドニゾンで前処理してもよい。
プレドニゾンは、骨髄から末梢血へと成熟した好中球の放出を誘導するステロイ ドである。PMNは、典型的にはサイトフォレーシス操作当たり約30X10’ 細胞の細胞回収率で、無菌条件下にて集められる。
活性化されたPMNを産生ずるために、得られたPMNを15乃至30分間10 0U/mj2のCM−C3F(組み換えヒトGM−C3FはCO5細胞トランス フエクタント(D、Metcalf et al、、Blood 4ユニ37− 45.1986))より得られよう)とともにインキュベートする。
実施例XX■ マクロフ −ジの2 静脈穿刺により患者から末梢血を採取し、密度勾配遠心法により分画する。すな わち、ヘパリン化末梢血をFicoll−Paque (Pha rma c  i a)に積層し、勾配を遠心し、単球を血漿−勾配界面より得る。得られた細 胞を無血清RPMI 1640培地で2回洗浄する。単球は10%牛脂仔血清及 びペニシリン/ストレプトマイシンを含有するRPMI 1640培地中の界面 細胞を粘着させることにより5X106細胞/ m 1の率で回収する。接着性 単球を、低パイロージエン含有M−CSF調製物(20ng/m1、Genet ics Tnstitute)の存在下に72時間インキュベートする。
実施例XX■ 宿jコ PMN れたI−CAM インヒビ −延企生 LFA/I−CAMの相互作用を阻害することのできる4F−2[r4F2C1 3J、ATCC,ロックビル、メリーランド州、と命名されたハイプリドーマ細 胞株により生産される抗ヒト単球抗体〕のFabフラグメントを、欧州特許出願 公開第0188256号に記載の手順に従って放射性標識する。実施例XXに従 って調製し、 た活性化PMNを、これらの放射性標識抗体フラグメントととも に60分間インキュベートする。このインキュベージジンで形成された結合体を 、次いで患者に注入する。
追加の放射性標識抗体フラグメントを、上記で調製した結合体とともに患者に注 入する。次いで、General Electric社製(7)STARCAM ガンマカメラを使用することにより、診断用画像を調製する。
実施例XX■ J Biol Chem、LLL:10695(1986)の記載に従って、光 親和性標識された走化性ペプチドmet−1eu−phe−gly−gly−( p−ベンゾイル−L−phe)を合成し、樹脂から切り離しそして精製する。得 られたペプチドを次いで、工J Am Chem−一影旦≦工、1」ノ1154  (195B)の記載に従って、98%ギ酸中無水酢酸と25°Cにて1時間反 応させることによりN−ホルミル化する。リジン残基のヨウ素標識は、Panu ska and Parker(Anal tica Biochemistr  lii:192−201.1987)の記載に従って行う。
実施例XX■ ゛ ペプチ゛−−人 成熟PMNに冨んだ分画を末梢血から得るために、患者にサイトフォレーシスを 施す。要するに、該PMN濃縮技術は、沈陳剤たるヒドロキシエチルデンプンと 組み合わせて行う標準的血液フォレーシスを伴うものである。患者はまた、フォ レーシス操作の直前12乃至18時間の間、プレドニゾンで前処理してもよい。
プレドニゾンは、骨髄から末梢血への成熟した好中球の放出を誘導するステロイ ドである。PMNは、典型的には、サイトフォレーシス操作当たり約30X10 9$ill胞の細胞回収率で、無菌条件下にて集められる。
実施例XX■の光親和性及び放射性核種標識ペプチドの50uM(すなわち、白 血球の走化性ペプチドリセブターを飽和するのに丁度充分な濃度のペプチド)を 、得られた白血球と共に、かかる白血球とペプチドとの結合をさせるよう約15 乃至30分間インキュベートする。得られた混合物をJ Biol Chem、 lj」−10695(1986)に記載のように1列のランプで光分解し、それ によって、3重項ビラジカルの親和性試薬を産生ずる。この試薬は今度は白血球 表面と共有結合的に結合する。
実施例XX■ の ゛ 2・とじての ペプチド 実施例XXIVの安定化された放射性核m標識走化性ペプチドの5QrlCiを 、薬剤学的に許容し得る食塩溶液と混合する。この混合物を患者に皮下注射する 。18時間後、Raytheon LFOV Angerガンマカメラを使用す ることにより、診断用画像を調製する。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成3年9月13日量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.炎症組織部位の画像化の方法であって、(1)前記組織部位に集積した活性 化された白血球と相互作用することのできる試薬である無標識の認識試薬を患者 に注入し、(2)標識された認識試薬を患者に注入し、そして、(3)前記組織 を画像化することよりなり、それによって組織の炎症を伴う医学的状態を検出し 、評価し及びモニターするものである方法。 2.前記標識された認識試薬が、N2S2、N3S、N2S3、N2S4及びN 3S3よりなる群より選ばれる化合物より形成されるキレート部分を含むもので ある、請求項1の方法。 3.前記炎症組織部位が、前記組織部位への血流の−過性減少により特徴づけら れる状態に侵されている患者の低酸素組織部位である、請求項1の方法。 4.前記組織部位が虚血性の心筋又は腸組織である、請求項3の方法。 5.前記組織部位が、コラーゲン血管機能障害又は癌に侵されているものである 、請求項3の方法。 6.前記白血球が多形核白血球又は単球である、請求項1の方法。 7.前記標識された認識試薬が111In又は99mTcで標識されたものであ る、請求項1の方法。 8.前記標識された認識試薬が、白血球活性化マーカーに対するモノクローナル 抗体又はそのフラグメントである、請求項1の方法9.前記活性化マーカーが、 活性化後に細胞表面で高められた表現を呈する白血球関連抗原のエピトープであ る、請求項8の方法。 10.前記活性化マーカーが、走化性、貪食又は殺細胞に関わる白血球表面抗原 のエビトープである、請求項9の方法。 11.炎症組織部位を画像化する方法であって、(1)前記部位に集積した活性 化された白血球と選択的に相互作用をすることのできる標識された認識試薬を患 者に注入し、そして(2)前記組織を画像化することよりなり、それによって炎 症によって媒介される組織傷害を伴う医学的状態を検出し、評価しそしてモニタ ーするものである方法。 12.前記標識された認識試薬がN2S2、N3S、N2S3、N2S4及びN 3S3よりなる群より選ばれる化合物より形成されるキレート化部分を含むもの である、請求項11の方法。 13.前記炎症組織部位が、前記組織部位への血流の一過性減少により特徴づけ られる状態に侵されている患者の低酸素組織部位である、請求項11の方法。 14.前記組織部位が虚血性心筋又は腸組織である、請求項13の方法。 15.前記組織部位がコラーゲン血管機能障害又は癌に侵されているものである 、請求項13の方法。 16.前記白血球が多形核白血球又は単球である、請求項11の方法。 17.前記標識された認識試薬が111In又は99mTcで標識されたもので ある、請求項11の方法。 18.前記標識された認識試薬が、白血球活性化マーカーに対する標識されたモ ノクローナル抗体またはそのフラグメントである、請求項11の方法。 19.前記活性化されたマーカーが、活性化後に細胞表面で高められた表現を呈 する白血球関連抗原のエピトープである、請求項18の方法。 20.前記活性化マーカーが、走化性、貪食又は殺細胞に関わる白血球表面抗原 のエピトープである、請求項19の方法。 21.前記標識された認識試薬が、白血球のホモタイプの凝集又は白血球と傷害 組織とのヘテロタイプの凝集に際して露出され又は形成されるコンフォメーショ ン依存性抗原決定基を認識することのできものである、請求項11の方法。 22.前記標識された認識試薬が、活性化された多形核白血球と傷害組織とのヘ テロタイプの凝集物に対する標識されたモノクローナル抗体またはそのフラグメ ントである、請求項21の方法。 23.前記標識された認識試薬が、活性化された多形核白血球のホモタイプの凝 集物に対する標識されたモノクローナル抗体又はそのフラグメントである、請求 項21の方法。 24.前記標識された認識試薬が、補体成分若しくはそれらのフラグメント、誘 導体若しくは類縁体または補体リセプターを認識することのできるものである、 請求項11の方法。 25.前記補体リセプターがC3、Clq、C3a又はC5aである、請求項2 4の方法。 26.前記標識された認識試薬が、前記組織部位に結合する補体成分若しくはそ れらのフラグメント、誘導体若しくは類縁体または補体リセプターに対する標識 されたモノクローナル抗体又はそのフラグメントである、請求項24の方法。 27.前記標識されたモノクローナル抗体又はそのフラグメントがC3dgに対 するものである、請求項26の方法。 28.前記補体成分が、C3a、Csa又はC3a des Argである、請 求項26の方法 29.前記標識された認識試薬が、走化性ペプチド若しくはそれらのフラグメン ト、誘導体、若しくは類縁体又は走化性ペプチドリセプターを認識することので きるものである、請求項11の方法30.前記走化性ペプチドリセプターがf− met−Ieu−pheに対するリセプターである、請求項29の方法31.前 記標識された認識試薬が標識された走化性ペプチドである、請求項29の方法 32.前記標識された走化性ペプチドが標識されたf−mct−Ieu−phe である、請求項31の方法33.前記標識された走化性ペプチドが、ペプチドの 一部として合成された追加のチロシン、リジン、システイン若しくはフェニルア ラニン残基又はそれらの類縁体を介して放射性標識されたものである、請求項3 1の方法。 34.前記標識された走化性ペプチドへ合成中にD−アミノ酸が組み込まれ、そ れによって該ペプチドのin vivoでの分解を減少させるものである、請求 項31の方法。 35.請求項31の方法であって、更に、(3)炎症部位への前記標識された走 化性ペプチドの局在と細網内皮系への前記標識されたペプチドの局在とを比較し 、ここにおいて循環性又は細網内皮細胞に対し前記標識されたペプチドの実質的 親和性が示されたときは段階(4)が必要であり、そして、必要なときは、 (4)ペプチド構造を、活性化された白血球の高親和性リセプターによって結合 される構造と一層緊密に相関させ且つ非活性化白血球のリセプターによって結合 される構造とは一層少ない緊密さで相関させるよう、アミノ酸の追加又は除去に よって標識されたペプチドのアミノ酸配列を変更することよりなり、それによっ て炎症部位の活性化された白血球に優先的に結合することのできる修飾された標 識されたペプチドを製造するものである方法。 36.前記標識された認識試薬がLFA−1、LFA−2、LFA−3、SD2 、イムノグロブリンリセプター又はロイコトリエンリセプターを認識することの できるものである、請求項11の方法。 37.前記標識された認識試薬が標識されたロイコトリエンである、請求項11 の方法 38.前記標識された認識試薬が標識された走好酸球性ペプチドである、請求項 11の方法 39.炎症組織部位の画像化の方法であって、(1)患者から白血球を抜き取り 、 (2)段階(1)の白血球を白血球の結合性部分と相互作用するこのとできる標 識された認識試薬と共にインキュベートし、(3)段階(2)にてインキュベー トした標識された認識試薬及び白血球とを前記患者に注入し、そして、(4)前 記組織を画像化することよりなり、それによって組織の炎症を伴う医学的状態を 検出し、評価し及びモニターするものである方法。 40.段階(1)の白血球を活性化する段階を更に含んでなる、請求項39の方 法。 41.前記活性化段階が、段階(1)の抜き取られた白血球を活性化剤と共にイ ンキュベートすることにより達成されるものである、請求項40の方法。 42.前記白血球が多形核白血球又は単球である、請求項41の方法。 43.前記活性化剤が白血球に酸化的バーストを生ずることのできる試薬である 、請求項41の方法。 44.前記活性化剤がGM−CSF、G−CSF、γ−インターフェロン、カル シウムイオノフォア、M−CSF、CSF−1、γ−インターフェロン又はTN Fである、請求項41の方法。 45.前記標識された認識試薬がN2S2、N3S、N2S3、N2S4及びN 3S3よりなる群より選ばれる化合物から形成されるキレート化部分を含むもの である、請求項39の方法46.前記炎症組織部位が、該組織部位への血流の− 過性減少によって特徴づけられる状態に侵されている患者の低酸素組織部位であ る、請求項39の方法。 47.段階(3)の注入に先立ち更に非標識認識試薬を注入することよりなる、 請求項39の方法。 48.前記組織部位が虚血性の心筋又は腸組織である、請求項46の方法。 49.前記組織部位が、コラーゲン血管機能障害又は癌に侵されているものであ る、請求項46の方法。 50.前記標識された認識試薬が111In又は99mTcで標識されたもので ある、請求項39の方法。 51.前記白血球の結合性部分が接着性タンパク質リセプターである、請求項3 9の方法。 52.前記白血球の結合性部分がLEU−CAMである、請求項51の方法。 53.前記白血球結合部分が接着性タンパク質である、請求項39の方法。 54.前記接着性タンパク質がLFA−1、LFA−2又はLFA−3である、 請求項53の方法。 55.前記標識された認識試薬が、LFAとI−CAM、LEU−CAM又は実 質上それらの機能的等価物との相互作用を阻害することのできるものである、請 求項51の方法。 56.前記の標識された認識試薬が標識されたモノクローナル抗体又はそのフラ グメントである、請求項55の方法。 57.前記標識された認識試薬か標識されたI−CAM又は実質上その機能的等 価物である、請求項55の方法。 58.段階(3)と同時に又は接近した時間的関係をもって患者に抗LFA F ab又はF(ab′)2フラグメントを更に注入することよりなる、請求項39 の方法。 59.前記白血球の結合性部分が走化性ペプチドリセプターである、請求項39 の方法。 60.前記走化性ペプチドリセプターがf−met−Ieu−pheに対するリ セプターである、請求項59の方法。 61.前記標識された認識試薬が、標識された走化性ペプチド若しくはそれらの フラグメント、誘導体若しくは類縁体又は標識された走化性ペプチドリセプター インヒピターである、請求項59の方法。 62.前記標識された走化性ペプチドが標識されたf−met−Ieu−phe である、請求項61の方法。 63.前記標識された走化性ペプチドが、ペプチドの一部として合成された追加 のチロシン、リジン、システイン若しくはフェニルアラニン残基又はそれらの類 縁体を介して放射性標識されたものである、請求項61の方法。 64.前記標識された走化性ペプチドへ合成中にD−アミノ酸が組み込まれ、そ れによって該ペプチドのin vivoでの分解を減少させるものである、請求 項61の方法。 65.請求項61の方法であって、更に、(5)炎症部位への前記標識された走 化性ペプチドの局在と細網内皮系への前記標識されたペプチドの局在とを比較し 、ここにおいて循環性又は細網内皮細胞に対し前記標識されたペプチドの実質的 親和性が示されたときは段階(6)が必要であり、そして、必要なときは、 (6)ペプチド構造を、活性化された白血球の高親和性リセプターによって結合 される構造と一層緊密に相関させ且つ非活性化白血球のリセプターによって結合 される構造とは一層少ない緊密さで相関させるよう、アミノ酸の追加又は除去に よって標識されたペプチドのアミノ酸配列を変更することよりなり、それによっ て炎症部位の活性化された白血球に優先的に結合することのできる修飾された標 識されたペプチドを製造するものである方法。 66.前記白血球の結合性部分が補体リセプターである、請求項39の方法。 67.前記補体リセプターがC3a又はCsaである、請求項66の方法。 68.前記白血球結合性部分が、白血球の活性化に際して上方制御される白血球 表面抗原である、請求項39の方法。 69.前記標識された認識試薬が、上方制御された白血球表面抗原を認識するこ とのできるモノクローナル抗体の標識されたFab又はF(ab′)2フラグメ ントである、請求項68の方法。 70.活性化された白血球のヘテロタイプの凝集物に対するモノクローナル抗体 。 71.活性化された白血球のホモタイプの凝集物に対するモノクローナル抗体。 72.炎症組織部位の画像化の方法であって、(1)患者から白血球を抜き取り 、 (2)親和性標識及び放射性核種標識を含有する走化性ペプチド若しくはそのフ ラグメント、誘導体又は類縁体を構成し、(3)段階(1)の白血球と段階(2 )のペプチドとをそれらが結合するに充分な時間インキュベートし、(4)前記 親和性標識を活性化し、 (5)段階(4)で得られた標識されたペプチドと白血球とを患者に注入し、そ して、 (6)前記組織部位を画像化することよりなり、それによって組織の炎症を伴う 医学的状態を検出し、評価し及びモニターするものである方法。 73,前記親和性標識が光親和性標識である、請求項72の方法。 74.前記ペプチドが式、 f−M−L−F−スペーサー−X 〔式中、Xは、チロシン、システイン又はリジンよりなる群より選ばれる〕で示 されるものである、請求項72の方法。 75.前記スペーサーが0乃至約5個のグリシン部分である、請求項74の方法 。 76.前記光親和性標識がp−ベンゾイル−L−pheである、請求項73の方 法。 77.前記光親和性標識が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、1*は放射性ヨウ素である)で示されるものである、請求項73の方法 。 78.前記光親和性標識が、N−(4−(4−′アジド−3′−〔125I〕イ オドフェニルアゾ)ベンゾイル)−N′−ヒドロキシズシンイミドである、請求 項73の方法。
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