JPH0450410B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0450410B2 JPH0450410B2 JP59218767A JP21876784A JPH0450410B2 JP H0450410 B2 JPH0450410 B2 JP H0450410B2 JP 59218767 A JP59218767 A JP 59218767A JP 21876784 A JP21876784 A JP 21876784A JP H0450410 B2 JPH0450410 B2 JP H0450410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- grid
- supports
- horizontal
- embroidery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 4
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C9/00—Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
- D05C9/08—Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with horizontal needles
- D05C9/10—Work holders or carriers
- D05C9/14—Suspension or balancing arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、駆動部を介して鉛直及び水平方向で
移動可能な刺しゆう格子を有する刺しゆう機であ
つて、前記刺しゆう格子が周囲を閉じられた刺し
ゆう格子フレームを有しており、該刺しゆう格子
フレームが、鉛直駆動部によつて高さ調節される
支えによつて支持されており、かつ水平駆動部
が、刺しゆう格子フレームの少なくとも1つの側
方ビームに作用するようになつている形式のもの
を関する。
移動可能な刺しゆう格子を有する刺しゆう機であ
つて、前記刺しゆう格子が周囲を閉じられた刺し
ゆう格子フレームを有しており、該刺しゆう格子
フレームが、鉛直駆動部によつて高さ調節される
支えによつて支持されており、かつ水平駆動部
が、刺しゆう格子フレームの少なくとも1つの側
方ビームに作用するようになつている形式のもの
を関する。
従来の技術
刺しゆう機ひいては刺しゆう格子の長さが長い
ことによつて、常に刺しゆう格子の安定性が問題
となり、とりわけきたないあるいはゆがんだ刺し
ゆう模様を避けるために、刺しゆう格子の比較的
短い行程の調節運動が全ての個所で同じ大きさに
ならなければならない。
ことによつて、常に刺しゆう格子の安定性が問題
となり、とりわけきたないあるいはゆがんだ刺し
ゆう模様を避けるために、刺しゆう格子の比較的
短い行程の調節運動が全ての個所で同じ大きさに
ならなければならない。
刺しゆう格子及び特にこのような大きな長さ及
び数階に互いに上下に配置された製品用ビームは
大きな質量を有しており、この質量が、刺しゆう
するさいに迅速に連続する移動運動によつて動か
されなければならない。その結果、従来公知の刺
しゆう機においては、刺しゆう格子の平面内でね
じれ現象、とりわけ所謂「平行四辺形移動」、要
するに周囲を閉じられた刺しゆう格子フレームの
角隅結合部における角度のずれが生じる。このよ
うな現象はとりわけ、水平運動を格子に伝達する
部材、つまりほとんど1つ又は2つの平行な水平
に延びるラツク又は類似のものが、定置の機械フ
レームに関して常に同じ高さにあり、これに対し
て刺しゆう格子が刺しゆうの進みに応じて高く又
は低く位置することによつて生じる。このことに
よつて水平の運動導入の作用点が、運転中に刺し
ゆう格子の重心もしくは水平運動を伝達する上方
及び下方の水平フレーム部材に対してずれる。こ
のことにより、刺しゆう格子の位置に応じて角度
のずれが大きくなつたり小さくなつたりする。2
つの互いに平行に配置された部材、たとえばラツ
ク又は類似のものを水平駆動導入のために刺しゆ
う格子フレームの側方ビームに配置することによ
り、平行四辺形移動の欠点をわずかに和らげるこ
とができるが、しかし排除することはできない。
び数階に互いに上下に配置された製品用ビームは
大きな質量を有しており、この質量が、刺しゆう
するさいに迅速に連続する移動運動によつて動か
されなければならない。その結果、従来公知の刺
しゆう機においては、刺しゆう格子の平面内でね
じれ現象、とりわけ所謂「平行四辺形移動」、要
するに周囲を閉じられた刺しゆう格子フレームの
角隅結合部における角度のずれが生じる。このよ
うな現象はとりわけ、水平運動を格子に伝達する
部材、つまりほとんど1つ又は2つの平行な水平
に延びるラツク又は類似のものが、定置の機械フ
レームに関して常に同じ高さにあり、これに対し
て刺しゆう格子が刺しゆうの進みに応じて高く又
は低く位置することによつて生じる。このことに
よつて水平の運動導入の作用点が、運転中に刺し
ゆう格子の重心もしくは水平運動を伝達する上方
及び下方の水平フレーム部材に対してずれる。こ
のことにより、刺しゆう格子の位置に応じて角度
のずれが大きくなつたり小さくなつたりする。2
つの互いに平行に配置された部材、たとえばラツ
ク又は類似のものを水平駆動導入のために刺しゆ
う格子フレームの側方ビームに配置することによ
り、平行四辺形移動の欠点をわずかに和らげるこ
とができるが、しかし排除することはできない。
確かに、角隅結合部を著しく補強することによ
つて、刺しゆう格子フレームの安定性を高めるこ
とが考えられる。しかしこのような構成は、必然
的に刺しゆう格子の重量もしくは質量を著しく大
きくすることになる。さらに、今日望まれている
ような高い刺しゆう速度のばあいにはとりわけ、
駆動部に耐えられない程の負荷がかけられる。
つて、刺しゆう格子フレームの安定性を高めるこ
とが考えられる。しかしこのような構成は、必然
的に刺しゆう格子の重量もしくは質量を著しく大
きくすることになる。さらに、今日望まれている
ような高い刺しゆう速度のばあいにはとりわけ、
駆動部に耐えられない程の負荷がかけられる。
発明の課題
本発明の課題は、刺しゆう速度が高くかつ刺し
ゆう格子が長くしかも高いばあいにも、刺しゆう
格子の平面内でねじれ現象もしくは角度のずれが
実際に排除されかつ刺しゆう格子のために簡単な
構成を選ぶことができるような前述の形式の刺し
ゆう機を改良することである。
ゆう格子が長くしかも高いばあいにも、刺しゆう
格子の平面内でねじれ現象もしくは角度のずれが
実際に排除されかつ刺しゆう格子のために簡単な
構成を選ぶことができるような前述の形式の刺し
ゆう機を改良することである。
課題を解決するための手段
前述の課題を解決するために溝じた手段は、刺
しゆう格子フレームの少なくとも1つの側方ビー
ムが鉛直方向で移動可能に、ガイドレールに保持
されており、該鉛直のガイドレールから少なくと
も1つの水平な支持体が突出しており、該支持体
がガイドレールと一緒に、曲げに対して強いT字
状の構成部材を形成してかつ支持体が定置の機械
フレームに沿つて水平方向で案内されており、さ
らに水平駆動部が、ガイドレール及び支持体から
成る単数もしくは複数の構成部材に係合すること
である。
しゆう格子フレームの少なくとも1つの側方ビー
ムが鉛直方向で移動可能に、ガイドレールに保持
されており、該鉛直のガイドレールから少なくと
も1つの水平な支持体が突出しており、該支持体
がガイドレールと一緒に、曲げに対して強いT字
状の構成部材を形成してかつ支持体が定置の機械
フレームに沿つて水平方向で案内されており、さ
らに水平駆動部が、ガイドレール及び支持体から
成る単数もしくは複数の構成部材に係合すること
である。
さらに、申し分ない案内を得るために有利な実
施態様により、支持体の長さが、ガイドレールの
半分の長さより長く、有利にはその半分の長さの
ほぼ1.5倍である。
施態様により、支持体の長さが、ガイドレールの
半分の長さより長く、有利にはその半分の長さの
ほぼ1.5倍である。
唯1つの支持体しか配置されていないばあいに
は、支持体がガイドレールの有利にはほぼ中央で
それから刺しゆう格子内へ突出して配置されてい
ると、刺しゆう工具のための通路を妨害するとい
う危険が生じる。
は、支持体がガイドレールの有利にはほぼ中央で
それから刺しゆう格子内へ突出して配置されてい
ると、刺しゆう工具のための通路を妨害するとい
う危険が生じる。
このような欠点は、本発明の有利な実施態様に
より、鉛直のガイドレールから、間隔を置いて互
いに平行に延びる2つの水平な支持体が突出して
おり、該支持体がそれぞれ曲げに対して強くガイ
ドレールと結合されていることによつて避けられ
る。このような配置によつてさらに、支持体の水
平案内のためのガイド部を、機械フレームの存在
する水平の支持体に直接固定することができる。
より、鉛直のガイドレールから、間隔を置いて互
いに平行に延びる2つの水平な支持体が突出して
おり、該支持体がそれぞれ曲げに対して強くガイ
ドレールと結合されていることによつて避けられ
る。このような配置によつてさらに、支持体の水
平案内のためのガイド部を、機械フレームの存在
する水平の支持体に直接固定することができる。
水平運動を刺しゆう格子フレームへ伝達するさ
いに良好な安定性を得るために、有利な実施態様
では、単数又は複数の支持体を定置の機械フレー
ムに沿つて案内するために、それぞれ1つの水平
のレールが配置されており、しかも一面では単数
もしくは複数の支持体の少なくとも片持式の端部
に、かつ他面では鉛直なガイドレールの範囲にお
いて、水平の定置のレールの両側にガイドローラ
が支持されている。
いに良好な安定性を得るために、有利な実施態様
では、単数又は複数の支持体を定置の機械フレー
ムに沿つて案内するために、それぞれ1つの水平
のレールが配置されており、しかも一面では単数
もしくは複数の支持体の少なくとも片持式の端部
に、かつ他面では鉛直なガイドレールの範囲にお
いて、水平の定置のレールの両側にガイドローラ
が支持されている。
あらゆる傾斜を避けるために、水平駆動部がガ
イドレールの長さのほぼ中央に、要するに支持体
の範囲に係合すると有利である。
イドレールの長さのほぼ中央に、要するに支持体
の範囲に係合すると有利である。
水平駆動部が、単数もしくは複数の支持体とは
反対側でガイドレールに係合しており、かつ単数
もしくは複数の支持体が刺しゆう格子平面に対し
て平行に整合されて刺しゆう格子の範囲内に突入
する。
反対側でガイドレールに係合しており、かつ単数
もしくは複数の支持体が刺しゆう格子平面に対し
て平行に整合されて刺しゆう格子の範囲内に突入
する。
すでに準備されて存在する刺しゆう機に有利に
適合されるために、単数又は複数の支持体がガイ
ドレールから水平方向に刺しゆう格子フレームか
ら突出しており、さらに少なくとも一方の支持体
がラツク成形材を支持しており、該成形材が、駆
動軸及び駆動ピニオンと一緒に水平駆動部を形成
している。
適合されるために、単数又は複数の支持体がガイ
ドレールから水平方向に刺しゆう格子フレームか
ら突出しており、さらに少なくとも一方の支持体
がラツク成形材を支持しており、該成形材が、駆
動軸及び駆動ピニオンと一緒に水平駆動部を形成
している。
さらに有利には、側方ビームがローラを介して
ガイドレールの内側に支持されており、しかもそ
れぞれ1つのローラ対が側方ビームの上側及び下
側端部に配置されており、さらにガイドレールが
U字横断面として形成されており、かつガイドレ
ールの端部範囲においてローラ対の移動長さにわ
たつて案内面を有する成形レールが取付けられて
いる。
ガイドレールの内側に支持されており、しかもそ
れぞれ1つのローラ対が側方ビームの上側及び下
側端部に配置されており、さらにガイドレールが
U字横断面として形成されており、かつガイドレ
ールの端部範囲においてローラ対の移動長さにわ
たつて案内面を有する成形レールが取付けられて
いる。
実施例
図示の刺しゆ機は、大体において定置の機械フ
レームと、水平かつ鉛直運動可能な刺しゆう格子
とから成つている。定置の機械フレームのうち、
ほぼ鉛直に走行する支持部材2の区分のみが示さ
れている。このような支持部材2の上方端部の範
囲に、高さ調節可能なトラバース3が保持されて
おり、このトラバースが、鉛直駆動部によつて高
さ調節されかつ以下にさらに説明される刺しゆう
格子のための支えを形成する。トラバース3はガ
イド部材4に保持されている。ガイド部材4には
ラツク5が係合しており、このラツクにピニオン
6がかみ合う。刺しゆう格子の必要な鉛直調節に
応じて、ピニオン6の相応する回転運動によつて
ラツク5が上方へ移動もしくは下方へ運動せしめ
られ、従つてトラバース3が相応して昇降され
る。
レームと、水平かつ鉛直運動可能な刺しゆう格子
とから成つている。定置の機械フレームのうち、
ほぼ鉛直に走行する支持部材2の区分のみが示さ
れている。このような支持部材2の上方端部の範
囲に、高さ調節可能なトラバース3が保持されて
おり、このトラバースが、鉛直駆動部によつて高
さ調節されかつ以下にさらに説明される刺しゆう
格子のための支えを形成する。トラバース3はガ
イド部材4に保持されている。ガイド部材4には
ラツク5が係合しており、このラツクにピニオン
6がかみ合う。刺しゆう格子の必要な鉛直調節に
応じて、ピニオン6の相応する回転運動によつて
ラツク5が上方へ移動もしくは下方へ運動せしめ
られ、従つてトラバース3が相応して昇降され
る。
トラバース3にはガイド条片7が固定されてお
り、このガイド条片に刺しゆう格子フレーム1が
ガイドローラ8を介して懸架されている。このば
あいそれぞれ1つのガイドローラ対が配置されて
おり、このガイドローラ対の両側にそれぞれ1つ
のガイド条片7が配置されている。このことによ
つて、刺しゆう格子フレーム1の高さ調節が簡単
な形式で保証されている。
り、このガイド条片に刺しゆう格子フレーム1が
ガイドローラ8を介して懸架されている。このば
あいそれぞれ1つのガイドローラ対が配置されて
おり、このガイドローラ対の両側にそれぞれ1つ
のガイド条片7が配置されている。このことによ
つて、刺しゆう格子フレーム1の高さ調節が簡単
な形式で保証されている。
刺しゆう格子フレーム1は、両方の側方ビーム
9,10と上方及び下方の縦レール11とから成
る。側方ビーム9,10には、周知の形式で製品
用ビーム12が支承されている。側方ビーム9,
10の間の範囲において別のレール13が鉛直方
向で走行可能に配置されており、このレールが製
品用ビーム12のための調節可能な支持部材14
を有している。このレールは、ばあいによつては
主懸架部に対して付加的に相応するガイド条片7
に係合することができる。
9,10と上方及び下方の縦レール11とから成
る。側方ビーム9,10には、周知の形式で製品
用ビーム12が支承されている。側方ビーム9,
10の間の範囲において別のレール13が鉛直方
向で走行可能に配置されており、このレールが製
品用ビーム12のための調節可能な支持部材14
を有している。このレールは、ばあいによつては
主懸架部に対して付加的に相応するガイド条片7
に係合することができる。
刺しゆう格子フレーム1の側方ビーム9は、本
発明によりガイドレール15に鉛直方向で移動可
能に保持されている。このような鉛直方向のガイ
ドレール15から水平方向の支持体16が突出し
ており、支持体16は定置の機械フレームにおい
て水平方向で案内されている。刺しゆう格子フレ
ーム1の水平駆動部が、ピニオン17及びラツク
18を介して、ガイドレール15及び支持体16
から形成された構成部材19に係合する。ガイド
レール15及び支持体16は、これらが一緒に曲
げに対して強いT字状の構成部材19を形成する
ように互いに結合されている。このことによつ
て、刺しゆう格子フレームの水平方向移動のため
の力を刺しゆう格子の高さ全体にわたつて均一に
伝達させることができ、従つて刺しゆう格子がね
じれない。正に、刺しゆうされる小さな模様のば
あいには、刺しゆう格子平面の各個所において正
確に同じ運動を行なうことが必要である。支持体
16及び剛性に結合されたガイドレール15の特
別な案内によつて、刺しゆう格子フレーム1の片
側が負荷されるということが確実に避けられる。
発明によりガイドレール15に鉛直方向で移動可
能に保持されている。このような鉛直方向のガイ
ドレール15から水平方向の支持体16が突出し
ており、支持体16は定置の機械フレームにおい
て水平方向で案内されている。刺しゆう格子フレ
ーム1の水平駆動部が、ピニオン17及びラツク
18を介して、ガイドレール15及び支持体16
から形成された構成部材19に係合する。ガイド
レール15及び支持体16は、これらが一緒に曲
げに対して強いT字状の構成部材19を形成する
ように互いに結合されている。このことによつ
て、刺しゆう格子フレームの水平方向移動のため
の力を刺しゆう格子の高さ全体にわたつて均一に
伝達させることができ、従つて刺しゆう格子がね
じれない。正に、刺しゆうされる小さな模様のば
あいには、刺しゆう格子平面の各個所において正
確に同じ運動を行なうことが必要である。支持体
16及び剛性に結合されたガイドレール15の特
別な案内によつて、刺しゆう格子フレーム1の片
側が負荷されるということが確実に避けられる。
申し分ない案内を得るために、支持体16の長
さがガイドレール15の半分の長さより長いと好
都合である。しかも、支持体16の長さが、ガイ
ドレール15の半分の長さのほぼ1.5倍に相応す
ると有利である。もちろん、支持体16とガイド
レール15との間の結合部において、たとえば角
隅補強板27によつて示されるような(第1図)
十分な角隅補強が考慮されている。
さがガイドレール15の半分の長さより長いと好
都合である。しかも、支持体16の長さが、ガイ
ドレール15の半分の長さのほぼ1.5倍に相応す
ると有利である。もちろん、支持体16とガイド
レール15との間の結合部において、たとえば角
隅補強板27によつて示されるような(第1図)
十分な角隅補強が考慮されている。
支持体16と定置の機械フレームに沿つて案内
するために水平方向のレール20が配置されてお
り、要するにこのレールは定置の機械フレームと
不動に結合されている。支持体16の片持式の端
部と、鉛直のガイドレール15の範囲とにおい
て、レール20の両側にガイドローラ対21,2
2が設けられている。これらの両ガイドローラ対
21,22の間隔が比較的大きいことによつて、
水平方向運動の伝達時に、整然とした剛性が刺し
ゆう格子フレーム1において得られる。
するために水平方向のレール20が配置されてお
り、要するにこのレールは定置の機械フレームと
不動に結合されている。支持体16の片持式の端
部と、鉛直のガイドレール15の範囲とにおい
て、レール20の両側にガイドローラ対21,2
2が設けられている。これらの両ガイドローラ対
21,22の間隔が比較的大きいことによつて、
水平方向運動の伝達時に、整然とした剛性が刺し
ゆう格子フレーム1において得られる。
第1図及び第2図の実施例に示すように、ピニ
オン17とラツク18とによつて形成された水平
駆動部がガイドレール15の長さのほぼ中央に、
要するにガイドレール15に結合された支持体1
6の範囲に係合するばあいには、前述のことによ
つて傾斜がなお排除される。このような第1実施
例においては、水平駆動部が、支持体16とは反
対の側のガイドレール15に係合する。このこと
によつて支持体16が、刺しゆう格子平面に対し
て平行に向くことができ、かつ刺しゆう格子の範
囲内に突入することができる。このような範囲に
は、一般的にこのような構造体を収容するための
十分なスペースが存在しており、従つて刺しゆう
機の構造全体を拡大する必要はない。
オン17とラツク18とによつて形成された水平
駆動部がガイドレール15の長さのほぼ中央に、
要するにガイドレール15に結合された支持体1
6の範囲に係合するばあいには、前述のことによ
つて傾斜がなお排除される。このような第1実施
例においては、水平駆動部が、支持体16とは反
対の側のガイドレール15に係合する。このこと
によつて支持体16が、刺しゆう格子平面に対し
て平行に向くことができ、かつ刺しゆう格子の範
囲内に突入することができる。このような範囲に
は、一般的にこのような構造体を収容するための
十分なスペースが存在しており、従つて刺しゆう
機の構造全体を拡大する必要はない。
他面では、刺しゆう格子高さのほぼ中央で前述
のように刺しゆう格子の範囲内に突入する支持体
が、刺しゆう工具における操作を侵害する。そこ
で第3図の変化実施例において示された二重に配
置された装置により、このような欠点を取除くこ
とができる。図面に示すように、ガイドレール1
5のほぼ中央から突出する1つの支持体16の代
わりに、符号28,29で示された2つの支持体
が設けられており、該支持体28,29は、互い
に間隔を置いて互いに平行にガイドレール15か
ら突出して延びており、かつ支持体はそれぞれT
字状に、しかも有利には角隅補強板27を介して
曲げに対して強くガイドレールと結合されてい
る。支持体が二重構造である点を除いて、第3図
による実施例に示す全ての部材は、第1図及び第
2図による実施例に示す部材と同じ符号で示され
ている。
のように刺しゆう格子の範囲内に突入する支持体
が、刺しゆう工具における操作を侵害する。そこ
で第3図の変化実施例において示された二重に配
置された装置により、このような欠点を取除くこ
とができる。図面に示すように、ガイドレール1
5のほぼ中央から突出する1つの支持体16の代
わりに、符号28,29で示された2つの支持体
が設けられており、該支持体28,29は、互い
に間隔を置いて互いに平行にガイドレール15か
ら突出して延びており、かつ支持体はそれぞれT
字状に、しかも有利には角隅補強板27を介して
曲げに対して強くガイドレールと結合されてい
る。支持体が二重構造である点を除いて、第3図
による実施例に示す全ての部材は、第1図及び第
2図による実施例に示す部材と同じ符号で示され
ている。
側方ビーム9が、ローラ対23,24を介して
ガイドレール15の内側に支持されており、この
ばあいそれぞれのローラ対が側方ビーム9の上側
端部及び下側端部に配置されている。このことに
よつて、刺しゆう格子の水平方向送りのための力
の伝達が刺しゆう格子の角隅において行なわれ、
従つて刺しゆう格子の正確に直線的な移動が、斜
め移動せずに、要するに傾斜することなしに行な
われる。図示の実施例において、ガイドレール1
5がU字状成形材として形成されており、ガイド
レールの上方端部及び下方端部において案内面を
有する成形レール25,26が取付けられてお
り、この成形レールにローラ対23,24が係合
する。ばあいによつては、ガイドレール15の中
間範囲に類似のようにローラ対を配置することも
できる。
ガイドレール15の内側に支持されており、この
ばあいそれぞれのローラ対が側方ビーム9の上側
端部及び下側端部に配置されている。このことに
よつて、刺しゆう格子の水平方向送りのための力
の伝達が刺しゆう格子の角隅において行なわれ、
従つて刺しゆう格子の正確に直線的な移動が、斜
め移動せずに、要するに傾斜することなしに行な
われる。図示の実施例において、ガイドレール1
5がU字状成形材として形成されており、ガイド
レールの上方端部及び下方端部において案内面を
有する成形レール25,26が取付けられてお
り、この成形レールにローラ対23,24が係合
する。ばあいによつては、ガイドレール15の中
間範囲に類似のようにローラ対を配置することも
できる。
このばあい、ガイドレールに対して直角に位置
する回転軸線を有するローラが設けられているこ
とも明らかであり、このことによつて、刺しゆう
格子を鉛直方向に正確に整合することが保証され
ている。ガイドローラ対23,24及び相応する
整合ローラを正確に配置することは種々の形式で
行なわれ、このばあい側方ビーム9のための成形
材の特別な構成を関係させることもできる。第2
図の上側には、側方ビーム9のための中空成形材
のみが示されている。ここにおいて、ガイドロー
ラ対23,24を受容することができるように、
適当に長くされた側方フランジなどが設けられる
ことは明らかである。しかし、このことは必要に
応じて形成される構造である。
する回転軸線を有するローラが設けられているこ
とも明らかであり、このことによつて、刺しゆう
格子を鉛直方向に正確に整合することが保証され
ている。ガイドローラ対23,24及び相応する
整合ローラを正確に配置することは種々の形式で
行なわれ、このばあい側方ビーム9のための成形
材の特別な構成を関係させることもできる。第2
図の上側には、側方ビーム9のための中空成形材
のみが示されている。ここにおいて、ガイドロー
ラ対23,24を受容することができるように、
適当に長くされた側方フランジなどが設けられる
ことは明らかである。しかし、このことは必要に
応じて形成される構造である。
刺しゆう格子の側方ビームのためのガイドレー
ルが設けられていること必要でありかつ重要であ
り、このガイドレールに、直角に突出していて定
置の機械部分において水平方向で案内される支持
体16が曲げに対して強く係合し、このことによ
つてT字状の構成部材が形成され、この構成部材
が、刺しゆう格子の平面において傾斜に対する安
定性、要するに角度を正確に維持することを保証
する。刺しゆう格子フレーム1の縦レール11
は、これに応じて弱く設計されることができ、従
つて付加的に重量を節減することができる。
ルが設けられていること必要でありかつ重要であ
り、このガイドレールに、直角に突出していて定
置の機械部分において水平方向で案内される支持
体16が曲げに対して強く係合し、このことによ
つてT字状の構成部材が形成され、この構成部材
が、刺しゆう格子の平面において傾斜に対する安
定性、要するに角度を正確に維持することを保証
する。刺しゆう格子フレーム1の縦レール11
は、これに応じて弱く設計されることができ、従
つて付加的に重量を節減することができる。
図示の実施例のばあい、刺しゆう格子が、側方
ビーム9,10及びこれらの間に位置するレール
13を介してトラバース3に懸架されている。も
ちろん、ガイド条片7がトラバースの代わりに鉛
直の支持部材2の範囲にそれぞれ配置されひいて
はガイド条片7が直接ガイド部材4と結合される
ことも可能である。このばあい、本発明による構
成に基づいて、連続するトラバースを必要とする
のではなく、適当に補強された、それぞれの支持
部材2に配置された鉛直運動のための駆動部によ
つて高さ調節されるガイド条片7を配置すること
で十分である。このばあいトラバースのための材
料が省略されるので、重量がさらに節減される。
このことによつて鉛直運動のための運転時になお
重量負荷が小さくされ、従つてこのように形成さ
れた刺しゆう機の回転数をさらに上昇させること
ができる。
ビーム9,10及びこれらの間に位置するレール
13を介してトラバース3に懸架されている。も
ちろん、ガイド条片7がトラバースの代わりに鉛
直の支持部材2の範囲にそれぞれ配置されひいて
はガイド条片7が直接ガイド部材4と結合される
ことも可能である。このばあい、本発明による構
成に基づいて、連続するトラバースを必要とする
のではなく、適当に補強された、それぞれの支持
部材2に配置された鉛直運動のための駆動部によ
つて高さ調節されるガイド条片7を配置すること
で十分である。このばあいトラバースのための材
料が省略されるので、重量がさらに節減される。
このことによつて鉛直運動のための運転時になお
重量負荷が小さくされ、従つてこのように形成さ
れた刺しゆう機の回転数をさらに上昇させること
ができる。
さらに、トラバースを省略することによつて、
トラバースを有する刺しゆう機に比べて、刺しゆ
う格子の大きさ及び格子の高さ運動に関連して機
械全高を小さくすることができるという利点があ
る。このことによつてスペースの高さを、トラバ
ースを有する刺しゆう機に比べて25%まで低くす
ることができる。
トラバースを有する刺しゆう機に比べて、刺しゆ
う格子の大きさ及び格子の高さ運動に関連して機
械全高を小さくすることができるという利点があ
る。このことによつてスペースの高さを、トラバ
ースを有する刺しゆう機に比べて25%まで低くす
ることができる。
見透しを良くする理由により、図面においては
刺しゆう格子の側方のガイド部は示されていな
い。しかしこの側方のガイド部の存在は、刺しゆ
う格子が常に鉛直方向で整合されなければならな
いので自明のことであるが、刺しゆう格子フレー
ム平面に対して直角に、刺しゆう格子フレームに
負荷がかからないので、ここにおいて以下の説明
を省略する。刺しゆう格子フレームは、本発明の
ばあいには、これが水平方向の力を伝達するため
及び製品用のビームの保持のために必要なばあい
にのみ強く設計されればよい。第1図において外
側の右側の側方ビーム10、要するに刺しゆう自
動操作部ひいては駆動部とは反対側の、かつガイ
ドレールと剛性結合されていない側方ビーム10
も、本発明の構成により比較的弱く設計されるこ
とができる。
刺しゆう格子の側方のガイド部は示されていな
い。しかしこの側方のガイド部の存在は、刺しゆ
う格子が常に鉛直方向で整合されなければならな
いので自明のことであるが、刺しゆう格子フレー
ム平面に対して直角に、刺しゆう格子フレームに
負荷がかからないので、ここにおいて以下の説明
を省略する。刺しゆう格子フレームは、本発明の
ばあいには、これが水平方向の力を伝達するため
及び製品用のビームの保持のために必要なばあい
にのみ強く設計されればよい。第1図において外
側の右側の側方ビーム10、要するに刺しゆう自
動操作部ひいては駆動部とは反対側の、かつガイ
ドレールと剛性結合されていない側方ビーム10
も、本発明の構成により比較的弱く設計されるこ
とができる。
本発明による構成によつて常に正確な角度が刺
しゆう格子フレームにおいて維持されること、要
するに水平な部材が鉛直な部材に対して常に直角
に整合されていることが必要でありかつ重要であ
る。要するに刺しゆう格子の平面において傾斜さ
れていない。このことは、ガイドレール15と、
これに配置された支持体16とが、定置の機械フ
レームと関連することによつて正に達成される。
しゆう格子フレームにおいて維持されること、要
するに水平な部材が鉛直な部材に対して常に直角
に整合されていることが必要でありかつ重要であ
る。要するに刺しゆう格子の平面において傾斜さ
れていない。このことは、ガイドレール15と、
これに配置された支持体16とが、定置の機械フ
レームと関連することによつて正に達成される。
特に長い刺しゆう機のばあい、第1図又は第3
図に相応して考えられる構成部材19が、とりわ
け両側の水平駆動部を有する刺しゆう機のばあい
には両側の側方ビーム9,10のそれぞれに配属
されることも明らかである。しかし、比較的長い
構成の刺しゆう機のばあいにも、構成部材19が
刺しゆう格子の片側に配置されれば十分であるこ
とが実際により示されている。
図に相応して考えられる構成部材19が、とりわ
け両側の水平駆動部を有する刺しゆう機のばあい
には両側の側方ビーム9,10のそれぞれに配属
されることも明らかである。しかし、比較的長い
構成の刺しゆう機のばあいにも、構成部材19が
刺しゆう格子の片側に配置されれば十分であるこ
とが実際により示されている。
従来の一般的な駆動部を使用するばあい、図面
において左側に示された支持部材2が、刺しゆう
格子の左側端部の外側の側方に、要するにガイド
レール15のすぐ側方に配置されなければならな
い。このことは、ラツク駆動部が直線的に自動操
作部から機械的に伝達されなければならないので
必要である。ガイド条片7を直接支持部材2に配
置する前述の構成は、たとえば図示及びすでに述
べた、刺しゆう格子の水平及び鉛直の調節運動の
ための駆動部の代わりに、ラツク5もしくは18
及びピニオン6もしくは17の形式で、ステツプ
モータによる駆動部、液力式駆動部又は類似のも
のが設けられるばあいに、とりわけ有利に取付け
られている。このばあい支持部材2を、刺しゆう
格子ひいてはガイドレール15の水平運動に関連
して中央範囲で移動させることができ、従つてガ
イド条片7を直接ガイド部材4に固定させること
ができ、このガイド部材は確かに支持部材2に沿
つて滑動する。
において左側に示された支持部材2が、刺しゆう
格子の左側端部の外側の側方に、要するにガイド
レール15のすぐ側方に配置されなければならな
い。このことは、ラツク駆動部が直線的に自動操
作部から機械的に伝達されなければならないので
必要である。ガイド条片7を直接支持部材2に配
置する前述の構成は、たとえば図示及びすでに述
べた、刺しゆう格子の水平及び鉛直の調節運動の
ための駆動部の代わりに、ラツク5もしくは18
及びピニオン6もしくは17の形式で、ステツプ
モータによる駆動部、液力式駆動部又は類似のも
のが設けられるばあいに、とりわけ有利に取付け
られている。このばあい支持部材2を、刺しゆう
格子ひいてはガイドレール15の水平運動に関連
して中央範囲で移動させることができ、従つてガ
イド条片7を直接ガイド部材4に固定させること
ができ、このガイド部材は確かに支持部材2に沿
つて滑動する。
第4図に示された実施例によつて、すでに存在
する刺しゆう機を簡単に備え付けることができ
る。このような従来の刺しゆう機は、刺しゆう格
子フレームに係合する2つの水平のラツクを介し
て水平駆動を行なう。
する刺しゆう機を簡単に備え付けることができ
る。このような従来の刺しゆう機は、刺しゆう格
子フレームに係合する2つの水平のラツクを介し
て水平駆動を行なう。
第4図による実施例は、第1図〜第3図による
実施例とは次の点で異なつている。つまりガイド
レール15と曲げに対して強く結合された2つの
支持体32,33が刺しゆう格子フレーム内に突
入しておらず、ガイドレール15の刺しゆう格子
平面において刺しゆう格子から水平方向で離れ
て、水平駆動部のための駆動ピニオン36を有す
る従来の鉛直駆動軸35の範囲内に突入している
ことである。ピニオン36は、従来の駆動部の一
般的なラツクに係合する代わりに、ラツク成形材
34に係合しており、ラツク成形材はそれぞれ、
配属された支持体と不動に結合されていてかつほ
とんどのばあいガイドレール15と結合されてお
り、要するに本発明による曲げ強さの構成部材1
9の構成要素を形成する。要するに原理的には、
このような実施例においては、従来の刺しゆう機
にすでに存在するラツクが補強され、かつ極めて
強い支持体がこれらに固定されたラツク成形材に
よつて拡張され、このばあいラツク成形材は、刺
しゆう格子フレームの側方ビーム9を保持するガ
イドレールと本発明により曲げに対して強く結合
されている。
実施例とは次の点で異なつている。つまりガイド
レール15と曲げに対して強く結合された2つの
支持体32,33が刺しゆう格子フレーム内に突
入しておらず、ガイドレール15の刺しゆう格子
平面において刺しゆう格子から水平方向で離れ
て、水平駆動部のための駆動ピニオン36を有す
る従来の鉛直駆動軸35の範囲内に突入している
ことである。ピニオン36は、従来の駆動部の一
般的なラツクに係合する代わりに、ラツク成形材
34に係合しており、ラツク成形材はそれぞれ、
配属された支持体と不動に結合されていてかつほ
とんどのばあいガイドレール15と結合されてお
り、要するに本発明による曲げ強さの構成部材1
9の構成要素を形成する。要するに原理的には、
このような実施例においては、従来の刺しゆう機
にすでに存在するラツクが補強され、かつ極めて
強い支持体がこれらに固定されたラツク成形材に
よつて拡張され、このばあいラツク成形材は、刺
しゆう格子フレームの側方ビーム9を保持するガ
イドレールと本発明により曲げに対して強く結合
されている。
定置の機械フレームに沿つた支持体32,33
の案内は、第1図の実施例のばあいとほぼ同様に
行なわれるが、支持体32,33の案内のための
ガイドローラ対21,22が機械フレームに定置
に支承されていてかつラツク成形材34の両側に
支持されていることのみ異なつている。
の案内は、第1図の実施例のばあいとほぼ同様に
行なわれるが、支持体32,33の案内のための
ガイドローラ対21,22が機械フレームに定置
に支承されていてかつラツク成形材34の両側に
支持されていることのみ異なつている。
発明の効果
本発明によつて得られる利点は、刺しゆう格子
の全高さにわたつて作用する水平移動が安定的に
得られ、この安定性によつてねじれが生じないこ
とである。さらに水平移動のための移動が、実際
に刺しゆう格子の全高さにわたつて、かつ刺しゆ
う格子のその都度の高さ位置とは無関係にかつ均
一に側方ビームへ導入される。このことによつて
刺しゆう格子フレームの角隅結合部を特別に補強
する必要がなく、このことによつて軽量にされ
る。ガイドレール及び支持体によつて形成された
曲げに対して強いT字状の構成部材が、刺しゆう
格子の平面内で刺しゆう格子のねじれに対する安
定性、要するに刺しゆう格子フレームの角隅角度
の正確な維持を保証する。このばあい刺しゆう格
子を補強するこのような構成部材が、刺しゆう格
子の鉛直運動時に一緒に運動されないことが重要
であり、このことによつてこの運動方向でさらに
重量の節減が達成される。
の全高さにわたつて作用する水平移動が安定的に
得られ、この安定性によつてねじれが生じないこ
とである。さらに水平移動のための移動が、実際
に刺しゆう格子の全高さにわたつて、かつ刺しゆ
う格子のその都度の高さ位置とは無関係にかつ均
一に側方ビームへ導入される。このことによつて
刺しゆう格子フレームの角隅結合部を特別に補強
する必要がなく、このことによつて軽量にされ
る。ガイドレール及び支持体によつて形成された
曲げに対して強いT字状の構成部材が、刺しゆう
格子の平面内で刺しゆう格子のねじれに対する安
定性、要するに刺しゆう格子フレームの角隅角度
の正確な維持を保証する。このばあい刺しゆう格
子を補強するこのような構成部材が、刺しゆう格
子の鉛直運動時に一緒に運動されないことが重要
であり、このことによつてこの運動方向でさらに
重量の節減が達成される。
本発明による構成により、重い重量の被覆支持
体をその寸法において著しく短縮するだけでな
く、このような被覆支持体を全体でも省略するこ
とができる。これは、刺しゆう格子の高さを調節
する、間隔を置いて配置された短いガイドで充分
であるからである。
体をその寸法において著しく短縮するだけでな
く、このような被覆支持体を全体でも省略するこ
とができる。これは、刺しゆう格子の高さを調節
する、間隔を置いて配置された短いガイドで充分
であるからである。
刺しゆう格子フレーム自体は、本発明による刺
しゆう機のばあいには、水平力の伝達及び製品用
ビームの保持のために必要な刺しゆう格子より強
く設計する必要はない。刺しゆう操作部ひいては
駆動部とは反対の側方ビームも、このような構成
によつて極めて小さく設計することができる。
しゆう機のばあいには、水平力の伝達及び製品用
ビームの保持のために必要な刺しゆう格子より強
く設計する必要はない。刺しゆう操作部ひいては
駆動部とは反対の側方ビームも、このような構成
によつて極めて小さく設計することができる。
本発明による構成を実施するための構成費用は
極めて安価であり、かつ材料費がわずかであり、
さらに本発明により形成される刺しゆう機が比較
的高い毎分回転数で駆動されるにもかかわらず、
手入れ作業も減少される。
極めて安価であり、かつ材料費がわずかであり、
さらに本発明により形成される刺しゆう機が比較
的高い毎分回転数で駆動されるにもかかわらず、
手入れ作業も減少される。
第1図は本発明による刺しゆう機の刺しゆう格
子の概略的な正面図、第2図は第1図の刺しゆう
格子の部分的平面図、第3図は本発明の刺しゆう
機の別の実施例を示す左側部分の正面図、第4図
はさらに別の実施例を示す左側部分の正面図であ
る。 1…刺しゆう格子フレーム、2…支持部材、3
…トラバース、4…ガイド部材、5…ラツク、6
…ピニオン、7…ガイド条片、8…ガイドロー
ラ、9,10…側方ビーム、11…縦レール、1
2…製品用ビーム、13…レール、14…支持部
材、15…ガイドレール、16…支持体、17…
ピニオン、18…ラツク、19…構成部材、20
…レール、21,22…ガイドローラ対、23,
24…ローラ対、25,26…成形レール、27
…角隅補強材、28,29,32,33…支持
体、34…ラツク成形材、35…駆動軸、36…
駆動ピニオン。
子の概略的な正面図、第2図は第1図の刺しゆう
格子の部分的平面図、第3図は本発明の刺しゆう
機の別の実施例を示す左側部分の正面図、第4図
はさらに別の実施例を示す左側部分の正面図であ
る。 1…刺しゆう格子フレーム、2…支持部材、3
…トラバース、4…ガイド部材、5…ラツク、6
…ピニオン、7…ガイド条片、8…ガイドロー
ラ、9,10…側方ビーム、11…縦レール、1
2…製品用ビーム、13…レール、14…支持部
材、15…ガイドレール、16…支持体、17…
ピニオン、18…ラツク、19…構成部材、20
…レール、21,22…ガイドローラ対、23,
24…ローラ対、25,26…成形レール、27
…角隅補強材、28,29,32,33…支持
体、34…ラツク成形材、35…駆動軸、36…
駆動ピニオン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動部を介して鉛直及び水平方向で移動可能
な刺しゆう格子を有する刺しゆう機であつて、前
記刺しゆう格子が周囲を閉じられた刺しゆう格子
フレームを有しており、該刺しゆう格子フレーム
が、鉛直駆動部によつて高さ調節される支えによ
つて支持されており、かつ水平駆動部が、刺しゆ
う格子フレームの少なくとも1つの側方ビームに
作用するようになつている形式のものにおいて、
刺しゆう格子フレーム1の少なくとも1つの側方
ビーム9,10が鉛直方向で移動可能に、ガイド
レール15に保持されており、該鉛直のガイドレ
ール15から少なくとも1つの水平な支持体1
6;28,29;32,33が突出しており、該
支持体がガイドレール15と一緒に、曲げに対し
て強いT字状の構成部材を形成していてかつ支持
体が定置の機械フレームに沿つて水平方向で案内
されており、さらに水平駆動部17,18;3
4,35,36が、ガイドレール15及び支持体
16;28,29;32,33から成る単数もし
くは複数の構成部材19に係合することを特徴と
する刺しゆう機。 2 単数又は複数の支持体の長さがガイドレール
15の半分の長さより長い特許請求の範囲第1項
記載の刺しゆう機。 3 単数又は複数の支持体の長さが、ガイドレー
ル15の半分の長さのほぼ1.5倍に相応する特許
請求の範囲第2項記載の刺しゆう機。 4 鉛直のガイドレール15から、間隔を置いて
互いに平行に延びる2つの水平な支持体28,2
9もしくは32,33が突出しており、該支持体
がそれぞれ曲げに対して強くガイドレール15と
結合されている特許請求の範囲第1項から第3項
までのいずれか1項記載の刺しゆう機。 5 単数又は複数の支持体16もしくは28,2
9を定置の機械フレームに沿つて案内するため
に、それぞれ1つの水平の定置のレール20が役
立ち、しかも単数もしくは複数の支持体の少なく
とも片持式の端部と、鉛直なガイドレール15の
範囲とにおいて、水平の定置のレール20の両側
にガイドローラ対21,22が支持されている特
許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1
項記載の刺しゆう機。 6 水平駆動部17,18が、単数の支持体16
もしくは複数の支持体28,29とは反対側でガ
イドレール15に係合しており、かつ単数もしく
は複数の支持体16もしくは28,29が刺しゆ
う格子平面に対して平行に整合されて刺しゆう格
子の範囲内に突入する特許請求の範囲第1項から
第5項までのいずれか1項記載の刺しゆう機。 7 水平駆動部17,18がガイドレール15の
長さのほぼ中央に係合する特許請求の範囲第1項
から第6項までのいずれか1項記載の刺しゆう
機。 8 単数又は複数の支持体32,33がガイドレ
ール15から水平方向に刺しゆう格子フレームか
ら突出しており、さらに少なくとも一方の支持体
がラツク成形材を支持しており、該成形材が、駆
動軸及び駆動ピニオンと一緒に水平駆動部34,
35,36を形成している特許請求の範囲第1項
から第4項までのいずれか1項記載の刺しゆう
機。 9 ガイドレール15がU字横断面として形成さ
れている特許請求の範囲第1項から第8項までの
いずれか1項記載の刺しゆう機。 10 ガイドレールの端部範囲においてローラ対
23,24の移動長さにわたつて案内面を有する
成形レール25,26が取り付けられている特許
請求の範囲第9項記載の刺しゆう機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0373583A AT396795B (de) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | Stickmaschine |
AT3735/83 | 1983-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099059A JPS6099059A (ja) | 1985-06-01 |
JPH0450410B2 true JPH0450410B2 (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=3554686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59218767A Granted JPS6099059A (ja) | 1983-10-20 | 1984-10-19 | 刺しゆう機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4603646A (ja) |
JP (1) | JPS6099059A (ja) |
AT (1) | AT396795B (ja) |
CH (1) | CH664397A5 (ja) |
DE (1) | DE3438032C2 (ja) |
IT (1) | IT1205652B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4316915A1 (de) * | 1993-05-20 | 1994-11-24 | Saurer Sticksysteme Ag | Spannrahmen-Führung und -antrieb für Stickmaschinen |
KR20020077039A (ko) * | 2002-01-31 | 2002-10-11 | 김재화 | 자수기용 원단확포 지지프레임의 이동안내장치 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2760454A (en) * | 1954-02-18 | 1956-08-28 | Robert Reiner Inc | Embroidery machine |
US3161165A (en) * | 1960-09-07 | 1964-12-15 | Metalmeccanica Spa | Device for guiding the frame in an embroidery machine |
AT268846B (de) * | 1966-08-04 | 1969-02-25 | Carl Zangs Aktien Ges Maschf | Antrieb zum Verstellen von Stickrahmen an Stickmaschinen |
DE2155192C3 (de) * | 1971-11-06 | 1975-03-13 | Maschinenfabrik Carl Zangs Ag, 4150 Krefeld | Schiffchen-Stickmaschine |
DE2452631C2 (de) * | 1974-11-06 | 1976-12-09 | Pfaff Ind Masch | Stickmaschine |
-
1983
- 1983-10-20 AT AT0373583A patent/AT396795B/de not_active IP Right Cessation
-
1984
- 1984-09-24 CH CH4564/84A patent/CH664397A5/de not_active IP Right Cessation
- 1984-10-15 US US06/660,807 patent/US4603646A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-10-17 DE DE3438032A patent/DE3438032C2/de not_active Expired
- 1984-10-19 JP JP59218767A patent/JPS6099059A/ja active Granted
- 1984-10-19 IT IT23249/84A patent/IT1205652B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AT396795B (de) | 1993-11-25 |
JPS6099059A (ja) | 1985-06-01 |
CH664397A5 (de) | 1988-02-29 |
IT1205652B (it) | 1989-03-23 |
ATA373583A (de) | 1993-04-15 |
US4603646A (en) | 1986-08-05 |
DE3438032A1 (de) | 1985-05-09 |
IT8423249A0 (it) | 1984-10-19 |
DE3438032C2 (de) | 1987-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2014713C (en) | Quilting machine with stationary clothholder frame and sewing heads movable in orthogonal directions | |
DE3409851C2 (de) | Gleisstopf-, Nivellier- und Richtmaschine mit einer Einrichtung zur Korrektur der Höhenlage und Querneigung eines Gleises | |
CN109703272A (zh) | 一种墙纸铺贴机器人 | |
JPH0450410B2 (ja) | ||
KR100227023B1 (ko) | 로울러교정기 | |
CZ278179B6 (en) | Track packing machine being provided with packing units adjustable in the track transversal direction | |
EP0386398A1 (de) | Fahrbare Gleisstopf-, Nivellier- und Richtmaschine mit verschwenkbaren Stopfaggregaten | |
DE3704952C2 (ja) | ||
US5438941A (en) | Tenter frame, guide and drive for embroidery machines | |
US6293214B1 (en) | Sewing machine frame drive device | |
DE69407572T2 (de) | Vorrichtung zum Führen eines Hängemessers in einer Schneidmaschine zum Schneiden von Blattmaterial | |
JPH0373685B2 (ja) | ||
DE29809971U1 (de) | Maschine zum Verlegen eines Fahrdrahtes einer Oberleitung | |
CN1083025C (zh) | 把经纱加到穿经机上的装置 | |
SE451471B (sv) | Korbar relstoppnings-, nivellerings- och riktmaskin | |
RU2002122434A (ru) | Машина для обработки пути | |
JPS58212822A (ja) | 板状の工作物を工作機械に供給する装置 | |
US3862586A (en) | Gantry type large machine tool | |
JPH0210265B2 (ja) | ||
US3802360A (en) | Shuttle embroidering machine | |
CN107385858A (zh) | 一种服装裁剪机用行走装置 | |
CA2347609C (en) | Delivery station for a converting press | |
AT390022B (de) | Maschine zum gleichzeitigen schweissen an beiden seiten einer rippe | |
US4574845A (en) | Cloth roll overhead takeup apparatus and method | |
ITMI930934A1 (it) | Sega per intagliare |