JPH04503768A - 靴上部の側部を釣り込む装置 - Google Patents

靴上部の側部を釣り込む装置

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JPH04503768A
JPH04503768A JP50130891A JP50130891A JPH04503768A JP H04503768 A JPH04503768 A JP H04503768A JP 50130891 A JP50130891 A JP 50130891A JP 50130891 A JP50130891 A JP 50130891A JP H04503768 A JPH04503768 A JP H04503768A
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ディートリッヒ ハンスゲルト
ベンデル ルドルフ
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デーファウエスゲー エンジニアリング ウント パテントフェルヴァルトゥングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は靴上部の側部を釣り込む装置に関する。この装置は、靴を支持する靴支 持装置を備えており、ここで靴は釣り込み上部の靴上部と釣り込む底部上の中底 とからなるものである。本装置は、さらに、2対の釣り込みローラーからなる側 部釣り込みローラー手段を備えている。そのうちの1対の釣り込みローラーは靴 支持装置の各側部に位置し、多対の釣り込みローラーはキャリア内部に支持され ている。このキャリアは前記靴支持装置によって支持された靴の底部の横方向に 延びる軸の回りに枢動可能であるように設けられている。各釣り込みローラーは 靴底部の横方向に延びる軸の回りに回転可能に設けられている。本装置は、釣り 込みローラーの多対が相互に逆方向に回転するように釣り込みローラーを回転さ せる回転手段を備えており、各釣り込みローラーはさらに螺旋形リブを備えてい る。このリブによって、各釣り込みローラーが回転すると、リブは該リブと係合 している靴上部の釣り込みマージン部分上でインワイピング運動を行う。本装置 は、さらに、駆動手段を備えており、この駆動手段は靴支持装置と釣り込みロー ラー手段との間で、靴底部の長さ方向において、相対運動を生じさせ、釣り込み 動作が生じるようにする。この釣り込み動作においては、靴の反対側にある靴上 部の釣り込みマージン部分は、釣り込みローラー手段によって、段階的に中底の 対応マージン部分上に当てられ、その対応マージン部分に対して押圧される。か くして、この釣り込みマージン部分はそのように当てた状態で中底に結合される 。
〔発明の背景〕
いわゆる結合釣り込み装置において靴底部の一側辺に沿って動く一対の釣り込み ローラーを設けることについては、ドイツ特許用[DE−C2845303に記 載されて(ツ。より詳細に言うと、相互に平行な回転軸を有する二つのローラー が軸受ブロック内部に取り付けられている。この軸受ブロックは第二軸受ブロッ ク、すなわちハウジングの内部で枢動自在に取り付けられている。このように取 り付けることによって、二つのローラーは自ら高さを同じに調節することができ るようになり、双方のローラーは釣り込み動作の間においては均一化された力で 靴底部に当てられる。釣り込みローラーが逆方向に回転することによって、回転 の結果として生じる引張力の方向は釣り込み装置のエツジと垂直に延び、これに よって、ローラー側部釣り込みに伴ってしばしば生じる問題、すなわち釣り込み マージンにおける折り曲げ、特にボール領域における折り曲げの形成という問題 を防止することができる。このボール領域は、釣り込まれている側部の釣り込み マージンが前回のつま先前部釣り込み動作において釣り込まれた釣り込みマージ ンと遭遇する領域である。前述のドイツ特許出願明細書では、単一のローラーが 用いられており、以前に釣り込まれた領域に向かって押し込まれた物質がこのロ ーラーの前方において積み上げられることによってそのような折り曲げが形成さ れるとしている。
実際には、枢動自在な軸受ブロックにより支持された二つのローラーを設けるこ とによって、全ての場合において折り曲げの形成を防止することかできる否かは 明らかではない。特に、結合剤−1(接着剤)を用いて段階的に側部を釣り込む ときに、選ばれた接着剤は通常は結合すべき二つの表面を強固に保持する能力に 特徴があるものであり、このためインワイピング及び押圧の点に関して第二ロー ラーはどのような影響を有し得るのか疑問が呈されるのは間違いない。このよう に、第一ローラーが折り曲げを形成するように作動する場合には、結合剤側部釣 り込み時に、折り曲げ形成を防止するため第二ローラーは第一ローラーの機能に どのように影響を与えるのかは明らかではない。
二つの釣り込みローラーを用いる場合には、それらのローラーのうちの「先導」 ローラーの回転方向が、特に結合剤を用いて段階的に側部の釣り込みを行うとき には、折り曲げの形成に関して(及びその折り曲げの回避に関して)二つのロー ラーを設けるということよりも一層重要であるということが判明した。段階的に 側部を釣り込む場合には、杭上部の材料の性質に応じて、タックスあるいは他の 金属製ファスナーを用いるか、あるいは各側部に一対の釣り込みローラーを設け ることが有利である。
靴の各側部において単一の釣り込みローラーを用いて段階的に側部の釣り込みを 行う場合に、一つの問題が生じることがわがった。この問題は特に婦人用ハイヒ ールの場合に顕著である。その問題とは、内側ウェスト領域に沿って作動してい る釣り込みローラーが、杭上部と接触している該釣り込みローラーの作動部分が 該釣り込みローラーが靴底部に沿って移動するのと同じ方向に移動するような方 向に回転すると、靴の釣り込み器に向かって強く引張されている杭上部において は釣り込みを適切に行うことが可能であるが、他のローラー、すなわち、その接 触作動部分が外側ウェスト領域に沿って同一方向に移動するような方向に回転し ている他のローラーの作動によって、既に釣り込まれているつま先部分と上述の ようにして釣り込まれる側部領域との「境界」における折り曲げの形成につなが る積み上げ部分を形成しやすい。すなわち、ある場合においては、靴の一方の側 部で適切に釣り込みが行われると、他方の側部で不適切な釣り込みが行われてし まうことがあり得る。そのうえ、釣り込みローラーを相互に逆方向に回転させる ようにすることは、右足用の靴と左足用の靴とで各釣り込みローラーの回転方向 を転換させる必要があり、少なくとも経済的な観点からは実用的ではない。
〔発明の目的〕 このような点に鑑みて、本発明の目的は2対の釣り込みローラーを用いて杭上部 の側部を釣り込む装置を改良することにあり、この改良装置においては、多対の 釣り込みローラーは靴の各側部に配置され、多対の釣り込みローラーの作動、お よび、釣り込みローラーによって杭上部の釣り込みマージン部分に作用する釣り 込み力は正確に制御することができる。
〔発明の概要〕
この目的は本発明により達成される。本発明においては上述のような装置に制御 手段が設けられる。この制御手段は釣り込みローラー手段の各キャリアの枢動運 動を相互に独立に制御し、これによって、多対に対して釣り込みローラーの一方 または双方が選択的に作動し、前述のような釣り込み作動を行う。
制御手段を設けることによって、多対の釣り込みローラーの一方または双方が選 択的に杭上部と係合し、このため本発明に係る装置は従来の装置よりも一層多目 的に使用することができる。すなわち、適切なローラーの選択を行うことができ 、各ローラーを適切な方向に回転させることができ、また、各靴の必要性に応じ て、釣り込みローラー手段によって靴の各側部に対して作用させられる釣り込み 力を制御することができる。
さらに、釣り込みローラーによって生じる引張力を変化させることによって、杭 上部の材質から生じる上述の問題を解決することもできる。このような引張力の 変化は各ローラーを靴底部に向かつて付勢している圧力を変化させることによっ て行うことができ、これを行うために、制御手段を介して多対のみならず、多対 の各ローラーにも異なる圧力を作用させる。その代わりに、あるいはそれに加え て、多対のローラーの一方または双方が作動されているか否かに応じて様々な釣 り込み力を作用させることができる。この効果はタック側部釣り込みを行う場合 に特に顕著である(理由は上述した通りである)。例えば、−例を挙げると、外 側ウェスト領域と比較して内側ウェスト領域ではより大きな釣り込み力が必要と なることがある。また、杭上部が特定のパターンに切断されるような場合には、 内側ウェスト領域よりも外側ウェスト領域の方が材料が少なくなり、このため、 内側ウェスト領域よりも外側ウェスト領域の方により大きな釣り込み力を作用さ せることが必要となる。さらに、比較的重い靴上部材料の場合には、比較的軽い 靴上部材料からつくられている靴に作用させる力と比較して、より大きな釣り込 み力を靴底部の双方の側部に作用さぜることが必要となる。
本発明に係る装置は様々な作動モードで作動させることができる。既に釣り込ま れたつま先部分との境界において折り曲げが発生するという問題を回避するため には、多対の1個の釣り込みローラーのみを用いて回転させることが有用である ことがわかった。
この場合、その作動表面は、駆動手段の作用の下での杭支持装置に対する相対的 な運動(遠隔地点から既に釣り込みがなされた端部まての運動)と同し方向に移 動する杭上部に係合させておく。
これに対して、外側ウェスト領域に沿って作動している他方の釣り込みローラー は、既に釣り込まれた部分が到達する直前に、杭上部と作動的に係合させるよう にする。この他方のローラーは、それが逆方向に回転していることから、境界に おける折り曲げの形成のおそれを減らすことができる。釣り込みローラーの取り 付は方によっては、前述の他方の釣り込みローラーが最初に述べたローラーに代 わって釣り込み作動を行うようにすることもできる。
この最初に述べたローラーは移動して靴との係合を解除し、あるいは、好適な実 施例の場合におけるように、二つのローラーが釣り込み作動の選択された最終部 分においてともに作動するようにしてもよい。
本発明に係る装置の他の作動モードにおいては、制御手段を用いて多対の双方の 釣り込みローラーを、側部の全長にわたって、杭上部の釣り込みマージン部分に 係合させる。これは重いワークブーツなどには有用であることがわかった。また 、本発明に係る装置の他の作動モードにおいては、制御手段は、靴の「外側ウェ ストj側部に配置されている対の釣り込みローラーの双方を杭上部釣り込みマー ジン部分に係合させ、靴の「内側ウェスト」側部に配置されている対の釣り込み ローラーの一方のみを靴の側部全体に沿って係合させる。あるいは、他の作動モ ードにおいては、制御手段は、靴の「内側ウェスト」側部に配置されている対の 釣り込みローラーの双方を杭上部の釣り込みマージン部分に係合させ、靴の「外 側ウェスト」側部に配置されている対の釣り込みローラーの一方のみを靴に係合 させる。これらは靴の特定の性質および靴の上部をなす材質によって行われる。
本発明に係る装置においては、多対の釣り込みローラーの回転軸は共通の平面内 にあるが、この平面内において相互に傾斜している。キャリアの枢動運動の軸も また同じ平面内にあり、釣り込みローラーの回転軸の交点と交差している。好ま しくは、前述したように、キャリアは枢動自在に支持体上に支持されており、こ の支持体上にはモーターもまた支持されており、このモーターが制御手段からの 信号に応答して作動すると、キャリアが支持体上において枢動運動を行う。この ようにして、制御手段が作動して、付加される釣り込み力を変化させる。すなわ ち、各釣り込み動作と釣り込み動作とのの間のみならず、所定の釣り込み動作が 行われている間においても釣り込みの一方または双方を作動させることによって 釣り込み力を変化させることができる。さらに、多対の釣り込みローラーによっ て付加される圧力は各釣り込みローラーについて独立に変化させることができる 。これを可能にするため、キャリアの枢動運動の軸をローラー軸の一つと一致さ せている。より詳細に言うと、キャリアの枢動運動軸と一致しているローラーの 回転軸は支持体に対して固定されている。回転軸がこのように固定されているロ ーラーは、釣り込み作動の間において、常に杭上部と係合しており、また、多対 の他方のローラーは、釣り込み動作全体にわたって杭上部の一部のみと係合する か、または全く係合しないか、選択的に制御される。各ローラーによって独立に 付加される圧力を変化させるため、第一付加圧力の下で第一モーターが支持体、 ひいては固定軸を有するローラーを靴底部に向かつて付勢する。一方、キャリア 枢動用モーターより付加される圧力は別個に調節可能であり、このため他方の釣 り込みローラーによって第二付加圧力を付加することができる。各モーターに供 給される圧力を独立にセットするための手段が設けられている。
初期のセット動作においては、支持体は、キャリアや該支持体に支持されている 釣り込みローラーとともに、靴底部の長さ方向に延びる軸の回りについて靴支持 体に対する角度を全体的に調整可能である。このように、釣り込みがなされてい る靴底部の横方向の外形に応じて、ローラーの傾斜角度をセットすることができ る。
既述したように、多対の釣り込みローラーは相互に逆方向に回転する。そのうえ 、好ましくは、回転軸がキャリアの枢動軸と一致しているローラーは、杭上部と 係合しているその作動表面部分が、駆動手段の作動の下で釣り込みローラー手段 が靴底部に対して移動するのと同じ方向に移動するように、回転する。
本発明に係る装置においては、検出手段が設けられている。この検出手段は、例 えば、靴支持体のつま先支持手段と結合しており、靴支持体により支持されてい る靴が左足用か右足用かを検知し、さらに、制御手段に適切な信号を送る。この ように、靴の両側における作動に対する構成が変わると、前述したように、靴が 左足用か右足用かによってセツティングが自動的に変わる。同様に、釣り込み動 作が行われている間に釣り込みローラーの相対的位置が変わる場合には、このよ うな相対位置変化は該釣り込み口“ −ラーが通るべき道筋の長さの入力値に応 答して起こるようにすることが好ましい。この入力は手動でなされるか、あるい は、靴の長さの自動測定手段が設けられる。この自動測定手段から信号が送られ 、この信号に基づいて道筋長さが計算される。さらに、ローラーが作動すべき行 程の長さに関する情報を入力するため、選択手段を設けることが好ましい。
制御手段はプログラムで制御される手段を備えている。より詳細には、プログラ ムされた指示に応答し、さらに本装置の特定の作動モードの選択に応答するマイ クロプロセッサを備えている。
マイクロプロセッサ、または同様のコンピュータ機器を用いる場合には、さらに 、靴の長さの測定手段が設けられる。この測定手段は、例えば、リニアポテンシ オメータを備えており、このポテンシオメータの出力は制御手段への信号を表し ており、可変値の圧力の形をとっている。これに対して、検出手段は近接その他 のスイッチを備えており、このスイッチは例えば靴支持体のつま先支持手段の位 置に応答する。つま先支持手段は、靴支持体により支持されている靴が左足用か 右足用かによって二つの位置の間を移動することができる。
なお、本発明は、接着剤を用いて杭上部の釣り込みマージン部分を中底に結合さ せる形式の側部釣り込み装置、またはタックスその他の金属製ファスナーを用い て同様のことを行う形式の側部釣り込み装置の何れにも適用することができる。
以下、本発明に係る一つの装置に関して、図面を参照して詳細に説明を行う。言 うまでもなく、以下の説明は例示であって、これに限定されるものではない。
〔図面の簡単な説明〕 第1図は本発明に係る装置の斜視図である。
第2図は第1図に示した装置の釣り込みローラー組立体用の取り付は部の概略図 である。
第3図は釣り込みローラー組立体の正面図である。
第4図は釣り込みローラー組立体の平面図である。
第5図は釣り込みローラー組立体の側面図である。
〔実施例〕
以下に説明する装置は靴の側部およびヒールのシート部分を釣り込みするための 装置であり、以下に述べる点を除いて、欧州特許出願EP−AO271303と ほぼ同様である。特に注目すべき点は、杭上部の側部の釣り込みマージン部分を 中底の対応するマージン部分に結合させる場合に、前述の欧州特許出願に係る装 置ではタックスを用いているが、本発明に係る装置においては、以下に述べるよ うに、接着剤を用いている点である。
本発明に係る装置は、水平軸12の回りにおいて靴取り付は位置と装置作動位置 との間を移動し得るように取り付けられた靴支持体10を備えている。装置作動 位置においては、靴支持体10により支持されている靴Sのヒール端部分は、装 置のヒールシート釣り込み手段の一部を形成しているヒールバンド14にとり囲 まれており、このヒールバンド14により装置における靴の長さ方向の位置が決 められる。靴支持体10はヒールビン16とつま先載置台18とを有しており、 これらによって靴は底を上にして支持される。ヒールシート釣り込み手段に対す る靴の高さ位置を決定するため、止め具20が設けられでいる。
本装置はワイパー組立体を有するヒールシート釣り込み手段を備えている。ワイ パー組立体は一対のワイパープレート26を備えており、このワイパープレート 26によってヒールシート領域における杭上部のマージン部分がぬぐわれ、靴の 中底の対応するマージン部分に結合する。このワイパー組立体とその作動につい てはドイツ特許出願GB−A2052950に詳しく述べられている。さらに、 ヒールシート釣り込み手段はワイパー組立体に付随するファスナー挿入工具28 を備えている。杭上部の釣り込みマージン部分をぬぐった後で、このマージン部 分がそこに打ち込まれたファスナーによって中底に結合される。
本装置はさらに側部釣り込み手段を備えている。この側部釣り込み手段によって 、杭上部の両側部がぬぐわれ、中底の対応マージン部分に結合される。この側部 釣り込み手段は二つの側部釣り込み組立体230を備えており、靴支持体IOの 各側部に1個ずつ配置されている。この二つの側部釣り込み組立体はほぼ同じで あるが、一方が他方を鏡に写した対象体になっている。このため、第2図乃至第 5図では一方の組立体のみを示しである。
各側部釣り込み組立体230は前方に延びる支持アーム370を備えている。こ の支持アーム37oはその後端において支持フレーム362の水平軸348の回 りに枢動自在に取り付けられている。支持フレーム362もまた前方に延びてお り、垂直軸364の回りに枢動自在に取り付けられている。これによって、支持 アーム370の前端は靴支持体10から離れる方向および靴支持体10に向かう 方向に移動することができ、また相互に離れる方向および相互に向かう方向に移 動することができる。各支持アーム370の長さ方向における中間位置において 、支持フレーム362はモーターとしての空気シリンダー366を支持しており 、この空気シリンダー366によって、水平支持軸348の回りに支持アーム3 70の(高さ方向における)枢動運動が行われる。
さらに、モータ一手段として二つの流体圧シリンダー352が設けられており、 各流体圧シリンダー352には各々アームが取りイ壌フられている。この流体圧 シリンダー352はアームの各前端を相互に向かう方向および相互に離れる方向 に移動させる。本装置はさらに、駆動手段として、装置フレームに取り付けられ た流体圧モーター350を備えており、この流体圧モーター350によって側部 釣り込み手段の前後方向の運動、ひいては靴支持体10に対しての運動がなされ る。
本装置の停止状態時には、支持フレーム362に対する支持ア−4,370の最 下位置はスI・ツバ−368により決まる。このストッパー368の高さ位置は 本装置の前部に取り(1けられた空気シリンダー358(第1図参照)を介して 手動でセットすることができる。支持フレーム362はボーデンケーブル356 によってストッパー368と作動的に接続している。
支持アーム370の前端にはプレート372が支持されている。
このプレート372は円弧スロット374と、円弧スロット374の中に形成さ れた溝376とを有している。溝376は支持ブロック380に取り付けられた ロール378に対する通路を形成している。支持ブロック380はまたクランプ ナツト382を支持しており、このクランプナツト382によってプレート37 2に対する位置がロックされる。支持ブロック380はその上方端において一体 に形成された環状のラグ383を備えており、ラグ383の中には、第−釣り込 みローラー386用のロータリー駆動モーター384、例えば、流体圧モーター が取り付けられている。第−釣り込みローラー386の回転軸、環状ラグ383 の軸、および駆動モーター384の軸は全て一致している。さらに、駆動モータ ー384の本体にはキャリア388が取り付けられており、このキャリア388 によって駆動モーター384が支持されているとも考えられる。キャリア388 は、第−釣り込みローラ=386の回転軸と一致している軸の回りに枢動し得る ように、駆動モーター384の本体上において取り付けられている。キャリア3 88はそのラフ内部において、第二釣り込みローラー392用の第二のロータリ ー駆動モーター390、例えば、流体圧モーターを支持している。第二釣り込み ローラー392の回転軸は第−釣り込みローラー386の回転軸と共通の平面内 にあるが、これら二つの回転軸はその平面内において相互に傾斜している。
その平面内における傾斜角度は鋭角であり、20度の桁である。
キャリア388の枢動軸は二つの釣り込みローラー386.392の軸の交点と 交差していることが好ましい。このことは、本装置においては、枢動運動の軸を 第一・釣り込みローラー386の回転軸と一致させることにより達成されている 。さらに、キャリア388の枢動運動を行わせるため、ピストン・シリンダー組 立体394が設けられている。このピストン・シリンダー組立体394は支持ブ ロック380に取り付けられており、そのピストンロッド396はキャリア38 8と接続している。
各釣り込めローラー386.392には螺旋形リブが設けられており、この螺旋 形リブによって、各ローラーが回転すると、係合している杭上部の釣り込みマー ジン部分上においてインワイピング運動が行われる。このような構成によって、 本装置が作動すると、多対の各ローラーは逆方向に回転する。より詳細には、各 ローラーの作動表面部分は、杭上部と係合しているときには、他方の釣り込みロ ーラーに向かう方向に移動する。これを達成するため、第−釣り込みローラー3 86の螺旋形リブは左回りの螺旋を形成しており、第二釣り込みローラー392 の螺旋形リブは右回りの螺旋を形成している。回転の原因となる各釣り込みロー ラーの螺旋形リブの運動のインワイピング運動に加えて、リブが他方の釣り込み ローラーに向かう方向における運動の成分もある。
さらに、靴の端部(この靴の端部に対して特定の釣り込みローラーがより近接し て配置されている)から離れる方向における運動の成分もある。すなわち、現在 説明している本装置におい−Cは、第−釣り込みローラー386の運動の「靴の 長さ方向」における成分は靴のヒール端部から離れる方向に向かい、第二釣り込 みローラーのそれはつま先端部から離れる方向に向かう。
溝及びロール組立体376.378を適当に配置することによって、キャリア3 88の角度、ひいては双方の釣り込みローラー386.392を靴底部の横方向 の外形に応じて調節することができる。また、クランプ用レバー382は、スロ ット374の長さによって決まる範囲内において各ローラーを所望の位置に保持 することを可能にする。第4図かられかるように、第−釣り込みローラー386 の回転軸は本装置の長手方向中心線に直交する方向かられずかに鋭角をなして配 置されており、第−釣り込みローラー386の自由端は靴のヒール端部に向かっ ている。
本発明に係る装置は接着剤を付与する内部機構を有している。
この接着剤付与内部機構は二つの接着剤付与ノズル400(第1図参照)を有し ており、これらのノズル400は靴底部の両側部に沿って作動し、これら両側部 の領域にある中底のマージン部分に接着剤を塗布する。(本発明に係る他の態様 の装置、およびここで述べた装置に類似した他の装置においては、他の公知の接 着剤付与機構を用いて、中底のマージン部分および/または杭上部の直立した釣 り込みマージン部分に接着剤を塗布するようにすることもできる。)接着剤付与 ノズル400は、4個のロッド402からなるスライドフレーム上において前後 方向の運動が可能であるように取り付けられており、また、当初は直線的に移動 してヒールバンドの「脚部」の端部を通過する。その後、各ノズルは、適当なガ イド(図示せず)によって、中底の周囲に平行な通路に沿って案内される。この ガイドは中底の周囲(または、中底に隣接する靴釣り込み部分)と係合しており 、またノズル400に対して固定して取り付けられている。各ノズル/ガイドア ーム組立体は中底の周囲に対して弾性的に付勢され、この組立体は、釣り込み用 の駆動手段と同期して作動する流体圧モーター(図示せず)によって、その前後 方向の通路に沿って移動を行う。
本装置のある作動モードにおいては、作動対象となっている靴か左足用か右足用 かに関する入力を行うことが必要である。このため、本装置にはつま先載置台1 8と結合した検出手段が設けられており、このつま先載置台18は上述の目的の ため水平前後方向軸18aの回りに揺動することができるようになっている。左 足用の靴が支持されているときには、つま先載置台18は一方の方向に揺動し、 右足用の靴が支持されているときには、つま先載置台18は他方の方向に揺動す る。検出手段としては様々なもの、例えば、近接スイッチ(図示せず)を用いる ことができ、この検出手段が、つま先載置台18が揺動する方向に応じた信号を 本装置の制御手段に送る。
同様に、各釣り込みローラー386.392の行程長さ、それに関するある動き (これに関しては後述する)の発生、および接着剤付与ノズル400の行程長さ を決定するため、本装置には行程長さセット手段が設けられている。この行程長 さセット手段はオペレーターが付勢することができる選択ノブ410を有してお り、この選択ノブ410によりロータリーポテンシオメータが制御され、このロ ータリーポテンシオメータが対応する信号を本装置の制御手段に供給する。(あ るいは、例えばリニアポテンシオメータを有する、靴の長さを自動的に測定する 手段を設けてもよい。) 本装置の制御手段はマイクロプロセッサを有するプログラム制御手段であること が好ましい。マイクロプロセッサは、本装置の各種作動モード(これについては 後述する)を起こさせるだけでなく、接着剤付与機構の各部分の温度や本装置の 他の機能を制御することができるようにプログラムされたものであり、他の機能 の中にはノズル400用のモーターと釣り込みローラー用の駆動手段との同期作 動も含まれる。
本装置はさらに選択手段(図示せず)を有しており、この選択手段によって、対 象となっている靴の必要性に応じて、本装置の種々の作動モードを選択すること ができる。
本装置の作動時においては、靴S(そのつま先部分は既に釣り込みが行われてい る)が、靴支持体10が載置位置にある開に、靴支持体10の上に置かれると、 それに続いて靴支持体10がその作動位置まで揺動する。この作動位置は靴のヒ ール端部のヒールバンド14との係合によって決まるものである。靴支持体10 は、さらに、高さ方向に移動してヒールシート領域を止め具20に係合させる。
このとき、検出手段がその靴は左足用か右足用かを示す信号を発する。釣り込み 対象となっている靴の靴上部の材質に応じて、さらに、選択された作動モードに 応じて、ストッパ368がセットされる。このセットは、何れか一方の釣り込み ローラー386.392が相互に向かう内側運動の間において靴上部と係合する ように(通常は靴上部の材質が重いものである場合である)、あるいは、何れか 一方の釣り込みローラー386.392が靴上部の上方にとどまり、前述の内側 運動の間においてインワイピング効果を生じないように(通常は靴上部の材質が 軽く、−伸張可能である場合である)、行われる。釣り込み動作の初期における ストッパーのセツティングをどのように行っても、側部釣り込み組立体および接 着剤付与ノズル400は内側に移動する。
接着剤付与ノズル400は最初に中底と係合し、入力された行程長さに応じて、 ヒールプレストラインからつま先に向かって段階的に靴底(靴上部の釣り込みマ ージンおよび/または中底のマージン)に接着剤を塗布する。接着剤塗布工程の 開始に続いて、さらにローラーがその内側への動きを終了した後で、ストッパー 368は、各釣り込みローラー(または、釣り込みローラーのうちの選ばれた1 つのみのローラー)が各種モーターの制御(これについては後述する)の下に靴 上部の釣り込みマージン部分に釣り込み圧力を与えることができるように、引っ 込められる。
軽く、比較的伸張可能な材料を用いるときに選ばれることが多い本装置の一つの 作動モードにおいては、二つのローラー386のみが靴上部の釣り込みマージン と係合せしめられ、他方のローラー392はモーター394によって係合しない ように保持される。各ローラーと靴との係合はヒールプレストライン領域(シー ト釣り込み手段によって同じ行程中において釣り込みがなされるヒールシート) において生じ、次いで、駆動手段が、既に釣り込みがなされているつま先端部と の「境界」に向けて側部釣り込み手段を移動させる。
各ローラーが靴底部のボール領域、すなわち、既に釣り込みがなされたつま先端 部との「境界」の直ぐ手前の領域に近づくと、「外側ウェスト」ローラー392 もまた移動して、靴上部釣り込みマージン部分と係合する。反対方向へ回転して いるため、第−釣り込みローラー392は、「外側ウェスト」ローラー386の 前方に形成されることがある材料の折り曲げを防止するように直接的に作用する 。折り曲がりは靴の「内側ウェストj側部に沿って生じやす(なるということは なくなるが、もし必要であれば、ボール領域において靴上部の材料に内向きの引 張力をさらに加えるために、双方の対のローラー386.392を、欧州特許出 願EP−AO271303に述べられている方法で、軸方向内側に動かずことが できる。
前述のように作動しているただ1つの「内側ウェスI・」釣り込みローラー38 6を用いる代わりに、双方の「内側ウェスト」ローラー386.392を、前述 の軸方向の移動を伴って、あるいは伴うことなく、用いることができる。同様に 、本発明に係る他の装置においては、およびここに開示された装置と類似の装置 においては、第二「外側ウェスト」ローラー392と靴上部との係合に続いて第 一ローラー386の引き込みが起こるようにしてもよく、あるいは第二ローラー 392の靴上部との係合が第一ローラー386の引き込みと一致するようにして もよい。ただし、釣り込みがまだなされないままになっている靴側部の部分がな い場合である。これは、例えば、第二ローラーを構成する後方ローラーにより達 成することができる。この場合、後方ローラーが靴上部と係合する際に、第一ロ ーラーによって既に釣り込みがなされている釣り込みマージンと部分的にオーバ ーラツプされるようにする。
本装置の他の作動モードにおいては、第一ローラー386のみを用いて「内側ウ ェスト」側部を釣り込んでいる間において、双方のローラー386.392で「 外側ウェスト」側部の全体を釣り込むことにより、満足すべき釣り込みを行うこ とができることがわかった。あるいは、ある場合には、靴上部の材質に応じて、 二つのローラー386.392を用いて「内側ウェスト」側部を釣り込み、「外 側ウェスト」側部を第一ローラー386のみで釣り込むことが有用であることが わかった。本装置は、両側部において作動している双方のローラー386.39 2を作動させるようにセットすることもできるし、両側部の第一ローラー386 のみを作動させるようにセットすることもできる。
さらに、本装置の作動においては、ローラー386はモーター366によって各 々靴底に向かつて付勢される。モーター366は支持アーム370に対して作用 し、支持アーム370をその水平軸の回りに枢動させるものである。一方、各第 二ローラー392はモーター394によって靴底に向かつて付勢される。モータ −394はキャリア388に対して作用し、第二ローラー392を枢動させて、 第二ローラー392を係合させるものである。このため、前記モーターにより与 えられる圧力を変化させ、ひいては、各ローラーが靴底に与える圧力を変化させ る手段が他方のローラーの各々に独立に設けられている。本装置は、また、各モ ーターに対して所望の圧力を設定するため、オペレーターが付勢することができ る手段としてノブ398が装置制御パネル上に設けられている。
このように、前述のような特徴、特にプログラムで制御されるマイクロプロセッ サシステムを有する装置によって、従前のものよりも多くの利点を得ることがで きる。
要約書 靴上部の側部を釣り込む装置 本装置は2対の釣り込みローラー(386,392)を用いる。一方のローラー 対は靴の各側部に配置され、各ローラー対のローラーの一方または双方は、所定 の釣り込み行程において、靴の釣り込みマージン部分に選択的に係合させられる 。各ローラー対の二つのローラーはキャリア(388)上に支持されており、こ のキャリア(388)を、前記釣り込みローラー(386,392)の回転軸を 含む平面内を延びる軸の回りに回転させるためのモータ一手段(394)が設け られている。各ローラーが靴底に与える圧力は他方のローラーとは独立に設定す ることができる。作動の特定のモードを制御するためにプログラムで制御する手 段を設けておくことが好ましい。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)靴上部の側部を釣り込むための装置であって、釣り込み部上における靴上 部と釣り込み底部上における中底とを備える靴(5)を支持するための靴支持体 (10)を備え、2対の釣り込みローラー(386,392)を有する釣り込み ローラー手段(230)を備え、このうちの1対は前記靴支持体(10)の各側 部に配置されており、各対はキャリア(388)上に支持されており、前記キャ リア(388)は前記靴支持体(10)に支持されている靴の底の横方向に延び る軸の回りに枢動自在であるように支持されており、各釣り込みローラー(38 6,392)は前記靴底の横方向に延びる軸の回りに回転可能に取り付けられて おり、各対の前記釣り込みローラー(386,392)が逆方向に回転するよう に前記釣り込みローラー(386,392)を回転させる回転手段(384,3 90)が設けられており、前記各釣り込みローラー(386,392)は螺旋形 リブを有しており、前記各釣り込みローラー(386,392)が回転すると、 前記リブが該リブと係合している靴上部の釣り込みマージン部分上でインワイピ ング運動を行い、前記靴支持体(10)と前記釣り込みローラー手段(230) との間において、前記靴支持体(10)の長さ方向において、相対運動を起こす ための駆動手段(350)を備え、これにより釣り込み行程が生じ、この釣り込 み行程においては、前記靴の両側部における前記靴上部の釣り込みマージン部分 が前記釣り込みローラー手段(230)によって段階的にぬぐわれ、前記中底の 対応するマージン部分に対して押圧され、この釣り込みマージン部分はぬぐわれ るような状態の下に前記中底と結合しており、前記手段は前記釣り込みローラー 手段(230)の各キャリア(388)の枢動運動を相互に独立に制御するため の制御手段を備えており、この制御手段によって、各対に対して前記釣り込みロ ーラー(386,392)の一方または双方が選択的に作動して釣り込み行程を 行うものである装置。 (2)各対の前記釣り込みローラー(386,392)の前記回転軸は共通平面 内にあるが、その平面内において相互に傾斜しており、前記キャリア(388) の枢動運動軸も前記平面内にあり、前記釣り込みローラー(386,392)の 前記回転軸の交点と交差していることを特徴とする請求項1記載の装置。 (3)前記キャリア(388)の前記枢動運動軸は前記釣り込みローラー(38 6,392)の一方のローラー(386)の回転軸と一致していることを特徴と する請求項2記載の装置。 (4)前記キャリア(388)は支持体(380,382)上において枢動自在 に支持されており、前記支持体(380,382)上にはモーター(394)が 支持されており、前記制御手段からの信号に応答して前記モーター(394)が 作動すると、前記支持体(380,382)上のキャリア(388)の枢動運動 が起こることを特徴とする請求項3記載の装置。 (5)前記キャリア(388)の前記枢動運動軸と一致する前記釣り込みローラ ー(386)の前記回転軸は前記支持体(380,382)に対して固定されて いることを特徴とする請求項4記載の装置。 (6)前記支持体(380,382)は、前記キャリア(388)および該キャ リア(388)に支持されている釣り込みローラー(386,392)とともに 、前記靴底の長さ方向に延びる軸の回りに関して、前記靴支持体(10)に対す る角度を調節することができることを特徴とする請求項5記載の装置。 (7)前記キャリア(388)用の前記モーター(394)は流体圧で作動する モーター(394)であり、前記支持体(380,382)を付勢するためにさ らに流体圧で作動するモーターが設けられており、前記キャリア(388)は前 記支持体(380,382)によって前記靴支持体(10)に向かって支持され ており、さらに、前記モーターの各々(384,390)に供給される圧力を独 立に設定するための手段(398)が設けられていることを特徴とする請求項6 記載の装置。 (8)前記キャリア(388)は支持体(380,382)上において枢動自在 に支持されており、前記支持体(380,382)上にはモーター(394)が 支持されており、前記制御手段からの信号に応答して前記モーター(394)が 作動すると、前記支持体(380,382)上のキャリア(388)の枢動運動 が起こることを特徴とする請求項1記載の装置。 (9)前記支持体(380,382)は、前記キャリア(388)および該キャ リア(388)に支持されている釣り込みローラー(386,392)とともに 、前記靴底の長さ方向に延びる軸の回りに関して、前記靴支持体(10)に対す る角度を調節することができることを特徴とする請求項8記載の装置。 (10)前記キャリア(388)の枢動軸と一致する回転軸を有する前記釣り込 みローラー(386)は、該釣り込みローラー(386)のうち前記靴上部と係 合している作動表面部分が、前記釣り込みローラー手段(230)が前記駆動手 段(350)の作動の下において前記靴底に対して移動するのと同じ方向に移動 するように、回転するものであることを特徴とする請求項3記載の装置。 (11)前記靴支持体(10)により支持される靴が右足用か左足用かを検出す るとともに、適当な信号を前記制御手段に送る検出手段と、 前記靴支持体(10)により支持される靴の長さを測定するための測定手段とを 備え、 前記検出手段および測定手段の双方は前記制御手段に適当な信号を送り、 前記釣り込みローラー(386,392)が作動すべき行程の長さに関する情報 を入力するための手段を備えており、前記情報に基づいて、前記釣り込みローラ ー手段(230)の多数の作動モードの中から一つを選択するための手段を備え ていることを特徴とする請求項1記載の装置。
JP50130891A 1989-12-09 1990-12-06 靴上部の側部を釣り込む装置 Pending JPH04503768A (ja)

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