JPH04503279A - 密閉磁気テープカートリッジ内の粉塵抑制 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 密閉磁気テープカートリッジ内の粉塵抑制御９発明の技術分野 本発明は磁気テープカートリッジとくには磁気テープカートリッジ内の粉塵抑制 に関するものである。

２、従来技術の説明 磁気記録技術において密閉カートリッジを使用する主な理由は、テープを雰囲気 内に存在する粒子、ダストおよび粉塵から保護することである。このような粒子 が記録または再生中にテープに付着するとテープ表面が磁気ヘッドから離される ことにより信号の抜けおよび損失が起こる結果となる。テープが密閉カートリッ ジにより外部雰囲気から保護されたとしても、磁気コーティングからの磁気酸化 物粒子、テープの裏側からの導電性粒子、およびヘッドの摩耗によるメタルまた はフェライト粒子などのような粉塵がカートリッジ内に保持される。これらの粒 子の存在は同様に記録作業に対して欠陥を発生し、信号の抜け、信号の損失およ び摩耗によるヘッドの早期摩耗がもたらされる。

発明の開示 カートリッジ装填式レコーダにおける記録および再生の際の粉塵の影響を軽減す るために、密閉磁気テープカートリッジ内に粘着材が設けられている。粘着材は 適当な内壁上およびカートリッジのその他の利用可能な面上に設けられ、かつ保 護スクリーンにより被覆されているが、該保護スクリーンは粉塵がそこを通過で きる穴を有している。該穴のサイズは粉塵のサイズに比べて大きい。粘着材は磁 気テープ通路、磁気ヘッドおよびガイドを外して配置されていてたとえ意図しな いテープのゆるみが発生しても、磁気テープが粘着材そのものと接触することが ないように保護スクリーンが保護している。しかしながら保護スクリーンの穴上 に入ってきた遊離粉塵は捕獲され粘着材に付着することにより固定される。

図面の簡単な説明 本発明を図面により説明しよう。ここで図１は本発明により中に配置されたスク リーン保護粘着材を示した磁気テープカートリッジの斜視図、および 図２は図１のスクリーン保護粘着材の一部分の拡大図である。

本発明を実施するための最上モード 図１を参照すると、磁気テープカートリッジ１０はリール１４および１６上に巻 き取られた磁気テープ１２を含むエンクロージャ（密閉容器）からなる。カート リッジ１０は密閉形状にある状態で図示され、該密閉形状はカートリッジ１０が それの付属のテープ搬送ケースから取り出されたときにとる形状である。テープ １２は酸化物の側を中にして巻き取られかつ密閉状態においてはテープリフター １８．２０の上を通過し、該テープリフター１８．２０はテープ１２をカートリ ッジ１０の底部においてドアでカバーされた開口２２を横切る通路に沿って支持 している。カートリッジ１０が付属のレコーダ内に挿入されると、開口２２を被 覆しているドアが開けられ、これにより付属レコーダの磁気ヘッドおよびガイド をカートリッジ内に進入させる。テープリフター１８．２０がプレート２５の矢 印２３の方向への運動により磁気テープ１２との接触から引き離される。このと き磁気テープ１２は磁気ヘッドおよびテープガイドを巻き付けかつカートリッジ １０は運転準備完了状態となる。カートリッジ１０内にタイト巻取器２４．２６ が内包され、該巻取器２４．２６はテープがリール１４．１６上に巻き取られる ときに空気をテープから追い出すためのものである。開口２２がそのドアによっ て被覆されかつトップのカートリッジカバーがその場所に設けられると、カート リッジ１０は完全に内包されかつカートリッジ１０内の浮遊粉塵はカートリッジ １０内に保持されるであろう。

本発明の実施態様においては、カートリッジ１０内に適切な粘着材が設けられて いる。粘着面を提供するための便利な材料は、ミネソタ州セントボールのスリー エム（３Ｍ）社により製作される二重被覆粘着テープ２８である。この粘着テー プ２８はエンクロージャの壁土またはいわゆるタイト巻取器２４．２６の表面上 に設けてもよく；唯一の制限は、二重被覆テープ２８が磁気テープ１２と接触し てはならないことである。図２を参照すると、いかなる条件下においても磁気テ ープ１２と粘着テープ２８との間で接触が起こらないようにするために、穴２９ を有するプラスチック製メツシュスクリーン２７が粘着テープ２８を被覆してい る。メツシュスクリーン２フ内の穴は約０．０５０インチ角でありまたメツシュ のストランド３１の直径は約０．０１５インチである。メツシュスクリーン２７ の厚さは、粘着テープ２８上の粘着物質の薄い層がメツシュスクリーン２７の露 出表面より十分下にあるようにするために十分に厚くすなわち０．０１５インチ である。

本発明をとくに好ましい実施態様について詳細に説明してきたが１本発明の精神 および範囲内で変更態様および修正態様が可能であることが理解されよう。

国際調査報告 ｌｎｋｍａ＋＋いユ１．ユ＋＋ａｌｉａ＋＋ｌＩａ、　ＰＣＴ／ＵＳ　９０１０ ６４朋国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．密閉された磁気テープカートリッジ（１０）であり，本改良が前記カートリ ッジ内に配置された粘着材（２８）であって前記カートリッジ内の粉麈が該粘着 材により捕そくされるようにした改良密閉磁気テープカートリッジ。
2. ２．前記粘着材が前記カートリッジ内の少なくとも１つの内部表面上に配置され ている請求項１のカートリッジ。
3. ３．前記表面が前記カートリッジの内壁面である請求項２のカートリッジ。
4. ４．前記粘着材が二重被覆粘着テープである請求項２のカートリッジ。
5. ５．前記粘着材が保護スクリーンメッシュ（２７）で被覆されている請求項４の カートリッジ。