JPH04502330A - △↑8―及び△↑9―プロスタグランジン誘導体、その製法及びその製薬学的使用 - Google Patents

△↑8―及び△↑9―プロスタグランジン誘導体、その製法及びその製薬学的使用

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JPH04502330A
JPH04502330A JP2509372A JP50937290A JPH04502330A JP H04502330 A JPH04502330 A JP H04502330A JP 2509372 A JP2509372 A JP 2509372A JP 50937290 A JP50937290 A JP 50937290A JP H04502330 A JPH04502330 A JP H04502330A
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クラール,ウルリッヒ
レーヴィンケル,ハルトムート
フォルブリュゲン,ヘルムート
ティーラウフ,カール―ハインツ
シュテュルツェベッヒャー,クラウス―シュテフェン
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シェーリング アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
Δ8−及び△9−プロスタグランジン誘導体、その製法及びその製薬学的使用 本発明は、Δ8−及び△9−プロスタグランジン誘導体、その製法並びに薬物学 的検査のための助剤として及び薬剤としてのその使用に関する。 17位に芳香族置換基を有する化合物中の8位又は9位に二重結合を導入するこ とによって、その薬物学的特性が不安定なトロンボキサン−A2 (TXA2  )もしくはPGH2のそれと比較可能である化学的及び代謝的に安定なプロスタ グランジン同族体が得られることが意外にも判明した。 従って本発明の化合物は、薬物学的特性付けのための助剤として、並びに生体に 特有なTXA2/PGH2の欠乏に帰因する疾病の選択的治療に好適である。 本発明は式!= [5やイく、・515、/ヘ )Nを表ゎ1、R11よ又は 、R4は水素又は場合によりハロゲン、フェニル、C1−C4−アルコキシ又は ジー(C1−C4)−アルキルアミノによって置換されたCt−cto−アルキ ル−基、C3−CIO−シクロアルキル−1C7−016−アルアルキル−1W によって置換された7エナシルー基、c、、−C12−アリール−基又は少なく とも1個のN−1〇−又はS−i子を有する5−又は6−員の複素環基を表わし てよく、又はR1はC0NHR5−基を表わしてよく、この際R5は水素、CI  −CIO−アルカノイル又はCI −CIO−アルカンスルホニルを表わし、 R2及びR3は各々水素原子又は遊離の又は官能的に変化されたヒドロキシ基を 表わし、この際OH−基は各々a−又はβ−位であってよく、xはCH2−基、 〇−又はS−原子を表わし、Wは水素、−0R6、ハロゲン、−CN−1−N0 2、トリフルオルメチル又はCOOR6を表わし、R6は水素、CI −CIO −アルキル、ハロゲンによって置換されたC6 C12−アリール又はC7−c ts−アルアルキルであってよくかつR4が水素を表わす場合には、生理学的に 認容性の塩基とのその塩並びにα、β−又はγ−シクロデキストリンクラスレー ト、並びにリポゾームで被包された式■の化合物を表わす]の△8−及び△9− プロスタグランジン誘導体に関する。 5−又は6−員の複素環基の定義は、少なくとも1個のへテロ原子、殊に窒素、 酸素又は硫黄を含有する複素環である。例えば2−フリル、3−フリル、2−チ ェニル、3−チェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジルが挙げられ る。アルキル基R4及びR6としては、1−1〇個のC−原子を有する直鎖又は 分枝鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル 、イソブチル、三級−ブチル、ペンチル、インペンチル、ネオペンチル、ヘプチ ル、ヘキシル、デシルが考えられる。 アルキル基R4及びR6は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、cl−C4−アルコ キシ基、C6−C12−アリール基(これはハロゲンによって置換されていてよ い)、ジー(C1−C4)−アルキルアミノ及びトリー (C1−C4)−アル キルアンモニウムによって置換されていてよい、1個置換されているアルキル基 が有利である。 置換基としては例えば弗素−1塩素−又は臭素原子、フェニル、ジメチルアミノ 、ジエチルアミノ、メトキシ、エトキシが挙げられる。 有利なアルキル基R4及びR6としてはl−4個のC−原子を有するもの、例え ばメチル、エチル、プロビル、イソブチル、ブチルが挙げられる。 アリール基R4及びR6としては例えば次のものがこれに該当する:l−3個の ハロゲン原子、フェニル基、各々l−4個のC−原子を有するl−3個のアルキ ル基、クロルメチル−、フルオルメチル−、カルボキシル−cl−c4−アルコ キシ−又はヒドロキシ基によって置換されていてよいフェニル、ジフェニル、l −ナフチル及び2−す7チル。例えば弗素、塩素、cl−c、−アルコキシ又は トリフルオルメチルによるフェニル環の3−及び4−位における又はヒドロキシ による4−位g二おける置換が有利である。 シクロアルキル基R4は環中に3〜10.殊に3〜6個の炭素原子を含有してよ い。環はl−4個の炭素原子をアルキル基によって置換されていてよい。例えば シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、メチルシクロペンチル られる。特に有利なシクロアルキル基はシクロペンチル及びシクロヘキシルであ る。c7 −C16−アルアルキルとしては次の基が考えられる:フェニルで置 換された1〜IOflのC−原子を有するアルキル基(直鎖及び分枝鎖)、例え ばベンジル、フェニルメチル、α−フェニルエチル、3−フェニルプロピル等。 しかしArとしては、相応してよい短かいアルキル鎖を有するl−又は2−す7 チルもこれに該当する。 置換基として挙げられる1〜4個のC−原子を有するアルキル−又はアルコキシ 基は直鎖又は分枝鎖でなければならない。 R2及びR3中のヒドロキシ基は、例えばエーテル化又はエステル化によって官 能的に変換されていてよく、この際、遊離又は変換されたヒドロキシ基はσ−又 はβ−位であってよく、この際遊離のヒドロキシ基が有利である。 エーテル−及びアシル基としては当業者に公知の基がこれに該当する。容易に離 脱可能なエーテル基、例えばテトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル−、 三級ブチルジメチルシリル−、三級ブチルジフェニルシリル−、トリベンジルシ リル基が有利である。アシル基としては例えばアセチル、プロピオニル、ブチリ ル、ベンゾイルが重要である。 R4 、 Re 及びWについての定義中のハロゲンは弗素、塩素及び臭素を意 味する。 R5についての基“CI−CIO−’アルカノイル”又は“cl−CIO−アル カンスルホニル”は、それがカルボキシル基に結合している点の相違を伴い、前 記の同じ長さのアルキル基に相応する。cl−c4−アルカノイルもしくは一ア ルカンスルホニルが有利である遊離酸(R4−H)との塩生成のために、生理的 に認容性の塩の生成のための当業者に公知であるような無機及び有機塩基が好適 である。例えば次のものが挙げられる:アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナ トリウム又はーカリウム、アルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化カルシウム 、アンモニア、アミン、例えばエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエ タノールアミン、N−メチルグルカミン トリス−(ヒドロキシメチル)−メチルアミン等。 有利な式Iの化合物(1・式中 ・;・ 力“基A を表、;I′ζ、 わし、R1が基COOR4を表わし、R2が水素又はヒドロキシルを表わし R 3が水素又はヒドロキシルを表わし、R4が水素又はcl−c6−アルキルを表 わし R5がメタンスルホニルを表わし、Xが酸素又はCH2を表わしWが水素 又は弗素を表わす化合物である。 更に本発明は式Iの化合物の製法に関し、これは、式■: [式中R4はヒドロキシ基を表わしかつR1、R2、R3、X及びWは前記のも のでありかつR2、R3及びW中の遊離のOH基は保護されている]の化合物を 、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド[シャルマ(M、Sharma) 、 T etrahedron Lett. 5 7 3 (1 9 77 ) : ミ  ッ ド し ト ン ( W 、J 、M iddleton) 、 J 、  O rg。 Chem.40、574(1975)]又は他の弗素化剤、例えば(HF)n・ ピリジン[オラー(G.A.Olah)、シンセージス(Synthesis)  7 8 6 ( 1 9 7 3)]又はSeF4・ピリジン[G.A.オラ ー、J.A+n。 Chem. Sac. 9 8、925(1974))と反応させかつ場合によ り保護されたR2、R3及びW中のヒドロキシ基を遊離させかつ/又は遊離のヒ ドロキシ基をエステル化し、エーテル化しかつ/又はエステル化されたカルボキ シ基を鹸化し又はカルボキシ基を生理学的に認容性の塩基で塩に変え又はσ−、 β−又はγーシクロデキストリンと反応させてタラスレートにし、又はリポゾー ムで被包することを特徴とする。 一般式■の化合物を一般式■の化合物に変換することは、ジエチルアミノ硫黄ト リプルオリドを用いて、−80℃〜+40℃で、殊に一70℃〜+25℃で実施 される。溶剤としては、ジクロルメタン、1.1。 2−トリフルオルトリクロルエタン、ピリジン、ドルオール、ペンゾール、塩化 エチレン等、殊にドルオール及びピリジンが好適である。 官能的に変えられたヒドロキシ基R2、R3及びWの遊離は、当業者に公知の方 法により行なわれる。例えばエーテル保護基の離脱は、有機酸、例えば酢酸、プ ロピオン酸、クエン酸等の水溶液中で又は無機酸、例えば塩酸の水溶液中で、又 はテトラヒドロピラニルエーテルの場合にはピリジニウム−p−ドルオールスル ホネートの使用下で、殊に溶剤としてアルコール中で又は無水の臭化マグネシウ ムの使用下で、殊に溶剤としてシュチルエーテル中で実施される。 溶解性の改善のために、水性−酸性反応条件の使用で、水と混合可能な不活性の 溶剤を有利に添加する。 例えばアルコール、例えばメタノール及びエタノール、エーテル例えばジメトキ シエタン、ジオキサン及びテトラヒドロフランが好適であると実証され、この際 テトラヒドロフランが有利に使用される。 シリルエーテル保護基の離脱は、例えばテトラブチルアンモニウムフルオリドを 用いて当業者に公知の方法により行なわれる。溶剤としては例えばテトラヒドロ 7ラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、塩化メチレン等が好適である。離脱は 殊に206〜80℃の温度で実施される。 アシル基及びプロスタグランジンエステルの鹸化は、当業者に公知の方法により 、例えば塩基性の触媒、例えばアルカリ金属−又はアルカリ土類金属炭酸塩又は −水酸化物を用いて、アルコール又はアルコールの水溶液中で実施される。アル コールとしては脂肪族アルコール、例えばメタノール、エタノール、ブタノール 等、殊にメタノールがこれに該当する。アルカリ金属炭酸塩及び−水酸化物とし ては、リチウム−、ナトリウム−及びカリウム塩が挙げられる。リチウム−及び カリウム塩が有利である。アルカリ土類金属炭酸塩及び−水酸化物としては、例 えば炭酸カルシウム、水酸化カルシウム及び炭酸バリウムが好適である。反応は 一般に一10’〜+70℃、しかし殊に+25℃で行なわれる。 R1のエステル基Co2R4もしくはWのCO2R6の導入は(この際R4もし くはR6は1−10個のC−原子を有するアルキル基である)、当業者に公知の 方法により行なわれる。1−カルボキシ化合物(R4−HもしくはR6−H)を 例えばジアゾ炭化水素と自体公知の方法で反応させる。ジアゾ炭化水素でのエス テル化は例えば、不活性溶剤中の、殊にジエチルエーテル中のジアゾ炭化水素の 溶液を、同−又は他の不活性溶剤、例えば塩化メチレン中lこ溶かした1−カル ボキシ化合物と混合させることによって行なわれる。1〜60分間での反応の終 了後に、溶剤を除去しかつエステルを常法で精製する。ジアゾアルカンは公知で あるか又は公知方法により製造することができる(Org。 Reactionsx 8巻、389−394頁(1954))。 R1のエステル基CO2R4もしくはW(7)CO2R6の導入は(この際R4 もしくはR6は置換された又は非置換のアリール基である)、当業者に公知の方 法により行なわれる。例えばl−カルボキシ化合物を相応するアリールヒドロキ シ化合物とジシクロへキシルカルボジイミドを用いて適当な塩基、例えばピリジ ン、ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミンの存在で、不活性溶剤、例えば 塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム、酢酸エチルエステル、テトラヒド ロフラン中で、しかし殊にクロロホルムを用いて反応させる。反応は一30℃〜 +50℃の温度で、殊に+10℃で実施される。 R4もしくはR6が水素原子を表わす式Iのプロスタグランジン誘導体を適当な 量の相応する無機塩基で中和して塩に変えることができる。例えば相応するプロ スタグランジン酸を化学量論酌量の塩基を含有する水中に溶かす際に、水の蒸発 除去後又は水と混合可能な溶剤、例えばアルコール又はアセトンの添加後に、固 体の無機塩が得られる。 アミン塩の製造は、常法で行なわれる。このために、グロスタグランジン酸を適 当な溶剤、例えばエタノール、アセトン、ジエチルエーテル又はペンゾール中に 溶かしかつ各アミン1〜5当量をこの溶液に添加する。この除塩は、通例、固体 形で沈殿するか又は溶剤の蒸発後に常法で単離される。 遊離ヒドロキシ基の官能性変換は当業者に公知の方法により行なわれる。エステ ル保護基の導入のために、例えばジヒドロビラン又はメチルビニルエーテルを用 いて塩化メチレン又はクロロホルム中で触媒量の酸性縮合剤、例えばドルオール スルホン酸の使用下で反応させる。各エノルエーテルを過剰量で、殊に理論的必 要量の1.2−〜lO倍量で添加する。反応は通例−10℃〜+30℃で行なわ れかつ2〜45分間後に終了する。 シリルエーテル保護基の導入のために、例えばt−プチルージフェニルクロルシ ラン又は
【−ブチル−ジメチルクロルシランを用いてジメチルホルムアミド中で 塩基、例えばイミダゾールの使用下で反応させる。 各塩化シリルを過剰量で、殊に理論的必要量の1.05−〜4倍量で添加する。 反応は通例O℃〜30℃で行なわれかつ1〜24時間後に終了する。 アシル保護基の導入は、式■の化合物を自体公知の方法でカルボン酸誘導体、例 えば酸クロリド、酸無水物等と反応させることによって行なわれる。 新規の化学的かつ代謝的に安定しf:、 9− フルオル−プロスタグランジン −誘導体は、不安定なトロンボキサン−A 2(T X A 2)もしくはPG I1のそれと比較可能である薬物学的特性を有する。従ってこれはTXA2/P GH2−受容体アゴニストとしてプロスタグランジン受容体もしくはTXA2  /PGH2−受容体亜型(Rezeptorsubtypen)の特徴付けのた めの重要な診断手段であり、それでもって血小板及び血管のTXAQ/ P G  H2−依存の興奮の前兆を確認することができる。このことは試験管内試験に おいて、例えば受容体特徴付けもしくは受容体での抑制(V erdreang ung)、血小板凝集阻害試験、脈管束(G efaestreifen −) 収縮等並びに動物での薬物学的実験にもあてはまる。 TXA2/PGH2−受容体アゴニストは、シクロオキシゲナーゼ阻害物質、T XA2−シンテターゼ阻害物質並びにTXA2/PGH2−受容体遮断剤の作用 の特異的な減弱化又は解消のために使用されうる。 もう1つの使用可能性は、相対して高められた感受性を有する病気の際のもしく はトロンボキサンの生産、例えば動脈硬化的障害を有する冠状動脈又は脈管のそ れに8けるTXA2 /PGH2−作用の部分的な減衰調整にある。 TXA2/PGH2−受容体アゴニストをTXA2/PGH2−受容体アンタゴ ニストと組合せて、TXA2/PGH2−依存の経過の関与の診断的鮮明化のた めに、この診断のためにTXA2/PGH2−受容体アゴニストの全身的(S  ystemisch)投与を必要としない病気に、しかしTXA2 /PGH2 −受容体アゴニストの不所望の作用をアンタゴニストによって対抗調整すること ができる限りの他の病気にも使用することができる。 更にTXA2/PGH2−受容体アゴニストは、TXA2/PGH2−生成及び /又は作用の障害に基づく血小板機能の欠陥の際の局所的止血に好適である。 本発明の△8−及び△9−プロスタグランジン誘導体を、例えばβ−遮断剤、利 尿剤、ホスホジェステラーゼ阻害剤、Ca−アンタゴニスト又は非ステロイド系 の抗炎症剤と組合せて使用することもできる。 化合物の用量は、それがヒトの患者に投与される場合には、l −1000pg /ky/日である。製薬学的な認容性の賦形剤の単一用量はlOμ9’−100 μ9である。 腸管外投与には、無菌の、注射可能な水性又は油性の溶液を使用する。経口投与 には、例えば錠剤、糖衣錠又はカプセル剤が好適である。従って本発明は式Iの 化合物及びシクロデキストリンクラスレート及びリポゾームの被包(V erk apselung)を包含する常用の助−及び賦形剤を基礎とする薬剤にも関す る。 本発明による作用物質を、例えば薬剤の製造のためのガレヌス学的に公知で常用 の助剤と併用して用いるべきである。 例 1 (5Z、13E、15R)−15−ヒドロキシ−16−フエツキシー17,18 ,19.20−テトラツルー5.8 (9)、13−グロスタトリエン酸メチル エステル 例1aで示した化合物4011g(6677+1101)の溶液を無水テトラヒ ドロフラン770μα中に溶かし、テトラヒドロフラン中のIMテトラブチルア ンモニウムフルオリド溶液151IgIQを加えかつ乾燥アルゴンよりなる雰囲 気下で3時間撹拌する。氷水上に注ぎ、ジェf Jl/ x −チルで抽出し、 飽和塩化ナトリウム溶液で後洗浄しかつ硫酸マグネシウム上で乾燥させる。流水 真空中での溶剤留去後に得られる粗油状物を2層の分析薄層板でのクロマトグラ フィーにより精製する。展開剤としてn−ヘキサン及び酢酸エチルよりなる混合 物を用い、溶離剤としてジエチルエーテルを用いる。表題化合物24+mg(6 5μmo+、93%)を無色油状物トして単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3030.3010.2930 .2850゜1735.1600.1585.14 95、l 455.1245.1080.1040.970.760及び690 (5Z、13E、15R)−15−t−プチルージフェニルンリルオキシ−16 −フエツキシー17,18.19.20−テトラツルー5.8 (9)、13− プロスタロリエン酸メチルエステル(A) 及U (5z。 9R,13E、15R)−9−フルオル−15−t〜ブチルジフェニルシリルオ キシ−16−−yエノキシ−17,1g、19.20−テトラツルー5,13− グロスタジエン酸メチルエステル(B) 例1bに示した化合物125WIi+(199MmoL)を無水ドルオール3. 6mQ中に溶かし、無水ピッジン80μQを加え、無水アルゴンよりなる雰囲気 下で一70℃に冷却し、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(DAST)60μ Qを加え、徐々に一30°Cに加温しかつ更に2時間撹拌する。飽和度酸水素ナ トリウム溶液数滴を加え、室温にし、水で希釈しかつジクロルメタンで数回抽出 する。硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ水流真空中での溶剤留去後に得られる粗 油状物を2個の分析薄層板でのクロマトグラフィーにより精製する。展開剤とし てn−ヘキサン−アセトン−混合物、溶離剤としてジエチルエーテルを用いる。 表題化合物A40所y(66μmols 33%)並びに表題化合物B4711 9(75MmoL 38%)を単離する。 AのIR(薄膜):3070.3040.3000.2940.2850.17 35. 1600.159G、I490. 1450.1430.1360. 1300.1245.1170. 1110.1045.970.8 20.755.740及び705 C11−1。 BのIR(薄膜):3070.301O12950,2860,1735,16 00, 1585,1495,1450, 1425,1360,1245, 1110,1045,970,8 20.750.740及び705 C讃−1゜ 例1b (5Z、9S、13E、15R)−9−ヒドロキシ−15−t−ブチル−ジフェ ニルシリルオキシ−16−フエツキシー17,18.19.20−テトラツルー 5.13−7’ロスタジ工ン酸メチルエステル例1cで得られる粗生成物235 +19をジクロルメタン5m1l中に溶かし、0〜5℃に冷却しかつエーテル性 ジアゾメタン溶液でエステル化する。溶剤の留去後に、残分を圧力下で微細珪酸 ゲル約30m4でクロマトグラフィーにかける。展開剤としてn−ヘキサン及び 酢酸エチルよりなる傾斜系を使用する。125my(199μmolb例1cに おける遊離体に対して62%)が単離される。 IR(薄膜’):3700−3300.3070.3040.3000.295 0.2930.2890.2860.1735.16 00.1585.1495.1450.1430.1245.1110% 10 40.970.820.755.74 0及び705cm+−1。 (5・Z、9S、13E、15R)−9−ヒドロキシ=15−【−ブチル−ジフ ェニルシリルオキシ−16−フエツキンー17.18.19.20−テトラツル ー5.13−プロスタジエン酸 例1dに示した化合物235+u(321/111101)のメタノール1II IQ中の溶液に5%の水酸化リチウム溶液を加えかつ5時間25°Cで撹拌する 。氷水中に注ぎ、飽和クエン酸溶液の添加により、pH値4〜5にし、ジクロル メタンで数回抽出し、水で洗浄しかつ硫酸マグネシウム上で乾燥する。溶剤留去 後に、粗生成物236m+9を単離し、これは精製せずに更に反応される。 例1d (5Z、9S、13E、15R)−9−ベンゾイルオキシ−15−t−ブチル− ジフェニルシリルオキシ−17,18,19,20−テトラツルー5,13−プ ロスタジエン酸メチルエステル 例1eに示した化合物309+ug(343+umol)をジメトキシエタン5 taQ中に溶かし、沃化ナトリウム519me、亜鉛末445 tag、水30 0.uQを加えかつ16時間80℃に加熱する。冷却後に濾過し、ジクロルメタ ンで後洗浄し、水で抽出しかつ有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥する。溶剤留 去後に表題化合物238yr9(325μmol、95%)を淡黄色油状物とし て単離する。 IR(薄膜):3070.3030.3000.2950.2950.2930 .2860.1735.1715.1600.15 85、1490.1450、 l 270、l 245、1110,970.8 20.750.740及び705cm−1。 例1e (5Z、9S、IIR,13E、15R) −9−べ/ジイルオキシ−1−(p −ドルオールスルホニルオキシ)−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ −16−7エノキシー17.18.19.20−テトラツルー5.13−プロス タジエン酸メチルエステル例1fに示した化合物3001119(402μmo l)を無水ピリジン2.7mQ中に溶かし、p−)ルオールスルホン酸クロリド 354+nを加えかつ無水アルゴンよりなる雰囲気下で7時間50℃に加熱する 。ドルオールとの繰り返しの共沸蒸留によりピリジンを除去し、残分に水を加え かつジクロルメタンで数回抽出する。飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マ グネシウム上で乾燥させかつ水流真空中の溶剤留去後に得られる残分を圧力下で 微細珪酸ゲル約70mQでのクロマトグラフィにより精製する。展開剤としてn −ヘキサン及び酢酸エチルよりなる傾斜系を用いる。表題化合物533TRg( 591μmol、92%)が無色油状物として単離される。 IR(薄膜):3070.3040.3000.2978、2930、2860 .1735.1715、 l 600、 l 585、1495、1450.1 425、 l 360、l 270、 l 245、1175、1190、11 10.965.910,8 55.820.755.740.71 O及び665 cm−1゜ 例1f (5Z、93.IIR,13E、15R)−9−ベンゾイルオキシ−11−ヒド ロキシ−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16−フニノキシー17 .18.19.20−テトラツルー5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例1gに示した化合物395mg(475、umol)を例5Cと同様にして反 応させかつ後処理及び精製後に、表題化合物327ie(438,umol、9 2%)を無色油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3040.3010.3000 .2950.2930.2860.1735.17 20.1600.1585.149゛5.1450.1430.1275.12 45、l 1.75.1115.970.825.755.740.710.6 15.510及び490 c+m−1゜例1g (5Z、9S、l IR,13E、15R)−9−ベンジイルオキシ−11−( テトラヒドロビラン−2−イルオキシ’)−151−プチルージフェニルーシリ ルオキシ−16−7エノキシー17.18,19.20−テトラツルー5.13 −プロスタジエン酸メチルエステル 例1hにより示した、より極性のアルコール3.059(5、15mmol)を 無水ジメチルホルムアミド24taQ中に溶かし、イミダゾール713B、t− ブチルジフェニルクロルシラン2−45m12を加えかつ無水アルゴンよりなる 雰囲気下で23℃で16時間撹拌する。氷水上に注ぎ、ジエチルエーテルで数回 抽出し、合一した有機性抽出物を水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸 マグネシウム上で乾燥しかつ濾過及び溶剤留去後に得られる残分をn−ヘキサン 及び酢酸エチルよりなる傾斜系を用いて微細珪酸ゲル約250mffでのクロマ トグラフィーにより精製する。表題化合物3.59g(4,32mmo+、 8 4%)が無色の油状物として単離される。 IR(薄膜):3070.3040.301O12940,2860,1735 ,1715,1600,1585,1495,14 50,1425,1270,1245,1110,1025,970,865, 820,755,740及び705 c+m−1例1h (5Z、9S、11R,l 3E、l 5R)−9−ベンゾイルオキシ−11− (テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−is−ヒドロキシ−16−フエツキ シー17.18.19.20−テトラツルー5,13−プロスタジエン酸メチル エステル(A) 及Cf (5z、 gS、l IR,13E、15s)−9− ベンゾイルオキシ−11−(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−15−ヒ ドロキシ−16−7エノキシー17.18.19.20−テトラツルー5,13 −プロスタジエン酸メチルエステル 例11に示したケトン7 、4 9 9(1 2 、7 mmol)を例9dと 同様にして還元しかつ後処理及びクロマトグラフィーによる分離後に、表題化合 物83.439(5.79 mmol, 4 6%)を非極性成分として、並び に表題化合物A3.7 19(6.2 5mmo114 9%)をより極性の成 分として単離する。 A及びBのIR(薄膜):3600−3200、3060、3010,2949 、287.0、1735、1710,1600、14 95、1450、1360、1275、1245、1115、1070、10 25、970、865、810、75 5、715及び690cm″″1。 例1i (5Z.95.IIR,13E,15R)−9−ベンゾイルオキシ−11−(テ トラヒドロビラン−2−イルオキシ)−15−オキソ−16−フエツキシー17 、18,19.20−テトラツルー5,13−プロスタジエン酸メチルエステル (IR,2R,3R,53) −7− [2−ホルミル−3−(テトラヒドロビ ラン−2−イルオキシ)−5−ペンゾイルオキシシクロペンチル]−5−(Z) −ヘプテン酸メチルエステルを無水ジメトキシエタン210mfl中に溶かし、 ジメチル−(2−オキソ−3−フェノキン−プロピル)−ホスホネート−リチウ ム塩17、89を加えかつ無水アルゴンよりなる雰囲気下で23°Cで2日間撹 拌する。氷水上に注ぎ、ジエチルエーテルで数回抽出し、合一した有機性抽出物 を水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ濾 過及び溶剤留去後に得られる残渣をn−ヘキサン及び酢酸エチルよりなる傾斜系 を用いる微細珪酸ゲル約600++IQでのクロマトグラフィーにより精製する 。出発物質1.59gのほかに表題化合物7.49g( 1 2.7mmol,  7 5%)を無色の油状物として単離した。 JR(薄膜):3070、3010,2950、2870、1735、17+5 ,1695、1620、1600、1495、14 50、1275、1120、1030、9 7 5、 8 7 0、 815  760、 720及び6 9 5c+i−1 。 例 2 (5Z,13E.15R)−15−ヒドロキシ−16−7ヱノキシー17.18 .19.20−テトラツルー5.8 (9)、13−プロスタトリエン酸例1に 示した化合物2 4 1g(6 5 p mol)をメタノール940μα中に 溶かし、8%の水酸化カリウム溶液315μQを加えかつ25℃で5時間撹拌す る。後処理を例1cと同様にして行なう。表題化合物2119(59μmol, 91%)が無色の油状物として単離されるIR(薄膜):3600−2400、 30070、3040、3010、2930、285 0、1710,1600、1585、 1495、1455、1245、10 80、1040、970,755及び (5Z.13E,15S)−15−ヒドロキシ−I6−フエツキシー17,18 .19.20−テトラツルー5.8 (9)、13〜グロスタトリエン酸メチル エステル 例3aに示しI;化合物4 2 m9(6 9 μmol)を例1と同様にして 反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物23+ng(62μmol、90% )を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3080.3040.3010.2930 .2850.1740.1600.1590.15 00.1455.1245.1080.1040.970.755及び690 CIl−1゜ 例3a (5Z、13E、155)−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16 −7エノキシー17.18.19.20−テトラツルー5.8 (9)、13− プロスタトリエン酸メチルエステル(A)及び(5Z。 9R,13E、15s)−9−フルオル−15−t−ブチル−ジフェニルシリル オキシ−16−7エノキシー17.18,19.20−テトラツルー5.13− プロスタジエン酸メチルエステル(B)例3bに示した化合物1031119( 164pmol)を例1aと同様に反応させかつ後処理及び精製後 表題化合物 A42mg(69μmol、42%)並びに表題化合物B41+n(65μmo l、40%)を単離する。 AのIRC薄膜):3070,3040,3010.2950.2930.28 50. 1735.1600.1585. 1490.1425.1360、 l 300、1240、1 l 70.1110 、 l 040、970、8 20.750.740及び705 c+++”’1 。 BのIR(薄膜):3070.3050.301O12950、2930、28 60、 l 735、 l 600、 l 590、l 495、 l 430、136 0、l 245、1170 、1110 、l 045、970、820、75 5.740及び705c+*−” 。 例3b (5Z、9S、13E、15s)−9−ヒドロキシ−15−t−ブチル−ジフェ ニルシリルオキシ−16−フエツキシー17,18.19.20−テトラツルー 5.13−プロスタジエン酸メチルエステル例3cに示した粗生成物42011 gを例1bと同様にして反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物233mg (372μ舊o1.例3C中のエダクトに対して67%)を無色の油状物として 単離する。 夏 R(薄膜) 二 3600−3300 、 3070 、 3040.30 00,2950.2950.2930.2860.1735.16 00.1590.1495.1425.1240.1110,1040.97 0.820.755.740及び70 5 c+a−1。 例3c (5Z、9S、13E、15s) −9−ヒドロキシ−15−t−ブチル−ジフ ェニルシリルオキシ−16−フエツキシー17.18.19.20−テトラツル ー5.13−プロスタジエン酸 例3dに示した化合物406+n(555pmol)を例1cと同様にして反応 させかつ後処理後に粗生成物423mgを単離し、これを精製せずに更に反応さ せる。 例3d (5Z、9S、13E、15s)−9−ベンゾイルオキシ−15−t−ブチル− ジフェニルシリルオキシ−16−フエツキシー17,18.19.’20−テト ラツルー5.13−プロスタジエン酸メチルエステル例3eに示した化合物53 311g(591μmo+)を例1dと同様にして反応させかつ後処理及び精製 後に表題化合物421 rlg(576p mols 97%)を淡黄色の油状 物として単離する。 IR(薄膜):3070.3040.3000.2950.2930.2860 .1735.1710.1600.1585.14 90.1450.1430.1270.1245.1110.970.820. 750.740及び705 cm−1゜例3e (5Z、95.IIR,13E、155)−9−ベンゾイルオキシ−11−(p −ドルオールスルホニルオキシ)−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ −16−フエツキシー17.18.19.20−テトラツルー5.13−プロス タジエン酸メチルエステル例3fに示した化合物479119(641/1mo l)を例1eと同様にして反応させかつ後処理及び精製後に、表題化合物533 mg(591pmol、92%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3070.3040.2940.2860.1720 (巾広) 、1600.1495.1450.1430.13 60.1270.1245.1175.1110.970.910.850. 820.750.710及び665 c+i−1例3f (5Z、9S、IIR,13E、15S)−9−ベンゾイルオキシ−11−ヒド ロキシ−tS−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16−フエツキシー17 .18.19.20−テトラツルー5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例3gに示した化合物960119(1,16+nmol)を例5cと同様にし て反応させかつ後処理及び精製後に表悪化合物607謂g(813、umol、 70%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3040.3010.3000 .2950.2930.2860.1735.17 15.1600.1585.1495.1450.1425.1360.13 15.1275.1245.1175.1115.970.825.755. 740.705.690.615.5 1O及び490 crpr−’。 例3g (5Z、95.l IR,13E、155)−9−ベンゾイルオキシ−11−( テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−15−t−ブチル−ジフェニルシリル オキシ−16−フニノキシー17.18,19.20−テトラツルー5.13− プロスタジエン酸−メチルエステル 例1hに示した非極性のアルコール2.779(4,67+wmol)を例1g と同様に反応させ、かつ後処理及び精製後に表題化合物3.311?(3,98 mmol、85%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜)=3070.3050.301O52940,2860,1735 ,1715,1600,1585,1450,14 30,1270、l 245、1110゜1 025、970,860、820 .740及び705 cm−1゜ 例 4 (5Z、13E、153)−15−ヒドロキシ−16−7エノキシー17.18 ,19.20−テトラツルー5.8 (9)、13−プロスタトリエン酸例3に 示した化合物2:3+y(62μmol)を例2と同様にして反応させかつ後地 理後に表題化合物19.8mgIR(# 膜) コ 3600−2400. 3 070. 3040.3010,2930.2850.1710.1600.1 590.15 00.1460.1245、l 080.1040.970.755及び690 CB−” a 例 5 (5Z、113.13E、15s)−11,15−ジヒドロキシ−16−7エノ キシー17,18.19゜20−テトラツルー5.8(9)、13−プロスタト リエン酸 例5aに示した化合物20 mg(41p +nol)を例1cと同様にして最 北しかつ後処理及び精製後に、表題化合物14+mg(38μmol、92%) を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−2500.3050.3010.2930.2870 .1710.1600.1585.1495.12 45.1080.1040.975. 810.755及び690ctt+−’ 。 例5a (5Z、113.13E、15R)−11−ジベンゾイルオキシ−15−ヒドロ キシ−16−7エノキシー17.18,19.20−テトラツルー5.8 (9 )、13−プロスタトリエン酸メチルエステル例5bに示した化合物33 my c45 p mol)を例1と同様にして反応させかつ後処理及び精製後に表題 化合物20111g(417711101,90%)を無色の油状物として単離 する。 IR(薄膜):3600−3200.3060.3010.2950.2870 .1735.1710.1600.1495、■4 50.1360.1245.1110、+070.1025.970.755. 715及び695 cm−”。 例5b (5Z、IIs、+3E、15R)−11−ベンゾイルオキシ−15−t−ブチ ル−ジフェニルシリルオキシ−16−フエツキンへ17.18.19.20−テ トラツルー5.8 (9)、13−プロスタトリエン酸メチルエステル 例5c中に示した化合物38119(61pmol)を無水ドルオール1.5+ n(1中に溶かし、トリフェニルホスフィン3511g、安息香酸16.4+n gをアゾジカルボン酸−ジエチルエステル(DEAD)と共に加える。無水アル ゴンよりなる雰囲気下で25℃で3時間撹拌し、水を加え、ジエチルエーテルで 数回抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥させかつ溶剤留去後に得られる残分を7 個の分析薄層板でのクロマトグラフィーにより精製する。展開剤として酢酸エチ ル及びn−ヘキサンよりなる混合物を用い、溶離剤として酢酸エチルを用いる。 表題化合物33119(45μmol、74%)が無色の油状物として単離され る。 IR(薄膜):3070.3030.3000.2950.2930.2860 .1735.1715.1600.1590.14 90.1490.1450.1425.1270.1245.1110.97 0.820.750及び705 ctx−”。 例5c (5Z、IIR,13E、15R)−11−ヒドロキシ−15−t−ブチル−ジ フェニルノリルオキシ−16−フエツキシー17,18.19.20−テトラツ ルー5.8 (9)、13−グロスタジエン酸メチルエステル 例5dに示した化合物69119(97μmol)をメタノール1.5+s(l 中に溶かし、ピリジニウム−1)−ドルオールスルホネート(PPTs) 81 ngを加えかつ無水アルゴンよりなる雰囲気下で2時間55℃に加熱する。冷却 後にジクロルメタンを加え、水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、vL酸マ グネシウム上で乾燥しかつ溶剤留去後に得られる残渣を3個の分析薄層板でのク ロマトグラフィーにより精製する。展開剤として酢酸エチル及びn−ヘキサンよ りなる混合物、溶離剤として酢酸エチルを用いる。表題化合物38119(61 μmo!、62%)が無色の油状物として単離される。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3030.3000.2940 .2860、l735.1600,1585.14 95.1450.1245.1110.1040.970.815.755. 740及び705cm−” 。 例5d (5Z、l IR,13E、15R)−11−(テトラヒドロピラン−2−イル オキシ)−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16−7二ノキシー1 7.18.19.20−テトラツルー5.8(9)、13−プロスタジエン酸メ チルエステル(A)及び(5Z、9R,IIR,13E、15R)−9−フルオ ル−11−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−15−t−ブチル−ジフ ェニルシリルオキシ−16−フニノキンー17.18.19.20−テトラツル ー5.8(9)、13−プロスタジエン酸メチルエステルCB) 例5eに示した化合物213119(293μmol)を例1aと同様にして反 応させかつ後処理及び精製後に表題化合物A3011111(113/JIIQ I、39%)並びに表題化合物B91iz(125μmo+、43%)を単離t 6゜AのIRC薄膜’):3070.3040.3010.2940.2860 .1735. 1600.1595.1490. 1450.1425.1355. 1245.1110.1045. 970.870.820.755. 740及び705c+*−1a BのIR(薄膜):3060.3030.3000.2950.2860.17 35. 1600.1590、I495. 1450.1425.1360. 1245.1110,1045. 970.865.820.750. 740及び705cm−1。 例5e (5Z、9S、I IR,13E、15R)−9−ヒドロキシ−11−(テトラ ヒドロピラン−2−イルオキシ)−15−t−ブチルジフェニル−シリルオキシ −16−7エノキシー17,18,19.20−テトラツルー5.13−’ロス タジエン酸メチルエステル例1gにより示しI;化合物1.49g(1,791 11mo+)を例1c及び1bと同様I;シて反応させかつ後処理及び精製後に 表題化合物1−14g(1,57mmol、88%)を無色の油状物として単離 する。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3040.3000.2960 .2940.2860.1735.1600,15 85.1495.1245.1110゜1040.970.865.820. 755.740及び705C禦−1゜ 例 6 (5Z、115.13E、15R)−11,15−ジヒドロキシ−16−フエツ キシー17,18.19゜20−テトラツルー5..8 (9)−13−プロス タトリエン酸メチルエステル 例5に示した化合物5.7+++g(L8μmol)を例1bと同様にしてエス テル化しかつ溶剤留去後に表題化合物6.5mg(17、#1llOI、93% )を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3080.3010.2940.2870 .1735、l 600、 l 590、 l 495、1245、 l 08 0、1040、970.810.755及び690 cta−1゜例 7 (5Z、l 15,13E、15s)−11−ジヒドロキシ−16−フエツキシ ー17.18,19.20−テトラツルー5.8(9)、13−プロスタトリエ ン酸 例7aに示した化合物109119(222μmol)を例1cと同様にして鹸 化しかつ後処理及びクロマトグラフィーによる精製後に表題化合物65++9( 175μmol、79%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−2500.3070.3050.3020.2940 .2870.17IO1I600.1590’、1500%1245.1080 .755及 (5Z、l is、13E、15s)−11−ペンゾイルオキシー15−ヒドロ キシ−16−フエツキシーI7.18.19.20−テトラツルー5.8 (9 )。 13−プロスタトリエン酸メチルエステル(A)及び(5Z、9R,l is、 13E、15s)−9−フルオル−11−ベンゾイルオキシ−15−ヒドロキシ −16−7二ノキシー17.18,19.20−テトラツルー5.13−’ロス タジエン酸メチルエステル(B) 例7bに示した混合物355 mg(約500 μmol)を例1と同様にして 反応させかつ後処理及びクロマトグラフィーによる精製後に表題化合物A109 !19(222μII+01、例7d中のエダクトに対して36%)並びに表題 化合物8139119(273μmol、例7d中のエダクトに対して45%) を単゛離する。・A及びBのIR(薄膜):3600−3200.3050.3 010.2950. 2870.1735.17 10.1600.1495. 1450ミ 1245.11 1O11065,970, 755,715及び695 (5Z、l Is、l 3E、15s)’−11−ペンゾイルオキシー15−t −ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16−7二ノキンー17.18,19.2 0−テトラツルー5.8 (9)、13−プロスタトリエン酸メチルエステル及 び(5Z、9R,115,13E。 15s)−9−フルオル−11−ベンゾイルオキシ−15−t−ブチル−ジフェ ニルシリルオキシ−16−7二ノキシー17.18,19.20−テトラツルー 5.13−’ロスタジエン酸メチルエステル例3cに示した混合物350 +u (約550μm01)を例5bと同様にして反応させかつ後処理及び精製後に両 表題化合物の混合物359+mg(約500μmol、9]%)を単離し、これ を分離なしで更に反応させる。 IR(薄膜):3070.3050.301O12950,2860,1735 ,1710,1600,15浄95.1495.1425.1360.1245 .1170.1100.10’40.970.820.755.740及び70 5 c+*−1゜例7C (5Z、IIR,13E、15”5)−11−ヒドロキシ−15−t−ブチル− ジフェニルシリルオキシ−16−フエツキシー17,18.19.20−テトラ ツルー5.8 (9)、13−プロスタトリエン酸メチルエステル及び(5Z、 9R,IIR,13E、15s)−9−フルオル−11−ヒト′ロキシー15− t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ−16−フエツキシー17.18.19. 20−テトラツルー5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例7dに示した混合物3891119(約550μmol)を例5cと同様にし て反応させかつ後処理及び精製後に両表題化合物の混合物350m+9(約55 07111101.約100%)を単離し、これを分離なしに更に反応させるI R(薄膜):3600−3200.3070.3030.3010、2950、 2870、l 735、1600、1590、1495.1450、1245、 1110、l 035、970、820、755.740及び705 cm−1 ゜ 例7d (5Z、IIR,13E、15s)−11−(テトラヒドロピラン−2−イルオ キシ)−15−t−ブチル−ジフェニルンリルオキシ−16−7エノキシー17 .18,19.20−テトラツルー5.8(9)、13−プロスタトリエン酸メ チルエステル及び(5Z。 9R,IIR,13E、153)−9−フルオル−11−(テトラヒドロピラン −2−イルオキシ)−15−1−ブチルージフェニルンリルオキシ−16−フニ ノキシー17.18,19.20−テトラツルー5゜13−プロスタジエン酸メ チルエステル例7eに示した化合物434 誼9(609μmol)を例1aと 同様にして反応させかつ後処理及び精製後に両表題化合物の混合物389111 9(約540 μ+1101.約88%)を単離し、これを分離せずに更に反応 させる。 IR(薄膜):3ogo、3040.3010,2950.2860.1730 .1600.1595.1495.1450.14 25.1355 、1215、1110.1045 、970、865、820 .755.740及び705 c+a−1゜例7e (5Z、9S、IIR,13E、15S)−9−ヒドロキシ−11−(テトラヒ ドロピラン−2−イルオキシ)−15−t−ブチル−ジフェニルシリルオキシ− 16−7エノキシー17,18.19.20−テトラツルー5.13−プロスタ ジエン酸メチルエステル例3gにより示された化合物755肩g(908μma t)を例1c及びlbと同様にして反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物 523+*g(719μI!lo1%79%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3070.3040.3010.2960 .2850.1735.1600.1585.14 95.1245.1110.1040.970.870.820.755.7 40及び705cm−1。 例 8 (5Z、115.13E、15s)−11,15−ジヒドロキシ−16−7二ノ キシー17.18,19゜20−テトラツルー5.8(9)、13−プロスタト リエン酸メチルエステル 例7に示した化合物11119(30p mol)を例1bと同様にしてエステ ル化しかつ後処理及び精製後に表題化合物10mg(26μmol、88%)を 無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3300.3070.3050.3010.2940 .2870、+740.1600.1590.15 00.1245.1080.1040.755及び695c禦−1゜ 例 9 (5Z、IIR,13E、15R)−11,15−ジヒドロキシ−17−7二ノ キシー17.18.19゜20−トリノル−5,8(9)、13−プロスタトリ エン酸メチルエステル 例9aに示した化合物A 316119(572μmol)に氷酢酸:水:テト ラヒドロフラン(65:35:10)−混合物14mQを加えかつ16時間23 ℃で撹拌する。水流真空中で濃縮しかつ残留酢酸をドルオールの繰り返しの添加 によって共済的に除去する。表題化合物214mg(556μmol、97%) を無色の油状物として単離し、これを精製なしに更に反応させる。 夏 R(# 膜) :3600−3200. 3070 、 3060.302 0,2940.2870.1735.1600.1495.14 50.1410.1245.1035.970.750及び700cm−1。 例9a (5Z、IIR,13E、15R)−11,15−ビス−(テトラヒドロピラン −2−イルオキシ)〜17−7z=ルー18+ 19.20− ト’)ツルー5 .8 (9)、13−プロスタトリエン酸メチルエステル(A)及び(5Z、9 R,liR,13E、15R)−9−フルオル−11,15−ビス−(テトラヒ ドロビラン−2−イルオキシ)−17−フェニル−18,19,20−トリノル −5,13−プロスタジエン酸メチルエステル(B) 例9bに示した化合物1.249(2,18m mol)を例1aと同様にして 反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物A 31619(572μmoL2 6%) 並(/j:表題化合物B560119(629μmof129%)を単 離する。 A(7)rR(薄IIり:3090.3060,3030゜2950.2870 ,1740. 1605.1455.1440. 1200.1200.1135. 1120.1080.1030. 980.870.815.750 及び700cm−1。 BのIR(薄膜):3090.3070.3030.3010.2940.28 70. 1740.1455.1440、 l 355、1075 、1030. 975、870、815、750 及び7080 cm−1゜ 例9b (5Z、9S、IIR,J3E、15R)−9−ヒドロキシ−11,15−ビス (テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−17−フェニル−18,19,20 −トリノル−5,13−7’ロスタジエン酸メチルエステル 例9cに示した化合物1.519(2,24mmol)を無水メタノール50m 12中に溶かし、微粉末化した炭酸カリウム0.669を加えかつ60時間23 ℃で無水アルゴンよりなる雰囲気下で撹拌する。水で希釈し、ジエチルエーテル で数回抽出し、合一した有機性抽出物を水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し 、硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ溶剤留去後に得られる残分をn−ヘキサン及 び酢酸エチルよりなる展開剤混合物を用いて微細珪酸ゲル約10.OmQでのク ロマトグラフィーにより精製する。表題化合物1 、249 (2、18mmo l。 91%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3090.3060.3030.301O 12950,2870,1740,1600,14 55,2440,1250,1135,1080,1025,980,8701 815,750及び705 cm−1゜例9c (5Z、9S、IIR,13E、15R) −9−ベンゾイルオキシ−11,1 5−ビス−(トリヒドロピラン−2−イルオキシ)−17−フェニル−18,1 9,20−)ジノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例9dに示した化合物81.4111(2,3mmol)の無水ジクロルメタン 50m(l中の溶液にp−ドルオールスルホン酸6mg及びジヒドロピラン26 0μQを加える。無水アルゴンよりなる雰囲気下で23°Cで1時間撹拌し、紫 色に変色した溶液に10%の炭酸水素ナトリウム溶液25m(lを加え、有機相 を分離し、水で数回後洗浄しかつ硫酸マグネシウム上で乾燥させる。濾過及び水 流真空中での溶剤の留去後に、黄色油状物1.77りを単離し、これをn〜へキ サン及び酢酸エチルよりなる混合物を用いて微細珪酸ゲル約100tQでのクロ マトグラフィーにより精製する。表題化合物1.519(2,24+nmol、  97%)が無色の油状物として単離される。 IR(薄膜):3090.3060.3030.3010.2940.2870 .l740、l600、l585.1450.14 40.1350.1275、+130゜1115、+025.975.870、 815.750及び700C寓−1゜ 例9d (5Z、9S、IIR,13E、15s)−9−ベンゾイルオキシ−11−(テ トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−15−ヒドロキシ−17−フェニル−1 8,19,20−トリノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル(A) 及び(5Z、9S、IIR、+3E、15R)−9−ベンゾイルオキシ−11− (テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−15−ヒドロキシ−17−フェニル ー18.19.20−1−ジノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル (B) 例9eに示した不飽和ケトン3.43g(5,882層mol)をメタノール6 amR中に溶かし、無水アルゴンよりなる雰囲気下で一40°Cに冷却しかつ水 素化硼素ナトリウム1.39gを加える。1時間後に氷酢酸3rrrQの添加に より急冷(quencht) L 、室温に加温しかつジエチルエーテルで数回 抽出する。硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ溶剤留去後に得られる残渣を微細珪 酸ゲル約1509でのクロマトグラフィーにより精製する。 展關剤としてn−ヘキサン及び酢酸エチルよりなる混合物を用いる。構造Bに対 応する非極性成分1.41g(2,3amol、41%)が、構造Aに対応する より極性の成分1.119(1,88+*mo+、32%)と共に単離される。 AのIR(薄膜):3600−3200.3090.3070、3030、30  l O1 2950、2870、l 735、 l 720、 l 600、 l 585、l 445、 l 440、 l  355.1315 、 l 275、1120、l 075、 l 030、9 75、870.810.750.720及 び705c+a−1。 BのIR(薄膜):3600二3200.3090.3070、3030、30 10゜ 2950、2860、1735、 l 720、 l 600、 l 580、l 440、 l 435、131 5 、l 275、1120、 l 075、l 030、975、870、8 1 5.750.715及び705C冨−1例9e (5Z、9S、11R,13E)−9−ベンゾイルオキシ−11−(テトラヒド ロピラン−2−イルオキシ)−15−オキソ−17−フェニルー18.19.2 0−トリノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 無水アセトニトリル2011+2中の無水塩化リチウム85冨9よりなる混合物 に、無水アルゴンよりなる雰囲気下で、アセトニトリル3■中のジメチル−(2 −オキソ−4−フェニル−ブチル)−ホスホネート513■の溶液を加え、DB U140μQを加えかつ次いでアセトニトリル4+*(l中の(IR,2R,3 R,5S)−7−[2−ホルミル−3−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ )−5−ベンゾイルオキシシクロベンチル] −5(Z)−ヘプテン酸メチルエ ステル458111g(1、OOm+ool)の溶液を加えかつ17時間23℃ で撹拌する。メチル−t−ブチルエーテルで希釈し、濾過し、濾液を水及び飽和 塩化ナトリウム溶液で洗浄しかつ硫酸マグネシウム上で乾燥する。溶剤留去後に 得られる粗生成物をn−ヘキサン及び酢酸エチルよりなる混合物の使用下で微細 珪酸ゲル約50m12でのクロマトグラフィーにより精製する。表題化合物56 7+n(963μmol、96%)が無色油状物として単離される。 IR(薄膜):3090.3060.3030.3010.2950.2870 .1735.1720.1675.1630.16 05、及び700cm−1。 例10 (5Z、IIR,13E、+5R)−11,15−ジヒドロキシ−17−フェニ ル−18,19,20−トリノル−5,8(9)、13−プロスタトリエン酸例 9に示した化合物214 mg(556μmol)を例2と同様にして反応させ かつ後処理後に表題化合物9511g(256μmol、46%)を無色の油状 物として単離する。 IR(薄膜):3600−2400.3080.3060.3020.2930 .2880.1710.1600.1495.14 970.750及び700 cm−1゜例+1 (5Z、IIR,13E、155)−11,15−ジヒドロキシ−17−フェニ ル−18,19,20−トリノル−5,8(9)、13−プロスタトリエン酸メ チルエステル 例11aに示した化合物A247mg(447μmol)を例9と同様にして反 応させかつ後処理及び精製後に表題化合物16519(428、umo!、96 %)を無色油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200.3080.3060.3030.2940 .2860.1740.1605.1500.14 55.1245.1050.970. 750及び695C重−1゜ 例11a (5Z、IIR,13E、15s)−11,15−ビス−(テトラヒドロピラン −2−イルレオキシ)−17−フェニル−18,19,20−トリノル−5,8 (9)、13−プロスタジエン酸メチルエステル(A)及び(5Z、9R,II R,13E、155)−9−フルオル−11,15−ビス−(テトラヒドロビラ ン−2−イルオキシ)−17−フェニル−18,19゜20−トリノル−5,1 3−プロスタジエン酸メチルエステル(B) 例11bに示した化合物81611g(1,43mmol)を例1aと同様にし て反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物A24711g(447μmol 、31%)並びに表題化合物(B) 3141119(54977+1101. 38%)を単離する。 AのIR(薄@)+3090,3060.3020.2940.2850,28 30. 1740、l605.1440. 1355.1205.1135. 1120.1080.1030. 980.750及び705c躊−1゜ BのIR(薄膜):3090.3060,3010゜2950.2870.17 40. 1605.1500.1455. 1440.1365.1355、 】200.1135.1080. 1020.870.820,75 0及び700 Cm−1゜ 例Jlb (5Z、9S、l IR,13E、15s)−9−ヒドロキシ−11,15−ビ ス−(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ)−17−フェニルー18.19. 20−トリノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例11c中に示した化合物1.12rxyCl 、66txmol)を例9bと 同様にして反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物816119(1,43 mmol、85%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3600−3200,3090,3060.3010.2950 .2870.1735.1605.1445.14 40.1200.1135.1115.1080%1025.975.870. 815.750及び700ctx−1。 例1ie (5Z、9S、11R,13E、15s)−9<ンゾイルオキシー11.15− ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−17−フェニル−18,19 ,20−トリノル−5,13−プロスタジエン酸メチルエステル 例9dに示した化合物1.11 g(1,88i+mol)を例9cと同様にし て反応させかつ後処理及び精製後に表題化合物1.129 (1,6611tn ol、88%)を無色の油状物として単離する。 IR(薄膜):3090.3060.3030.3゜10.2940.2870 .1740.1720.1600.1585.14 50.1440.1355.1315.1375.1120.1025.97 0.870.810.750.710 及び700 cra−1゜ 例12 (5Z、IIR,13E、15S)−11,15−1=ドロキン−17−フェニ ル−18,19,20−トリノル−5,8(9)、13−プロスタトリエン酸例 11に示した化合物165119(428/71001)を例2と同様にして反 応させかつ後処理後に表題化合物63m+9(170μmol、40%)を無色 の油状物として単離する。 IR(薄1j): 3600−2400,3090,3060.3.030.2 930.2860、+710,1605.1500.14 55.1410.1245.1050.975.750及び700 c+a−1 国際調査報告 DE 9000541 S^ 38361 国際調査報告 DE 9000541 S^ 38361

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中▲数式、化学式、表等がありま す▼は基▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等がありま す▼を表わし、R1は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表 等があります▼、COOR4を表わし、この際、R4は水素又は場合によりハロ ゲン、フェニル、C1−C4−アルコキシ又はジ−(C1−C4)−アルキルア ミノによって置換されたC1−C10−アルキル−基、C3−C10−シクロア ルキル−、C7−C16−アルアルキル−、Wによって置換されたフェナシルー 基、C6−C12−アリール基又は少なくとも1個のN−、O−又はS−原子を 有する5−又は6−員の複素環基を表わしてよく、又はR1はCONHR5−基 を表わしてよく、この際R5は水素、C1−C10−アルカノイル又はC1−C 10−アルカンスルホニルを表わし、R2及びR3は各々水素原子又は遊離の又 は官能的に変化されたヒドロキシ基を表わし、この際OH−基は各々α−又はβ −位であってよく、XはCH2−基、O−又はS−原子を表わし、Wは水素、− OR6、ハロゲン、−CN−、−NO2、トリフルオルメチル又はCOOR6を 表わし、R6は水素、C1−C10−アルキル、ハロゲンによって置換されたC 6−C12−アリール又はC7−C16−アルアルキルであってよくかつR4が 水素を表わす場合には、生理学的に認容性の塩基とのその塩、並びにα−、β− 又はγ−シクロデキストリンクラスレート、並びにリボゾームで被包された式I の化合物を表わす]のΔ8−及びΔ9−プロスタグランジン−誘導体。
  2. 2.R1が基COOR4を表わし、この際R4は水素又はC1−C6−アルキル を表わし又はR1は基CONHR5を表わし、この際R5はメチルスルホニルを 表わし、XはCH2−基又はO−原子を表わし、R2及びR3は水素又はヒドロ キシを表わしかつWは水素又は弗素を表わすことを特徴とする請求項1による式 IのΔ8−プロスタグランジン−誘導体。
  3. 3.式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中R4はヒドロキシ基を表わしか つR1、R2、R3、X及びWは前記のものでありかつR2、R3及びW中の遊 離のOH−基は保護されている]の化合物を、ジエチルアミノ硫黄トリフルオリ ド又は他の弗素化剤と反応させかつR2、R3及びW中の保護されたヒドロキシ 基を遊離させる及び/又は遊離のヒドロキシ基をエステル化し、エーテル化し、 かつ/又はエステル化されたカルボキシ基を鹸化し又はカルボキシル基を生理学 的に認容性の塩基で塩に変換し又はα−、β−又はγ−シクロデキストリンと反 応させてクラスレートにし又はリポゾームで被包することを特徴とする式Iの化 合物の整法。
  4. 4.請求項1による1種又は数種の化合物及び常用の助−、賦形−及び添加剤よ りなる薬剤。
  5. 5.請求項1による式1のΔ8−及びΔ9−プロスタグランジン−誘導体の、プ ロスタグランジン受容体及びTXA2/PGH2−受容体亜型の特徴付けのため の診断的助剤としての使用。
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