JPH04502296A - アンチロック液圧ブレーキシステム - Google Patents

アンチロック液圧ブレーキシステム

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JPH04502296A
JPH04502296A JP2512161A JP51216190A JPH04502296A JP H04502296 A JPH04502296 A JP H04502296A JP 2512161 A JP2512161 A JP 2512161A JP 51216190 A JP51216190 A JP 51216190A JP H04502296 A JPH04502296 A JP H04502296A
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brake
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ブルクドルフ、ヨッヘン
ハーゼルバンター、ユーゲン
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アルフレッド・テヴェス・ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アンチロック液圧ブレーキシステム 本発明は請求の範囲第1項前段部分に記載のアンチロック液圧ブレーキシステム に関する。
類似のブレーキシステムは、ドイツ特許公開公報DE−O33603553に記 載されている。分離弁は液圧で作動され、弁部材の第1の面にはアキュムレータ 内の圧力が作用し、一方、弁部材の第2の面にはホイールブレーキ内の圧力が作 用する。弱いリセットばねで弁部材がストッパに当接させられており、弁通路は 開いた状態となっている。
制動圧制御中、ポンプは流体を高圧アキュムレータ内に送り、このアキュムレー タ内の圧力によって弁部材は弱いリセットばねの付勢力に抗して弁座に当接し、 これによって、ブレーキラインは閉じる。圧力制御が終了した後、アキュムレー タ圧は低下し、弁部材は弱いリセットばねの作用でリセットされる。
制御作動中、マスターシリンダーは分離弁によって液圧的に分離される。これに よって、ペダル踏力を増大しても、ブレーキペダルが更に移動することを防止す る。更に、制御中におけるペダル振動の原因となるマスターシリンダ内の圧力変 動を生じさせることもない。しかしながら、このような静的なペダルとするため には、制動圧制御が終了した後、分離弁が切換わらず、その結果、ブレーキライ ンが閉じたままになる危険があるという欠点が伴う。そのため、車は十分な減速 をすることができない。更に、上記の公開公報によれば、ブレーキシステムのリ セットばねを所望の程度まで強化することはできない。この場合には、制御作動 中に、分離弁を確実に閉じることができないからである。
したがって、本発明は上記の公開公報のブレーキシステムを、制御作動後におい て分離弁が再び確実に開くように改良することを目的としている。
この目的は、請求項1の特徴部分に記載の手段によって達成される。分離弁は、 強力な付勢ばねが作用するアキュムレータピストンによって機械的に開かれる。
アキュムレータピストンは、アキュムレータピストンの動きが阻害された場合で も、付勢ばねの強力な弾性力によって、制御終了後において、常にその初期位置 に確実に戻ることができる。これによって、分離弁は確実に開かれる。4輪自動 車という特定な領域への適用と有利な改良はサブクレームにおいて示されている 。
以下、2つの実施例をもとに本発明の詳細な説明する。まず、図1を参照して説 明する。
ブレーキシステムは、2つの作動チャンバ2,3を有するテンダムマスターシリ ンダ1を備える。作動チャンバ2,3は、浮動ピストンによって互いに分離され ている。作動チャンバ2,3は、概略的に図示するペダルの作動によって加圧さ れる。各作動チャンバ2,3にはそれぞれブレーキ回路I。
■が接続されている。ブレーキ回路Iは前輪(左前輪VL。
右前輪VR)のホイールブレーキ4,5を有している。また、ブレーキ回路■は 後輪(左後輪HL、右後輪HR)のホイールブレーキ6.7を有している。ホイ ールブレーキ4.5は、分岐したブレーキライン8(分岐ライン8’ 、8’  )を介して作動チャンバ3に連通している。ホイールブレーキ6.7は、分岐し たブレーキライン9(分岐ライン9’ 、9’ )を介して作動チャンバ2に連 通している。各分岐ライン8′。
8′にはそれぞれ入口電磁弁11が介装されている。入口電磁弁11は、その初 期位置において開いている。もう一方の大口弁11は、ブレーキライン9に介装 されている。各ブレーキ回路1. IIにはそれぞれ低圧アキュムレータ13が 接続されている。低圧アキュムレータ13は分岐した戻しライン10(分岐ライ ン10’、10’)を介してホイールブレーキに連通している。ホイールブレー キ4,5に通じる分岐ライン10’、10’にはそれぞれ1つずつ出目弁12が 介装されている。出目弁12は電磁的に作動され、初期位置において閉じている 。後輪ブレーキ6.7の戻しライン10にも同様に、電磁的に作動され、初期状 態において閉じた出目弁12が介装されている。入口弁11と出口弁12には、 図示しない電子制御装置から切換え信号が送信される。前記電子制御装置は、セ ンサーによって車輪の回転運動を記録するとともに、制御演算法によって前記切 換え信号を形成する。ホイールブレーキ内の圧力を低下させるために、圧力流体 は出口弁12を介して低圧アキュムレータ13内に排出される。
ホイールブレーキ内の圧力を増大させるために、圧力流体は大口弁11を介して ホイールブレーキに送られる。本実施例において、前輪のホイールブレーキ内の 圧力は別々に制御され、後輪ブレーキは一括制御される。各ホイールブレーキお よびホイールブレーキ群は、逆止弁35を有するリリーフライン34を介してそ れぞれの関連する作動チャンバ2.3に直接に接続されている。前記逆止弁35 はマスターシリンダ方向に開いている。このシステムは、更に、吐出弁15と吸 込弁16を配置したポンプ14を備えている。ポンプ14はその吸引側で低圧ア キュムレータ13に通じる吸引ライン17と接続している。また、ポンプ14の 吐出側は圧縮ライン18を介して高圧アキュムレータ19に通じている。圧力リ リーフ弁20がポンプ14に並列に接続されている。この圧力リリーフ弁20に よって、圧力流体は、高圧アキュムレータ19内の圧力が高いときに、ポンプの 吐出側から吸引側に流れることができる。
ブレーキライン8,9はそれぞれ1つずつの分離弁21を備えている。分離弁2 1は各作動チャンバ2,3と入口弁11との間に配置されている。更に、ポンプ の吐出側は、第1の逆止弁23を介して、分離弁21と大口弁11との間のブレ ーキラインに連通している。逆止弁23はブレーキライン方向に簡いている。ブ レーキライン8.9に介装された第2の逆止弁22はそれぞれ、分離弁21と、 ブレーキラインとポンプの吐出側との分岐部位、との間に配置されている。
第2の逆止弁22は分離弁21方向に閉じている。アキュムレータ19は段付ピ ストン24からなる。段付ピストン24は対応する段付内孔25内をシールされ て案内される。環状チャンバ26はアキュムレータチャンバとして形成されてお り、ポンプ14の吐出側に接続されている。
強力なばね27は、段付ピストン24の段部を対応する内孔25の段部に対して 圧接させた状態で段付ピストン24に支持されている。ばね27は圧縮された状 態にある。
分離弁21は入口チャンバ32と出口チャンバ29を有している。入口チャンバ 32と出口チャンバ29は弁座31を形成する孔によって互いに連通している。
出口チャンバ29は段付ピストン24のより小径な段部によって区画される。
段付ピストン24のさらに小径な段部で形成されるタペット30は、前記内孔か ら突出して、入口チャンバ32に配置されるボール弁33と協働する。段付ピス トン24が図示する基本位置にある場合は、タペット30はボール弁33と当接 して、弁座31から離間した状態にある。これによって、マスターシリンダ1と ホイールブレーキとの間の自由通路が形成される。ポンプ14が圧力流体を環状 チャンバ25内に送ると、段付ピストン24は、ばね27の付勢力に抗して図中 右方向へ動く。その結果、タペット30は後退し、ボール弁33は動いて弁座3 1と当接することができる。そして、ブレーキライン8及び9は閉じられる。前 述したように、ばね27の付勢力が大きいため、段付ピストン24がストッパ2 8から離れるとすぐ環状チャンバ25内は高圧となる。そして、この圧力は15 0〜200barに及ぶ。高圧アキュムレータ19の最大吸引容積は略3〜4c In3である。図1に概略的に示すシステムは以下の原理によって作動する。
ブレーキラインは初期位置において開いている。強力なアキュムレータばね27 は段付ピストン24をストッパ28に当接させているため、タペット30はボー ル弁33を弁座31から離している。
ペダルが作動すると、圧力流体は作動チャンバ2,3からこれら作動チャンバ2 ,3に連結されたホイールブレーキ4゜5.6.7に送られる。圧力流体は開位 置の分離弁21、逆止弁22及び開位置の大口弁11を介してホイールブレーキ へと流れる。ブレーキ回路内、したがってホイールブレーキ内の圧力はペダル踏 力に対応して形成される。
ブレーキが解放されると、圧力流体はホイールブレーキ4゜5.6.7から逆止 弁35を有するリリーフライン34を介してマスターシリンダ1に戻される。
車輪の回転運動はセンサーによって絶えずモニタされる。
センサー信号は図示しない電子分析装置によって形成される。
また、電子分析装置は、順に、入口弁11と出口弁12、及びポンプ作動のため の切換え信号を形成する。
車輪のどれか一つのロック傾向が電子分析装置によって検知されると、システム はアンチロックモードに切換わる。
このモードでは、大口弁11が閉じられ、出目弁12が開かれるものである。こ れによって、圧力流体は、ロックしそうな車輪のブレーキから低圧アキュムレー タ13内に流れる。
ポンプ14が同時に作動するため、圧力流体は高圧アキュムレータ19のアキュ ムレータチャンバ26に供給され続ける。
その結果、段付ピストン24はアキュムレータばね27の付勢力に抗して右方向 に移動する。ばね27の付勢力によって、ブレーキシステムの規模に依存する1 50〜200barl::及ぶかなりの圧力が即座に形成される。段付ピストン 24の動きによって、タペット30はボール弁33を後退させる。
その結果、ボール弁33は動いて弁座31に当接し、分離弁21は閉じる。
一方、ホイールブレーキ内の圧力低下によって、ホイールブレーキに接続した車 輪は十分に加速することができる。すぐに、次回の増圧に備えて再び、大口弁1 1は開かれ、出目弁12は閉じられる。圧力流体は、逆止弁23及び開位置の大 口弁11を介してアキュムレータチャンバ26からホイールブレーキに流れる。
入口弁11と出口弁12を順次開閉させ、ホイールブレーキ内の圧力を路面とタ イヤとの間で伝達可能な力に対応する圧力とすることによって、車輪のスリップ 値を最適なものとすることができる。圧力流体は常にアキュムレータ19に供給 され、同様な制御作動が行なわれている間は、そこから再び排出される。しかし ながら、アキュムレータ19内には、常時、分離弁21を閉状態に維持するのに 十分な量の流体が若干残る。したがって、マスターシリンダ1はホイールブレー キから遮断され、制御作動中は液圧的に分離された状態となる。その結果、ペダ ルは、ブレーキスリップ制御が開始したときの位置にとどまる。
しかしながら、ペダル踏力が非常に低下してマスターシリンダ1内の圧力がホイ ールブレーキ内に形成された圧力よりも小さくなった場合、圧力は逆止弁35を 介して平衡される。
したがって、ホイールブレーキ内の最大圧はペダル踏力によって決定され続ける ということになる。ブレーキスリップ制御作動の終了時、ポンプ動作は停止され るため、新たな圧力流体はアキュムレータ19に送り込まれなくなる。アキュム レータチャンバ26内の流体は逆止弁23、開位置の入口弁11、逆止弁35を 介して与圧されていないマスターシリンダ内に排出される。ばね27は段付ピス トン24を左方向に動かし、その結果、分離弁21は開かれる。
ポンプの吐出側の圧力、したがってアキュムレータ19内の圧力を制限するのは 、圧力リリーフ弁20の機能である。
限界圧に達したら、圧力リリーフ弁20は開き、現在の圧力流体の一部は、ポン プ14によって絶えず循環され、低圧アキュムレータ13に蓄えられる。
図1によれば、前輪と後輪のホイールブレーキはそれぞれ一つのブレーキ回路を 形成する。両者の相違点は、前輪のホイールブレーキが別々に制御されるのに対 し、後輪軸のホイールブレーキは一括制御されるという点である。その他の点に おいては、これらブレーキ回路は、その構成が同一【あり、それぞれ低圧アキュ ムレータ13、ポンプ14、高圧アキュムレータ19、分離弁21を有している 。
ブレーキシステムの他の実施例は第2図に示されている。
前輪ブレーキ回路は第1図のブレーキ回路と同一である。後輪ブレーキ回路は、 供給弁38と排出弁39とを備える。さらに、低圧アキュムレータ44が設けら れている。低圧アキュムレータ44は、アキニムレータチャンバ40と、アキュ ムレータチャンバ40内に収容されるピストン42と、リセットばね43とから なる。弁38.39は次のように動作する。すなわち、後輪のどれか一つがロッ ク傾向にある場合、供給弁38が閉じられ、排出弁39が開かれる。これによっ て、圧力流体はホイールブレーキからアキュムレータ40に流れる。アキュムレ ータ40は、必要時には、ブレーキ回路の圧力流体の全容墓を収容することがで きる大きさに設定されている。ばね43は弱いリセットばねであり、中間のアキ ュムレータ44において実質的に圧力が増大することはない。
排出弁39は、両ホイールブレーキ内の圧力が低下して車輪がロックする危険が なくなるまで開いている。排出弁39はその閉位置に再び切換わるが、供給弁3 8は励磁されたままとなり、ブレーキライン9を分離させ続ける。
この極めて簡単な動作によって、後輪はどんな場合においてもロックしない。し かしながら、最適なスリップ値に調整することはできない。
供給弁38はブレーキ動作が終了するまで開かない。ブレーキ動作が終了すると 、アキュムレータ44の流体は、次回のブレーキ作動時に再び吸引できるように 、逆止弁41と開位置の供給弁38を介してマスクシリンダl内に排出される。
国際調査報告 一一一一一−CT/Ei’ 9010152111−1自−wtlmmbpmI n−一一一−噛テ寥mmM+$t1+*pme++tmda−isk#mM−m erss+−mf喧・η−−−−11m鋪喘−−−ムi−鋪Pureer Or rwq EOF−轄〜−N911 P−(Nrvm i++−m way−蓼幹 −−−−罰−Y(噂f・「呻−d−…−Is/10/90

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.マスターシリンダと、少なくとも一つのホイールブレーキと、ポンプと、低 圧アキュムレータ及び高圧アキュムレータと、制動圧を調整する入口弁及び出口 弁と、マスターシリンダを分離させる分離弁とを備え、分離弁と入口弁は、マス ターシリンダとホイールブレーキとを接続するブレーキラインに順に介装され、 出口弁はホイールブレーキを低圧アキュムレータに接続する戻しラインに介装さ れ、ポンプは流体を低圧アキュムレータから高圧アキュムレータに供給し、高圧 アキュムレータは、分離弁と入口弁との間で逆止弁を介してブレーキラインに接 続しているアンチロック液圧ブレーキシステムであって、 前記高圧アキュムレータは段付ピストン(24)を有し、段付ピストン(24) は対応する段付内孔(25)内をシール状態で案内されかつ付勢ばね(27)に よってストッパ(28)に当接した状態に保持され、前記段付ピストン(24) にはタペット(30)が設けられ、このタペット(30)は移動して分離弁(2 1)の弁部材(33).に当接可能で、分離弁の前記弁部材(33)は、段付ピ ストン(24)がストッパ(28)によって規定される初期位置にあるときに、 弁座(31)から離間されることを特徴とするアンチロック液圧ブレーキシステ ム。
  2. 2.圧力リリーフ弁(20)はポンプ(14)と並列に接続されていることを特 徴とする請求項1記載のブレーキシステム。
  3. 3.分離弁(21)方向に閉の逆止弁(22)は、分離弁(21)と、圧力アキ ュムレータ(19)へ通じる接続ラインの分岐部との間でブレーキライン(8) に介装されていることを特徴とする請求項1記載のブレーキシステム。
  4. 4.ホイールブレーキは、マスターシリンダ方向に開の逆止弁(35)が介装さ れたリリーフライン(34)を介してマスターシリンダに直接連通することを特 徴とする請求項1記載のブレーキシステム。
  5. 5.分離弁(21)は入口チャンバ(32)と出口チャンバ(29)を有し、入 口チャンバ(32)はマスターシリンダに連通し、出口チャンバ(29)は入口 弁(11)を介してホイールブレーキに連通し、出口チャンバ(29)は段付ピ ストン(24)のより小径な段部によって区画され、弁部材(33)は入口チャ ンバ(32)内に配置されてタペット(30)によって作動可能であり、タペッ ト(30)は段付ピストン(24)に形成され、入口チャンバ(32)と出口チ ャンバ(29)との間の接続孔を通して延設されていることを特徴とする請求項 1記載のブレーキシステム。
  6. 6.4輪自動車に使用され、前輪及び後輪のホイールブレーキは、それぞれ1つ のブレーキ回路を形成し、各ブレーキ回路にはそれぞれ低圧アキュムレータとポ ンプと高圧アキュムレータが1つずつ配設されており、前輪のホイールブレーキ にはそれぞれ入口弁と出口弁が1つずつ設けられ、また、後輪のホイールブレー キには共通の入口弁と出口弁が配設されていることを特徴とする請求項1記載の ブレーキシステム。
  7. 7.請求項1ないし5に従って前輪が配置され、後輪には中間アキュムレータ( 44)が設けられ、中間アキュムレータ(44)はホイールブレーキに排出弁( 39)を介して接続されて、圧力制御中にホイールブレーキから排出される圧力 流体を収容し、ブレーキラインは、制御作動中、常に電磁的に作動する供給弁( 38)によって分離されることを特徴とする4輪自動車のブレーキシステム。
JP2512161A 1989-10-17 1990-09-08 アンチロック液圧ブレーキシステム Pending JPH04502296A (ja)

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