JPH0450153B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450153B2 JPH0450153B2 JP60221304A JP22130485A JPH0450153B2 JP H0450153 B2 JPH0450153 B2 JP H0450153B2 JP 60221304 A JP60221304 A JP 60221304A JP 22130485 A JP22130485 A JP 22130485A JP H0450153 B2 JPH0450153 B2 JP H0450153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- processing machine
- ultrasonic rotary
- rotary processing
- injection hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
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- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 claims 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 claims 1
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Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明はたとえばガラスなどの被加工物に超
音波加工により穴明けを行う超音波ロータリ加工
機用ドリルに関する。
音波加工により穴明けを行う超音波ロータリ加工
機用ドリルに関する。
たとえば光部品においてはガラスなどの被加工
物に直径1.5mm、深さ90mmの穴を穿設し、その真
直度が10μm以下の加工精度が要求されるような
場合には超音波ロータリ加工機の先端にダイヤモ
ンドコアドリルを取付け、このダイヤモンドコア
ドリルを回転させるとともに、上下方向に1〜
2μmの振幅で振動させ、1分間に2mmの速度で
送りを与え、このダイヤモンドコアドリルの長手
方向に中心線に沿つて設けられた注水孔の先端部
から被加工物に注水しながら、穿孔加工を行なつ
ていた。上記ダイヤモンドコアドリルは先端側周
縁にダイヤモンドを固着した加工部と、この加工
部に連結された支持部材とからなり、この加工部
と支持部材の全長にわたり上記注水孔が設けられ
るとともに支持部材の上端を超音波ロータリ加工
機の先端に螺着したのち、上端部から注水するよ
うに構成していた。
物に直径1.5mm、深さ90mmの穴を穿設し、その真
直度が10μm以下の加工精度が要求されるような
場合には超音波ロータリ加工機の先端にダイヤモ
ンドコアドリルを取付け、このダイヤモンドコア
ドリルを回転させるとともに、上下方向に1〜
2μmの振幅で振動させ、1分間に2mmの速度で
送りを与え、このダイヤモンドコアドリルの長手
方向に中心線に沿つて設けられた注水孔の先端部
から被加工物に注水しながら、穿孔加工を行なつ
ていた。上記ダイヤモンドコアドリルは先端側周
縁にダイヤモンドを固着した加工部と、この加工
部に連結された支持部材とからなり、この加工部
と支持部材の全長にわたり上記注水孔が設けられ
るとともに支持部材の上端を超音波ロータリ加工
機の先端に螺着したのち、上端部から注水するよ
うに構成していた。
ところで、上記のように構成されたダイヤモン
ドコアドリルを用いて加工すると、被加工物のロ
ツドや被加工物から発生する研磨屑は水とともに
被加工物から外部に流出するが、その一部は上記
ダイヤモンドコアドリルに設けた注水孔内に逆流
し、注水孔に目詰まりを生じさせる。このように
被加工物のロツドや研磨屑が目詰まりすると、こ
れを除去できず高価なダイヤモンドコアドリルは
使用不可能となるという欠点があつた。
ドコアドリルを用いて加工すると、被加工物のロ
ツドや被加工物から発生する研磨屑は水とともに
被加工物から外部に流出するが、その一部は上記
ダイヤモンドコアドリルに設けた注水孔内に逆流
し、注水孔に目詰まりを生じさせる。このように
被加工物のロツドや研磨屑が目詰まりすると、こ
れを除去できず高価なダイヤモンドコアドリルは
使用不可能となるという欠点があつた。
この発明は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、注水孔に研磨屑に
よる目詰まりを生じない超音波ロータリ加工機用
ドリルを提供することにある。
で、その目的とするところは、注水孔に研磨屑に
よる目詰まりを生じない超音波ロータリ加工機用
ドリルを提供することにある。
この発明においては、上記の目的を達成するた
め、超音波ロータリ加工機用ドリルの注水孔の内
周壁にテフロン等の摩擦抵抗の小さい樹脂膜をコ
ーテイングしたことにある。
め、超音波ロータリ加工機用ドリルの注水孔の内
周壁にテフロン等の摩擦抵抗の小さい樹脂膜をコ
ーテイングしたことにある。
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。第1図中1はたとえばNC付フライ
ス盤である。このNC付フライス盤1のコラム2
には超音波ロータリ加工機3が取付られ、その先
端にはドリル4が螺着されている。ドリル4は上
記超音波ロータリ加工機3とともに矢印aのよう
に回転し、矢印bのように上下方向に振動しなが
ら下向きの送り速度により下降し、被加工物5を
加工するように構成されている。そして、上記ド
リル4の下端には第2図に示すように周縁部6に
微粒子状のダイヤモンド7…を固着してなる研磨
部8が設けられている。また、このドリル4の上
端にはこのドリル4を上記超音波ロータリ加工機
3に取付けるためのねじ部9が設けられている。
また、ドリル4の軸心部にはその軸方向に注水孔
10が上端部から下端部にかけて貫通して穿設さ
れている。そして、この注水孔10の内壁には例
えば厚さ0.1mm程度の低摩擦抵抗のたとえばテフ
ロン(商品名、Du Pont社製)などのフツ素樹脂
からなる樹脂膜11がコーテイングされている。
また、上記被加工物5は上記フライス盤1のベツ
ド12に固定されるとともにカバー13によりそ
の周囲を覆われていて、注水孔10の下端から水
とともに排出される研磨屑をこのカバー12内に
回収するようになつている。
て説明する。第1図中1はたとえばNC付フライ
ス盤である。このNC付フライス盤1のコラム2
には超音波ロータリ加工機3が取付られ、その先
端にはドリル4が螺着されている。ドリル4は上
記超音波ロータリ加工機3とともに矢印aのよう
に回転し、矢印bのように上下方向に振動しなが
ら下向きの送り速度により下降し、被加工物5を
加工するように構成されている。そして、上記ド
リル4の下端には第2図に示すように周縁部6に
微粒子状のダイヤモンド7…を固着してなる研磨
部8が設けられている。また、このドリル4の上
端にはこのドリル4を上記超音波ロータリ加工機
3に取付けるためのねじ部9が設けられている。
また、ドリル4の軸心部にはその軸方向に注水孔
10が上端部から下端部にかけて貫通して穿設さ
れている。そして、この注水孔10の内壁には例
えば厚さ0.1mm程度の低摩擦抵抗のたとえばテフ
ロン(商品名、Du Pont社製)などのフツ素樹脂
からなる樹脂膜11がコーテイングされている。
また、上記被加工物5は上記フライス盤1のベツ
ド12に固定されるとともにカバー13によりそ
の周囲を覆われていて、注水孔10の下端から水
とともに排出される研磨屑をこのカバー12内に
回収するようになつている。
したがつて、ガラスなどの被加工物5を超音波
加工中に発生する研磨屑の一部は注水孔10内に
逆流することもあるが、注水孔10の内壁は低摩
擦抵抗の樹脂膜11がコーテイングされているた
め、研磨屑は注水される水とともに排出される。
また、注水孔10に被加工物のロツドや研磨屑が
詰つても内壁が樹脂膜11であるために滑りやす
く、その詰りを容易に除去できる。その結果、加
工途中におけるドリル4の折損がなくなり、穿孔
精度が向上する。
加工中に発生する研磨屑の一部は注水孔10内に
逆流することもあるが、注水孔10の内壁は低摩
擦抵抗の樹脂膜11がコーテイングされているた
め、研磨屑は注水される水とともに排出される。
また、注水孔10に被加工物のロツドや研磨屑が
詰つても内壁が樹脂膜11であるために滑りやす
く、その詰りを容易に除去できる。その結果、加
工途中におけるドリル4の折損がなくなり、穿孔
精度が向上する。
以上説明したように、この発明においては、ド
リルに設けた注水孔の内壁に低摩擦抵抗の樹脂膜
を形成したので、注水孔に折損した被加工物のロ
ツドが詰ることはなく排出され、また研磨屑の目
詰まりが防止され、ドリルを一定の加工精度を維
持しつつ、長時間使用できるという効果がある。
リルに設けた注水孔の内壁に低摩擦抵抗の樹脂膜
を形成したので、注水孔に折損した被加工物のロ
ツドが詰ることはなく排出され、また研磨屑の目
詰まりが防止され、ドリルを一定の加工精度を維
持しつつ、長時間使用できるという効果がある。
第1図はこの発明の超音波ロータリ加工機用ド
リルを備えたフライス盤を示す正面図、第2図は
この発明の一実施例の超音波ロータリ加工機用ド
リルを示す縦断側面図である。 3……超音波ロータリ加工機、4……ドリル、
8……研磨部(加工部)、10……注水孔(給液
孔)、11……樹脂膜。
リルを備えたフライス盤を示す正面図、第2図は
この発明の一実施例の超音波ロータリ加工機用ド
リルを示す縦断側面図である。 3……超音波ロータリ加工機、4……ドリル、
8……研磨部(加工部)、10……注水孔(給液
孔)、11……樹脂膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 超音波ロータリ加工機に装着され、先端部の
外周面に砥粒が固着されてなる加工部および軸心
方向に上記加工部に研磨液を供給する給液孔を有
した超音波ロータリ加工機用ドリルにおいて、上
記給液孔の内壁に、ドリル本体よりも摩擦係数の
小さい低摩擦抵抗の樹脂膜を施したことを特徴と
する超音波ロータリ加工機用ドリル。 2 樹脂膜は、フツ素樹脂からなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の超音波ロータリ
加工機用ドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22130485A JPS6279969A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 超音波ロ−タリ加工機用ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22130485A JPS6279969A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 超音波ロ−タリ加工機用ドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279969A JPS6279969A (ja) | 1987-04-13 |
JPH0450153B2 true JPH0450153B2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=16764693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22130485A Granted JPS6279969A (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 超音波ロ−タリ加工機用ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279969A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63306862A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-14 | Stanley Electric Co Ltd | 超音波加工機 |
EP1422034A1 (de) * | 2002-11-19 | 2004-05-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Bearbeitung eines Bauteils |
JP2015058480A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | ミクロン精密株式会社 | 高周波振動援用研削装置 |
CN110253348B (zh) * | 2019-07-11 | 2021-03-19 | 汇专科技集团股份有限公司 | 超声波冲击加工异形孔的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045132U (ja) * | 1973-08-25 | 1975-05-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60109868U (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-25 | 株式会社 ミヤナガ | コアドリル |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP22130485A patent/JPS6279969A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045132U (ja) * | 1973-08-25 | 1975-05-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6279969A (ja) | 1987-04-13 |
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