JPH04500980A - 粒状洗剤の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状洗剤の製造方法 洗濯繊維に柔らかな感触を提供する特性を有する粒状洗剤が従来より知られてい る。粒状洗剤は、洗剤中に存在する典型的な成分に加えて、例えば四級アンモニ ウム化合物型またはソルビタンエステル型の有機繊維柔軟剤、または無機繊維柔 軟剤、例えばスメクタイト型の膨潤性層状シリケートのような繊維柔軟剤でさえ も含む。粘土含有繊維柔軟剤を組み込んだ洗剤が、例えば、西ドイツ特許出願公 開２３　３４　８９９に記載されている。

工業的ＭＩＭＩにおいて、粒状洗剤は、通常、噴霧乾燥塔内における噴霧乾燥に より製造される。この目的のために、洗剤成分の少なくとも一部または全てを、 噴霧乾燥塔の上方端部において水性スラリーとして噴霧し、それを噴霧洗剤スラ リーと向流または並流で流れる加熱ガスを用いて乾燥する。この種の洗剤スラリ ーに水膨潤性繊維柔軟化層状シリケートを組み込むことができる。しかしながら 、層状シリケートは水を吸収するので、水性スラリーの粘度が、通常、もはやポ ンプ送りまたは噴霧できない程度まで増加する。粘度を再度低下させるために、 スラリーの水含量を増やさなければならない。

しかしながら、このことは、後の乾燥プロセス中に追加の水を再度除去しなくて はならず、エネルギーコストが高くなることを意味する。

すなわち、本発明が解決しようすると課題は、高濃度の水性スラリーの噴霧乾燥 により粒状粘土含有洗剤を製造する方法であって、加工に十分適した低粘度を達 成するために追加の水を必要とすることのない方法を提供することにある。すな わち、本発明は、洗剤成分の水性スラリーを噴霧乾燥することにより粒状粘土含 有洗剤または洗剤添加剤を製造する方法であって、粒状の膨潤性繊維柔軟化粘土 を空気により噴霧コーンに吹き込み、得られた混合物を加熱ガスにより乾燥する ことを特徴とする方法に関する。繊維柔軟化特性を有する適当な粘土状物質は、 市販されている天然のスメクタイト型鉱物、例えば、モンモリロナイトまたはヘ クトライトである。洗剤中において、それらは、例えば微粉末または顆粒のよう な種々の粒子寸法で利用される。それらは、通常純白ではなく、白色粒状洗剤中 に組み込まれたときに問題となることが多い。微粒子状のスメクタイト型膨潤性 層状シリケートが、本発明の方法による加工に特に好適である。本発明において 、「微粒子」粘土は、９０％の粒子寸法が５０ミクロン以下である粘土である。

本発明の方法は、噴霧水性スラリーの乾燥に用いられる加熱ガスを噴霧水性スラ リーと同じ方向（並流）または反対方向（向流）に流すことにより行うことがで きる。

本発明の方法の一つの好ましい態様は向流で行われる。噴霧スラリーおよび吹き 込み粘土の流速を、互いに３０％以上達わないように、好ましくはｌＯ％以上達 わないように調整すれば、その流動性および少量であり得る微粉末物質含量に関 して特に価値のある特性を示す粉末が得られる。特に、流速は同じである。

均一粒径分布および易流動性の上記所望の特性に加えて、本発明の方法により製 造された粒状洗剤は、長時間貯蔵後でも、繊維柔軟化粘土を水性スラリーに添加 することにより製造した同じ組成の洗剤より色が薄い。繊維柔軟化特性が十分に 保持されるという事実が特に強調される。膨潤性粘土は、本発明の方法におし１ て水性スラリーに添加する必要がないので、水性スラリー中における粘度の問題 を起こすこともなく、従って、そのような問題を取り除くために水性スラリー中 に更に水を加える必要がない。

本発明の方法は、本質的にゼオライトＡおよび繊維柔軟化膨潤性粘土を含んでな る易流動性粒状噴霧乾燥生成物の製造に特に首尾良く用いることもできる。この ようにして得られた生成物は、容易１こ洗剤中の添加剤として用いることができ る。ある場合におし）で（よ、膨潤性粘土の一部を噴霧すべき洗剤スラリーまた はゼオライト懸濁液に添加し、本発明の方法により残りの部分を吹き込むこと力 （望ましい。このことにより、得られる洗剤または噴霧乾燥ゼオライト／粘土生 成物の再分散性が向上し得る。

［実施例］ アルキルベンゼンナトリウム　１０．９重量％脂肪アルコールエトキシレート　 ４．７重量％石鹸　１．５重量％ 炭酸ナトリウム　５．０重量％ 水ガラス　３．５重量％ ゼオライトＡ２７．２重量％ ポリカルボキシレート　５．４重量％ 硫酸ナトリウム　１０．１重量％ セルロースエーテル　０．９重量％ および ホスホン酸塩　０．３重量％ を含む混合物６５重量％を含んでなり粘度が９４００＋ｓＰａ、ｓの洗剤スラリ ーを噴霧乾燥塔内において噴霧しく流入空気対渦巻き空気の割合が５．７）、繊 維柔軟化特性を有し９９％の粒子寸法が４５ミクロン以下である粒径分布を有す る市販の膨潤性層状シリケート（「ラウンゾロジル・ＤＧＡ、ヴインドゲジツヒ テート（Ｌ　ａｕｎｄｅｒｏｓｉｌＤＧＡＳｗｉｎｄｇｅｓｉｃｂｔｅｔ）Ｊ＋ 登録商標）を、噴霧乾燥生成物カ月６，３重量％の層状ノリケートを含むように 吹き込んだ。噴霧乾燥生成物はＩＱ当たりの重量が３９５ｇであり、７．１重量 ％の水を含んでいた。生成物は、５流動性であり、噴霧乾燥の前に層状シリケー トを水性スラリーに添加することにより東遺した同じ組成の比較生成物より色が 薄かった。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　８９０１１１４ ＳＡ　３１４０９

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．洗剤成分の水性スラリーを噴霧乾燥することにより粒状粘土含有洗剤または 洗剤添加剤を製造する方法であって、粒状の膨潤性繊維柔軟化粘土を空気により 噴霧コーンに吹き込み、得られた混合物を加熱ガスにより乾燥することを特徴と する方法。
2. ２．空気により吹き込まれた粘土が微粒子状のスメクタイト型膨潤性層状シリケ ートである請求項１記載の方法。
3. ３．加熱ガスを噴霧水性スラリーに対して反対方向に流す請求項１または２記載 の方法。
4. ４．噴霧スラリーおよび吹き込み粘土の流速を、互いに３０％以上違わないよう に調節する請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. ５．流速が互いに１０％以上違わない請求項４記載の方法。
6. ６．流速が同じである請求項４または５記載の方法。