JPH0449469Y2 - - Google Patents

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JPH0449469Y2
JPH0449469Y2 JP6347187U JP6347187U JPH0449469Y2 JP H0449469 Y2 JPH0449469 Y2 JP H0449469Y2 JP 6347187 U JP6347187 U JP 6347187U JP 6347187 U JP6347187 U JP 6347187U JP H0449469 Y2 JPH0449469 Y2 JP H0449469Y2
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JP
Japan
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gas
burner
burner nozzle
spud
nozzle
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JP6347187U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ガスを燃料とするボイラに設置さ
れ、特にガス噴出スパツドに回動可能にバーナノ
ズルが連結されているガスバーナの改良に関す
る。
従来の技術 ガスを燃焼させるボイラに設置され、炉内への
燃料の投入方向を調整できるようにするため、ガ
ス噴出スパツドに回動可能にバーナノズルを連結
したいわゆるチルチングタンゼンシヤルボイラ用
のガスバーナは公知である。
このガスバーナは、鉛直方向への燃料の投入角
度を調整するために、バーナノズルが上下にチル
トするように構成されている。そのチルチング角
度は30度程度となる場合もあり、その場合には、
ガスの流れは遠心力によつてバーナノズルの底部
に強く押し付けられて、流速を増すこととなる。
一方、バーナノズルの上面側には渦流を生じて流
速を減らす方向に作用するため、ガスの流速分布
は上面側ではマイナスとなり、底面側では極端に
プラスとなる。
考案が解決しようとする問題点 従来のチルチングタンゼンシヤルボイラ用のガ
スバーナは、チルト角度が大きくなるにつれて、
ノズル内に偏流が生じ、特にノズル高さが大きい
場合、バーナノズル内の燃料ガスの偏流のため
に、バーナノズル内で逆火を生ずる恐れがあつ
た。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本考案は、燃
料ガス通路の先端に形成されたガス噴出スパツド
内に多数のガス噴出孔が設けられ、このガス噴出
スパツドに回動可能にバーナノズルが連結された
ガスバーナにおいて、前記バーナノズル内に整流
板を配置している。
作 用 このようにバーナノズル内に整流板を配置する
ことにより、ガスバーナがチルトした際でも、ガ
スの流れを水平の場合に比べて大きく変化しない
ようにすることができ、従つて、過流を生じさせ
ず、流速を平均化して、バーナノズル内での逆火
を防止することができる。
実施例 以下本考案に係るガスバーナの一実施例を第1
図および第2図を参照して詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るガスバーナの一実施例
を示す断面図である。この図においては、1はバ
ーナノズルであり、2はガス噴出スパツドであ
る。このガス噴出スパツド2は燃料ガス通路3の
先端に形成されており、内部に多数のガス噴出孔
4が設けられている。そして、バーナノズル1は
ガス噴出スパツド2に回動自在に連結されてお
り、バーナノズル1内に1個または複数個の整流
板5がバーナノズル1の軸方向に水平に配置され
ている。
この整流板5は、バーナノズル1のチルチング
角度θに対して、ガスの流速分布の変化が最も少
なくなるように、実験等により幅寸法や間隔を定
めるのがよく、第1図の実施例では次のように設
定してある。
すなわち、整流板の枚数は3枚、整流板の間隔
は4等分すなわちA=B=C=D、整流板の長さ
Lは整流板の間隔の1.5倍すなわちL=1.5A=
1.5B=1.5C=1.5D、整流板の取付位置はバーナノ
ズルの入口から整流板の長さの0.5倍すなわち
0.5Lの間隔をおいて取付けている。
上記のような整流板5をバーナノズル1内に設
けることによつて、チルチング角度θが30度程度
となつても、バーナノズル1内の燃料ガスの流速
が平均化されて、第2図に符号6で示すような流
量分布を呈するようになる。(なお、第2図には
第1図と同一部分には同一符号を附してあるの
で、その部分の説明は省略する)しかしながら、
整流板5を設けない従来のものでは、チルチング
角度が30度に達すると、ガスの流れがバーナノズ
ル1の底部に強く押し付けられて流速を増し、バ
ーナノズル1の上面側では、マイナスとなるの
で、そのときの流速分布は第2図に符号7で示す
ようなものとなる。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば、バーナ
ノズルをチルトさせた場合でも、燃料ガスの偏流
を最小限にとどめて、ガスの燃焼状況を良好に保
ち、バーナノズル内逆火を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスバーナの一実施例を
示す断面図、第2図は第1図の実施例中に流量分
布状況を従来のものと比較して示した説明図であ
る。 1……バーナノズル、2……ガス噴出スパツ
ド、3……ガス通路、4……ガス噴出孔、5……
整流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料ガス通路の先端に形成されたガス噴出スパ
    ツド内に多数のガス噴出孔が設けられ、このガス
    噴出スパツドに回動可能にバーナノズルが連結さ
    れたガスバーナにおいて、前記バーナノズル内に
    整流板を配置して成るガスバーナ。
JP6347187U 1987-04-28 1987-04-28 Expired JPH0449469Y2 (ja)

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JP6347187U JPH0449469Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JP6347187U JPH0449469Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JPS63173628U JPS63173628U (ja) 1988-11-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563284Y2 (ja) * 1989-10-26 1998-02-18 株式会社ガスター ガスバーナ
JP5097601B2 (ja) * 2008-04-07 2012-12-12 新日鐵住金株式会社 鋼片の溶削装置

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JPS63173628U (ja) 1988-11-10

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