JPH0449413B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0449413B2 JPH0449413B2 JP19422384A JP19422384A JPH0449413B2 JP H0449413 B2 JPH0449413 B2 JP H0449413B2 JP 19422384 A JP19422384 A JP 19422384A JP 19422384 A JP19422384 A JP 19422384A JP H0449413 B2 JPH0449413 B2 JP H0449413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caster
- dust box
- annular rib
- boss
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 29
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気掃除機のキヤスター構造に係る。
従来例の構成とその問題点
電気掃除機はダストボツクス底面部に本体移動
用のキヤスターを有し、以下第1図に示す。これ
はローラー1を回転自在に保持したキヤスター2
をダストボツクス底面部3に植設されたボス4で
回転自在にしたもので、ボス4の端部5に設けら
れた爪6で構成される係止部7により前記キヤス
ター2は支持されている。この構成においては、
ダストボツクス底面部3とキヤスター2との間に
空間8があるため、本体の矢印A方向の移動時、
敷居9にキヤスター2のスカート部10が当接し
スカート部10に割れ等が生じる欠点があつた。
この欠点をなくすため、以下第2図に示すよう
に、これは、ダストボツクス底面部3をダストボ
ツクス11内にしずめたもので、キヤスター2の
スカート部10がダストボツクス11内に位置す
るため、敷居9との当接による割れを防止したも
のである。しかしこの構成はダストボツクス11
内に凸部12を有すため、金型構造上金型を矢印
B方向に成形後移動できないため、サイドコアを
用いる必要があり金型構造が複雑になる。さらに
は、爪6を成形するため、成形後スライドコアを
矢印C方向に移動させ、その後矢印D方向へ金型
をぬく複雑な動作を必要とし、さらには前記スラ
イドコアの矢印C方向の移動に必要なスペースを
とるため壁13をボス4より大きく離す必要があ
り、そのためダストボツクス11の容積が減少す
るという欠点があつた。さらには第1図に示す様
にドライバー14等の工具によりキヤスター2を
こじて分解するサービスが行ないにくい欠点があ
つた。
用のキヤスターを有し、以下第1図に示す。これ
はローラー1を回転自在に保持したキヤスター2
をダストボツクス底面部3に植設されたボス4で
回転自在にしたもので、ボス4の端部5に設けら
れた爪6で構成される係止部7により前記キヤス
ター2は支持されている。この構成においては、
ダストボツクス底面部3とキヤスター2との間に
空間8があるため、本体の矢印A方向の移動時、
敷居9にキヤスター2のスカート部10が当接し
スカート部10に割れ等が生じる欠点があつた。
この欠点をなくすため、以下第2図に示すよう
に、これは、ダストボツクス底面部3をダストボ
ツクス11内にしずめたもので、キヤスター2の
スカート部10がダストボツクス11内に位置す
るため、敷居9との当接による割れを防止したも
のである。しかしこの構成はダストボツクス11
内に凸部12を有すため、金型構造上金型を矢印
B方向に成形後移動できないため、サイドコアを
用いる必要があり金型構造が複雑になる。さらに
は、爪6を成形するため、成形後スライドコアを
矢印C方向に移動させ、その後矢印D方向へ金型
をぬく複雑な動作を必要とし、さらには前記スラ
イドコアの矢印C方向の移動に必要なスペースを
とるため壁13をボス4より大きく離す必要があ
り、そのためダストボツクス11の容積が減少す
るという欠点があつた。さらには第1図に示す様
にドライバー14等の工具によりキヤスター2を
こじて分解するサービスが行ないにくい欠点があ
つた。
発明の目的
本発明は、従来の欠点を解消するもので、キヤ
スターのスカート部補護と、そのキヤスターの故
障時等に於けるサービス性の向上を図つたキヤス
ター構成を提供するものである。
スターのスカート部補護と、そのキヤスターの故
障時等に於けるサービス性の向上を図つたキヤス
ター構成を提供するものである。
発明の構成
上記目的を達成するための本発明の第一の手段
は、ダストボツクスの底面に設けられた端部に係
止用の爪を形成したボスと、ダストボツクスの底
面と一定の間隔をおいて上記ボスに回動可能に係
止されたローラー付きのキヤスターとを有し、上
記ダストボツクスの底面にはキヤスター外周面よ
り外側に位置する環状リブを設けると共に、この
環状リブは、その高さを上記間隔と同等もしくは
大とし、かつ上記ボスの爪方向に開口した切欠き
部を設けたことである。
は、ダストボツクスの底面に設けられた端部に係
止用の爪を形成したボスと、ダストボツクスの底
面と一定の間隔をおいて上記ボスに回動可能に係
止されたローラー付きのキヤスターとを有し、上
記ダストボツクスの底面にはキヤスター外周面よ
り外側に位置する環状リブを設けると共に、この
環状リブは、その高さを上記間隔と同等もしくは
大とし、かつ上記ボスの爪方向に開口した切欠き
部を設けたことである。
さらに第二の手段として、第一の手段における
環状リブの切欠き部の開口端に、垂直かつ外向き
にキヤスター補護リブを設け、この保護リブは環
状リブの開口端とダストボツクスの底面を結ぶ傾
斜状とした。
環状リブの切欠き部の開口端に、垂直かつ外向き
にキヤスター補護リブを設け、この保護リブは環
状リブの開口端とダストボツクスの底面を結ぶ傾
斜状とした。
実施例の説明
以下その一実施例を添付図面とともに説明す
る。15は背圧を利用した電動送風機、16a,
16bはそれぞれ細塵用、荒い塵埃用のフイルタ
ー、17は上記フイルター16a,16bを装着
したダストボツクス、18はこのダストボツクス
17を着脱自在に結合し、電動送風機15とコー
ドリール(図示せず)を内蔵した本体である。1
9はローラー20を回転可能に支持し、ダストボ
ツクス底面部21に植設されたボス22にて回転
するキヤスターで、ダストボツクス底面部21と
の間にはキヤスター19の回転に支障のない空間
23を有している。24はキヤスター19の外周
部に位置し、ダストボツクス底面部21に植設さ
れ、前記空間23の間隔tより同等もしくは大な
る高さを有した環状リブで、一部に切欠き部25
を有している。前記切欠き部25は前記キヤスタ
ー19をボス22に支持する係止部26の爪27
を成形する時、スライドコア(金型)の逃げ用の
切欠きである。28は環状リブ24の一部より延
長したキヤスター補護リブで、敷居29とキヤス
ター19のスカート部30との当接を補護する。
次にキヤスター19の空間23に環状リブ24の
上からドライバー管の工具をつつ込み、ローラー
20を矢印E方向にこじることで、キヤスター1
9はボス22より分解される。よつて、サービス
性は保証される。
る。15は背圧を利用した電動送風機、16a,
16bはそれぞれ細塵用、荒い塵埃用のフイルタ
ー、17は上記フイルター16a,16bを装着
したダストボツクス、18はこのダストボツクス
17を着脱自在に結合し、電動送風機15とコー
ドリール(図示せず)を内蔵した本体である。1
9はローラー20を回転可能に支持し、ダストボ
ツクス底面部21に植設されたボス22にて回転
するキヤスターで、ダストボツクス底面部21と
の間にはキヤスター19の回転に支障のない空間
23を有している。24はキヤスター19の外周
部に位置し、ダストボツクス底面部21に植設さ
れ、前記空間23の間隔tより同等もしくは大な
る高さを有した環状リブで、一部に切欠き部25
を有している。前記切欠き部25は前記キヤスタ
ー19をボス22に支持する係止部26の爪27
を成形する時、スライドコア(金型)の逃げ用の
切欠きである。28は環状リブ24の一部より延
長したキヤスター補護リブで、敷居29とキヤス
ター19のスカート部30との当接を補護する。
次にキヤスター19の空間23に環状リブ24の
上からドライバー管の工具をつつ込み、ローラー
20を矢印E方向にこじることで、キヤスター1
9はボス22より分解される。よつて、サービス
性は保証される。
発明の効果
上記実施例から明らかなように、ダストボツク
スの底面にキヤスター外周面より外側に位置する
環状リブを設けると共に、この環状リブは、その
高さをダストボツクスの底面とキヤスターとの間
隔と同等もしくは大とし、かつ上記ボスの爪方向
に開口した切欠き部を設けたことにより、成型の
際の金型構造がきわめて簡単になり生産性が向上
するとともに、キヤスターとダストボツクス底面
の間に工具をつつこむことで容易にキヤスターを
分解することが可能となりサービス性がきわめて
向上するものである。またキヤスターの敷居への
当接も十分防止できるものであり、耐久性にも優
れたものとなる。
スの底面にキヤスター外周面より外側に位置する
環状リブを設けると共に、この環状リブは、その
高さをダストボツクスの底面とキヤスターとの間
隔と同等もしくは大とし、かつ上記ボスの爪方向
に開口した切欠き部を設けたことにより、成型の
際の金型構造がきわめて簡単になり生産性が向上
するとともに、キヤスターとダストボツクス底面
の間に工具をつつこむことで容易にキヤスターを
分解することが可能となりサービス性がきわめて
向上するものである。またキヤスターの敷居への
当接も十分防止できるものであり、耐久性にも優
れたものとなる。
さらに、環状リブの切欠き部の開口端に、垂直
かつ外向きにキヤスター補護リブを設け、この保
護リブは環状リブの開口端とダストボツクスの底
面を結ぶ傾斜状としたことにより環状リブが一層
補強され耐久性にさらにすぐれた電気掃除機を提
供することができるものである。
かつ外向きにキヤスター補護リブを設け、この保
護リブは環状リブの開口端とダストボツクスの底
面を結ぶ傾斜状としたことにより環状リブが一層
補強され耐久性にさらにすぐれた電気掃除機を提
供することができるものである。
第1図は従来の一実施例を示すキヤスター部詳
細図、第2図は従来のその他の実施例を示すキヤ
スター部詳細図、第3図は本発明の一実施例を示
すキヤスターと本体構成の関係を示す電気掃除機
の縦断面図、第4図は第3図の正面図、第5図は
第3図のキヤスター部詳細を示す下面図、第6図
は第3図の要部拡大図である。 15……電動送風機、17……ダストボツク
ス、18……本体、19……キヤスター、20…
ローラー、21……ダストボツクス底面部、22
……ボス、24……環状リブ、25……切欠き
部、26……係止部、27……爪、28……キヤ
スター補護リブ、t……間隔。
細図、第2図は従来のその他の実施例を示すキヤ
スター部詳細図、第3図は本発明の一実施例を示
すキヤスターと本体構成の関係を示す電気掃除機
の縦断面図、第4図は第3図の正面図、第5図は
第3図のキヤスター部詳細を示す下面図、第6図
は第3図の要部拡大図である。 15……電動送風機、17……ダストボツク
ス、18……本体、19……キヤスター、20…
ローラー、21……ダストボツクス底面部、22
……ボス、24……環状リブ、25……切欠き
部、26……係止部、27……爪、28……キヤ
スター補護リブ、t……間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電動送風機を内蔵する本体と、上記電動送風
機の吸引側に位置し本体より分割可能なダストボ
ツクスとを有する電気掃除において、上記ダスト
ボツクスの底面に設けられた端部に係止用の爪を
形成したボスと、ダストボツクスの底面と一定の
間隔をおいて上記ボスに回動可能に係止されたロ
ーラー付きのキヤスターとからなり、上記ダスト
ボツクスの底面にはキヤスター外周面より外側に
位置する環状リブを設けると共に、この環状リブ
は、その高さを上記間隔と同等もしくは大とし、
かつ上記ボスの爪方向に開口した切欠き部を設け
た電気掃除機のキヤスター。 2 環状リブの切欠き部の開口端には、垂直かつ
外向きにキヤスター補護リブを設け、この保護リ
ブは環状リブの開口端とダストボツクスの底面を
結ぶ傾斜状とすることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の電気掃除機のキヤスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19422384A JPS6173626A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 電気掃除機のキヤスタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19422384A JPS6173626A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 電気掃除機のキヤスタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173626A JPS6173626A (ja) | 1986-04-15 |
JPH0449413B2 true JPH0449413B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=16321004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19422384A Granted JPS6173626A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 電気掃除機のキヤスタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6173626A (ja) |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19422384A patent/JPS6173626A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173626A (ja) | 1986-04-15 |
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