JPH0449371B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449371B2
JPH0449371B2 JP62048955A JP4895587A JPH0449371B2 JP H0449371 B2 JPH0449371 B2 JP H0449371B2 JP 62048955 A JP62048955 A JP 62048955A JP 4895587 A JP4895587 A JP 4895587A JP H0449371 B2 JPH0449371 B2 JP H0449371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
cord
partition plate
rotating body
intermediate partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62048955A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63216406A (ja
Inventor
Keizo Oota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIIMYA SHOKO KK
Original Assignee
NIIMYA SHOKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIIMYA SHOKO KK filed Critical NIIMYA SHOKO KK
Priority to JP62048955A priority Critical patent/JPS63216406A/ja
Publication of JPS63216406A publication Critical patent/JPS63216406A/ja
Publication of JPH0449371B2 publication Critical patent/JPH0449371B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺柄管の基端部に原動機を取付け
ると共に、先端部にギヤーハウジングを介して回
転体を取付け、該回転体の回転時に回転体より導
出したコードの回転遠心力を利用して草等の苅払
作業を行う苅払機のコード繰出し装置に関する。
〔従来技術と問題点〕
本出願人はさきに第4図に示す苅払機のコード
繰出し装置を提案した(特願昭61−106809号、昭
和61年5月12日出願)。
即ち、ギヤーハウジングより延出する出力軸1
に固定されて回転する回転体2内に、出力軸1に
回転自在かつ軸方向に摺動可能にして、コイルス
プリング3により下方に付勢されるコード4を分
割巻回した遊嵌中間仕切板5dを有するリール5
を設け、該リール5の上部フランジ5aと回転体
2の上部内璧とに夫々対向して、リール5を巻回
コードの緩み方向に回転させる複数の鋸歯状歩進
爪6,7を環状に形成した歩進機構を設けると共
に、リール5の下部フランジ5bと回転体2の下
部内璧とに夫々対向して、回転体2の回転をリー
ル5に伝達又は解除する複数のテーパー面を有す
る凸部8、凹部9を環状に形成した係合機構を設
け、リール5の下部に回転体2の下面より突出す
る押圧部10を設けたものであり、コード4の操
出しに際しては、押圧部10を地面等に押付けれ
ば、リール5はコイルスプリング3に抗して上昇
し、係合機構(凸部8、凹部9)の係合を解くと
共に歩進機構(歩進爪6,7)によつてリール5
がコード巻回の緩み方向に一ステツプ回動し、コ
ード4の緩んだ分がリール5の回転遠心力により
自動的に繰出される。
そして、中間仕切板5dがリール5の胴部5c
に遊嵌されていることにより、上部フランジ5a
と下部フランジ5bとの間に分割して巻回される
コード4の交錯が減少し、コード4の自動繰出し
が円滑に行われると共に、万一歩進機構による一
ステツプあてのコード巻回の緩みに差が生じ、自
動繰出し後における各コード4の巻回ボリウムに
差が生じても、このボリウム差に応じて中間仕切
板5dが胴部5cの軸方向に移動して各コード4
の巻回スペース容量を変化して、コード4の巻回
状態を適正化することにより、以後の自動繰出し
が円滑に行われる。
以上のように、従来の刈払機はコードの自動繰
出しが円滑に行われるものであるが、次のような
問題点のあることが見出された。
即ち、コード4をリール5の中間仕切板5dの
上下に分割して巻回する場合、コード4の全長の
中央折返し部をリール5の胴部5cに設けた突起
(図示せず)に引掛けていたので、その引掛け作
業が極めて面倒であると共に、刈払作業中に引掛
けが脱れてコード4の巻回が緩み不用意にコード
4が繰出されることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、出力軸に固定された回転体と、該回
転体に内装され、出力軸に回転自在かつ軸方向に
摺動可能なコード巻回の中間仕切板を有するリー
ルと、該リールに設けられ、スプリング付勢によ
り回転体の下方に突出した押圧部と、回転体とリ
ールとの間に設けられ、回転体の回転を伝達又は
解除する係合機構及び押圧部の上昇時に、リール
を巻回コードの緩み方向に回転させる歩進機構と
から成り、前記中間仕切板にはコード挿通孔を穿
設すると共に、中間仕切板の内周面に複数の突起
を形成され、前記リールの胴部の外周面には、中
間仕切板の突起をガイドし、中間仕切板を胴部の
軸方向に摺動可能にして回転を拘束する複数の縦
溝が形成したことにある。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照にして説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図は刈払機全体の斜視図を示し、13はグ
リツプ13aを有する長尺の柄管、14は側管1
3の基端部に取付けた原動機、15は柄管13の
先端部に取付けたギヤーハウジング、2は回転
体、4は回転体2内に収納されているコード巻回
のリールより導出されたコードである。
而して、前記回転体2は第2図の縦断面図に示
すように、ギヤーハウジング15から延出する出
力軸1に回転体2の上部ケース2aが固定され、
該上部ケース2aの外周側壁には、直径方向に対
向して2個の係止孔2a1が設けられると共に、該
係止孔2a1と直交してコード導出用の2個のアイ
レツト16が取付けられている。
また、下部ケース2bの外周側壁には前記係止
孔2a1に系脱する2個の係止爪2b1が設けられ、
該係止爪2b1の係止孔2a1への係脱により、下部
ケース2bが上部ケース2aに着脱可能に装着さ
れる。
5は出力軸1に回転自在かつ軸方向に摺動可能
にしてコード4を巻回したリールであり、上部フ
ランジ5a、下部フランジ5b及び胴部5cに遊
嵌された中間仕切板5dを有すると共に、胴部5
cの下部に回転体2の下部ケース2bの下面より
突出する押圧部10が形成されており、該押圧部
は回転体2の上部ケース2aとの間に介在された
コイルスプリング3により、リール5と共に下方
に付勢されている。
そして、リール5の上部フランジ5aと回転体
2の上部ケース2aの内璧とに夫々対向して、リ
ール5を巻回コードの緩み方向に回転させる複数
の鋸歯状歩進爪6,7が環状に形成(歩進機構)
されると共に、リール5の下部フラジ5bと下部
ケース2bの内壁とに夫々対向して、回転体2の
回転をリール5に伝達又は解除する複数の凸部
8、凹部9が環状に形成(係合機構)されてい
る。
以上の構成は前記第4図に示した従来例と同一
であり、またコード4の繰出し作用についても格
別相違するところがないので、その説明を省略す
る。
而して、本発明の特徴はリール5の構成にあ
り、第3図A,Bを参照して説明する。なお、歩
進機構及び係合機構の図示を省略してある。
図において、上部フランジ5a及び下部フラン
ジ5bを有するリール5の胴部5cの外周面には
直径方向に対向して2個の縦溝5c1が形成され、
また胴部5cに遊嵌される中間仕切板5dにはコ
ード挿通孔5d1が穿設されると共に、中間仕切板
5dの内周面には前記縦溝5c1に挿入する突起5
d2が形成されている。
したがつて、中間仕切板5dは、突起5d2が縦
溝5c1をスライドすることにより、胴部5cの軸
方向の移動が自由であるが、回転は拘束されてい
るものである。
そして、上記のように、中間仕切板5dの胴部
5cに対する回転を拘束したことは、コード挿通
孔5d1がコード4を通して上下に分割巻回する中
央折返し部の引掛孔となつているので(コード4
はリール5の回転に対して巻締められる方向に巻
回される)、刈払作業中の回転遠心力により中間
仕切板5dがリール5と別個に回転すると、回転
体2からの導出コードを引込み、刈払作業ができ
なくなることを防止したものである。
〔効果〕
本発明は次の効果を有する。
コード挿通孔を穿設した中間仕切板をリールの
胴部に対して軸方向に移動可能にして回転を拘束
した状態で遊嵌したので、 (a) リールに対するコードの中央折返し部の保持
が確実となり、しかもこの保持のためのコード
挿通孔へのコードの挿通が極めて簡単である。
(b) 中間仕切板の自転がなく、刈払作業が中断さ
れることがない。
(c) 導出方向を異にするコードが中間仕切板の上
下に分割して巻回され、コードの交錯が少な
く、自動繰出しが円滑に行われる。
(d) 巻回コードのボリウム差に応じて中間仕切板
がリール胴部の軸方向に移動し、各コードの巻
回スペース容量を適正化することができ、自動
繰出しの円滑性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示し、第1
図は刈払機全体の斜視図、第2図は回転体の縦断
面図、第3図Aはリールの縦断面図、第3図Bは
第3図AのX−X線断面図、第4図は従来の回転
体の縦断面図である。 1……出力軸、4……コード、5……リール、
5c……胴部、5c1……縦溝、5d……中間仕切
板、5d1……コード挿通孔、5d2……突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出力軸に固定された回転体と、該回転体に内
    装され、出力軸に回転自在かつ軸方向に摺動可能
    なコード巻回の中間仕切板を有するリールと、該
    リールに設けられ、スプリング付勢により回転体
    の下方に突出した押圧部と、回転体とリールとの
    間に設けられ、回転体の回転を伝達又は解除する
    係合機構及び押圧部の上昇時に、リールを巻回コ
    ードの緩み方向に回転させる歩進機構とから成
    り、 前記中間仕切板にはコード挿通孔が穿設される
    と共に、中間仕切板の内周面には複数の突起が形
    成され、 前記リールの胴部の外周面には、中間仕切板の
    突起をガイドし、中間仕切板を胴部の軸方向に摺
    動可能にして回転を拘束する複数の縦溝が形成さ
    れた、 ことを特徴とする刈払機のコード繰出し装置。
JP62048955A 1987-03-05 1987-03-05 刈払機のコ−ド繰出し装置 Granted JPS63216406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048955A JPS63216406A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 刈払機のコ−ド繰出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62048955A JPS63216406A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 刈払機のコ−ド繰出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63216406A JPS63216406A (ja) 1988-09-08
JPH0449371B2 true JPH0449371B2 (ja) 1992-08-11

Family

ID=12817698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62048955A Granted JPS63216406A (ja) 1987-03-05 1987-03-05 刈払機のコ−ド繰出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63216406A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4949296B2 (ja) * 2008-03-05 2012-06-06 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ
WO2009110385A1 (ja) * 2008-03-05 2009-09-11 スターテング工業株式会社 刈払い機用ロータリカッタ
JP5873359B2 (ja) * 2012-03-10 2016-03-01 株式会社ハートフル・ジャパン 刈払機のコード繰り出し機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63216406A (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4672798A (en) Apparatus for cutting grass
US4349962A (en) Cutting down machine
EP0676127B1 (en) Line head for flexible line trimmer
US20190059213A1 (en) Trimmer head
EP0970596B1 (en) Grass-cutting head with reloading of the line without removal of the spool
EP2210467B1 (en) String head for a trimmer
US4916886A (en) Cutting line head assembly for rotary cutter
JP6385928B2 (ja) 草木刈取機用刈取ヘッド
US4236309A (en) Flexible line trimmer with line feeding apparatus
AU2022201494A1 (en) Trimmer head
US5881465A (en) Line head for flexible line trimmer
EP0271762B1 (en) Line feed mechanism for line trimmers
JPH0449371B2 (ja)
JPH0369248B2 (ja)
JP2010119353A (ja) 草刈機のナイロンカッタの繰出し機構を備えた回転ケース
JPH0451126B2 (ja)
JPH0226922B2 (ja)
JPS6011773Y2 (ja) コ−ド形刈刃装置
EP0805621B1 (en) Line head for flexible line trimmer
JPS62210911A (ja) 刈払機
US4185380A (en) Flexible line rotary vegetation cutter having a tension regulated line feed
CN211671361U (zh) 打草头
JPH0444031Y2 (ja)
JPH0212826Y2 (ja)
JPS6188813A (ja) 植物刈込み用の糸式トリマ