JPH0449288B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0449288B2
JPH0449288B2 JP57214443A JP21444382A JPH0449288B2 JP H0449288 B2 JPH0449288 B2 JP H0449288B2 JP 57214443 A JP57214443 A JP 57214443A JP 21444382 A JP21444382 A JP 21444382A JP H0449288 B2 JPH0449288 B2 JP H0449288B2
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JP
Japan
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current
transistor
inverting input
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JP57214443A
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JPS59104823A (ja
Inventor
Shingi Yokobori
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS59104823A publication Critical patent/JPS59104823A/ja
Publication of JPH0449288B2 publication Critical patent/JPH0449288B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
    • H03K3/0233Bistable circuits
    • H03K3/02337Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータの回転速度検出信号を増幅する
場合などに用いることができる波形整形器に関す
る。
従来例の構成とその問題点 第1図は差動増幅器を用いた波形整形器の従来
例を示す。差動増幅器4の反転入力へは抵抗
R4を介して基準電源3の電圧が印加されている。
差動増幅器4の非反転入力は抵抗R2を介して
基準電源3へ接続されると共に差動増幅器4の出
力2へ抵抗R1を介して接続され正帰還ループを
構成している。また、差動増幅器4の反転入力
へはコンデンサC1の一端が接続され、コンデン
サC1の他端は入力端子1に接続されている。前
記基準電源3の出力電圧をVrefとして、この
Vrefが差動増幅器4の電源電圧VCCよりも低く設
定されているとすると、今、反転入力の電圧が
Vrefより低い場合は出力2の電圧は高くなり、
非反転入力の上限電圧VAHは VAH=Vref+R2/R1+R2(VCC−Vref) となる。又、反転入力の電圧がVAHより高くな
ると出力2は低くなり、反転入力の下限電圧
VALは VAL=Vref+R2/R1+R2・Vref となる。したがつて、第1図におけるヒステリシ
ス電圧(VAH−VAL)は、 VAH=VAL=R2/R1+R2・VCC となる。例えばVCC=5Vで20mvのヒステリシス
電圧を得るためには、R1/R2=249となり、R2= 100ΩとすればR1=24.9kΩが必要になる。こえを
モノリシツク集積回路で実現しようとすれば、抵
抗R1と、抵抗R2との整合性、温度特性を考慮し
てどちらの抵抗も同じプロセスを用いる必要があ
る。しかし、100Ωと24.9kΩというように極端に
比率の大きい抵抗を精度よく実現することは現在
の集積回路プロセスでは工業的に成立しない。す
なわち、第1図に示す従来例の構成では、集積回
路化した場合に、小さい値のヒステリシス電圧を
精度良く実現できないという欠点がある。
発明の目的 本発明は集積回路化に適し、微小ヒステリシス
電圧を精度よく実現することができる波形整形器
を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明の波形整形器は、同極性の一端同志が基
準電圧源に共通に接続され他端がそれぞれ第1、
第2の抵抗を介して差動増幅器の反転入力及び非
反転入力に接続された第1、第2のダイオード
と、この第1、第2のダイオードと第1、第2の
抵抗との接続点へ接続されてそれぞれのダイオー
ドに順方向電流を流す第1、第2の電流源と、一
端が前記差動増幅器の反転入力へ接続され他端側
を被整形信号の入力端子とするコンデンサとを設
けると共に、前記差動増幅器の出力状態に応じて
前記第2の電流源の電流値を前記第1の電流源の
電流値より大きく或いは小さくなるよう変化さ
せ、前記第2のダイオードの順方向電圧の変化が
前記差動増幅器に対して正帰還となるように構成
し、前記入力端子に印加された交流信号を前記第
2のダイオードの順方向電圧変化に等しいヒステ
リシス幅をもつて増幅し、精度よく微小ヒステリ
シス電圧を実現することを特徴とするものであ
る。
実施例の説明 以下本発明の実施例を第2図〜第6図に基づい
て説明する。第2図は本発明の一実施例を示す。
第2図において、ダイオードD1及びD2はアノー
ドが共に基準電源3に接続され、カソードはそれ
ぞれ電流値がI2,I1なる電流源5,6へ接続され
て順方向にバイアスされている。まがダイオード
D1,D2のカソードはそれぞれ抵抗R3,R4を介し
て差動増幅器4の非反転入力及び反転入力に
接続されている。反転入力はコンデンサC1
一端が接続されており、コンデンサC1の他端は
入力端子1となつている。コンデンサC1は入力
端子1に印加された入力電圧の直流成分を除き差
動増幅器4へ交流成分のみが印加されるように働
く。抵抗R4はコンデンサC1と共に入力端子1の
入力インピーダンスを必要な値に設定するための
ものである。抵抗R3は差動増幅器4の入力バイ
アス電流による抵抗R4の電圧降下に起因する入
力オフセツトを補償するためのものであり、通常
はR3=R4に設定される。ここで、ダイオードD1
D2のカソードをそれぞれA点、B点とする。前
記電流源6は定電流源、電流源5は差動増幅器4
の出力2の状態によつて後述のように制御される
ものである。すなわち、差動増幅器4は充分大き
い増幅度を持ち、差動入力電圧の正負によつて出
力は上限電圧:H或いは、下限電圧:Lの値をと
る。出力2が“H”の時は電流源5の電流値を
I2Hとし、出力2が“L”の時はI2Lとして、I2H
I1<I2Lとなるように制御する。差動増幅器4の入
力バイアス電流が十分小さい時は、ダイオード
D1,D2の順方向電圧VD1,VD2は、電流I2,I1によ
つて決まる。すなわち、 VD1=kT/q・1nI2/Is1 、VD2=kT/q・1nI1/Is2 k:ボルツマン定数 T:絶対温度 q:電子の電荷 Is1,Is2:ダイオード逆方向飽和電流 ダイオードD1及びD2はモノリシツク集積回路と
して同一チツプ上に形成すると、素子間の温度は
等しく、逆方向飽和電流も等しいとして実用上は
問題はない。従つてIs1=Is2=Isとする。第3図
に示すように反転入力の電圧がA点の電圧VA
より低い時、即ち、差動入力電圧が正の時はダイ
オードD1の電圧VDHは VDH=kT/q・1nI2H/Is となるから、基準電源3の電力をVrefとすれば、 VAH=Vref−VDH=Vref−kT/q・lnI2H/Is となる(VAHは出力2が“H”の時のVAの値)。
反転入力の電圧が上昇してVAHより高くなる
と、差動入力は負になるから、出力2は“L”と
なる。したがつて、ダイオードD1の電圧をVDL
すると VDL=kT/q・1nI2L/Is となり、VAの値はVALは VAL=Vref−kT/q・1nI2L/Is となるように変化する。ここでVAの変化は、 VAH−VAL=kT/q ・1n−I2L/Is−kT/q・1nI2H/Is =kT/q・1nI2L/I2H となるが、I2H<I2Lであるから1nI2L/I2H>であり VAH−VAL>0 すなわち、VAH>VALとなる。これは、差動入
力が更に負になる傾向を与えるため、正帰還とな
る。
次に、入力電圧が下降してVALより低くなると
差動入力は正になり、出力は“H”となる。この
結果、I2はI2Hとなつて、VAはVAHとなる。しかる
に、VAH>VALであるから、差動入力がより正に
なる傾向の変化を生じ、やはり、正帰還となる。
以上の構成で得られるVAの電圧変化、すなわち、
(VAH−VAL)はヒステリシス幅を示す。
前記電流源5は、第4図に示すように電流値I7
なる電流源7と電流値I8なる電流源8とを用い
る。電流源8はスイツチ9でON−OFFされる。
スイツチ9は差動増幅器4の出力2が“H”の時
にOFFで、“L”の時にONとなるものである。
この場合I2H=I7、I2L=I7+I8となる。一方、ダイ
オードD2の電圧をVDOとすると、 VB=Vref−VDO であるからI1/I2H=I2L/I1=N(N>1)とすると、 VAH−VB=VDO−VDH=kT/q・1nN VB−VAL=VDL−VDO=kT/q・1nN となつて、反転入力に対して、VB=を中心に
(VAH−VB)+(VB−VAL)なるヒステリシス幅が
得られる。これは入力端子1への信号が正弦波の
場合はゼロ交叉点に対して上下に等しい幅でのヒ
ステリシスとなる。N=2となるようにI1,I7
I8を選ぶと、kT/q・1n2=18mv(但しT=300°K) であるから、出力2には入力端子1に対して±
18mvの幅のヒステリシスを持つた波形整形出力
が得られる。N=2であるから、I7=1/2I1、I8
3/2I1とすれば良く、以上の説明から明らかなよ
うに、3/2I1なる電流値の電流源をスイツチでON
−OFFすることだけで±18mvという微小電圧の
ヒステリシス幅が得られる。また、電流源6、電
流源7及び電流源8の電流比を選ぶことにより、
ヒステリシス幅を任意に設定することが可能であ
る。
第5図は他の実施例を示す。これは、エミツタ
が共通接続された第1、第2の同一導伝型のトラ
ンジスタと、前記第2のトランジスタのコレクタ
に接続されて電流の方向を反転するカレントミラ
ー回路と、第1、第2及び第3の定電流源とを有
し前記共通接続されたエミツタへ前記第3の定電
流源を接続して前記第1のトランジスタのベース
を反転入力とし前記第2のトランジスタのベース
を非反転入力とすることによつて差動増幅器を構
成し、前記第1の定電流源を前記反転入力に接続
されるダイオードの順方向バイアス電流源とし、
前記第2の定電流源の出力電流と前記カレントミ
ラー回路の出力電流のそれぞれの絶対値の差とし
ての合成電流を前記非反転入力に接続されるダイ
オードの順方向バイアス電流とし、前記第1、第
2の定電流源、前記カレントミラー回路の出力電
流値をそれぞれI1,I2,I4とした時に 0<|I2|−|I4|<I1<I2としたものである。
すなわち、第5図ではトランジスタQ1とQ2はエ
ミツタが共通接続された差動増幅回路を構成して
いる。トランジスタQ2のコレクタは、ダイオー
ド接続されてエミツタが電源VCCへ接続されたト
ランジスタQ4のコレクタに接続され、トランジ
スタQ6はトランジスタQ4とカレントミラーを構
成してトランジスタQ2のコレクタ電流の方向を
反転させる。トランジスタQ8,Q9,Q10,Q12
ベースに共通に接続され、それぞれのエミツタは
抵抗R6,R7,R8,R10を介して接地されている。
トランジスタQ12はダイオード接続されて、その
コレクタには定電流I5が印加されている。トラン
ジスタQ8のコレクタはトランジスタQ1,Q2の共
通エミツタに接続され、トランジスタQ10のコレ
クタにはトランジスタQ6のコレクタに接続され
ている。このトランジスタQ6とトランジスタQ10
のコレクタの接続点を点Aとすると、ダイオード
D1のカソードと抵抗R3の一端とが点Aに接続さ
れている。ダイオードD1のアノードは基準電源
3に接続され、抵抗R3の他端はトランジスタQ2
のベースに接続されている。トランジスタQ9
コレクタはダイオードD2のカソードに接続され、
この接続点を点Bとすると、抵抗R4の一端が点
Bに接続されている。抵抗R4の他端はコンデン
サC1の一端と共にトランジスタQ1のベースに接
続され、コンデンサC1の他端は入力端子1とな
つている。ダイオードD2のアノードは基準電源
3へ接続されている。ここで、トランジスタQ2
Q1のベース電流を無視すれば、ダイオードD1
D2の順方向バイアス電流は、トランジスタQ6
Q9,Q10のコレクタ電流をI4,I1,I2とすれば、そ
れぞれ(I2−I4),I1となる。反転入力に相当す
る入力11の電圧がダイオードD1のカソードの
点Aの電圧VAより低い時、すなわち、差動入力
が正の時はトランジスタQ2がONとなり、トラン
ジスタQ8のコレクタ電流I3がトランジスタQ6
コレクタ電流I4(すなわちI3=I4)となる。よつ
て、点AとダイオードD2のカソードの点Bとの
電圧差(VA−VB)はkT/q1nIO/I2−I4となる。また、 入力11の電圧が点Aの電圧VAより高い時、す
なわち、差動入力が負の時は、トランジスタQ2
がOFFになり、I4=0となる。よつて、(VB
VA)はkT/q・1nI2/I1となる。
いま、I2/I1=N,I1/I2−I4=N、即ちI4/I1= N2−1/Nとすれば、 ΔVD≡VB−VAkT/q・1nN となる。抵抗R3によつて正帰還ループを構成し
ているから、±ΔVDがヒステリシス幅となる。例
えば、N=2とすれば、I2/I1=2、I4/I1=3/2と
な り、 ΔVD=kT/q・1n2 =18mv(T=300℃K) となる。I1とI2,I1とI4との比は、トランジスタ
Q8,Q9,Q10及びQ4,Q6のエミツタ面積比と、
抵抗R6,R7,R8の比とで決めることができるか
ら、これらの値を選ぶことによつてΔVDを任意に
設定できる。なお、本実施例に示した波形整形器
においては、第5図に示す出力端子2から電流出
力として出力を取り出すことができる。
第6図は更に他の実施例を示す。これは、エミ
ツタが共通接続された第1の導電型の第1及び第
2のトランジスタと、第2の導電型のトランジス
タで構成され前記第2のトランジスタのコレクタ
電流の方向を反転し、前記第1のトランジスタの
コレクタ電流に逆極性で加えるよう接続された第
1のカレントミラー回路と、第1、第2、第3及
び第4の定電流源と、前記第4の定電流源の出力
電流の方向を反転し前記第2の定電流源の出力電
流に逆極性で加えるよう接続された第2のカレン
トミラー回路と、前記第2のカレントミラー回路
の出力を断続するスイツチトランジスタとを設け
るとともに、前記共通接続されたエミツタへ前記
第3の定電流源を接続して前記第1のトランジス
タのベースを反転入力とし前記第2のトランジス
タのベースを非反転入力とすることによつて前記
差動増幅器を構成し、前記第1の定電流源を前記
反転入力に接続されるダイオードの順方向バイア
ス電流源とし、前記第2の定電流源の出力と前記
第2のカレントミラー回路の出力電流の合成電流
を前記非反転入力側に接続されるダイオードの順
方向バイアス電流とし、前記スイツチトランジス
タのベースを前記第1のトランジスタのコレクタ
に接続して前記差動増幅器の差動入力が負の時に
前記第2のカレントミラー回路を断にし、正の時
に続とするよう構成し、前記第1、第2の定電流
源、第2のカレントミラー回路の出力電流値をそ
れぞれI1,I2,I3とした時に0<|I2|−|I3|<
I1<I2としたものである。第6図では差動増幅用
トランジスタQ1,Q2のコレクタはカレントミラ
ーQ3,Q4によるアクテイブ負荷となつており、
トランジスタQ1のコレクタにはスイツチ用トラ
ンジスタQ5のベースが接続されている。トラン
ジスタQ6,Q7,Q10,Q11は定電流源を構成し、
トランジスタQ11のコレクタ電流I4はカレントミ
ラーQ6,Q7で反転されて点Aにおいてトランジ
スタQ10のコレクタ電流へ加えられる。ダイオー
ドD1のアノードは基準電源3へ接続され、カソ
ードは抵抗R3の一端とともに点Aへ接続されて
いる。抵抗R3の他端はトランジスタQ2のベース
へ正帰還ループを構成するように接続されてい
る。トランジスタQ5のコレクタはカレントミラ
ーQ6,Q7のベースへ接続され、トランジスタQ5
がOFFの時はトランジスタQ6のコレクタ電流が
I3となり、ONの時はQ6のコレクタ電流が零とな
るようにカレントミラーQ6,Q7をスイツチする。
トランジスタQ9のコレクタはアノードが基準電
源3へ接続されたダイオードD2のカソードとと
もに点Bへ接続されている。点Bと入力11との
間には抵抗R4が接続されている。コンデンサC1
の一端が入力11に接続されている。
この場合、入力11の電圧が点Aの電圧より低
い時、即ち、差動入力が正の時はトランジスタ
Q1はOFFとなり、従つてトランジスタQ5もOFF
となる。この結果、ダイオードD1の順方向バイ
アス電流は(I2−I3)となる。又、差動入力が負
になるとトランジスタQ5がONになるため、I3
0となる。従つて、ダイオードD1の順方向バイ
アス電流はI2となる。この状態の変化によるダイ
オードD1,D2の電圧差の変化±ΔVDが第5図に
示す実施例による動作と同様にして、ヒステリシ
ス幅を与える。トランジスタQ1及びQ2は平衡状
態においてコレクタエミツタ電圧がほぼ相等しく
なるため、作動入力オフセツトが極めて小さくな
る。また、I2/IO,I2−I3/IOはトランジスタQ9,Q10
, Q11、カレントミラーQ6,Q7のエミツタ面積比と
抵抗R7,R8,R9の比とで決まるため、これらの
値を選ぶことにより、ヒステリシス幅を任意に設
定できる。なお、本実施例に示した波形整形器に
おいては、第6図に示す出力端子2から電流出力
として出力を取り出すことができる。
また、上記各実施例において、電流源の電流値
は絶対値ではなく、比率がヒステリシス幅を決め
る要因であるため、特に集積化した場合に有効で
ある。又、温度特性についても、各素子の比の温
度特性は精度よく揃えることができるため、極め
て良い特性を示す。
上記実施例においては、ゼロ交叉点に対して上
下対称のヒステリシス幅を与える電流比を示した
が、必ずしも上下対称である必要はない。また、
トランジスタの導電性、ダイオードの極性、電流
源の比を変える等の種々の変形によつても実施で
きる。
発明の効果 以上説明したように本発明の波形整形器による
と、構成が簡単で、集積回路化に適し、特に、素
子間の比だけで数ミリボルト〜数十ミリボルトと
いう微小ヒステリシス電圧を得ることができる。
しかもその時の比は1〜10程度で良いという特長
を有し、また入力端子への信号が正弦波状の場合
はゼロ交叉点に対して上下に等しい幅となる等、
工業上極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は波形整形器の従来例の構成図、第2図
は本発明の一実施例の構成図、第3図は第2図の
動作波形図、第4図は第2図の電流源の内部構成
を示す図、第5図、第6図はそれぞれ本発明の他
の実施例の構成図である。 1……入力、2……出力、3……基準電源、4
……差動増幅器、5,7,8……電流源、D1
D2……ダイオード、Q1〜Q12……トランジスタ、
R1〜R10……抵抗、……反転入力、……非反
転入力側。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同極性の一端同志が基準電圧源に共通に接続
    され他端がそれぞれ第1、第2の抵抗を介して差
    動増幅器の反転入力および非反転入力に接続され
    た第1、第2のダイオードと、この第1、第2の
    ダイオードと第1、第2の抵抗との接続点へ接続
    されてそれぞれのダイオードに順方向電流を流す
    第1、第2の電流源と、一端が前記差動増幅器の
    反転入力へ接続され他端側を被整形信号の入力端
    子とするコンデンサとを設けると共に、前記差動
    増幅器の出力状態に応じて前記第2の電流源の電
    流値を前記第1の電流源の電流値より大きく或い
    は小さくなるよう変化させ、前記第2のダイオー
    ドの順方向電圧の変化が前記差動増幅器に対して
    正帰還となるように構成した波形整形器。 2 エミツタが共通接続された第1、第2の同一
    導電型のトランジスタと、前記第2のトランジス
    タのコレクタに接続されて電流の方向を反転する
    カレントミラー回路と、第1、第2及び第3の定
    電流源とを有し前記共通接続されたエミツタへ前
    記第3の定電流源を接続して前記第1のトランジ
    スタのベースを反転入力とし前記第2のトランジ
    スタのベースを非反転入力とすることによつて差
    動増幅器を構成し、前記第1の定電流源を前記反
    転入力に接続されるダイオードの順方向バイアス
    電流源とし、前記第2の定電流源の出力電流と前
    記カレントミラー回路の出力電流のそれぞれの絶
    対値の差としての合成電流を前記非反転入力に接
    続されるダイオードの順方向バイアス電流とし、
    前記第1、第2の定電流源、前記カレントミラー
    回路の出力電流値をそれぞれI1,I2,I4とした時
    に0<|I2|−|I4|<I1<I2としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の波形整形器。 3 エミツタが共通接続された第1の導電型の第
    1及び第2のトランジスタと、第2の導電型のト
    ランジスタで構成され前記第2のトランジスタの
    コレクタ電流の方向を反転し、前記第1のトラン
    ジスタのコレクタ電流に逆極性で加えるよう接続
    された第1のカレントミラー回路と、第1、第
    2、第3及び第4の定電流源と、前記第4の定電
    流源の出力電流の方向を反転し前記第2の定電流
    源の出力電流に逆極性で加えるよう接続された第
    2のカレントミラー回路と、前記第2のカレント
    ミラー回路の出力を断続するスイツチトランジス
    タとを設けると共に、前記共通接続されたエミツ
    タへ前記第3の定電流源を接続して前記第1のト
    ランジスタのベースを反転入力とし前記第2のト
    ランジスタのベースを非反転入力とすることによ
    つて差動増幅器を構成し、前記第1の定電流源を
    前記反転入力に接続されるダイオードの順方向バ
    イアス電流源とし、前記第2の定電流源の出力と
    前記第2のカレントミラー回路の出力電流の合成
    電流を前記非反転入力側に接続されるダイオード
    の順方向バイアス電流とし、前記スイツチトラン
    ジスタのベースを前記第1のトランジスタのコレ
    クタに接続して前記差動増幅器の差動入力が負の
    時に前記第2のカレントミラー回路を断にし、正
    の時に続とするよう構成し、前記第1、第2の定
    電流源、第2のカレントミラー回路の出力電流値
    をそれぞれI1,I2,I3とした時に0<|I2|−|I3
    |<I1<I2としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の波形整形器。
JP21444382A 1982-12-07 1982-12-07 波形整形器 Granted JPS59104823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21444382A JPS59104823A (ja) 1982-12-07 1982-12-07 波形整形器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21444382A JPS59104823A (ja) 1982-12-07 1982-12-07 波形整形器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104823A JPS59104823A (ja) 1984-06-16
JPH0449288B2 true JPH0449288B2 (ja) 1992-08-11

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