JPH0449085Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449085Y2 JPH0449085Y2 JP12339287U JP12339287U JPH0449085Y2 JP H0449085 Y2 JPH0449085 Y2 JP H0449085Y2 JP 12339287 U JP12339287 U JP 12339287U JP 12339287 U JP12339287 U JP 12339287U JP H0449085 Y2 JPH0449085 Y2 JP H0449085Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- mouth
- shoulder
- bulges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、容器本体に蓋体を螺合して被嵌する
容器に関し、さらに詳しくは、蓋体の開閉がきし
み音をたてずに容易に行える容器に関する。
容器に関し、さらに詳しくは、蓋体の開閉がきし
み音をたてずに容易に行える容器に関する。
従来より、パウダー等の化粧料などを収納する
容器として、容器本体に蓋体を螺合して被嵌する
容器が広く使用されている。
容器として、容器本体に蓋体を螺合して被嵌する
容器が広く使用されている。
ところが、従来の容器においては、容器本体の
容器口外周面に設けた螺条に、蓋体を螺合して被
嵌する際、蓋体の口縁下端面の全面が容器本体の
容器口肩部に圧接し、容器口外周面の螺条と蓋体
の螺条も全面が相互に圧接して係止されるため、
容器本体と蓋体との摩擦抵抗がきわめて大きく、
蓋体の開閉が容易でない。また蓋体の開閉時には
これら圧接部の摺接によつて不快なきしみ音が発
生するなどの難点があり、特に、容器口の口径が
大きくなるほど不快なきしみ音が発生しやすい。
容器口外周面に設けた螺条に、蓋体を螺合して被
嵌する際、蓋体の口縁下端面の全面が容器本体の
容器口肩部に圧接し、容器口外周面の螺条と蓋体
の螺条も全面が相互に圧接して係止されるため、
容器本体と蓋体との摩擦抵抗がきわめて大きく、
蓋体の開閉が容易でない。また蓋体の開閉時には
これら圧接部の摺接によつて不快なきしみ音が発
生するなどの難点があり、特に、容器口の口径が
大きくなるほど不快なきしみ音が発生しやすい。
本考案は、かかる欠点を除去するため種々検討
を行つた結果なされたもので、容器本体の容器口
肩部に複数個の膨出部を形成するとともに、容器
口外周面に設けた螺条の下面に容器口肩部に設け
た膨出部に対抗する突起を複数個適宜に突設し、
容器口外周面に設けた螺条に螺合して被嵌する蓋
体の口縁下端面と螺条を、これらの膨出部および
突起に圧接して螺着することによつて、蓋体の開
閉をきわめて容易にするとともに、蓋体開閉時に
不快なきしみ音が発生したりしないようにしたも
のである。
を行つた結果なされたもので、容器本体の容器口
肩部に複数個の膨出部を形成するとともに、容器
口外周面に設けた螺条の下面に容器口肩部に設け
た膨出部に対抗する突起を複数個適宜に突設し、
容器口外周面に設けた螺条に螺合して被嵌する蓋
体の口縁下端面と螺条を、これらの膨出部および
突起に圧接して螺着することによつて、蓋体の開
閉をきわめて容易にするとともに、蓋体開閉時に
不快なきしみ音が発生したりしないようにしたも
のである。
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
説明する。
図において、１は容器本体であつて、パウダー
等の化粧料収納部２を設け、容器口３の外周面に
螺条４を形成している。
等の化粧料収納部２を設け、容器口３の外周面に
螺条４を形成している。
５は容器口３の肩部６上に形成された緩いカー
ブの湾曲面を有する膨出部であり、第３図に示す
ように肩部６の前後左右対称位置に４箇所突設さ
れている。また、７は螺条４の下面に設けられた
半球状の突起で、容器口３の肩部６上に形成され
た膨出部５と対抗して第３図に示すように前後に
２箇所突設されている。
ブの湾曲面を有する膨出部であり、第３図に示す
ように肩部６の前後左右対称位置に４箇所突設さ
れている。また、７は螺条４の下面に設けられた
半球状の突起で、容器口３の肩部６上に形成され
た膨出部５と対抗して第３図に示すように前後に
２箇所突設されている。
しかして、蓋体８を容器口３に被嵌し、蓋体８
の下部内周面に形成された螺条９を、容器口３外
周面の螺条４に螺合して係止すると、蓋体８の口
縁下端面１０が肩部６上の膨出部５と接し、また
蓋体８内周面の螺条９は容器口３外周面の螺条４
の下面に突設された突起７と接する。その結果、
容器本体１の口縁下端面１０と肩部６は全面を接
することがなく、また蓋体８内周面の螺条９と容
器口３外周面の螺条４も全面を接することがな
い。従つて、容器本体１と蓋体８の摩擦係数が大
きく低減され、これらの摺接によつて不快なきし
み音が発生することがなく、蓋体８の開閉がきわ
めて容易に行われる。特に、螺条４の下面の突起
７は肩部６の膨出部５に対抗して突設されている
ため、容器本体１と蓋体８の摩擦係数の低減効果
が充分に発揮され、口径が比較的大きくてきしみ
音が生じやすい容器において、きしみ音の発生が
充分に抑制される。
の下部内周面に形成された螺条９を、容器口３外
周面の螺条４に螺合して係止すると、蓋体８の口
縁下端面１０が肩部６上の膨出部５と接し、また
蓋体８内周面の螺条９は容器口３外周面の螺条４
の下面に突設された突起７と接する。その結果、
容器本体１の口縁下端面１０と肩部６は全面を接
することがなく、また蓋体８内周面の螺条９と容
器口３外周面の螺条４も全面を接することがな
い。従つて、容器本体１と蓋体８の摩擦係数が大
きく低減され、これらの摺接によつて不快なきし
み音が発生することがなく、蓋体８の開閉がきわ
めて容易に行われる。特に、螺条４の下面の突起
７は肩部６の膨出部５に対抗して突設されている
ため、容器本体１と蓋体８の摩擦係数の低減効果
が充分に発揮され、口径が比較的大きくてきしみ
音が生じやすい容器において、きしみ音の発生が
充分に抑制される。
このように、容器本体１の肩部６上に形成され
る膨出部５や、容器口３外周面の螺条４の下面に
突設される突起７は、形状が特に限定されず、い
ずれも半球状、楕円形状あるいはその他の形状で
あつてもよい。また、これら膨出部および突起の
数も特に限定されず、肩部の膨出部は少なくとも
３以上あればよく、螺条の突起は肩部の突起に対
抗して２以上適宜に設ければたり、必ずしも膨出
部と同数突設しなければならないものではない。
る膨出部５や、容器口３外周面の螺条４の下面に
突設される突起７は、形状が特に限定されず、い
ずれも半球状、楕円形状あるいはその他の形状で
あつてもよい。また、これら膨出部および突起の
数も特に限定されず、肩部の膨出部は少なくとも
３以上あればよく、螺条の突起は肩部の突起に対
抗して２以上適宜に設ければたり、必ずしも膨出
部と同数突設しなければならないものではない。
以上説明したように、本考案容器にあつては、
容器本体の容器口肩部に複数個の膨出部を形成す
るとともに、容器口外周面に設けた螺条の下面に
容器口肩部に設けた膨出部に対抗する突起を複数
個適宜に突設し、容器口外周面に設けた螺条に螺
合して被嵌する蓋体の口縁下端面と螺条を、これ
らの膨出部および突起に圧接して螺着しているた
め、容器本体と蓋体との摩擦係数がきわめて小さ
くなり、蓋体の開閉時に不快なきしみ音が発生し
たりすることもなく、蓋体の開閉がきわめて容易
に行える。
容器本体の容器口肩部に複数個の膨出部を形成す
るとともに、容器口外周面に設けた螺条の下面に
容器口肩部に設けた膨出部に対抗する突起を複数
個適宜に突設し、容器口外周面に設けた螺条に螺
合して被嵌する蓋体の口縁下端面と螺条を、これ
らの膨出部および突起に圧接して螺着しているた
め、容器本体と蓋体との摩擦係数がきわめて小さ
くなり、蓋体の開閉時に不快なきしみ音が発生し
たりすることもなく、蓋体の開閉がきわめて容易
に行える。
第１図は本考案容器の一実施例を示す斜視図、
第２図は同要部切欠断面斜視図、第３図は同容器
本体の平面図、第４図は同容器の半部断面側面図
である。 １……容器本体、３……容器口、４，９……螺
条、５……膨出部、６……肩部、７……突起、８
……蓋体、１０……口縁下端面。
第２図は同要部切欠断面斜視図、第３図は同容器
本体の平面図、第４図は同容器の半部断面側面図
である。 １……容器本体、３……容器口、４，９……螺
条、５……膨出部、６……肩部、７……突起、８
……蓋体、１０……口縁下端面。
Claims (1)
- 容器本体の容器口肩部に複数個の膨出部を形成
するとともに、容器口外周面に設けた螺条の下面
に容器口肩部に設けた膨出部に対抗する突起を複
数個適宜に突設し、容器口外周面に設けた螺条に
螺合して被嵌する蓋体の口縁下端面と螺条を、こ
れらの膨出部および突起に圧接して螺着する容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12339287U JPH0449085Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12339287U JPH0449085Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6429155U JPS6429155U (ja) | 1989-02-21 |
| JPH0449085Y2 true JPH0449085Y2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=31372202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12339287U Expired JPH0449085Y2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449085Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-11 JP JP12339287U patent/JPH0449085Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6429155U (ja) | 1989-02-21 |
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