JPS5936198Y2 - 魔法瓶などの液体容器 - Google Patents

魔法瓶などの液体容器

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Publication number
JPS5936198Y2
JPS5936198Y2 JP616482U JP616482U JPS5936198Y2 JP S5936198 Y2 JPS5936198 Y2 JP S5936198Y2 JP 616482 U JP616482 U JP 616482U JP 616482 U JP616482 U JP 616482U JP S5936198 Y2 JPS5936198 Y2 JP S5936198Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
beak
fitting
container body
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP616482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58109432U (ja
Inventor
盛男 村上
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タイガー魔法瓶株式会社 filed Critical タイガー魔法瓶株式会社
Priority to JP616482U priority Critical patent/JPS5936198Y2/ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器本体の上端開口部に嘴カバ一部を有する環
状蓋を取付けてなる魔法瓶などの液体容器に関する。
従来のこの種液体容器は、容器本体の嘴部又は嘴部と嘴
カバーとの間にフラップを枢支しているが、容器本体は
大型部品であるため、これにフラップを取付ける作業が
相当煩雑になり、又当初からフラップを容器本体に組付
けた状態で組立工程に搬入することが困難であるという
欠点を有している。
本考案は上記従来例の欠点を是正するため、図面にその
1例を示す如く、嘴カバ一部3を有する環状蓋4を容器
本体1の上端部2に取付けてなる魔法瓶などの液体容器
において、前記嘴カバ一部3の両側嵌合壁5,5にフラ
ップ支持穴6,6を設け、これらにフラップ7の支持軸
端部8,8を挿入して、嘴カバ一部3にフラップ7を枢
支したことを特徴とする。
図面に示す実施例は、合成樹脂製上ケース9と合成樹脂
製底ケース10とを組合せてなる容器本体1内に真空二
重瓶製内容器1を配すると共に、容器本体1の上端部2
に合成樹脂製で且つ嘴カバ一部3を有する環状蓋4を無
理嵌め結合し、且つ容器本体1に螺合した蓋栓12の正
逆回動により注液通路13の開閉を行えるように構成し
たものである。
前記上ケース9には、把手14及び下口部15を一体形
成している。
この下口部15は中央に注液開口16を有する栓受は壁
17、栓受は壁17の周縁より上方に伸びる円筒壁18
(但しその前方は開放されて嘴部19に連通している。
)、及び横断面し状に形成され前方(図の左方)に突出
する嘴部19よりなる。
前記円筒壁18及び嘴部19の両側嵌合壁30、30の
上端部18a、30aは内面を削ったようにして肉薄に
形威し、下部18C,30Cとの間に段部18b、30
bが形成されるようにしている。
前記円筒壁18の下部18 C内面には蓋栓12を螺合
するための螺条20を、上端部18 a内面の左右には
無理嵌め用嵌合溝21.21を夫々形成している。
他方、前記両側嵌合壁30.30の上端部30a、30
aの夫々の内面の前端寄り部位には無理嵌め用嵌合溝2
2.22及びフラップ軸端収納凹部23.23を形成し
ている。
又嘴部19の底壁24の前端部上面にフラップ7の後退
位置を規制するための突起25を設けている。
前記環状蓋4は環状部26と嘴カバ一部3とからなり、
環状部26の下面の外周縁部26 aを残した部位に嵌
合壁26 bを設け、又嘴カバ一部3の下面の両側端よ
り若干内方に位置する部位に左右1対の嵌合壁5,5を
設けている。
前記環状部26及び嘴カバ一部3の各嵌合壁26b、5
,5外面には、前記円筒壁18及び嘴部19の無理嵌め
用嵌合溝21、21.22.22に嵌合する無理嵌め用
嵌合突条27゜27、28.28を形成している。
これら無理嵌め用の嵌合溝21.22、嵌合突条27.
28を利用して、環状蓋4は容器本体1の上端部2に無
理嵌め結合されている。
前記嘴カバ一部3の両側嵌合壁5,5の前端部には貫通
状のフラップ支持穴6,6を設けている。
このフラップ支持穴6はめくら穴であってもよい。
又嘴カバ一部3の下面には複数条の整流板29.29.
29を一体に設けている。
前記フラップ支持穴6,6には金属製フラップ7の支持
軸端部8,8を挿入してフラップ7を前記嘴カバ一部3
に枢支している。
前記嘴カバ一部3の下面には遮弊板31を一体に形成し
、嘴部19を流れる液体がフラップ7の上端と嘴カバ一
部3下面との間の隙間より外部に流出することを阻止し
ている。
尚、本実施例では、フラップ7の支持軸端部8,8はフ
ラップ本体7aに一体に形成されているが、支持軸とフ
ラップ本体とを別体形威し、これらを組合せてフラップ
7を構成してもよい。
蓋栓12は合成樹脂製栓本体32に合成樹脂製キャップ
33を無理嵌め結合し、これらの内部に断熱材34を内
装してなる。
栓本体32の上部の大径円筒部35の下部の小径円筒部
36との間に形成される段部37には環状パツキン38
が嵌着され、又大径円筒部35の外周面には前記螺条2
0に螺合する螺条39が形成されている。
蓋栓12は前記両螺条20、39を利用して、容器本体
1の下口部15に螺合されている。
かくして、蓋栓12を正方向に回わしこれを締めると、
栓本体32の段部37が前記環状パツキン38を介して
前記栓受は壁17に着座し、注液開口16延いては液性
出路13を閉塞することができる。
他方、蓋栓12を逆方向に回わすと、液性出路13を開
放することができる。
尚、40は内容器1の瓶口部41と前記栓受は壁17と
の間をシールする環状パツキンである。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。
例えば下口部15を上ケース9と別体に形成することが
できる。
又環状蓋4を容器本体1の上端部2に取付ける手段とし
て、無理嵌め結合の外、ビス止めなどを採用することも
可能である。
本考案は上記構成を有するので、嘴カバ一部の両側嵌合
壁の開閉脚弾性動を利用してフラップを嘴カバ一部に取
付けることができると共に、この作業を小型部品である
嘴カバー付き環状蓋を把持して行うことができる結果、
容器本体側にフラップを取付ける従来の作業に比較し、
フラップ取付作業を能率良く行うことができる。
又本考案によれば、嘴カバー付き環状蓋が小型で運搬に
便利なこと、及び嘴カバ一部に組み込んだフラップが脱
落しにくいことによって、当初からフラップを嘴カバー
付き環状蓋に組込み、これを組立工程に搬入することが
容易であるという効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部縦断側面図、第2図はそ
の要部を分解した状態で示す斜視図。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・上端部、3・
・・・・・嘴カバ一部、4・・・・・・環状蓋、5,5
・・・・・・両側嵌合壁、6・・・・・・フラップ支持
穴、7・・・・・・フラップ、8・・・・・・支持軸端
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 嘴カバ一部を有する環状蓋を容器本体の上端部に取付け
    てなる魔法瓶などの液体容器において、前記嘴カバ一部
    の両側嵌合壁にフラップ支持穴を設け、これらにフラッ
    プの支持軸端部を挿入して、嘴カバ一部にフラップを枢
    支したことを特徴とする魔法瓶などの液体容器。
JP616482U 1982-01-19 1982-01-19 魔法瓶などの液体容器 Expired JPS5936198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP616482U JPS5936198Y2 (ja) 1982-01-19 1982-01-19 魔法瓶などの液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP616482U JPS5936198Y2 (ja) 1982-01-19 1982-01-19 魔法瓶などの液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58109432U JPS58109432U (ja) 1983-07-26
JPS5936198Y2 true JPS5936198Y2 (ja) 1984-10-05

Family

ID=30018947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP616482U Expired JPS5936198Y2 (ja) 1982-01-19 1982-01-19 魔法瓶などの液体容器

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JP (1) JPS5936198Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070243U (ja) * 1983-10-22 1985-05-18 オルゴ株式会社 魔法瓶
JPS60176735U (ja) * 1984-05-04 1985-11-22 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器の肩部構造
JPH0243324Y2 (ja) * 1985-04-13 1990-11-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58109432U (ja) 1983-07-26

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