JPH0448893A - カラー映像信号処理回路 - Google Patents

カラー映像信号処理回路

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JPH0448893A
JPH0448893A JP2157513A JP15751390A JPH0448893A JP H0448893 A JPH0448893 A JP H0448893A JP 2157513 A JP2157513 A JP 2157513A JP 15751390 A JP15751390 A JP 15751390A JP H0448893 A JPH0448893 A JP H0448893A
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JP
Japan
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chroma
signal
comb filter
feedback
circuit
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JP2157513A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kitade
北出 武志
Tomomitsu Azeyanagi
畔柳 朝光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTRなどのカラー映像信号を記録再生する
装置に用いて好適なカラー映像信号処理回路に関する。
〔従来の技術〕
VTRなどでは、再生されたクロマ信号に混入する隣接
トラックからのクロストークを抑圧し、S/Nを改善す
るために、通常クロマ信号処理回路にクロマ帰還型くし
形フィルタが用いられる。
このくし形フィルタの一例が、九とえは[l1ili!
Bテrangaotions  on  Corusu
mer  Bleotronios J Vol。
C1i:29m3.August、 1985 pp、
 179−193に記録されているが、その概略を第9
図によって説明する。
同図において、再生された低域変換クロマ信号は元の周
波数のクロマ信号に周波数変換されて入力端子101か
ら入力される。この人力クロマ信号は減算器102で係
数器106の出力信号が減算され、さらに、減算器10
4で、IH遅延線103(但し、1Hは1水平期間)の
出力信号が減算されて出力端子108から出力される。
また、減算器102の出力信号は、加算器105で1H
遅延線105の出力信号が加算され、係数器106で帰
還係数Kが乗算嘔れた後、減算回路10.2に供給され
る。IH遅延線103の入力信号は減算器102の出力
信号である。入力端子107からは輝度信号の垂直相関
の強弱を表わすデータが入力され、これによって係数器
106の帰還係数Kが変化する。
このクロマ帰還型くし形フィルタの振幅・周波数特性t
−第10図に示す。
同図から明らかなように、水平同期周波数f、の整数倍
の周波数で最大、水平同期周波数fヨの奇数倍の1/2
倍の周波数で最小となる通過特性を有しておシ、係数器
106に設定される帰還係数KK応じて通過帯域が変化
し、帰還係数kが大きい程通過帯域が狭くなってS/H
の改善効果が大きくなる。そこで、垂直相関が大きい場
合には、帰還係数゛Kを大きくしてS/Nt−改善する
ようにし、垂直相関が小さい場合には帰還係数区を小石
<シ、フィードバックによる悪影響が出ないよう処する
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、輝度信号とクロマ信号とで垂直相関が必
ずしも一致するとは限らず、クロマ信号が垂直方向で大
きく変化したにもかかわらず、輝度信号が変化しない場
合がある。このような場合。
帰還係数には大きなままで保持され、この結果、再生画
像に垂直方向の色にじみが生ずるし、特に下向きの色は
み出しが顕著に現われて、いわゆる色たれとなる。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、クロマ信号の垂
直相関を検出して色だれを防止することができるように
したカラー映像信号処理回路ft提供することにある。
C11題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために1本発明は、クロマ帰還型く
し形フィルタの出力信号からクロマ信号の垂直相関信号
を生成するクロマ相関検出回路を設け、該垂直相関信号
によって該クロマ帰還型くし形フィルタでの帰還量を制
御する。
〔作用〕
垂直相関性が高いクロマ信号のスペクトルは、f!I(
=水平同期周波数)の1/2倍の奇数倍の周波数近傍に
集中しているが、垂直相関性が低いクロマ信号のスペク
トルは、この周波数から分散する。
このことによ)、クロマ信号をクロマくし形フィルタと
輝度くし形フィルタに通すと、クロマ信号の非相関成分
が得られる。
そこで、クロマ帰還型くし形フィルタとクロマ相関検出
回路のいずれか一方に輝度くし形フィルタの機能をもた
せ、他方にクロマくし形フィルタの機能をもたせ、これ
らによりてクロマ信号を処理することによル、該クロマ
信号の非相関成分が得られることになシ、この非相関成
分に応じてクロマ帰還型くし形フィルタでの帰還量上制
御することによシ、クロマ信号の非相関部分がクロマ帰
還型くし形フィルタで処理されても、色だれが防止でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明によるカラー映像信号処理回路の一実施
例を示すブロック図であって、1〜4は入力端子% 5
〜7は出力端子、11はチューナ、12fiXイyf、
1s61aac(自動利得制御)回路、14はY/C(
輝[/クロマ)分離回路、15.16扛スイツチ、17
はLPFCローパスフィルタ)、18はプリエンファシ
ス回路、19はクリップ回路、20はFM変調回路、2
1はHPF(バイパスフィルタ)、22dBPF (バ
ンドパスフィルタ)% 2sFihccc自動クロマ制
御)Dojl、24はバーストエン7アシス回路、25
は周波数変換回路、26はLP?、27は記号増幅回路
、28は磁気テープ、29.50は磁気ヘッド、51は
前置増電回路、32はピーキング回路、35はリミッタ
回路、34FiFM復調回路、35はデイエンファシス
回路、36はLP?% 37はノイズキャンセル回路、
58はライン相関回路、59FiLPF、40はACC
回路、41は周波数変換回路、42はBPF、45.4
4は減算器%45は1H遅延線%46は加算器%47は
係数器、48はクロマ帰還型くし形フィルタ、49はバ
ーストデイエンファシス回路、50は混合回路、51扛
スイツチ% 52は減算器、53は1H遅延*、54は
エンベロープ検波回路、55はコンパレータ、56は基
準電圧源、57はクロマ相関検出回路である。
次に、この実施例の動作について説明する。
第1図において、まず、記慟時には、スイッチ51はR
@に閉じている。入力端子1からはアンテナ(図示せず
)で受信されたRF(無線周波)信号が入力される。こ
のときKは、スイッチ12はA側に、スイッチ15.1
6はDIIK夫々閉夫々−る。受信されたRF倍信号チ
ューナ11で所望チャンネルのものが選択され、かつ複
合カラー映像信号に復調される。このカラー映像信号は
スイッチ12を通ル%AGC回路13で振幅調整された
後、Y/C分離回路14で輝度信号Yとクロマ信号Cと
に分離される。また、入力端子2からは無変調の複合カ
ラー映像信号が入力される。このときKは、スイッチ1
2はA側に、スイッチ15゜16/dD@に閉じている
。この複合カラー映像信号はスイッチ12t−通シ、A
GC回路13で処理された後、Y/C分離回路14で輝
度信号Yとクロマ信号Cとに分離される。
以上のように:、Y/C分離回路14で分離された輝度
信号Yはスイッチ15で選択され、また、クロマ信号C
扛スイッチ16で選択される。
入力端子5からはベースバンドの輝度信号Yが入力式れ
、入力端子4からはクロマ信号Cが入力される。このと
き、スイッチ15.16はCIIK−閉じてお夛、この
輝度信号Yがスイッチ15によシ。
また、このクロマ信号Cがスイッチ16により夫々選択
される。
そこで、いずれ和しても、スイッチ15からはベースバ
ンドの輝度信号Yが出力され、スイッチ16からクロマ
信号Cが出力される。
スイッチ15から出力される輝度信号Yは、LPF17
で不要成分が除去され、プリエンファシス回路18とク
リップ回路19とで処理された後。
FM変調回路20でFM変調される。FM変調回路20
の出力信号(以下、FM輝度信号Y□という)は%HP
F21で帯域制限された後、記号増幅回路27に供給さ
れる。
一方、スイッチ16から出力されるクロマ信号Cは、B
PF22で不要成分が除去嘔れ%ACC回路23、バー
ストエン7アシス回路24で処理された後1周波数変換
回路25でFM輝度信号”FMの周波数帯域よりも低い
周波数帯域のクロマ信号(低域変換クロマ信号C4)に
周波数変換される。
この低域変換クロマ信号C5は、LPF26で帯域制限
され九後、記会増幅回路27に供給される。
配量増幅回路27では、FM輝度信号YPIIと低域変
換クロマ信号C−とが加算されて増幅され、その合成信
号が磁気ヘッド29に供給されて磁気テープ28に配量
される。
なお、この配量時においては、後に詳細に説明するが、
Y/C分離回路14からスイッチ51t−介してJli
f信号がクロマ相関検出回路57に供給されて垂直相関
の程度が検出され、この検出結果に応じてY/C分離回
路14の分離動作が制御される。
次に、この実施例の再生動作について説明する。
このときKは、スイッチ51はPIIK閉じている。
磁気ヘッド30によって磁気テープ28から再生石れる
FM輝度信号Y□と低域変換クロマ信号C2との合成信
号は、前置増幅回路51で増g−gれた後、ピーキング
回路32とLPF39とに供給されて?M輝度信号YF
ilと低域変換クロマ信号C4とに供給される。
このFM輝度信号YFMはリミッタ回路55で振幅制限
され、FM復調回路34で復調されてベースバンドの輝
度信号Yとなる。この輝度信号Yはデイエンファシス回
路55.LPF36.ノイズキャンセル回路37および
ライン相関回路38で処理場れ、出力端子5から出力さ
れる。
また、LPF39で抽出された低域変換クロマ信号CL
は、ACC回路40で処理された後、周波数変換回路4
1での元の周波数帯域のクロマ信号Cに周波数変換され
る。このクロマ信号CはBPF42で不要成分が除去さ
れ、第9図と同様の構成をなすり四マ帰還皺<シ形フィ
ルタ4Bで磁気テープ28から再生される際の隣接トラ
ックからのクロストーク成分が除去された後、さらに、
バーストデイエンファシス回路49で処理されて出力端
子7から出力嘔れる。
なお、ライン相関回路38から出力される輝度信号Yと
バーストデイエンファシス回路49かも出力されるクロ
マ信号Cは混合回路50で混合され、1合カラー映像信
号として出力端子6から出力嘔れる。
クロマ帰還戯くし形フィルタ48における加算器46の
出力信号は、スイッチ51t−介し、クロマ相関検出回
路51C供給されて垂直相関の程度が検出葛れ、この検
出結果に応じてクロマ帰還製くし形フィルタ48IK−
おける係数回路47帰還係数Xが変化する。
次に%クロマ相関検出回路57について説明する。
クロマ信号Cは、その垂直相関が大きいとき、第2図−
)に示すように%fIのAの奇数倍の周波数付近にエネ
ルギーが集中するスペクトルを有し、隣接トラックから
のクロストーク成分はfMの整数倍の周波数付近に集中
する。
クロマ信号の垂直相関が74%さいときKは、@2図(
b) K示すように、第2図(a)K示すスペクトルよ
シもエネルギーが分散する。そこで、第2図(b)に示
すスペクトルのクロマ信号を、破線で示゛「ようにs 
’Iのlの奇数倍の周波数で最小となる通過特性の輝度
くし形フィルタに通すと、ga2図(o)に示すようく
、纂2図(b)に示すスペクトルのクロス信号の相関成
分が除去され、クロマ信号の非相関成分とクロストーク
成分とが抽出される。
次に、第2図(0)K示すスペクトルの信号を、破線で
示すように、 f、の整数倍の周波数で最小となる通過
帯域のクロマくし形フィルタに通すと、クロマトーク成
分が除去され、第2図(d)K示fように、クロマ信号
の非相関成分のみが得られる。この成分の振幅を検波す
ることによシ、クロマ信号の非相関成分の量、すなわち
垂直相関の量を表わす信号が得られる。
なお、上記説明では、輝度くし形フィルタを用い、次い
でクロマくし形フィルタ管用いたが、用いる順序は逆で
あってもよい。
再生時においては、クロマ相関検出回路57は、クロマ
帰還量<シ形フィルタ48の一部とともに。
上記の処理動作をなし、クロマ信号の重置相関量を表わ
す信号(以下、クロマ垂直相関信号という)を検出する
すなわち、クロマ帰還量くし形フィルタ48における1
H遅延線45と加算回路46と鉱輝度くし形フィルタを
構成しておシ、シたがって、 BPF42から出力され
る第2図(b) K示すスペクトルのクロマ信号Cから
、第2図(0)に示すような非相関成分が得られる。こ
の非相関成分はスイッチ51管介してクロマ相関検出回
路57に供給され、減算器52と1H遅延!I55とか
らなるクロマくし形フィルタによって隣接トラックから
のクロストーク成分が除去され、第2図(d)¥C示す
ような非相関成分が得られる。エンベロープ検波回路5
4でこの非相関成分がエンベロープ検波されてその振幅
が検出され、コンパレータ55で基準電圧源56からの
基準電圧vr、fと振幅比較されてクロマ垂直相関信号
が得られる。このクロマ垂直相関信号によってクロマ帰
還量くし形フィルタ48における係数器47の帰還係数
Kが制御される。
そこで、いま、第5図に示すように、画面上/%ッチン
グで示す領域が有色で他の領域が無色の画像に対し、破
線で示すLライン〜L+5ライ/、1′ライン〜1′+
3ラインでのBPF42から出力されるクロマ信号Cf
示すと、第4図−)K示すようになる。
このクロマ信号をクロマ帰還量くし形フィルタ48での
1H遅延線45と加算器46とからなる輝度くし形フィ
ルタとクロマ相関検出回路57での1H遅延線55と減
算器52とからなるクロマくし形フィルタとに通すと%
第4図(b)K示すような非相関成分が得られる。この
非相関成分をエンベロープ検波回路54で検波すると%
第4図(o) K示すような非相関成分を振幅を表わす
信号が得られる。この信号は、第4図(a) K示すよ
うに、19インと1+1ラインとの間および1′ライン
とL′+1ラインとの間で重置相関がないため、これに
相当する部分で大きな振幅と&j)、 L九がって、コ
ンパレータ55で基準電圧vr、fと比較すると、第4
図(d)に示すように、基準電圧vr、fよりも大きく
、重置相関が低い部分で@H”(高レベル)となるよう
なりロマ垂直相関信号が得られる。
クロマ帰IJf< L形フィルタ48における係数回路
47の帰還係数には、クロマ垂直相関信号が1−のとき
、小さくなル、減算器45への帰還量を小石くする。こ
の減算器45への帰還信号は加算器46から出力される
第4図(b)K示す信号と同等の信号に帰還係数Kt−
乗じ喪ものであり、クロマ垂直相関信号によって帰還係
数に1に小さくすることKよや、第4図(a)に示すク
ロマ信号Cへの1+1ライン、jL’+1ラインでの帰
還量が小石くな)、第4図(・)K示すように、非相関
成分による影蕃が軽減される。
これに対し、係数回路47の帰還係数Kを一定とした場
合には、第4図(e′)に示すように、1ラインでの振
幅が減少するばかシでなく、本来クロマ信号がないL′
+1ライン以降にも大きな振幅のクロマ信号が生じ、第
3図のハツチングで示す領域から下方にはみ出して色ず
けられる色だれか顕著に現われる。
第1図において、記慟時には、スイッチ51はR@に閉
じ、Y/C分離回路14の出力信号がスイッチ51t−
介してクロマ相関検出回路57に供給され、その検出出
力によってY/C分離回路14が制御堰れ、重直相ll
1fIkK応じてY/C分離回路14の分離動作が切9
換えられるが、この分離動作を説明するために1 まず
、第5因によp、YA分離回路14について説明する。
但し、同図において、60は1H遅延線、61は加算器
、62は減算器、65はイコライザ、64は加算器、6
5はLP?、66.67dBPF、6Bはスイッチ、6
9は入力端子であ)%第1図に対応する部分には同一符
号をつけている。
第5図において、AGC回路15(第1図)から出力さ
れる複合カラー映11(1!号は入力端子69から入力
され、IH遅延線60、加算器611%減算器62およ
びBPF67!IC供給される。
1H遍延線60と加算器61とは輝度くし形)ィルタを
構成してお)、入力され喪複合カラー映像信号から輝度
信号Y′が分離される。この輝度信号Y′はイコライザ
63を介して加算器64に供給される。また、11遅延
纏60と減算器62とはクロマくし形フィルタを構成し
ている。このクロマくし形フィルタは入力された複合カ
ラーWk#信号からクロマ信号と輝度信号の非相関成分
とを分離する。減算器62の出力信号はBPF66に供
給され、クロマ信号が分離される。
ここで、1H遅延線60と加算器61とからなる輝度く
し形フィルタは、入力筋れた複合カラー映像信号から輝
度信号を分離するが、この輝度信号の非相関成分を除い
てしまう、この丸めに、加算器61から出力される輝度
信号Y’には、非相関成分が含まれていない、一方、輝
度くし形フィルタとクロマくし形フィルタとの特性は、
1H遅延線を共用した場合、相補的であるから、上記の
ように、減算器62の出力には輝度信号の非相関成分が
含まれている。そこで、LPF65によ)、減算器62
の出力信号からクロマ信号の周波数帯域よシも低い帯域
の輝度信号の非相関成分が抽出され、加算器64でイコ
ライザ64からの輝度信号Y’に加算される。これによ
り%非相関成分を充分含んだ輝度信号Yが得られ、スイ
ッチ15に供給される。
BPF67は入力筋れた複合カラー映像信号からクロマ
信号を分離する。このクロマ信号とBPF66で分離さ
れ九クロマ信号とはスイッチ48によっていずれか一方
選択され、クロマ信号Cとしてスイッチ16に供給され
る。
ところで、Y/C分−回路14から出力される輝度信号
Yにはクロマ信号の非相関成分が残留する。そこで、よ
く知られているように、IiiigI!表示にくし形フ
ィルタとBPF66で分離されたクロマ信号を用いると
、このクロマ信号に非相関成分が含まれないため、クロ
マ信号の垂直相関が低くて輝度信号YK残留するクロマ
信号の非相関成分の振幅が大きいときKは、この非相関
成分によってドツト妨害が現われる。
そこで、第5図においては、クロマ信号のfI直相関が
高いときには、スイッチ68はBPFls6から出力さ
れるクロマ信号を選択するが、この垂直相関が低いとき
Kは、スイッチ68はBPF67から出力される大きな
振幅の非相関成分を含むクロマ信号を選択するようKす
る。この非相関成分により、m面上では、msの色変化
が急峻とな)、これKよってドツト妨害が目立たなくな
る。
先く説明し光ように、加算器61から出力される輝度信
号Yにはクロマ信号の非相関成分が含まれている。この
非相関成分からスイッチ68を制御するクロマ垂直相関
信号を作成することができる。
すなわち、クロマ信号を含む複合カラー映像信号が供給
される1H遅延I!60と加算器61とからなるくし形
フィルタはクロマ帰還型くし形フィルタ48(第1図)
KおけるIH遅延線45と加算器46とからなる輝度く
し形フィルタと同一機能を有している。シ喪がって、1
11遅延線60と加算器61とからなる輝度くし形フィ
ルタとクロマ相関検出回路57とによ)、入力される複
合カラー映像信号におけるクロマ信号の垂直相関の程F
Itt表わすクロマ垂直相関信号が得られる。このクロ
マ垂直相関信号が@H”のとき、スイッチ68はBPF
67から出力嘔れるクロマ信号を選択する。
以上のように、この実施例では、クロマ信号から直接こ
のクロマ信号の垂直相関の大、小を検出し、この検出結
果に応じてクロマ帰還型くし形フィルタでの帰還量を制
御できるから、再生#JgIでの色だれの発生を防止す
ることができる。
なお、第1図において、クロマ帰還型くし形フィルタ4
B111:おける係数回路47の出力信号、Y/C分離
回路14におけるイコライザ65(第5図)の出力信号
を、夫々スイッチ51を介してクロマ相関検出回路57
に供給するようにしてもよい。
また、上記では、クロマ相関検出回路57から出力され
るクロマ垂直相関信号は@H”L’(低レベル)の二値
信号とし、これにより、クロマ帰1111<L形フィル
タ48における係数回路47の帰還係数Kが2段階に切
り換えられるとしたが、この帰還係数Kが無段階に変化
させるようにしてもよい、この場合には、クロマ垂直相
関信号としては、エンベロープ検波回路54t−用いる
ことができ、バッファ回路を介して係数回路47に供給
される。
さらに、帰還定数にの制御方法としては、クロマ信号の
垂直相関と輝度信号の垂直相関とを用いて行なうことが
できる。たとえば、第6図に示すように、この帰還係数
Kかに1.に2.に、の3値をとるものとし、クロマ信
号、輝度信号の垂直相関の有、無(″H”、′″L’)
JC応じてスイッチ69.70を切シ換え、次長のよう
に制御することができる。
第7図は本発明によるカラー映像信号処理回路の他の実
施例を示すブロック図であって、14はY/C分離回路
、57′はクロマ相関検出回路、71は加算器であり、
第1図に対応する部分1cは同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
この実施例は、図示するように、り筒マ相関検出回路5
7′には1H遅延線53と加算器71とからなる輝度く
し形フィルタが用いられ、これにともなって、このクロ
マ相関検出回路57に、再生時/ICは、クロマ帰還型
くし形フィルタ48から出力されるクロマ信号が、配量
時には、第8図に示すように、@5図と同一構成をなす
Y/C分離回路14の1H遅延線6G、減算器62から
なるクロマくし形フィルタからのクロマ信号が夫々供給
される。したがって、記号、再生時のいずれにおいて、
クロマ相関検出回路57′からは、クロス垂直相関信号
が得られる。
以上の点以外については第1図に示した実施例と同様で
あり%第1図に示した実施例と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、クロマ信号の垂
直相関の程度を直接検出してクロマ帰還型くし形フィル
タでの帰還量を制御するものであるから、クロマ信号の
垂直非相関に伴なう色だれを確実に防止することができ
る。
また、記鍮時においても、くし形フィルタで輝度信号と
クロマ信号とを分離するに際しても、クロマ信号の垂直
相関の程1ft検出し、非相関部でくし形フィルタの代
)にバンドパスフィルタでクロマ信号を分離するから、
クロス信号の垂直非相関に伴なうドツト妨害を確実に防
止することができる。しかも、この際のクロマ信号の垂
直相関の程度を検出するためのクロマ相関検出回路とし
ては、上記のクロマ帰還型くし形フィルタにおける帰還
量制御のためのクロマ信号の垂直相関の程度を検出する
手段を兼用でき、回路の有効利用が可能となって装置全
体の小形化が図かれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー映像信号処理回路の一実施
例を示すブロック図、第2図はこの実施例でのクロマ信
号の垂直相関検出の原理説明図、第3図は画像の一例を
示す図、第4図は第3図に示した#i像に対するlK1
図に示す実施例のクロマ信号の垂直相関検出動作管示す
図、第5図は第1図におけるY/C分屋回路の一具体例
を示すブロック図、第6図は第1図におけるクロマ帰還
型くし形フィルタでの係数回路の一具体例を示すブロッ
ク図、第7図は本発明くよるカラー映像信号処理回路の
他の実施flJt示すブロック図、第8図は第7図にお
けるY/C分離回路の一具体Nt−示すブロック図、t
IX9図はクロス帰還型くし形フィルタの構成を示すブ
ロック図、第10図はこのクロマ帰還型くし形フィルタ
の帰還係数に応じた特性の変化を示す図である。 14 、14 ・Y/C分離回路 47・・・係数器 48・・・クロマ帰還型くし形フィルタ57.57・・
・クロマ相関検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体から再生されたクロマ信号をクロマ帰還型
    くし形フィルタに供給し、再生する際の隣接トラックか
    らのクロストーク成分を除去するようにしたカラー映像
    信号処理回路において、該帰還型くし形フィルタの出力
    信号が供給され、該クロマ信号の垂直相関信号を検出す
    るクロマ相関検出回路を設け、 該垂直相関信号に応じて該クロマ帰還型くし形フィルタ
    での帰還量を制御することを特徴とするカラー映像信号
    処理回路。 2、請求項1において、 前記クロマ相関検出回路はクロマくし形フィルタを有し
    、 前記クロマ帰還型くし形フィルタにおける帰還信号とし
    ての輝度くし形フィルタの出力信号が該クロマくし形フ
    ィルタに供給されることを特徴とするカラー映像信号処
    理回路。 3、請求項2において 記録すべきカラー映像信号を輝度信号とクロマ信号とに
    分離する輝度くし形フィルタ、クロマくし形フィルタと
    、該カラー映像信号からクロマ信号を分離するバンドパ
    スフィルタと、該クロマくし形フィルタで分離されたク
    ロマ信号と該バンドパスフィルタで分離されたクロマ信
    号とのいずれか一方を選択するスイッチとを有する分離
    回路を備え、 記録時、該輝度くし形フィルタで分離された輝度信号を
    前記クロマ相関検出回路に供給して該クロマ信号の垂直
    相関信号を生成し、該クロマ垂直相関信号によって該ス
    イッチを制御することを特徴とするカラー映像信号処理
    回路。 4 請求項1において、 前記クロマ相関検出回路は輝度くし形フィルタを有し、 前記クロマ帰還型くし形フィルタから出力されるクロマ
    信号が該輝度くし形フィルタに供給されることを特徴と
    するカラー映像信号処理回路。 5、請求項4において、 記録すべきカラー映像信号を輝度信号とクロマ信号とに
    分離する輝度くし形フィルタ、クロマくし形フィルタと
    、該カラー映像信号からクロマ信号を分離するバンドパ
    スフィルタと、該クロマくし形フィルタで分離されたク
    ロマ信号と該バンドパスフィルタで分離されたクロマ信
    号とのいずれか一方を選択するスイッチとを有する分離
    回路を備え、 記録時、該クロマくし形フィルタで分離されたクロマ信
    号を前記クロマ相関検出回路に供給した該クロマ信号の
    垂直相関信号を生成し、該クロマ垂直相関信号によって
    該スイッチを制御することを特徴とするカラー映像信号
    処理回路。
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